◆−RAINY DAY(ゼルアメ)−祭 蛍詩 (2003/6/24 20:07:29) No.14506
 ┗ほのぼのしますね−水無月 雹 (2003/6/24 20:27:09) No.14507
  ┣ゼ〜ル〜ア〜メ〜vvv−星村さゆる (2003/6/24 21:52:45) No.14508
  ┃┗わっほ〜い!はじめましてですvv−祭 蛍詩 (2003/6/24 22:37:18) No.14511
  ┗わーいわーいvv(狂喜乱舞)−祭 蛍詩 (2003/6/24 22:20:05) No.14510


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14506RAINY DAY(ゼルアメ)祭 蛍詩 2003/6/24 20:07:29


 こんにちは〜! 
 駄文なんですが、投稿させていただいちゃいます。

 んと、一応ゼルアメのつもりです、それと、いきなり現代パラレルだったりしちゃいます; 梅雨なので、雨のネタで。
 読んでくださったら、光栄です。

*************************************

 その日、雨が降り出したのは下校時刻少し前だった。


「……はふぅ。 雨の日って憂鬱です。」
 下駄箱の所でアメリアはため息をついた。
「そもそも! 正義には太陽って昔から決まってるんです!!」
 お決まりのポーズをつけても、ただ雨の匂いを連れた風が吹くだけ。


「……………帰りますか。」
 鞄から折りたたみの傘をだそうとした、その時後ろから声がかかった。
「アメリアじゃないか。」
「あ、ゼルガディスさん! 今からお帰りですか?」
「ああ。 そうだが?」
 アメリアに声をかけたのは、2年上のゼルガディスだった。
「なら、一緒に帰りましょう!
 雨で正義の心もちょっと憂鬱になっちゃってますけど、二人いれば正義も2倍で いつもと同じ大きさになります!!」
 筋がとおってるんだかとおってないんだか分からないことを言いながら、びしっと、ポーズを決める。
「…正義が雨なんかに負けていいのか?」
「うっ、そ、それは……」
 目を泳がせるアメリアを見て、ゼルガディスはため息をつく。
「それより、傘は持ってるのか?」
 持ってます、と答えようとしたアメリアはその言葉を聞いて、とまる。
「持ってないのなら、俺のに入るか?」
「はいっ!!」
 うん、これは嘘なんかじゃないです! ただちょっとゼルガディスさんと相合傘してみたいだけです!と、心の中でよく分からない言い訳をする。


「こら、そんなにはねるな。 ぬれるぞ。」
「だってなんか嬉しいんですもの!」
 ぴょこぴょこはねるアメリアを、あきれた顔で追いかけるゼルガディス。
「さっきは憂鬱って言ってなかったか?お前。」
「正義は進歩するものなんです!」
「…なんじゃそりゃ。」
 ゼルガディスのあきれ顔を見ながらアメリアはこっそりと思う。 それだけじゃないんですよ、あなたがいることが一番に嬉しいんです。 
「なに、にやにやしてるんだ?」
 はっ、とアメリアは気づく。 知らず知らずの間に顔がほころんでいたらしい。
「なんでもありません!」
 照れ隠しにぴょんっとはねる。 その拍子にアメリアの鞄から何かが落ちた。
「ん? 何か落ちたぞ?」
「え?あ、あー!!それはっ!! か、返してくださいぃぃっ!!!」
 腰をかがめてそれを拾い上げるゼルガディス。 落ちたものの正体に気づき、慌ててそれをとり返そうとするアメリア。
 傘を持った方の手でアメリアを押さえながら、拾ったものを見る。
「……!これは……」
 ゼルガディスの手にはアメリアの折りたたみ傘。
「えっと、その、これはですね……」
 両手の人差し指を胸の前であわせながらもじもじするアメリア。
と、ゼルガディスの手がゆっくりとアメリアにのびる。 怒られるかと思わず肩をすくめる。
「!」
 だが予想に反して、きたのはやわらかな感触。 おそるおそる顔を上げると、そこにはゼルガディスの笑顔があった。 そして、アメリアの頭を、ぽむぽむと軽くたたくと言った。
「ったく、本当にしょうがないな、お前は。」
 めったに見られないやさしい笑顔に、自分の頬が赤く染まるのが分かる。
「ほら、来い。」
「え?」
「傘に入らないのか?」
「え?え?」
「入りたくないなら別にいいが…」
「は、入ります!入るに決まってます!!」
 自分の傘をしまい、ゼルガディスの傘に入る。


