◆−多世界融合記?−パッチー (2003/3/11 21:40:12) No.13528
 ┣Re:多世界融合記?−有太 (2003/3/12 19:16:17) No.13535
 ┗多世界融合記?第一話−パッチー (2003/3/12 21:28:20) No.13537
  ┗多世界融合記?第二話−パッチー (2003/3/16 13:01:51) No.13584
   ┗Re:多世界融合記?第二話−パッチー (2003/3/18 11:38:48) No.13625
    ┣ミ、ミスった・・・−パッチー (2003/3/18 11:42:52) No.13626
    ┣Re:多世界融合記?第二話−D・S・ハイドラント (2003/3/18 21:10:11) No.13646
    ┃┗Re+Re:多世界融合記?第二話−パッチー (2003/3/19 12:55:25) No.13671
    ┗多世界融合記?第四話−パッチー (2003/3/19 14:44:16) No.13673
     ┗多世界融合記?第五話−パッチー (2003/3/24 12:18:17) No.13718


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13528多世界融合記?パッチー 2003/3/11 21:40:12


それは突然起こった。
その日オレはCIAの連中を煙に巻いてやり、意気揚々と学校に登校しようとしていた。
きば「・・・なんだ?」
今、視界が一瞬ぶれたような気がしたのだが・・・
きば「・・へっ?」
次の瞬間、オレの意識は無くなった

その日、僕は大魔王ザルガードを倒し、父さん、創造神・ファルガードの仇を討った・・・筈だった。
確かに僕はザルガードを倒した。だが、僕の体は無くなってしまった
理由は分からない。だが、このままでは僕の心まで消滅してしまう・・・
その時、僕の心が何かに引っ張られだした
キバ「・・・僕の体・・・?」
僕はその力に身を委ねた

ガウリィ「・・・何が起こっているんだ・・・?」
ガウリィの問いに答えられる者は誰も居なかった
ことの起こりはこうだ。私達が住んでいる世界の各地で、巫女が神の声を聞いたのだ。
『世界に混沌が訪れん』
これに慌てた各国は協力して何が起こるのかを調べようとしたが、何も分からなかった。
・・・私とガウリィはアメリアからの依頼を受け、異変が起こるという大陸に赴いたのだが・・・・
リナ「・・・見たことも無い都市ね・・・」
目の前には、どう考えてもこの世界には無い構造の住居が並んでいた



あとがきっす!!!
パッチー:どもどもども〜初めまして、パッチーです!!
     好きな言葉は因果応報です!!よろしくー!!
きば:ども!!主役のきばです!!キバじゃのうてきばじゃ!!!よろしく!!
キバ:どうも。僕はキバといいます。どうぞよろしくお願いします。
パ:今回初投稿なんですが、やっぱり無謀な事したかな?
き:いきなり長編だもんあぁ〜
キ:頑張って書いてくださいね!!
き:そういえば、この作品のコンセプトは?
パ:一口に言うと、クロスオーバーだね。スパロボみたいに沢山の作品をスレ小説に入れてみたくてさぁ〜
き:暗にキャラの人数で話の下手さを誤魔化そうとしてるんじゃないのか?
パ:その通り。
キ:・・・言い切ったね・・・
パ:何はともあれ、初投稿も無事に出来まして、
き:皆様。
キ:これからも
全:「「「よろしくおねがいしまーす!!!」」」

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13535Re:多世界融合記?有太 E-mail 2003/3/12 19:16:17
記事番号13528へのコメント


