◆−ゼル&ゼロスの旅 〜ゼフィーリア1〜−水無月 雹 (2003/4/28 01:42:43) No.14112 ┣Re:ゼル&ゼロスの旅 〜ゼフィーリア1〜−無限 劉人 (2003/4/28 18:24:17) No.14116 ┃┗Re:ゼル&ゼロスの旅 〜ゼフィーリア1〜−水無月 雹 (2003/4/28 20:09:03) No.14118 ┣ゼル&ゼロスの旅 〜ゼフィーリア2〜−水無月 雹 (2003/4/28 20:02:10) No.14117 ┃┗師匠ぉぉぉぉぉっ!!!−無限 劉人 (2003/4/28 20:20:31) No.14119 ┃ ┗Re:師匠ぉぉぉぉぉっ!!!−水無月 雹 (2003/4/29 01:05:32) No.14121 ┣ゼル&ゼロスの旅 〜ゼフィーリア3〜−水無月 雹 (2003/4/30 17:58:53) No.14134 ┣ゼル&ゼロスの旅 〜ゼフィーリア4〜−水無月 雹 (2003/5/2 21:04:05) No.14143 ┃┗Re:ゼル&ゼロスの旅 〜ゼフィーリア4〜−無限 劉人 (2003/5/3 21:33:02) No.14147 ┣ゼル&ゼロスの旅 〜ゼフィーリア5〜−水無月 雹 (2003/5/4 19:19:06) No.14156 ┃┗Re:ゼル&ゼロスの旅 〜ゼフィーリア5〜−無限 劉人 (2003/5/5 17:26:21) No.14160 ┣ゼル&ゼロスの旅 〜ゼフィーリア6〜−水無月 雹 (2003/5/13 18:02:41) No.14217 ┗ゼル&ゼロスの旅 〜ゼフィーリア7〜−水無月 雹 (2003/5/15 19:05:22) No.14232
14112 | ゼル&ゼロスの旅 〜ゼフィーリア1〜 | 水無月 雹 | 2003/4/28 01:42:43 |
どうも〜調子こいてまた出てきた水無月です。 なんかシリーズ物になりそうなタイトルですが、 なるかどうかは俺も知りません(ドーン) こんな無計画な作者ですが、お付き合いいただけると幸いです。 *注意*これはギャグですがゼロゼルです。 苦手な方は読まないようお願いします。 *********************************** 「ここがゼフィーリアか・・・・・」 永遠の女王(エターナルクイーン)が治める国ゼフィーリア。 他国に比べ、かなりの戦闘力を誇る大国。 人々の平均能力も高く、ここの出身者というだけで恐れるものもいる。 そのため、かなりハイレベルな資料や他国にはないような物も多い。 かく言う自分もそれを目当てにここを訪れたのだが・・・・・。 「どこから回るか・・・・・」 俺ーゼルガディスーは町の地図を見ながら悩んでいた。 資料がかなり多いためゼフィーリアには図書館や神殿が多い。 一日中回ったとしても軽く三日はかかる数だ。 「とりあえず近場から回るか・・・・」 俺は地図をたたむとレストランを出た。 「一日目はハズレ・・・・か」 日が落ち始め夕暮れに染まる町を歩きながら一人ごちる。 結局今日回ったところに目ぼしいのはなかった。 「しかし、宿が無いのはなぁ」 今の時期ゼフィーリアの名産であるぶどうとワイン目当てに来る観光客は多い そのため宿がどこもいっぱいなのだ。 普段はそういうことがないよう早めに取るのだが今回はすっかり失念していた 「まぁあまり人多いところも・・・・な」 合成獣である自分が人込みにいようとは思えない。 少々疲れるがしかたない、俺は町を出た。 町から少し離れた場所にある湖に野宿することにした。 その場所に着いた頃には日はもうほとんど沈みかけていた。 湖のほとりに来て俺は足を止めた。 「いい加減出て来い。気づかれてないとでも思ったか?」 俺の呼びかけに一瞬間を置いて5,6人の男どもが出てくる。 「ま、ばれてたらしかたねぇ。 怪我したくなきゃ有り金全部置いてきな」 「月並みのセリフだな。どこにいっても三流とはこういう言い回しが好きらし い」 「なんだとぅ!!やっちまえ!!」 リーダー格の男の言葉に促され全員が一斉に踊りかかる。 「爆煙舞!」 唱えておいた魔法を解き放つと剣を抜き放つ。 「こいつ魔導師!」 怯んだ隙に近くにいた2人を斬りつけ突っ込む。 「この!」 鋭く振り下ろされる刃を掻い潜り首筋に剣の柄で叩く。 やはりゼフィーリアの者のため太刀筋などそこらにいる盗賊よりは達つが・・・・ 「俺の相手ではない」 その言葉と共に相手の腹に蹴りを放ち沈める。 「残りはお前一人だぞ」 リーダー格の男に剣を向け言い放つ。 「だからってここで退けるかぁぁぁ!!」 咆哮を上げ切りかかってくる男に向かい剣を薙ごうとして俺は動きを止めた。 男は振りかぶったその体制のまま固まっていて、俺が剣を納めると前に倒れた。 「・・・・・・・釣竿?」 男の頭に突き刺さっていたのは紛れもなく釣竿だった。 「ったくうるせぇっつーの」 なにやら毒ずきながら一人の男がゆっくりと姿を現した。 男は黒髪の長髪で煙草をくわえており手にはバケツを持っている。 「おー少年その釣竿を取ってくれ」 軽く手を上げて声をかける男に俺はーバケツの中のどこかで見たことのある足の生えた魚に目を奪われそうになりながらー釣竿を投げた。 自分を少年と呼ぶあたり見た目より年はいっているようだ。 「あんたが投げたのか」 「まあね、五月蝿かったし。まあおかげで目ぇ冷めたんだけどな?」 小さくあくびしながら笑いかける男に少し親しみを覚えながらも「そうか」 と短く返した。 