◆−DEAR 祭さんv−無限 劉人 (2003/7/23 19:37:46) No.14715 ┗アメリアの薬作り(ゼロス登場編)−無限 劉人 (2003/7/23 20:22:32) No.14716 ┣Re:アメリアの薬作り(ゼロス登場編)−祭 蛍詩 (2003/7/23 23:52:17) No.14718 ┗ゼロスの材料集め−無限 劉人 (2003/7/24 21:40:47) No.14719 ┣ぶはっ!(←ふきだした)−祭 蛍詩 (2003/7/24 23:55:56) No.14725 ┣お主はどこぞの奪還屋の漫画を見てるなっ−水無月 雹 (2003/7/25 11:58:19) No.14728 ┃┗Re:お主はどこぞの奪還屋の漫画を見てるなっ−無限 劉人 (2003/7/25 20:19:50) No.14735 ┗鍋の中。複雑な気持ち。溢れてる。−無限 劉人 (2003/7/26 21:07:00) No.14743 ┣考えて。思いつかない。俳句かな。−祭 蛍詩 (2003/7/27 00:08:07) No.14746 ┗ゼルガディスの災難−無限 劉人 (2003/7/27 18:39:12) No.14754 ┣Re:ゼルガディスの災難−祭 蛍詩 (2003/7/27 23:15:59) No.14760 ┗乙女チックしましょ。 (最終回)−無限 劉人 (2003/7/30 21:41:19) No.14788 ┗ありがとうございましたぁvv−祭 蛍詩 (2003/7/30 23:23:10) No.14789 ┗まじで!?−無限 劉人 (2003/8/2 15:35:50) No.14802 ┗承知しましたv−祭 蛍詩 (2003/8/6 19:28:38) No.14827
14715 | DEAR 祭さんv | 無限 劉人 | 2003/7/23 19:37:46 |
いつもレスをしてくださる祭さんに、お礼の駄作です。 粗品ですがお受け取りください。 ============================== 「え? ……あ、あああああああっ!?」 聖王都セイルーン・シティのオヒメサマ。 アメリア=ウィル=テスラ=セイルーンは、お忍びで城下町に出てきていた。 ふらりと書店に立ち寄り、女の子向けの雑誌を物色していたところ。 一冊の本の背表紙のみが目に入る。 背表紙ではなく、本当に背表紙のみだった。 つまり。本の題名のみ、出ていたということになる。 そして、張り紙が。 『コレをお求めの方は、背表紙を持ってカウンターまで』 最後の一つの背表紙を手に取り、アメリアは目を輝かせた。 「コレよ! わたしが探していたのは!」 頬擦りなどしながら、カウンターに急ぐ。 ちーん。 「ありがとうございましたー」 「こちらこそーvv」 顔をほころばせたまま、アメリアは書店を出てゆくと、いつもなら考えられないほど短時間。寄り道、わき目などふらずに真っ直ぐに、宮殿へ帰っていった。 ================================ 続きます。 急いで夕飯! (をいこらまて) |
14716 | アメリアの薬作り(ゼロス登場編) | 無限 劉人 | 2003/7/23 20:22:32 |
記事番号14715へのコメント 続きでう(もぐ……) ============================== 「蛇の舌……赤ちゃんの爪三ミリ……生がき……ネコのよだれ…… 爪三ミリって微妙よね……」 宮殿に帰ったアメリアは、そのまま、町娘の格好のままで。 神殿の地下室に閉じこもった。 「あ、アメリアさま!? どうかなさいましたか!?」 どんどん戸を叩きながら、アメリアの返事を待つ女官A。 返事はない。そのかわりに、ぶつぶつ呟きが聞こえてくる。 アメリアお付の女官たちは慌てまくった。 ――いつもなら、 『ただいま帰りましたー。おとーさーん!』 『アーメーリーアーよー!』 『感動の再会!』 と、殿下と一緒に熱い抱擁なんぞしながら、女官全員、一人一人挨拶するくらいなのだから。 それが、帰ってくるなり神殿の地下室に閉じこもってぶつぶつと。 