◆−白離は何を見る−水無月 雹 (2003/5/30 16:59:51) No.14328 ┣Re:白離は何を見る−かひ丸 (2003/5/31 19:59:34) No.14334 ┃┗ありがとうございます−水無月 雹 (2003/5/31 21:08:25) No.14336 ┣白離は何を見る2−水無月 雹 (2003/6/2 17:16:07) No.14348 ┃┗Re:白離は何を見る2−かひ丸 (2003/6/4 16:55:20) No.14355 ┣白離は何を見る3−水無月 雹 (2003/6/4 19:25:48) No.14361 ┃┗Re:白離は何を見る3−祭 蛍詩 (2003/6/4 20:58:23) No.14362 ┃ ┗レスどうもです−水無月 雹 (2003/6/5 03:43:21) No.14367 ┣白離は何を見る4−水無月 雹 (2003/6/6 17:07:18) No.14372 ┃┗Re:白離は何を見る4−祭 蛍詩 (2003/6/6 19:09:20) No.14373 ┃ ┗Re:白離は何を見る4−水無月 雹 (2003/6/6 21:56:25) No.14375 ┣白離は何を見る5−水無月 雹 (2003/6/6 21:46:24) No.14374 ┃┣Re:白離は何を見る5−祭 蛍詩 (2003/6/7 13:06:42) No.14379 ┃┗Re:白離は何を見る5−かひ丸 (2003/6/8 11:57:43) No.14388 ┣白離は何を見る6−水無月 雹 (2003/6/9 17:32:43) No.14406 ┃┣Re:白離は何を見る6−祭 蛍詩 (2003/6/9 20:46:29) No.14415 ┃┗Re:白離は何を見る6−かひ丸 (2003/6/10 18:09:34) No.14431 ┣白離は何を見る7−水無月 雹 (2003/6/10 18:27:16) No.14432 ┃┗Re:白離は何を見る7−祭 蛍詩 (2003/6/14 17:28:59) No.14463 ┣白離は何を見る8−水無月 雹 (2003/6/15 22:48:45) No.14476 ┃┗Re:白離は何を見る8−祭 蛍詩 (2003/6/17 00:56:02) No.14486 ┣白離は何を見る9−水無月 雹 (2003/6/24 18:07:42) No.14505 ┃┣Re:白離は何を見る9−祭 蛍詩 (2003/6/24 23:50:48) No.14512 ┃┗Re:白離は何を見る9−かひ丸 (2003/6/28 09:27:41) No.14540 ┗白離は何を見る〜深淵〜−水無月 雹 (2003/6/25 16:29:31) No.14513 ┗Re:白離は何を見る〜深淵〜−祭 蛍詩 (2003/6/25 21:45:50) No.14517
14328 | 白離は何を見る | 水無月 雹 | 2003/5/30 16:59:51 |
こんにちわ水無月です。 予告どおりオリキャラ入りスレ小説始めます! ・・・・・・・・・・また途中で止まったらどうしよう(不安) *********************************** 某日某所の街道。 心地のいい天気の中、一人の男が歩を進めていた。 「ん〜平和っていいねぇ・・・」 蒼を基調とした服の上から紺のマントを羽織り、透き通るような水色をした髪 にはこれまた青いバンダナ。 コバルトブルーの瞳を気持ちよさそうに細め歩いている。 「こ〜いう天気の日は眠くなるなぁ・・・・」 あくびを一つすると男は近くの草原に足を踏み入れ横になった。 「ま、たまにはのんびりとしねぇとな」 男は一度伸びをして目を閉じた。 そして心地よい睡魔に誘われ、意識を手放そうとしたその瞬間 爆音により目を覚ますこととなった。 「火炎球v」 ずどぉぉぉぉん!! 『ぎゃああああああ!!!』 黒焦げになってぼてっと倒れる男達。 「んっんっんっんっん、この魔道士にして剣士のリナインバース様に けんか売るとはいい度胸ねぇ・・・・・・」 その男たちの前に立ちふさがる茶髪の少女 「ひぃぃぃぃ!!すいませんでした〜!! どうか!命ばかりはお助けを〜!!」 「どうしようかしら〜?」 「ひぃぃぃぃぃぃ」 「おいリナ〜その辺にしとけよ〜」 凄みを利かせる少女にストップをかける金髪の男 「とりあえず、あんたたちの全財産今すぐここに出せば助けてあげるわv」 「え・・・・・」 「ファイヤー・・・・」 「これだけです!!すいません申しません!それじゃあ!」 財布やらなんやらを置いて男たちは逃げていった。 「ちっしけてるわね」 「おいおい」 がさがさ 「!ガウリイっ」 「わかってる」 音を立てた茂みに向かって男が剣を構える。 がさがさがさ。 なにかがどんどん近づいているようだ。 少女も男も警戒して茂みを見つめる。 がさ・・ばさっ 「でりゃああああ!!」 「おわぁ!?」 茂みから出てきた人物に男が剣を振り下ろす。 が、その人物は驚きの声と共に身をそらしかわした。 「氷の矢!」 かわした先を少女の魔法が狙う。 「ちょっと・・・・待てっての!」 それすらもかわし男は少女の後ろを取ると腕を捻り上げる。 「いっだだだだだ!」 「リナ!」 「ちょっと荒い手を使わせてもらってるが、落ち着いてくれ」 「わ、わかったから手を離してよ!」 「で、爆音が聞こえたから様子を見にここへ来たっと・・・・」 「そゆこと」 「悪かったわね。てっきり残党かと思って」 「いやいいさ、誤解が解ければ」 「ところでアンタはどこへ行く途中だったんだ?」 「この先のフレバー・シティさ」 「あらおなじだわ折角だから一緒にどう?」 「そっちがいいなら俺は構わないぜ」 「そうじゃあよろしくね。私はリナ。リナ・インバースよ」 「俺はガウリイ・ガブリエフだ」 「俺はシーマス・・・・、シーマス・ラグドバルトだ。 こちらこそよろしく」 白離は何を見る・・・・・・? *********************************** へい!第一話終了だぞい! 若「また懲りずに始めたのか」 そこが私のいいところv 若「嘘をつくな嘘を、どこがいいところだ」 きっつぃぜ、若っちv ブシュ 若「へたれな作者のへたれた作品ですがどうぞ長い目で見てやって下さい それではまた次のあとがきで・・・・・・」 |
14334 | Re:白離は何を見る | かひ丸 | 2003/5/31 19:59:34 |
記事番号14328へのコメント こんにちはっ!(書いてる時点では夜だけど・・・)さっそく読んでみました! って ・・・ハッ! わしのこと忘れた・・っ・・? ・・そうだよね 忘れるよね じゃあ思い出させてあげましょうっ あのコメントいただいた変な寝不足の人ーーっ!! ・・・ふっ これで思い出していただけたかな・・? さて長くなってしまいました 変なコメントだろうけど読んでくれっv >某日某所の街道。 >心地のいい天気の中、一人の男が歩を進めていた。 >「ん〜平和っていいねぇ・・・」 >蒼を基調とした服の上から紺のマントを羽織り、透き通るような水色をした髪 >にはこれまた青いバンダナ。 >コバルトブルーの瞳を気持ちよさそうに細め歩いている。 >「こ〜いう天気の日は眠くなるなぁ・・・・」 >あくびを一つすると男は近くの草原に足を踏み入れ横になった。 >「ま、たまにはのんびりとしねぇとな」 >男は一度伸びをして目を閉じた。 >そして心地よい睡魔に誘われ、意識を手放そうとしたその瞬間 >爆音により目を覚ますこととなった。 おお 青いっぱいのキレイなオリキャラ♪ わしも がんばってオリキャラ作れるようにならにゃーのう・・・・ >「火炎球v」 >ずどぉぉぉぉん!! >『ぎゃああああああ!!!』 >黒焦げになってぼてっと倒れる男達。 >「んっんっんっんっん、この魔道士にして剣士のリナインバース様に > けんか売るとはいい度胸ねぇ・・・・・・」 >その男たちの前に立ちふさがる茶髪の少女 >「ひぃぃぃぃ!!すいませんでした〜!! > どうか!命ばかりはお助けを〜!!」 >「どうしようかしら〜?」 >「ひぃぃぃぃぃぃ」 >「おいリナ〜その辺にしとけよ〜」 >凄みを利かせる少女にストップをかける金髪の男 >「とりあえず、あんたたちの全財産今すぐここに出せば助けてあげるわv」 >「え・・・・・」 >「ファイヤー・・・・」 >「これだけです!!すいません申しません!それじゃあ!」 >財布やらなんやらを置いて男たちは逃げていった。 >「ちっしけてるわね」 >「おいおい」 や〜 いつもの明るい2人ですね〜v でもここまでアニメっぽい2人を表現できるとはスゴイですぜ ダンナァッ! >少女も男も警戒して茂みを見つめる。 >がさ・・ばさっ >「でりゃああああ!!」 >「おわぁ!?」 >茂みから出てきた人物に男が剣を振り下ろす。 >が、その人物は驚きの声と共に身をそらしかわした。 >「氷の矢!」 >かわした先を少女の魔法が狙う。 >「ちょっと・・・・待てっての!」 >それすらもかわし男は少女の後ろを取ると腕を捻り上げる。 >「いっだだだだだ!」 >「リナ!」 >「ちょっと荒い手を使わせてもらってるが、落ち着いてくれ」 >「わ、わかったから手を離してよ!」 おうっ 強いなシーマスッ!! >「で、爆音が聞こえたから様子を見にここへ来たっと・・・・」 >「そゆこと」 >「悪かったわね。てっきり残党かと思って」 >「いやいいさ、誤解が解ければ」 >「ところでアンタはどこへ行く途中だったんだ?」 >「この先のフレバー・シティさ」 >「あらおなじだわ折角だから一緒にどう?」 >「そっちがいいなら俺は構わないぜ」 >「そうじゃあよろしくね。私はリナ。リナ・インバースよ」 >「俺はガウリイ・ガブリエフだ」 >「俺はシーマス・・・・、シーマス・ラグドバルトだ。 > こちらこそよろしく」 > >白離は何を見る・・・・・・? *********************************** >へい!第一話終了だぞい! >若「また懲りずに始めたのか」 >そこが私のいいところv >若「嘘をつくな嘘を、どこがいいところだ」 >きっつぃぜ、若っちv >ブシュ >若「へたれな作者のへたれた作品ですがどうぞ長い目で見てやって下さい > それではまた次のあとがきで・・・・・・」 やー 二話目楽しみですねー♪ って え 刺した・・? まぁ でもずっと変なテンションだったわりにコメント少なかった わしですが 二話目楽しみにしてますので頑張って下さいっ!! |
14336 | ありがとうございます | 水無月 雹 | 2003/5/31 21:08:25 |
記事番号14334へのコメント > こんにちはっ!(書いてる時点では夜だけど・・・)さっそく読んでみました! って ・・・ハッ! わしのこと忘れた・・っ・・? ・・そうだよね 忘れるよね じゃあ思い出させてあげましょうっ あのコメントいただいた変な寝不足の人ーーっ!! ・・・ふっ これで思い出していただけたかな・・? さて長くなってしまいました 変なコメントだろうけど読んでくれっv こんばんわ、勿論覚えていますよかひ丸さん 呼んでいただいて嬉しいです。 どんなコメントでも呼んでくださるだけで嬉しいですよ >>某日某所の街道。 >>心地のいい天気の中、一人の男が歩を進めていた。 >>「ん〜平和っていいねぇ・・・」 >>蒼を基調とした服の上から紺のマントを羽織り、透き通るような水色をした髪 >>にはこれまた青いバンダナ。 >>コバルトブルーの瞳を気持ちよさそうに細め歩いている。 >>「こ〜いう天気の日は眠くなるなぁ・・・・」 >>あくびを一つすると男は近くの草原に足を踏み入れ横になった。 >>「ま、たまにはのんびりとしねぇとな」 >>男は一度伸びをして目を閉じた。 >>そして心地よい睡魔に誘われ、意識を手放そうとしたその瞬間 >>爆音により目を覚ますこととなった。 >おお 青いっぱいのキレイなオリキャラ♪ わしも がんばってオリキャラ作れるようにならにゃーのう・・・・ 蒼色好きなんですよ。 オリキャラ頑張って下さいね >>「火炎球v」 >>ずどぉぉぉぉん!! >>『ぎゃああああああ!!!』 >>黒焦げになってぼてっと倒れる男達。 >>「んっんっんっんっん、この魔道士にして剣士のリナインバース様に >> けんか売るとはいい度胸ねぇ・・・・・・」 >>その男たちの前に立ちふさがる茶髪の少女 >>「ひぃぃぃぃ!!すいませんでした〜!! >> どうか!命ばかりはお助けを〜!!」 >>「どうしようかしら〜?」 >>「ひぃぃぃぃぃぃ」 >>「おいリナ〜その辺にしとけよ〜」 >>凄みを利かせる少女にストップをかける金髪の男 >>「とりあえず、あんたたちの全財産今すぐここに出せば助けてあげるわv」 >>「え・・・・・」 >>「ファイヤー・・・・」 >>「これだけです!!すいません申しません!それじゃあ!」 >>財布やらなんやらを置いて男たちは逃げていった。 >>「ちっしけてるわね」 >>「おいおい」 > や〜 いつもの明るい2人ですね〜v でもここまでアニメっぽい2人を表現できるとはスゴイですぜ ダンナァッ! お褒めの言葉あーりがとう!ギャグは得意ですv >>少女も男も警戒して茂みを見つめる。 >>がさ・・ばさっ >>「でりゃああああ!!」 >>「おわぁ!?」 >>茂みから出てきた人物に男が剣を振り下ろす。 >>が、その人物は驚きの声と共に身をそらしかわした。 >>「氷の矢!」 >>かわした先を少女の魔法が狙う。 >>「ちょっと・・・・待てっての!」 >>それすらもかわし男は少女の後ろを取ると腕を捻り上げる。 >>「いっだだだだだ!」 >>「リナ!」 >>「ちょっと荒い手を使わせてもらってるが、落ち着いてくれ」 >>「わ、わかったから手を離してよ!」 > おうっ 強いなシーマスッ!! ふっふっふ・・・・・ただの男と思ってはいけませんよ〜 > やー 二話目楽しみですねー♪ って え 刺した・・? まぁ でもずっと変なテンションだったわりにコメント少なかった わしですが 二話目楽しみにしてますので頑張って下さいっ!!> ありがとうございます。 次も頑張るので是非見てください。 |
