◆−The song of a dragon. The requiem to darkness.−キツネノテブクロ (2003/5/26 18:03:07) No.14314 ┣The song of a dragon. The requiem to darkness. 第24章−キツネノテブクロ (2003/5/26 18:07:24) No.14315 ┃┗一目会ったその日から〜(笑)−エモーション (2003/5/26 23:38:29) No.14317 ┃ ┗鯉のハナ咲くこともある〜♪(違)−キツネノテブクロ (2003/5/31 12:38:17) No.14333 ┣The song of a dragon. The requiem to darkness. 第25章−キツネノテブクロ (2003/5/31 11:51:31) No.14332 ┃┣指導者とは、辛く悲しい方なのですね。−猫楽者 (2003/6/1 22:44:19) No.14342 ┃┃┗Re:指導者とは、辛く悲しい方なのですね。−キツネノテブクロ (2003/6/3 10:33:03) No.14351 ┃┗Re:The song of a dragon. The requiem to darkness. 第25章−エモーション (2003/6/1 22:57:47) No.14343 ┃ ┗Re:The song of a dragon. The requiem to darkness. 第25章−キツネノテブクロ (2003/6/3 10:59:05) No.14352 ┣The song of a dragon. The requiem to darkness. 第26章−キツネノテブクロ (2003/6/3 09:52:19) No.14350 ┃┣ボードに人間関係を書かれるのですね(笑)−エモーション (2003/6/5 00:03:54) No.14366 ┃┃┗レスが遅くなりました。−キツネノテブクロ (2003/6/8 10:30:42) No.14385 ┃┗ステフさま(汗)−猫楽者 (2003/6/8 01:47:37) No.14382 ┃ ┗Re:ステフさま(汗)−キツネノテブクロ (2003/6/8 10:57:45) No.14387 ┗The song of a dragon. The requiem to darkness. 第27章−キツネノテブクロ (2003/6/8 10:06:33) No.14384 ┣正体不明の最強じーちゃん登場……ですね♪−エモーション (2003/6/8 23:24:24) No.14399 ┃┗Re:正体不明の最強じーちゃん登場……ですね♪−キツネノテブクロ (2003/6/9 16:39:09) No.14404 ┗シオンさん♪−猫楽者 (2003/6/9 19:03:43) No.14410 ┗Re:シオンさん♪−紫清 月季花 (2003/6/13 09:09:02) No.14454
14314 | The song of a dragon. The requiem to darkness. | キツネノテブクロ | 2003/5/26 18:03:07 |
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14315 | The song of a dragon. The requiem to darkness. 第24章 | キツネノテブクロ | 2003/5/26 18:07:24 |
記事番号14314へのコメント 【The song of a dragon. The requiem to darkness. ―竜の謳・闇への鎮魂歌―】 セイルーンでは会議が再開されぬまま、数日が過ていた。 「ゼルガディスさん、どうしますか?」 今日もアメリアは、ゼルガディスの部屋に来ていた。 部屋にはいつものメンバーが揃っている。 「エルメキアを無視して、会議を再開するわけにもいくまい。 コニカルコ卿が何とか本国と掛け合って、今海軍に関する権限を自分に移すように調整してるしな」 ゼルガディスは、ゼフィーリアからの報告書に目を通しながら言う。 「ライゼールでも実質的には、ホルンフェルス少佐が仕切ってるみたいです。 上官のグラノファイア司令官はお飾りみたいですし」 「シルビン=グラノファイア・・・・・若い頃は優秀だったらしいが・・・・・・」 読んでいた報告書から目を上げ、ライゼールの海軍司令官のことを思い浮かべる。 エルメキアのバカ皇子に媚びるような男からは、連想できない。 「でも、父さんは昔はもっとしっかりした奴だった≠チて言ってました」 「ああ、俺の親父も言ってたが・・・・」 ――平和ボケか?それとも・・・ ラダマンティスは、グラノファイアを優秀な男だと評したが、ゼルガディスの目から見て、そうは思えなかった。 もっとも、両親を始め規格外な連中ばかり見ている為か、優秀と呼ばれる基準が、かなり上になっていたりするが。 「そう言えば、最近エルメキアの皇子を見ないが、何してるんだ?」 「さあ? 体調が優れないとかで、部屋から出てこないんです」 ゼルガディスの疑問に、アメリアが答える。 「どっちにしても、大して役にはたたないだろうさ。 あの皇子じゃ」 コーヒーを飲み干し、気のない声でゼルガディスは言う。 「そうですね」 アメリアも頷いていた。 「コバルト閣下、もうじき魔海に侵入します」 シェイルは、旗艦の執務室兼自室にて、その報告を受けた。 「ご苦労、注意しながら進んでくれ。 この海域だけは、何があるか解らないからな」 そう言うと、部下を下がらせる。 シェイルは気分転換をかねて、甲板へと上がる。 甲板では訓練中の兵士や、どうやって持ち込んだのか釣竿の持ってる者やら、挙句の果てには銛を担いでうろついているのまで居る。 「・・・釣れるか?」 一瞬その光景に絶句したが、すぐに釣り糸を垂れている者に、声をかける。 「それなりに。 貴重な食料ですから」 「そ、そうか(汗)」 「さっき、マグロを吊り上げた奴もいましたから」 そう言う兵士の糸も引いている。 「おっしゃ!かかった!! 手伝ってくださいぃっ!!」 「え? あ、ああ」 勢いに押されて返事を返し、何故か手伝うシェイル。 散々苦労して吊り上げられたのは、巨大なマグロ。 「おっしゃ!晩飯!!」 シェイルは疲れてへたり込み、その横でガッツポーズを取る釣り人(笑) ――この船はマグロ漁船じゃねえんだぞ(呆&遠い目) 等と、この船団の司令官が思っていることなど、当の釣り人は気付きもせず、気楽に歓声を上げている。 「いやー助かりました。 この辺は大物が釣れ易いんですよ、では自分はこれで」 からからと笑いながら、マグロ(約100kg)を担いで、仲間と思われる一団の所に行ってしまった。 「・・・あれが晩飯かあ・・・・」 シェイルは遠い目しながら、ぼーっと呟いていた。 「お前さあ、司令官に手伝わせるか、普通(呆)」 「え? あれ司令官?まじで?(汗)」 「気付かなかったのかよ;; コバルト大将閣下だぜ、あの人」 「うわぁー(滝汗) 降格させられるかなあ・・・給料が減っちまう(泣)」 「いや、それ言ったら、ここで釣りしてる奴全員降格だろ」 「そりゃそうか。 しかしこの辺、でかいのが釣れるよなあ」 「ホントだよな・・・・って、おいっ。 もうすぐ魔海じゃねか?」 「そろそろ持ち場にもどんべ」 『おうっ』 以上、釣り人達の会話でした。 一応彼らは、兵士です・・・・どっちかと言うと、海の男です・・・ね(汗) アイゼリナルは最初に訪れた街を離れ、街道を進んでいた。 街に近いところには石畳が敷かれていたが、町から離れるにつれ無くなり、幅示すための煉瓦が道の両脇に敷かれているのみだった。 アイゼリナルは、クロイセルから渡された資料を見ながら歩いていた。 その為か、前方から歩いてきた人物と、思いっきりぶつかってしまった。 「ああああ、ごめんなさいっ!(汗) って、言葉通じないんだったあ(慌)」 「・・・そんなに慌てなくても、いいよ。 君の言葉、解るから」 そう言って、ぶつかられた方の人物は、パタパタと埃を叩きながら、立ち上がる。 「君のほうこそ大丈夫だった? 僕も前をちゃんと見て無かったから」 パニックになって、相手をちゃんと見ていなかったアイゼリナルは、にっこりと微笑む相手に思わず見惚れていた。 ――かっこいい/// 年はゼルガディスと同じくらいだろう、癖の無い金の髪を肩まで伸ばし、琥珀色の肌に綺麗なサファイアブルーの瞳。 顔立ちは優しげで、背もすらりと高い。 「は、はい(///) 私は大丈夫です」 顔が赤くなるのを自覚しながら、アイゼリナルは何とか答える。 普段から美形は見慣れているはずなのだが、今まであった人たちとは違うタイプな為か、アイゼリナルはかなりどぎまぎとしていた。 「・・・リーザ?・・・でも目の色が違う・・・・」 「え?」 相手の口から微かに零れた言葉に、アイゼリナルはつい疑問の声を上げる。 「あ・・・何でもないんだ。 僕の知り合いに似てるなって思って」 そう言って微笑むが、何処か辛そうに見える。 「じゃ、じゃあ僕はこれで」 「待って!」 立ち去りかけた青年を、アイゼリナルは腕にしがみ付いて止めていた。 ――ごめんなさいゼルガディス様!(><)でも物凄くこの人が気になります!!о(><)о 心の中でとりあえず謝罪すると、アイゼリナルは相手の顔を真っ直ぐ見て。 「私貴方について行きます」 「は?(汗)」 アイゼリナルの言葉に、目が点になる青年だった。 <続> 【あとがき】 みぢかいっす・・・・ アイズ:私が出会った人って・・・・ 言うな、誰かもろ解りだろうから。 アイズ:それは置いといて。 ・・・・かっこいいなあ、あの人(///) ・・・(汗) まあ、良いけどね(−ー; アイズ:早く次ぎ書きなさいね。 はははは・・・(遠い目) アイズ:次もよろしくねvv |
14317 | 一目会ったその日から〜(笑) | エモーション E-mail | 2003/5/26 23:38:29 |
記事番号14315へのコメント 恋(?)の花咲くこともある〜♪ ……というのとも違うのでしょうけれど。 アイゼリナルさん、積極的というより、いきなりな発言ですね(汗) こんばんは。 昨日(25日)はサーバー負荷によるデータ破損、今日(26日)は 地震に驚いてます(汗) 地盤の固い地域なので、震度5弱といっても、大した被害もなく、家族も無事ですが。 昨日のは本当に驚きました。さらに頭が混乱していたのも分かります。 幸いなことに、一坪様が素早く対応してくださいましたので、データが 復旧して、本当に良かったです。 それだけに、昨日のコメント中の私信はキツネノテブクロ様に、余計な 心配をさせただけになったと思います。(来られたときには、復旧していた わけですから) すみませんでした。(いざとなったら再掲示するとしても、本文のデータは 保存されているのでしょうかと思ったものですから……。でもその時に いただいたレスがなくなるのはもっと悲しいですよね。復旧して良かった!) 今回は主に帝国サイド、ですね。 マグロ漁船な海軍……人間って逞しいです(笑) そしてアイゼリナルさんが出会った方……あの方ですね。 この出会いは後にどんな影響を与えるのでしょうか。 >「シルビン=グラノファイア・・・・・若い頃は優秀だったらしいが・・・・・・」 >読んでいた報告書から目を上げ、ライゼールの海軍司令官のことを思い浮かべる。 >エルメキアのバカ皇子に媚びるような男からは、連想できない。 >「でも、父さんは?昔はもっとしっかりした奴だった?って言ってました」 >「ああ、俺の親父も言ってたが・・・・」 > >――平和ボケか?それとも・・・ 韜晦しまくった昼行灯にだまされてますね、ゼル……。 さすがにまだ若いゼルに、海千山千、人生の酸いも甘いも知っているような 筋金入りのタヌキか、そうでないかを見抜けと言うのは……難しいですよねぇ……。 >ラダマンティスは、グラノファイアを優秀な男だと評したが、ゼルガディスの目から見て、そうは思えなかった。 >もっとも、両親を始め規格外な連中ばかり見ている為か、優秀と呼ばれる基準が、かなり上になっていたりするが。 ……ゼル……それは認識に問題大ありでは……(汗) 誰もついてこれなくなりますよ、あの方々を基準にされたら……。 >――この船はマグロ漁船じゃねえんだぞ(呆&遠い目) > >等と、この船団の司令官が思っていることなど、当の釣り人は気付きもせず、気楽に歓声を上げている。 >「いやー助かりました。 >この辺は大物が釣れ易いんですよ、では自分はこれで」 >からからと笑いながら、マグロ(約100kg)を担いで、仲間と思われる一団の所に行ってしまった。 >「・・・あれが晩飯かあ・・・・」 >シェイルは遠い目しながら、ぼーっと呟いていた。 自給自足ですねぇ……。そして平和な光景です。100kgのマグロを 一人で担いでいく……ち、力持ちですね……。 >「ホントだよな・・・・って、おいっ。 >もうすぐ魔海じゃねか?」 >「そろそろ持ち場にもどんべ」 >『おうっ』 >以上、釣り人達の会話でした。 >一応彼らは、兵士です・・・・どっちかと言うと、海の男です・・・ね(汗) 今でこそ戦争に駆り出されてますが、何もないときは漁師をしている方々なのかな、 と思いました。……手慣れているし(笑) 戦いはともかく、海に出るのは楽しくて仕方がないという人達なのでしょうね。 >パニックになって、相手をちゃんと見ていなかったアイゼリナルは、にっこりと微笑む相手に思わず見惚れていた。 > >――かっこいい/// > >年はゼルガディスと同じくらいだろう、癖の無い金の髪を肩まで伸ばし、琥珀色の肌に綺麗なサファイアブルーの瞳。 >顔立ちは優しげで、背もすらりと高い。 >「は、はい(///) >私は大丈夫です」 >顔が赤くなるのを自覚しながら、アイゼリナルは何とか答える。 ……女の子ですね(笑)アイゼリナルさん。 >「・・・リーザ?・・・でも目の色が違う・・・・」 >「え?」 >相手の口から微かに零れた言葉に、アイゼリナルはつい疑問の声を上げる。 >「あ・・・何でもないんだ。 >僕の知り合いに似てるなって思って」 >そう言って微笑むが、何処か辛そうに見える。 アイゼリナルさんはリーザさんに似ているのでしょうか。 偶然似ているとしても、置かれている立場や状況を考えると、 とても不思議な縁に思えますね。 >――ごめんなさいゼルガディス様!(><)でも物凄くこの人が気になります!!о(><)о > >心の中でとりあえず謝罪すると、アイゼリナルは相手の顔を真っ直ぐ見て。 > >「私貴方について行きます」 > >「は?(汗)」 >アイゼリナルの言葉に、目が点になる青年だった。 ……そりゃあ……普通はいきなりこんなこと言われたら……目が点になりますよね。 というより、たまたまぶつかっただけの、見ず知らずの相手にそう言われたら、 普通は引くと……(汗)相手によってはダッシュで逃げるが吉だし。 さて、アイゼリナルさんはこの突発発言を、どう怪しまれないように(笑) フォローするのでしょうか?! そして当然ながら、王宮の外では目立ちまくる上に、怪しさ大爆発なだけの マスクなんかつけるわけないゼクスさんはどう反応するのでしょう?! ……なんだか、興味の方向性が違うような……(笑) 釣り人の方々と女の子なアイゼリナルさんを、とても楽しく読ませて いただきました。 特に釣り人の方々……こういう方々と戦わなきゃならないのが、戦争の 嫌な面ですよね。 ゼクスさんとアイゼリナルさんの出会い、どう展開していくのか楽しみです。 それでは、この辺で失礼いたします。 |
14333 | 鯉のハナ咲くこともある〜♪(違) | キツネノテブクロ | 2003/5/31 12:38:17 |