「少年こんなとこで野宿か?町を近いぞ?」 「ああ・・・宿が一杯だったからな」 男は「ふーん」と言いながらさっと俺の姿を見 「ま、少年がそういうならかまわんがね。」 と言ってまた笑いながら「風邪引くなよ〜」と言って去っていった。 「・・・・・変な奴だな」 俺は倒れてた盗賊どもから金を巻き上げて逃がすと野宿の準備を始めた。 「ん?そういえばあの白ずくめ・・・・・もしかして・・・・?」 *********************************** つーわけで第一話しゅ〜りょ〜。 若峰(以下若)「また続き物か」 おう!そういう貴方は俺のオリジナルキャラの苦労人若峰清二くん 若「どうも、この馬鹿のオリジナル珠光院学園の生徒会会計若峰です。 これからは俺がこいつのツッコミ役としてあとがきに出ます」 主役じゃないくせにね(ぼそ) 若「(スパーン)キサマが書いてるんだろうが」 あのなハリセンって痛いんだぜ? 若「知っててやっている」 ・・・・・・まあそれはいいとして、今回始めました旅編 書きながら他のも思いついたからやっぱりシリーズ化するかも。 若「行き当たりばったりだな」 うるさい。 若「ゼロゼルと書く割にはゼロスは出ないしなぁ」 っく、うっうるさい次には出るんだよ。 若「で釣りの男の正体もわかるんだろ?」 たぶんね、書くつもりだけど変わるかも。 若「やはり行き当たりばったりじゃないか」 もう否定はしない!(きっぱり) 若「(スパーン)しろ」 痛いってばさ・・・・まあこんなノリでやっていきますので 若「次もよろしくお願いします」 |
14116 | Re:ゼル&ゼロスの旅 〜ゼフィーリア1〜 | 無限 劉人 | 2003/4/28 18:24:17 |
記事番号14112へのコメント ゴールデン・ウィーク突入で、ハイになったら学校の階段から見事に転落して シップ臭くなった無限です(長ッ) わーいvvv水無月さんの小説がまた読める〜vvv 一生ついて行きますぜぇぇっ!師匠!!!(をい) >「ここがゼフィーリアか・・・・・」 >永遠の女王(エターナルクイーン)が治める国ゼフィーリア。 >他国に比べ、かなりの戦闘力を誇る大国。 ゼフィーリアか。リナには会えるのかしらん? ・・・無理だろーけど。 >「・・・・・・・釣竿?」 >男の頭に突き刺さっていたのは紛れもなく釣竿だった。 >「ったくうるせぇっつーの」 >なにやら毒ずきながら一人の男がゆっくりと姿を現した。 今回のキーマンですね!? >俺は倒れてた盗賊どもから金を巻き上げて逃がすと野宿の準備を始めた。 リナみたいなことを・・・; それでは師匠!!(をい)続き楽しみにしています! |
14118 | Re:ゼル&ゼロスの旅 〜ゼフィーリア1〜 | 水無月 雹 | 2003/4/28 20:09:03 |
記事番号14116へのコメント >ゴールデン・ウィーク突入で、ハイになったら学校の階段から見事に転落して >シップ臭くなった無限です(長ッ) どうも!ネタが溢れてて頭から抜け出すのを必死でとどめてる水無月です。 >わーいvvv水無月さんの小説がまた読める〜vvv >一生ついて行きますぜぇぇっ!師匠!!!(をい) しっ師匠ですか!?そんな恐れ多い・・・・・汗 >>「ここがゼフィーリアか・・・・・」 >>永遠の女王(エターナルクイーン)が治める国ゼフィーリア。 >>他国に比べ、かなりの戦闘力を誇る大国。 >ゼフィーリアか。リナには会えるのかしらん? >・・・無理だろーけど。 それは秘密ですv(ゼロス風) >>「・・・・・・・釣竿?」 >>男の頭に突き刺さっていたのは紛れもなく釣竿だった。 >>「ったくうるせぇっつーの」 >>なにやら毒ずきながら一人の男がゆっくりと姿を現した。 > >今回のキーマンですね!? 皆さんも知っているあの方の・・・・・・・ >>俺は倒れてた盗賊どもから金を巻き上げて逃がすと野宿の準備を始めた。 > >リナみたいなことを・・・; うちのゼルはリナというより某目つきの悪い黒魔術師っぽくしております。 >それでは師匠!!(をい)続き楽しみにしています! 今書きました!短いけど読んでくださいねv |
14117 | ゼル&ゼロスの旅 〜ゼフィーリア2〜 | 水無月 雹 | 2003/4/28 20:02:10 |
記事番号14112へのコメント 読んでもらって無くてもかまわない〜♪ たとえレスがなくとも〜書き続ける〜♪ だって趣味だから!(大迷惑) ずがっ!ぐしゃ!どす! 若「しょっぱなから壊れてる奴がいてすみません。 とは言え俺も何度殺しても蘇るこいつを止めることは無理のようです。 こんな奴の小説で良ければどうぞお付き合い下さい」 *注意*これはギャグですがゼロゼルです。 苦手な方は読まないようお願いします。 *********************************** 「烈閃槍!!」 魔法を解き放ち、荷物を掴むと身を翻してその場から走り去る。 くそ!朝っぱらから嫌な奴に会っちまったもんだ! 俺は心の中で毒ずきながら全速力で走る。 ゼフィーリアに続く道に出て俺は足を止めた。 「撒いた・・・・」 「朝から元気ですねぇゼルガディスさんv」 「わけないよな・・・・」 背後から聞こえた声に俺は頭を抱えた。 獣神官ゼロスれっきとした魔族・・・・のくせに・・・・・・ 「なんで毎度毎度俺に付きまとうんだ!?暇なのか魔族は!」 