14348 | 白離は何を見る2 | 水無月 雹 | 2003/6/2 17:16:07 |
記事番号14328へのコメント 前回の題名に1付け忘れたことに気づいてちょっくらショック! まあ、気にしない方向で! では2話スッタート!! *********************************** 「しかしアンタかなりの凄腕ね」 「は?」 ここはフレバー・シティのレストラン。 リナ達一行迷惑料ということでシーマスをレストランに引っ張ってきたのだ。 そして、料理を注文した後の第一声が冒頭のセリフというわけである。 「俺?」 「アンタ以外に誰がいんのよ・・・」 「ん〜・・・・あんま自分のことが強いと思ったことはないんだが・・・」 「そうなの?でもガウリイの剣を避けてなおかつあたしの呪文まで 避けたのよ?これを凄腕といわないでなんていうのよ」 「確かにすごい身のこなしだったよな〜。 俺もあのタイミングで避けられるとは思わなかったし」 「まぐれまぐれ。こっちはかなり必死だったんだぜ?」 「まぐれで出来る動きじゃないわよ。だいたい・・・・」 「おまたせしました〜」 「おぉ!!」 話は運ばれてきた料理により遮られることとなった。 「・・・・・」 「んがー!!ちょっとガウリイあんたパスタ食いすぎ!」 「リナこそ肉ばっか食ってるじゃねえか!」 リナとガウリイの食事の奪い合いにしばらくぽかーんとしていたシーマスだったが、自分の料理まで食われそうな気がして自分も食事を始めた。 食事開始から30分経ったころ、 急に外が騒がしくなったことにシーマスが気づく。 「なあ・・・・・何か外が騒がしくないか?」 「ぶぅ?」 リナとガウリイが口に物を詰めたまま同時に外に目を向ける。 かすかだが外から怒鳴りあう声が聞こえてくる。 「・・・ごくん。なんかごろつきに親子が絡まれてるみたいだぞ?」 「え?ガウなんで聞こえんだよ」 「あー・・こいつ身体能力人間じゃないから気にしないで。 ってかガウ・・・?」 「ガウリイって呼びにくいじゃん」 「そう?」 「リナーなんかやばそうだぞ?」 「ふっしょうがないわね。 このリナ・インバース様が助けてあげようじゃない」 「で、礼金たんまりもらおうって魂胆だろ」 「う!・・や、やあねぇそんなわけ・・・」 『お待ちなさい!!そこの悪人!!』 急に外から一段と大きい声がした。 「リナなにしてんだ?急にテーブルと共に倒れて」 「あ・・・・あの声は・・・・」 『か弱い親子を脅すなんて、正義の名の下に私が許しません!とぅ!!』 ばきゃっ 「なんか痛そーな音が・・・・」 「あああああああ、やっぱりあの子かぁぁぁぁ ん〜・・・・行くわよガウリイ!」 「お?おう!」 「おーい、一体なんなんだよ」 三人は連れ立って店から出る。 その先に待つのは果たして・・・・・? *********************************** 2話終了!! 若「夜更かししすぎで夜のパソ使用を止められた馬鹿 また微妙なところで止めて・・・」 ぐぁふぅ!!そこー!痛いこと言うなー!! 若「真実だ」 うっうっ・・・どちくしょーーーーー!!!(涙ダッシュ) 若「自業自得の馬鹿が逃げ出しましたが、小説は昼間書いてるので 滞ることはないはずなので、これからもよろしくお願いします。」 |
14355 | Re:白離は何を見る2 | かひ丸 | 2003/6/4 16:55:20 |
記事番号14348へのコメント わーいっ♪ 『2』だーーっvv またまた 謎なコメントですみませんが 面白かったですよっ! >「しかしアンタかなりの凄腕ね」 >「は?」 >ここはフレバー・シティのレストラン。 >リナ達一行迷惑料ということでシーマスをレストランに引っ張ってきたのだ。 >そして、料理を注文した後の第一声が冒頭のセリフというわけである。 >「俺?」 >「アンタ以外に誰がいんのよ・・・」 >「ん〜・・・・あんま自分のことが強いと思ったことはないんだが・・・」 >「そうなの?でもガウリイの剣を避けてなおかつあたしの呪文まで > 避けたのよ?これを凄腕といわないでなんていうのよ」 >「確かにすごい身のこなしだったよな〜。 > 俺もあのタイミングで避けられるとは思わなかったし」 ふっ やっぱり凄腕だった〜 へっへっへ・・・←(恐) >「・・・・・」 >「んがー!!ちょっとガウリイあんたパスタ食いすぎ!」 >「リナこそ肉ばっか食ってるじゃねえか!」 >リナとガウリイの食事の奪い合いにしばらくぽかーんとしていたシーマスだったが、自分の料理まで食われそうな気がして自分も食事を始めた。 ああ・・だろうな・・ この2人の強さと胃袋にかなうヤツはいない・・・! >かすかだが外から怒鳴りあう声が聞こえてくる。 >「・・・ごくん。なんかごろつきに親子が絡まれてるみたいだぞ?」 >「え?ガウなんで聞こえんだよ」 >「あー・・こいつ身体能力人間じゃないから気にしないで。 > ってかガウ・・・?」 >「ガウリイって呼びにくいじゃん」 >「そう?」 まぁ『リナ』に比べちゃ『ガウリイ』って呼びにくいが・・・じゃあ『ミルガズィア』やら『赤眼の魔王シャブラニグドゥ』は 『ミル』やら『シャブ』・・・? まぁ なんと可愛らしい名前に・・っ・・! >『お待ちなさい!!そこの悪人!!』 >急に外から一段と大きい声がした。 >「リナなにしてんだ?急にテーブルと共に倒れて」 >「あ・・・・あの声は・・・・」 >『か弱い親子を脅すなんて、正義の名の下に私が許しません!とぅ!!』 >ばきゃっ >「なんか痛そーな音が・・・・」 >「あああああああ、やっぱりあの子かぁぁぁぁ > ん〜・・・・行くわよガウリイ!」 >「お?おう!」 >「おーい、一体なんなんだよ」 >三人は連れ立って店から出る。 >その先に待つのは果たして・・・・・? ああ・・・おもいっきしアメリアだ〜っ じゃあゼルガディスも出てくるかっ!? や〜 続きが楽しみですな〜 ズズズーッ(爺さん姿で茶を飲む) でわっ『3』もがんばって下さいっ!! |
14361 | 白離は何を見る3 | 水無月 雹 | 2003/6/4 19:25:48 |
記事番号14328へのコメント 姉のパシリになることでパソ使用時間を獲得している水無月です! かひ丸さん、カキコいつもどうもですv 張り切って続きいきます!! *********************************** 「な、なんなんだこいつ・・・」 外に出たリナ達が見たものは怯えている親子に怯えさせた張本人のごろつき達 そして、見事に頭から直角に地面に突き刺さっている少女。 ごろつき1(仮)が恐る恐るその少女に近づく。 「とぅ!!」 「うわぁ!!生きてる!!」 「ふっ正義が呼ぶ限り私は滅ばないわ!」 急に復活し腰に手を当て指をごろつき1に突きつける少女。 いや・・・・正義が呼んでても死ぬときゃ死ぬだろ。 シーマスは胸中で突っ込みを入れ、外していたマントを抱え傍観している。 その隣にはリナが頭を抱えていて、またその隣でガウリイがぼーっとしている 「ふっ私が来たからにはもう悪事はさせません!覚悟なさい!!」 「な、なんだか訳分からんがとりあえずやっちまえ!」 ごろつきボス(仮)に命じられ動き出すごろつき達。 「ふっ甘いわ!火炎・・・きゃう!」 呪文を唱えようと一歩下がった瞬間、少女は石に躓いてこけた。 「今だああああ!」 チャンスとしてナイフで切りかかるごろつき1。 しかしその頭上にふっと影がかかる。 「え・・・?」 少女が上を見上げると、切りかかるごろつき1の上に踵が見える。 「げふっ!」 見事に踵が背骨ににめり込み地面とキスをするごろつき1。 その衝撃でナイフが手から離れ宙を舞う。 それを空中でキャッチし、飛び出そうとしていたごろつき2の足元に投げる。 「うぉ!」つい足を止めたごろつき2の膝を思い切り踏み抜く。 ボキィという音と共に苦悶の声を上げるごろつき2。 それを無視し、向かってくるごろつき3に向き直る。 「てっめぇ!!」 突き出すナイフを体を沈め避け、腕を掴むとそのまま一本背負い。 「げふっ!」 仰向けになった男の横っ腹を蹴りつける。 「もらったあぁぁぁ!!」 そこにごろつきボスが剣を振り下ろす。 冷めた目でそれを見つめ軽く息を吐くと、体を逸らして避ける。 勢いの乗って地面に突き刺ささった剣を足がかりに跳躍して顔に膝を叩き込む 「がぁ・・・・」 そのまま後ろに倒れるごろつきボス。 「・・・・・・・」 その成り行きを周りのギャラリーはポカーンと見つめていた。 すごいスピードであっという間にごろつき達を叩き伏せた男-シーマス- 「・・・・で?お前はどうするんだ?」 唯一残っていたごろつき4に向き直り言い放つ。 「う・・・うわああああああ!あっ」 震えながら突っ込もうとしたごろつき4は足をもつれさせ倒れる。 そしてその手からナイフがすっぽ抜け、ギャラリーの方に。 「やべぇ!」 シーマスはナイフを止めようと向き直るが、ナイフはすでにギャラリーの傍に しかし、銀光が閃きナイフはギャラリーに行く前にたたき落とされた。 ギャラリーの中から姿を現したのは全身白ずくめの男。 「ナイスタイミング」 シーマスが男に声をかける。 「いい腕だな」 「・・・・・アンタもな」 ぶっきらぼうに返ってきた返答に苦笑しつつまだ倒れているごろつき4の首根っこを掴み起き上がらせる。 「ひっひぃぃ」 「そこに転がってる奴ら見たくなりたくないなら、そこのデカ物起こして 立ち去るんだな。」 「はっはいい」 すぐさまごろつきボスを起こし残りの三人を抱え、走り去っていった。 「やれやれ・・・・大丈夫か嬢ちゃん?」 「あ、はい平気です!」 ぱっと立ち上がる少女 「そりゃよかぶっ!」 「よかないわよ!何するのよアンタ!!」 リナがシーマスのマントを投げつけ怒る。 そう、先ほど少女がこけた時。 リナが広範囲の呪文を唱えている事に気づいたシーマスがマントを投げつけ中断させたのである。 「だってお前炸弾陣なんて使ったら回り巻き込んじまうじゃねぇか」 「だからって!」 『リナ(さん)!!』 「あ、忘れてたわ。久しぶり」 「おおー!久々だなあゼガルディスにアメリナ」 「ゼルガディスだ」 「ガウリイさん私アメリアですよ〜」 こうしていつものメンバーが集まったのであった。 *********************************** 第三話終了〜!!やった、やったよお兄さん! 若「誰がお兄さんか」 細かいことは置いておけ! 若「はいはい」 すごいよ!今回長いよ!!やったね! 若「あーすごいすごい」 ひどっ!もうちょい褒めろよ! 若「毎回これぐらいの長さなら褒めてやろう」 (逃走) 若「・・・・・・・無理なんだな」 |
14362 | Re:白離は何を見る3 | 祭 蛍詩 | 2003/6/4 20:58:23 |