はじめまして!有太と申すものです!
誰)迷惑千番!な↑の奴の相方、『誰』です!(最近、迷惑千番!ッてよく使ってるようなきがしますが・・)
>それは突然起こった。
>その日オレはCIAの連中を煙に巻いてやり、意気揚々と学校に登校しようとしていた。
おー、かっこいい始まり方!!
誰)CIA・・・・何をしている人なんでしょうか?
>その日、僕は大魔王ザルガードを倒し、父さん、創造神・ファルガードの仇を討った・・・筈だった。
はずだったって・・・
誰)お父さんの敵を討つのは立派なことです!えらい!
>確かに僕はザルガードを倒した。だが、僕の体は無くなってしまった
>理由は分からない。だが、このままでは僕の心まで消滅してしまう・・・
いきなりピンチ!!?
>これに慌てた各国は協力して何が起こるのかを調べようとしたが、何も分からなかった。
>・・・私とガウリィはアメリアからの依頼を受け、異変が起こるという大陸に赴いたのだが・・・・
>リナ「・・・見たことも無い都市ね・・・」
>目の前には、どう考えてもこの世界には無い構造の住居が並んでいた
おー!リナ達もご登場!
誰)いったいどんな世界なんでしょう?(言葉をよく読み、理解しましょう)
>パ:一口に言うと、クロスオーバーだね。スパロボみたいに沢山の作品をスレ小説に入れてみたくてさぁ〜
・・・・物凄い計画(?)ですね・・・
誰)スパロボとスレイヤーズを掛け合わせるあなたは天才です!!

と、いうわけで迷惑千番なうえに五月蠅くてタメ口でごめんなさい・・・
誰)続き、物凄く楽しみにしてます!
ダブル)では!!




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13537多世界融合記?第一話パッチー 2003/3/12 21:28:20
記事番号13528へのコメント

そこは不思議な空間だった。何かがあるようで、無い。混沌とした空間。
自分の体が無いことに気付いたが、そんなことはどうでも良かった。
ただ、この空間に心を奪われていた。
”・・・何だ?・・この感覚・・・懐かしい・・・
オレの隣には誰かいたようだ。見えるようで見えない。
そいつはそう呟くとまた黙り込んだ。
”・・・そうだな・・・・
オレはそう返事を返した。

”・・・何だ?・・この感覚・・・懐かしい・・・
思わず僕はそう呟いていた。
この不思議な空間に以前いたような気がしたのだ。
美しいようで怖く、懐かしいようで全然知らない空間。
自分自身のようで、全く他人を見ている・・・そんな気持ちだ。
”・・・そうだな・・・・
僕の隣にいたらしい人が返事をしてきた。

何かが来た・・そうとしか分からなかった。
『・・・お前達が・・・そうか・・・あやつらの息子達か・・・』
それはオレともう一人を見ながらそう言った。
『・・・光の意思を継いだ者と闇の思いを受け継ぐ者が共に生きることになるとはな・・・いや、むしろあやつらの希望通りなのかもな・・・』
・・・何のことだ?オレは疑問を覚えたが、何故かそれを問うことが出来なかった。
『・・・この本を御主らにやろう。知りたいことは大体入っておる。それでも分からぬものは自分達で調べよ』
そいつは去っていこうとした。
”待ってください!!貴方は父さんを知ってるんですか!!?
もう一人がそう叫ぶ。そいつはその問いにこう呟いた。
『・・・それを知るのも御主の宿命よ・・・』
オレの意識に霞がかかっていく・・・
最後に見たものは、金に輝く長い髪だった・・・

ガウリィ「・・・リナ!!」
ガウリィが何かを感じたようだ。私も、さっきから何かが起きるような気がしていた。
ガウリィ「・・・・来た!!」
私は身構えて戦闘態勢に入った。
リナ「・・・子供・・・?」
私達の前に出現したのは、14〜5の少年だった。

パ:・・・・やっと書けた〜!!!初レスもしてくれたし、頑張って書きますんでよろしくお願いします!!!