「いや〜ゼルガディスさんのためでしたら仕事だって投げ出しますよv」 「いや仕事しろよ」 魔族の仕事なんて人間にとっていいものであるはずはないが、 他人のことより自分だ。 「なんかリナさんみたいな考え方ですね」 「人の心を読むんじゃない」 とりあえず一発殴っておく 「痛いですよ〜」 「嘘をつけ嘘を。まったくこんな時間に町に行っても意味はないし どうしてくれるんだ?ゼロス」 「じゃあまた寝なおしてもいいですよ? 僕が添い寝してあげますからv」 「却下」 「たまにはいいじゃないですか〜」 地面に「の」の字を書いていじけ始めるゼロス 「はぁ」と嘆息するとゼロスの頭を小突いて立たせる。 「とりあえず湖まで戻るぞ。俺だって疲れてないわけじゃないんだ」 「わかりました〜。じゃ行きましょう」 と言って俺を抱える。 「なっ!」 逃れようとした瞬間俺たちは湖のほとりにいた。 「つきましたよv」 「便利だとは思うがなんでいちいちくっつかなきゃならんのだ」 「やだなぁ本当は嬉しいく・せ・にv」 ぼぐぅ! 「俺はしばらく寝る日が昇りきったら起こせ。 何かしやがったら、問答無用でボコルからな」 「わかってますよぅ」 「どうだか」 俺は一度ゼロスを睨みつけると体を丸めた。 数十分後静かに眠るゼルガディスを眺める者が一人。 ほころぶ顔を直そうともせずゼロスはゼルガディスを見つめていた。 憎まれ口を叩いても彼は自分をそばに置いたまま熟睡している。 それは自分を許している証拠。 それだけで、自分の心が弾むのがわかる。 魔族だと言うのに。 一人苦笑しながらそっと眠る彼に近づく。 普段は真っ直ぐに前を見据えている双眸も今は息を潜めている。 それだけで幼く見える彼を見てまた微笑む。 そしてゆっくりと彼の針金の髪に触れる。 硬く冷たいはずの髪が自分には柔らかく暖かく感じる。 彼自身は忌み嫌う姿だが自分は嫌いではない。 彼の姿ではなく彼自身に惚れたからだろう。 彼の髪にそっと唇を落としてゼロスはまた至福の時を過ごすことにした。 *********************************** 短けぇ!! 若「しかも微妙にシリアスっぽいな」 ははは姉が帰ってくるまでに終わらせようとしてたら こんなん書いてました。 若「行き当たりばったり・・・・」 それは言わないお約束さ! 若「結局釣り男の正体も明かしてないしな」 多分て書いたから平気さd('-^*) どぐしゃぁ! 若「扇子が汚れたな・・・・・。 こんな馬鹿ですが次はもっと頑張るそうですので 見捨てないでやってください。それでは・・・・」 |
14119 | 師匠ぉぉぉぉぉっ!!! | 無限 劉人 | 2003/4/28 20:20:31 |
記事番号14117へのコメント 師匠ッ!!!やっぱ弟子としては真っ先にレスしませんとねvvv ふらりと来れば書いてあったりvvvvああ。至福すぎて滅びる・・・ >「撒いた・・・・」 >「朝から元気ですねぇゼルガディスさんv」 >「わけないよな・・・・」 >背後から聞こえた声に俺は頭を抱えた。 ゼロス・・・; >獣神官ゼロスれっきとした魔族・・・・のくせに・・・・・・ >「なんで毎度毎度俺に付きまとうんだ!?暇なのか魔族は!」 >「いや〜ゼルガディスさんのためでしたら仕事だって投げ出しますよv」 >「いや仕事しろよ」 >魔族の仕事なんて人間にとっていいものであるはずはないが、 >他人のことより自分だ。 こーゆー掛け合い大好きvvvvvvさすが師匠!!! >一人苦笑しながらそっと眠る彼に近づく。 >普段は真っ直ぐに前を見据えている双眸も今は息を潜めている。 >それだけで幼く見える彼を見てまた微笑む。 >そしてゆっくりと彼の針金の髪に触れる。 >硬く冷たいはずの髪が自分には柔らかく暖かく感じる。 >彼自身は忌み嫌う姿だが自分は嫌いではない。 >彼の姿ではなく彼自身に惚れたからだろう。 >彼の髪にそっと唇を落としてゼロスはまた至福の時を過ごすことにした。 いや。ゼロスくん。私もしゃーわせだよ・・・vvv はー・・・師匠凄いっす・・・;私も精進させていただきまふ・・・。 |
14121 | Re:師匠ぉぉぉぉぉっ!!! | 水無月 雹 | 2003/4/29 01:05:32 |
記事番号14119へのコメント >師匠ッ!!!やっぱ弟子としては真っ先にレスしませんとねvvv > >ふらりと来れば書いてあったりvvvvああ。至福すぎて滅びる・・・ これ見て幸せになてくれれば嬉しいですv >>「撒いた・・・・」 >>「朝から元気ですねぇゼルガディスさんv」 >>「わけないよな・・・・」 >>背後から聞こえた声に俺は頭を抱えた。 > >ゼロス・・・; 魔族だから!ゼロゼルだしね! >>獣神官ゼロスれっきとした魔族・・・・のくせに・・・・・・ >>「なんで毎度毎度俺に付きまとうんだ!?暇なのか魔族は!」 >>「いや〜ゼルガディスさんのためでしたら仕事だって投げ出しますよv」 >>「いや仕事しろよ」 >>魔族の仕事なんて人間にとっていいものであるはずはないが、 >>他人のことより自分だ。 > >こーゆー掛け合い大好きvvvvvvさすが師匠!!! 自分こういうのが得意なんです。セリフだけの小ネタとか良く思いつくし。 某同盟のBBSにも書いたしね; >>一人苦笑しながらそっと眠る彼に近づく。 >>普段は真っ直ぐに前を見据えている双眸も今は息を潜めている。 >>それだけで幼く見える彼を見てまた微笑む。 >>そしてゆっくりと彼の針金の髪に触れる。 >>硬く冷たいはずの髪が自分には柔らかく暖かく感じる。 >>彼自身は忌み嫌う姿だが自分は嫌いではない。 >>彼の姿ではなく彼自身に惚れたからだろう。 >>彼の髪にそっと唇を落としてゼロスはまた至福の時を過ごすことにした。 > >いや。ゼロスくん。私もしゃーわせだよ・・・vvv 書いててちょっと恥ずかしかった・・・・/// >はー・・・師匠凄いっす・・・;私も精進させていただきまふ・・・。 今でも十分だと思いますが頑張って下さい。 俺ももっともっと頑張りますよ〜。 なので次も読んでやってくださいねv |