記事番号14361へのコメント はじめましてこんにちは、です! 祭 蛍詩という者ですが、えっと、その・・・いつも読み逃げさせていただいてました(ごめんなさい;) やっとレスできるようになったので、させていただきたいなぁ…と。 まったくの初心者なので、何か失礼があったらすいません; >*********************************** >「な、なんなんだこいつ・・・」 >外に出たリナ達が見たものは怯えている親子に怯えさせた張本人のごろつき達 >そして、見事に頭から直角に地面に突き刺さっている少女。 まちがいなくアメリアちゃんですねv >ごろつき1(仮)が恐る恐るその少女に近づく。 >「とぅ!!」 >「うわぁ!!生きてる!!」 >「ふっ正義が呼ぶ限り私は滅ばないわ!」 >急に復活し腰に手を当て指をごろつき1に突きつける少女。 >いや・・・・正義が呼んでても死ぬときゃ死ぬだろ。 まさにそのとおりです! でもそれが通用するアメリアちゃんではないです… >シーマスは胸中で突っ込みを入れ、外していたマントを抱え傍観している。 >その隣にはリナが頭を抱えていて、またその隣でガウリイがぼーっとしている >「ふっ私が来たからにはもう悪事はさせません!覚悟なさい!!」 >「な、なんだか訳分からんがとりあえずやっちまえ!」 >ごろつきボス(仮)に命じられ動き出すごろつき達。 >「ふっ甘いわ!火炎・・・きゃう!」 >呪文を唱えようと一歩下がった瞬間、少女は石に躓いてこけた。 アメリアちゃんならぜったいやりそうなことです… >「今だああああ!」 >チャンスとしてナイフで切りかかるごろつき1。 >しかしその頭上にふっと影がかかる。 をを! >「え・・・?」 >少女が上を見上げると、切りかかるごろつき1の上に踵が見える。 ごろつき1…、名前さえもないんですね; >「げふっ!」 >見事に踵が背骨ににめり込み地面とキスをするごろつき1。 >その衝撃でナイフが手から離れ宙を舞う。 >それを空中でキャッチし、飛び出そうとしていたごろつき2の足元に投げる。 >「うぉ!」つい足を止めたごろつき2の膝を思い切り踏み抜く。 >ボキィという音と共に苦悶の声を上げるごろつき2。 >それを無視し、向かってくるごろつき3に向き直る。 >「てっめぇ!!」 >突き出すナイフを体を沈め避け、腕を掴むとそのまま一本背負い。 >「げふっ!」 >仰向けになった男の横っ腹を蹴りつける。 >「もらったあぁぁぁ!!」 >そこにごろつきボスが剣を振り下ろす。 >冷めた目でそれを見つめ軽く息を吐くと、体を逸らして避ける。 >勢いの乗って地面に突き刺ささった剣を足がかりに跳躍して顔に膝を叩き込む >「がぁ・・・・」 >そのまま後ろに倒れるごろつきボス。 >「・・・・・・・」 >その成り行きを周りのギャラリーはポカーンと見つめていた。 >すごいスピードであっという間にごろつき達を叩き伏せた男-シーマス- むちゃくちゃかっこいいです、シーマスさんvv >「・・・・で?お前はどうするんだ?」 >唯一残っていたごろつき4に向き直り言い放つ。 >「う・・・うわああああああ!あっ」 >震えながら突っ込もうとしたごろつき4は足をもつれさせ倒れる。 >そしてその手からナイフがすっぽ抜け、ギャラリーの方に。 >「やべぇ!」 >シーマスはナイフを止めようと向き直るが、ナイフはすでにギャラリーの傍に >しかし、銀光が閃きナイフはギャラリーに行く前にたたき落とされた。 銀光ってことは…あの人ですねvv わーいv >ギャラリーの中から姿を現したのは全身白ずくめの男。 >「ナイスタイミング」 >シーマスが男に声をかける。 >「いい腕だな」 >「・・・・・アンタもな」 >ぶっきらぼうに返ってきた返答に苦笑しつつまだ倒れているごろつき4の首根っこを掴み起き上がらせる。 >「ひっひぃぃ」 >「そこに転がってる奴ら見たくなりたくないなら、そこのデカ物起こして > 立ち去るんだな。」 >「はっはいい」 >すぐさまごろつきボスを起こし残りの三人を抱え、走り去っていった。 >「やれやれ・・・・大丈夫か嬢ちゃん?」 >「あ、はい平気です!」 >ぱっと立ち上がる少女 >「そりゃよかぶっ!」 >「よかないわよ!何するのよアンタ!!」 >リナがシーマスのマントを投げつけ怒る。 >そう、先ほど少女がこけた時。 >リナが広範囲の呪文を唱えている事に気づいたシーマスがマントを投げつけ中断させたのである。 い、命知らずなことをなさいましたね…。 >「だってお前炸弾陣なんて使ったら回り巻き込んじまうじゃねぇか」 >「だからって!」 >『リナ(さん)!!』 >「あ、忘れてたわ。久しぶり」 >「おおー!久々だなあゼガルディスにアメリナ」 >「ゼルガディスだ」 >「ガウリイさん私アメリアですよ〜」 ゼルガディスさんの名前を間違えるのはともかく(?)アメリアちゃんの名前まで… >こうしていつものメンバーが集まったのであった。 > >*********************************** >第三話終了〜!!やった、やったよお兄さん! >若「誰がお兄さんか」 >細かいことは置いておけ! >若「はいはい」 >すごいよ!今回長いよ!!やったね! >若「あーすごいすごい」 >ひどっ!もうちょい褒めろよ! >若「毎回これぐらいの長さなら褒めてやろう」 >(逃走) >若「・・・・・・・無理なんだな」 ほんとにおもろしろいですv あの、次も頑張ってください! たのしみにしていますv んと、長くなってしまってすいませんでした; |
14367 | レスどうもです | 水無月 雹 | 2003/6/5 03:43:21 |
記事番号14362へのコメント 初めましてレスありがとうございました。 まだまだ未熟な私ですが皆さんに満足していただける作品を書いて行きたいと思っております。 長くても短くてもレスをくださるととても嬉しいです。 よければまたカキコしてください。 それでは・・・・ |
14372 | 白離は何を見る4 | 水無月 雹 | 2003/6/6 17:07:18 |
記事番号14328へのコメント カキコが増えたぜベイベェ!だからノリノリ超ハッピーv ズガッ 若「最初から電波な奴は置いておいて続きをどうぞ」 *********************************** 「偶然てのは本当にあるんだな〜」 「もう腐れ縁の域に達しているがな」 ここは喫茶店。 リナ達+シーマスは親子に礼を言われた後落ち着いて話そうとここに移動した お互いに自己紹介を終え、きままに話をする2人。 ・・・・・・・2人? 「しっかしさあ・・・・・」 「みなまで言うなわかってる・・・・・。 それにこいつらに何言っても無駄だ」 話していた2人-シーマスとゼルガディス-は視線を右のテーブルに移す。 「リナさん!それは私のタルトですぅぅぅ!!」 「ああ〜!リナ俺のコーヒーゼリーも食っただろ!」 「うっさいわね早い者勝ちに決まってんでしょ!」 「ならっ!」 「ああ〜〜あたしのオレンジケーキ!おにょれアメリア腕上げたわね!」 昼食より一人増え余計に騒がしくケーキの取り合いをしているリナ達。 「・・・・さっき昼飯食べたばっかなんだけどなあ・・・」 「こいつらには関係ないんだ」 手元のコーヒーをすすりながら淡白に言い放つゼルガディス。 「あ・・・そう・・」 同じくコーヒーをすすりながら視線を戻すシーマス。 「こいつらと一緒にいてよく平気だったな」 「慣れだ」 「・・・・・やな慣れだな」 「・・・・まあな・・・・・」 頭を下げ少々うなだれるゼルガディス。 十分後 「はー満足満足」 「おいしかったですぅv」 「げぷっ」 「やっとか・・・・」 「腹八分目ってとこね」 「あれだけ食ってかよ!」 テーブルの上には数え切れないほどの皿やカップ。 シーマスがツッコムのも無理はない。 「あ、言いそびれました。さきほどは助けてくれてありがとうございました。 正義の申し子アメリア・ウィル・テスラ・セイルーンです!」 「(正義の申し子って・・)ああ、俺はシーマス・ラグドバルトだ。よろしく」 「しっかし本当に久しぶりね。全然変わってないわ」 「リナさんこそ〜」 「旦那の剣は見つかったのか?」 「ばっちりよ!」 「あるぞ〜ブ、ブラ・・・何とかの剣」 「自分の、しかも伝説の剣の名を忘れるなぁぁ!」 スリッパがガウリイの頭を直撃する。 「(無視して)ほう、ブラスト・ソードか。良く手に入れられたな」 「(ちょっと気にしつつ)へぇ〜、本当にあったんだな。唯の噂と思ってた」 「まあ色々あってね」 「どっかからパクってきたとか?なーんてな〜」 「ギクッ」 「当たりか・・・・」 「こっ細かいことは気にしない!そういえば2人ともなんでここに?」 「偶然だ」 「正義が呼んでいたのです」 淡白に答えるゼルガディスと イスに足をかけてあさっての方向を指しながら答えるアメリア。 「あんたこの前セイルーンで式典あったんじゃないの?」 「終わってすぐに旅立ったんです」 「あ、そ」 「そういうリナ達はどうなんだ?」 「あたしらもたまたまよ。」 「じゃあシーマスさんはどうしてですか?」 「そういえば聞いてなかったわね」 シーマスに全員の視線が集まる。 「俺はお仕事」 「仕事?どんな?」 「そいつは言えないな〜」 シーマスは笑みを浮かべながらコーヒーを飲みほすとマントを手に立ち上がる 「じゃ、そろそろ仕事に掛からんといけねえからここで。金は置いとくぜ〜」 「え、もうですか?」 「今の時期じゃそろそろ日も暮れるからな。 早くしねぇと後がうるさいし、ま、縁があったらまた会おうぜ」 手を上げて店を出て行くシーマス。 「あっさりとした奴だな」 「けっこういい奴ぽかったけどな〜」 「なんか・・・・不思議な人でした」 「不思議?」 「はい・・・・なんかそんな感じがしたんです」 「不思議・・・・・ねぇ」 テーブルに置かれた銅貨を突きながらリナは呟いた。 彼女達は知らない。 歯車がすでに動き出したことを。これから何が起きるかを。 そして翌朝・・・・・ 全てを繋ぐ事件が起こる------------------ *********************************** 若「第四話終了です。 今回の話はいかがだったでしょうか? つたない文章ではありましたが、読者の方が満足し、続きを気にしていた だけるような物になっていれば幸いです。それではこの辺で・・・・・」 ってちょっとまてぃ! 若「なんだ復活したのか」 お前はどこぞの金髪あとがき女か!!人の作品乗っ取るな! 若「人を馬鹿にするのはいけないぞ」 バキィ 若「えー・・・無礼者が去ったところで本当にお開きとしましょう。 また次回のあとがきで・・・・・・(礼)」 どっちが無礼者か・・・・・・(がくっ) |
14373 | Re:白離は何を見る4 | 祭 蛍詩 | 2003/6/6 19:09:20 |
記事番号14372へのコメント うわーいv 続きですねっ! ゼルさん命なんで出てきてくれてめっちゃ嬉しい、祭 蛍詩です! >*********************************** >「偶然てのは本当にあるんだな〜」 >「もう腐れ縁の域に達しているがな」 >ここは喫茶店。 >リナ達+シーマスは親子に礼を言われた後落ち着いて話そうとここに移動した >お互いに自己紹介を終え、きままに話をする2人。 >・・・・・・・2人? 2人? それよりもまず、このメンバーで喫茶店で落ち着くことは、まず不可能かと…; >「しっかしさあ・・・・・」 >「みなまで言うなわかってる・・・・・。 > それにこいつらに何言っても無駄だ」 >話していた2人-シーマスとゼルガディス-は視線を右のテーブルに移す。 >「リナさん!それは私のタルトですぅぅぅ!!」 >「ああ〜!リナ俺のコーヒーゼリーも食っただろ!」 >「うっさいわね早い者勝ちに決まってんでしょ!」 >「ならっ!」 >「ああ〜〜あたしのオレンジケーキ!おにょれアメリア腕上げたわね!」 >昼食より一人増え余計に騒がしくケーキの取り合いをしているリナ達。 あはは; やっぱり…。 でも、シーマスさんとゼルガディスさん、一見(?)まともで良いコンビですねvv >「・・・・さっき昼飯食べたばっかなんだけどなあ・・・」 >「こいつらには関係ないんだ」 >手元のコーヒーをすすりながら淡白に言い放つゼルガディス。 >「あ・・・そう・・」 >同じくコーヒーをすすりながら視線を戻すシーマス。 >「こいつらと一緒にいてよく平気だったな」 >「慣れだ」 >「・・・・・やな慣れだな」 >「・・・・まあな・・・・・」 >頭を下げ少々うなだれるゼルガディス。 どーせなら、シーマスさんも慣れちゃったらどうですか? ……かなり疲れそうですけど; > 十分後 >「はー満足満足」 >「おいしかったですぅv」 >「げぷっ」 >「やっとか・・・・」 >「腹八分目ってとこね」 >「あれだけ食ってかよ!」 >テーブルの上には数え切れないほどの皿やカップ。 >シーマスがツッコムのも無理はない。 >「あ、言いそびれました。さきほどは助けてくれてありがとうございました。 > 正義の申し子アメリア・ウィル・テスラ・セイルーンです!」 >「(正義の申し子って・・)ああ、俺はシーマス・ラグドバルトだ。よろしく」 正義の申し子…あまりにもアメリアちゃんらしい発言でおかしいとも思いませんでした。 >「しっかし本当に久しぶりね。全然変わってないわ」 >「リナさんこそ〜」 >「旦那の剣は見つかったのか?」 >「ばっちりよ!」 >「あるぞ〜ブ、ブラ・・・何とかの剣」 >「自分の、しかも伝説の剣の名を忘れるなぁぁ!」 >スリッパがガウリイの頭を直撃する。 うん。 ガウリイさん、なんにも変わってませんね、ほんとに。 >「(無視して)ほう、ブラスト・ソードか。良く手に入れられたな」 >「(ちょっと気にしつつ)へぇ〜、本当にあったんだな。唯の噂と思ってた」 無視…; 慣れ方の違いですね。 >「まあ色々あってね」 >「どっかからパクってきたとか?なーんてな〜」 >「ギクッ」 >「当たりか・・・・」 >「こっ細かいことは気にしない!そういえば2人ともなんでここに?」 >「偶然だ」 >「正義が呼んでいたのです」 >淡白に答えるゼルガディスと >イスに足をかけてあさっての方向を指しながら答えるアメリア。 >「あんたこの前セイルーンで式典あったんじゃないの?」 >「終わってすぐに旅立ったんです」 >「あ、そ」 い、いや、仮にも(?)