記事番号14317へのコメント >恋(?)の花咲くこともある〜♪ ……というのとも違うのでしょうけれど。 >アイゼリナルさん、積極的というより、いきなりな発言ですね(汗) > >こんばんは。 >昨日(25日)はサーバー負荷によるデータ破損、今日(26日)は >地震に驚いてます(汗) >地盤の固い地域なので、震度5弱といっても、大した被害もなく、家族も無事ですが。 こんにちは、キツネノテブクロです。 レス返しが遅くなりました。 地震にあわれたのですか? お怪我は無かったでしょうか、たいした被害が無かったとのことですが、天災だけは何時どういう時にくるか、解らないだけに怖いですよね。 >昨日のは本当に驚きました。さらに頭が混乱していたのも分かります。 >幸いなことに、一坪様が素早く対応してくださいましたので、データが >復旧して、本当に良かったです。 >それだけに、昨日のコメント中の私信はキツネノテブクロ様に、余計な >心配をさせただけになったと思います。(来られたときには、復旧していた >わけですから) >すみませんでした。(いざとなったら再掲示するとしても、本文のデータは >保存されているのでしょうかと思ったものですから……。でもその時に >いただいたレスがなくなるのはもっと悲しいですよね。復旧して良かった!) 本文の方も、保存している時とそうでない時があるので・・・ 一番新しい話は、大体保存してるのですが。 >今回は主に帝国サイド、ですね。 >マグロ漁船な海軍……人間って逞しいです(笑) >そしてアイゼリナルさんが出会った方……あの方ですね。 >この出会いは後にどんな影響を与えるのでしょうか。 彼とアイゼリナルとの出会いは、りにゅうある前から考えていたので、やっと出せたという気分でした。 どんな影響を与えるのか、後々のことを考えると重要かもしれません。 >>「シルビン=グラノファイア・・・・・若い頃は優秀だったらしいが・・・・・・」 >>読んでいた報告書から目を上げ、ライゼールの海軍司令官のことを思い浮かべる。 >>エルメキアのバカ皇子に媚びるような男からは、連想できない。 >>「でも、父さんは?昔はもっとしっかりした奴だった?って言ってました」 >>「ああ、俺の親父も言ってたが・・・・」 >> >>――平和ボケか?それとも・・・ > >韜晦しまくった昼行灯にだまされてますね、ゼル……。 >さすがにまだ若いゼルに、海千山千、人生の酸いも甘いも知っているような >筋金入りのタヌキか、そうでないかを見抜けと言うのは……難しいですよねぇ……。 私の書くゼルは時々、まだ若いってことを忘れそうな時があります。 優秀だけど、人生経験が年食った方たちに比べると、まだ少ないのでしょう。 >>ラダマンティスは、グラノファイアを優秀な男だと評したが、ゼルガディスの目から見て、そうは思えなかった。 >>もっとも、両親を始め規格外な連中ばかり見ている為か、優秀と呼ばれる基準が、かなり上になっていたりするが。 > >……ゼル……それは認識に問題大ありでは……(汗) >誰もついてこれなくなりますよ、あの方々を基準にされたら……。 問題大有りな認識の仕方をしてます(汗) 基準にする方たちを、変えたほうが良いような・・・・ >>――この船はマグロ漁船じゃねえんだぞ(呆&遠い目) >> >>等と、この船団の司令官が思っていることなど、当の釣り人は気付きもせず、気楽に歓声を上げている。 >>「いやー助かりました。 >>この辺は大物が釣れ易いんですよ、では自分はこれで」 >>からからと笑いながら、マグロ(約100kg)を担いで、仲間と思われる一団の所に行ってしまった。 >>「・・・あれが晩飯かあ・・・・」 >>シェイルは遠い目しながら、ぼーっと呟いていた。 > >自給自足ですねぇ……。そして平和な光景です。100kgのマグロを >一人で担いでいく……ち、力持ちですね……。 忘れがちですが、軍船です。 本気で平和な光景です。 通常のマグロは、120kgはあるみたいですけど・・・・小ぶりな種類だと、40kg程度だそうですが。 >>「ホントだよな・・・・って、おいっ。 >>もうすぐ魔海じゃねか?」 >>「そろそろ持ち場にもどんべ」 >>『おうっ』 >>以上、釣り人達の会話でした。 >>一応彼らは、兵士です・・・・どっちかと言うと、海の男です・・・ね(汗) > >今でこそ戦争に駆り出されてますが、何もないときは漁師をしている方々なのかな、 >と思いました。……手慣れているし(笑) >戦いはともかく、海に出るのは楽しくて仕方がないという人達なのでしょうね。 戦争がなければ、漁師として海に出てるような方のほうが多いです。 >>パニックになって、相手をちゃんと見ていなかったアイゼリナルは、にっこりと微笑む相手に思わず見惚れていた。 >> >>――かっこいい/// >> >>年はゼルガディスと同じくらいだろう、癖の無い金の髪を肩まで伸ばし、琥珀色の肌に綺麗なサファイアブルーの瞳。 >>顔立ちは優しげで、背もすらりと高い。 >>「は、はい(///) >>私は大丈夫です」 >>顔が赤くなるのを自覚しながら、アイゼリナルは何とか答える。 > >……女の子ですね(笑)アイゼリナルさん。 女の子ですよ(笑) >>「・・・リーザ?・・・でも目の色が違う・・・・」 >>「え?」 >>相手の口から微かに零れた言葉に、アイゼリナルはつい疑問の声を上げる。 >>「あ・・・何でもないんだ。 >>僕の知り合いに似てるなって思って」 >>そう言って微笑むが、何処か辛そうに見える。 > >アイゼリナルさんはリーザさんに似ているのでしょうか。 >偶然似ているとしても、置かれている立場や状況を考えると、 >とても不思議な縁に思えますね。 不思議な縁ですね・・・本人たちは知らないけど、敵同士なんですよね。 ここで出会ったのも、運命と言うことで。 >>――ごめんなさいゼルガディス様!(><)でも物凄くこの人が気になります!!о(><)о >> >>心の中でとりあえず謝罪すると、アイゼリナルは相手の顔を真っ直ぐ見て。 >> >>「私貴方について行きます」 >> >>「は?(汗)」 >>アイゼリナルの言葉に、目が点になる青年だった。 > >……そりゃあ……普通はいきなりこんなこと言われたら……目が点になりますよね。 >というより、たまたまぶつかっただけの、見ず知らずの相手にそう言われたら、 >普通は引くと……(汗)相手によってはダッシュで逃げるが吉だし。 >さて、アイゼリナルさんはこの突発発言を、どう怪しまれないように(笑) >フォローするのでしょうか?! >そして当然ながら、王宮の外では目立ちまくる上に、怪しさ大爆発なだけの >マスクなんかつけるわけないゼクスさんはどう反応するのでしょう?! >……なんだか、興味の方向性が違うような……(笑) アイゼリナルにどうやってフォローさせようかな・・・・・ いきなり初対面の相手に、いきなり言われたら逃げるかな、普通は・・・・ ゼクスはマスクしてませんよ、そんな物つけてたら怪しさ大爆発なうえに、不審者として逮捕されちゃいます(笑) ちなみに、この男は絶対に本名は名乗らないので。 >釣り人の方々と女の子なアイゼリナルさんを、とても楽しく読ませて >いただきました。 >特に釣り人の方々……こういう方々と戦わなきゃならないのが、戦争の >嫌な面ですよね。 どんな戦争でもそうですが、職業軍人だけで戦争はしてないんですよね。 戦争は嫌だ、死にたくないと思っていても、従わざる終えなくなるんですよね。 >ゼクスさんとアイゼリナルさんの出会い、どう展開していくのか楽しみです。 >それでは、この辺で失礼いたします。 感想ありがとうございました。 ゼクスとアイゼリナルがどうなっていくか、それ以前にこんだけ大風呂敷広げて、収拾がつくのか謎ですが、気長にお付き合いくださると嬉しいです。 ではこの辺で、失礼します。 |
14332 | The song of a dragon. The requiem to darkness. 第25章 | キツネノテブクロ | 2003/5/31 11:51:31 |
記事番号14314へのコメント 【The song of a dragon. The requiem to darkness. ―竜の謳・闇への鎮魂歌―】 ――――――――――ただ・・・・普通の女の子として生きたかった・・・・・・・ 鳳翠宮の東側、朝日に照らされ金から赤、赤から青へと湖面が美しく変化していく。 ヴァルはその変化を一通り見ると、女皇の下へ向かう。 回廊を巡り、先日通された部屋までくると、扉がゆっくりと開く。 女皇と皇女が既に待っていた。 「おはようございます。 よくお休みになれましたでしょうか?」 皇女がちょっとだけ首をかしげて声をかける。 「ああ、それなりにな。 さて帝、置きぬけ早々で悪いが」 「この国に、気の乱れを感じられたのでしょう? 自然に起きるものではなく、なんらかの意志が働いていると、考えられたのですね」 「原因に何か心当たりは?」 「いえ・・・わたくしの目をもってしても、見ることが出来ません。 何者かが神女である、わたくしの目を塞いでしまっています。 わたくしの神女としても力も、次の代へと繋ぐ為に、日々弱まっている為でもあるのでしょうが・・・・」 そう言って、梨遠は目を伏せる。 女皇の力は一定ではない、次の神女を予言すると同時に、五年から十年かけてその力を移していく。 そして、その力が全て次の神女に移されると、女皇は退位し新たな女皇に代替わりするのだ。 「そうか・・・なら、国内を自由に歩く許可をもらえるか? 女王の許可が無ければ、入れない地域もあるんだろ」 「それでしたら、この子をお連れ下さい」 梨遠はそう言って皇女のほうを向く。 「皇女を連れてけってのか? 流石に遠慮したいんだが・・・」 「無理を申し上げているのは、承知しています。 ですがこの子には、多くのことを知っていてもらいたいのです。 この子はいずれ女皇となる者。 己の言葉が与える影響とその意味を知り、ここに居る事では知る事の出来ない事、女皇に向ける人々の想いを知らなければなりません」 梨遠はヴァルを真っ直ぐ見つめ、淡々と告げる。 その様は九竜の全てを背負う者の、覚悟を示している。 「どうか、お連れ下さい。 未だ未熟なればこそ、わたくしは多くを知りたいと思います」 皇女瑠璃も真剣な表情を浮かべながら、懇願する。 「しかしな・・・」 「一度女皇になれば、この宮(ぐう)よりでる事はありません。 外界を知ることはなくなるのです」 梨遠は瑠璃に顔を向けながら、少しだけ淋しげな表情を見せる。 「・・・しゃあねえな。 俺の言うことには従ってもらうぜ、危険な目に遭わせるわけには、いかねえだろうからな」 やれやれと言った感じで、額に手を当て溜息をつきつつ、ヴァルはその申し出を受けた。 ―― 一人の方が身軽で良いんだけどな・・・・ 瑠璃は自室に戻ると、簡単に手荷物を作る。 お世辞にも体力があるほうではないので、本当に必要最低限の荷物にしている。 着ている物も、動きやすい袴姿にして。 「この旅で、多くの出会いがある。 梨遠様ほどじゃないけど、私にだって予言の力があるんだから」 女皇の前で言ったことは嘘ではないが、外の世界に対する興味の方が強い。 皇女とは言っても、瑠璃はまだ十代の少女だった。 ヴァルと瑠璃が退室した後、一人の騎士が梨遠の側にくる。 女皇は人払いをし、騎士の方に顔を見ける。 「よろしいのですか? 貴方には見えているはずです。 この旅に出せば貴方と同じ悲しみを、皇女が負う事になることを・・・」 梨遠は瞳を閉じ、顔を僅かに伏せる。 「それが、神女の背負う悲しみ・・・・一人の人として生きることの出来ない悲しみ・・・・・・」 「ただ一人の為に、生きることの出来ない悲しみですか・・・・誰かを愛し、共に生きる事の出来ない悲しみ」 その言葉に、梨遠の白い頬に一筋の涙が伝う。 「彼女もまた、貴方と同じように恋をして、その恋を諦めなければ、いけないのですよ。 けして抱いてはならない感情・・・・」 「解っています。 それが、女皇なのです・・・・・・それが九竜の絶対的なシステムなのです!」 肘掛を指先が白くなるほど握り締め、伝い落ちる涙もそのままに、震える声で梨遠は微かな叫びをあげる。 「女皇などと崇められていても、ようは体の良い人身御供・・・・特殊であるが故に、特殊であったがために自由を奪われる」 騎士はそう言葉にしながら、そっと梨遠を抱きしめる。 騎士は、かつて女皇が恋した相手だった・・・・そして、騎士も女皇と知らずに恋をした。 だが、その恋は実ることは無かった。 二人はその思いを心の奥底に封印し、女皇と彼女を守る騎士となった。 梨遠が瑠璃を次期女皇に予言した時、同時に瑠璃も自分と同じ、実らぬ恋をすることが見えていた。 「それでも、九竜の民には神女は必要なのです・・・神女は九竜の民にとって、支えであり誇りなのです」 梨遠の声は涙に濡れ、騎士の心に深い悲しみとなって積もっていく。 幾度となく、彼女をさらってこの国を出ようと思ったか・・・・それでも彼女はこの国を愛していたし、彼女が女皇であることに誇りを感じていたのも事実だった。 連れ出せばついて来るだろう、だがきっと、彼女は後悔するだろう・・・・ ――俺は何があっても、君を守る・・・・ 自由の無い彼女に、唯一自由に振舞えるものとして、自分は側に居続けよう、そう誓う騎士だった。 ――――――――――ただ・・・・普通の女の子として生きれなかった・・・・・・・ <続> 【あとがき】 短いです、そして後半暗いです。 何故か普通に幸せな方が少ないなあ・・・私が出すキャラって(汗) ・・・とりあえずなんとなく、キャラ紹介入れときます。 ―――九竜王朝――― ■女皇 玉竜朱梨遠(ぎょくりゅうしゅりおん)、竜黒梨遠【55・♀・人間】 [容姿]黒髪黒目 [武器]? [備考] 九竜王朝の女皇。 帝、神女とも呼ばれる。 アダマスの妻、サキア(紗綺愛)の血縁者。 ■ラピス・ラズリ 慧朱瑠璃(けいしゅるり)、慧黒瑠璃【15・♀・人間】 [容姿]黒髪黒目 [武器]? [備考] 次期女皇。 現女皇の予言により、次期女皇の修行中。 黒竜国の出身。 ヴァル:あれ? 毒草は何処行った?? 瑠璃:さあ? ヴァル:まあいいか、じゃこの辺でな。 瑠璃:次もよろしくです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(何故か血をだらだら流して横たわる物体) |
14342 | 指導者とは、辛く悲しい方なのですね。 | 猫楽者 E-mail | 2003/6/1 22:44:19 |