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13584多世界融合記?第二話パッチー 2003/3/16 13:01:51
記事番号13537へのコメント

「リナ、目を覚ましたか?」
ガウリイが私に問いかけてくる。
無論私のことじゃない。私の目の前に寝ている少年のことだ。
大体十四、五歳位の、短い黒髪をした少年で、顔立ちは中々整っている。
数日前、都市の出現とともにこの子がでてきた時にはかなり驚いた。
何しろ、いきなり目の前に出てきたのだから。
まあ、いきなり倒れたのも驚いたが・・・
あの後、都市を調べてみたが、誰かが生活していたらしい所はあるのだが、
誰も居なかったのだ。
・・・まるで、消えてしまったように
今、情報源となり得るのはこの少年だけなのだが・・こっちはこっちで、全く目を覚まさない。
・・・ふう・・リナは一つため息をつくと、ガウリイに食事にしようと言おうとした。・・・が、それは出来なかった。
「・・・お早うございます」
少年が目を覚ました。

”・・・お前の名前は?
オレはもう一人にそう聞いた
”僕はキバ。君は?
もう一人はそう答えた。
”オレもきばだ。刀魔きば
オレは返事を返した
”そうか・・ヨロシク、きば
そいつは微笑んだ・・・最も見えなかったが・・・オレはそう感じた
”ああ、ヨロシクな。『同居人』

僕はゆっくり目を開けた。
頭の中にもう一人居るのが分かる。でも、悪い気分じゃない。
まるで、兄弟が居るような気分だ。
僕の視界に、二人の男女がいる。
僕はゆっくりと声を出す。
「・・・お早うございます」と・・・

いきなりお早うといわれて、私は少なからず面食らった。
度胸がいいのか、自分の状況を把握してないのか分からない。
「ああ、お早う。えーと?」
律儀に返すなぁぁぁぁ!!ガウリイ!!
「僕はキバです。・・・貴方は?」
丁寧な口調で話しかけている少年
「オレはガウリイ=ガブリエフ。ガウリイと呼んでくれ」
それに返すガウリイ。
・・・このクラゲ頭・・・
「えーと・・そちらの方は・・・」
「ああ、こいつはリナだ。リナ、挨拶くらいしとけ」
やかましい!!いきなり話をふるな!!・・・しょうがないわね。
「私はリナ、リナ=インバースよ。よろしく」
私は少年に挨拶を返した。
「はい、よろしくお願いします。あ、そうだ。お前も挨拶しなよ」
・・・お前?私達のほかには人は居ないが・・・
・・・と、少年の持つ雰囲気が変わった。
さっきの太陽のように穏やかな雰囲気から、激しい風のような雰囲気に・・
「・・・オレは刀魔きば、よろしく頼むよ。ガウリイさん、それとリナさん・・だったな」

その後、オレ(とキバ)はリナ達にこの世界についての説明をしてもらった。
リナは幾つかのことをかいつまんで説明してくれた。
この世界のこと、今の状況など、だ。
オレ達が居る都市も、つい先日出現したそうだ。
オレも同じように現れたらしいから驚いた。
・・・そんな風に出てきたのかオレは・・・
あの『金髪』から貰ったらしい本は、オレが望めばでてくるらしいことが分かった。
いきなり本が話しかけてきた時はビックリしたが・・
『アーク』という大層な名前で偉そうに話してきたので、シメてやった。
『アーク』の話によると、今起こっているのは時空融合だという。
・・・あの『金髪』はオレとキバには宿命があると言った。
とりあえず、それを見つけるのがオレの最初の目標になりそうだ。
という訳で、今日の日記は終わり

あとがき
パ:ああ・・・詰まらない駄文を長々書いてしまった・・
混:もっと落ち込めぇ〜
パ:・・混蛇か・・・まだ生きてたのか・・・
混:やかましい!!
パ:(完全無視)さて、今回は出会いを書いてみましたが、どうだったでしょうか?
混:皆詰まらんと言う方に弁当一個
パ:・・・・・と、とにかく!次は他作品の伽羅も出したいと思います!!
混:ズバリ、富士見のキャラだろ?
パ:いや、違う。まあ、それは次回においといて・・
混:それでは皆様
混・パ:次もよろしくお願いします!!

