◆−護りたい 護れない ※ゼロゼルです(軽めだけど)。暗いです。詩です。−華月 (2003/5/11 22:55:22) No.14207
 ┗Re:護りたい 護れない ※ゼロゼルです(軽めだけど)。暗いです。詩です。−水無月 雹 (2003/5/12 19:26:59) No.14210
  ┗護りたい 護れない 続 ※ゼロゼルです(軽めだけど)。暗いです。詩です。−華月 (2003/5/12 23:57:52) No.14211
   ┣Re:護りたい 護れない 続 ※ゼロゼルです(軽めだけど)。暗いです。詩です。−水無月 雹 (2003/5/13 17:21:52) No.14216
   ┗Re:護りたい 護れない 続 ※ゼロゼルです(軽めだけど)。暗いです。詩です。−無限 劉人 (2003/5/14 20:33:34) No.14226
    ┗ちょっと休憩・・・−華月 (2003/5/19 18:38:31) No.14265
     ┗ゼロゼル三部作、ついに完!(苦手な方は見ないようにv)−華月 (2003/5/24 12:11:12) No.14301


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14207護りたい 護れない ※ゼロゼルです(軽めだけど)。暗いです。詩です。華月 2003/5/11 22:55:22


『護りたい 護れない』


お前は何でいつも俺に構うんだ?

最初はただの興味本位って言ってたけど。

今はどうなんだ?

『僕は貴方を………………』

『この………………………』

もう聞き飽きた科白。

どうせまた嘘なんだろ?

そう言えよ。

お前はあいつには嘘つかなかったけど、

俺にだけ嘘をつく。

そんなに俺が嫌いか?

嫌いだろうな。

俺だって嫌いだからな。

だから俺はお前の嘘にも戯言にも、

これ以上相手にしない。

信用されたかったら信用されるようなことしてみろよ。

どうせお前はできないだろうけどな。


なぁ、いい加減帰って来い。

俺は独り言は嫌だ。

こんな俺の独り言を聞いてくれるのはお前だけだから。

俺に愛してるだの言ってくるのはお前だけだから。

無理な話だって、俺だってわかってる。

わかってるはずなんだ。

俺はお前の事を忘れたい。

でも忘れられない。

そうだよ。

嫌いだなんて嘘だよ。

本当は……。


やめた。

馬鹿馬鹿しい。

それに聞きたいなら自分で来い。

それが駄目なら……

俺がそっちへ逝ってやるから。

そしてお前の耳元で、

ちゃんとあの時の返事をしてやる。

俺を死にたかせなかったら、

早く帰って来い。

この家は、

一人だと広すぎる。

三人だと狭苦しく感じる。

俺とお前。

二人で充分なんだ。

二人で良いんだ。

この二人じゃなきゃ嫌なんだ。

だから……

早く帰って来い…

これ以上、

俺を一人にするな……


             END

<あとがき>
何でだろう?何でこんなに中途半端な感じになっちゃんだYo!!
しかもそれを投稿する自分って…(どーしょーもないけど仕方がない)
タイトルは林●め●みさんの曲、「faint love」からとっていたり…(汗)
詳しい事は書きません。書いたってしょうがない、どうしょうもない、どうでもいいこと
だらけになっちゃうかも知れないから。
ああちなみに、こんなの書いていますけど、私はゼル至上主義のつもりです。
ゼルには幸せになって欲しいと思います。できれば姫さんかコックローチ魔族と(苦笑)

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14210Re:護りたい 護れない ※ゼロゼルです(軽めだけど)。暗いです。詩です。水無月 雹 2003/5/12 19:26:59
記事番号14207へのコメント

はじめまして、ここで馬鹿話書いてる水無月と申します。
詩読ませていただきました。
めちゃめちゃ好みでしたvvv
自分詩は苦手なので憧れます。
自分もかなりゼル至上主義で、コックローチ魔族と幸せになって欲しいと
願ってるのでこの作品は(上にも書きましたが)とても好みですv
これからも頑張って下さい。
それでは〜m(_ _)m

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14211護りたい 護れない 続 ※ゼロゼルです(軽めだけど)。暗いです。詩です。華月 2003/5/12 23:57:52
記事番号14210へのコメント

『護りたい 護るから』


貴方は何故いつも僕を無視するんですか?

こんなにも愛してるというのに。

あんなにも貴方は愛情を欲してしたのに?

『俺は誰からも……………』

『それはお前だって………』

『お前は俺なんかを………………』

何故?

何故貴方はそこまで僕を否定する?

何故貴方はそこまで僕の愛を否定する?

何故……

貴方は自分に与えられる正の感情を否定する?