14134 | ゼル&ゼロスの旅 〜ゼフィーリア3〜 | 水無月 雹 | 2003/4/30 17:58:53 |
記事番号14112へのコメント 久々に連載の続きだぜぇ! すいません実は完徹してるせいでテンションおかしいんです; まともな物書けるのかなあと、一抹の不安はありますが頑張ります。 *注意*これはギャグ?ですがゼロゼルです。 苦手な方は読まないで下さい。 *********************************** 朝日も昇り活気の出てきた町の入り口に2人の人影。 「さて、南ブロックはだいたい行ったから次は西だな」 「よく一日でそれだけの数回りましたね」 「俺にとっては最大の目的だ。手がかりについてだったら なんだってできるさ・・・・・・ところでお前ついてくるのか?」 「勿論です。ゼルガディスさんの傍にいられるんでしたら どこへでも・・・ってああ!置いてかないでくださいよ〜」 後ろをついてくる気配にこっそり溜息をつきながらも俺は気持ちを切り替えることにした。 夕暮れ時、昨日は一人で歩いていた道を2人で話しながら歩く。 「結局ありませんでしたねぇ」 「まあこんなもんさ。早々転がってるもんじゃないしな。 明日は東だ」 「その前に宿はどうするんです? 一杯でしたから、また野宿ですか?」 「そうなるな」 「それじゃあ疲れが溜まりませんか?」 「しかたない。それに慣れているからそうでもないさ」 「ゼルガディスさんがいいんでしたら、僕はいいですけど」 「やっぱりついてくるのかお前;」 「もう、今朝も言ったじゃないですかv ゼルガディスさんといられるならどこへでもってv」 「あ、そう・・・・・」 むしろお前がいるほうが疲れが溜まるんだが・・・・・。 「その前に食事しませんか? ゼルガディスさん朝から何も食べてないじゃないですか」 そういえばそうだったつい作業に没頭するあまり食事のことを忘れていた。 意識すると途端に感じる空腹感に俺は近くを見回した。 「あ、あれがいいんじゃないですか?人も少ないようですし」 ゼロスが示したレストランは夕食の時間から外れている所為か人が少ない。 「そうだな、あそこにするか・・・」 俺はゼロスの言葉にうなづくとレストランーリアランサーーに入った。 適当に注文をして出された冷やを口にしながら料理を待つ。 「っていうかお前も注文してたが・・・・・食うのか?」 「え?もちろんですよ。人間の料理って結構おいしいですからv」 昔他の仲間と一緒にこいつと旅していたことがあった。 その時も確かに食べていたが、魔族に味覚があるとは思えないし 第一に食べた料理はどこにいくんだろうか? そんなくだらないことを考えていると料理が運ばれてきたので、思考を中断し食事に集中することにした。 矢先に入り口付近が騒がしくなり大きな音を立てて扉が開く。 「てめぇら!命が惜しけりゃおとなしくしやがれ!!」 数人の男が刃物を持って店内に入ってくる。 そして近くにいたウエイトレスに刃物を突きつけ金を漁りだす。 「客の奴らも金目のものよこしなあ!」 そう言って店内を見渡す男の目が一点に留まる。 「いやーゼルガディスさん。このサラダシャキシャキしてておいしいですよ」 「ああ、シチューもしっかり煮込んであって美味い」 そこには騒ぎなど蚊帳の外であるかのように食事について語っているゼルとゼロスであった。 「てってめえら!何ごちゃごちゃ言ってやがる! 命が惜しけりゃ黙ってろ!」 男の言葉に耳を貸さず食事を続ける。 「この野郎ふざけやがって!」 ウエイトレスに突きつけていたナイフをこちらに向けた瞬間 俺は呪文を解き放つ。 「氷の矢!」 氷の矢はまっすぐに男の元に飛びナイフごと男の腕を氷付けにする。 「やろう!」 それを見てこちらに男が走り出す。 俺はテーブルを飛び越えそのまま男の顔面に靴をめり込ませる。 そして慌てて俺に向かって剣を振り下ろした男の鳩尾に一発いれる。 「くたばれ!」 背後から剣が振り下ろされる気配がしたが 「僕のゼルガディスさんになああにすんですか!!」 ゼロスが持っていた杖をバットのごとく振り男の顔面に叩き込む。 「お前のじゃない!」 俺はゼロスの言葉に突っ込みを入れつつも、残った最後の男を沈める。 「・・・・・ふぅ」 「ゼルガディスさん後ろ!」 一息ついた瞬間、ゼロスの言葉に後ろを振り向くと、最初の男が無事な方の腕で持った剣を振りあげた瞬間だった。 「ちっ」 舌打ちをして短剣を取り出そうと手をひねった直後。 顔の横を何かが通る音がした。 前を見ると男の首すれすれに包丁が突き刺さっている。 男はそのまま気絶したらしくゆっくりと後ろに倒れた。 それを見やってから包丁の飛んできた方をみると、黒髪のウエイトレスが不敵な笑みを浮かべ立っていた。 「ありがとうございます。助かりました」 男たちを役所に突き出した後、俺たちは店長らしき人物に礼を言われていた。 