◆−SEIREI   4  〜旅立ち?〜−る〜ら(3/17-19:02)No.1430
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1430SEIREI 4 〜旅立ち?〜る〜ら E-mail 3/17-19:02


ふぅ。
久し振りだけど、んなことはどーでもいい。
じゃ、どーぞ。
‡‡‡‡‡‡‡

「と、ゆーわけよ。」
とリナさん。
「でも、なんで力を試す必要があるんですか?。」
「そりゃーもちろん。ねーちゃんの連れてこいって言ったひとは絶対強いからよ。」
「・・・・リナさんのおねーさんて・・・?。」
「聞かないで・・・お願い。」
「分かりました・・・(汗)。」
ただならぬ、リナさんの気配を察し思わず言うわたし。
なんか、とんでもない事に巻き込まれてるような・・・?
「んじゃ、明日出発するから準備しといてね。おやすみ♪。」
「おやすみなさい、リナさん。」
「じゃーな。」
「はい。ガウリイさん。」
そして夜が明けて・・・・・


「おっはよー!。」
ぶるるるっ
リナさんの声を聞いて、思わず身震いした。別に恐いというわけじゃない。
なんというか、わくわくしたのだ。これから、どんなことが起こるかを考えると、とってもわくわくするのだ。
「さて・・・行きましょうか。」
リナさんが言う。
「そーですね!早く行きましょう!」
「みょーに元気ね。普通は嫌がるんだけど・・・・。」
「さー!は・や・く!」
「あーはいはい。ガウリイ行くわよ!」
「おうっ!。」


どぉごぉぉぉぉん!

街を出ようした時だった。広場の方で爆音が轟いたのわ。
「なにっ!?。」
「行ってみるわよ!ガウリイ、リサ!」
「おしっ!。」
かけていくリナさん達。
「大丈夫かな・・・。」
そうつぶやくとわたしもリナさんたちの後を追った。

広場は火の海だった。その中心には・・・・!?
「レッサーデーモン!?。」

‡‡‡‡‡‡‡
旅立ってくんない。(T_T)
早く旅立てっ!

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1465SEIREI 5 〜まだまだ・・・〜る〜ら E-mail URL3/23-08:33
記事番号1430へのコメント


「黒妖陣っ!」
一匹のレッサー・デーモンは悲鳴一つあげず、リナさんの呪文であっさり消滅した。
それにしても・・・なんでこんな所にデーモンが・・・・?
「野良デーモンだったみたいね。」
「こんなのが、外にはいっぱいいるんですか?。」
「そんなんでもないわよ。」
なーんだ。つまんないの。
「あんた達かい。さっきの変なのを倒したの。」
突然声がかかった。振り向いてみると、酒場のベレップおばさんだった。
「ベレップおばさん・・・。」
「おや、リサじゃないかい。なんだい旅支度なんかして。」
「いや、その・・・」
うぅ、まずい。おばさんに見つかっちゃったよ。おばさんは小さい時から、育ててくれたのだ。
だから、わたしのお母さんみたいなものだ。そんな人が旅をするのを許してくれるわけがない。
わたしがなんと言おうかと迷っていると、
「何か用?。」
とリナさんが言った。ガウリイさんはちょっと話についていけなかったのか、黙っている。
「あぁ。あんた達が倒した変なの、あれがまた来るかもしれないからね。もうちょっととどまっていてほしいんだよ。」
「でも、急ぎのようが・・・。」
そうだそうだ。わたしは早く行きたいのだ。
「そのかわりご飯ただにしとくからさ。」
「引き受けましょうっ!。」
「えっ!リナさんちょっと・・・」
「ただより安いものはないっ!。」
がーん。リナさぁ〜ん。


「結局こなかったわね。」
「そうみたいですね。」
「リナ、早く行こうぜ。」
今度こそ旅立とうとしたその時だった。

ぐわぉぉぉぉん

「あぁ。また・・・(T_T)。」
「泣いてる場合じゃないっ!行くわよっ!。」
「よしっ!。」
いつんなったら旅立つのよぉぉ〜!
と心のなかで思いつつ、かけだした。

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1468SEIREI 6 〜戦い〜る〜ら E-mail URL3/23-16:11
記事番号1430へのコメント


「ふん。つまらん。」
街は既に燃え始めている。その中で奴は言った。
「待ちなさいっ!。」
「ほう。まさか、俺に立ち向かってくる奴がいるとはな。」
余裕でいう変な奴。
「・・・あなた純魔族ね。」
「人間がそこまでしってるとはな。」
魔族・・・なにそれ?
「リナっ!こいつ強いぞっ気をつけろっ!。」
「分かってるっ!。」
「では、行くぞっ!。」
その瞬間、奴の手がひかりだす。
もしかして・・・やばいっ!?

どごおぉぉぉん!

「ひいぇぇ!!。」
危なかった・・・。また来るっ!。
「これじゃ呪文も唱えられないじゃないっ!」
とリナさんが言うのが聞こえた。
「どりゃあぁぁっ!!!。」
ガウリイさんが突っ込む。行けるかっ!
「くっ!」
効いてない!?
「うわぁぁぁぁぁ!。」
吹っ飛ばされるガウリイさん。
「烈閃槍っ!」
「効かぬわっ!」

びゅっ!

風の刃がわたしの方に向かってくる。よけられないっ!あたるっ!。
「リサっ!」

ばしゅっ!

その瞬間リナさんは倒れていた・・・。
「リナさんっ!。」
わたしをかばって・・・!
「口ほどにもない・・・後はお前だけだぞ・・・。」
恐い。初めてそう思った。
「最後だっ!。」

びゅっ!

「・・・・・なにっ!?。」
その時、わたしは目を開けた。
「防いだっ!あれを!?」
「光の精霊アスカっ!。」

びいぃぃぃぃん!

「ぐわあぁぁぁぁ!!!!。」
そして、魔族は消えていった・・・・。