記事番号14332へのコメント こんばんは、キツネノテブクロさん。 お元気ですか、猫楽者です。 遅くなってしましましたが、観想を書かせて頂きました。 マグロ釣りを手伝うコバルト指令さま、海の男の方々(笑) 大切な守るものを御持ちの方々。 ささやかでも、幸せに暮らしていたい。そう思っている方々でも。 属する陣営が違っていれば・・・・・殺し合わなければならない・・・・・。 戦争は・・・・戦争とは、辛くて悲しい・・・・ですね。 アイゼリナルさんは、リーザさんとそっくりなのですね。 恋する乙女のアイゼリナルさんと、ゼクスさんの出会いは どんな影響を起こすのでしょうか。 個人的には・・・・このおふたりに幸せになって、頂きたいです。 >「この国に、気の乱れを感じられたのでしょう? >自然に起きるものではなく、なんらかの意志が働いていると、考えられたのですね」 >「原因に何か心当たりは?」 >「いえ・・・わたくしの目をもってしても、見ることが出来ません。 >何者かが神女である、わたくしの目を塞いでしまっています。 >わたくしの神女としても力も、次の代へと繋ぐ為に、日々弱まっている為でもあるのでしょうが・・・・」 気の乱れ。この国を利用しようとしている方が、居るのでしょうか。 気を乱して、この国を混乱させようとしているのでしょうか。 >そう言って、梨遠は目を伏せる。 >女皇の力は一定ではない、次の神女を予言すると同時に、五年から十年かけてその力を移していく。 >そして、その力が全て次の神女に移されると、女皇は退位し新たな女皇に代替わりするのだ。 ゆっくりと『力』が、次の世代の方に受け継がれて行くのですね。 引継ぎ期間の五年から十年の間に、国内外の様々な状況も学んだりするのでしょうか。 >「無理を申し上げているのは、承知しています。 >ですがこの子には、多くのことを知っていてもらいたいのです。 >この子はいずれ女皇となる者。 >己の言葉が与える影響とその意味を知り、ここに居る事では知る事の出来ない事、女皇に向ける人々の想いを知らなければなりません」 >梨遠はヴァルを真っ直ぐ見つめ、淡々と告げる。 >その様は九竜の全てを背負う者の、覚悟を示している。 この国で暮す、全ての方。 その生活と生命の重さを、1人で支えてゆく・・・・。 大変な責任をお持ちなのですね。 >「どうか、お連れ下さい。 >未だ未熟なればこそ、わたくしは多くを知りたいと思います」 >皇女瑠璃も真剣な表情を浮かべながら、懇願する。 >「しかしな・・・」 >「一度女皇になれば、この宮(ぐう)よりでる事はありません。 >外界を知ることはなくなるのです」 >梨遠は瑠璃に顔を向けながら、少しだけ淋しげな表情を見せる。 女皇さまは、宮(ぐう)を離れる事無く。 この国のことを常に見守り続けるのですね。 気を許し、ひとりの『自分』となることが出来る・・・・そんな時間を持つことも出来ないのでしょうか。 >瑠璃は自室に戻ると、簡単に手荷物を作る。 >お世辞にも体力があるほうではないので、本当に必要最低限の荷物にしている。 >着ている物も、動きやすい袴姿にして。 >「この旅で、多くの出会いがある。 >梨遠様ほどじゃないけど、私にだって予言の力があるんだから」 >女皇の前で言ったことは嘘ではないが、外の世界に対する興味の方が強い。 >皇女とは言っても、瑠璃はまだ十代の少女だった。 十代・・・・まだまだ御友達と・・・お喋りしたり・・・・いろいろな所に出掛けたり・・・・ 遊びに・・・・恋に・・・・・悲しかったり・・・・それ以上に・・・・嬉しかったり楽しかったり・・・・ そんな・・・・様々な・・・大切なご経験・・・・思い出・・・その全てと引き換えるような形で この国の指導者となる・・・その為に、過ごして行くのでしょうか。 >ヴァルと瑠璃が退室した後、一人の騎士が梨遠の側にくる。 >女皇は人払いをし、騎士の方に顔を見ける。 >「よろしいのですか? >貴方には見えているはずです。 >この旅に出せば貴方と同じ悲しみを、皇女が負う事になることを・・・」 >梨遠は瞳を閉じ、顔を僅かに伏せる。 >「それが、神女の背負う悲しみ・・・・一人の人として生きることの出来ない悲しみ・・・・・・」 >「ただ一人の為に、生きることの出来ない悲しみですか・・・・誰かを愛し、共に生きる事の出来ない悲しみ」 >その言葉に、梨遠の白い頬に一筋の涙が伝う。 >「彼女もまた、貴方と同じように恋をして、その恋を諦めなければ、いけないのですよ。 >けして抱いてはならない感情・・・・」 >「解っています。 >それが、女皇なのです・・・・・・それが九竜の絶対的なシステムなのです!」 >肘掛を指先が白くなるほど握り締め、伝い落ちる涙もそのままに、震える声で梨遠は微かな叫びをあげる。 >「女皇などと崇められていても、ようは体の良い人身御供・・・・特殊であるが故に、特殊であったがために自由を奪われる」 >騎士はそう言葉にしながら、そっと梨遠を抱きしめる。 >騎士は、かつて女皇が恋した相手だった・・・・そして、騎士も女皇と知らずに恋をした。 >だが、その恋は実ることは無かった。 >二人はその思いを心の奥底に封印し、女皇と彼女を守る騎士となった。 >梨遠が瑠璃を次期女皇に予言した時、同時に瑠璃も自分と同じ、実らぬ恋をすることが見えていた。 >「それでも、九竜の民には神女は必要なのです・・・神女は九竜の民にとって、支えであり誇りなのです」 >梨遠の声は涙に濡れ、騎士の心に深い悲しみとなって積もっていく。 >幾度となく、彼女をさらってこの国を出ようと思ったか・・・・それでも彼女はこの国を愛していたし、彼女が女皇であることに誇りを感じていたのも事実だった。 >連れ出せばついて来るだろう、だがきっと、彼女は後悔するだろう・・・・ > >――俺は何があっても、君を守る・・・・ > >自由の無い彼女に、唯一自由に振舞えるものとして、自分は側に居続けよう、そう誓う騎士だった。 > >――――――――――ただ・・・・普通の女の子として生きれなかった・・・・・・・ 指導者として、国を守る者として・・・・自分を捨て去る。 予言・・・・・他の方に見えないものを見る為の・・・・代償・・・なのでしょうか。 代々の女皇さまが・・・・・ずっと・・・・このような悲しい生き方をなさり 国を守る、その誇りと。けっして結ばれることの無いことを、御存じて・・・それでも・・・ ずっと傍に居ることを選んでくださった、騎士の方を支えに・・・・生きてこられた・・・・ 切ないですね。 >短いです、そして後半暗いです。 >何故か普通に幸せな方が少ないなあ・・・私が出すキャラって(汗) すいません・・・・・自分も・・・そうかもしれません(滝汗) でっ、でも・・・・これから、幸せになって貰えば、大丈夫なのではないでしょうか。 >・・・とりあえずなんとなく、キャラ紹介入れときます。 > >―――九竜王朝――― > >■女皇 >玉竜朱梨遠(ぎょくりゅうしゅりおん)、竜黒梨遠【55・♀・人間】 >[容姿]黒髪黒目 >[武器]? >[備考] >九竜王朝の女皇。 >帝、神女とも呼ばれる。 >アダマスの妻、サキア(紗綺愛)の血縁者。 サキアさんの血縁者の方なのですね。 女皇さま。帝国と結界内の国々との、平和への架け橋となってくださると良いですね。 >・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(何故か血をだらだら流して横たわる物体) キ・・・キッネノテブクロさん? あの・・・・・いったい・・・・何が(汗) だ・・・大丈夫なのですか(滝汗) 6月になりましたね。 雨が多い時期になります。 お体にお気を付けて、お元気で。 では、失礼します。 |
14351 | Re:指導者とは、辛く悲しい方なのですね。 | キツネノテブクロ | 2003/6/3 10:33:03 |
記事番号14342へのコメント >こんばんは、キツネノテブクロさん。 >お元気ですか、猫楽者です。 >遅くなってしましましたが、観想を書かせて頂きました。 おはようございます。 キツネノテブクロです。 >マグロ釣りを手伝うコバルト指令さま、海の男の方々(笑) >大切な守るものを御持ちの方々。 >ささやかでも、幸せに暮らしていたい。そう思っている方々でも。 >属する陣営が違っていれば・・・・・殺し合わなければならない・・・・・。 >戦争は・・・・戦争とは、辛くて悲しい・・・・ですね。 マグロ漁船と化した軍船に、海の男な方々のペースにつられるシェイル氏です(笑) 戦争はこんな何気ない光景さえ、壊してしまいますよね・・・ >アイゼリナルさんは、リーザさんとそっくりなのですね。 >恋する乙女のアイゼリナルさんと、ゼクスさんの出会いは >どんな影響を起こすのでしょうか。 >個人的には・・・・このおふたりに幸せになって、頂きたいです。 どう言う結末をたどるか、どんな影響を与えていくかは、おいおい出て来ます。 年齢差は6才か・・・特に問題はないですね(何か企んでる) >>「この国に、気の乱れを感じられたのでしょう? >>自然に起きるものではなく、なんらかの意志が働いていると、考えられたのですね」 >>「原因に何か心当たりは?」 >>「いえ・・・わたくしの目をもってしても、見ることが出来ません。 >>何者かが神女である、わたくしの目を塞いでしまっています。 >>わたくしの神女としても力も、次の代へと繋ぐ為に、日々弱まっている為でもあるのでしょうが・・・・」 > >気の乱れ。この国を利用しようとしている方が、居るのでしょうか。 >気を乱して、この国を混乱させようとしているのでしょうか。 気の乱れを起こしてるのは、海に沈んでる方の関係者です。 結果として、混乱を引き起こされるでしょう。 >>そう言って、梨遠は目を伏せる。 >>女皇の力は一定ではない、次の神女を予言すると同時に、五年から十年かけてその力を移していく。 >>そして、その力が全て次の神女に移されると、女皇は退位し新たな女皇に代替わりするのだ。 > >ゆっくりと『力』が、次の世代の方に受け継がれて行くのですね。 >引継ぎ期間の五年から十年の間に、国内外の様々な状況も学んだりするのでしょうか。 その通りです。 皇女の間なら、まだ外にでることも出来るます。 >>「無理を申し上げているのは、承知しています。 >>ですがこの子には、多くのことを知っていてもらいたいのです。 >>この子はいずれ女皇となる者。 >>己の言葉が与える影響とその意味を知り、ここに居る事では知る事の出来ない事、女皇に向ける人々の想いを知らなければなりません」 >>梨遠はヴァルを真っ直ぐ見つめ、淡々と告げる。 >>その様は九竜の全てを背負う者の、覚悟を示している。 > >この国で暮す、全ての方。 >その生活と生命の重さを、1人で支えてゆく・・・・。 >大変な責任をお持ちなのですね。 重すぎる責任ゆえに、人知れずに涙を流したこともあるでしょう。 誰にも代わることが出来ないので。 >>「どうか、お連れ下さい。 >>未だ未熟なればこそ、わたくしは多くを知りたいと思います」 >>皇女瑠璃も真剣な表情を浮かべながら、懇願する。 >>「しかしな・・・」 >>「一度女皇になれば、この宮(ぐう)よりでる事はありません。 >>外界を知ることはなくなるのです」 >>梨遠は瑠璃に顔を向けながら、少しだけ淋しげな表情を見せる。 > >女皇さまは、宮(ぐう)を離れる事無く。 >この国のことを常に見守り続けるのですね。 >気を許し、ひとりの『自分』となることが出来る・・・・そんな時間を持つことも出来ないのでしょうか。 女皇と言うのは、言い方が悪いかもしれませんが、個人的の感情や考えなど必要とされていないのです。 自分を出す時間と言うのは、ほんの数えるほどしかないでしょう。 >>瑠璃は自室に戻ると、簡単に手荷物を作る。 >>お世辞にも体力があるほうではないので、本当に必要最低限の荷物にしている。 >>着ている物も、動きやすい袴姿にして。 >>「この旅で、多くの出会いがある。 >>梨遠様ほどじゃないけど、私にだって予言の力があるんだから」 >>女皇の前で言ったことは嘘ではないが、外の世界に対する興味の方が強い。 >>皇女とは言っても、瑠璃はまだ十代の少女だった。 > >十代・・・・まだまだ御友達と・・・お喋りしたり・・・・いろいろな所に出掛けたり・・・・ >遊びに・・・・恋に・・・・・悲しかったり・・・・それ以上に・・・・嬉しかったり楽しかったり・・・・ >そんな・・・・様々な・・・大切なご経験・・・・思い出・・・その全てと引き換えるような形で >この国の指導者となる・・・その為に、過ごして行くのでしょうか。 皇女になると、どうしても普通の生活は出来ませんから・・・女皇は皇女に、普通の女の子としての時間を、上げたかったのでしょう。 >>ヴァルと瑠璃が退室した後、一人の騎士が梨遠の側にくる。 >>女皇は人払いをし、騎士の方に顔を見ける。 >>「よろしいのですか? >>貴方には見えているはずです。 >>この旅に出せば貴方と同じ悲しみを、皇女が負う事になることを・・・」 >>梨遠は瞳を閉じ、顔を僅かに伏せる。 >>「それが、神女の背負う悲しみ・・・・一人の人として生きることの出来ない悲しみ・・・・・・」 >>「ただ一人の為に、生きることの出来ない悲しみですか・・・・誰かを愛し、共に生きる事の出来ない悲しみ」 >>その言葉に、梨遠の白い頬に一筋の涙が伝う。 >>「彼女もまた、貴方と同じように恋をして、その恋を諦めなければ、いけないのですよ。 >>けして抱いてはならない感情・・・・」 >>「解っています。 >>それが、女皇なのです・・・・・・それが九竜の絶対的なシステムなのです!」 >>肘掛を指先が白くなるほど握り締め、伝い落ちる涙もそのままに、震える声で梨遠は微かな叫びをあげる。 >>「女皇などと崇められていても、ようは体の良い人身御供・・・・特殊であるが故に、特殊であったがために自由を奪われる」 >>騎士はそう言葉にしながら、そっと梨遠を抱きしめる。 >>騎士は、かつて女皇が恋した相手だった・・・・そして、騎士も女皇と知らずに恋をした。 >>だが、その恋は実ることは無かった。 >>二人はその思いを心の奥底に封印し、女皇と彼女を守る騎士となった。 >>梨遠が瑠璃を次期女皇に予言した時、同時に瑠璃も自分と同じ、実らぬ恋をすることが見えていた。 >>「それでも、九竜の民には神女は必要なのです・・・神女は九竜の民にとって、支えであり誇りなのです」 >>梨遠の声は涙に濡れ、騎士の心に深い悲しみとなって積もっていく。 >>幾度となく、彼女をさらってこの国を出ようと思ったか・・・・それでも彼女はこの国を愛していたし、彼女が女皇であることに誇りを感じていたのも事実だった。 >>連れ出せばついて来るだろう、だがきっと、彼女は後悔するだろう・・・・ >> >>――俺は何があっても、君を守る・・・・ >> >>自由の無い彼女に、唯一自由に振舞えるものとして、自分は側に居続けよう、そう誓う騎士だった。 >> >>――――――――――ただ・・・・普通の女の子として生きれなかった・・・・・・・ > >指導者として、国を守る者として・・・・自分を捨て去る。 >予言・・・・・他の方に見えないものを見る為の・・・・代償・・・なのでしょうか。 >代々の女皇さまが・・・・・ずっと・・・・このような悲しい生き方をなさり >国を守る、その誇りと。けっして結ばれることの無いことを、御存じて・・・それでも・・・ >ずっと傍に居ることを選んでくださった、騎士の方を支えに・・・・生きてこられた・・・・ >切ないですね。 全ての女皇がそうだったわけではないでしょうが、何かを切り捨ててきたのでしょう。 人の想いだったり、未来だったり・・・・そんな中で、支えとなってくれる人が居た梨遠はまだ、幸せな方かもしれません。 >>短いです、そして後半暗いです。 >>何故か普通に幸せな方が少ないなあ・・・私が出すキャラって(汗) > >すいません・・・・・自分も・・・そうかもしれません(滝汗) >でっ、でも・・・・これから、幸せになって貰えば、大丈夫なのではないでしょうか。 そ、そうですね、これから幸せになってもらいましょう(汗) >>・・・とりあえずなんとなく、キャラ紹介入れときます。 >> >>―――九竜王朝――― >> >>■女皇 >>玉竜朱梨遠(ぎょくりゅうしゅりおん)、竜黒梨遠【55・♀・人間】 >>[容姿]黒髪黒目 >>[武器]? >>[備考] >>九竜王朝の女皇。 >>帝、神女とも呼ばれる。 >>アダマスの妻、サキア(紗綺愛)の血縁者。 > >サキアさんの血縁者の方なのですね。 >女皇さま。帝国と結界内の国々との、平和への架け橋となってくださると良いですね。 女皇は、今のアダマス帝とヴァリシア帝国のことを、かなり心配しています。 平和を強く望んでいるので、何かしらの行動を起こすかもしれません。 >>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(何故か血をだらだら流して横たわる物体) > >キ・・・キッネノテブクロさん? >あの・・・・・いったい・・・・何が(汗) >だ・・・大丈夫なのですか(滝汗) ふふふふ・・・(壊れた笑み) 今後登場予定のオリキャラに闇討ちされちゃいました(遠い目) >6月になりましたね。 >雨が多い時期になります。 >お体にお気を付けて、お元気で。 >では、失礼します。 六月になっても、入梅しても、雨があんまり降らない県なので、今年も水不足を言いそうな気がひしひししております。(晴れの国なんぞと言う言葉があるくらい、日照時間の多い県ですので;;) 感想ありがとうございました。 |
14343 | Re:The song of a dragon. The requiem to darkness. 第25章 | エモーション E-mail | 2003/6/1 22:57:47 |