「何かお礼をしたいのですが・・・・・」 「別にいらん、やるんだったらあのウエイトレスにボーナスでもつけてやれ」 俺が指差したのは先ほどのウエイトレス。 変わらぬ不敵な笑みを浮かべたままこちらを見ている。 「邪魔したな」 俺は短く言うとゼロスと共に店を後にした。 「待って」 出た瞬間呼び止められ振り返ると先ほどのウエイトレスが立っていた。 「お礼を言うわありがとう」 「言われるようなことはしてないが?」 「あら十分よ、貴方たちがいなかったらあの子が危ない目に合ってたかも知れ ないでしょう?」 あの子とは人質にされていたウエイトレスのことだろうが・・・ 「あんたがいりゃ大丈夫だったんじゃないか?」 「それはそれ、ヒトからの好意は受け取りなさい? 今度また食べにきてその時は奢るわ。それじゃあね」 ウエイトレスは言うだけ言って去っていった。 「なるほど・・・・あれが・・・ですか」 「どうかしたか?ゼロス」 「いえ、なんでもありませんよ」 「なら行くぞ」 「はいv」 闇に消えていく2人の姿を見ながら呟く 「ふぅん・・・・あれがあの子の言ってた子達ね・・・・」 *********************************** っはい!今回少し開いてしまったので長めにお送りしました。 しかも三人称と一人称が混ざっているという小説。あははボロボロ; 若「お前釣り男はどうした」 ぎっくぅ! 若「書くんじゃなかったのか?ああ?」 いや、そのつもりだったけど、やっぱこのヒト出さなきゃなあと思って・・ 若「まったく直前で変えすぎだお前は」 聡明な方ならわかってると思いますが彼女はもちろんあの人です。 若「次こそはちゃんと出せよ釣り男」 それは確実さ! じゃ今回は痛い思いもせず平和にお別れがいえます。 若「次も是非読んでやってくれ」 それでは〜。 |
14143 | ゼル&ゼロスの旅 〜ゼフィーリア4〜 | 水無月 雹 | 2003/5/2 21:04:05 |
記事番号14112へのコメント 前書きなしでスタートっす! *注意*これはギャグ?ですがゼロゼルです。 苦手な方は読まないで下さい。 *********************************** 「すっかり暗くなりましたねぇ」 湖へ向かう道を歩きながらゼロスの言葉に心の中で同意する。 「空間転移でいきます?」 「いや、いいどうせもうすぐだ」 っていうかまた抱きつかれるのが嫌なだけだが。 「まさか抱きつかれるのが嫌だ、とかじゃあないですよねぇ?」 「ない」 「そうですよね〜あはははは」 「ははははは」 俺は、にこやかに笑うゼロスに引きつりながらも笑顔で返してやった。 「お〜少年発見」 そこへ聞こえてきたのは聞いたことのある声だった。 「お前は・・・・」 「よっ」 振り返ってみると予想どうり立っていたのは昨日の釣り男だった。 「俺に用か?」 「少年、ゼルガディスって名前だろ?」 「−!?何故それを・・・・」 「来りゃわかるって、行くぞー」 「なっおいちょっと待てぇぇぇぇぇ!!」 「ゼッゼルガディスさ〜ん!?」 「ほれ入れ入れ」 「はぁ」 無理やりつれてかれたのは一軒の家。 「今茶出すから」 「はぁ・・・・」 俺は混乱した頭で答えた。 出された茶をのんきに啜っているゼロスはほっといて俺は話を切り出した。 「で?何故俺の名前を知っている?」 「ああそりゃ娘から聞いたんだよ」 「・・・・・娘?」 「そ、少年もよく知ってる・・・・」 「ただいまー」 玄関の方からやはり聞き覚えのある声が響いた。 「あら、貴方来てたの?」 現れたのはさっきのウエイトレス 「なんであんたがここに?」 「ここはわたしの家だもの帰ってくるのは当たり前でしょう?」 「娘ってアンタのこと・・・いやでも俺はあんたは知らないし・・・」 「おかえりルナお茶飲むか?」 「うん、もらうわ」 ウエイトレスールナというらしいーテーブルに座る。 (ルナ・・・・ルナ・・・・どっかで聞いたことあるような・・・?) 「少年のことを知ってるのはもう一人の娘つまりルナの妹の方なんだ」 「・・・・・・・妹・・・・・まさか!?」 「あーーーーーーーーー!!」 聞こえた声に振り向くと、そこには・・・・ 「りっリナ・・・・・」 「ゼル・・・・・・」 昔の仲間リナ・インバースその人であった。 *********************************** 助けてーどーらーえーごふぅ!! 若「何いきなりネコ型ロボットに助けを求めている」 だって若峰さん今回も短いんですよ!? 若「見ればわかる」 しかもこの後どう収拾つけようか決めてないし! 若「それはキサマが計画性0で書き始めるからだろうがぁ!(スパーン)」 くぅ!ああそうさそうだとも!どうせ計画性ないさ! でも書き始めたら止まらないんだよぉぉぉ 若「で、今それが止まってしまったと?」 うん、だから某ネコ型ロボットにタイムマシンをね? 若「現実逃避するな!(スパーン)」 ハリセンはイタイサァ・・・・。 と泣き事言っても書き途中で終わらせるつもりはないけどね。 若「それが唯一の長所だからな」 唯一・・・・・ 若「読者の皆様こんな作者ですが絶対終わらせるそうなので どうか最後までお付き合い下さい。」 ああ、それは俺が言うセリ(鯖缶) |
14147 | Re:ゼル&ゼロスの旅 〜ゼフィーリア4〜 | 無限 劉人 | 2003/5/3 21:33:02 |