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13625Re:多世界融合記?第二話パッチー 2003/3/18 11:38:48
記事番号13584へのコメント

無人の街のある家に、三人の男女が集まっていた。
リナ、ガウリイ、それにオレ、刀魔きばだ。
アークの話を聞くために、ここに集まったのだ。
「さて、今の世界のことじゃが・・時空融合、という物を知っておるものは居るか?」
アークの問いにオレ達は首を横に振る。
「世界は幾つにも別れておる。これは、お嬢ちゃんたちなら知っておろう?世界とは、混沌の王の数だけ、創造神の数だけ世界は増えていくものなんじゃ。じゃがな、今それが崩れておるんじゃ」
アークの言葉で意味が分からない単語もあったが、大まかな所は分かった。
「今、他の世界がこの赤き世界に移ってきておる。この大陸だけじゃないぞ。間違いなく、これからもこの世界に他の世界が融合していく」
その話は、ただのお話なら面白い内容だ。だが、今のオレ達には笑って聞ける内容じゃない。
「・・じゃあ、その移動してくる世界の中には、好戦的な者達もいるの?」
リナが疑問を尋ねる。
「・・・おろうな。間違いなく。」

「この大陸を調べるわ。まだほとんどの世界は来てないみたいだけど・・」
私は二人に考えを言った。
ガウリイは・・あんまり期待できないけど、きばの方はこの数日でかなり頭の回転が速いのが分かった。
意見を求めるには良い人物だ。
「そだな。いつまでもここにいても始まらないし・・オレも調べたいことがあるからな」
「俺も異議は無い。リナが考えてくれ」
・・きばはまだ意見があるが・・この男は・・
「何じゃ、この大陸を調べるのか?なら良い物を見せてやろう」
アークはそう言うと、自分のページをめくりだす
「・・これは・地図か?」
きばが驚いたように声を出す。
「んな物あるなら、さっさと出しなさいよ!!!」
「すまんすまん、忘れとったんじゃ」
・・・本当にコイツ役に立つのか・・?
「この地図はな、一度その場所に行かないと名前がでないんじゃよ。ほれ、この町の名前しか入っとらんじゃろう?」
・・確かに、一箇所にしか名前が入ってないが・・
「どの世界がどの土地に出るかは予測できんからな。そういう風になっておるんじゃ」
なるほど・・それなら納得できるが・・
「この町って、こんな名前なんだな・・」
ガウリイの声を聞いて、私はもう一度地図を見た
「・・クレザ・・?」
それがこの町の名前だった。

クレザを離れて半日。
すでに夕暮れ時だ。
近くの川でリナさんが釣ってきた魚を食べながら、僕は聖霊の声に耳を傾けていた。
同居人はそれが面白いらしく、一人の聖霊を捕まえて(頭の中で)話し込んでいる。
リナさんに、この世界の魔術についての話をしてもらっていたら、ふと、聖霊の気配が変わるのが分かった。
ガウリイさんは気付いているようだが、リナさんと同居人は気付いていないようだ。
「・・・ガウリイさん」
「ああ、分かってる。」
そこで、同居人とリナさんも気付いたようだ。
僕は立ち上がると、聖霊に道案内をさせて異変の原因に向かった。
・・・そこは大きな木が立ち並ぶ、小さな広場だった。
その中央に、血を流した金髪の人影が倒れていた。
「・・・子供?」
追いついてきたリナさんがそう呟く。
そう、倒れているのは十一、十二くらいの少年だったのだ。
「・・うぅ・・・」
まだ生きてる!?
僕は急いで癒しの聖霊を呼び出し、治療をさせる。
青かった顔に、徐々に血の気が戻ってくる。
僕は少年を抱えてキャンプ地に戻る。
少年は、僕がキャンプ地に着くと目を覚ました。
「起きた?」
リナさんが優しく問いかける
「・・・ここは・・・?」
まだ完全には眠気が抜けていない少年は、薄目を開けながら尋ねる。
「ここは安全な所だよ。・・君の名前は?」
僕は安心させるようにそう言う。
「・・・うずまきナルト・・・」
少年はそう答えると、再び眠りについた・・・


あとがき!!
パ:ふぅ・・・書けたぜぃ!!
混:はあ・・おそいなぁ・・お前
パ:やかましい!色々あったんだよ!!
混:ま、良いか。しかし・・うずまきナルト・・WJ系で来たか・・
パ:まあな。ハイドランドさんに、「出来るだけ有名な奴がいいよ」って言われたんでな
混:・・まあいいか。さて、皆様、今回も駄文をお読みいただきありがとうございました
パ:これからも頑張って書きますので、
パ・混:よろしくお願いします!!