記事番号14332へのコメント こんばんは。 九竜皇国の女皇という役割……。女皇であると同時に、一種「神の代理人」 みたいなものなのでしょうから、重くて、そして気軽に誰かが変わることの できない、自分の感情だけに素直になることが許されない、辛い立場ですね。 ……神殿の、滅多にその地位に就く者が現れないような最高位の巫女のくせに、 好きな男追っかけて、さっさと出奔したうちのフィリシアと大違いです(苦笑) 今回の瑠璃さんの旅……。「女皇」として見聞を広げるためだけではなく、 ごく普通の、当たり前の感覚や感情を知るために必要なものなんですね。 それを知ること、分からせてしまうことは、彼女の様な立場にとっては、 本当はとても残酷で、辛い思いをさせるだけなのだと思います。 ですが、知らないままでもいけないものだとも思います。 実らない恋をすること、自分の置かれている立場を客観的に知ることは、 不幸でも必要なことなんですね。 ぶっちゃけた話、女皇が普通に結婚等できるものであったとしても、 外の世界の、ごく普通に暮らす人々の感覚の「ごく当たり前のこと」を 本当の意味で「分からない」のでは、何にもならないでしょうから。 (知っているだけで、分かっていないのでは駄目ですからね) >短いです、そして後半暗いです。 >何故か普通に幸せな方が少ないなあ・・・私が出すキャラって(汗) 私もそうです(苦笑)気が付くと不幸のオートリバースになることが。 一人に集中しないように、また適当なところで歯止め掛けるようにはしていますが。 実際、人より特殊な力や立場、恵まれているように見えている人間は、 その分どこかで不幸な部分や、責任を負う部分があると思いますよ。 「何の努力もなしに与えられたものは、実はその値打ち分のものを返すように 要求している」「そうなったのが本人の責任ではなくても、そうなった瞬間、 否応なしにそれをどうするのか、という責任は生じる」 ……多分、そういうものなのだと思うので。 瑠璃さんを連れたヴァルくんの旅……どんなものになるのでしょう。 さらに、瑠璃さんが好きになる人って誰なんでしょう。 ……もしかして、ヴァルくん、フィリアさん、瑠璃さんの三角関係とか(笑) 実はガーヴ様とかヴィシュヌさんでも楽しいかも(好き勝手に妄想しています、すみません) また、前回の「初対面の相手に『付いていきます』」発言。 少なくとも、あまりにも挙動不審で、目が違う世界(笑)を見ていて、 どう考えても電波なトークをかましたりしなければ、とりあえず、話は 聞いてもらえるのではないかと思います。 アイゼリナルさんの場合は「母国の使用言語の違い」を上手く利用して、 適切な言葉に出来なかったとでも言って誤魔化せば、なんとかなるのかも。 それでは、変なコメントになりましたが、この辺で失礼いたします。 続きが楽しみです。 |
14352 | Re:The song of a dragon. The requiem to darkness. 第25章 | キツネノテブクロ | 2003/6/3 10:59:05 |
記事番号14343へのコメント >こんばんは。 こんにちは。 >九竜皇国の女皇という役割……。女皇であると同時に、一種「神の代理人」 >みたいなものなのでしょうから、重くて、そして気軽に誰かが変わることの >できない、自分の感情だけに素直になることが許されない、辛い立場ですね。 >……神殿の、滅多にその地位に就く者が現れないような最高位の巫女のくせに、 >好きな男追っかけて、さっさと出奔したうちのフィリシアと大違いです(苦笑) 九竜皇国の女皇は、現人神として扱われていて、誰にも代わることが出来ない唯一人の存在だったりします。 エモーション様のフィリシアさんは、宗教的な束縛はあっても、政治的な責任や束縛はなかったと思います。 そういった意味では、フィリシアさんは女皇に比べれば、まだ自由があると思いますよ。 女皇が居なくなると、政治的な影響も大きいので、九竜王朝が機能しなくなります(汗) >今回の瑠璃さんの旅……。「女皇」として見聞を広げるためだけではなく、 >ごく普通の、当たり前の感覚や感情を知るために必要なものなんですね。 >それを知ること、分からせてしまうことは、彼女の様な立場にとっては、 >本当はとても残酷で、辛い思いをさせるだけなのだと思います。 >ですが、知らないままでもいけないものだとも思います。 >実らない恋をすること、自分の置かれている立場を客観的に知ることは、 >不幸でも必要なことなんですね。 瑠璃は十歳ぎりぎりまで、外に居たのでまだ多少外のことが解りますが、精神的にはまだ未熟な部分があります。 人にはいろんな感情があって、誰かを好きになったり、憎んだり、悲しみや喜び、出会いや別れ、人が涙を流すのはどんな時なのか、そういったことは実際に体験し経験しなければ解らない事だと思うのです。 そして、彼女にとって、もっとも残酷なのは個人の感情を切り捨て、全ての人のためだけに存在しなければならない事を、身をもって自覚した時だと思うのです。 >ぶっちゃけた話、女皇が普通に結婚等できるものであったとしても、 >外の世界の、ごく普通に暮らす人々の感覚の「ごく当たり前のこと」を >本当の意味で「分からない」のでは、何にもならないでしょうから。 >(知っているだけで、分かっていないのでは駄目ですからね) 知識は理解しなければ、何の意味もありませんから。 知っているのと、解っているのとでは違いますしね。 >>短いです、そして後半暗いです。 >>何故か普通に幸せな方が少ないなあ・・・私が出すキャラって(汗) > >私もそうです(苦笑)気が付くと不幸のオートリバースになることが。 >一人に集中しないように、また適当なところで歯止め掛けるようにはしていますが。 >実際、人より特殊な力や立場、恵まれているように見えている人間は、 >その分どこかで不幸な部分や、責任を負う部分があると思いますよ。 >「何の努力もなしに与えられたものは、実はその値打ち分のものを返すように >要求している」「そうなったのが本人の責任ではなくても、そうなった瞬間、 >否応なしにそれをどうするのか、という責任は生じる」 >……多分、そういうものなのだと思うので。 持たぬ者に持つ者の気持ちは解らず、持つ者も持たぬ者の気持ちは解らず。 立場や本人の意思とはかかわりなく、生ずる責任があると言うことですね。 同じ不幸でも、ゼロスの場合は笑いながら、不幸だねえと言えるのですが、というかギャグですし(笑) ・・・ただ、他の方はマジで不幸なので、辛い物がありますね。 >瑠璃さんを連れたヴァルくんの旅……どんなものになるのでしょう。 >さらに、瑠璃さんが好きになる人って誰なんでしょう。 >……もしかして、ヴァルくん、フィリアさん、瑠璃さんの三角関係とか(笑) >実はガーヴ様とかヴィシュヌさんでも楽しいかも(好き勝手に妄想しています、すみません) 瑠璃が好きになるのは、少なくともガーヴやヴィシュヌじゃないです。 ガーヴ達と顔を会わせる事が、無いかも知れないですから。 >また、前回の「初対面の相手に『付いていきます』」発言。 >少なくとも、あまりにも挙動不審で、目が違う世界(笑)を見ていて、 >どう考えても電波なトークをかましたりしなければ、とりあえず、話は >聞いてもらえるのではないかと思います。 >アイゼリナルさんの場合は「母国の使用言語の違い」を上手く利用して、 >適切な言葉に出来なかったとでも言って誤魔化せば、なんとかなるのかも。 アイゼリナルの方も何かフォローをしないと(笑) ただ、潜入中なんで微妙に挙動不審かも(笑) >それでは、変なコメントになりましたが、この辺で失礼いたします。 >続きが楽しみです。 感想ありがとうございました。 |
14350 | The song of a dragon. The requiem to darkness. 第26章 | キツネノテブクロ | 2003/6/3 09:52:19 |
記事番号14314へのコメント 【The song of a dragon. The requiem to darkness. ―竜の謳・闇への鎮魂歌―】 ヴァルは宮殿内の図書室へと向かう。 この国の歴史や文化をざっと調べていく、九竜王朝のことは詳しくは知らないのだ。 もともと交流のない場所に関する知識なのだが、調べていくうちに数千年は続くこの国は殆ど変化がなかったらしい。 この国の支配体制は、一つの完成された形らしく、歪みが生じてもそれすら、許容範囲内でしかないのだ。 「たいした国だ・・・最初にこの国のシステムを作り上げた奴に、敬意を払いたくなる」 眉を顰め、不機嫌そうに呟く。 女皇と言う替えのきかない唯一の存在を、支配者であり象徴に仕立て上げる。 女性の持つ神秘性と母性による統治、予言によって選び出される神女、まさに現人神として存在させるのだ。 宗教でも思想でもなく、民間に根付いた常識であり不変なもの。 「たった一人を生贄にさせ、そうと気付かせない体制を敷く・・・・・見事と言うべきか」 先ほどの梨遠の表情を思い出して、ヴァルは苦笑する。 女皇は解っているのだ、神女と呼ばれ崇められていてはいるが、そこには本人の意思など存在しないことに。 己の発する言葉は全て、この国の者にとって絶対であり、影響を与えてしまうことを。 感情にままに言葉を発することは、この国を混乱させるだけだと言う事を、よく理解しているのだ。 ――聡明であるが故に、己の孤独を良く知っている者か・・・・ 女皇はけして頼み事などしない、宮を出る事以外なら如何なる要望さえも通るから。 例えば、花が見たいと言えば、ありとあらゆる花が宮のあちこちに用意され、美しい花々を観賞できるのだ。 「女皇が持つは予言の力だけではない・・・・か」 九竜の地を災いから護るのも、女皇の力だ。 だがそれは、女王の命を削って防がれるものであり、それによって女皇の寿命が縮み、代替わりを早くしてしまう。 災いの中には天災などでなく、人災・・・戦争だけは防ぐことが出来ないのだ。 「例え、次の神女が居ない状態で死んでも、必ず次の神女が現れる・・・・・けして切れることも無く続いていく・・・・・」 調べれば調べるほど、女皇は異常な存在であり、九竜は異常な国だと言わざる終えなくなってくる。 それさえも、この国に生まれ育ったものには、異常でも何でもなく、普通なことなのだろうが・・・・ ――九竜王朝はこの世界が滅ぶその時まで、変わらずあり続けるのだろうか・・・・・ 重い気分のまま、昨夜泊まった部屋へともどる。 どべしっ! 部屋にはいると、ヴァルは顔面からつっぷす。 「おや? ダイジョウブ?メシア」 「ナニシテンダテメーハ?」 完全棒読みでぎぎぎっと、顔をめぐらせば、豪華で艶やかな振袖姿のステフ。 「何で男のお前が、女の民族衣装着てんだよ!!!!」 「えー、綺麗だったから♪」 べたっ! また突っ伏すヴァル。 「・・・・大丈夫ですか?」 ステフの横で、お茶を点ててたルドウィヒが、流石に申し訳無さそうに訊いてくる。 「・・・・・・・・・・・俺にも茶をくれ」 何とか立ち上がりステフ達の側までくると、どっかりと腰をおろし、疲れた声で言う。 ルドウィヒも、何処で調達したのか直衣姿で、慣れた手つきで茶を点てている。 「どうぞ」 何処で習ったのか茶の点て方も、作法も綺麗に決まっている。 ヴァルは作法など知らないので、好きなように飲む。 「昨日も思ったけどよ、抹茶とか言うのは随分苦いな」 「それでも薄めにしてあるのですが」 ルドウィヒは無表情に言葉を返す。 「で、てめーは何時まで俺にくっ付いて来るつもりだ?」 ジト目でステフを見ながら言えば、ステフはよよよっと泣きまねをしながら・・・・ 「ううぅっ・・・そんなに邪険にしなくても」 そっと涙を拭くまねをする、もちろん真似だけで涙なんて欠片もありはしない。 「だって嫁さんから苦情の手紙がきたんだよ(泣) いっつもふらふらして遊びまわってるって!俺だって好きでこの世界にきてるわけじゃねんだよ!!なのによ自分のこと棚に上げて愛人作るなんて許せないとか言いやがる!!自分勝手にも程があると思わねーか!!??」 「あ、お茶菓子をどうぞ、煎茶でもお入れします」 「お、サンキュ」 「こうなったらみ●さんに電話してやる!!電話して『●のさん助けてええええええ!!!!!自分はよその男の子供生んだくせに、ボクが愛人作るのを許さないなんて怒るんですぅ!!(涙)』って言ってやるぅ!!あ、●も○○思●っきり●レビの●いっきり生●話の電話番号調べなきゃ。 いっそこうなったら、またあいつばらばらにしてやろうかな!今度こそ拾い集められんような場所に捨ててやるうううう!!!!!!!!!!いくら俺が嫌いだからって兄貴の子供生むことねーだろーがああ!!!!!!!!!!!!!!!!」 「なあ、み●さんて誰だ?ってか、電話って何?」 「さあ?」 「それに皆してボクの事嫌ってさ! ちょっとてっぺん立ちたかっただけなのに、邪魔ばっかすんじゃねえええ!!イウ・ス=イルスのばっきゃろぉぉぉ!!!いくら自分お嫁さんと顔が同じだからってだまされてんじゃねええええええええええ!!!!!!!!」 「すげー・・ノンブレスで言い切ってやがる」 ずずぅっとお茶をも見ながら、ヴァルが呆れたように言っている。 「おーい、何時まで叫んでるつもりだ?」 煎餅をポリパリ食べつつ、お茶を飲みつつ、呆れたようにヴァルはステフに声をかける。 「あのね、君らボクの話少しはきいてた?」 「なあ、●のさんって誰だ?」 「・・・・知らなくて良いよ(涙)」 そっぽ向いて縦線人魂オプションつきで、ステフはいじけてしまった。 「ふんだふんだふーんだ、どうせ僕なんて嫌われもんだよ」 ステフは完全にいじけモードに入ってしまったらしい。 「あれはあれで鬱陶しいな、どっかの生ゴミみたいでよ」 「こんなに天気が良いのに、ここだけ入梅したみたいですね」 二人のあまりな言い様に、更にいじけるステフだった。 「ってか、いじけられても鬱陶しいだけなんだが・・・・セト」 「そっちの名前で呼ばないで欲しいな、嫁さんと一緒にうるさい奴らも来ちゃうからさ」 本気でうんざりした様な表情で言えば、恨めしそうなステフの視線とかち合う。 「ボクのことはステフって呼んで」 とことん疲れたような声でそう言うと、ルドウィヒをつれて姿をけした。 海の奥に在りしものは、静かにこの世界に闇を撒く。 目に見えない形で振りまかれ、やがて時が至れば蠢き始める。 「ボクが舞台を整えてあげるって、言ったのに・・・・・待てなくなっちゃったかな」 ステフはあたり一面真っ青な海の上に、ふわりと浮かんで何処となく呆れた口調で言う。 「君が動いたせいで、ヴァル=アガレス達を相手にしなきゃいけなくなるだろ」 眉根に皺を寄せ、不機嫌さを隠そうとしない。 「あんまり好き勝手なことすると、君の嫌いなあいつをこの世界に呼ぶよ。 君は何時だってあいつに勝てたことは無いんだろ?」 <続> 【あとがき】 ステフ暴走(笑) ステフ:ボクの扱いって(涙) 珍しく素で叫んでますね(笑) ステフ:まあね、普段のボクの口調はわざとそうしてるから。 できればさ“助けてモ●ダー!”の方が個人的にはつぼなんだけどね(笑) ステフ:あっそ;; それとイウ・ス=イルスって名前・・・・ ん?君の兄ちゃん、オシリスのことだよ。 ま、それは置いといて・・・・ ステフ:? たいちょおおおおおお!!!!あんたはクワトロ2号ですかああああああ!!!!!!(爆笑) ステフ:一週遅い地域だったっけ?(汗) 意地でも顔は見せんつもりか、日の出会社(注:Gの製作会社) ステフ:・・・・(こいつが一番暴走しとるな(汗)) ファーストに似ている等と言われていたが、だんだんZに似ていると言われているね。 カ●ーユの様な最期にだけは、ならないで欲しいけど、ってかハ●ーン様のキュベレーが欲しいよう(><) 黒キュベレーでも可! ステフ:このバカはほっといて・・・・この辺で。 次もよろしくです♪ ・・・・あとは、サザビーとか、百式とか・・・・ハロとか・・・・・おーじぇとか・・・K.O.Gとか・・・破裂の人形とかあとシュペルターも良いよな・・・・フランベルジュテンプルとか・・・ヤクトミラージュもマジ欲しい! ステフ:時々思うけどさ、君の趣味って・・・・・(汗) |
14366 | ボードに人間関係を書かれるのですね(笑) | エモーション E-mail | 2003/6/5 00:03:54 |