記事番号14143へのコメント こんばんわ。師匠。 チャットで早くお会いしたいっす・・・; ============================= >「すっかり暗くなりましたねぇ」 >湖へ向かう道を歩きながらゼロスの言葉に心の中で同意する。 >「空間転移でいきます?」 >「いや、いいどうせもうすぐだ」 >っていうかまた抱きつかれるのが嫌なだけだが。 危ない妄想ビバー(!?) >「まさか抱きつかれるのが嫌だ、とかじゃあないですよねぇ?」 >「ない」 >「そうですよね〜あはははは」 >「ははははは」 >俺は、にこやかに笑うゼロスに引きつりながらも笑顔で返してやった。 抱きつけゼロス。おまえにゃそれ位出来たほうがよい。うん。 >「おかえりルナお茶飲むか?」 >「うん、もらうわ」 >ウエイトレスールナというらしいーテーブルに座る。 >(ルナ・・・・ルナ・・・・どっかで聞いたことあるような・・・?) 故郷のねーちゃんっ!? >「少年のことを知ってるのはもう一人の娘つまりルナの妹の方なんだ」 >「・・・・・・・妹・・・・・まさか!?」 >「あーーーーーーーーー!!」 >聞こえた声に振り向くと、そこには・・・・ >「りっリナ・・・・・」 >「ゼル・・・・・・」 >昔の仲間リナ・インバースその人であった。 ををっ!リナ登場で何だか怪しい(?)ってか危ないのか!? 続きはよう読みたいぃぃ〜・・・ 現時間9:45某所のチャット在中。無限でした。 |
14156 | ゼル&ゼロスの旅 〜ゼフィーリア5〜 | 水無月 雹 | 2003/5/4 19:19:06 |
記事番号14112へのコメント もうこの先全部ノリで描くか!? と、本気(本気と書いてマジと読む)で考えそうになった水無月でっす! 気がつけば師匠と呼ばれていますがこんなダメ師匠でごめんなさい! (呼ばれる資格ないっす;;) 読んでくれてる人達(いるのか!?)も本当にごめんなさい! *注意*これはゼロゼル(っぽいシーンほとんどないが)です 苦手な方はご注意下さい。 *********************************** 「リナ・・・・・」 「ゼル・・・・・」 同じようなポーズで2人が固まっていると リナの後ろから金髪の長身の男が出てきた。 「おー久しぶりだなぁえー・・・・っと・・・・」 「知り合いの名前を忘れるなーー!!」 我に返ったリナのスリッパが男ーガウリイーの頭を捉える。 「ゼルガディスよー!ゼールーガーディースー!!」 「おお!それだ!久しぶりだなゼル!」 「あ、ああそうだな・・・・」 晴れやかな顔で手を上げるガウリイに手を上げて答える。 「んなことはどうでもいいのよ!なんでアンタがここにいるの!?」 「俺だって来たくて来たわけでは・・・・」 「リナそんなとこに突っ立てないで座ったらどうだ?」 「そうよ。それにもう夜なんだから暴れないでくれる?近所迷惑じゃない」 「父ちゃん・・・姉ちゃん・・・わかったわよ・・・」 とりあえず正面に腰を下ろすリナとガウリイ 「で?なんでアンタがここにいるわけ?」 「リナさん僕の事さりげなく無視してません?」 「あ、いたのゴキブリ魔族」 「ひどいですぅぅぅ」 「そんなことより!だからなんでここいるのよ!」 「俺が連れてきた」 「父ちゃん!?」 「いやー昨日見つけてな?お前が言ってたのと同じ格好してたからよ 今日見つけて連れて来た」 「昨日ゼルの事聞いてきたからまさかとは思ってたけど・・・」 「あはははまあいいじゃないかリナ。久しぶりに会えたんだし」 「そうですねーまるで同窓会ですね」 「それよりリナ俺も聞きたいんだが」 「何よ」 「そっちのルナといったか?がお前の姉ということは 赤い竜神の騎士とは・・・・」 「ええ、わたしのことよ」 「やはりか・・・・・道理で強いわけだ」 「ふふっ・・・・」 「なぁゼルはどうしてゼフィーリアにいたんだ?」 「ああ、ここの書物に用があってな」 「やっぱりまだ見つかってないのね・・・・」 「ま、気長にやるさ」 「そう・・・・・」 「そういうお前らはどうなんだ?里帰りか?」 「いやですねぇゼルガディスさん。 ガウリイさんを両親に紹介しに来たに決まってるじゃないですか」 「ななななっんなわけないでしょ!ただの里帰りよ!」 「え、そうなのか?」 「あんたは黙ってなさい!それよりゼルゼフィーリアの資料は全部見たの?」 「いや、まだだが」 「やめといたほうがいいわよ。あんたのほしい情報はあそこにはないわ 昔あたしが全部読んだもの」 「・・・・・そうか・・・・・まあ期待していたわけじゃないがな」 「それで、あたし達明日遺跡に行くんだけどよかったら一緒に来ない?」 「遺跡?」 「ここから少し離れた所にあるのよ。結構古いみたいよ?」 「・・・・・・同行させてもらおう」 「うし!そうと決まったら家に泊まんなさいよ。別にいいよね父ちゃん」 「おう構わんぞ部屋はあるからな」 「いいのか?」 「人の好意は素直に受け取りなさい」 「ははっ・・・姉妹揃って同じこと言われるとはな。 そういうならその好意に甘えさせてもらうとしよう」 「よしっ!じゃあ部屋に案内するわ」 「あ、リナスポットえさどこに置いたっけ?」 「あーアイツの餌ね・・・冷蔵庫の中じゃないの?」 「リナさんスポットってなんですか?」 「あー家のまあ・・・・ペット?」 「ペットなんて飼ってるのか」 「姉ちゃんがね・・・庭にいるわよ。そこの窓から見えるわよ」 「どれ・・・」 傍にあった窓を開けて外を見やる。 暗い中に犬小屋のようなものが見え、その横にー 「あ、てめっゼルが」ピシャ 俺は即座に窓を閉めるとリナを促して二階に上がった。 