◆−聖セイルーン学園物語♪プロローグ?−パッチー (2003/4/17 20:05:45) No.14008
 ┗聖セイルーン学園物語♪1−パッチー (2003/4/17 21:21:40) No.14009
  ┗聖セイルーン学園物語♪2−パッチー (2003/4/18 20:35:48) No.14016
   ┗聖セイルーン学園物語♪3−パッチー (2003/4/19 22:07:34) No.14031
    ┣Re:聖セイルーン学園物語♪3−颪月夜ハイドラント (2003/4/22 21:45:31) No.14065
    ┃┗どうもです♪−パッチー (2003/5/2 21:53:58) No.14144
    ┗聖セイルーン学園物語♪4−パッチー (2003/5/9 18:36:19) No.14192


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14008聖セイルーン学園物語♪プロローグ?パッチー 2003/4/17 20:05:45


とある世界、とある時代にある変革がおきた。
・・時空融合・・

異なる幾つもの世界が一つの世界となった。
世界中で巻き起こる混乱。

治安は乱れ、犯罪は増加し、闇に潜む者どもが我が世を謳歌する時代・・

情報網の強化が功を奏し、何とか事態を収集した世界各国。
しかし、まだまだ治安は治らない。

各国の王、首相等が世界会議を開くも会議場を沈黙が支配していた。

・・その時。
『我々に今の状態が打破できないのなら、次代に期待しよう。才能ある人材を育成することが急務だ!』
加持隆介。日本国首相。
彼の一言で事態は動き始める。

セイルーン王子、フィリオネルの助力の下に、計画は着々と進み、
世界各国から将来有望な者、特別な才能を持つ者が集められ、
一つの学園が作り上げられる。

場所はセイルーン王国の郊外にある、巨大な屋敷。
聖セイルーン学園が誕生した瞬間である。


パ:どもぉ〜パッチーです・・(おどおどきょろきょろ)
混:前の奴のネタに詰まってこれを書いたので、周りの反応が恐ろしい今日この頃の作者、パッチーを補佐(邪魔?)している混蛇です。
パ:う、うるさいわい!!予測以上にシリアスになったから、難しいんだよ!!(他世界融合記)
混:全てはお前の力量だろうが。(断言)
パ:うっ・・と、とにかく、皆さん、すごく詰まらないかもしれませんがどうぞ見てください・・(泣)
混:・・そ、それでは皆さん。
パ・混:また見てください!!(片方は小声)

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14009聖セイルーン学園物語♪1パッチー 2003/4/17 21:21:40
記事番号14008へのコメント

それは突然起こった。
旅の途中、やって来た旧友。
再会を祝おうとした時、その顔が余りに真面目だった為、
私の背中を嫌な予感が走った。
そして・・・
その予感は的中した・・・




聖セイルーン学園物語♪1?





「私が教師ぃ?!!」
ついつい声を大きくして、私、リナ・インバースは聞き返した。
「はい。リナさんとガウリイさんに聖セイルーン学園の教師になってほしいんです。
これは頼みではなく、国家からの要請であって、拒否権はありません」
そう言って彼女、アメリアはすまなそうに俯く。
ガウリイは傍観を決め込んでいるようだ。
少しは考えろ!ガウリイ!!


彼女が言うには、今度出来る学園には、今後の世界に必要となる人材が多く存在する。
そのような重要な学園の教師に、生半可な魔道士を勤めさせるわけにはいかない、という事らしい。
「何言ってんのよ!この前の時空融合で、優秀な魔道士がいっぱいこの世界には居るじゃない!!」
時空融合は悪い事があった反面、良い事も中々多かった。
その中の一つは異世界の魔術士、魔道士などが居たことだ。
異世界の魔術と言うモノが、手軽に手に入るのである。
魔道士が狂喜したのは言うまでも無い
・・とある魔道士など、異世界の魔術師にいきなり結婚を申し込んだくらいだ。もちろん振られたが。



