◆−馬に蹴られて死んじまえ!−無限 劉人 (2003/4/6 17:40:35) No.13924 ┗馬に蹴られて死んじまえ!本編−無限 劉人 (2003/4/7 12:57:14) No.13936
13924 | 馬に蹴られて死んじまえ! | 無限 劉人 | 2003/4/6 17:40:35 |
神坂一先生の新シリーズ『クロスカディア』です; ああっ!マイナーカップリング!! ========================= 主人公 シンドレット・カイラム 目つきのキツイ男子。 お相手 レゼルド・ギノス・レジザノール男性 (名前はあってるかどうか定かではなひ) ドラグノ 竜と人のあいのこと思ってください。 他の人々 メイ 女の子 自称悪人 記憶無し。それ以外は不明 ラフラ・リフラ 女性 リワーダー 半獣化することによって凄い身体能力が得られる。 名前を省略されることを極度に嫌い、メイを自分の運命と豪語する。 そんな感じな人(?)達でおおくりしますv |
13936 | 馬に蹴られて死んじまえ!本編 | 無限 劉人 | 2003/4/7 12:57:14 |
記事番号13924へのコメント あああああああああああああああああああああああっ! 勢いに乗りまくってこんなん!死ぬぅぅぅぅぅっ!! =============================== 「おい。レゼルド、朝飯だ。起きねぇと刺す」 白いエプロンを付けたやや目つきの悪い少年(人間)は、シンドレットといった。 「シン・・・あ・・・あと五分ッ・・・」 揺さぶられながら、鋭い爪を持った手をひらひらさせる。 竜のような爪と、金色の翼をつけた若きドラグノの青年は、名をレゼルドといった。 「・・・『ヴァータの極、テラーの極を螺旋に・・・』」 エプロンのポケットに無造作に突っ込んであった、銀色の金属筒を取り出し、それを発動させるキーワードを唱え始める。そして、筒の半分のところにあるキャスト・リングと呼ばれる呪文が彫られた環を、くるりと一なでする。 ヴンっ・・・、と小さく羽虫の飛ぶような振動音が聞こえ、筒から光りが溢れ出す。 この光りは刃を形成するが、刺さってもショックがあるだけで、外傷はできない。 だが、ショックはそれなりに大きい。 「わっ!解りました!」 レゼルドは飛び起きる。 「朝飯出来た。食うだろ?」 「はい・・・v」 ああ。シンドレットに起してもらうなんて新婚さんみたいvと、レゼルドは幸せの溜息をついた。 「・・・上手く出来たかは保障せきないぜ? 人間の食いモンと、ドラグノの食うモンの材料は違うんでな。」 テーブルにつくなり、シンは心配そうに言った。 確かに。シンの料理の腕は素晴らしい。 だがそれは、人間の場合である。 「シンドレットが作った、というだけで良いんですv 味は二の次ですよ。」 レゼルドは満面の、女性であれば一発で落ちそうなスマイルでシンに言う。 「やっぱ。味は大事だろう・・・」 ばきいっ!と大きな音を立てて、シンはデカイえびのような生き物の殻をむく。 しかも無表情。・・・何気に怖い。 「・・・・・・愛。ですからv」 でれーっ、とした顔で、シンにスマイルがかわされた事も気にせず、自分も、ネズミっぽい生き物、マジデーの姿焼きを切り分ける。 ぱく。 「ん・・・美味い。」 シンはうなずく。 「ドラグノの舌にも合いますよv」 レゼルドもうなずく。 どごがぁぁぁぁぁっ! 『!』 不意に、玄関から土煙があがる。 「また、ラフラ・リフラとメイさんですか?」 「ああ」 シンは頭を抱えた。 「おー・・・部下その二。朝飯」 自称悪人のメイと、 「シンドレット。朝ごはん。」 リワーダーの女性ラフラ・リフラ。 何時も、朝飯時になると二人して、シンの家までやってくるのである。 鍵がかかっているので、玄関を破壊して。 『ちぃっ!シンとのラヴラヴタイムを邪魔しやがって!』 そんなことにはおくびにも出さず、レゼルドは笑みを浮かべて二人を迎える。 「あー!マジデーの姿焼きだーvvv」 「骨!」 座りもしないうちに、料理に手を伸ばすメイとラフラ・リフラ。 「手、洗えよ。特にラフラ・リフラ。玄関壊しただろ?」 シンは諦めたと言う風に肩をすくませて、レゼルドに視線を送る。 『悪いな』 『いいえvvv』 「おう。」 ラフラ・リフラは、手洗い場にかけて行く。 「いただいてみたり〜v」 と言う、メイのわけの解らない挨拶と共に、朝ごはんは再開された。 ============================== なんの意味があったのでせう; |