「犬の涙……魔道師の髪の毛……は、わたしのでいいか」 自分の髪の毛を、片手でいじくりながら、アメリアは呟く。 「ゼラチン……お砂糖……はちみつ……ベラドンナ……」 あまりに夢中になりすぎて、後ろからのぞく人影にも気づきはしなかった。 「ゼリーでも作るんですか? アメリアさん」 「いえ。惚れ薬をつく……」 言いかけて、アメリアのページをめくる手は止まり、ぎぎぃっと首だけ後ろを振り向かせ。 「いいところへ! ゼロスさん!」 後ろにいた、魔族ゼロスの手を半ば強引にとった。 「へ? あ? はぁ……」 気のない返事を返すゼロスに、アメリアは本を差し出し。 自信たっぷりに言い放つ。 「コレさえあれば、どんな硬い子でも、目がとろろんに! あとは思うがまま! の、薬を作ろうとしていたんですよv」 「それは犯罪では? ……目がとろろんって」 端整な顔に眉を寄せて、ゼロスは疑わしげに本を手に取った。 「いえ。わたし的にはギリギリセーフです」 自信たっぷりに言い放つ。 「で。なんで僕がいいところへ?」 「一緒に作りましょうv あ。出来た薬は6:4で」 口元にこぶしを握って、上目遣いにみやるアメリア。 「どちらが6ですか?」 意外と乗り気なゼロスに、アメリアは指を振り。 「ゼロスさんですよ。……んっふっふv ですが条件が一つ」 アメリアは一転。小悪魔な笑みを浮かべた。 ごにょごみょごにゅ。 「へ? まぁ、僕としてはいいですけど」 「よろしくお願いしますねv」 ここに、密約が交わされた。 ================================= わはは; 続く続く。 |
14718 | Re:アメリアの薬作り(ゼロス登場編) | 祭 蛍詩 | 2003/7/23 23:52:17 |
記事番号14716へのコメント わーいvわーいvv(←また、猫で踊ってる人) 有頂天でハイテンションな祭です! ってか、本当にありがとうございますぅぅぅvv なんか急がしちゃったみたいですみません; ―という所で感謝のレスです! >============================== > >「蛇の舌……赤ちゃんの爪三ミリ……生がき……ネコのよだれ…… > 爪三ミリって微妙よね……」 爪三ミリ…確かに微妙ですねv この材料、面白すぎますvv 蛇の舌ってあのチロチロとでてる奴ですよね!生がき…生限定ですかっ!しかもネコのよだれ…(爆笑) > 宮殿に帰ったアメリアは、そのまま、町娘の格好のままで。 >神殿の地下室に閉じこもった。 >「あ、アメリアさま!? どうかなさいましたか!?」 > どんどん戸を叩きながら、アメリアの返事を待つ女官A。 >返事はない。そのかわりに、ぶつぶつ呟きが聞こえてくる。 > アメリアお付の女官たちは慌てまくった。 不気味ですよね、そりゃあv > ――いつもなら、 >『ただいま帰りましたー。おとーさーん!』 >『アーメーリーアーよー!』 >『感動の再会!』 > と、殿下と一緒に熱い抱擁なんぞしながら、女官全員、一人一人挨拶するくらいなのだから。 それも異常なんですってばvv うん、容易に想像ができますv > それが、帰ってくるなり神殿の地下室に閉じこもってぶつぶつと。 >「犬の涙……魔道師の髪の毛……は、わたしのでいいか」 > 自分の髪の毛を、片手でいじくりながら、アメリアは呟く。 犬の涙…(笑) この薬、出来上がりはどんなものがっっ!!(味見したくありません;) >「ゼラチン……お砂糖……はちみつ……ベラドンナ……」 べラドンナ? ゼラチンで固まらせるんですねv > あまりに夢中になりすぎて、後ろからのぞく人影にも気づきはしなかった。 >「ゼリーでも作るんですか? アメリアさん」 >「いえ。惚れ薬をつく……」 > 言いかけて、アメリアのページをめくる手は止まり、ぎぎぃっと首だけ後ろを振り向かせ。 うん、いいところにわいて出ましたv >「いいところへ! ゼロスさん!」 > 後ろにいた、魔族ゼロスの手を半ば強引にとった。 >「へ? あ? はぁ……」 > 気のない返事を返すゼロスに、アメリアは本を差し出し。 >自信たっぷりに言い放つ。 >「コレさえあれば、どんな硬い子でも、目がとろろんに! > あとは思うがまま! の、薬を作ろうとしていたんですよv」 >「それは犯罪では? ……目がとろろんって」 犯罪だと思うのは、私だけでしょうか? それにしても、キャッチフレーズおもしろすぎですよvv > 端整な顔に眉を寄せて、ゼロスは疑わしげに本を手に取った。 >「いえ。わたし的にはギリギリセーフです」 > 自信たっぷりに言い放つ。 正義がなせればそれで良し!…ってこれ正義でしょうか? >「で。なんで僕がいいところへ?」 >「一緒に作りましょうv あ。出来た薬は6:4で」 > 口元にこぶしを握って、上目遣いにみやるアメリア。 材料集めとか、ゼロス君なら簡単…ですよね?(でも赤ちゃんの爪三ミリ、ネコのよだれ、犬の涙(笑)) >「どちらが6ですか?」 > 意外と乗り気なゼロスに、アメリアは指を振り。 使いたい人がいるんですねっvvv >「ゼロスさんですよ。……んっふっふv ですが条件が一つ」 > アメリアは一転。小悪魔な笑みを浮かべた。 > ごにょごみょごにゅ。 あう、なんか可愛いですvv >「へ? まぁ、僕としてはいいですけど」 >「よろしくお願いしますねv」 > > ここに、密約が交わされた。 なんかこわひ…がんばれゼルさん!君の明日は待って…ないかもしんないけどvv >================================= > >わはは; 続く続く。 ぜひぜひ続いてくださいっvv すっごく面白いです! ずうずうしくも注文付けまくっちゃったんですけど、すごいです! 先が楽しみですvv ほんとーーに、ありがとうございますvv 続きをとっても楽しみにしています! |
14719 | ゼロスの材料集め | 無限 劉人 | 2003/7/24 21:40:47 |
記事番号14716へのコメント 続きです。 ============================ 「蛇さんの舌三グラム……っと」 ゼロスはおもむろに、蛇穴に手を突っ込んだ。 『シャーッ!!』 怒った家主、蛇はゼロスに噛み付こうと、奥からずりずり這い出てくる。 それが、蛇の最後であった。アーメンソーメン冷やし中華。合掌。 ぶづっ! 「三グラムゲット。後は……ネコのよだれに犬の涙。 生がきに、べラドンナ、おばあさんの血、はらわた大麦ですか……」 アメリアに渡されたメモを見て、ゼロスは袋に蛇の舌を詰めた。 空間に入り、思わず呟く。 「一体どんな味なんでしょうか? はて。……」 薬の味を想像して、身震いするゼロス。 身震いを無理やり払い落として、もう一度、メモを確認する。 『ゼロスさんに採っていただきたい材料です。 一つでもかけたら駄目ですよ』 『はい。……アメリアさんは誰に使うんです?』 『え!? あ……えへへへへv』 『考えれば。あの笑いも結構。不自然だったりするんですよねぇ』 メモを口にくわえ。ゼロスはとある処刑場に降り立った。 「ギロチンギロチン……ありましたね」 光る大きな刃。その下には、真っ赤な血の色をした大麦が生えていた。 「受刑者の血を吸って大きくなり、真紅の実を結ぶ…… なかなかぷりてぃな植物ですね。色はまるで……」 言って、はらわた大麦をぶっ千切った。 「あのお方の目のような色だ」 ゼロスは立ち上がり、次の材料を求めた。 キャーキャーと叫ぶ女の声。眩しい日差し。スイカの割れる鈍い音。 「すいませーん。生がきの大袋くださぁーい」 海の家のおみやげコーナーでゼロスは生がき五つを手に入れていた! 「金貨三枚と銀貨二枚だよ」 「あ。どうも」 「まいどありぃ」 ゼロスは強い日差しに、手で覆いを作った。 「あのぉ。神官さまですよねぇ」 「はい? え、ええまぁ」 可愛い系女の子にゼロスは呼び止められた。 「えっとぉ。彼女とかぁ……」 甘え声で言ってくる女の子に、そっぽを向いてゼロスは。 「彼氏ならいますわ。おほほほほv」 いつの間に着替えた!? 素敵美女バージョンゼロス・inチャイナドレスで答えた! 「……いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 一目散に逃げる女の子。 