「もちろん、異世界の魔術師たちにも協力をお願いしています。
牙の塔と言う所から、優秀な魔術師が数名来てくれるそうです。
他のところからも幾人か・・」
「だったら良いじゃない。私なんか居なくても」
彼女の話に、私はそう答える。
それだけの人数が居るなら、別にいいと思うのだが・・
「駄目なんです!彼らは確かに優秀かも知れません。
でも、この世界の魔族との戦いを経験した、優秀な魔道士、しかも、高位魔族に対抗できる程の魔道士は、『デモン・スレイヤー』リナ・インバースしか居ないんです!!」
余りにも真剣な彼女の声に、私は反論できなかった。
「それに・・承諾しないと、『スィーフィード・ナイト』殿に言いつけます!!」
「はい!喜んでやらせてもらいます!!!」
私は二つ返事で承諾した。



おにょれぇ・・アメリア・・覚えてなさい・・
私は遠ざかっていく馬車を見ながらそう呟く。
馬車が見えなくなると、私とガウリイは道を歩きだす。
ここはセイルーン郊外の田舎道だ
回りには大して建物も無く、ぽつん、ぽつんと農家が立ち並ぶ。
ディス イズ ア ど田舎としか言いようが無い風景だ。
そして、目の前には巨大な屋敷・・・
「でかいな。リナ」
うみゅ・・でかい。
それしか言えない位のでかさのそれが、私がこれから働く職場・・
聖セイルーン学園である。
・・はあ・・・・
この日四回目のため息を吐き、私は門をくぐる。

アメリアの話によると、今現在、この屋敷・・学園には、教師となる者達しか居ないらしい。
良い教育には良い環境と教師同士のチームワークが大事らしく、今の内に教師同士の親睦を深めよう、という理由らしい。
因みに、この学校の教師はかなり居る。数え切れないくらいだ
私は、中等部の黒魔術教諭兼大学部学生・・らしい。
どうやら、私も『期待される次代』の一人のようだ。
・・・傍迷惑・・

それは巨大な扉だった。
当初は、それ程距離があるようには見えなかった。
・・しかし、それは私の思い違いのようだ・・
距離が短いのではなく、門がやたらとデカイのだ。
・・そりゃもう・・以前見た、フラグーンに近いでかさがある。
・・んなとこに金かけるなよ・・
っと心の中で突っ込みを入れて、私はその場に立ち尽くす。
・・どうやって入れば良いんだろう・・・?

「脇の所に出入り用の扉があったろう?気付かなかったのか?」
立ち往生していた私を案内してくれている、この学校の教師、導師クレフがそう訊ねてくる。
見た目十歳前後の美少年なのだが、すでに年齢は三桁行ってるらしい。
・・・惜しい・・チッ!
「・・・着いたぞ」
そう言うと、クレフはドアを開ける。
「クレフ、新入りか?」
「よう、嬢ちゃん。ヨロシク」
「惜しい・・胸が・・」
「初対面の人に不謹慎だぞ」
「かてえ事言うなよ、カガリ」
それぞれが、それぞれの挨拶をしてくる。
しかし・・・・・胸はカンケーないだろ!!胸は!!
「オホン・・まあ兎に角、我々は君を歓迎するよ。リナ・インバース先生」
・・私の学園生活が・・始まっちゃった瞬間である・・(泣)



パ:・・さて・・逃げるか。
混:にげるなぁぁぁぁ!!!てか、人生逃げてばっか何だからちゃんと働け!!
パ:じゃかましい!!嫁に追い出された奴よりましじゃい!!
混:・・・・・・・それを言うなよぉぉぉ・・・(いきなりテンション減)
パ:勝った!!・・えと・・何やら変な事をしてましたが、皆様どうも。
これを読んでいるという事は、つまらない駄文を読んでくれたという事で、嬉しいやら喜ばしいやら・・(マジ泣)
兎に角、次回もがんばって書きますんでよろしくお願いします!!