「ここ使っていいから、じゃ明日ね」 「ああ」 リナが出て行くのを見届けると俺は荷物を置いてベットに腰掛ける。 「ここで一つ疑問なんだが」 「はい。なんでしょう?」 「何でキサマが俺と同じ部屋にいるんだ!!」 「え?だってガウリイさんはリナさんのお父さんとですしー リナさんや赤い竜神の騎士殿と同じ部屋ってわけにはー」 「それはわかる。だが、お前魔族なんだから寝る必要ないだろ」 「そこは突っ込んじゃだめですよv」 「とりあえず出ててけ」 「やですv」 「なんでだ!」 「ゼルガディスさんと一緒にいたいからです!」 「俺はいたくない!」 「ゼルガディスさんもう少し素直になった方がいいですよ?」 「十分なってるわ!」 「またまた冗談をv」 「あ〜の〜な〜・・・・」 「ほらほらあんまり騒ぐと迷惑かけちゃいますよv」 騒がせてるのはキサマだろうが・・・・・! 心の中で毒づきながらも俺はベットにもぐりこんだ。 「あれ〜もう寝ちゃうんですか?」 「もう遅いからな」 「じゃ、僕が添い寝をv」 どがばきぐしゃ 「簀巻きにして外に放り出されたいか・・・?」 「うぅ・・・・わかりましたよぅ・・・・」 俺は溜息を一つついてランプを消してベットに入ると目を閉じた。 *********************************** 助けてーあーんぱーんがっはぁ! 若「今度は空飛ぶパンか」 はっはっはもう誰でもいいから助けてくれって感じ? 若「その割には今回は長いな。この続きもちゃんと考えているようだし」 うん、ぼーっと考えてたら出来ちゃった。 若「それが最初からあればな・・・・」 気にすんな!終わりよければ全て良し! 若「まだ終わりがいいか分からんだろうが」 なんとかなるさ〜 若「まったく趣味で無理やりペットも出しおって」 あのペットの正体はスレのスペシャルのほうの単行本の超巨大あとがきでv 若「次はいつ書くんだ?」 とりあえずは早いうちに書きたいと思います。ツリーが落ちない間にね 次もがんばりますので今お読みのかたは出来れば最後までお付き合い下さい。 若「それではまた・・・・」 |
14160 | Re:ゼル&ゼロスの旅 〜ゼフィーリア5〜 | 無限 劉人 | 2003/5/5 17:26:21 |
記事番号14156へのコメント こんにちわー。 最近浮気しまくりの弟子一号無限でーす。(を?) レスします。 >気がつけば師匠と呼ばれていますがこんなダメ師匠でごめんなさい! >(呼ばれる資格ないっす;;) あ。そういうこと言うと雷○子さんにボコられますよ?; ってゆーか全然駄目ぢゃないんで。はい。 >「おー久しぶりだなぁえー・・・・っと・・・・」 >「知り合いの名前を忘れるなーー!!」 >我に返ったリナのスリッパが男ーガウリイーの頭を捉える。 >「ゼルガディスよー!ゼールーガーディースー!!」 >「おお!それだ!久しぶりだなゼル!」 お約束ですなv >「あ、リナスポットえさどこに置いたっけ?」 >「あーアイツの餌ね・・・冷蔵庫の中じゃないの?」 >「リナさんスポットってなんですか?」 >「あー家のまあ・・・・ペット?」 スポ・・・;う、うふふふふ・・・まさかね。 >「あ、てめっゼルが」ピシャ >俺は即座に窓を閉めるとリナを促して二階に上がった。 ぎゃはははははは!(>□<)スポット。獣人ギルディアってかぁ!? 面白くてハイになった無限。 >「ゼルガディスさんと一緒にいたいからです!」 >「俺はいたくない!」 >「ゼルガディスさんもう少し素直になった方がいいですよ?」 >「十分なってるわ!」 >「またまた冗談をv」 >「あ〜の〜な〜・・・・」 あ。めづらしくゼロス押してるぢゃないかvvv レス終了。 大変面白かったです。特にスポットとゼル。 続き目茶苦茶楽しみにしてます。それでは師匠。チャットで会いましょうv |
14217 | ゼル&ゼロスの旅 〜ゼフィーリア6〜 | 水無月 雹 | 2003/5/13 18:02:41 |
記事番号14112へのコメント わははは!長い沈黙を破り今!再び連載にとーじょー!! 違うものに突っ走ってすいません。 しかし!後悔しても始まらなーいので続きいきます! *注意*これはゼロゼルです(一応そうなんです) 苦手な方読まないようお気をつけ下さい。 *********************************** まずすること、とても簡単なことだ。 ロープで縛って相手の動きを封じる。 そしてロープの先を持って窓の外に向かって思い切り投げる。 これだけでいい。俺は頭の中でそう結論付けるとそれを実行に移した。 「あ、おは〜ゼルってこらガウリイ!それはあたしのサラダよ!」 「よお!そういうお前だって人のウインナーをぉぉ!」 「ああ、おはよう・・・・お前ら外でも内でも変わんないんだな・・・・」 一階に下りるとあいも変わらず二人が食事の取り合いをしていた。 「家族はどうしたんだ?」 「ああ、父ちゃんは釣り姉ちゃんはバイトよ」 「隙ありぃぃぃぃぃ!!」 「んなあああああ!!」 やかましい二人をよそに俺は勝手に紅茶をもらうことにした。 「ふぅ〜・・・あれ?なあなあゼル。ゼロスの奴はどうしたんだ?」 「あら、そういえばいないわね」 あらかた食い終えた二人がこちらを見る。 「星になった」 俺はそう告げてカップをかたむけた。 「なってませんよぉぉぉ」 そこに低い声が響く。ちっもう戻ってきたか。 「ひどいですよゼルガディスさん!