◆−Journey to the truth.外伝:もしもの小さな物語−風碧 陽月 (2003/2/27 16:48:14) No.13402
 ┣外伝1:もしもこの盗賊さんとお姫さまの前世の記憶が戻ったら……−風碧 陽月 (2003/2/27 16:51:15) No.13403
 ┃┗甘・・・−リナ&キャナ (2003/2/27 17:41:23) No.13406
 ┃ ┗とことんジタガネ(つまりルクミリか)になるようにしましたから(をい)−風碧 陽月 (2003/2/27 20:24:09) No.13407
 ┣外伝2:もしもこの騎士様の前世の記憶が戻ったら……−風碧 陽月 (2003/2/27 16:53:24) No.13404
 ┗外伝3:もしもこのネズミの子の前世の記憶が戻ったら……−風碧 陽月 (2003/2/28 11:48:58) No.13410


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13402Journey to the truth.外伝:もしもの小さな物語風碧 陽月 E-mail URL2003/2/27 16:48:14


『もしもの小さな物語』
……どっかで聴いた事あるんだよなぁ、この名前……。どこだろう……。

とまあ、それはともかくとして。
『Journey to the truth.』の外伝書いてみます。
決して8話の後書きで話題に出たからではありませんけど……。
『もしも』なので、『もしも○○が○○だったら〜』みたいなタイトルが続くはずです。

配役は本編のままです。

では。

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13403外伝1:もしもこの盗賊さんとお姫さまの前世の記憶が戻ったら……風碧 陽月 E-mail URL2003/2/27 16:51:15
記事番号13402へのコメント

外伝1:もしもこの盗賊さんとお姫さまの前世の記憶が戻ったら……


※ED後です。ネタバレ注意です。








全てが丸く納まった世界――ガイア。
テラとの融合は徐々に進んでいるが、ガイアにはなんの影響もないまま静かに融合するだろう。
とクジャが言ったので世界は平和だった。
表向きは。
生前のブラネの行動のツケでアレクサンドリアは他国との交易が…………。
まあ、そんな難しい話は別にして。
そのアレクサンドリア城のバルコニーにて。
「なあ、ダガー……」
「何?」
「オレさあ……なんか知らないけど、前世の記憶が少し戻ったみたいでさ……」
「え……」
「でも前世なんて関係ないよな。オレたちこうして…」
「らぶらぶじゃないわよ」
「……」
「おやぁ、ジタン、フラれたのかい?」
「だあああっ!!!! おまえは突如現れるんじゃねえよっ!!!! 心臓に悪いだろっ!!!! 大人しく村に帰ってろ村に!!!!」
「『村』だけだとなんだか嫌だな……。黒魔道士の村だよ……」
「だいたいっ!!!! おまえ反省したのかしてないのかっ!? どっちなんだっ!」
「嫌だねぇ、ジタン。そんなの決まってるじゃないか」
「……」
「してないv」
ジタンはトランスした!
「! 嘘嘘嘘嘘冗談だって嘘だって反省したよっ!」
今更慌てて訂正してももう遅い。
「ブラン・バルに帰れ―――――――――――――っっっっっ!!!!!!!!!」
ジタンのトランス技『裏技』はすべて威力は武器の攻撃力に依存し威力が高い武器を装備していればその分技の威力もあがるということでジタンは当然アルテマウエポンを装備していたため威力は100×4ということになり基礎攻撃力は400で今回はジタンの怒りの力というものも加算されたため威力は膨大に膨れ上がりそしてそのグランドリサールは転移魔法で突如出現したとぼけたクジャにクリティカルヒットしクジャははるか遠くまで吹っ飛んだ!(すみません。もう何書いてるんだかわかりません)
「……どうしてブラン・バルに……」
ダガーが後ろで呟いたが、肩でぜぇぜぇ息をついていたジタンは当然聞いてなかった。
ただジタンとしては自分で破壊したところに行ってもう一回反省して来いと言いたかっただけなのだが。
「……ジタン」
「………………ダガー……」
ジタンのトランスはとうに解けている(早っ)。
「ごめんなさい。嘘よ。さっきの」
「え……」
「前世なんて関係ないわ」
「だよな♪」
この2人はこれで幸せなのだが。
「…………酷いじゃないか……。何もこんなところまで飛ばさなくても……」
哀れなのは、魔の森にまで飛ばされたクジャである(笑)。

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13406甘・・・リナ&キャナ 2003/2/27 17:41:23
記事番号13403へのコメント

こんにちはです〜〜
ってか・・・レスつけるの久しぶりですね(反省)
とりあえずこちらのレスだけでも、と思いまして。




>「なあ、ダガー……」
>「何?」
>「オレさあ……なんか知らないけど、前世の記憶が少し戻ったみたいでさ……」
>「え……」
>「でも前世なんて関係ないよな。オレたちこうして…」
>「らぶらぶじゃないわよ」
>「……」
(腹を抱えて笑っているらしい)
上手い!!
ノッてると見せかけて、一番効果的なところでクリティカルヒット♪



>「だいたいっ!!!! おまえ反省したのかしてないのかっ!? どっちなんだっ!」
>「嫌だねぇ、ジタン。そんなの決まってるじゃないか」
>「……」
>「してないv」
反省はサルでもできるんだぞ〜(そういう問題ではない)


