◆−SLAYERS VS.−R.オーナーシェフ (2003/6/16 15:01:06) No.14478 ┗はじめまして−水無月 雹 (2003/6/16 15:19:28) No.14479 ┗Re:はじめまして−R.オーナーシェフ (2003/6/17 21:42:51) No.14490
14478 | SLAYERS VS. | R.オーナーシェフ | 2003/6/16 15:01:06 |
だいたいいつも、シリアス長編書いているんですが、今回はくだらないです。ひまだったら見てってください。 ****************************** SLAYERS vs. 宇宙のステルヴィア 闇よりもなお暗きもの 夜よりもなお深きもの 混沌の海にたゆたいし 金色なりし闇の王 シャブラニグドゥが動揺の色を浮かべた。 「こ・・・・・・小娘っ! 何故、お前ごときがあのかたの存在を知っているっ?」 あたしは構わず続ける。 我ここに 汝に願う 我ここに 汝に誓う 我らが前に 立ち塞がりし すべての愚かなる者に 我と汝が力もて 等しく滅びを与えんことを! 闇が生まれた。あたしのまわりに。 夜の闇より深い闇。 「ムダだと言うのが分からんのかっ!」 残る手段はガウリイの言うように、光の剣の力を借りるしかないが― 光の剣の輝く刀身もまた、あたしをとりまく闇に吸い取られつつある。 ―やってみるっきゃないっ!― 「剣よ!闇を食らいて刃と成せ!」 「なにぃっ!」 「赤法師レゾ!」 あたしは叫んだ。 「選ぶがいい!このままシャブラニグドゥに魂を食らい尽くされるか!あるいは自らのかたきをとるか!」 「おお・・・・・」 歓喜の声と― 「ばかなっ・・・・・」 焦りの声とが― 同時に彼の声を突いて出た。 「剣よ!赤き闇を打ち砕け!」 あたしは剣を振り下ろす! ズヴゥン! 黒い火柱が天を衝いた。 その、金色の王の力による衝撃は、スイーフィード世界だけにとどまらなかった。 衝撃は、その世界を超えて時空を伝わり、たゆたう恒星の一つにも影響を与えた。 恒星の中心部ではヘリウムの核が形成され、核融合が暴走する。 やがて、中心部は限界に達すると、重力崩壊を起こし、強烈な衝撃波が恒星の周囲を吹き飛ばした― 超新星爆発♪ しーぽん:西暦2167年、地球は、超新星爆発によって大きな被害に見舞われました。でも、世界中の人たちが協力して立ち向かいました。昔の皆さん、ありがとう。地球は元気です。わたしもなんとか元気です。今は、西暦2356年。 そして、angelaの「明日へのbrilliant road」が流れる〜 いい曲だねぇ。 リナ:西暦2167年、地球に、超新星爆発によって大きな被害を見舞わせちゃいました。でも、世界中の人たちが協力して立ち向かってくれました(いやー、 ほっとしたわ)。未来の皆さん、どういたしまして。(え?違う?)地球は元気のようです。あたしもなんとか、いや。けっこう元気です。やりすぎちゃった。てへっ(はぁと) ガウリイ:『やりすぎちゃった。てへっ(はぁと)』ですむかっ! ゼル:ったく。 フィブりん:そうか。暴走させると・・・なるほど。よし!それ採用。 そして『死霊都市の王』(TV版NEXT)へと向けて蠢きだす。 ヤな奴だねぇ。 おしまい。 SLAYERS vs. HELLSING 「今夜は、いい月が、出ている。」 目の前の奴がつぶやいた。ぎゃあ、と鳴いた鳥が、ばさっ、ばさっと木の葉を散らし、森から飛び立っていく。 「ああ。貴様がぶざまな姿をさらすには似合いの夜だ。」 ひょぉおぉぅと、風が俺たちのいる古城の上を吹きぬける。 奴は、夜は自分の支配する世界だとでも言いたげに、己の手を、その中に月をつかむように伸ばす。側に倒れているのは、セラス・ビクトリアとか言ったか。