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14016聖セイルーン学園物語♪2パッチー 2003/4/18 20:35:48
記事番号14009へのコメント

ここは幾多もの世界が融合した世界・・・・
この物語は、その世界の一角・・
広大な学園を舞台にした物語である・・
・・・見物料は金貨二枚・・ケチるなよ。



聖セイルーン物語♪2



広大な学園 聖セイルーン学園

その一角に、この学園を束ねる教師達が集まっていた。
新学期に向けての下準備や会議。
んな訳なく。



「一番!!リナ・インバース、歌います!!」
やっぱこれでしょぉ・・・・うん。
因みに曲はサクラサク。(・・何故知ってるかは今度・・)
新学期には丁度良いですねぇ・・
「良いぞー、リナー!!」
ガウリイが声援を送ってくる。
私はXサインを返し、更に唄に熱中する。
宴会を始めて一時間。
一番テンションが上がってくるころだ。




「う、うぐぐ・・も・・もう飲めん・・・」
バタリ・・・っと、カガリが酔い潰れる。
この部屋で、立っている者は残り六人。
何故この様な状況になったかというと、
盛り上がってきた宴会の最中、一人の男がこう言ったのが原因だった。
『なあ・・この中で一番飲めるのは誰なんだ?』
もちろんジュースや水の事ではなく、
私と酒を飲まない導師クレフ、それに子供のきば(ロボット学教師。二重人格を持ち、格闘術も兼任)を抜かした酒飲み大会が開かれた。
そして・・・今に至る。


「さて・・・残るはお前達だけだな・・」
そう言って、戦闘術教師、ガッツは不敵に笑う。
脇にある大刀(・・人間にもてるのか?という位のでかさだ)が怖い。
「さっさと諦めてくれたら嬉しいんだが・・」
これはガウリイ。因みに、この勝負を始めたのはコイツである。
・・・このクラゲ頭の所為で、私は潰れた奴に毛布をかけるなんぞとゆー雑用をやらされているのだ。
・・・あとでぶっ飛ばす・・・
「ああん?貴様ら、この超絶的天才の俺様に勝てるとでも思ってんのか?」
コイツはダーク・シュナイダーという魔術師だ。
・・こんな奴に教師をさせていいのだろうか?


・・・この後、勝負はトリプル・ノックダウンでけりが付いた。
・・・・・男って奴はドイツもコイツも・・・・(はふぅ・・・)
馬鹿が多くて困るわね。


「さて・・君達にはこれを使えるようになってもらいたい。」
朝起きてすぐ、クレフに呼び出されて言われた言葉だった。
・・・そして、彼が指差す先には、箱らしき物がある。
・・・何?コレ・・・
こんなただの箱にしか見えないものの、何を覚えればいいのだろうか?
「へぇ・・コレ、パソコンじゃん」
そう言って、きばはこの箱に近づき、箱の一箇所を押す。
ピッ、・・・キュイーン・・ガガ、ガガガガ・・
黒かった部分に、突然絵が出てきた・・


「慣れたら簡単ね♪」
それから一時間。私はこのぱそこんと言う物の使い方を勉強した。
これが、中々使い勝手が良いのだ。全く。
因みに、後ろの方には頭を抱えた駄目男共が転がっている。
・・私のセリフじゃないが、馬鹿ばっかである。
「意外と簡単だな。」
「コイツ、性能が低いな・・」
あっさりと覚えたカガリと、元から使えたらしいダーク・シュナイダーのみ、パソコンを扱っている。
ガウリイは・・・・・席に座って眠っている・・・
この・・クラゲ頭が・・・・


その他、色々覚える事があったが、私の頭脳に覚えられないわけが無い!
・・失敬。
兎に角、アっという間に時間は過ぎ・・

「遂に・・始まるわね・・」
私が教師としての、戦いの日々が・・・
正直、メンドイ・・・・



パ:ども!パッチーです!!
混:今回はテンション高いな・・どうした?
パ:開き直ったんだ!!
混:・・・最低だな・・・
パ:・・シクシクシク・・・
混:何はともあれ、次は入学式です!!
パ:いっしょーけんめー書きますんで、
皆様。
混:次回も・・
パ・混:よろしくお願いします!!!