>「……ジタン」
>「………………ダガー……」
>ジタンのトランスはとうに解けている(早っ)。
>「ごめんなさい。嘘よ。さっきの」
>「え……」
>「前世なんて関係ないわ」
>「だよな♪」
>この2人はこれで幸せなのだが。
甘々ですなぁ・・・
砂糖の山に埋もれそうです・・・



えっと・・・
あたしは何とかこの砂糖の嵐から抜け出せるように努力しますので、短いですがこの辺で失礼させていただきます。

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13407とことんジタガネ(つまりルクミリか)になるようにしましたから(をい)風碧 陽月 E-mail URL2003/2/27 20:24:09
記事番号13406へのコメント


>こんにちはです〜〜
こんばんはです。

>ってか・・・レスつけるの久しぶりですね(反省)
いえ。忙しい時期ですし(フォローにすらなってない)。

>とりあえずこちらのレスだけでも、と思いまして。
どうもありがとうございます。


>>「なあ、ダガー……」
>>「何?」
>>「オレさあ……なんか知らないけど、前世の記憶が少し戻ったみたいでさ……」
>>「え……」
>>「でも前世なんて関係ないよな。オレたちこうして…」
>>「らぶらぶじゃないわよ」
>>「……」
>(腹を抱えて笑っているらしい)
いや……そこまで笑えましたか。

>上手い!!
ありがとうございます。

>ノッてると見せかけて、一番効果的なところでクリティカルヒット♪
ルークとミリーナならこうなるなぁ、と思いまして。
ちゃんとジタン君沈黙させましたし。
このセリフはジタンにとってはアルテマよりクリティカルですな(何)。


>>「だいたいっ!!!! おまえ反省したのかしてないのかっ!? どっちなんだっ!」
>>「嫌だねぇ、ジタン。そんなの決まってるじゃないか」
>>「……」
>>「してないv」
>反省はサルでもできるんだぞ〜(そういう問題ではない)
ジタンは猫科だぞ〜(嘘です大嘘信じないで下さい)。
それはともかく、日光猿○団って一度観てみたいですねー(何故いきなり)。
トレーナーさんが『反省』って言ったらすかさず『反省ポーズ』。


>>「……ジタン」
>>「………………ダガー……」
>>ジタンのトランスはとうに解けている(早っ)。
>>「ごめんなさい。嘘よ。さっきの」
>>「え……」
>>「前世なんて関係ないわ」
>>「だよな♪」
>>この2人はこれで幸せなのだが。
>甘々ですなぁ・・・
そこまで甘々にしたつもりはなかったんですが、甘々に見えたようなので安心です。

>砂糖の山に埋もれそうです・・・
うっわ大丈夫ですか(汗)。
水入れたら溶けますよ。溶けたら脱出できますよ(待て)。


>えっと・・・
>あたしは何とかこの砂糖の嵐から抜け出せるように努力しますので、短いですがこの辺で失礼させていただきます。
頑張って抜け出てください。
それかこのまま浸り続けるというのもアリですが……(更に待て)。
レスありがとうございます。

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13404外伝2:もしもこの騎士様の前世の記憶が戻ったら……風碧 陽月 E-mail URL2003/2/27 16:53:24
記事番号13402へのコメント

外伝2:もしもこの騎士様の前世の記憶が戻ったら……


※ED後ですが、問題ないはずです。





ベアトリクスは悩んでいた。
アレクサンドリアの復旧のことでもアレクサンドリアが他国に及ぼした戦乱のことでもない。
女王陛下がどこかの盗賊と遊びに行ってしまったことですらない。
「はあ……」
溜息をつくと、広い城内にそれがまんべんなく響き渡ったように感じる。
「……どうして……」
小さく呟いた。
「どうして前世なんかの記憶が戻ってしまったのだろう……。
 思い出したくはなかったのに……」
ちなみに、本人は声には出してないつもりである。
「今の私の両親の名前って……」
言ってまた溜息をつく。
名前で悩んでたのだ。名前のことで。
「………………」
彼女はこの日、ガーネットが帰って来て、それを知らせに来たスタイナーに何度も呼ばれるまでずっと呟いていたという――

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13410外伝3:もしもこのネズミの子の前世の記憶が戻ったら……風碧 陽月 E-mail URL2003/2/28 11:48:58
記事番号13402へのコメント

外伝3:もしもこのネズミの子の前世の記憶が戻ったら……


※ ED後です。ネタバレに注意してください。


BGMは『ビビのテーマ』か『黒魔道士の村』で行きましょう(何故)








ブルメシア王国市街。
まだ復興途中のその街のあるところで、小さな男の子が必死で何かを呟いていた。
「おかしいなぁ……。これで炎が出るはずなんだけどなぁ」
パック王子である。
何か王子なのに物騒なこと言ってるような気がするが、それはおいといて。
「前世の記憶があるんだから魔法くらい使えてもいいのに……」
やっぱり一国(ブルメシア)の王子としては物騒なことを言ってる。
また呪文を唱えて――
「こうかな。炎の矢!」
思いっきりスレイヤーズ系魔法使おうとしている。
だが、出たのは、
「あっ!!! ファイアが出たぞっ!!!」
FF系魔法のファイアだった。
「やった! 俺やっぱり黒魔道士の素質ありっ!?」
喜びまくるパック君。
「早速ビビの子供たちに見せにいくぞ〜っ!」
そしてパックはまたブルメシアを脱走した。
後日、パックの連れ戻しを王がフライヤに命じたのはまあ、別の話である。








ここに書きますが。
外伝1にてクジャの扱いが悪かったような気がしまして…………ハイドラントさん、すみません(汗)。