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13626ミ、ミスった・・・パッチー 2003/3/18 11:42:52
記事番号13625へのコメント

え〜・・今回タイトルを間違えてしまったことをお詫びします。
本当は第三話でした。
混:まったく・・もっと注意していろといつも言ってるだろうが!!
すんません、すんません、すんません(繰り返し)
混:ほら皆様にもっと謝れ
すんませんでした!!もう二度と致しません!!

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13646Re:多世界融合記?第二話D・S・ハイドラント 2003/3/18 21:10:11
記事番号13625へのコメント

こんばんはラントです。
チャットでお世話になっております。

>「世界は幾つにも別れておる。これは、お嬢ちゃんたちなら知っておろう?世界とは、混沌の王の数だけ、創造神の数だけ世界は増えていくものなんじゃ。じゃがな、今それが崩れておるんじゃ」
ううむなぜなのかは結構後になるのでしょうかねえ

>「・・・うずまきナルト・・・」
おおっジャンプから来るとは・・・。

>パ:まあな。ハイドランドさんに、「出来るだけ有名な奴がいいよ」って言われたんでな
あっそれとキャラについては始めに軽く説明入れた方が良いと思いますけど・・・。

それではなかなか難しそうですけどがんばってください。
短いですがこれで・・・

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13671Re+Re:多世界融合記?第二話パッチー 2003/3/19 12:55:25
記事番号13646へのコメント


>こんばんはラントです。
>チャットでお世話になっております。
いえいえ、こちらこそいつもお世話に・・
>>「世界は幾つにも別れておる。これは、お嬢ちゃんたちなら知っておろう?世界とは、混沌の王の数だけ、創造神の数だけ世界は増えていくものなんじゃ。じゃがな、今それが崩れておるんじゃ」
>ううむなぜなのかは結構後になるのでしょうかねえ
はい。多分結構後ですね・・
混:・・確定してないのか?
・・うむ・・
混:うむ・・じゃない!!もっとちゃんとしろ!!
>>「・・・うずまきナルト・・・」
>おおっジャンプから来るとは・・・。
そうなんですよ、ジャンプ好きでして・・(特にナルトとか)
混:・・そういやぁ・・毎週買ってるよな・・
>>パ:まあな。ハイドランドさんに、「出来るだけ有名な奴がいいよ」って言われたんでな
>あっそれとキャラについては始めに軽く説明入れた方が良いと思いますけど・・・。
ども。この忠告を生かして、明日こそ面白い小説を・・
混:今日書け!!
>それではなかなか難しそうですけどがんばってください。
>短いですがこれで・・・
ども!ありがとうございました!!
混:こんな奴でもよろしくしてください

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13673多世界融合記?第四話パッチー 2003/3/19 14:44:16
記事番号13625へのコメント

「ふう・・見えてきたな」
地図に書かれていた一番近い町に行くことにしたオレ達。
距離はあと数キロという所だ
「きば兄ちゃん!!そろそろ昼だってば!!」
元気の良い声がする。
うずまきナルト。キバが先日助けた少年だ
「よっしゃぁ!!今日も釣って釣って釣りまくりよ!!」
リナが勢い良く川に向かう
・・しかし・・食べることに関してはナルト以上に元気だなァ・・あの人は