僕が何したって言うんですか!」 「それが朝人のベットの中にいた奴のセリフか・・?」 「それはゼルガディスさんとの愛を深めるためにですねぇ・・」 バキィ! 「食事も終わったしそろそろ出発しましょうか」 「ああ」 「どこ行くんだっけ?」 「このくらげぇぇぇぇ!いいからあんたは黙って着いてきなさい!」 「はぁ・・・・相変わらずだな旦那は」 「お宝目指してレッツゴー!!」 勢いよく拳を掲げるリナに続き家を出た。 「って置いてかないでくださいよ〜」 *********************************** やだわ奥様久々に書いたから短いわ 若「誰が奥様だ(スパーン)」 ひどいわ・・・・頑張って書いたのに 若「頑張ってこれか?」 いや久々だししょうがねぇべさあ 若「何故なまる」 細かいことは気にすんなv 若「まったく読んでくれてる人たちになんて言うんだ」 悪いな 若「謝ってない!(ズパーン)」 すいませんそのハリセン妙に痛いです 若「鋼鉄製だ。すばらしいだろう。お前用だぞ」 うれしくない・・・・・ 若「こんな馬鹿ですがこれからも見捨てないでやってください」 お願いしますm(_ _)mそれではまた〜 |
14232 | ゼル&ゼロスの旅 〜ゼフィーリア7〜 | 水無月 雹 | 2003/5/15 19:05:22 |
記事番号14112へのコメント またまた登場!っていうか間空きすぎてこの作品覚えてる人いないのでは!? とか考えている水無月です! でも気にしない!だって結局は書くのだから俺は! というわけで続きです! *注意*これは(一応)ゼロゼルです。 苦手な方はお気をつけ下さい。m(_ _)m *********************************** 「妙に湿気くさいわね〜」 「年季が入ってるようだからな」 先行するリナの言葉に同意する。 「それにしてもよく見つけたな。あんなにコケが茂っていたのに」 「ああ、ガウリイがね。なんか光ったて言うから来たら」 「この遺跡だったというわけか」 「そういうこと」 遺跡内は光苔が生えているため割と明るい。 そんな中しばらく進んでいくと道が二股に分かれている。 「どっちに行く?」 「う〜ん」 俺とリナが相談している後ろでガウリイとゼロスの話し声が聞こえる。 「・・・・・?」 「どうかしたのか?ゼロス」 「いえ・・・なんか見たことあるような気がしまして」 「ここに来たことあるのか?」 「さあ・・・・・・長年生きてますからね〜 似たような所に行ったことがあるだけだと思いますよ」 そんな2人の会話を聞き流しながらリナは右の道を指して 「ん〜右のほうがやけに通路が広いのよね・・・・」 「確かに・・・・・・どう取る?」 「そうね・・・・・ま、行ってみましょう」 俺が頷くとリナは他の2人に声をかけて進み始めた。 しばらく進んでいると急にガウリイが歩みを止めた。 「何やってんのよガウリイ」 「いや・・・・・なんか変な感じが・・・・・」 ガウリイが全て言い終わる前に遠くでカキンという音がした。 「なんだ?」 前方に眼を凝らしてみるとゴロゴロという音を立てながら岩が転がってきた。 「罠か」 「ふんっこれぐらい簡単よ振動弾!!」 し〜ん 「あら?」 「何やってる!逃げるぞ!!」 ガウリイがリナの首根っこを掴み走り始める。 「リナお前あの日か!?」 「だまらっしゃいクラゲ!!」 懐から出したスリッパで素早く叩くと自分で走り始める。 「そうなのか?」 「違うわよ!・・・・とりあえず行けガウリイ!」 「おう!」 ガウリイが反転して岩に向かう。 「おおりゃああああああああああ!?」 咆哮を上げて岩に飛び掛ろうとしたガウリイの姿が消える。 「な!?」 「リナさん床」 ゼロスの言葉に床を見ると人一人が通りそうな穴が開いてるのが見えた。 「落とし穴か」 「だああこういう時にぃ!ゼロスあんた何とかしてよ!」 「ええ!?僕ですかぁ!?」 「あんた魔族なんだからできんでしょ!」 「しょうがないですねぇ・・・・」 ゼロスが杖を掲げると岩は一瞬にして砕け散る。 「よしよくやった!」 「しかしリナ、ガウリイの旦那はどうするんだ?」 「う〜ん穴はもう閉まっちゃってるしー・・・ ま、ガウリイなら大丈夫でしょ進めば会えるわよ」 「アバウトですねー」 「うっさいわね!ほら先に進むわよ!」 「やれやれ」 先を進むリナに追いつこうと一歩出ようと足を出した。 しかしその足は空を切った。 「!?」 「ゼル!?」 「っ浮遊!」 しかし魔法は発動せず俺の体は重力に乗っ取って落ちていった。 *********************************** ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 若「おい」 ナンデショウ 若「お前テスト一週間前じゃないのか?」 勉強は土曜日から始める!! 若「遅いわああああああ!!(スパーン)」 だってやる気でないんだもん!やる気がないときにやっても頭に入らん! 若「だからって書いてていいのか?しかも予想より遥かに長いし」 そうなんだよ妙に続いちゃってるんだよねこの作品 若「本当は6回で終わる予定だったのにな」 まあそういうこともあるよね 若「キサマが計画性ないせいだろうが!(ズパーン)」 がっはああ! 若「と、いうわけで投稿が遅くなるかもしれませんが、 頑張って終わらせるそうなので、期待せずに待っていてください それでは、また・・・・・・」 |