一国のお姫様なのに『あ、そ』の一言で流していいんですか? >「そういうリナ達はどうなんだ?」 >「あたしらもたまたまよ。」 >「じゃあシーマスさんはどうしてですか?」 >「そういえば聞いてなかったわね」 >シーマスに全員の視線が集まる。 >「俺はお仕事」 >「仕事?どんな?」 >「そいつは言えないな〜」 >シーマスは笑みを浮かべながらコーヒーを飲みほすとマントを手に立ち上がる え? き、気になります。 >「じゃ、そろそろ仕事に掛からんといけねえからここで。金は置いとくぜ〜」 >「え、もうですか?」 >「今の時期じゃそろそろ日も暮れるからな。 > 早くしねぇと後がうるさいし、ま、縁があったらまた会おうぜ」 >手を上げて店を出て行くシーマス。 >「あっさりとした奴だな」 >「けっこういい奴ぽかったけどな〜」 >「なんか・・・・不思議な人でした」 >「不思議?」 >「はい・・・・なんかそんな感じがしたんです」 >「不思議・・・・・ねぇ」 >テーブルに置かれた銅貨を突きながらリナは呟いた。 ををっ! なんか思わせぶりですっ! >彼女達は知らない。 >歯車がすでに動き出したことを。これから何が起きるかを。 >そして翌朝・・・・・ > >全てを繋ぐ事件が起こる------------------ 事件?! 何事ですかっっ!! >*********************************** >若「第四話終了です。 > 今回の話はいかがだったでしょうか? > つたない文章ではありましたが、読者の方が満足し、続きを気にしていた だけるような物になっていれば幸いです。それではこの辺で・・・・・」 >ってちょっとまてぃ! >若「なんだ復活したのか」 >お前はどこぞの金髪あとがき女か!!人の作品乗っ取るな! >若「人を馬鹿にするのはいけないぞ」 >バキィ >若「えー・・・無礼者が去ったところで本当にお開きとしましょう。 > また次回のあとがきで・・・・・・(礼)」 > >どっちが無礼者か・・・・・・(がくっ) > あう〜; 続きがものすんごく気になりますぅ; 次回も絶対読ませていただきますんで、頑張ってくださいっっっ! |
14375 | Re:白離は何を見る4 | 水無月 雹 | 2003/6/6 21:56:25 |
記事番号14373へのコメント > うわーいv 続きですねっ! >ゼルさん命なんで出てきてくれてめっちゃ嬉しい、祭 蛍詩です! > >>「偶然てのは本当にあるんだな〜」 >>「もう腐れ縁の域に達しているがな」 >>ここは喫茶店。 >>リナ達+シーマスは親子に礼を言われた後落ち着いて話そうとここに移動した >>お互いに自己紹介を終え、きままに話をする2人。 >>・・・・・・・2人? > > 2人? それよりもまず、このメンバーで喫茶店で落ち着くことは、まず不可能かと…; もちろん無理でしょうなあ。 >>「しっかしさあ・・・・・」 >>「みなまで言うなわかってる・・・・・。 >> それにこいつらに何言っても無駄だ」 >>話していた2人-シーマスとゼルガディス-は視線を右のテーブルに移す。 >>「リナさん!それは私のタルトですぅぅぅ!!」 >>「ああ〜!リナ俺のコーヒーゼリーも食っただろ!」 >>「うっさいわね早い者勝ちに決まってんでしょ!」 >>「ならっ!」 >>「ああ〜〜あたしのオレンジケーキ!おにょれアメリア腕上げたわね!」 >>昼食より一人増え余計に騒がしくケーキの取り合いをしているリナ達。 > > あはは; やっぱり…。 >でも、シーマスさんとゼルガディスさん、一見(?)まともで良いコンビですねvv リナ達を見てると普通に見えるってか今回の話はまともに書こうと思ったんですよシーマスは >>「・・・・さっき昼飯食べたばっかなんだけどなあ・・・」 >>「こいつらには関係ないんだ」 >>手元のコーヒーをすすりながら淡白に言い放つゼルガディス。 >>「あ・・・そう・・」 >>同じくコーヒーをすすりながら視線を戻すシーマス。 >>「こいつらと一緒にいてよく平気だったな」 >>「慣れだ」 >>「・・・・・やな慣れだな」 >>「・・・・まあな・・・・・」 >>頭を下げ少々うなだれるゼルガディス。 > > どーせなら、シーマスさんも慣れちゃったらどうですか? >……かなり疲れそうですけど; すぐに慣れると思いますよv >>「はー満足満足」 >>「おいしかったですぅv」 >>「げぷっ」 >>「やっとか・・・・」 >>「腹八分目ってとこね」 >>「あれだけ食ってかよ!」 >>テーブルの上には数え切れないほどの皿やカップ。 >>シーマスがツッコムのも無理はない。 >>「あ、言いそびれました。さきほどは助けてくれてありがとうございました。 >> 正義の申し子アメリア・ウィル・テスラ・セイルーンです!」 >>「(正義の申し子って・・)ああ、俺はシーマス・ラグドバルトだ。よろしく」 > > 正義の申し子…あまりにもアメリアちゃんらしい発言でおかしいとも思いませんでした。 知り合ったばかりの人は不思議に思うんでしょう、ってか思いますな。 >>「しっかし本当に久しぶりね。全然変わってないわ」 >>「リナさんこそ〜」 >>「旦那の剣は見つかったのか?」 >>「ばっちりよ!」 >>「あるぞ〜ブ、ブラ・・・何とかの剣」 >>「自分の、しかも伝説の剣の名を忘れるなぁぁ!」 >>スリッパがガウリイの頭を直撃する。 > > うん。 ガウリイさん、なんにも変わってませんね、ほんとに。 変わったらなガウリイではないですしね。 >>「(無視して)ほう、ブラスト・ソードか。良く手に入れられたな」 >>「(ちょっと気にしつつ)へぇ〜、本当にあったんだな。唯の噂と思ってた」 > > 無視…; 慣れ方の違いですね。 慣れって恐ろしい >>>「まあ色々あってね」 >>「どっかからパクってきたとか?なーんてな〜」 >>「ギクッ」 >>「当たりか・・・・」 >>「こっ細かいことは気にしない!そういえば2人ともなんでここに?」 >>「偶然だ」 >>「正義が呼んでいたのです」 >>淡白に答えるゼルガディスと >>イスに足をかけてあさっての方向を指しながら答えるアメリア。 >>「あんたこの前セイルーンで式典あったんじゃないの?」 >>「終わってすぐに旅立ったんです」 >>「あ、そ」 > > い、いや、仮にも(?)一国のお姫様なのに『あ、そ』の一言で流していいんですか? 抜け出したりすることが多いからってことで、 >>「そういうリナ達はどうなんだ?」 >>「あたしらもたまたまよ。」 >>「じゃあシーマスさんはどうしてですか?」 >>「そういえば聞いてなかったわね」 >>シーマスに全員の視線が集まる。 >>「俺はお仕事」 >>「仕事?どんな?」 >>「そいつは言えないな〜」 >>シーマスは笑みを浮かべながらコーヒーを飲みほすとマントを手に立ち上がる > > え? き、気になります。 ふふふのふ〜 >>「じゃ、そろそろ仕事に掛からんといけねえからここで。金は置いとくぜ〜」 >>「え、もうですか?」 >>「今の時期じゃそろそろ日も暮れるからな。 >> 早くしねぇと後がうるさいし、ま、縁があったらまた会おうぜ」 >>手を上げて店を出て行くシーマス。 >>「あっさりとした奴だな」 >>「けっこういい奴ぽかったけどな〜」 >>「なんか・・・・不思議な人でした」 >>「不思議?」 >>「はい・・・・なんかそんな感じがしたんです」 >>「不思議・・・・・ねぇ」 >>テーブルに置かれた銅貨を突きながらリナは呟いた。 > > ををっ! なんか思わせぶりですっ! ふっふっふっふ >>彼女達は知らない。 >>歯車がすでに動き出したことを。これから何が起きるかを。 >>そして翌朝・・・・・ >> >>全てを繋ぐ事件が起こる------------------ > > 事件?! 何事ですかっっ!! それは次でv >>若「第四話終了です。 >> 今回の話はいかがだったでしょうか? >> つたない文章ではありましたが、読者の方が満足し、続きを気にしていた だけるような物になっていれば幸いです。それではこの辺で・・・・・」 >>ってちょっとまてぃ! >>若「なんだ復活したのか」 >>お前はどこぞの金髪あとがき女か!!人の作品乗っ取るな! >>若「人を馬鹿にするのはいけないぞ」 >>バキィ >>若「えー・・・無礼者が去ったところで本当にお開きとしましょう。 >> また次回のあとがきで・・・・・・(礼)」 >> >>どっちが無礼者か・・・・・・(がくっ) >> > あう〜; 続きがものすんごく気になりますぅ; > 次回も絶対読ませていただきますんで、頑張ってくださいっっっ! 続きが気になってくれて幸いです。 続きもう書いたので是非見て下さい。 ちなみにお絵かきBBSにシーマスがおります。 そちらもよろしければどうぞ。 |
14374 | 白離は何を見る5 | 水無月 雹 | 2003/6/6 21:46:24 |
記事番号14328へのコメント ハイテンションビーリビリきてるよほっ(ずがっしゃあ) 若「歌ネタってのは色々危険だから止めろ」 ごふっ・・・わかりました・・・・・・・。 一日に二回書いて見ます・・・・・。早いレスありがとう祭さん。 *********************************** 「誰か!誰かお願いします!息子を助けて!!」 翌日の朝。 リナ達が昨日と同じレストランで朝食を摂っていた時。 一人の女性が駆け込んできた。 「あ!貴女は昨日の!」 「あなたたちは・・・・・お願いします!息子を・・・ロイを助けて!」 「ちょ、ちょっと待って!ちゃんと説明してくれる?」 「息子がいなくなったのは昨日の夕方でした・・・・」 息子-ロイ-は昨日、からまれた後シーマスの強さに感激し、 そのことを友達に話すんだと言って、別れた。 そして・・・・・そのまま家に帰ってこなかった。 「遊びに行った家にもとっくに帰ったと言われて・・・・ 朝方まで探したのですが見つからず・・・・・・」 「なるほど・・・・じゃあその子を探せばいいんですね!」 「いえ・・・・・・場所の検討はついているんです」 「え?じゃあそこに行けばいいじゃない」 「実は・・・・・・・・」 「ここが例の家ね」 リナ達四人前にあるのは古びた屋敷。 町から少し外れた場所に位置する森にその半分を隠しているが中々の大きさだ ロイの母親の話によると、この洋館にある男がやってきた。 その男、セトといいなかなかの美形で町の女性たちは騒いでいたらしい。 しかし、その男が来てしばらくすると一人の子供がいなくなった。 そしてその一ヵ月後また一人子供がいなくなった。 そんなことがここ半年ほど続いていた。 いなくなった子供の親達が疑ってその男のもとに訪れた。 しかし返答はNOの一点張り。 埒が明かないと夜に忍び込みに行ったが誰一人として戻った者はいなかった。 「まあ、まずは正攻法よね。ごめんください〜い」 呼び鈴を鳴らししばし待つと、扉が開いた。 「・・・・・・誰だ」 出てきたのは銀髪の髪をなでつけた白い肌の若い男が現れた。 「すいません、町の人に頼まれて子供を捜しているんですけど 赤茶の髪をした男の子知りませんか?」 「・・・・・知らぬ」 「本当に?」 しばしリナと男の視線が絡み合う。 「知らぬ」 「そうですか、突然すみませんでした。それでは失礼します。」 言ってマントを翻しその場を去る。 「・・・・・・・・・・・・・」 町の入り口まで四人は無言で歩いてきた。 「で?どうだ?」 「あれは、嘘をついてるわね」 「何でそう思うんですか?」 「勘よ。ゼル、ガウリイはどう?」 「俺もリナに同感だ。あれは何か隠してるな」 「う〜ん。確かになんかキナ臭かったな」 「じゃあ、意見一致というわけで・・・・・」 「夜来ると昼間に輪をかけて不気味です〜」 「はいはい、無駄話はしないでちゃっちゃとやるわよ」 四人は再び館の前に来ていた。もちろん忍び込むために。 「どっから入るつもりだ?」 「そうね・・・・入り口は鍵も罠もあるでしょうし・・・・」 「なあリナー」 小声で話すリナとゼルガディスにガウリイが声をかける。 「なによ」 「扉開いてるぞ」 ガウリイがドアノブを回すといとも簡単に扉が開く。 「な、何やってんよ!罠があったらどうすんの!?」 「え、でもリナさん罠ないみたいですよ〜?」 アメリアが覗き込みながら中に入る。 それに続き三人が入る。 「本当にないのね・・・・・だけど」 「それも罠かもな・・・・・」 「そういうことだ」 言葉と共に扉が閉まる。そして目の前の階段にセトが姿を現す。 「やはり来たか下衆どもめ」 「あ〜ら、子供さらってるような奴に言われたくわないわね」 「ふん、なんとでも言うがいい。どうせ出られはしないのだからな」 「それはどうかしら・・・・ね!」 「ファイヤーボール!!」 リナが横に動くと同時に後ろにいたゼルガディスが呪文を解き放つ。 どがぁ! それは見事に命中し炎を撒き散らした。 「・・・・・・それだけか?」 「何!?」 炎の中から現れたのは先と変わらず無表情なまま立っていた。 「どういうこと!?」 