目的地を前にしての休息は良いものだ。特に・・
「おいしい物があればね!!」
私は良い具合に焼けてきたお魚さん♪をつつきながら、ナルトがとった果物をかじった
この少年は、血だらけになって倒れていたのをキバが助けてから、ずっと私たちについて来る。
本人によれば、自分は忍者で、里から離れていた時に自分を怨む者(ナルトに九尾の狐がついていることを知っている里のもの)に襲われ、意識を失って倒れたらここにいた、という。
どうやら気を失っていた時に時空融合に巻き込まれたらしい。
何事にも良く笑う子で、辛いことがあっても前向きに生きている子だ。
体の中に妖怪がいるそうだが、ガウリイも反応しないし、別に害は無いらしい
・・そうだ!・・私はあることを思いつき、ナルトにそれを話してみる
「忍術が見たい?別にいいけど・・」
渋るナルトに、私は畳み掛ける
「いいじゃない、お腹と違って減るもんじゃないし・・異世界の術ってものが見てみたいのよ」
私がそう言うと、ナルトは
「分かったってばよ・・」
といい、印を結びだす
「影分身の術!!」
周り中にナルトが出現する。
「すごいな・・これが忍術か・・(オレの世界にもこんなのあったのか・・?昔)」
「へ〜・・これ、全部実体だな」
素直に関心するきばと、あっさり看破するガウリイ
「すげぇ!一発で分かるのか?」
いや、こいつは動物並みの感覚を持ってるだけで・・
多分、気配で分かったんだろう。
まあ、すごく凄い事なんだが・・・
そうこう言ってる間に食事も終わり、私達は目的地に向かって歩み始めた

そこは結構でかい町だった。
町には活気があり、どうやらまだ異世界と融合したことを知らないようだ。
「町の名前は・・インディゴスか・・」
とりあえず情報集めだな・・
オレ達は泊まれる場所を探して、町を少し歩いてみた
「・・無いわね・・」
リナがぼやく。
どこにも宿屋らしき所が見つからず、多少困ってしまった。
その時
「おう、兄ちゃん達。良い姉ちゃん連れとるじゃねえか」
「ちぃっと胸に不満があるがなぁ・・金目のモンも置いてってもらおうか」
オレたちを如何にも!!な連中が絡んできた
「・・・・・」
・・リナが切れてる・・・こええ・・
オレは心の底からこいつらに同情した


「ず、ずびばぜんでじだ・・」
「・・・もうじまぜん・・・」
十分ほどしたら、ボコボコになったボケどもが転がっていた
「く、ハハハハハ」
突然聞えた笑いに、オレ達は振り向く
その先には、オレと同い年くらいの少年が塀の上に座っていた
「ハハハ・・クク、すまん。めちゃくちゃ面白かったんでな・・助けに入ろうか迷ってたんだが・・いらない心配だったな」
そういって少年は塀から降りる
バンダナを額に巻き、黒髪をした少年
「・・ルーク?」
一瞬、共に戦った戦友を思い出す。
・・良く見れば違うが、まとう雰囲気はかなり似ている。
「ルーク?人違いだろう。オレはエルクだ。」


エルクに安全に眠れる場所は無いか?と尋ねたら、彼が今居候している家に案内された。
そこの家主はとても優しそうな人で、シュウというそうだ
エルクとシュウはハンターという仕事をしているらしく、中々面白そうな仕事だったのでオレも今度手伝わせてもらいたい。
シュウの家にはエルクの他にもう一人、ミリルと言う少女もいた。
エルクはミリルに熱を上げている(本人は否定しているが)ようだ。
からかってやろう。
他にはこれといって話は無い。ナルトが魔術と格闘術を教えて欲しい!!と言っていたので、”同居人≠ェ教えてやったら死に掛けたくらいだ(強すぎるぞ・・キバ)
以上!今日の日記は終わり!!


あとがき!
パ:終わった!!
混:・・・WJの次にこれを出すか?
パ:・・何が?
混:エルクっていやぁ・・アークザラッドだろ?
パ:YES!!その通り!!
混:・・・・・しかもU・・Tはどうした!!
パ:Tやったこと無いんだよ!!売ってなかったんだ!!
混:・・・さ、さて、皆様。今回も詰まらないものを見ていただき、
パ:誠にありがとうございました
混:この次も・・
パ・混:よろしくお願いします!!