「だからはねるなって言っただろ。 こけるぞ。」
「だいじょぶでぅきゃっ!!」
「はぁ、言ったそばからこけるし……。」 
  
 雨が降ってても、もう憂鬱なんかじゃない。 あなたがそばにいるから、ね。
************************************* 
 ここまで読んでくださった宇宙並に心が広い方、ありがとうございます。

 む、無駄に長い……; そして、なんですかこれ…;; んと、とりあえず、
ごめんなさ〜い(大泣) 
 くすん、次、書くときにはもっと頑張ります; では、ありがとうございました。 

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14507ほのぼのしますね水無月 雹 2003/6/24 20:27:09
記事番号14506へのコメント

お久しぶりです。水無月ですよ、忘れてしまわれたかな?
作品読ませていただきました。
とてもほのぼのとした、
可愛い作品でしたので私もついつい和んでしまいました。
雨というと暗い話しか思いつかない私とは段違いですね、羨ましい。
若「そりゃお前の想像力が貧困なんだろ」
わかってて言ってるんだよ。泣けるから言うなよ。
若「勝手に泣け」
ひどっ;;
若「祭さんいつも感想ありがとうございます。
  作品とてもすばらしいですね
  俺もこういう雰囲気の作品好きですよ。」
態度えらい違うんだが・・・・
若「黙れクズ」
(涙)
若「作者にもこの素晴らしさを見習わせたいです。
  これからも頑張って下さい。それでは・・・・・」
本当にいつもありがとうございます。
それではまた・・・・・

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14508ゼ〜ル〜ア〜メ〜vvv星村さゆる 2003/6/24 21:52:45
記事番号14507へのコメント

 初めまして!こんばんは。星村といいます。
 久し振りにきてみたら・・・うぁおゼルアメ!ってなもんで早速読みました。三度のメシよりゼルアメが好きなもんでして;(自分でも小説もどきを書いてたりします^^;)
 うんうん。私もアメリアと同じ行動とっただろうなぁ。乙女心とはそういうもんです。・・・私にはこんな経験はありませんが(泣)
 アメリアがもう可愛くてしかたなかったです。正義についての語りもいい感じです♪しかもゼルやん優しいしv
 すさんだココロを潤してくださってありがとうございました♪(ぺこり)

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14511わっほ〜い!はじめましてですvv祭 蛍詩 2003/6/24 22:37:18
記事番号14508へのコメント

 はじめましてです! ふに〜!嬉しいですvv もしかしたら誰も読んでなんかくれないんじゃないかと…。
 本当に、ありがとうございますvv えと、ご迷惑でなければ、よろしくお願いいたします!

 アメリアちゃん、かわいいと言ってくださって嬉しいですぅvvvv 私もこういう事、したことないです; 
 正義についての語りは、こんなんでいいのかなぁ??と心配でしたので、そういう風に言ってくださるとほんと、嬉しいです!!
 ゼルさんについても、やさしい感じにしたいのに、書き方がわからないー!と悩んでたので、感涙モノでしたvv

 読んでくださり、ご感想もくださり、本当にありがとうございましたvv

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14510わーいわーいvv(狂喜乱舞)祭 蛍詩 2003/6/24 22:20:05
記事番号14507へのコメント

 みみみみみ水無月様からご感想をいただいちゃいましたよ、自分!(嬉しさのあまり、どもり中) ほんっと、嬉しいですぅvvvv あ〜もうなんか涙でそう。
 
>お久しぶりです。水無月ですよ、忘れてしまわれたかな?

 忘れるだなんて、そんなことできませんっっ!!

>作品読ませていただきました。
>とてもほのぼのとした、
>可愛い作品でしたので私もついつい和んでしまいました。
>雨というと暗い話しか思いつかない私とは段違いですね、羨ましい。

 にょっは〜vv ほのぼのめざして書いたんですけど、分かってくださったとは!
雨の暗い話しも、実は大好きだったりしますvv でも、……書けない(涙) 
 
>若「祭さんいつも感想ありがとうございます。
>  作品とてもすばらしいですね
>  俺もこういう雰囲気の作品好きですよ。」
 
 若峰様だ〜v いやもう、めっちゃ嬉しいですvv

 ほんとうに、ありがとうございますぅぅぅvvv(感涙) 読んでくださっただけでも嬉しいのにご感想まで……(嬉し泣き)
 次書くときは、もっと頑張ります! 水無月様も、頑張ってください!!