女の吸血鬼だ。ガーヴ様に斬られた腹部から大量に血が流れ続けている。虫の息で、でも、なんとか顔を上げた。 「マ、マスター・・」 「下がってろ。婦警。」 月を背に振り返る。丸いサングラスの奥で、奴は趣味の悪い笑みを浮かべた。 俺が先ほどまで感じていた寄りかかる背中の壁の冷たさは、今は分からない。銀の飛び道具で撃たれた胸部と引き裂かれた肩から、流れ続けあたりに広がった血に、月光が反射する。完全な魔族ではない俺にとっては、そろそろやばい。意識が朦朧としていく。感覚を失いつつ、震えながらガーヴ様のほうへ残った左腕を上げる。 「ガ、ガーヴ・・、さ、ま・・・・っ」 「下がってろ。ヴァルガーヴ。」 ガーヴ様が口元で、にぃっ、と笑った。 「貴様か。アーカードとかいうインケン野郎は。」 「そうだ。魔竜王ガーヴ。なかなか楽しめそうじゃないか。カテゴリーAを認識した。光栄に思うがいい。私をがっかりさせるな。」 「俺とお前は似ているのかも知れんな。おとなしく殺されろ、なんて無茶は言わねえよ。好きなだけ抵抗してみな。」 「ふんっ。胸糞悪いっ。」 「ふっはっはっは」 「はっはっはっはっは。」 『ワッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハあーすっきりした。』 『はい?』 朦朧としていた意識が一瞬さめ、俺とセラスは同時に言った。 「えっと・・・・ガ、ガーヴ様? いったい、どういう・・、俺を助けてくださるんじゃ・・?」 「ん? 決まってるじゃねえか。『ワルな笑い方競争』だ。」 呆然としていたセラスもなんとか台詞をしぼりだす。 「マ、マスター・・・、まさか、高笑い対決のためだけにクロムウェル発動したんですか?」 「そうだ。他に何がある?この私にふさわしい対決だったが、今回は引き分けだ。」 そう言い残して、二人とも、さっさと引き上げていった。 ひょぉおぉぅと、風が俺たちのいる古城の上を吹きぬける。 「ど、どうするんだよ、これ。俺たち、互いに相手のボスにかかっていって・・・やられ損・・。」 「あたしなんか・・・、ハルコンネンUでミレニアムの攻撃を迎撃してる真っ最中に呼び出されたのに・・、某セクハラ隊長ほったらかしだし・・・」 「・・・知るかよ・・・・・・・・・・・・」 おしまい SLAYERS VS. ブギーポップは笑わない 「リナサン、私を平和的に生存させてクダサイ。オネがいしマス。」 「あらメギガ。ひさしぶりね。どうしたのよ?えっと、平和的に生存って?」 「人命救助デス。」 「うーんと・・・何か危険が迫ってるのね?」 「ソうデス。本質的にピッたしカンカン同意しまス。」 その姿は、美形な男の人間の頭に、獅子の体、蝙蝠の翼を持つ、闇の獣という奴だった。マンティコアという種族で、名はメギガという。前にあたしは彼と知り合った。変なしゃべり方しているのは、普段人間語を使わない種族だからだ。ミルガズィアさんはペラペラだったのになぁ。 「いったいどうしたのよ?」 「私ヲ、国勢調査しテイるヒトがいマす。だんだん軌道が接近していまス。」 「うーんと・・、なんかあなたのことをかぎまわっている奴がいて、追い詰められているのね。誰なの?」 「理解不能デス。」 「えっと、分からないのね。」 あたしのこと理解不能と言われればムカつくけど、正体不明ということだろう。 その声は、後ろから響いた。 「見つけたぞ!マンティコア!」 あたしたちは振り向いた。 「リナサン、この酔っ払い親父デス!」 「女の子だって。」 ちなみに、彼、人間の性別を見た目で判断できない。 「誰よ?あんた。」 掠れた厚手の革のジャケットとパンツ、肘や膝には金属性ガード。黒い大きめのブーツ。黒い長髪。綺麗で整った顔立ちだが、目は鋭い。 