「知る必要はない・・・・アイシクルランス」 セトの呪文を避け、呪文を放つ 「バーストロンド!」 「!」 「今のうちよ!」 走り出すリナの後に続き廊下に飛び込む。 しばらく走って大きなフロアにでる。 そこでリナ達は一旦足を止めた。 「リナさ〜んあの人なんなんですかぁ?」 「う〜ん・・・・耐火の魔法を唱えてた様子はなかったわ・・・」 「となると・・・・」 「魔族と契約して仮初の不死を得ているってとこですかねv」 「うにょわぁぁぁぁ!!」 「キッキサマゼロス!」 「どうしてここにいるんですか!?」 「おー久々だなあゼロス」 「どうも〜お久しぶりですね皆さんv」 「挨拶はいいのよ!答えなさい! まさかアンタが契約してるんじゃあないでしょうねぇ!」 「そんなことしませんよぅ〜、ここにはお仕事できたんですv」 「何よその仕事って」 「それは秘密ですv」 「あんたねえ!!」 「ここにいたか」 スッと姿を現すセト。 「あんたの所為で見つかったじゃない!」 「ええ!?僕の所為ですかあぁ!?」 「・・・・一人増えているようだが・・・まあいい、ここで死んでもらう!」 「リナさんどうするんですか!」 「あたしに言わないでよ! 魔族との契約だったら契約の石を探さなきゃ意味ないわよ!!」 「・・・・なぜ契約のことを知っている!」 あ、あたりだったわけ。こいつ単純ね〜。 「リナさんさりげなくあの人のこと馬鹿にしてるでしょう」 「なっんなことはないわよ」 「ちっなら余計に殺す理由が出来たな・・・死んでも」 「デモナ・クリスタル!!」 いきなり横から呪文が炸裂しセトの体が凍りつく。 「へ?」 「何でいるかな〜・・・・・ったく」 横の通路の暗闇からスッと姿を現したのは・・・・ 『シーマス(さん)!!?』 苦笑しつつシーマスは軽く手を上げた。 *********************************** 第五話終了〜 若「どっかで見たことのある展開じゃないか?」 気にしないで、違うから、あれとは違うから。 若「そういうなら、何も言わないがな」 ありがとう。 若「じゃああのセトは・・・・」 言わないでそれも、モデルにしてしまったキャラ好き(わかったら)すみません 若「パクリだらけですいません」 言うなああああああ!!馬鹿!!(逃走) 若「と、本人が気にするぐらい、どっかで見たことあるようになってますが ちゃんと結末等は違うので広い心で見てやって下さい。それでは」 |
14379 | Re:白離は何を見る5 | 祭 蛍詩 | 2003/6/7 13:06:42 |
記事番号14374へのコメント 『白離は何を見る4』でお返事いただいちゃった〜vv(顔ゆるみまくりv) しかも、しかも!! 新しい小説がっっ!!! ーと、いうわけで、『白離は何を見る5』の方でレスさせていただきます! >ハイテンションビーリビリきてるよほっ(ずがっしゃあ) >若「歌ネタってのは色々危険だから止めろ」 歌なんですか。 う〜みゅ、知らない曲です。 って、そのその前に!! 若峰さんかっこいいvじゃなくて大丈夫ですかっ?! >ごふっ・・・わかりました・・・・・・・。 >一日に二回書いて見ます・・・・・。早いレスありがとう祭さん。 えっ? いえいえそんな…(照れ) つたない感想ですいません; > >「ここが例の家ね」 >リナ達四人前にあるのは古びた屋敷。 >町から少し外れた場所に位置する森にその半分を隠しているが中々の大きさだ >ロイの母親の話によると、この洋館にある男がやってきた。 >その男、セトといいなかなかの美形で町の女性たちは騒いでいたらしい。 >しかし、その男が来てしばらくすると一人の子供がいなくなった。 >そしてその一ヵ月後また一人子供がいなくなった。 >そんなことがここ半年ほど続いていた。 >いなくなった子供の親達が疑ってその男のもとに訪れた。 >しかし返答はNOの一点張り。 >埒が明かないと夜に忍び込みに行ったが誰一人として戻った者はいなかった。 にゃるほど。 めちゃめちゃ怪しいです。 >「まあ、まずは正攻法よね。ごめんください〜い」 よかったぁ。 『正攻法よね。』って言っていきなり家破壊するのかと… >「夜来ると昼間に輪をかけて不気味です〜」 >「はいはい、無駄話はしないでちゃっちゃとやるわよ」 >四人は再び館の前に来ていた。もちろん忍び込むために。 >「どっから入るつもりだ?」 >「そうね・・・・入り口は鍵も罠もあるでしょうし・・・・」 >「なあリナー」 >小声で話すリナとゼルガディスにガウリイが声をかける。 >「なによ」 >「扉開いてるぞ」 >ガウリイがドアノブを回すといとも簡単に扉が開く。 無用心ですねぇ、って言ってる場合じゃないですっ! >言葉と共に扉が閉まる。そして目の前の階段にセトが姿を現す。 >「やはり来たか下衆どもめ」 >「あ〜ら、子供さらってるような奴に言われたくわないわね」 ドラグスレイブで町破壊した女の子と、子供さらった人… ん〜、どっちがより悪者なんでしょう? >「ふん、なんとでも言うがいい。どうせ出られはしないのだからな」 >「それはどうかしら・・・・ね!」 >「ファイヤーボール!!」 >リナが横に動くと同時に後ろにいたゼルガディスが呪文を解き放つ。 >どがぁ! >それは見事に命中し炎を撒き散らした。 >「・・・・・・それだけか?」 >「何!?」 >炎の中から現れたのは先と変わらず無表情なまま立っていた。 をを! タフですね!(いや、根本的に違う;) >しばらく走って大きなフロアにでる。 >そこでリナ達は一旦足を止めた。 >「リナさ〜んあの人なんなんですかぁ?」 >「う〜ん・・・・耐火の魔法を唱えてた様子はなかったわ・・・」 >「となると・・・・」 >「魔族と契約して仮初の不死を得ているってとこですかねv」 この口調で、語尾にハートマークってことはっ! >「うにょわぁぁぁぁ!!」 >「キッキサマゼロス!」 >「どうしてここにいるんですか!?」 >「おー久々だなあゼロス」 ガウリイさん; ふっつーに挨拶してますし。 >「どうも〜お久しぶりですね皆さんv」 >「挨拶はいいのよ!答えなさい! > まさかアンタが契約してるんじゃあないでしょうねぇ!」 >「そんなことしませんよぅ〜、ここにはお仕事できたんですv」 >「何よその仕事って」 >「それは秘密ですv」 わーいv お約束vv >「あんたねえ!!」 >「ここにいたか」 >スッと姿を現すセト。 >「あんたの所為で見つかったじゃない!」 >「ええ!?僕の所為ですかあぁ!?」 そりゃ半分はゼロス君ですが、半分はリナちゃんの所為かと…; >「・・・・一人増えているようだが・・・まあいい、ここで死んでもらう!」 >「リナさんどうするんですか!」 >「あたしに言わないでよ! > 魔族との契約だったら契約の石を探さなきゃ意味ないわよ!!」 >「・・・・なぜ契約のことを知っている!」 >あ、あたりだったわけ。こいつ単純ね〜。 実はわざとさぐりかけてたりして… >「リナさんさりげなくあの人のこと馬鹿にしてるでしょう」 >「なっんなことはないわよ」 >「ちっなら余計に殺す理由が出来たな・・・死んでも」 >「デモナ・クリスタル!!」 >いきなり横から呪文が炸裂しセトの体が凍りつく。 >「へ?」 >「何でいるかな〜・・・・・ったく」 >横の通路の暗闇からスッと姿を現したのは・・・・ >『シーマス(さん)!!?』 >苦笑しつつシーマスは軽く手を上げた。 シーマスさんだぁっ!! あいかわらずかっこよいですvv >第五話終了〜 >若「どっかで見たことのある展開じゃないか?」 >気にしないで、違うから、あれとは違うから。 んーと、アニメのあれですか? >若「そういうなら、何も言わないがな」 >ありがとう。 >若「じゃああのセトは・・・・」 >言わないでそれも、モデルにしてしまったキャラ好き(わかったら)すみません ああ! あの人ですか! あの、えっと、ほら、…… …な、名前が出てこない; あの回のゼルアメシーンはばっちし覚えてるのに…; >若「パクリだらけですいません」 >言うなああああああ!!馬鹿!!(逃走) >若「と、本人が気にするぐらい、どっかで見たことあるようになってますが > ちゃんと結末等は違うので広い心で見てやって下さい。それでは」 楽しみ〜に舌出して、しっぽ、はちきれるくらい振って待ってます!(とか、言いつつ猫派な祭) そして、シーマスさん見ましたぁv(お絵描き掲示板で) ふふっv かっこよいvv(壊) では、次も頑張ってくださいっ!! |
14388 | Re:白離は何を見る5 | かひ丸 | 2003/6/8 11:57:43 |
記事番号14374へのコメント や〜 久しぶりです! しばらく見ないうちに『5』まで進んであって「おおーっ! すげーっ! ラッキィ」と思っております(何がラッキーなのか知りませんがとにかく嬉しいのです)パソコンやってなくてコメント遅れましたが これからはたくさん書きたいと思いますっ! ・・・本当は小説(?)の方を書けと思うのですが なかなか話が思い浮かばなくて 雫さんや水無月さんは本当にすごいなぁと思っております >ハイテンションビーリビリきてるよほっ(ずがっしゃあ) >若「歌ネタってのは色々危険だから止めろ」 >ごふっ・・・わかりました・・・・・・・。 >一日に二回書いて見ます・・・・・。早いレスありがとう祭さん。 一日に二回っ!? うあ・・すげぇ・・ あ 祭さんも久しぶりーっ♪ >「デモナ・クリスタル!!」 >いきなり横から呪文が炸裂しセトの体が凍りつく。 >「へ?」 >「何でいるかな〜・・・・・ったく」 >横の通路の暗闇からスッと姿を現したのは・・・・ >『シーマス(さん)!!?』 >苦笑しつつシーマスは軽く手を上げた。 おおうっ 強いだけぢゃなく謎めいてるなっ シーマスッ!! うあ 短ッ!! と思ったでしょう 一番上の文は やけに長いのに内容はすごい短いです すいませんっ 実は今 弟にパソコン奪われそうで少なくしか書けませんッ 次はもっと長く書きますのでっ! あ あと『白離は何を見る1〜5までちゃんと読みましたからねっ! 面白かったですよ♪ ではでは〜 |
14406 | 白離は何を見る6 | 水無月 雹 | 2003/6/9 17:32:43 |
記事番号14328へのコメント おしゃああああ!セトのモデルも歌ネタも誰にもばれなかったぞ! 若「名前だってモデルの名前を一個抜かしただけなのにな」 ちなみにゲームキャラさっ。マイナーなゲームではないんだけどな〜。 祭さんの予想はハズレですな。残念でした。 若「こんな無駄話はさておいて、本編をどうぞ」 *********************************** 「う〜ん、これが腐れ縁ってやつかね」 「あ、あんたどうしてここに!?」 突然現れたシーマスに皆驚きを隠せずにいる。 「どうしてって・・・・仕事さ」 シーマスは平然と答え、煙草を咥えると傍の壁を擦ってマッチをつける 「ふぃ〜・・・・そういうお前らこそなんでここにいんだ?」 マッチを足で踏みつけて聞く。 「あ、あたし達も仕事よ、昨日助けた親子の子供を捜してくれって・・・」 「ふ〜ん?で、こいつに見つかってピンチだったと」 「べ、別にピンチなんかじゃないわよ!」 「あの〜」 リナとシーマスとの会話にゼロスが入る。 「なによ」 「あちらはどなたですか?」 「あ〜・・・あいつはシーマス、知り合いよ。 シーマス、こっちは、チャバネゴキブリよ」 「よろしく、チャバネゴキブリ」 「違いますよ!!ゼロスです!どうしてリナさんは僕をそうゴキブリ扱いする んですか!?」 「見た目ごきぶりっぽいからよ!大体アンタなんかごっきーで十分」 「ひっひどい・・・・・・」 一人いじけて「の」野路を書き始めたゼロスを無視してゼルガディスが喋る。 「一体お前の仕事とはなんなんだ?俺達と同じではあるまい?」 「まあな。ん〜詳しいことは言えない。言えるとしたら・・・・・」 「したら?」 「そこでのの字書いてる魔族さんの仕事と関係があるってことぐらいだな」 『!!?』 皆の顔がまた驚愕におののく。 「なっなんで僕が魔族だと・・・?まさかあなたもガウリイさんみたいに・・・・」 「いや、お前らの会話聞いてただけ」 「え?」 「お前らがこのフロアに来る前から俺はここにいたんだよ。 で、誰か来た気配がしたから隠れたら」 「私たちだったんですね?」 「そ、んでそのまま隠れてたらあーだこーだと騒ぎ始めて、こいつが来た」 氷付けのセトをコンコンと叩いて示す。 「で?それでなんであんたの仕事とゼロスの仕事が関わりがあるって分かるわ け?」 「魔族が動くなんてただことじゃないだろ? ってことは何か伝説級の代物が関わっている可能性が高い。 そして、こいつセトはここに来る前にある書物を手に入れたらしい」 「ま、まさかその書物って・・・・・・・・・」 「異界黙示録・・・・」 「Yes,that right!」 異界黙示録-クレアバイブル- 水竜王の残した知識。 今この世にはオリジナルと不完全なコピーである写本が存在している。 あたしは昔そのオリジナルに触ったことがあるし、写本も何個か見た事がある そしてゼルガディスも元の体に戻るために写本を探し続けている。 「って、ゼロス!