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14031聖セイルーン学園物語♪3パッチー 2003/4/19 22:07:34
記事番号14016へのコメント

パ:さて・・今日も一生懸命書きましょうか
混:・・し・・死ぬ・・・
パ:ほら、邪魔になるからどけ(ゴン!!)
混:げふぅ!!!・・・ひ・・酷い・・
パ:今回もよろしゅうお願いします!!(微笑)





聖セイルーン学園物語♪3





ここは幾多もの世界が融合した世界・・・
この物語はその世界の一角・・
広大な学園を舞台にした物語である・・
・・ほらそこ!飴買ってないなら後ろに行きなさい!!


今日はこの学園の入学式。
・・つまり、この学園が始まる日である。

「さて・・・生徒が着始めたみたいね」
私の真下・・今私は門の上に居る・・を、生徒が通って行く。
この巨大な門は、特別な事がないと開かない様になっているらしい。
私も、四ヶ月ここに居るが、門が開いたのを見るのは初めてだ。
・・・・何のためにこの門作っのだろうか・・・


「・・・さて、そろそろ・・あれ?なんだろう・・」
そろそろ門を閉めようとした時、東の空から高速で何かが飛来してくる
「・・・・・・・人?」
「遅刻しちゃうよぉぉぉぉぉぉ!!!」
「さくらちゃん!!ファイトですわ!!」
それは箒に乗った二人の少女だった。


「・・・って、こっちに飛んでくる!!!?」
それは、どんどんスピードを上げて行き、私の方に向かってくる!
だぁぁ!!轢かれる!!轢かれちゃう!!
「いやぁぁぁ!!?よけてぇぇぇぇ!!!」
「危ないですわ!!!?」
「だったらスピードを落としなさいぃぃぃぃぃ!!!レイ・ウイング!!」
リナは高速飛行の術を使い、距離を取ろうとするが、向こうも同じ速度で飛行しているらしく、少し後ろを飛行している。
鬼ごっこをしているように追って追われる状態だが、私たちは真剣だ。
・・今私は風の結界を張っている。
その私に、箒に跨っているだけの少女達がぶつかったら・・・
「ひええええ!!誰か止めてぇぇぇぇ!!」
私の叫びが学園に木霊する・・・



「全く・・妙に遅いと思って来て見れば・・・」
クレフはそう言うと、はぁ・・と深いため息をつく。
「ゴメンゴメン。門を閉めようとしたのよ」
「ほぇぇぇ・・すみませぇん・・」
「申し訳ございません。」
私の横に居た二人が頭を下げる。
「・・・はぁ・・君達は早く会場に向かいなさい。リナ、君も早く会場に行ってくれ」
「分かったわ。・・さ、案内するわ。付いて来なさい」
「は、はい!」
「お願いしますわ」
そう言って私は歩き出す。
・・あ、そういえば・・
「えっと・・名前聞くの忘れてたわね。私はリナ、リナ・インバースよ」
「はい!私は木ノ本 桜です」
この元気の良いのがさくらちゃんっと・・
「私は大道寺 トモヨですわ」
このお嬢様タイプのがトモヨちゃんね・・・
「さくらちゃんにトモヨちゃんね。よろしく」

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14065Re:聖セイルーン学園物語♪3颪月夜ハイドラント 2003/4/22 21:45:31
記事番号14031へのコメント

こんばんはラントです。

現在はギャグってところでしょうか。
本当にいろいろキャラ出てますね。
まあ分かんないキャラは多数いるわけですけど・・・。
2話でのD・Sがパソコン使うの・・・何か想像すると面白い。


それにしてもこのタイトルは、聖をセントと呼ぶのでしょうか。(せいせいるぅん、って言い難いし・・・。)

それではこれで・・・以後がんばってください。

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14144どうもです♪パッチー 2003/5/2 21:53:58
記事番号14065へのコメント

レス遅れてスンマセン!!最近部活が忙しくて・・・
見てくれてありがとうございます。
次もがんばって書きますんで、よろしくお願いします!