記事番号14350へのコメント こんばんは。 九竜皇国の〃女皇〃のシステム……。 まじめに、これを考えついた人って一体……(汗) 国をまとめるための最良の方法を、相当考えに考えて作ったのだろうけれど……。 「頂点に立つ者が、けして暴君になれないようにするためのシステム」を 作ったのでしょうけれど、結果的に「頂点になる人間のことは全く考えていない、 生け贄のようなシステム」になったように思えます。 人の手で作られたものは、必ず人の手で壊されます。 綻びさえ許容範囲に入れてしまうシステムでも、いつかは必ず壊される日が 来るのだと思います。 でも、何千年も続いたものだから、壊れるときの反動がもの凄いでしょうね。 ステフさんはエジプト神話の方だったのですね(汗) ……わたし、ステフさんの兄嫁の方のペンダントトップ、持ってます(笑) エジプト神話は、さほど詳しくないのですが、以前古代エジプト展を見に行って、 妙に気に入って、買ったものです。今もお気に入り♪ お茶を点てるおバカ皇子と、愚痴をたれているステフさん、まるっきり 相手にしていないヴァル君が楽しかったです。 >「こうなったらみ●さんに電話してやる!!電話して『●のさん助けてええええええ!!!!!自分はよその男の子供生んだくせに、ボクが愛人作るのを許さないなんて怒るんですぅ!!(涙)』って言ってやるぅ!!あ、●も○○思●っきり●レビの●いっきり生●話の電話番号調べなきゃ。 >いっそこうなったら、またあいつばらばらにしてやろうかな!今度こそ拾い集められんような場所に捨ててやるうううう!!!!!!!!!!いくら俺が嫌いだからって兄貴の子供生むことねーだろーがああ!!!!!!!!!!!!!!!!」 > > > 「なあ、み●さんて誰だ?ってか、電話って何?」 > 「さあ?」 そしてそのままは拙いので、微妙にフェイクを入れて相談するんですね(笑) ボードに「兄……○○才。兄嫁……○○才。一度、相談者を助けたことで、 甥(兄嫁の実子)から責められる。甥……兄と兄嫁の実子。相談者を酷く嫌っている。 相談者……○○才、若い頃に問題を起こして以来、蔑ろにされている。 妻……○○才、兄嫁と双子。兄と不倫。息子(戸籍上)……実は兄と妻の子ども」 とか書かれて、全国のお茶の間に流れる……(汗) さらに「実は兄嫁の方と結婚したかった」とか曰うと……(滝汗) そしてみ○さんから 「あー、あんた。奥さんの行動は問題だけど、それは、最初のあんたの 態度も悪いよ。あんたがそれじゃあ、奥さんだって、腹いせに浮気の一つも しようって思っちゃうよ。その辺りの奥さんの気持ち、ちゃんと分かる? あ、あと今からCM入るから、電話はそのままにしててね。その間にゲストの 皆さんの意見をまとめとくから」 とか言われそう……。(エジプト神話をベースに勝手に妄想……。すみません) 何故か抹茶で酔っていたような、ステフさんの口からでた衝撃の過去(汗)は 真面目考えると、凄いものがありますね(汗)……神話って近親結婚当たり前、 親子兄弟が殺し合うのも当たり前なので、当然と言えば当然ですが。 (比較的それが少ないのって、日本神話くらいですし) ヴァル君の前では「妻に裏切られた僕のストレス解消させてv」という態度でしたが、 しっかりともう一体の動きを読みつつ、少し牽制をかけている……。 どうやらヴァル君とは争いたくないようですね。 もう一体は、どこの方なのかな、と楽しみです。 また変なコメントになりました、すみません。 それでは、この辺で失礼いたします。 続きを楽しみにしています。 |
14385 | レスが遅くなりました。 | キツネノテブクロ | 2003/6/8 10:30:42 |
記事番号14366へのコメント >こんばんは。 > >九竜皇国の〃女皇〃のシステム……。 >まじめに、これを考えついた人って一体……(汗) >国をまとめるための最良の方法を、相当考えに考えて作ったのだろうけれど……。 >「頂点に立つ者が、けして暴君になれないようにするためのシステム」を >作ったのでしょうけれど、結果的に「頂点になる人間のことは全く考えていない、 >生け贄のようなシステム」になったように思えます。 こんにちは。 九竜皇国の女皇システム、専制君主制の筈なのに、世襲制じゃないと言うかなり変わってます。 存在自体が特殊な為に、生み出されたシステムともいえます。 ある意味、神女の理想のあり方を体現させたのが、この女皇システムでしょう。 >人の手で作られたものは、必ず人の手で壊されます。 >綻びさえ許容範囲に入れてしまうシステムでも、いつかは必ず壊される日が >来るのだと思います。 >でも、何千年も続いたものだから、壊れるときの反動がもの凄いでしょうね。 この国が滅ぶ時は、外からではなく内側からかも知れませんね。 >ステフさんはエジプト神話の方だったのですね(汗) >……わたし、ステフさんの兄嫁の方のペンダントトップ、持ってます(笑) >エジプト神話は、さほど詳しくないのですが、以前古代エジプト展を見に行って、 >妙に気に入って、買ったものです。今もお気に入り♪ ステフ氏はエジプトのお方でした。 某漫画の、カードゲームに命かけるような、高校生社長と名前は一緒ですけどね(笑) >お茶を点てるおバカ皇子と、愚痴をたれているステフさん、まるっきり >相手にしていないヴァル君が楽しかったです。 愚痴垂れてるステフのことを、いちいち相手にしてられないんでしょう。 ヴァルもルドウィヒも。 >>「こうなったらみ●さんに電話してやる!!電話して『●のさん助けてええええええ!!!!!自分はよその男の子供生んだくせに、ボクが愛人作るのを許さないなんて怒るんですぅ!!(涙)』って言ってやるぅ!!あ、●も○○思●っきり●レビの●いっきり生●話の電話番号調べなきゃ。 >>いっそこうなったら、またあいつばらばらにしてやろうかな!今度こそ拾い集められんような場所に捨ててやるうううう!!!!!!!!!!いくら俺が嫌いだからって兄貴の子供生むことねーだろーがああ!!!!!!!!!!!!!!!!」 >> >> >> 「なあ、み●さんて誰だ?ってか、電話って何?」 >> 「さあ?」 > >そしてそのままは拙いので、微妙にフェイクを入れて相談するんですね(笑) >ボードに「兄……○○才。兄嫁……○○才。一度、相談者を助けたことで、 >甥(兄嫁の実子)から責められる。甥……兄と兄嫁の実子。相談者を酷く嫌っている。 >相談者……○○才、若い頃に問題を起こして以来、蔑ろにされている。 >妻……○○才、兄嫁と双子。兄と不倫。息子(戸籍上)……実は兄と妻の子ども」 >とか書かれて、全国のお茶の間に流れる……(汗) >さらに「実は兄嫁の方と結婚したかった」とか曰うと……(滝汗) > >そしてみ○さんから >「あー、あんた。奥さんの行動は問題だけど、それは、最初のあんたの >態度も悪いよ。あんたがそれじゃあ、奥さんだって、腹いせに浮気の一つも >しようって思っちゃうよ。その辺りの奥さんの気持ち、ちゃんと分かる? >あ、あと今からCM入るから、電話はそのままにしててね。その間にゲストの >皆さんの意見をまとめとくから」 >とか言われそう……。(エジプト神話をベースに勝手に妄想……。すみません) ここ読んで笑ってしまいました(笑) ほんとにステフが電話したら、こんな感じになりそうですよね。 >何故か抹茶で酔っていたような、ステフさんの口からでた衝撃の過去(汗)は >真面目考えると、凄いものがありますね(汗)……神話って近親結婚当たり前、 >親子兄弟が殺し合うのも当たり前なので、当然と言えば当然ですが。 >(比較的それが少ないのって、日本神話くらいですし) 神話って普通に考えると、とんでもない話ってありますけど、日本神話はそれに輪をかけてとんでもないですよ。 そこらじゅうから神が生まれますから(汗) >ヴァル君の前では「妻に裏切られた僕のストレス解消させてv」という態度でしたが、 >しっかりともう一体の動きを読みつつ、少し牽制をかけている……。 >どうやらヴァル君とは争いたくないようですね。 >もう一体は、どこの方なのかな、と楽しみです。 ステフは意外とヴァルのことを、気に入ってるのかもしれません。 海の中で出番待ちしてる方、何時のなったら出してやれるかなと、思ってたりするんですが・・・・ >また変なコメントになりました、すみません。 >それでは、この辺で失礼いたします。 >続きを楽しみにしています。 感想ありがとうございました。 |
14382 | ステフさま(汗) | 猫楽者 E-mail | 2003/6/8 01:47:37 |
記事番号14350へのコメント こんばんは、キツネノテブクロさん。 お元気ですか、猫楽者です。 A: こんばんは、お元気ですか。キツネノテブクロさん。 6月になって暑くなりまたね。Aです。 N: こんばんは、キツネノテブクロさん。 雨の日が多くなってまいりましたね。如何お過ごしですか。Nです。 >もともと交流のない場所に関する知識なのだが、調べていくうちに数千年は続くこの国は殆ど変化がなかったらしい。 >この国の支配体制は、一つの完成された形らしく、歪みが生じてもそれすら、許容範囲内でしかないのだ。 >「たいした国だ・・・最初にこの国のシステムを作り上げた奴に、敬意を払いたくなる」 >眉を顰め、不機嫌そうに呟く。 >女皇と言う替えのきかない唯一の存在を、支配者であり象徴に仕立て上げる。 >女性の持つ神秘性と母性による統治、予言によって選び出される神女、まさに現人神として存在させるのだ。 >宗教でも思想でもなく、民間に根付いた常識であり不変なもの。 >「たった一人を生贄にさせ、そうと気付かせない体制を敷く・・・・・見事と言うべきか」 >先ほどの梨遠の表情を思い出して、ヴァルは苦笑する。 >女皇は解っているのだ、神女と呼ばれ崇められていてはいるが、そこには本人の意思など存在しないことに。 次に『国』を治める『女皇』さまも、“予言”で選ばれる。 選ばれることは、とても名誉なこと・・・・拒否したりは出来ないのでしょうね。 A: 数千年もの長い間、『国』を支え、変化することのなかった『システム』 N: 最初に、この体制を考えた方々は、とても鋭い方たちだったのでしょうね。 『女皇』さまの下には、各国を代表するような意思決定や意見調整の為の、機関もあるのでしょうか。 >己の発する言葉は全て、この国の者にとって絶対であり、影響を与えてしまうことを。 >感情にままに言葉を発することは、この国を混乱させるだけだと言う事を、よく理解しているのだ。 > >――聡明であるが故に、己の孤独を良く知っている者か・・・・ > >女皇はけして頼み事などしない、宮を出る事以外なら如何なる要望さえも通るから。 >例えば、花が見たいと言えば、ありとあらゆる花が宮のあちこちに用意され、美しい花々を観賞できるのだ。 御自身の御言葉が・・・・・絶対的な影響力を持つ。 恐ろしくて・・・・本当に必要な言葉しか・・・口に出来ないですね。 A: 御自分の感情さえも、封じ込めて・・・・・。 N: ただただ・・・・統治者として・・・・生きて行く・・・生贄・・・・辛いですわね。 >「女皇が持つは予言の力だけではない・・・・か」 >九竜の地を災いから護るのも、女皇の力だ。 >だがそれは、女王の命を削って防がれるものであり、それによって女皇の寿命が縮み、代替わりを早くしてしまう。 >災いの中には天災などでなく、人災・・・戦争だけは防ぐことが出来ないのだ。 >「例え、次の神女が居ない状態で死んでも、必ず次の神女が現れる・・・・・けして切れることも無く続いていく・・・・・」 >調べれば調べるほど、女皇は異常な存在であり、九竜は異常な国だと言わざる終えなくなってくる。 >それさえも、この国に生まれ育ったものには、異常でも何でもなく、普通なことなのだろうが・・・・ > >――九竜王朝はこの世界が滅ぶその時まで、変わらずあり続けるのだろうか・・・・・ 命を削り、広大な『国』を守り続ける。 A: 天災を防ぐ・・・その行為で生じる歪みを御自分の身ひとつで、受け止める・・・・・。 N: この国の方々にとっては・・・・当たり前のこと・・・・なのですね。 >「おや? >ダイジョウブ?メシア」 >「ナニシテンダテメーハ?」 >完全棒読みでぎぎぎっと、顔をめぐらせば、豪華で艶やかな振袖姿のステフ。 >「何で男のお前が、女の民族衣装着てんだよ!!!!」 >「えー、綺麗だったから♪」 > >べたっ! > >また突っ伏すヴァル。 ステフさま・・・・・まだ居たのですね(汗) A: マイペースな方・・・ですね(笑) N: 民族衣装♪、とても良くお似合いなのでしょうね♪ >「・・・・大丈夫ですか?」 >ステフの横で、お茶を点ててたルドウィヒが、流石に申し訳無さそうに訊いてくる。 >「・・・・・・・・・・・俺にも茶をくれ」 >何とか立ち上がりステフ達の側までくると、どっかりと腰をおろし、疲れた声で言う。 >ルドウィヒも、何処で調達したのか直衣姿で、慣れた手つきで茶を点てている。 >「どうぞ」 >何処で習ったのか茶の点て方も、作法も綺麗に決まっている。 >ヴァルは作法など知らないので、好きなように飲む。 >「昨日も思ったけどよ、抹茶とか言うのは随分苦いな」 >「それでも薄めにしてあるのですが」 >ルドウィヒは無表情に言葉を返す。 抹茶は苦いですよね。 A: お菓子に混ざると、とても美味しいですけどね(笑) N: ルドウィヒは、宮廷で礼儀作法の一環として、お茶の点て方を学んだのかしら? それともステフさんのご趣味なのかしら(笑) >「で、てめーは何時まで俺にくっ付いて来るつもりだ?」 >ジト目でステフを見ながら言えば、ステフはよよよっと泣きまねをしながら・・・・ >「ううぅっ・・・そんなに邪険にしなくても」 >そっと涙を拭くまねをする、もちろん真似だけで涙なんて欠片もありはしない。 > > >「だって嫁さんから苦情の手紙がきたんだよ(泣) >いっつもふらふらして遊びまわってるって!俺だって好きでこの世界にきてるわけじゃねんだよ!!なのによ自分のこと棚に上げて愛人作るなんて許せないとか言いやがる!!自分勝手にも程があると思わねーか!!??」 > > > 「あ、お茶菓子をどうぞ、煎茶でもお入れします」 > 「お、サンキュ」 > > >「こうなったらみ●さんに電話してやる!!電話して『●のさん助けてええええええ!!!!!自分はよその男の子供生んだくせに、ボクが愛人作るのを許さないなんて怒るんですぅ!!(涙)』って言ってやるぅ!!あ、●も○○思●っきり●レビの●いっきり生●話の電話番号調べなきゃ。 >いっそこうなったら、またあいつばらばらにしてやろうかな!今度こそ拾い集められんような場所に捨ててやるうううう!!!!!!!!!!いくら俺が嫌いだからって兄貴の子供生むことねーだろーがああ!!!!!!!!!!!!!!!!」 > > > 「なあ、み●さんて誰だ?ってか、電話って何?」 > 「さあ?」 > > >「それに皆してボクの事嫌ってさ! >ちょっとてっぺん立ちたかっただけなのに、邪魔ばっかすんじゃねえええ!!イウ・ス=イルスのばっきゃろぉぉぉ!!!いくら自分お嫁さんと顔が同じだからってだまされてんじゃねええええええええええ!!!!!!!!」 ・・・・・(汗) A: と・・・・とても複雑な・・・・ご関係のようですね(汗) N: ステフさん・・・・どうか御気を確かに(汗) 好き好んで視聴者の方に、噂話の種を与えなくても(滝汗) >「すげー・・ノンブレスで言い切ってやがる」 >ずずぅっとお茶をも見ながら、ヴァルが呆れたように言っている。 >「おーい、何時まで叫んでるつもりだ?」 >煎餅をポリパリ食べつつ、お茶を飲みつつ、呆れたようにヴァルはステフに声をかける。 >「あのね、君らボクの話少しはきいてた?」 >「なあ、●のさんって誰だ?」 >「・・・・知らなくて良いよ(涙)」 >そっぽ向いて縦線人魂オプションつきで、ステフはいじけてしまった。 >「ふんだふんだふーんだ、どうせ僕なんて嫌われもんだよ」 >ステフは完全にいじけモードに入ってしまったらしい。 >「あれはあれで鬱陶しいな、どっかの生ゴミみたいでよ」 >「こんなに天気が良いのに、ここだけ入梅したみたいですね」 >二人のあまりな言い様に、更にいじけるステフだった。 >「ってか、いじけられても鬱陶しいだけなんだが・・・・セト」 >「そっちの名前で呼ばないで欲しいな、嫁さんと一緒にうるさい奴らも来ちゃうからさ」 >本気でうんざりした様な表情で言えば、恨めしそうなステフの視線とかち合う。 >「ボクのことはステフって呼んで」 >とことん疲れたような声でそう言うと、ルドウィヒをつれて姿をけした。 いや・・・・あの・・・・ステフさま(汗) A: ゼロスさんや覇王さんSさんと・・・・不幸勝負をしても・・・・余裕で勝てるほどの ものすごい不幸っぷり・・・・ですね(汗) N: ヴァルさんとしては・・・・聞き流すの他には、どうにも出来ないですわね(笑) A: ステフさんの配下であるルドウィヒは・・・・もう少し暖かい反応をしてあげなすと・・・・かわいそうな気が(汗) >海の奥に在りしものは、静かにこの世界に闇を撒く。 >目に見えない形で振りまかれ、やがて時が至れば蠢き始める。 >「ボクが舞台を整えてあげるって、言ったのに・・・・・待てなくなっちゃったかな」 >ステフはあたり一面真っ青な海の上に、ふわりと浮かんで何処となく呆れた口調で言う。 >「君が動いたせいで、ヴァル=アガレス達を相手にしなきゃいけなくなるだろ」 >眉根に皺を寄せ、不機嫌さを隠そうとしない。 >「あんまり好き勝手なことすると、君の嫌いなあいつをこの世界に呼ぶよ。 >君は何時だってあいつに勝てたことは無いんだろ?」 ステフさま・・・・・一筋縄ではいかない・・・・お方のようですね(汗) A: 海底で待機して居る方も・・・・ステフさんと同じ世界から来たのでしょうか? N: ヴァルさんの牽制と監視をしていたのですね。 >できればさ“助けてモ●ダー!”の方が個人的にはつぼなんだけどね(笑) ●ファイルのスカ●●さんですね(笑) >たいちょおおおおおお!!!!あんたはクワトロ2号ですかああああああ!!!!!!(爆笑) > >ステフ:一週遅い地域だったっけ?(汗) > >意地でも顔は見せんつもりか、日の出会社(注:Gの製作会社) > >ステフ:・・・・(こいつが一番暴走しとるな(汗)) > >ファーストに似ている等と言われていたが、だんだんZに似ていると言われているね。 SEE●どうなってしまうのでしょうね? 個人的には、民間人のシャトルを撃ち落とした。あの人だけは 好きになれません(汗) >カ●ーユの様な最期にだけは、ならないで欲しいけど、ってかハ●ーン様のキュベレーが欲しいよう(><) >黒キュベレーでも可! > >ステフ:このバカはほっといて・・・・この辺で。 >次もよろしくです♪ > >・・・・あとは、サザビーとか、百式とか・・・・ハロとか・・・・・おーじぇとか・・・K.O.Gとか・・・破裂の人形とかあとシュペルターも良いよな・・・・フランベルジュテンプルとか・・・ヤクトミラージュもマジ欲しい! > >ステフ:時々思うけどさ、君の趣味って・・・・・(汗) モビルスーツ。良いですよね〜。 アレックスとか、GP03とか、アプラサスとか(笑) そういえば、どのモビルスーツが最強なのでしょうね? ステフさんと、動き始めた海底の方。 戦争へは、どんな影響をあたえるのでしょうか。 続きを読ませて頂けるのを、とても楽しみにお待ちしております。 蒸し暑くなってまいりましたね。 お体にお気を付けて、お元気で。 では、失礼します。 |
14387 | Re:ステフさま(汗) | キツネノテブクロ | 2003/6/8 10:57:45 |
記事番号14382へのコメント >こんばんは、キツネノテブクロさん。 >お元気ですか、猫楽者です。 > >A: こんばんは、お元気ですか。キツネノテブクロさん。 > 6月になって暑くなりまたね。Aです。 >N: こんばんは、キツネノテブクロさん。 > 雨の日が多くなってまいりましたね。如何お過ごしですか。Nです。 こんにちは、キツネノテブクロです。 入梅しても台風がきても、雨の少ない地域にすんでおります。 そして夏には水不足と言われしまったり・・・・ >>もともと交流のない場所に関する知識なのだが、調べていくうちに数千年は続くこの国は殆ど変化がなかったらしい。 >>この国の支配体制は、一つの完成された形らしく、歪みが生じてもそれすら、許容範囲内でしかないのだ。 >>「たいした国だ・・・最初にこの国のシステムを作り上げた奴に、敬意を払いたくなる」 >>眉を顰め、不機嫌そうに呟く。 >>女皇と言う替えのきかない唯一の存在を、支配者であり象徴に仕立て上げる。 >>女性の持つ神秘性と母性による統治、予言によって選び出される神女、まさに現人神として存在させるのだ。 >>宗教でも思想でもなく、民間に根付いた常識であり不変なもの。 >>「たった一人を生贄にさせ、そうと気付かせない体制を敷く・・・・・見事と言うべきか」 >>先ほどの梨遠の表情を思い出して、ヴァルは苦笑する。 >>女皇は解っているのだ、神女と呼ばれ崇められていてはいるが、そこには本人の意思など存在しないことに。 > >次に『国』を治める『女皇』さまも、“予言”で選ばれる。 >選ばれることは、とても名誉なこと・・・・拒否したりは出来ないのでしょうね。 >A: 数千年もの長い間、『国』を支え、変化することのなかった『システム』 >N: 最初に、この体制を考えた方々は、とても鋭い方たちだったのでしょうね。 予言された女皇は拒否など出来ません。 その人以外誰もなれないのですから・・・・ >『女皇』さまの下には、各国を代表するような意思決定や意見調整の為の、機関もあるのでしょうか。 年に数回、各国の王が集まって、それぞれの意見調整をしてると思います。 >>己の発する言葉は全て、この国の者にとって絶対であり、影響を与えてしまうことを。 >>感情にままに言葉を発することは、この国を混乱させるだけだと言う事を、よく理解しているのだ。 >> >>――聡明であるが故に、己の孤独を良く知っている者か・・・・ >> >>女皇はけして頼み事などしない、宮を出る事以外なら如何なる要望さえも通るから。 >>例えば、花が見たいと言えば、ありとあらゆる花が宮のあちこちに用意され、美しい花々を観賞できるのだ。 > >御自身の御言葉が・・・・・絶対的な影響力を持つ。 >恐ろしくて・・・・本当に必要な言葉しか・・・口に出来ないですね。 >A: 御自分の感情さえも、封じ込めて・・・・・。 >N: ただただ・・・・統治者として・・・・生きて行く・・・生贄・・・・辛いですわね。 壮麗で広大な宮は、女皇を一生閉じ込める為の牢獄のようなものでしょう。 辛い一生を過ごすのです。 >>「女皇が持つは予言の力だけではない・・・・か」 >>九竜の地を災いから護るのも、女皇の力だ。 >>だがそれは、女王の命を削って防がれるものであり、それによって女皇の寿命が縮み、代替わりを早くしてしまう。 >>災いの中には天災などでなく、人災・・・戦争だけは防ぐことが出来ないのだ。 >>「例え、次の神女が居ない状態で死んでも、必ず次の神女が現れる・・・・・けして切れることも無く続いていく・・・・・」 >>調べれば調べるほど、女皇は異常な存在であり、九竜は異常な国だと言わざる終えなくなってくる。 >>それさえも、この国に生まれ育ったものには、異常でも何でもなく、普通なことなのだろうが・・・・ >> >>――九竜王朝はこの世界が滅ぶその時まで、変わらずあり続けるのだろうか・・・・・ > >命を削り、広大な『国』を守り続ける。 >A: 天災を防ぐ・・・その行為で生じる歪みを御自分の身ひとつで、受け止める・・・・・。 >N: この国の方々にとっては・・・・当たり前のこと・・・・なのですね。 女皇が命を削ってまで、九竜の地を災いから護っている事を知ってるのは、実はそれぞれの国王と王族だけで、国民は預言者としての女皇しか知らなかったりします。 >>「おや? >>ダイジョウブ?メシア」 >>「ナニシテンダテメーハ?」 >>完全棒読みでぎぎぎっと、顔をめぐらせば、豪華で艶やかな振袖姿のステフ。 >>「何で男のお前が、女の民族衣装着てんだよ!!!!」 >>「えー、綺麗だったから♪」 >> >>べたっ! >> >>また突っ伏すヴァル。 > >ステフさま・・・・・まだ居たのですね(汗) >A: マイペースな方・・・ですね(笑) >N: 民族衣装♪、とても良くお似合いなのでしょうね♪ ステフ、何気見まだ居ました(笑) 民族衣装・・・・た、多分にあってるかと(汗) >>「・・・・大丈夫ですか?」 >>ステフの横で、お茶を点ててたルドウィヒが、流石に申し訳無さそうに訊いてくる。 >>「・・・・・・・・・・・俺にも茶をくれ」 >>何とか立ち上がりステフ達の側までくると、どっかりと腰をおろし、疲れた声で言う。 >>ルドウィヒも、何処で調達したのか直衣姿で、慣れた手つきで茶を点てている。 >>「どうぞ」 >>何処で習ったのか茶の点て方も、作法も綺麗に決まっている。 >>ヴァルは作法など知らないので、好きなように飲む。 >>「昨日も思ったけどよ、抹茶とか言うのは随分苦いな」 >>「それでも薄めにしてあるのですが」 >>ルドウィヒは無表情に言葉を返す。 > >抹茶は苦いですよね。 >A: お菓子に混ざると、とても美味しいですけどね(笑) >N: ルドウィヒは、宮廷で礼儀作法の一環として、お茶の点て方を学んだのかしら? > それともステフさんのご趣味なのかしら(笑) 茶道はルドウィヒの趣味だったりします(笑) >>「で、てめーは何時まで俺にくっ付いて来るつもりだ?」 >>ジト目でステフを見ながら言えば、ステフはよよよっと泣きまねをしながら・・・・ >>「ううぅっ・・・そんなに邪険にしなくても」 >>そっと涙を拭くまねをする、もちろん真似だけで涙なんて欠片もありはしない。 >> >> >>「だって嫁さんから苦情の手紙がきたんだよ(泣) >>いっつもふらふらして遊びまわってるって!俺だって好きでこの世界にきてるわけじゃねんだよ!!なのによ自分のこと棚に上げて愛人作るなんて許せないとか言いやがる!!自分勝手にも程があると思わねーか!!??」 >> >> >> 「あ、お茶菓子をどうぞ、煎茶でもお入れします」 >> 「お、サンキュ」 >> >> >>「こうなったらみ●さんに電話してやる!!電話して『●のさん助けてええええええ!!!!!自分はよその男の子供生んだくせに、ボクが愛人作るのを許さないなんて怒るんですぅ!!(涙)』って言ってやるぅ!!あ、●も○○思●っきり●レビの●いっきり生●話の電話番号調べなきゃ。 >>いっそこうなったら、またあいつばらばらにしてやろうかな!今度こそ拾い集められんような場所に捨ててやるうううう!!!!!!!!!!いくら俺が嫌いだからって兄貴の子供生むことねーだろーがああ!!!!!!!!!!!!!!!!」 >> >> >> 「なあ、み●さんて誰だ?ってか、電話って何?」 >> 「さあ?」 >> >> >>「それに皆してボクの事嫌ってさ! >>ちょっとてっぺん立ちたかっただけなのに、邪魔ばっかすんじゃねえええ!!イウ・ス=イルスのばっきゃろぉぉぉ!!!いくら自分お嫁さんと顔が同じだからってだまされてんじゃねええええええええええ!!!!!!!!」 > >・・・・・(汗) >A: と・・・・とても複雑な・・・・ご関係のようですね(汗) >N: ステフさん・・・・どうか御気を確かに(汗) > 好き好んで視聴者の方に、噂話の種を与えなくても(滝汗) 結構複雑な関係ですね、ステフの家庭環境は(汗) まあ、ホントに電話するかどうかは謎ですが・・・・・ >>「すげー・・ノンブレスで言い切ってやがる」 >>ずずぅっとお茶をも見ながら、ヴァルが呆れたように言っている。 >>「おーい、何時まで叫んでるつもりだ?」 >>煎餅をポリパリ食べつつ、お茶を飲みつつ、呆れたようにヴァルはステフに声をかける。 >>「あのね、君らボクの話少しはきいてた?」 >>「なあ、●のさんって誰だ?」 >>「・・・・知らなくて良いよ(涙)」 >>そっぽ向いて縦線人魂オプションつきで、ステフはいじけてしまった。 >>「ふんだふんだふーんだ、どうせ僕なんて嫌われもんだよ」 >>ステフは完全にいじけモードに入ってしまったらしい。 >>「あれはあれで鬱陶しいな、どっかの生ゴミみたいでよ」 >>「こんなに天気が良いのに、ここだけ入梅したみたいですね」 >>二人のあまりな言い様に、更にいじけるステフだった。 >>「ってか、いじけられても鬱陶しいだけなんだが・・・・セト」 >>「そっちの名前で呼ばないで欲しいな、嫁さんと一緒にうるさい奴らも来ちゃうからさ」 >>本気でうんざりした様な表情で言えば、恨めしそうなステフの視線とかち合う。 >>「ボクのことはステフって呼んで」 >>とことん疲れたような声でそう言うと、ルドウィヒをつれて姿をけした。 > >いや・・・・あの・・・・ステフさま(汗) >A: ゼロスさんや覇王さんSさんと・・・・不幸勝負をしても・・・・余裕で勝てるほどの > ものすごい不幸っぷり・・・・ですね(汗) >N: ヴァルさんとしては・・・・聞き流すの他には、どうにも出来ないですわね(笑) >A: ステフさんの配下であるルドウィヒは・・・・もう少し暖かい反応をしてあげなすと・・・・かわいそうな気が(汗) 見た目、ええ年こいた男がいじけても、可愛くないですからね(汗) ヴァルもいちいち相手にしてられないんでしょう;;; >>海の奥に在りしものは、静かにこの世界に闇を撒く。 >>目に見えない形で振りまかれ、やがて時が至れば蠢き始める。 >>「ボクが舞台を整えてあげるって、言ったのに・・・・・待てなくなっちゃったかな」 >>ステフはあたり一面真っ青な海の上に、ふわりと浮かんで何処となく呆れた口調で言う。 >>「君が動いたせいで、ヴァル=アガレス達を相手にしなきゃいけなくなるだろ」 >>眉根に皺を寄せ、不機嫌さを隠そうとしない。 >>「あんまり好き勝手なことすると、君の嫌いなあいつをこの世界に呼ぶよ。 >>君は何時だってあいつに勝てたことは無いんだろ?」 > >ステフさま・・・・・一筋縄ではいかない・・・・お方のようですね(汗) >A: 海底で待機して居る方も・・・・ステフさんと同じ世界から来たのでしょうか? >N: ヴァルさんの牽制と監視をしていたのですね。 海の中で出番待ちしてるのは、ステフとは別の神話(?)の方です。 何時になったらだせるやら・・・・ >>できればさ“助けてモ●ダー!”の方が個人的にはつぼなんだけどね(笑) > >●ファイルのスカ●●さんですね(笑) そのとおりです(笑) >>たいちょおおおおおお!!!!あんたはクワトロ2号ですかああああああ!!!!!!(爆笑) >> >>ステフ:一週遅い地域だったっけ?(汗) >> >>意地でも顔は見せんつもりか、日の出会社(注:Gの製作会社) >> >>ステフ:・・・・(こいつが一番暴走しとるな(汗)) >> >>ファーストに似ている等と言われていたが、だんだんZに似ていると言われているね。 > >SEE●どうなってしまうのでしょうね? >個人的には、民間人のシャトルを撃ち落とした。あの人だけは >好きになれません(汗) あの話もちゃんと終わるのか怪しいですよね。 シャトルを打ち落とした彼は、あれに民間人が乗っていたと知ったら、どんな反応をするんでしょうね。 >>カ●ーユの様な最期にだけは、ならないで欲しいけど、ってかハ●ーン様のキュベレーが欲しいよう(><) >>黒キュベレーでも可! >> >>ステフ:このバカはほっといて・・・・この辺で。 >>次もよろしくです♪ >> >>・・・・あとは、サザビーとか、百式とか・・・・ハロとか・・・・・おーじぇとか・・・K.O.Gとか・・・破裂の人形とかあとシュペルターも良いよな・・・・フランベルジュテンプルとか・・・ヤクトミラージュもマジ欲しい! >> >>ステフ:時々思うけどさ、君の趣味って・・・・・(汗) > >モビルスーツ。良いですよね〜。 >アレックスとか、GP03とか、アプラサスとか(笑) >そういえば、どのモビルスーツが最強なのでしょうね? 最強のモビルスーツ、サイ●ロガン●ムでは?(いや、あれはモビルアーマー) >ステフさんと、動き始めた海底の方。 >戦争へは、どんな影響をあたえるのでしょうか。 >続きを読ませて頂けるのを、とても楽しみにお待ちしております。 >蒸し暑くなってまいりましたね。 >お体にお気を付けて、お元気で。 >では、失礼します。 海底に居る方も、一応神だったりするんですが、どんな行動をとってくるかは恐らくステフにも解らないのでしょう。 感想ありがとうございました。 |
14384 | The song of a dragon. The requiem to darkness. 第27章 | キツネノテブクロ | 2003/6/8 10:06:33 |