あんたまた写本の処分やってるわけ!?」 「あはは〜そういうことになりますねぇ」 「じゃあシーマスさんのお仕事も写本に関係が?」 「ああ、俺の仕事はセトが写本を元に研究していることを止めることさ」 「研究?」 「それは言えねぇな。ゼロスさんも写本の内容を言う気なんてないだろ?」 「勿論です。僕の仕事は人間が写本によって知識をつけるのを防ぐことですか らねv」 「仕事の基本は秘密主義。でないと信頼が薄くなっちまうからな」 「内容を吐かせるのは無理だな・・・・」 「まあ、いいわお互いの仕事の邪魔にはならないんだから」 「そうですね!」 「なあーリナ」 ガウリイがリナのマントを引っ張る。 「なによ、まーた話についてけなかったの?」 「それもあるけど・・・・なんか氷溶け始めてるぞ?」 ガウリイの指差す先にはポタポタと雫を垂らし始めているセト。 「わ、忘れてた!急いで契約の石または契約している魔族を倒さないと!」 「じゃあ、僕はこの辺でv」 言ってふわりと中に浮かぶと姿を消すゼロス。 「あ!くっそーゼロスを利用しようとしたのに〜!!」 「リナ、とりあえず探すぞ!異界黙示録のほうも一緒にな」 「そうね!行くわよ皆」 走り出すリナ達を見ながらアメリアが声をかける。 「シーマスさんはどうするんですか?」 「とりあえず一緒に行くってか通路は一本だしな」 煙草を踏みつけて走り出す。 「はい!」 続けてアメリアも前のリナ達に追いつくために走り出す。 次のフロアへの扉を全員がくぐった後。 残されてい吸殻とマッチが一瞬のうちに燃え尽きたのを知る者は誰もいない。 ***********************************第六話終了! 若「予定道理十話以内で終わりそうだな」 おう!次ではシーマスの仕事内容がわかる予定! 若「予定は未定で未定は仮定だがな」 それ言ったらお終いだってば若っちv ドンドンドンッ 若「さすがM19コンバットマグナム&PPCカスタムすばらしい それでは、妙に金臭くなってしまったのでここでお開きです。 またお会いしましょう。」 |
14415 | Re:白離は何を見る6 | 祭 蛍詩 | 2003/6/9 20:46:29 |
記事番号14406へのコメント ん〜、予想はずれちゃいました。 でも本当に誰なんでしょう? ゲーム関係…ですか。それだったらあんまり詳しくないんで知らないと思います; >「う〜ん、これが腐れ縁ってやつかね」 >「あ、あんたどうしてここに!?」 >突然現れたシーマスに皆驚きを隠せずにいる。 >「どうしてって・・・・仕事さ」 >シーマスは平然と答え、煙草を咥えると傍の壁を擦ってマッチをつける わはっ!! 煙草吸ってる人ってかっこいいですよねvv(同意を求めるなよ;) >「あの〜」 >リナとシーマスとの会話にゼロスが入る。 >「なによ」 >「あちらはどなたですか?」 >「あ〜・・・あいつはシーマス、知り合いよ。 > シーマス、こっちは、チャバネゴキブリよ」 ちゃ、ちゃばねごきぶり!? 新しい呼び方ですね! うんvゼロス君にぴったりvv(冗談です;) >「よろしく、チャバネゴキブリ」 いや、ふっつーに流してますし; はっ! もしや慣れっ?! >「そこでのの字書いてる魔族さんの仕事と関係があるってことぐらいだな」 >『!!?』 >皆の顔がまた驚愕におののく。 >「なっなんで僕が魔族だと・・・?まさかあなたもガウリイさんみたいに・・・・」 >「いや、お前らの会話聞いてただけ」 ガウリイさんみたいな人、たくさんいたら……お、恐ろしい; >「リナ、とりあえず探すぞ!異界黙示録のほうも一緒にな」 >「そうね!行くわよ皆」 >走り出すリナ達を見ながらアメリアが声をかける。 >「シーマスさんはどうするんですか?」 >「とりあえず一緒に行くってか通路は一本だしな」 >煙草を踏みつけて走り出す。 >「はい!」 >続けてアメリアも前のリナ達に追いつくために走り出す。 一緒に行動されるんですね! 楽しみvv >次のフロアへの扉を全員がくぐった後。 >残されてい吸殻とマッチが一瞬のうちに燃え尽きたのを知る者は誰もいない。 ほぇっ? いったい何が…? >若「予定道理十話以内で終わりそうだな」 >おう!次ではシーマスの仕事内容がわかる予定! ついに秘密のベールがあばかれるんですね! >若「予定は未定で未定は仮定だがな」 『予定は未定で未定は仮定』…はまりそうです、このお言葉。 >それ言ったらお終いだってば若っちv >ドンドンドンッ >若「さすがM19コンバットマグナム&PPCカスタムすばらしい > それでは、妙に金臭くなってしまったのでここでお開きです。 > またお会いしましょう。」 な、なんかすごい銃(?)ですね; そして金臭く… こっちの方も、いったい何が?(聞くのがちょっと怖いですけど…) しばらくここに来られないのですが、帰ったときにまたレスさせていただきたいです。 では、頑張ってください! |
14431 | Re:白離は何を見る6 | かひ丸 | 2003/6/10 18:09:34 |
記事番号14406へのコメント こんちは! ついに6話ですねーっ! >「あの〜」 >リナとシーマスとの会話にゼロスが入る。 >「なによ」 >「あちらはどなたですか?」 >「あ〜・・・あいつはシーマス、知り合いよ。 > シーマス、こっちは、チャバネゴキブリよ」 >「よろしく、チャバネゴキブリ」 >「違いますよ!!ゼロスです!どうしてリナさんは僕をそうゴキブリ扱いする んですか!?」 >「見た目ごきぶりっぽいからよ!大体アンタなんかごっきーで十分」 >「ひっひどい・・・・・・」 生ゴミにチャバネゴキブリ・・・ 魔族の立場は・・? >「ああ、俺の仕事はセトが写本を元に研究していることを止めることさ」 >「研究?」 >「それは言えねぇな。ゼロスさんも写本の内容を言う気なんてないだろ?」 >「勿論です。僕の仕事は人間が写本によって知識をつけるのを防ぐことですか らねv」 この2人に狙われちゃ 勝てっこないぞセト! ・・・哀れだなセト・・・ >「なあーリナ」 >ガウリイがリナのマントを引っ張る。 >「なによ、まーた話についてけなかったの?」 >「それもあるけど・・・・なんか氷溶け始めてるぞ?」 それも あるのか ガウリイ・・! >次のフロアへの扉を全員がくぐった後。 >残されてい吸殻とマッチが一瞬のうちに燃え尽きたのを知る者は誰もいない。 うおっ 恐い 終わりかただなぁ・・・(汗) ごめんっ! わし また しばらくパソコンこれないかも! 次 来た時はコメント書くからなー んじゃ! |
14432 | 白離は何を見る7 | 水無月 雹 | 2003/6/10 18:27:16 |
記事番号14328へのコメント 七話に突入v予定していた話題はいれられるのか!?(おい) では、ずずずいっと本編にどうぞ。 *********************************** 「ブラスト・アッシュ!」 「エルメキア・ランス!」 「後、もう少しよ!」 キメラやレッサーデーモンの集団を前にリナがゲキを飛ばす。 リナ達が次のフロアに進むとそこにはモンスターの大群が待っていた。 数は多かったけれど、てんで連携のなっていない奴らを倒すのは簡単。 リナ達はすでにあらかたのモンスターを倒していた。 「もう!ペットの放し飼いは迷惑よ!」 「まったくだ!」 リナの文句にキメラを切り倒しながらゼルが応える。 「あらよっと!」 奥の方でシーマスが銃を使って軽々と蹴散らしている。 シーマスの銃はカスタマイズが施されていて、従来のものより威力が出るのだ 「なあシーマス、なんかお前のブーツおかしくないか?」 同じく奥で戦っているガウリイ声をかける。 「何がおかしいって?」 「いや、妙に重い音がするなあっと思って」 「ああ、これ踵とつま先に鉄板入ってるからな」 「それ重くないか?」 「別に?これくらい軽い軽い!」 するどい蹴りにまた一匹モンスターが沈む。 「シーマスさんつよーい」 皆より少々離れた位置にいるアメリアが感嘆の声を漏らす。 「アメリア!後ろよ!」 リナの声に振り返るとレッサーデーモンの炎の矢が降り注ごうとしていた。 「きゃあ!」 身を捻ろうとするが間に合わない。 当たる!と思った瞬間、炎の矢が全て消滅する。 「え・・・?」 訳が分からずに一瞬動きを止めるが、傍によってきたモンスターを見て、アメリアは再度攻撃を開始した。 どういうこと!? 一方リナは混乱していた。 炎の矢が消滅するなんてありえない、人間技ではない。 できるのはゼロス位だが、それをするメリットがないからゼロスじゃない。 考えあぐねいていると、誰かの小さな溜息が聞こえた。 振り返ると、シーマスが息をついたのが一瞬だけ見れた。 まさか・・・シーマスが!? ありえないことではない、この屋敷であってからの彼は少し様子が変だ。 彼の仕事が謎過ぎるのもあるが、異世界黙示録に関わっているなん仕事など一般の人間が扱うものではない。 そこまで考えてリナは急に体を引っ張られ思考を中断した。 「きゃっ!」 引っ張られた勢いで尻餅をつく。 「なっなにを・・・!」 驚いて見上げるとシーマスがキメラのツメを腕で受けていた。 「いたずらはいけねぇな・・おとなしくしてろ!」 すごい力で爪を押し返し、回し蹴りを叩き込む。 「リナ平気か?」 気がつくと傍にガウリイがいた。 どうやら考えている間にモンスターは皆倒されていたようだ。 「あ、うん・・・シーマスあんたは?」 「俺は平気さ。かすり傷みたいなもんだし」 笑って言う彼の腕には浅く切られた服と滴り落ちている血が見える。 違う・・・・・。 彼が魔族なら血が出るはずがない。 「大丈夫ですか?回復かけますよ」 「これぐらい自分で治せるさ、・・・リカバリィ」 すっと傷がふさがる。 「リナどっちに行く?」 ゼルが示すのは二階に行く階段と奥に続く廊下。 「そうね・・・・・上に行きましょ!」 「おう!」 四人が上に上がる。 しかし、シーマスは一人奥に続く廊下へと向かった。 「当り・・・か」 シーマスは一人コードが張り巡らされている部屋にいた。 その正面には文字盤と思われる物がついた、何かの装置。 その装置の所々にある水晶の中には少年たちが眠っていた。 奥に続く廊下は行き止まりになっていたが、その壁に小さなスイッチがあり この隠し部屋に繋がっていたのである。 シーマスはその装置に近づくとゆっくりと見る。 「ふーん、中々うまく出来てるが・・・・ こんなんで操れるほど、【時】ってのは単純じゃねえんだよ。」 鼻で笑って、ポーチから短剣を取り出す。 「まったく、一々結界するぐらいなら自分でやった方が早いだろうによぅ」 ぶつぶつ文句を言いつつ、短剣を床に刺して結界を展開させる。 「よし、それじゃあ壊させていただきますかね」 『悪いがそれはご遠慮してもらおう』 「一筋縄にはいきませんってか?」 振り返ると包帯で体をぐるぐる巻きにした人型の様物体が浮いていた。 「お前がセトの契約の相手か?」 『そうだ、これを守るように命令されている』 あーあめんどくさいなぁ・・・ 『キサマに怨みはないが死んでもらおう』 ピクッ 「へ〜・・・お前が?誰を殺すって?」 『何が言いたい』 「てめぇみたいな三下が俺を倒そうなんて甘いっていってんのさ!」 『!!楽に死ねると思うなよ!!』 「おや皆さん」 「ゼロス!」 二階に上ったリナ達が最初の部屋のなかに、一冊の本を持ったゼロスがいた。 「!まさかその本は!!」 「ピンポーンvだから・・・・」 ぼっとその本が火に包まれて灰になる 「キサマ!!」 「怒らないでくださいよv ゼルガディスさんがほしい情報は載ってませんでしたからv」 「じゃあ何が載ってたのよ」 「まあ特別に教えてあげましょう。あれには・・・」 「時間に関することだ」 『!!』 扉の方を向くとセトが怒りの形相で佇んでいた。 「よくもやってくれたな・・・・ 貴様ら決して逃がしはしない!!」 *********************************** 尻切れトンボっぽいけど七話終了!! 若「なんか無理に詰め込まれているような」 言わないで、無駄に長くなったりしてるけど言わないで。 若「これ本当に十話以内で終わるのか?」 予定では終わる。 若「この前も、予定は未定、未定は仮定だと言わなかったか?」 気にしない!!ってわけで読んでくださっている方! 続き楽しみにしてくださると嬉しいです!またお会いしましょう! |
14463 | Re:白離は何を見る7 | 祭 蛍詩 | 2003/6/14 17:28:59 |