あの『聖』はセントです(さすがにせいセイルーンはきついんで・・・)

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14192聖セイルーン学園物語♪4パッチー 2003/5/9 18:36:19
記事番号14031へのコメント

ども♪お久しぶりです、パッチーです
混:皆様おひさ「いきなりパソ壊れて、友人の家の物を使ってたんですが・・いやぁ、部活で時間が取れなくて・・って、どうした?」シクシクシク・・・」
ええい!鬱陶しい!!邪魔だからあっち行け!!・・兎に角、四話をはじめますぅ!!(どうぞ、読んでってください)




聖セイルーン物語♪4





大勢の人でにぎわう巨大な建物・・・入学式の行われる、運動ドームである
この学園、全校生徒が十万近くで、それを入れる屋内集会場はドでかいドームしか無かったらしい。

そして・・・・
十万人も人がいると、当然すっごくやかましい

「ガウリ「ねえねえ、校長ってどんな人かな?」・・・・」
こういう事態も多々発生する。

・・・・その日、『最初の爆音』が鳴り響いた・・・・

クレフ「長らく待たせた。これより・・・・君、どうかしたのか?」
プスプスと焼けた生徒が目に付き、思わずクレフはそう聞いた。
「いえ・・・なんでもないですぅ・・・・(泣)」

これが、最初の『リナ・インバース伝説!入学式にシメられた少女!!』である。


クレフ「そうか・・・これより入学式を執り行う。司会は私、大学部部長兼学園総教頭、導師クレフだ」
その言葉に会場は沈黙に包まれる
・・・しかし、それもすぐに破られる事になる
・・・・罵詈雑言で


「うっそでぇ!!あんな子供が総教頭!?」
「きゃああ!!か、わいい!!!」
「う〜ん・・・・あと数年・・・」
「おいおい!この学園大丈夫なのか!?」
等という正直な発言の数々・・・ああ!私はもう知らんわよ!!!!」
クレフの方を恐る恐る教師一同が除いている。
皆、いつでも逃げ出せる準備はOK!って感じである
すでに呪文を唱えだしている者もいれば、出口に向かって歩いているものもいる。
・・・・かく言う私も、すでに『レイ・ウィング』を張っているのだ。

そして・・・・その時は来た!
「馬鹿者!!!私は745歳だ!!!」
瞬間!爆発的な魔力の開放により、ドーム内でトンでもないほどの衝撃が起きる。


数分後・・・
逃げていた教師達(おい!!)が目にしたものは、ドームの中央で、変わりなくたっているクレフと、ボロ雑巾のようになっている生徒達だった・・・・


閉話休題


「では、校長先生、お願いします」
その後、入学式は滞りなく進み、生徒が恐怖の眼差しでクレフをみている以外は、普通の入学式が進んだ。
・・・・ここまでは・・・・

「私が校長だ」
そう言って、校長先生は席を立ち、出口に・・・・って待てぃ!!
後ろのほうで何人かがこけた音がしたぞ。マジで
「校長、何かお言葉を・・・」
「冗談に決まっておろうが・・・さて、生徒の諸君。私の話を少しばかり聞いてくれ。この学園は、世界の未来を守るために作られた」
そう言って、全校生徒を見回す。
「ここにいる全員が、世界の未来を守るために集まってきた。が・・・・・・世界の未来の前に、君たちは1人の人間だ。・・・自分の命を顧みず、世界を守るなど・・・・私はして欲しくない」
校長は、そう言って席を立つ
「そう、コノ学園は、戦いの犠牲を無くす為に作られた。多くのことをここで学び!育て!自分の糧として行ってくれ!!・・・・長らく話して、悪かったな」
そう言って、席に座る校長
「校長先生、ありがとうございました。これにて、入学式を終了する」
クレフの言葉により、入学式は終わった。