「オレは霧間凪。そのマンティコアを・・・・・・・・・・・・・・」 「どうしたのよ?」 「ちょっと確かめてーんだけど・・」 彼女はメギガをまじまじと見つめた。 「えっと・・・・、統和機構のマンティコア・・・・・・・・・・・?」 「統和機構なんテ発見してマせン。私はマンティコアのメギガデス。」 彼女は、姿勢を直し、一呼吸すると、 「わりい。マンティコア違いだ。」 「えっと・・・、なんだか知んないけど、誤解が解けてよかったわ。すっきりしないけど。」 その時だった。 どこからか、曲が流れてくる。誰かの口笛? あたしは周囲をきょろきょろした。 「この曲! ニュールンベルクのマイスタージンガー!」 彼女が言った。 「あそこだ!」 彼女が指を指した建物の上に、それはいた。黒の長い円筒形の帽子に、黒いマント。その周囲には何か浮いている。結界になっているのだろうか。左右非対称な奇妙な表情。男?見たことが無いタイプの魔道士だ。いや、そもそも魔道士?魔族?それとも・・・アルメイスのような異世界の者? 「ブギーポップ。」 「ブギーポップ?」 「そうだ。この辺では知られてないか。」 ブギーポップと呼ばれたそれは、建物の上からふわりと舞い降り、近づいてきた。 「やー。炎の魔女。それと、はじめまして。」 「リナよ。」 「ハジめまシて。お嬢サン。」 「男の子よ。いや?女の子?」 最初は男だと思ったが、近くでよく見ると、あたしとそれほど変わらない歳の女の子だった。 「この宮下藤花の体は女だがね。」 しゃべり方は男だった。 「ってことは・・・、へー、人間が見分けられたわね。メギガ。」 「ハイ。高齢ノ人間の女性わお婆さんですガ、相手ヘノ気遣いでお嬢さんと言ウ時もアリマス。」 「そ、そう見えてたのね・・・」 みの○○たかい!おまいは! 「面白いね。君は。」 ブギーポップがメギガに顔を近づけた。 「君もマンティコアだね。でも、今回僕が自動的に浮かび上がってきた理由は君じゃないんだ。世界の敵は他にいる。」 「世界の敵といったら・・・・・、心当たりがあるわ。トゲトゲショルダーガードに髑髏のネックレスしたみょーに露出度高い悪の魔道士ルックで、脳みその分が全部胸にいっちゃった、目障りな高い笑いをする・・・」 そう言ってたとたん、それは来た。まあ予想はしてたけど。 「ほーっほっほっほっほっほっほっほっほっほっほっほっほっほっほっほっほってリナじゃない。それとメギガだったかしら? 見たこと無い人も二人いるようだけど、わたしの噂を追ってきたファンかしら?」 街の高い塔のてっぺんから、こちらを見下ろすナーガ。 「君は世界の敵だ。」 「ほーっほっほっほっほっほ。そうよ。わたしは世界の敵。偉大な者はいつの世も世界に理解されないもの。まさしくこのわたしが偉大であることの証明よ。ほーっほっほっほっほ。」 刹那、光がきらめいた。 あたしはかすかにそれを捕らえた。ブギーポップが放った、鋭いワイヤーだ。それが、一瞬でナーガの額を貫いた。ナーガは力が抜け、崩れ落ち、塔から落下した。ナーガは終わった・・・・ と、思ったら大間違いである。 「ほーっほっほっほっほっほっほっほっほっほ。」 あたしは経験豊富だから分かってたけど。 「なっ!?」 凪は驚愕した。 「世紀の発見デス」 メギガも驚愕した。多分。 しかし、ブギーポップは冷徹に、攻撃の第二波を放つ。一瞬のうちにワイヤーが何度も貫き、首に巻きつく。ナーガは再び塔から落下し・・・・ 「ほーっほっほっほっほっほっほっほっほっほっほっほっほ」 「き、君はいったい・・・・・・・・・・・・・・・・・」 ブギーポップの左右非対称な奇妙な表情が崩れている。 「はじめて見たぞ。ブギーポップがうろたえるなんて。」 凪が言った。 おしまい。 SLAYERS vs. あずまんが大王 世界は広い。