記事番号14432へのコメント こんにちは! やっと帰ってきた祭です! シ、シーマスさんが! かっこよすぎですぅぅvv てなわけで、レスさせていただきます! >「もう!ペットの放し飼いは迷惑よ!」 >「まったくだ!」 >リナの文句にキメラを切り倒しながらゼルが応える。 >「あらよっと!」 >奥の方でシーマスが銃を使って軽々と蹴散らしている。 >シーマスの銃はカスタマイズが施されていて、従来のものより威力が出るのだ 銃に魔術に体術、かんぺきですね! >「なあシーマス、なんかお前のブーツおかしくないか?」 >同じく奥で戦っているガウリイ声をかける。 >「何がおかしいって?」 >「いや、妙に重い音がするなあっと思って」 >「ああ、これ踵とつま先に鉄板入ってるからな」 >「それ重くないか?」 >「別に?これくらい軽い軽い!」 >するどい蹴りにまた一匹モンスターが沈む。 日本で言う鉄下駄ですか? しかもそれで蹴りできるなんて…力持ちv(は?) かかと落しとか、ものすごく威力ありそう… >どういうこと!? >一方リナは混乱していた。 >炎の矢が消滅するなんてありえない、人間技ではない。 >できるのはゼロス位だが、それをするメリットがないからゼロスじゃない。 >考えあぐねいていると、誰かの小さな溜息が聞こえた。 >振り返ると、シーマスが息をついたのが一瞬だけ見れた。 >まさか・・・シーマスが!? >ありえないことではない、この屋敷であってからの彼は少し様子が変だ。 >彼の仕事が謎過ぎるのもあるが、異世界黙示録に関わっているなん仕事など一般の人間が扱うものではない。 一般の人間じゃないってことですねv …そういえば、リナちゃん達って違う意味で一般の人間じゃないですよね; >「当り・・・か」 >シーマスは一人コードが張り巡らされている部屋にいた。 >その正面には文字盤と思われる物がついた、何かの装置。 >その装置の所々にある水晶の中には少年たちが眠っていた。 >奥に続く廊下は行き止まりになっていたが、その壁に小さなスイッチがあり >この隠し部屋に繋がっていたのである。 >シーマスはその装置に近づくとゆっくりと見る。 >「ふーん、中々うまく出来てるが・・・・ > こんなんで操れるほど、【時】ってのは単純じゃねえんだよ。」 【時】…ですか? っていうか、装置見てよくできてるって分かるんですか!? すごい… >「よし、それじゃあ壊させていただきますかね」 >『悪いがそれはご遠慮してもらおう』 >「一筋縄にはいきませんってか?」 >振り返ると包帯で体をぐるぐる巻きにした人型の様物体が浮いていた。 >「お前がセトの契約の相手か?」 >『そうだ、これを守るように命令されている』 >あーあめんどくさいなぁ・・・ いや、魔族相手にめんどくさいですんでしまうシーマスさんって… >「おや皆さん」 >「ゼロス!」 >二階に上ったリナ達が最初の部屋のなかに、一冊の本を持ったゼロスがいた。 >「!まさかその本は!!」 >「ピンポーンvだから・・・・」 >ぼっとその本が火に包まれて灰になる >「キサマ!!」 >「怒らないでくださいよv > ゼルガディスさんがほしい情報は載ってませんでしたからv」 >「じゃあ何が載ってたのよ」 >「まあ特別に教えてあげましょう。あれには・・・」 >「時間に関することだ」 >『!!』 >扉の方を向くとセトが怒りの形相で佇んでいた。 >「よくもやってくれたな・・・・ > 貴様ら決して逃がしはしない!!」 氷、溶けちゃったんですね。 契約の石も見つかってないし、修羅場っ!? >尻切れトンボっぽいけど七話終了!! >若「なんか無理に詰め込まれているような」 >言わないで、無駄に長くなったりしてるけど言わないで。 >若「これ本当に十話以内で終わるのか?」 >予定では終わる。 >若「この前も、予定は未定、未定は仮定だと言わなかったか?」 >気にしない!!ってわけで読んでくださっている方! >続き楽しみにしてくださると嬉しいです!またお会いしましょう! もっちろん、楽しみにしております! では、次も頑張ってください! |
14476 | 白離は何を見る8 | 水無月 雹 | 2003/6/15 22:48:45 |
記事番号14328へのコメント けっこう間が空いたが気にしないぞ! しかも夜だけど気にしないぞ!(←夜行性) 続きにゴー! *********************************** 「ダム・ブラス!」 リナは急ぎ呪文を唱え窓をぶち破る。 「外へ!」 そして皆次々と窓から庭へと飛び出る。 せまい部屋から戦いやすい広い庭へと移動したのだ。 「でもリナさ〜ん、不死の相手にどうするんですか〜?」 「大丈夫よ!」 「なんでですか?」 「こういう場面で戦ってれば契約者の魔族が出てくるもんよ!」 「何を根拠に言ってるんだそれは!!」 「今までの経験に決まってんでしょ!」 「そうだっけ・・・・?」 「あんたは黙ってる!」 「それはどうでしょうかね〜」 何故か一緒に庭に下りてきたゼロスが声を上げる。 「なんでよ」 「僕がいたらたぶん怖がってでてきませんものv」 「じゃああんたが消えなさい。ドラグスレイブ!!」 「あ〜〜〜れ〜〜〜〜〜」 ゼロスは星になった。 「はっそういえばドラスレならもしかしたら!」 ばっと館に向かって構えるリナにアメリアとゼルガディスが止める。 「だ、だめですよリナさん!」 「中には子供たちがいるかもしれないんだぞ!!」 「うっそういえば・・・・」 「くっくっく・・・気をつけることだな・・・・」 そこにふわりとセトが降りてくる 「私の時の操作の研究を邪魔をした罪は重い・・・・ 死を持って償うがいい!!」 庭に呪文の花が乱れ始める。 『ば・・・・馬鹿な・・・』 倒れふす魔族。 見下ろすシーマス。 「だから言っただろうが、 てめぇみたいな三下に俺が殺せるわきゃねぇってよ」 魔族をそのまま放って、装置に向き直る。 【我が身に宿る力よ、我が望みのままに・・・・】 辺りから白い霧が立ち込め装置にまとわりつく。 そして装置は音もなく崩れ去り、霧の消えた後に残ったのは子供たち。 『そ・・・その力・・・もしやキサマ!』 驚愕しアストラル・サイドに逃げ込もうとする魔族。 甘いっての・・・こちとら視えてんだよ! 暗い地下に断末魔が響き渡る。 「フレア・ビット!」 どぅぅぅぅん 庭はすでに炎の海と化しリナ達は追い詰められていた。 「リナさんの嘘つき〜〜!」 「なんで来ないのよ!来るでしょ普通!」 「うだうだ言うな!来るぞ!」 セトの攻撃を再度散開して避ける。 「はははは!どうしたぁ!」 顔に笑みを浮かべ攻撃を繰り返すセト。 「でりゃあああ!」 側面の死角からガウリイが斬りかかる。 「ふっそんなもの・・・・!」 ブラストソードがまともにセトの胴を薙ぐ。 「駄目よ。ガウリイそんなのむ・・・え・・?」 不死の筈のセトが足をつき苦悶の声を上げている。 「な・・・なぜ・・・・」 その顔が見る見るうちに年老いていく。 「ど、どういうことよ・・これ・・」 「私は・・・わた・・・しは時の支配者に・・・ この世を・・・私・・・の・・もの・・・・に・・・・・」 そのままばたりと倒れ息を引き取るセト。 「一体・・・何がおきたのよ・・・・」 セトの遺体の前でリナ達は呆然と立ち尽くしていた。 *********************************** 若「短いな」 これでも長い方だわい! 若「もう一度聞く。本当に10話以内に終わるんだろうな?」 ・・・・・ちょびっと越えるかもv ズビシャッ 若「(ハンカチでナイフを拭きながら)嘘つきは鉄建制裁が一番です 約束も守れぬ作者ですが、ちゃんと完結することは確かなので 安心してお読み下さい。それではまた次の話で・・・・・」 |
14486 | Re:白離は何を見る8 | 祭 蛍詩 | 2003/6/17 00:56:02 |
記事番号14476へのコメント こんばんは〜! 思いっきり夜行性です、私も; −という分けで(どういう分け?)レスさせていただいちゃいますv >「でもリナさ〜ん、不死の相手にどうするんですか〜?」 >「大丈夫よ!」 >「なんでですか?」 >「こういう場面で戦ってれば契約者の魔族が出てくるもんよ!」 >「何を根拠に言ってるんだそれは!!」 >「今までの経験に決まってんでしょ!」 >「そうだっけ・・・・?」 >「あんたは黙ってる!」 いつも通り、アバウトですねぇ、リナちゃんはv >「それはどうでしょうかね〜」 >何故か一緒に庭に下りてきたゼロスが声を上げる。 >「なんでよ」 >「僕がいたらたぶん怖がってでてきませんものv」 >「じゃああんたが消えなさい。ドラグスレイブ!!」 >「あ〜〜〜れ〜〜〜〜〜」 >ゼロスは星になった。 ゼロスさん; 仮にも(?)高位魔族なのに…; >「はっそういえばドラスレならもしかしたら!」 >ばっと館に向かって構えるリナにアメリアとゼルガディスが止める。 >「だ、だめですよリナさん!」 >「中には子供たちがいるかもしれないんだぞ!!」 >「うっそういえば・・・・」 >「くっくっく・・・気をつけることだな・・・・」 >そこにふわりとセトが降りてくる >「私の時の操作の研究を邪魔をした罪は重い・・・・ > 死を持って償うがいい!!」 >庭に呪文の花が乱れ始める。 た〜まや〜vv(は?) >『ば・・・・馬鹿な・・・』 >倒れふす魔族。 >見下ろすシーマス。 >「だから言っただろうが、 > てめぇみたいな三下に俺が殺せるわきゃねぇってよ」 シーマスさんめちゃ強いですねっ! >魔族をそのまま放って、装置に向き直る。 >【我が身に宿る力よ、我が望みのままに・・・・】 >辺りから白い霧が立ち込め装置にまとわりつく。 >そして装置は音もなく崩れ去り、霧の消えた後に残ったのは子供たち。 >『そ・・・その力・・・もしやキサマ!』 >驚愕しアストラル・サイドに逃げ込もうとする魔族。 >甘いっての・・・こちとら視えてんだよ! >暗い地下に断末魔が響き渡る。 み、視える? アストラル・サイドまでですか? ガウリイさん以上ですね。 >「でりゃあああ!」 >側面の死角からガウリイが斬りかかる。 >「ふっそんなもの・・・・!」 >ブラストソードがまともにセトの胴を薙ぐ。 >「駄目よ。ガウリイそんなのむ・・・え・・?」 >不死の筈のセトが足をつき苦悶の声を上げている。 >「な・・・なぜ・・・・」 >その顔が見る見るうちに年老いていく。 >「ど、どういうことよ・・これ・・」 >「私は・・・わた・・・しは時の支配者に・・・ > この世を・・・私・・・の・・もの・・・・に・・・・・」 >そのままばたりと倒れ息を引き取るセト。 >「一体・・・何がおきたのよ・・・・」 >セトの遺体の前でリナ達は呆然と立ち尽くしていた。 セトさん、安らかにお眠りください。 きっと、先に三流魔族さんが待っていてくれるから寂しくないでしょう、さっき飛んでいったゼロス君もいらっしゃることですしv >ズビシャッ >若「(ハンカチでナイフを拭きながら)嘘つきは鉄建制裁が一番です > 約束も守れぬ作者ですが、ちゃんと完結することは確かなので > 安心してお読み下さい。それではまた次の話で・・・・・」 な、なんかものすごい音がしたのは気のせいでしょうか;(滝汗) そ、それはそうと、次もぜひぜひ頑張ってください!! |
14505 | 白離は何を見る9 | 水無月 雹 | 2003/6/24 18:07:42 |
記事番号14328へのコメント 長らくお待たせしました! 今沈黙を破り帰ってきたぜ水無月が! ちゅーわけでレッツ続き! *********************************** 「リナさん・・・一体どういうことなんでしょう」 セトの遺体の前でリナ達は考えをめぐらせていた。 「その何とかの石が俺の斬ったところにあったとかじゃないのか?」 「それはないな、もしそうだとしたらこいつが疑問の言葉を漏らしたりせん。 第一そんな重要な物を身に着けたまま戦うとは考えにくい」 「そうすると残るのは契約の相手である魔族が滅んだということね・・・」 「しかし一体誰が・・・」 「シーマスじゃないのか?」 当然と言わんばかりにシーマスの名を上げるガウリイ 「そ、そういえばいないわねあいつ」 「二階に行くときに一人で通路の奥に行ったぞ?」 「なんでそん時に言わなかったのよ!」 「・・・・なんとなく?」 スッパーン とりあえずガウリイの頭をハリセンで殴りつけるリナ。 「しかしいくらあいつが凄腕とはいえ相手は純魔族 普通の奴が倒せる相手じゃないはずだ」 「そうよねぇ・・・・・」 「リナさんとりあえず子供たちを探しに行きませんか?」 「そうね、それが仕事だしね。 じゃあちゃっちゃと見つけて・・・・・」 「その必要はないぜ」 『!?』 声の方向に皆が振り向く。 そこには予想道理シーマスがのんきに煙草を咥えて立っていた。 しかも足元には行方不明だった子供たちが倒れている。 「こいつらがその子供だろ?」 「ええ・・・・そうよ、ありがとう見つけてくれたのね」 「仕事のついでだよ」 笑って煙草に火をつけるシーマス。 しかしリナ達の表情は固かった。 「どうした?そんな怖い顔して」 うっすらと笑みを浮かべながらシーマスが問いかける。 そう、お前らが何を考えているかすでにわかっているという表情で。 「まどろっこしいのは嫌いだから直球で行くわよ? ・・・・・あんた何者?」 「何者って・・・ただの旅人さ」 紫煙を吐き出し当然のように答える。 「嘘をつかないでほしいわ。あなた今突然そこに現れたわね? 一瞬前まであなたはそこにいなかったはずよ、違う?」 リナの問いかけに沈黙で答えるシーマス。 「おかしいと思うことはたくさんあったわ。 消えるはずのない炎の矢が消えたり、ゼロスに感づかれずに会話を聞いたり そもそも・・・あなたの仕事がすでにおかしいわ。 