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13718多世界融合記?第五話パッチー 2003/3/24 12:18:17
記事番号13673へのコメント

しまったあああああ!!
混:・・何をした?
人物名ミスった・・・
混:・・ミリルだろう?
・・・・イエス
混:本当はリーザなのに・・とりあえず謝っとけ
・・皆様誠すみませんでした
混:それで、リウイは読み終わったのか?
・・・まだ・・最後の巻が無い・・
混:早くしろよ・・
分かってる・・・

本編

リナ・インバースのレポート
私は、この大陸に新たに出現したインディゴスと言う町に来ている
彼らの世界は、科学と魔法、両方が発展しているらしい
職業も変わった物が多く、私が最初に会った少年、エルクと、少年が住んでいる家の主人、シュウさんは、ハンターと言う職業についているらしい
ハンターは、遺跡や、危険がありそうな場所の調査、モンスターの駆除、賞金首の逮捕、他にも色々な依頼をこなす職業らしい
我々の世界で言う何でも屋みたいなものだろうが、二人の戦闘能力は素晴らしいものだった。

「さて・・そろそろやるか」
ガウリイはシュウさんにそう言う
「ああ」
シュウさんは頷くと戦闘体制に入る
その雰囲気が変わっていく・・穏やかな雰囲気から、研ぎ澄まされた剣の雰囲気に・・
ガウリイから緊張感がでている。
・・そんなに強いのか?シュウさんは・・
「っシ!!」
シュウさんが仕掛ける!
・・・素手?!!
ガウリイに素手で挑むなんて・・
私がそう思った瞬間
ドン!!
攻撃をよけたガウリイの後ろの壁が、シュウさんの一撃で粉々に砕ける
・・・嘘・・・
まともに喰らえば一撃で死ぬ・・
シュウさんが素手なのは、これが一番相手を倒しやすいから・・らしい
油断すれば、死ぬ・・
ガウリイの緊張感が一気に跳ね上がる
そして、二人は間合いを詰め始めた
私ときば、それにナルトとエルク、リーザは少し離れた所からそれを見ている
「すげぇ・・・」
ナルトは食い入るようにそれを眺める
・・まあ・・こんな戦い、滅多に見られるもんじゃないしね・・
私は買ってきたスルメ(みたいな物を)焼いて食べている
・・いや、だって、焼いてる最中に勝負が始まったんだもの!!
これを捨てるのはスルメさんに対する冒涜!!
エルクに火加減を調整させながら、私は二人の戦いを眺めていた
このエルク、何と、呪文を使わずに炎を出せるらしい
記憶が無いらしく、どんな方法でしているのかが分からないが、かなり興味深い能力だ。
・・特に、いちいち呪文を唱えないでいいのがうれしい
(無理やり)スルメを焼いてくれと頼んだら、快く承知してくれた
「ここはこうして・・こっちも・・」
唯一二人の戦いを見ていないきば。
何やら妙なものを作っている
「・・あんた、何作ってるの?」
何かぶつぶつ言いながら妙なものを作っているきばに、私は聞いてみた
「これ?これは銃さ。店で売ってたんでな。それを改造しているんだよ」
・・銃?聞きなれない単語に、私の好奇心が刺激される
「それ、どういう風に使うものなの?」
「平たく言えば武器だな。ここに弾を込めて・・」
そう言ってきばは小さな棒に弾を入れて、本体に差し込む
「この引き金を引けばいいんだ。・・ここからさっきの弾が高速で飛び出して、相手に当たるんだけど・・人間なら普通は死ぬよ」
・・滅茶苦茶危なそうな物だ・・
「・・・あんた・・前の世界じゃ何やってたの?」
「う〜ん・・科学者兼世界一のハッカー兼裏の住人」
・・・意味が分からん・・・マジで・・

アークと言う本に寄れば、この大陸にはまだ大多数の国が存在し、しかも、まだ出現していない国の法が多いという。
この町にもこれだけ未知の力があったのだから、他の場所にも知られていない力があるはず・・私は出来るだけ早く調査を進めたいと思う
リナ・インバース

中間報告終わり