あのブギーポップが勝てないなんて。ま、それはそれとして。オレは気分を変え、黒い革のジャケットから制服に着替えた。深陽学園のではなく。背格好と声はそのまま、クールな部分は一緒でも鋭い目は少し優しめにして・・・・・ 私、榊。高校一年生。好きなものはネコ。えっと、ここは・・・ 「あ、そうか。ちよちゃん家か。」 すると、家の前の通りの反対側から、長い金髪の男が現れた。 「あなたは?」 「俺か?ガウリイって言うんだが。うんと、リナん家はここだよな。」 家の中から、ちよちゃんと、もう一人、少女が現れた。 『いらっしゃい。どうぞどうぞ。』 私とガウリイさんがちよちゃんと少女に引かれて家に入ると、ペンギンが現れた。 「あ、この人はお手伝いさんです。」 「掃除してくれたりするのよ。」 ペンギンが、掃除のためにバケツに入れておいた水をこぼした。動きが止まる。しばらくの間・・・。 たまに、思考停止するのか? 「やー、お友達かい?」 「よー、彼氏か?聞いてねーぞ。」 階段から現れたのは・・・・ネコ? ・・・と、長身で長い黒髪の、火のついてないタバコをくわえた男の人だった。 「うん。榊さんって言うんだよ。」 「うん。ガウリイって言うのよ。」 ちよちゃんと、少女は笑顔のまま輪唱のように答えた。 「いらっしゃい。ちよの、父です。娘がいつもお世話になってます。」 「あ、いいえ。」 ネコに、私は答えた。やはり、実感はわかない。不思議の国に迷い込んだようだ・・ 「いらっしゃい。リナの、父です。娘がいつもお世話になってます・・って、おめー!あん時のガウリイじゃねーか!どうしたよ?その後、光の剣は。」 「ああ、あの時のおっさん!」 「おっさんじゃねーよ。」 「リナの父ちゃんだったんだな。あんた。」 「そうだ。夕食でもどうかね?」 ネコが言った。 「赤いものも入ってるが、遠慮するなよ。」 火のついてないタバコをくわえた男の人が言った。 そうして、私とガウリイさんは、奥へと案内された。 「あれ?あの、お手伝いさんの姿が見えませんけど?」 私は振り返って、何気なく気がついた。 「ああ、ペンペンなら・・・・・」 リナさんと言ったか。明るかった彼女が、いつのまにか無表情になった。 「多分、冷蔵庫の中よ。」 タイトル修正 SLAYERS vs. あずまんが大王 vs. 新世紀エヴァンゲリオン なんちゃって・・ おしまい。 ****************************** 現在、シリアス長編「SLAYERS VS SHADOW SKILL」執筆中。ドラマガ増刊のオーフェンのやつ読んでから、同じ声のエレでやってみようって思いつきましてね。 完成できるかどうか、保証の限りではありません。違うの投稿するかもしんない。 期待せずに待て! |
14479 | はじめまして | 水無月 雹 | 2003/6/16 15:19:28 |
記事番号14478へのコメント 初めまして、馬鹿話ばっかり書いている水無月です。 > >その、金色の王の力による衝撃は、スイーフィード世界だけにとどまらなかった。 >衝撃は、その世界を超えて時空を伝わり、たゆたう恒星の一つにも影響を与えた。 >恒星の中心部ではヘリウムの核が形成され、核融合が暴走する。 >やがて、中心部は限界に達すると、重力崩壊を起こし、強烈な衝撃波が恒星の周囲を吹き飛ばした― > > >超新星爆発♪ > > > >しーぽん:西暦2167年、地球は、超新星爆発によって大きな被害に見舞われました。でも、世界中の人たちが協力して立ち向かいました。昔の皆さん、ありがとう。地球は元気です。わたしもなんとか元気です。今は、西暦2356年。 >そして、angelaの「明日へのbrilliant road」が流れる〜 >いい曲だねぇ。 > > >リナ:西暦2167年、地球に、超新星爆発によって大きな被害を見舞わせちゃいました。でも、世界中の人たちが協力して立ち向かってくれました(いやー、 ほっとしたわ)。未来の皆さん、どういたしまして。(え?違う?)地球は元気のようです。あたしもなんとか、いや。けっこう元気です。やりすぎちゃった。てへっ(はぁと) > >ガウリイ:『やりすぎちゃった。てへっ(はぁと)』ですむかっ! >ゼル:ったく。 >フィブりん:そうか。暴走させると・・・なるほど。よし!それ採用。 >そして『死霊都市の王』(TV版NEXT)へと向けて蠢きだす。 >ヤな奴だねぇ。 > おお宇宙のステルヴィアとはコアな所をついてきますねぇ! なるほど、リナの所為で地球が滅びかけたのか。 > >SLAYERS vs. HELLSING > >「今夜は、いい月が、出ている。」 >目の前の奴がつぶやいた。ぎゃあ、と鳴いた鳥が、ばさっ、ばさっと木の葉を散らし、森から飛び立っていく。 >「ああ。貴様がぶざまな姿をさらすには似合いの夜だ。」 >ひょぉおぉぅと、風が俺たちのいる古城の上を吹きぬける。 かっこいい!かっこいいよアーカード!! >「ふんっ。胸糞悪いっ。」 >「ふっはっはっは」 >「はっはっはっはっは。」 >『ワッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハあーすっきりした。』 > >『はい?』 >朦朧としていた意識が一瞬さめ、俺とセラスは同時に言った。 >「えっと・・・・ガ、ガーヴ様? いったい、どういう・・、俺を助けてくださるんじゃ・・?」 >「ん? 決まってるじゃねえか。『ワルな笑い方競争』だ。」 >呆然としていたセラスもなんとか台詞をしぼりだす。 >「マ、マスター・・・、まさか、高笑い対決のためだけにクロムウェル発動したんですか?」 >「そうだ。他に何がある?この私にふさわしい対決だったが、今回は引き分けだ。」 >そう言い残して、二人とも、さっさと引き上げていった。 >ひょぉおぉぅと、風が俺たちのいる古城の上を吹きぬける。 >「ど、どうするんだよ、これ。俺たち、互いに相手のボスにかかっていって・・・やられ損・・。」 >「あたしなんか・・・、ハルコンネンUでミレニアムの攻撃を迎撃してる真っ最中に呼び出されたのに・・、某セクハラ隊長ほったらかしだし・・・」 >「・・・知るかよ・・・・・・・・・・・・」 > ヘルシングきたーーーー!! 確かにアーカードとガーブって気が合いそうですね。 ってか隊長ーーー!好きだぁぁぁ!! >SLAYERS VS. ブギーポップは笑わない >。 > >その声は、後ろから響いた。 >「見つけたぞ!マンティコア!」 >あたしたちは振り向いた。 >「リナサン、この酔っ払い親父デス!」 >「女の子だって。」 >ちなみに、彼、人間の性別を見た目で判断できない。 >「誰よ?あんた。」 >掠れた厚手の革のジャケットとパンツ、肘や膝には金属性ガード。黒い大きめのブーツ。黒い長髪。綺麗で整った顔立ちだが、目は鋭い。 >「オレは霧間凪。そのマンティコアを・・・・・・・・・・・・・・」 >「どうしたのよ?」 >「ちょっと確かめてーんだけど・・」 >彼女はメギガをまじまじと見つめた。 >「えっと・・・・、統和機構のマンティコア・・・・・・・・・・・?」 >「統和機構なんテ発見してマせン。私はマンティコアのメギガデス。」 >彼女は、姿勢を直し、一呼吸すると、 >「わりい。マンティコア違いだ。」 >「えっと・・・、なんだか知んないけど、誤解が解けてよかったわ。すっきりしないけど。」 > >その時だった。 >どこからか、曲が流れてくる。誰かの口笛? >あたしは周囲をきょろきょろした。 >「この曲! ニュールンベルクのマイスタージンガー!」 >彼女が言った。 >「あそこだ!」 >彼女が指を指した建物の上に、それはいた。黒の長い円筒形の帽子に、黒いマント。その周囲には何か浮いている。結界になっているのだろうか。左右非対称な奇妙な表情。男?見たことが無いタイプの魔道士だ。いや、そもそも魔道士?魔族?それとも・・・アルメイスのような異世界の者? >「ブギーポップ。」 >「ブギーポップ?」 >「そうだ。この辺では知られてないか。」 >ブギーポップと呼ばれたそれは、建物の上からふわりと舞い降り、近づいてきた。 >「やー。炎の魔女。それと、はじめまして。」 >「リナよ。」 >「ハジめまシて。お嬢サン。」 >「男の子よ。いや?女の子?」 >最初は男だと思ったが、近くでよく見ると、あたしとそれほど変わらない歳の女の子だった。 >「この宮下藤花の体は女だがね。」 >しゃべり方は男だった。 >「ってことは・・・、へー、人間が見分けられたわね。メギガ。」 >「ハイ。高齢ノ人間の女性わお婆さんですガ、相手ヘノ気遣いでお嬢さんと言ウ時もアリマス。」 >「そ、そう見えてたのね・・・」 >みの○○たかい!おまいは! >「面白いね。君は。」 >ブギーポップがメギガに顔を近づけた。 >「君もマンティコアだね。でも、今回僕が自動的に浮かび上がってきた理由は君じゃないんだ。世界の敵は他にいる。」 >「世界の敵といったら・・・・・、心当たりがあるわ。トゲトゲショルダーガードに髑髏のネックレスしたみょーに露出度高い悪の魔道士ルックで、脳みその分が全部胸にいっちゃった、目障りな高い笑いをする・・・」 >そう言ってたとたん、それは来た。まあ予想はしてたけど。 >「ほーっほっほっほっほっほっほっほっほっほっほっほっほっほっほっほっほってリナじゃない。それとメギガだったかしら? 見たこと無い人も二人いるようだけど、わたしの噂を追ってきたファンかしら?」 >街の高い塔のてっぺんから、こちらを見下ろすナーガ。 >「君は世界の敵だ。」 >「ほーっほっほっほっほっほ。そうよ。わたしは世界の敵。偉大な者はいつの世も世界に理解されないもの。まさしくこのわたしが偉大であることの証明よ。ほーっほっほっほっほ。」 >刹那、光がきらめいた。 >あたしはかすかにそれを捕らえた。ブギーポップが放った、鋭いワイヤーだ。それが、一瞬でナーガの額を貫いた。ナーガは力が抜け、崩れ落ち、塔から落下した。ナーガは終わった・・・・ > >と、思ったら大間違いである。 >「ほーっほっほっほっほっほっほっほっほっほ。」 >あたしは経験豊富だから分かってたけど。 >「なっ!?」 >凪は驚愕した。 >「世紀の発見デス」 >メギガも驚愕した。多分。 >しかし、ブギーポップは冷徹に、攻撃の第二波を放つ。一瞬のうちにワイヤーが何度も貫き、首に巻きつく。ナーガは再び塔から落下し・・・・ >「ほーっほっほっほっほっほっほっほっほっほっほっほっほ」 >「き、君はいったい・・・・・・・・・・・・・・・・・」 >ブギーポップの左右非対称な奇妙な表情が崩れている。 >「はじめて見たぞ。ブギーポップがうろたえるなんて。」 >凪が言った。 > すごいぞナーガ!さすがだナーガ! 頑張れブギーポップ!負けるなブギーポップ! 凪さんかっこいいv(マテマテ) > >SLAYERS vs. あずまんが大王 > >世界は広い。あのブギーポップが勝てないなんて。ま、それはそれとして。オレは気分を変え、黒い革のジャケットから制服に着替えた。深陽学園のではなく。背格好と声はそのまま、クールな部分は一緒でも鋭い目は少し優しめにして・・・・・ > >私、榊。高校一年生。好きなものはネコ。えっと、ここは・・・ 凪さんが榊さん!?確かに似ている・・・・・ >「うん。