異世界黙示録関連の仕事をただの人間がするわけがないのよ。 ゼロスがいい例だわ」 パチパチパチ 「さすがリナ・インバース。頭の回転が速い」 軽く拍手をして笑いかける。 「もう一度聞くわ・・・・・・・あなたは何者なの」 リナの疑問に回りもシーマスにきつい視線を送る。 「俺か・・・・俺は・・・・・------------------------ 「う〜んいい朝ね〜」 「朝飯もうまかったし言うことなしだな!」 「子供たちも助けましたし、悪も滅びましたし本当に言うことなしですねv」 「礼金の量も思っていた以上だったしな」 次の日の朝四人は宿の前にいた。 「とりあえず、今朝話したとおりおいしい焼肉料理のある町に・・」 『しゅっぱーつ!!』 「やれやれ・・・」 掛け声一発意気揚々と町の外へと向かう一行。 町と外を繋ぐ門の前まで歩いてくると、門に一人の男が寄りかかっている。 全身を蒼基調の服で固め、小脇に紺のマントを抱えながら煙草をすっている。 青いバンダナをした薄い水色の髪を風になびかせ、深いコバルトブルーの瞳を 宙に漂わせている。 そしてふと視線がリナ達の方へ向く。 「やっきにくvやっきにくv」 しかしリナ達はそれに気づかず門を通り外へと出て行った。 それを見送った男は小さく笑みを浮かべマントを羽織る。 そこに一陣の風が吹いた。 風がおさまった後には、ただ一本の煙草が落ちているだけだった。 「ん?」 「リナさ〜んどうしたんですか?早く行きましょうよ〜」 「ねぇ・・・さっき門の所に人がいたじゃない?」 「それがどーかしたのかー?」 「・・・・なんか見たことあったと思うんだけど・・・・」 「気のせいじゃないのか?知り合いだったら声をかけてるだろう」 「・・・・そう・・よね」 「変なリナさん」 「うるさいわよアメリア! ま、気をとり直して・・焼肉にごー!」 『おーー!!』 白離は何を見た・・・・? *********************************** 終わったよ!終わったよ〜〜〜!! 若「嘘をつけ馬鹿者、謎残りまくりじゃないか」 やだなぁ、冗談だって。 え〜一見終わったようですが、若峰の言うとおりこれにはまだ続きがあります 若「終わったように見えるかは、はなはだ疑問だがその通りだ」 黙れ小僧!この後サイドストーリーとして本編では書かれていない所を付け足す予定でございますので、少々お待ち下さいv 若「誰が小僧だヘボ作家。いや作家を名乗るのもおこがましい」 うわ〜ん息子がいじめるぅぅぅぅぅぅぅ!! 若「キサマのような奴たとえ生みの親だろうが、関係あるか」 ちくしょおおおおおおおおおおお(逃亡) 若「では皆様サイドストーリーのほうしばしお待ち下さい」 |
14512 | Re:白離は何を見る9 | 祭 蛍詩 | 2003/6/24 23:50:48 |
記事番号14505へのコメント こんにちは〜!(いや、こんばんはの時間ですね) まだ感動からさめない祭ですv シーマスさんvv 正義の仲良し四人組みの記憶、消してしまわれたんですね。 でも、門の所で待っているあたりが!むちゃくちゃかっこよいですvv 風と共にいなくなって、後には煙草が残されているだけ……うっきゃーvかっこよすぎですよ、ほんとに!! んでもって、ちょっと覚えてるリナちゃん素敵v 水無月様と、若峰様の掛け合いがとってもおもしろいですぅvv いつも笑っちゃいますv サイドストーリーですか? 楽しみにしてますっ!! 短くてすいません; そして次も、頑張ってください!! 絶対読ませていただきます!! |
14540 | Re:白離は何を見る9 | かひ丸 | 2003/6/28 09:27:41 |
記事番号14505へのコメント やー 久しぶりですっ! (コメントありがとうございましたっッ!!) すみません もうちょっと早くコメント打てたはずなのに「白離は何を見る」を『ショウセツ1』の方でずっと捜してまして・・・・そろそろボケてきてるようです さて 全部読みましたよっ!! 何か大変な事になってるじゃあ ありませんか!! 全部にコメント打てなくて残念ですッ ああテストのばかやろおおおっ!! >「しかし一体誰が・・・」 >「シーマスじゃないのか?」 >当然と言わんばかりにシーマスの名を上げるガウリイ >「そ、そういえばいないわねあいつ」 >「二階に行くときに一人で通路の奥に行ったぞ?」 >「なんでそん時に言わなかったのよ!」 >「・・・・なんとなく?」 >スッパーン >とりあえずガウリイの頭をハリセンで殴りつけるリナ。 おおうっ ここでも野生のカンばりばりだなッガウリイ! >「仕事のついでだよ」 >笑って煙草に火をつけるシーマス。 >しかしリナ達の表情は固かった。 >「どうした?そんな怖い顔して」 >うっすらと笑みを浮かべながらシーマスが問いかける。 >そう、お前らが何を考えているかすでにわかっているという表情で。 >「まどろっこしいのは嫌いだから直球で行くわよ? > ・・・・・あんた何者?」 >「何者って・・・ただの旅人さ」 き、緊迫した空気が伝わってきます・・・そう あの 隣の人がぶつかって持っていたプリンを床に落としてしまった時の一瞬の空気よりも緊迫した空気が! >「嘘をつかないでほしいわ。あなた今突然そこに現れたわね? > 一瞬前まであなたはそこにいなかったはずよ、違う?」 >リナの問いかけに沈黙で答えるシーマス。 >「おかしいと思うことはたくさんあったわ。 > 消えるはずのない炎の矢が消えたり、ゼロスに感づかれずに会話を聞いたり > そもそも・・・あなたの仕事がすでにおかしいわ。 > 異世界黙示録関連の仕事をただの人間がするわけがないのよ。 > ゼロスがいい例だわ」 >パチパチパチ >「さすがリナ・インバース。頭の回転が速い」 >軽く拍手をして笑いかける。 たしかに わしなんか気付くのに1週間はかかる!(←遅すぎ) >「もう一度聞くわ・・・・・・・あなたは何者なの」 >リナの疑問に回りもシーマスにきつい視線を送る。 >「俺か・・・・俺は・・・・・------------------------ このあと記憶を消すんですね・・・何か記憶が無くなるって悲しいですよね・・・ まぁ わしは英語と数学のテストの記憶だけは消えてほしいですけど・・・ >町と外を繋ぐ門の前まで歩いてくると、門に一人の男が寄りかかっている。 >全身を蒼基調の服で固め、小脇に紺のマントを抱えながら煙草をすっている。 >青いバンダナをした薄い水色の髪を風になびかせ、深いコバルトブルーの瞳を >宙に漂わせている。 >そしてふと視線がリナ達の方へ向く。 >「やっきにくvやっきにくv」 >しかしリナ達はそれに気づかず門を通り外へと出て行った。 >それを見送った男は小さく笑みを浮かべマントを羽織る。 >そこに一陣の風が吹いた。 >風がおさまった後には、ただ一本の煙草が落ちているだけだった。 ああ 行かんでくれシィマスゥゥとおもわず言いたくなりますね・・・ や〜凄腕だとは思ったけど まさかここまでとはッ 突然ですが わし「水無月」って名前好きですよ(マジでいきなり) ちょうど今6月ですしv あと神無月も好きです(10月生まれだから) 名前のすてきな水無月さんっ! これからも頑張って下さいねっ! コメント沢山打たせていただきますんでッ! (ちなみに自分の名前は 何で「かひ」なのか自分でもわからなかったりする) |
14513 | 白離は何を見る〜深淵〜 | 水無月 雹 | 2003/6/25 16:29:31 |
記事番号14328へのコメント サイドストーリーというか謎解明編というか・・・・ とりあえず読めば分かる!! てなわけでごーー! *********************************** 断末魔の叫びが止み、静寂に包まれた地下室に立つのは一人。 男は振り返り床に倒れている子供たちを見る。 「・・・全員大小はあれど衰弱しているか・・・・・」 男は子供たちに近寄ると軽く手を振る。 それだけで子供たちの顔に生気が戻る。 規則正しい寝息の中小さく笑みを作るがすぐに無表情に戻る。 「で?・・・・・いつまで隠れてるつもりだ」 男の呼びかけにふわりと姿を現したのは 「あはは〜やっぱりばれちゃってましたかv」 いつもの笑みを浮かべた獣神官ゼロス。 「隠れ方が甘いんだよ」 向き直り対峙するはシーマス・ラグドバルト。 「僕としたことが気づかないとは思いませんでしたよ。 まさか貴方がこんな所に現れるとは思ってもみませんでしたからね しかも血まで流れるものですから、ついつい油断していまいましたv」 閉じている目を開きシーマスを見据えるゼロス。 「ありゃあ血に見せかけてるだけで俺の一部だ。 完璧主義でね、振りする時は完全に・・・ってね」 「面白い人ですね・・・・・白離殿。 白の世界、白霧と白の竜神の元に生み出された存在。 しかし貴方は力を暴走させ白の多大な被害を与え、故に・・・・」 「白の魔族神族、そして白から情報を得ている残り三世界全ての魔族、神族に狙われている存在・・・・・」 「まさかこちらに現れるとは思いませんでしたよ」 シーマスはフンッと鼻で笑い煙草を咥える。 「魔王は封印されうち二つは消滅。 神は四人の竜神を残すものの一つはやはり滅んだ・・・・。 他の世界は神族、魔族とも完全に顕在なんでね、ここが一番楽なのさ」 言って紫煙を吐き出す。 「で?何しにきたんだ獣神官、まさか挨拶だけってわけじゃないだろう?」「もちろんですよ・・・・・もし貴方を見つけた場合は・・・・・」 シーマスがひらりとその場から身をかわす。 一瞬前までシーマスがいた場所に黒い錐出現している。 「滅ぼすよう言われてますから」 笑顔で答えるゼロス 「今のはサービスでこちらに出しましたけど・・・・ 次からは本気でいきますよ・・・・・」 「本気・・・・ね・・・」 口元に笑みを浮かべゼロスの言葉を復唱するシーマス。 「何がおかし・・・!」 「おかしくてたまんねぇよ・・・・・」 次の瞬間にはゼロスは床に倒され、足で押さえつけられている。 「できそこないの不良品って情報に踊らされたか? 確かにあいつらにとっちゃできそこないかもしれないがな・・・・ それは戦闘能力のことをさしてるんじゃねぇんだよ」 「くっ」 「逃げるのは無理だぜ?本体はすでに縛った。 俺の意思一つでてめぇなんざ速攻で金色のところにいけるぜ?」 「まさかこれほどのものとは思いませんでしたよ・・・・」 苦しそうにシーマスの足の下からゼロスがうめく。 「神魔合成体をなめないほうが身のためだってわかったかね?」 「ええ・・・・十分とね」 「ならけっこう」 足をどけて壁に寄りかかるシーマス。 「・・・・僕を滅ぼさないんですか?」 立ち上がり怪訝な表情で訴える。 「する意味がないんでね、無駄なことはしない主義なんだよ」 「・・・・・・・」 「さって俺はもう行く、上に報告なり何なりすればいいさ。 ・・・・・・だがな」 シーマスは煙草を投げ捨てて壁から背を離す。 「俺を滅ぼしたきゃ全員でかかってきな。・・・・滅びを覚悟してな?」 口元を吊り上げゆっくりとしかしはっきりと言い放つ。 「・・・・・伝えておきます・・・・」 「それじゃあな」 シーマスは子供たちと一緒にその場から姿を消した。 そしてそれに同調するかのように煙草も炎に包まれ灰と化す。 「・・・・・・・」 ゼロスは杖を握り締めて息を吐いた。 「まさか・・・・こんなにも恐怖を感じるなんてね・・・・・ 本当に甘く見すぎていましたよ・・・・シーマスさん」 呟いてゼロスもまたその場から姿を消す。 白き世界に生れ落ちたるは異端者 異端者はその身を白離とした 神にも魔にも人にも属さぬ霧 彼がこれからどこに行くのか 決めるのは彼 白離の存在シーマス・ラグドバルト *********************************** ってわけでこれで本当に白離は何を見る終了で〜す。 これまで呼んでくださった皆様本当にありがとうございます。 若「ヘボイ書き手のヘボイ作品でしたがいかがだったでしょうか 満足していただけたでしょうか」 ヘボイヘボイ言うなや! 若「真実を言ってないが悪い?」 ・・・・・えぐえぐ 若「説明的セリフだらけでつまらなかったのではないかと心配しております」 つめこんだ形になってしまってごめんなさい・・・・。 若「次回何を書くかはまだ未定だそうです。 またシーマスを出すかどうかも含め検討中のようです」 もしかしたらそのうちリクエスト募集するかもしれませんが、 しばしのお別れです。 若「それでは皆様」 またお会いしましょう〜。 |
14517 | Re:白離は何を見る〜深淵〜 | 祭 蛍詩 | 2003/6/25 21:45:50 |
記事番号14513へのコメント 最後までかっこよかったですっvv 異端者……ん〜、なんて悲しくていい響きvっじゃなくて、そういう存在だったんですね、シーマスさん。 そして、お強い!! や〜、ゼロス君ぜんっぜん歯がたちませんね! とってもとっても楽しかったです!! シーマスさん、またいつかお目にかけられれば嬉しいです。 次のお話を、楽しみにしています! では短いですが、祭でしたっ! |