僕は今まで、ひとつも嘘を言ったことはない。

それはリナさんにも一緒。

貴方にも嘘のひとつなんで言っていない。

そんなに僕が嫌いですか?

僕はこんなに貴方を愛しているのに?

貴方はそうやって、

『外界』を遮断し、拒絶し、

そうやって生き続けるつもりですか?


嗚呼…帰りたい。

できる事なら、貴方の元へ帰りたい。

貴方の言葉を聞いてあげれるのは、僕だけだから。

僕だけが、貴方の寂しさを紛らわせる事が出来るから。

無理だって…それは僕にも分かってる。

分ってるはずなのに…。

自然と……

目から水が溢れ出る…。

それは確かに、本来僕には出てこない筈の…

            ――――涙。


本当に。

僕はつくづく魔族らしくないですね。

昔はこんな風に、

一人の…

しかも人間に対し、

こんな感情を出すなんて…

ありえなかった。

嗚呼、だからこそ、獣王様は、

僕に『滅べ』と言ったのですね…

僕が何時しか、

魔族でありながら人間とともに闘うなんて、

ナンセンスなことが起きない内に…

そうならないように…

でも…

もう遅すぎた。

僕は彼を愛してしまった。

彼も僕を愛してしまった。

僕は気付いてたけど気付かなかったふりをしてただけ。

彼と共に生きたいと願ってしまった。

たとえそれが、

僕を創ってくれた獣王様の意思に反するとしても。

彼を死なせたくない。

彼は優しいから。

僕が滅んでしまったら、

彼も滅んでしまうから。

獣王様ごめんなさい…。

僕は帰らなくてはならない。

彼のもとへ…。


              実はさりげなく続く(笑(う時じゃねぇ))

<あとがき>
ごめんなさい、ごめんなさい。あぁもう兎に角ごめんなさい!!
前の「護りたい 護れない」の最後に、ENDって書いたのに!!
続キ書イチャッタYo!!ママン!!(誰?!)
あぁもう、愛しの愛しの水無月大先生!!(水無月様の作品を読んでいましたけどコメントはつけられませんでした(汗)小心者だったんで…(だった??))に「とても(&めちゃめちゃ)好み」って!「憧れます(詩を書くことに対し)」って言われてもらったのにぃ!!
(ホントーにすみません…水無月大先生…)
しかも微妙に続いちゃうのです、コレ…(泣)。
今度は小説です。頭に「駄」がついちゃうくらいの代物ですけど…。
もしよければ呼んで下さいませ(汗)。頑張りますので。
水無月大先生も、これからも頑張って下さいv陰ながら、応援します。
(陰でかよ!!)(否、もちろんコメントもつける予定!(予定?!)

兎に角…暴走しすぎですみませんでした(大汗)。
あんな風に誉められたの初めてなモンで…
水無月様からの暖かいコメントは、脳内コンピューターで、永久保存させていただきますv

それじゃぁ、続きの小説を楽しみに……(あまり期待しないで)……待っていてくださいv

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14216Re:護りたい 護れない 続 ※ゼロゼルです(軽めだけど)。暗いです。詩です。水無月 雹 2003/5/13 17:21:52
記事番号14211へのコメント

>あぁもう、愛しの愛しの水無月大先生!!(水無月様の作品を読んでいましたけどコメントはつけられませんでした(汗)小心者だったんで…(だった??))に「とても(&めちゃめちゃ)好み」って!「憧れます(詩を書くことに対し)」って言われてもらったのにぃ!!
>(ホントーにすみません…水無月大先生…)
いえそんなに謝らなくても・・・・
しかも大先生って・・・そう呼ばれるほど良いもの書けませんよ?

>しかも微妙に続いちゃうのです、コレ…(泣)。
>今度は小説です。頭に「駄」がついちゃうくらいの代物ですけど…。
>もしよければ呼んで下さいませ(汗)。頑張りますので。
もちろん読ませていただきますよv

>水無月大先生も、これからも頑張って下さいv陰ながら、応援します。
>(陰でかよ!!)(否、もちろんコメントもつける予定!(予定?!)
応援ありがとうございます。
これから続き書こうと思ってますので、コメント頂けると嬉しいです。

>それじゃぁ、続きの小説を楽しみに……(あまり期待しないで)……待っていてくださいv
楽しみにしてます。

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14226Re:護りたい 護れない 続 ※ゼロゼルです(軽めだけど)。暗いです。詩です。無限 劉人 2003/5/14 20:33:34
記事番号14211へのコメント