榊さんって言うんだよ。」 >「うん。ガウリイって言うのよ。」 >ちよちゃんと、少女は笑顔のまま輪唱のように答えた。 >「いらっしゃい。ちよの、父です。娘がいつもお世話になってます。」 >「あ、いいえ。」 >ネコに、私は答えた。やはり、実感はわかない。不思議の国に迷い込んだようだ・・ >「いらっしゃい。リナの、父です。娘がいつもお世話になってます・・って、おめー!あん時のガウリイじゃねーか!どうしたよ?その後、光の剣は。」 >「ああ、あの時のおっさん!」 >「おっさんじゃねーよ。」 >「リナの父ちゃんだったんだな。あんた。」 >「そうだ。夕食でもどうかね?」 >ネコが言った。 >「赤いものも入ってるが、遠慮するなよ。」 >火のついてないタバコをくわえた男の人が言った。 >そうして、私とガウリイさんは、奥へと案内された。 > >「あれ?あの、お手伝いさんの姿が見えませんけど?」 >私は振り返って、何気なく気がついた。 >「ああ、ペンペンなら・・・・・」 >リナさんと言ったか。明るかった彼女が、いつのまにか無表情になった。 >「多分、冷蔵庫の中よ。」 リナ父まだ登場!ちよ父好きだv しかもエヴァまでからんでこれは豪華だ! 腹よじれかけました(とくにヘルシング) 全部分かるネタだったのでかなりおもしろかったですv 次の話も読ませていただきたいとおもいますv それでは・・・・・ |
14490 | Re:はじめまして | R.オーナーシェフ | 2003/6/17 21:42:51 |
記事番号14479へのコメント >初めまして、馬鹿話ばっかり書いている水無月です。 どうも。以後よろしく。 >おお宇宙のステルヴィアとはコアな所をついてきますねぇ! >なるほど、リナの所為で地球が滅びかけたのか。 リナならやりかねない。サイラーグは二度ぶっ壊し(最終巻入れりゃぁ三度か)、セイルーンもテレビ版では破壊され(壊してないわよ!ちょっとしか・・。BYリナ)、リナならこれくらいはやる!さすがリナ!ドラまたリナ!(あ、竜破斬の呪文の声が・・) >かっこいい!かっこいいよアーカード!! 同感。趣味がお互い似ているようですね。いっちゃってるダークなキャラって好きです。 >ヘルシングきたーーーー!! >確かにアーカードとガーブって気が合いそうですね。 同じ声ですし。あの中田譲治さん声の「ワルな笑い方」が好きなんです。他にロスユニのアルバート・ヴァン・スターゲイザーにオーフェンのチャイルドマンに、あと戦隊シリーズの、なんだったか忘れたけど大教授ビアスだっけか。それも一緒にやるの考えたんだけど、なんといってもこの二人のキャラが忘れられなかったんですね。アルちゃんも、ロスユニ文庫本もちろん全部持ってますが、めだってないし、ガウリイ声のヤミマキ様ばかりイメージ強いし。 >ってか隊長ーーー!好きだぁぁぁ!! いいキャラしてますよね。セクハラ隊長。アワーズの今月号はかっこよかったですね。 >すごいぞナーガ!さすがだナーガ! >頑張れブギーポップ!負けるなブギーポップ! >凪さんかっこいいv(マテマテ) かっこいいねえ。霧間凪姉さま。 >凪さんが榊さん!?確かに似ている・・・・・ 背も高いし。髪長いしクールだし、運動神経抜群で、フィリア声の神楽と違って(運動よくてもボンクラーズ)頭もいいし。また、これも声優さんネタなんだよね。浅川悠さん。 >リナ父まだ登場!ちよ父好きだv >しかもエヴァまでからんでこれは豪華だ! 父ちゃんネタで考えてたらちよ父だったんだよね。父つながり。 >腹よじれかけました(とくにヘルシング) >全部分かるネタだったのでかなりおもしろかったですv ありがとう。 >次の話も読ませていただきたいとおもいますv >それでは・・・・・ またね。 |