記事番号14314へのコメント 【The song of a dragon. The requiem to darkness. ―竜の謳・闇への鎮魂歌―】 「ええ天気じゃのう・・・・お茶がうまいわい」 豊かな白い髪を靡かせ、老人が一人、森の巨木の天辺に座りのんきにお茶を飲んでいた。 どうやってお茶もって登ったのかは謎。 因みのその森は、マイアが押し売り対策を施した森である。 「カノンはちゃんと友の手助けをしとるじゃろうか。 あやつも相当マイペースじぇけーのう」 そう言うと、ずずっとお茶をすする。 「一度見に行ってみるかのう」 言うなり、ふわっと飛び降りる。 老人がいた場所から地面まで、三階建ての建物よりは高いだろう。 すとん。 ちょっとその場で飛び跳ねてみたと言った感じで、老人は着地する。 「さて、行くかの」 そう言って二・三歩、歩きかけて立ち止まると、後ろを振り返る。 「お前さんは誰じゃ?」 限りなく胡散臭そうな声と表情で問えば、僅かに苦笑する気配がする。 「僕はルドウィヒ=アウイン。 シオン殿ですね」 シオンは無言で頷く。 さり気無く相手の様子を窺う、着ている物は上質な絹を使ったラフな服装。 生まれも育ちの上流階級の人間らしく、一つ一つの動作は優雅で、顔立ちも品があるのだが何処かヒステリックな印象もある。 「わしのなんか用か? わしはこれでも忙しんじゃ」 「いえ、お手間取らせません。 ゼフィーリアに行かれるよりも、セイルーンに行かれることを、勧めに参っただけですので」 「セイルーン? ラダマンティスの息子が、今いっとる筈じゃったなあ・・・」 シオンはルドウィヒから視線を外さずに、小さく呟く。 「では、僕はこれで。 またお会いしましょう」 優雅に一礼し、冷たい笑みを浮かべると、全身を赤い霧が包む。 ・・・・・セイルーンでお待ちしています・・・・・ そう聞こえた後、一瞬で霧が晴れると、既に姿が消えていた。 「ルドウィヒ=アウイン・・・・何者じゃ?・・・・」 シオンは、ルドウィヒが消えた虚空を睨み付けながら、険しい表情を浮かべていた。 「てな事が三日めえにあってのー、せーで来たんじゃあ。 ルドウィヒとかゆう奴に、心当たりはねーかな」 シオンはのんびりお茶をすすりながら、ゼルガディスに聞いている。 この日の早朝にいきなり王宮内に現れ、散々回りを騒がせ引っ掻き回していたところを、ゼルガディスに見つかり、大小言をを食らってしまったらしい。 さながら、孫にしかられるおじいさんのような感じだったらしい。 「反省してね―な、じいさん;; ルドウィヒってのは、エルメキアの皇子と同じ名前だが・・・・同一人物かどうかは、判断できんな。 そいつは、セイルーンで待ってると言ったんだな?」 「そうじゃ。 わしもなげー事生きとるけど、あんな気をした奴は初めてじゃ。 人間の気配じゃねえ」 「それで気になって、こっちに来たと・・・」 ゼルガディスの言葉に、シオンはこっくり頷く。 縁側で猫と一緒に日向ぼっこしながら、のんびりお茶すすってる図が似合いそうな老人に、リナとアメリアは気楽に接しているが、ガウリイだけはリナたちに気付かれない程度に、警戒していた。 「そこの坊主はえれーわしを警戒しとるなー。 別にとって食やーせんけえ、気楽にしてくれりゃえーけ」 「なあ、じいさん。 俺って坊主って言われるような年じゃないぜ」 ガウリイは警戒を少し緩め、頬をぽりぽり掻きつつ言う。 「ガウリイ、このじいさんにかかれば、あのフィルさんだって坊主扱いだ」 優雅にコーヒーを飲みつつ、とことん投げやりの言葉をくれるゼルガディス。 もしかしたら、あの黄金竜の長老のミルガズィアさえ、坊主呼ばわりしかねない。 「ところでゼル坊」 「ん?」 「この茶な、ちーと濃いで」 「やあ久しぶりと言うべきなのかな? アメリア王女、イモータル公爵」 何日かぶりに、ルドウィヒがゼルガディス達の前に姿を見せる。 緑の美しい木々の中に、テーブルを持ち出して、書類の作成をしていたゼルガディス達。 以前とは何処か違う雰囲気に、ゼルガディスは妙な違和感を覚える。 「体調が優れないとの事でしたが、もうよろしいのですか?」 アメリアも違和感を覚えながらも、かすかに硬い声で訊ねる。 「ええ、だいぶ良いようなので、外の空気でも吸おうかと・・・・」 「そうですか」 「では、私はこれで」 薄い笑みを浮かべ、軽く頭を下げると、ルドウィヒはその場を立ち去った。 「・・・・なあ、ゼルガディス。 なんか変な感じがするな、あいつ」 ガウリイが困惑した表情をうかべ、ゼルガディスに問い掛ける。 「旦那、どんな感じがするんだ?」 「うーん・・・・」 と、唸ったままガウリイが固まってしまった。 すぱしーんっ! 固まってしまったガウリイに、リナのスリッパアタックが、ガウリイの頭をクリーンヒットする。 「ったくもう(怒)、相変わらずくらげなんだから」 「なかなか乱暴な嬢ちゃんじゃなあ」 木の陰からとことこと姿を現しながら、シオンは呆れた声を出す。 「じいさん、あいつか? じいさんが会ったルドウィヒと名乗る奴は」 「わしが会った時と雰囲気は違うけーど、あいつじゃあ」 ゼルガディスの問いに、ルドウィヒが立ち去った方を見ながら、シオンは答える。 「で、ゼル坊、おめーはどうするんなあ? このセイルーンで何かある言うことじゃろうけえ、あいつはわしを呼んだんじゃろう」 シオンの言葉に、ゼルガディスはルドウィヒが立ち去った方を見るが、すぐに視線を手元の書類に落とす。 そして・・・ 「放っておく」 の、一言で終わらせる。 「ちょっとゼル!」 「ルドウィヒが、正体不明の何者かと接触しているのは、報告がきてる。 オニキスがきっちり仕事をしてくれるからな。 それにこの数日の間、この王宮から姿を消していたようだしな。 奴に何があったか正確のところは解らないが、こちらから不用意に手を出して火傷する事もないだろう」 リナが何かを言いかけたのを遮るように、ゼルガディスはとうとうと話す。 その際も視線は書類に目を向けたまま、手は休む事無く動いている。 そして出来上がった書類を、とんとんと纏めるとそれを手に立ち上がる。 「じゃあ、俺はコニカルコ卿と打ち合わせがあるから。 お前らはここでお茶でも飲んでろよ」 軽く微笑みながらそう言うと、ゼルガディスは中へと入っていった。 「相変わらず忙しいわね、ゼルガディスは」 リナは、呆れたような感心したような表情を浮かべる。 ――コニカルコ卿に話すべきかどうか・・・・ 群狼の島、海王の拠点から獣王の拠点に移動した腹心たち。 「一度、魔王様の様子、見に行った方がよろしいわよね?」 海王はハーブを使ったバターケーキを、フォークで小さく切り分けながら二人に話す。 「行く場合は、ある程度覚悟が必要だろう」 獣王もケーキを口にしながら話す。 覇王は香茶を飲みながら二人の言葉に頷く。 「まあ、今すぐじゃなくても良いだろう」 と言う覇王の言葉に、大きく頷く他二名。 また暫く、魔王は苦行を強いられるらしい・・・・・・ <続> 【あとがき】 バターケーキと言うのは、パウンドケーキのことです。 L:パウンドケーキも解らなかったらどうすんの? さてどうしたもんでしょ。 L:ま、んなことより。 大分ごちゃごちゃとしてるわね。 収拾つくかどうか・・・って、何とかしなきゃいけないんだけどさ(遠い目) L:現実逃避したわね;; じゃ、次もよろしくねvv |
14399 | 正体不明の最強じーちゃん登場……ですね♪ | エモーション E-mail | 2003/6/8 23:24:24 |
記事番号14384へのコメント こんばんは。 昔の「ジャ○プ」ではほとんど定番(今のは読んでないので分からない)だった、 正体不明で最強のご老人……。やっぱりこういう方が一人いると、面白いんですよね。 マイアさんの結界も何のその。あっさりと人外な事をやってのけ、 ガウリイどころかフィルさん、はたまたミルガズィアさんすら、楽勝で 「坊主」扱いの実年齢は本人も忘れてそうなスーパーじーちゃん!! 最高です!! 血縁関係だけあって、口調がカノンさんと同じなんですね。 でも、年を重ねた味わい深い話し方で、一歩リードしているのでしょう。 台詞は「日本昔話」の方(お名前を忘れてしまいました)をイメージしました。 さて、マイアさんの結界の中に、すんなりと入り込んでいるおバカ皇子……。 この方も、すっかり「人外のもの」になってしまったのですね……。 迷惑ではあっても、コニカルコさんの気持ちを考えると、元に戻れると良いのですが……。 また、そうまでして手に入れた力で、彼は何をする気なのでしょうか。 そして、そんなおバカ皇子の動きを静観しつつ、忙しく対帝国の仕事をするゼル。 本当に大変だよなあ……と思いつつ、何でも一人で背負っているみたいで、 見ている方が心配になりますね。 そして…… >群狼の島、海王の拠点から獣王の拠点に移動した腹心たち。 >「一度、魔王様の様子、見に行った方がよろしいわよね?」 >海王はハーブを使ったバターケーキを、フォークで小さく切り分けながら二人に話す。 >「行く場合は、ある程度覚悟が必要だろう」 >獣王もケーキを口にしながら話す。 >覇王は香茶を飲みながら二人の言葉に頷く。 >「まあ、今すぐじゃなくても良いだろう」 >と言う覇王の言葉に、大きく頷く他二名。 >また暫く、魔王は苦行を強いられるらしい・・・・・・ 北の魔王様はまだ、白霧さんと白の竜神様のらぶらぶパワーに、涙しているのですね……(汗) 何故でしょう……。お茶会している海王様、獣王様、覇王様が、「テスト前に ついつい別の事をしちゃう受験生」みたいに見えました(汗) それでは、次はどこが舞台かな、と楽しみにしながら、続きをお待ちしています。 では、この辺で失礼いたします。 |
14404 | Re:正体不明の最強じーちゃん登場……ですね♪ | キツネノテブクロ | 2003/6/9 16:39:09 |
記事番号14399へのコメント >こんばんは。 こんにちは。 >昔の「ジャ○プ」ではほとんど定番(今のは読んでないので分からない)だった、 >正体不明で最強のご老人……。やっぱりこういう方が一人いると、面白いんですよね。 今のジャ●プは読んでませんけど、昔ジャ●プには居ましたよねえ、何故か無駄に強いご老人が(笑) >マイアさんの結界も何のその。あっさりと人外な事をやってのけ、 >ガウリイどころかフィルさん、はたまたミルガズィアさんすら、楽勝で >「坊主」扱いの実年齢は本人も忘れてそうなスーパーじーちゃん!! 最高です!! >血縁関係だけあって、口調がカノンさんと同じなんですね。 >でも、年を重ねた味わい深い話し方で、一歩リードしているのでしょう。 >台詞は「日本昔話」の方(お名前を忘れてしまいました)をイメージしました。 実年齢なんか覚えてないでしょう、恐らく。 覚えてるのも面倒臭がって、忘れてそうです。 >さて、マイアさんの結界の中に、すんなりと入り込んでいるおバカ皇子……。 >この方も、すっかり「人外のもの」になってしまったのですね……。 >迷惑ではあっても、コニカルコさんの気持ちを考えると、元に戻れると良いのですが……。 >また、そうまでして手に入れた力で、彼は何をする気なのでしょうか。 ルドウィヒ、どんどん人外な者に(汗) 当初考えてたキャラとは変わってきてるので、どんだけ化けるか今の所私にも解りません。 >そして、そんなおバカ皇子の動きを静観しつつ、忙しく対帝国の仕事をするゼル。 >本当に大変だよなあ……と思いつつ、何でも一人で背負っているみたいで、 >見ている方が心配になりますね。 ゼルガディスは色々と、背負い込む性格をしてると思います。 手伝いたくても手伝えないリナたちも、結構内心心配してるでしょうね。 >そして…… > >>群狼の島、海王の拠点から獣王の拠点に移動した腹心たち。 >>「一度、魔王様の様子、見に行った方がよろしいわよね?」 >>海王はハーブを使ったバターケーキを、フォークで小さく切り分けながら二人に話す。 >>「行く場合は、ある程度覚悟が必要だろう」 >>獣王もケーキを口にしながら話す。 >>覇王は香茶を飲みながら二人の言葉に頷く。 >>「まあ、今すぐじゃなくても良いだろう」 >>と言う覇王の言葉に、大きく頷く他二名。 >>また暫く、魔王は苦行を強いられるらしい・・・・・・ > >北の魔王様はまだ、白霧さんと白の竜神様のらぶらぶパワーに、涙しているのですね……(汗) >何故でしょう……。お茶会している海王様、獣王様、覇王様が、「テスト前に >ついつい別の事をしちゃう受験生」みたいに見えました(汗) 北の魔王、今ごろ真っ白になってるかも・・・・(遠い目&汗) >それでは、次はどこが舞台かな、と楽しみにしながら、続きをお待ちしています。 >では、この辺で失礼いたします。 感想ありがとうございました。 |
14410 | シオンさん♪ | 猫楽者 E-mail | 2003/6/9 19:03:43 |
記事番号14384へのコメント こんばんは、キツネノテブクロさん。 お元気ですか、猫楽者です。 この世界の歴史の生き証人。シオンさんのご登場なのですね。 神魔戦争、そして降魔戦争。 この世界の様々な戦いを、シオンさんは、どんな想いで見てこられたのでしょうね。 >「僕はルドウィヒ=アウイン。 >シオン殿ですね」 >シオンは無言で頷く。 >さり気無く相手の様子を窺う、着ている物は上質な絹を使ったラフな服装。 >生まれも育ちの上流階級の人間らしく、一つ一つの動作は優雅で、顔立ちも品があるのだが何処かヒステリックな印象もある。 >「わしのなんか用か? >わしはこれでも忙しんじゃ」 >「いえ、お手間取らせません。 >ゼフィーリアに行かれるよりも、セイルーンに行かれることを、勧めに参っただけですので」 >「セイルーン? >ラダマンティスの息子が、今いっとる筈じゃったなあ・・・」 >シオンはルドウィヒから視線を外さずに、小さく呟く。 >「では、僕はこれで。 >またお会いしましょう」 >優雅に一礼し、冷たい笑みを浮かべると、全身を赤い霧が包む。 > >・・・・・セイルーンでお待ちしています・・・・・ > >そう聞こえた後、一瞬で霧が晴れると、既に姿が消えていた。 >「ルドウィヒ=アウイン・・・・何者じゃ?・・・・」 >シオンは、ルドウィヒが消えた虚空を睨み付けながら、険しい表情を浮かべていた。 ルドウィヒ。平和にお茶を点てて居るのに飽きてしまったのでしょうか。 そして、ルドウィヒにシオンさんをセイルーンに御招待するように 指示なさったであろう、セトさまは・・・・・ついに何かを仕掛けようとしているのでしょうか。 >「てな事が三日めえにあってのー、せーで来たんじゃあ。 >ルドウィヒとかゆう奴に、心当たりはねーかな」 >シオンはのんびりお茶をすすりながら、ゼルガディスに聞いている。 >この日の早朝にいきなり王宮内に現れ、散々回りを騒がせ引っ掻き回していたところを、ゼルガディスに見つかり、大小言をを食らってしまったらしい。 >さながら、孫にしかられるおじいさんのような感じだったらしい。 あの・・・・(汗) 散々回りを騒がせ・・・・・引っ掻き回した・・・・って(滝汗) シオンさん・・・・王宮内で・・・・・いったい何をしたのでしょうか(汗) ゼルガディスさんに、おもいっきし怒られて・・・・シュンとなっているシオンさん。 なんか可愛いですね♪ >「反省してね―な、じいさん;; >ルドウィヒってのは、エルメキアの皇子と同じ名前だが・・・・同一人物かどうかは、判断できんな。 >そいつは、セイルーンで待ってると言ったんだな?」 >「そうじゃ。 >わしもなげー事生きとるけど、あんな気をした奴は初めてじゃ。 >人間の気配じゃねえ」 >「それで気になって、こっちに来たと・・・」 >ゼルガディスの言葉に、シオンはこっくり頷く。 ルドウィヒ・・・・・既にセトさまの『お力』で・・・・人間以外の存在と化しているのですね。 ゼルガディスさんたちに、ルドウィヒが『危ない』との情報が流れることと引き換えにしてまでも シオンさんをセイルーンに呼び寄せたかった・・・・ これから『帝国』との戦争で、“最前線”となるゼフィーリアや沿岸諸国に シオンさんが居ると、なにか都合が悪いのでしょうか。 >縁側で猫と一緒に日向ぼっこしながら、のんびりお茶すすってる図が似合いそうな老人に、リナとアメリアは気楽に接しているが、ガウリイだけはリナたちに気付かれない程度に、警戒していた。 >「そこの坊主はえれーわしを警戒しとるなー。 >別にとって食やーせんけえ、気楽にしてくれりゃえーけ」 >「なあ、じいさん。 >俺って坊主って言われるような年じゃないぜ」 >ガウリイは警戒を少し緩め、頬をぽりぽり掻きつつ言う。 >「ガウリイ、このじいさんにかかれば、あのフィルさんだって坊主扱いだ」 >優雅にコーヒーを飲みつつ、とことん投げやりの言葉をくれるゼルガディス。 >もしかしたら、あの黄金竜の長老のミルガズィアさえ、坊主呼ばわりしかねない。 >「ところでゼル坊」 >「ん?」 >「この茶な、ちーと濃いで」 ガウリイさんは、シオンさんの『力』を感じ取って、警戒していたのでしょうか。 ガウリイさんとゼルガディスさんを『坊主』扱い(汗)・・・・・シオンさんステキです。 フィルさんと・・・・・ミルガズィアさえも・・・・・『坊主』呼ばわり・・・・・ 本当に・・・・・・すごい方ですね(汗) もし・・・・ゼロスさんがセイルーンに来たりしたら・・・・・(汗) シオンさんに、良いように遊ばれて・・・・しまうかもしれませんね(滝汗) >「・・・・なあ、ゼルガディス。 >なんか変な感じがするな、あいつ」 >ガウリイが困惑した表情をうかべ、ゼルガディスに問い掛ける。 >「旦那、どんな感じがするんだ?」 >「うーん・・・・」 >と、唸ったままガウリイが固まってしまった。 > >すぱしーんっ! > >固まってしまったガウリイに、リナのスリッパアタックが、ガウリイの頭をクリーンヒットする。 >「ったくもう(怒)、相変わらずくらげなんだから」 リナさん。リナさん。 ガウリイさんは一生懸命に、どう言ったら良いのかなあ、と考えていたのでは(汗) もう少し優しくしてあげましょうよ(笑) >「なかなか乱暴な嬢ちゃんじゃなあ」 >木の陰からとことこと姿を現しながら、シオンは呆れた声を出す。 リナさんに、さらっとこう言ってしまっても(汗) なんの危害も加えられない、『人徳』というものでしょうか。 >「じいさん、あいつか? >じいさんが会ったルドウィヒと名乗る奴は」 >「わしが会った時と雰囲気は違うけーど、あいつじゃあ」 >ゼルガディスの問いに、ルドウィヒが立ち去った方を見ながら、シオンは答える。 >「で、ゼル坊、おめーはどうするんなあ? >このセイルーンで何かある言うことじゃろうけえ、あいつはわしを呼んだんじゃろう」 >シオンの言葉に、ゼルガディスはルドウィヒが立ち去った方を見るが、すぐに視線を手元の書類に落とす。 >そして・・・ >「放っておく」 >の、一言で終わらせる。 >「ちょっとゼル!」 >「ルドウィヒが、正体不明の何者かと接触しているのは、報告がきてる。 >オニキスがきっちり仕事をしてくれるからな。 >それにこの数日の間、この王宮から姿を消していたようだしな。 >奴に何があったか正確のところは解らないが、こちらから不用意に手を出して火傷する事もないだろう」 >リナが何かを言いかけたのを遮るように、ゼルガディスはとうとうと話す。 オニキスの方々、優れた情報収集能力をお持ちなのですね。 セトさんは、気付かれたとしても別にかまわない。 そう考えているのでしょうか。 相手は、大国を代表してセイルーンへと来た方。 こちらから手出しする訳には、行かないのですね。 >「じゃあ、俺はコニカルコ卿と打ち合わせがあるから。 >お前らはここでお茶でも飲んでろよ」 >軽く微笑みながらそう言うと、ゼルガディスは中へと入っていった。 >「相変わらず忙しいわね、ゼルガディスは」 >リナは、呆れたような感心したような表情を浮かべる。 > >――コニカルコ卿に話すべきかどうか・・・・ ルドウィヒのことを、見守り続けてきた。 コニカルコ卿・・・・・・辛いですね。 話す立場のゼルガディスさんも辛いでしょうけど・・・・・やはり・・・・ 話しておいた方が良いのではないでしょうか。 なにかあったときに、セイルーンとゼフィーリア対エルメキアの関係が 一気に険悪化してしまいかねませんから(汗) >群狼の島、海王の拠点から獣王の拠点に移動した腹心たち。 >「一度、魔王様の様子、見に行った方がよろしいわよね?」 >海王はハーブを使ったバターケーキを、フォークで小さく切り分けながら二人に話す。 >「行く場合は、ある程度覚悟が必要だろう」 >獣王もケーキを口にしながら話す。 >覇王は香茶を飲みながら二人の言葉に頷く。 >「まあ、今すぐじゃなくても良いだろう」 >と言う覇王の言葉に、大きく頷く他二名。 >また暫く、魔王は苦行を強いられるらしい・・・・・・ 魔王さま(汗) ずっと・・・・・あの御ふた方の・・・・・ラブラブ攻撃を受け続けている・・・のですね(滝汗) 海王さま、獣王さま。そして覇王さま・・・・できることなら・・・・・ カタートには、近づきたくない・・・・のでしょうね。 ゼロスさんが、偵察要員として・・・・派遣されたりしないことを、祈っております(笑) シオンさん。存在感ありますね。 そして、風のようにつかみ所のない方ですね。 ステキに生きてきた方は、シオンさんのような魅力的な方として 年齢を重ねて行くのでしょうね。 シオンさんはミルガズィアさんとも、会ったことがあるのでしょうか。 なにかを企むセトさんの指示で、動き始めたルドウィヒ。 どんなことをしようとしているのでしょうか。 懸命に防衛体制を作ろうとしているゼルガディスさん達に 悪影響が、でないと良いですね。 続きを、とても楽しみにお待ちしております。 寒暖の差が大きいようです。 お体にお気を付けて、お元気で。 では、失礼します。 |
14454 | Re:シオンさん♪ | 紫清 月季花 | 2003/6/13 09:09:02 |
記事番号14410へのコメント >こんばんは、キツネノテブクロさん。 >お元気ですか、猫楽者です。 こんにちは、紫清 月季花です。 >この世界の歴史の生き証人。シオンさんのご登場なのですね。 >神魔戦争、そして降魔戦争。 >この世界の様々な戦いを、シオンさんは、どんな想いで見てこられたのでしょうね。 シオンがどんな思いで歴史を見てきたのかは、誰にも解らないでしょう。 >>「僕はルドウィヒ=アウイン。 >>シオン殿ですね」 >>シオンは無言で頷く。 >>さり気無く相手の様子を窺う、着ている物は上質な絹を使ったラフな服装。 >>生まれも育ちの上流階級の人間らしく、一つ一つの動作は優雅で、顔立ちも品があるのだが何処かヒステリックな印象もある。 >>「わしのなんか用か? >>わしはこれでも忙しんじゃ」 >>「いえ、お手間取らせません。 >>ゼフィーリアに行かれるよりも、セイルーンに行かれることを、勧めに参っただけですので」 >>「セイルーン? >>ラダマンティスの息子が、今いっとる筈じゃったなあ・・・」 >>シオンはルドウィヒから視線を外さずに、小さく呟く。 >>「では、僕はこれで。 >>またお会いしましょう」 >>優雅に一礼し、冷たい笑みを浮かべると、全身を赤い霧が包む。 >> >>・・・・・セイルーンでお待ちしています・・・・・ >> >>そう聞こえた後、一瞬で霧が晴れると、既に姿が消えていた。 >>「ルドウィヒ=アウイン・・・・何者じゃ?・・・・」 >>シオンは、ルドウィヒが消えた虚空を睨み付けながら、険しい表情を浮かべていた。 > >ルドウィヒ。平和にお茶を点てて居るのに飽きてしまったのでしょうか。 >そして、ルドウィヒにシオンさんをセイルーンに御招待するように >指示なさったであろう、セトさまは・・・・・ついに何かを仕掛けようとしているのでしょうか。 シオンをセイルーンに呼んだのは、ルドウィヒの独断です。 ルドウィヒも何やら企んでるみたいです。 >>「てな事が三日めえにあってのー、せーで来たんじゃあ。 >>ルドウィヒとかゆう奴に、心当たりはねーかな」 >>シオンはのんびりお茶をすすりながら、ゼルガディスに聞いている。 >>この日の早朝にいきなり王宮内に現れ、散々回りを騒がせ引っ掻き回していたところを、ゼルガディスに見つかり、大小言をを食らってしまったらしい。 >>さながら、孫にしかられるおじいさんのような感じだったらしい。 > >あの・・・・(汗) >散々回りを騒がせ・・・・・引っ掻き回した・・・・って(滝汗) >シオンさん・・・・王宮内で・・・・・いったい何をしたのでしょうか(汗) >ゼルガディスさんに、おもいっきし怒られて・・・・シュンとなっているシオンさん。 >なんか可愛いですね♪ ほんとに何したんでしょう? ゼルガディスの方が、実際の孫(カノン)より可愛いんでしょう、多分(笑) >>「反省してね―な、じいさん;; >>ルドウィヒってのは、エルメキアの皇子と同じ名前だが・・・・同一人物かどうかは、判断できんな。 >>そいつは、セイルーンで待ってると言ったんだな?」 >>「そうじゃ。 >>わしもなげー事生きとるけど、あんな気をした奴は初めてじゃ。 >>人間の気配じゃねえ」 >>「それで気になって、こっちに来たと・・・」 >>ゼルガディスの言葉に、シオンはこっくり頷く。 > >ルドウィヒ・・・・・既にセトさまの『お力』で・・・・人間以外の存在と化しているのですね。 >ゼルガディスさんたちに、ルドウィヒが『危ない』との情報が流れることと引き換えにしてまでも >シオンさんをセイルーンに呼び寄せたかった・・・・ >これから『帝国』との戦争で、“最前線”となるゼフィーリアや沿岸諸国に >シオンさんが居ると、なにか都合が悪いのでしょうか。 ルドウィヒは既に、ステフの力で人類外になってます。 シオンを呼んだルドウィヒの考えは、今のところ謎。 >>縁側で猫と一緒に日向ぼっこしながら、のんびりお茶すすってる図が似合いそうな老人に、リナとアメリアは気楽に接しているが、ガウリイだけはリナたちに気付かれない程度に、警戒していた。 >>「そこの坊主はえれーわしを警戒しとるなー。 >>別にとって食やーせんけえ、気楽にしてくれりゃえーけ」 >>「なあ、じいさん。 >>俺って坊主って言われるような年じゃないぜ」 >>ガウリイは警戒を少し緩め、頬をぽりぽり掻きつつ言う。 >>「ガウリイ、このじいさんにかかれば、あのフィルさんだって坊主扱いだ」 >>優雅にコーヒーを飲みつつ、とことん投げやりの言葉をくれるゼルガディス。 >>もしかしたら、あの黄金竜の長老のミルガズィアさえ、坊主呼ばわりしかねない。 >>「ところでゼル坊」 >>「ん?」 >>「この茶な、ちーと濃いで」 > >ガウリイさんは、シオンさんの『力』を感じ取って、警戒していたのでしょうか。 >ガウリイさんとゼルガディスさんを『坊主』扱い(汗)・・・・・シオンさんステキです。 >フィルさんと・・・・・ミルガズィアさえも・・・・・『坊主』呼ばわり・・・・・ >本当に・・・・・・すごい方ですね(汗) >もし・・・・ゼロスさんがセイルーンに来たりしたら・・・・・(汗) >シオンさんに、良いように遊ばれて・・・・しまうかもしれませんね(滝汗) 凄い人です、シオンは。 ゼロスは若い頃のシオンも知ってますからねえ(笑) >>「・・・・なあ、ゼルガディス。 >>なんか変な感じがするな、あいつ」 >>ガウリイが困惑した表情をうかべ、ゼルガディスに問い掛ける。 >>「旦那、どんな感じがするんだ?」 >>「うーん・・・・」 >>と、唸ったままガウリイが固まってしまった。 >> >>すぱしーんっ! >> >>固まってしまったガウリイに、リナのスリッパアタックが、ガウリイの頭をクリーンヒットする。 >>「ったくもう(怒)、相変わらずくらげなんだから」 > >リナさん。リナさん。 >ガウリイさんは一生懸命に、どう言ったら良いのかなあ、と考えていたのでは(汗) >もう少し優しくしてあげましょうよ(笑) リナってガウリイには突っ込み厳しいですよね(笑) もうちょっと優しくしても、罰は当たらないと思うよリナ(笑) >>「なかなか乱暴な嬢ちゃんじゃなあ」 >>木の陰からとことこと姿を現しながら、シオンは呆れた声を出す。 > >リナさんに、さらっとこう言ってしまっても(汗) >なんの危害も加えられない、『人徳』というものでしょうか。 スレイヤーズ世界じゃ珍しい部類の人種ですよね、人徳がある人って(^^; >>「じいさん、あいつか? >>じいさんが会ったルドウィヒと名乗る奴は」 >>「わしが会った時と雰囲気は違うけーど、あいつじゃあ」 >>ゼルガディスの問いに、ルドウィヒが立ち去った方を見ながら、シオンは答える。 >>「で、ゼル坊、おめーはどうするんなあ? >>このセイルーンで何かある言うことじゃろうけえ、あいつはわしを呼んだんじゃろう」 >>シオンの言葉に、ゼルガディスはルドウィヒが立ち去った方を見るが、すぐに視線を手元の書類に落とす。 >>そして・・・ >>「放っておく」 >>の、一言で終わらせる。 >>「ちょっとゼル!」 >>「ルドウィヒが、正体不明の何者かと接触しているのは、報告がきてる。 >>オニキスがきっちり仕事をしてくれるからな。 >>それにこの数日の間、この王宮から姿を消していたようだしな。 >>奴に何があったか正確のところは解らないが、こちらから不用意に手を出して火傷する事もないだろう」 >>リナが何かを言いかけたのを遮るように、ゼルガディスはとうとうと話す。 > >オニキスの方々、優れた情報収集能力をお持ちなのですね。 >セトさんは、気付かれたとしても別にかまわない。 >そう考えているのでしょうか。 >相手は、大国を代表してセイルーンへと来た方。 >こちらから手出しする訳には、行かないのですね。 下手に手を出して、協力し合う筈の相手と、険悪になるわけには行かないでしょう。 判断が難しい所です。 >>「じゃあ、俺はコニカルコ卿と打ち合わせがあるから。 >>お前らはここでお茶でも飲んでろよ」 >>軽く微笑みながらそう言うと、ゼルガディスは中へと入っていった。 >>「相変わらず忙しいわね、ゼルガディスは」 >>リナは、呆れたような感心したような表情を浮かべる。 >> >>――コニカルコ卿に話すべきかどうか・・・・ > >ルドウィヒのことを、見守り続けてきた。 >コニカルコ卿・・・・・・辛いですね。 >話す立場のゼルガディスさんも辛いでしょうけど・・・・・やはり・・・・ >話しておいた方が良いのではないでしょうか。 >なにかあったときに、セイルーンとゼフィーリア対エルメキアの関係が >一気に険悪化してしまいかねませんから(汗) 状況を見て話すと思います。 ただ、話したとして信じてもらえるかどうかは、疑問がありますが。 >>群狼の島、海王の拠点から獣王の拠点に移動した腹心たち。 >>「一度、魔王様の様子、見に行った方がよろしいわよね?」 >>海王はハーブを使ったバターケーキを、フォークで小さく切り分けながら二人に話す。 >>「行く場合は、ある程度覚悟が必要だろう」 >>獣王もケーキを口にしながら話す。 >>覇王は香茶を飲みながら二人の言葉に頷く。 >>「まあ、今すぐじゃなくても良いだろう」 >>と言う覇王の言葉に、大きく頷く他二名。 >>また暫く、魔王は苦行を強いられるらしい・・・・・・ > >魔王さま(汗) >ずっと・・・・・あの御ふた方の・・・・・ラブラブ攻撃を受け続けている・・・のですね(滝汗) >海王さま、獣王さま。そして覇王さま・・・・できることなら・・・・・ >カタートには、近づきたくない・・・・のでしょうね。 >ゼロスさんが、偵察要員として・・・・派遣されたりしないことを、祈っております(笑) 北の魔王・・・・不幸街道まっしぐらです(苦笑) 腹心方もダメージを受けたく無いので、部下の誰かを様子見に派遣するのでは。 一番派遣される確率が高いのは、やっぱりゼロスでしょうね(笑) >シオンさん。存在感ありますね。 >そして、風のようにつかみ所のない方ですね。 >ステキに生きてきた方は、シオンさんのような魅力的な方として >年齢を重ねて行くのでしょうね。 >シオンさんはミルガズィアさんとも、会ったことがあるのでしょうか。 > >なにかを企むセトさんの指示で、動き始めたルドウィヒ。 >どんなことをしようとしているのでしょうか。 >懸命に防衛体制を作ろうとしているゼルガディスさん達に >悪影響が、でないと良いですね。 >続きを、とても楽しみにお待ちしております。 何を考えているのか解らないステフにルドウィヒ、どう行動して良いかいまだ不明のフレイ達、だんだん複雑化してきてます。 そして、色々な所に影響がでてきてます。 >寒暖の差が大きいようです。 >お体にお気を付けて、お元気で。 >では、失礼します。 > 感想ありがとうございました。 |