こんばんわ。レスは始めましてですねv

はぁうっ!!!素敵。綺麗。溜息ものですよっ!!文才ください。

>こんな感情を出すなんて…
>
>ありえなかった。
>
>嗚呼、だからこそ、獣王様は、
>
>僕に『滅べ』と言ったのですね…
>
>僕が何時しか、
>
>魔族でありながら人間とともに闘うなんて、
>
>ナンセンスなことが起きない内に…


ふ・・・だってやぱし可愛いもんvゼル。(をいこら)

>彼は優しいから。
>
>僕が滅んでしまったら、
>
>彼も滅んでしまうから。
>
>獣王様ごめんなさい…。
>
>僕は帰らなくてはならない。
>
>彼のもとへ…。

愛は必ず勝つのよ!(byアメリア)


続くと良いっす。もっと読みたいっ!
シリアスなゼロゼルに飢えてるバカ一人ありっす。
ギャグにどーしてもなっちゃうんですよねー・・・;;

文才ください。いや、マジでマジで。

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14265ちょっと休憩・・・華月 2003/5/19 18:38:31
記事番号14226へのコメント

今回はちょっとレス返しをば…(汗)。

水無月さんへ

>>あぁもう、愛しの愛しの水無月大先生!!(水無月様の作品を読んでいましたけどコメントはつけられませんでした(汗)小心者だったんで…(だった??))に「とても(&めちゃめちゃ)好み」って!「憧れます(詩を書くことに対し)」って言われてもらったのにぃ!!
>>(ホントーにすみません…水無月大先生…)

>いえそんなに謝らなくても・・・・
>しかも大先生って・・・そう呼ばれるほど良いもの書けませんよ?

いいえ、私にとっては大先生と呼べるくらいの良いものをお書きになってると思いますよ。
でも確かに、『水無月大先生』じゃ、少し呼びづらいですね(苦笑)。

>>しかも微妙に続いちゃうのです、コレ…(泣)。
>>今度は小説です。頭に「駄」がついちゃうくらいの代物ですけど…。
>>もしよければ呼んで下さいませ(汗)。頑張りますので。

>もちろん読ませていただきますよv

ち、近いうちには必ず書きますので…(汗)
もう少し待っていてくださいね。(多分ハッピーエンドで終わるはず)

>>水無月大先生も、これからも頑張って下さいv陰ながら、応援します。
>>(陰でかよ!!)(否、もちろんコメントもつける予定!(予定?!)

>応援ありがとうございます。
>これから続き書こうと思ってますので、コメント頂けると嬉しいです。

続き…というと、『ゼル&ゼロスの旅』ですよね?
好きな作品ですので、続きが楽しみですv頑張って下さいね!

>>それじゃぁ、続きの小説を楽しみに……(あまり期待しないで)……待っていてくださいv

>楽しみにしてます。

ハッピーエンドで終わらせる予定ですので!書き終えるまでに待っていてくださいv


無限さんへ

>こんばんわ。レスは始めましてですねv

はい、レスでは初めてですvリレ小説に参加中ですv

>はぁうっ!!!素敵。綺麗。溜息ものですよっ!!文才ください。

お褒めの言葉ありがとうございますvv
けど文才はちょっと…(差し上げたらそれこそ駄文書きに…(汗))

>>こんな感情を出すなんて…
>>ありえなかった。
>>嗚呼、だからこそ、獣王様は、
>>僕に『滅べ』と言ったのですね…
>>僕が何時しか、
>>魔族でありながら人間とともに闘うなんて、
>>ナンセンスなことが起きない内に…

>ふ・・・だってやぱし可愛いもんvゼル。(をいこら)

そうですねぇ。彼はカッコ可愛い、可愛い人ですからねぇv(可愛い系かよ!)

>>彼は優しいから。
>>僕が滅んでしまったら、
>>彼も滅んでしまうから。
>>獣王様ごめんなさい…。
>>僕は帰らなくてはならない。
>>彼のもとへ…。

>愛は必ず勝つのよ!(byアメリア)

そう、『二人』の愛は必ずk(はーい、強制隔離v)

>続くと良いっす。もっと読みたいっ!
>シリアスなゼロゼルに飢えてるバカ一人ありっす。
>ギャグにどーしてもなっちゃうんですよねー・・・;;
>文才ください。いや、マジでマジで。

残念(?)ながら、次の小説で終了です(汗)。(元々は最初のゼルの詩単体ものでしたからね)
私は、甘々なゼロゼルに飢えています・・・
(何故か頭の中じゃ、それこそ砂吐きもんのラブラブバカップルなのに・・・(をいをい)

今週中には書き終える予定です。
それではまた・・・。
(さて、リレ小説も頑張って続き書かなきゃ・・・(汗))

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14301ゼロゼル三部作、ついに完!(苦手な方は見ないようにv)華月 2003/5/24 12:11:12
記事番号14265へのコメント

―――ずっとずっと思ってた
   どうして自分は素直になれないのか
   どうして本当の気持ちから目をそらし続けているのかを・・・
   けれども何かが・・・ 何かが引っ掛かって結局伝えられぬまま
   ずっとずっと、平行線のような俺達―――


「離さない 離れない」


何時までこうやっているのだろう、と思いつつも、自問自答を繰り返してから、一ヶ月が経った。
未だにあいつ・・・ゼロスは帰ってこない。
気が狂いそうだと、それでも冷静でいられる自分が怖くなった。
今まで、こんな事で恐怖という感情なんて出した事がないのに・・・

ずっと孤独だった・・・残酷な魔剣士。
レゾの狂戦士・・・俺はそうだったはず・・・
それが何故、ここまでふぬけてしまったのだろうか・・・

『ゼルガディスさんv』

嗚呼、まただ・・・。
またあいつの笑顔・・・憎たらしいくらいに、人の良い顔が浮かんでくる・・・。
さっさと消えてくれればいいのに・・・。
今の俺には、きつすぎる・・・切なすぎる・・・。
そのくせ、求めている・・・そんな矛盾だらけな考え。

いっそのこと・・・そんな考えや思い・・・何もかも、あの空の彼方へ投げ出せたら、
どんなに、楽になれるのだろうか・・・。

『ゼルガディスさん』

消えろ消えろッ!消えてしまえ!
お前もすぐに裏切るんだろう?!
あのレゾのように!
俺を冷たく突き放すんだろう!?

『ゼルガディスさん・・・僕は』

やめろ、やめてくれ!
それ以上聞きたくないッ!!

『僕は・・・貴方の事を・・・』

もうあんな思いをしたくない!

「愛しています・・・心の底から」


!?


「・・・ゼ・・・ロス・・・??」
「随分とまぁ・・・長く掛かっちゃいましたよ」

確かに、俺の前に立っているのは、ゼロスだった。
黒を基盤とした神官服に、あの人の良い顔。
あの時と、何も変わらない姿・・・。
でも、何かが違う・・・。目に見えない何かが・・・。

「本当に・・・ゼロス、なのか?」
「そうですよ、謎の神官、ゼロスですよvそして、元獣神官のねv」
「・・・元獣神官?」


そう、僕は貴方と共に生きるために、
過去の時間へ行き、その時間帯で転生をしました。
人間として生まれ変わるために・・・

けど、こうやって貴方を探すのに、かなり時間が掛かってしまった。
前のような力も無い、前世の記憶も曖昧なまま、けれども・・・
一度たりとも、貴方の事を・・・貴方への想いを、忘れた日はありませんでしたよ。


「馬鹿だな・・・」
「えぇ、大馬鹿者ですよ」

貴方もねv

「獣王のことは、大丈夫なのか?」
「そのへんは大丈夫でしょう。きっと別の魔族を、獣神官として雇ってるでしょうからv」


「ゼロス・・・」
「何ですか?」
「いや・・・その・・・・・・・お帰り」
「・・・・ただいま、ゼルガディスさん」

あの時の返事・・・言ってやるよ


「俺も好きだよ、馬鹿野朗」


―――決して交じり合う事の無い平行線
   僕達はそんな関係だった
   でもこれからは 二人で一本の直線・・・
   そんな風な関係が 一番良いのでしょうね―――


                             ――完――


<あとがき>
ま、間に合ってよかった・・・(ほっ)。
えー・・・これを持ちまして、別名「faint love/林原め●み」の歌詞がタイトルのゼロゼル三部作(長い;)は終幕ですv
ここまで続けられたのは、水無月さんと無限さんのレスのおかげですv(ありがとうございました)

私的には、ゼルとゼロスが結ばれる最速(?)の方法は、ゼロスが人間として生きる、と思ってます。
つまりは、過去の自分(魔族だったころの自分)を捨てて、新しい自分(人間になった自分)で生きるってことです。
(まぁ魔族のまんまでも大して変わりはありませんが(をい)
んー・・・ちょっと変かな?(少し考え方が子供じみているというか・・・実際に子供なんだけど)
まぁあくまで、「最速」の方法であって、「最善」「最良」の方法ではないけど。
そこんとこが難しいんでしょうね、ゼロゼルって・・・。

P.S これから一週間はテスト週間に入ったので(華月が)、しばらく来れません。
(まぁ来なくなって、誰かが困る事は無いだろうけど・・・)
ので、無限さん主催のリレー小説が、私の番で止まっちゃうかもしれません。
そこんとこは御了承くださいまし(泣)。
暇を見つけては、頑張って来られるよう努力はしますんで。