「ふっ。僕をかどわかそうなんて。ゼルガディスさんを倒してからにしてくださいよ」 また空間移動した。意味不明の言葉を吐いて。 「あの……」 ごぼごぼいってる怪しい鍋。暗く、じめついた部屋。 一面の薬草のなかに、ゼロスはいた。 わけの解らない言葉を吐く、怪しい、魔法使いってこんな感じ!? というのが服を着たようなしわくちゃのおばあさんと向かい合って。 「ドラゴンの骨。なまずのひげ。人魚の目。わたしゃ魔法オババ……」 「べラドンナを一束」 「銀貨五枚だよ。いっひっひ……まいどあり……ひっひ、ひっ!?」 ぽん。コミカルな音を立てて、魔法オババと名乗る者の、肩がぺたんこになった。 「すいませんねぇ」 ゼロスくんは、そういってどこからともなくポンプを取り出し。 オババの首なし、体の中に突っ込んだ。 「おばあさんの血も、べラドンナもゲット。 あとは……犬の涙にネコのよだれ……」 ポンプでじゅーこじゅーこ血を取り出しながら。ゼロスは重たく呟いた。 「どうとればいいんですか!? とくにネコのよだれなんて!」 「ゼロスさん! 待ってましたよv で。首尾は?」 傷だらけになったゼロスを迎えたのは。黒いローブ姿のアメリアだった。 「ばっちしです」 いつもさげているかばんから、集めてきた材料の数々を、木のテーブルの上に置いた。 「傷だらけですね……あ。犬の毛。ネコの引っかき傷……」 ゼロスの頬にくっついた、犬の茶色の毛を取って、アメリアは言った。 「聞かないでください」 そっぽを向いて、鎮痛そうに答えるゼロスに、それ以上アメリアはつっこまなかった。 実は、ものすごく聞きたかったのだが。 「もう下準備はできてます! さ。材料を!」 「ええ」 薬作り。スタート! ================================= あー・・・・・・。ノウミソが。うじむしが。蜘蛛の巣が。 あへっ・・・・・・。 |
14725 | ぶはっ!(←ふきだした) | 祭 蛍詩 | 2003/7/24 23:55:56 |
記事番号14719へのコメント こんばんは、祭です! パソコンばんばん叩いて笑い転げましたv もう大爆笑vv というわけで、レスさせていただきます! >============================ >「蛇さんの舌三グラム……っと」 > ゼロスはおもむろに、蛇穴に手を突っ込んだ。 >『シャーッ!!』 > 怒った家主、蛇はゼロスに噛み付こうと、奥からずりずり這い出てくる。 >それが、蛇の最後であった。アーメンソーメン冷やし中華。合掌。 懐かしい…私の学校ではアーメンソーメン冷やラーメンでしたv > ぶづっ! >「三グラムゲット。後は……ネコのよだれに犬の涙。 >生がきに、べラドンナ、おばあさんの血、はらわた大麦ですか……」 お、おばあさんの血?! はらわた大麦…ってなんですか? > アメリアに渡されたメモを見て、ゼロスは袋に蛇の舌を詰めた。 > 空間に入り、思わず呟く。 >「一体どんな味なんでしょうか? はて。……」 > 薬の味を想像して、身震いするゼロス。 > 身震いを無理やり払い落として、もう一度、メモを確認する。 まぢでどんな味なんでしょう…? >『ゼロスさんに採っていただきたい材料です。 > 一つでもかけたら駄目ですよ』 >『はい。……アメリアさんは誰に使うんです?』 >『え!? あ……えへへへへv』 笑ってごまかしましたね(笑) >『考えれば。あの笑いも結構。不自然だったりするんですよねぇ』 > メモを口にくわえ。ゼロスはとある処刑場に降り立った。 メモを口にくわえ…なんか可愛いですvv >「ギロチンギロチン……ありましたね」 > 光る大きな刃。その下には、真っ赤な血の色をした大麦が生えていた。 ギロチンーっ?! 成る程、これがはらわた大麦ですね。 >「受刑者の血を吸って大きくなり、真紅の実を結ぶ…… > なかなかぷりてぃな植物ですね。色はまるで……」 > 言って、はらわた大麦をぶっ千切った。 >「あのお方の目のような色だ」 > ゼロスは立ち上がり、次の材料を求めた。 ああ、北の山で凍ってらっしゃる方ですか。 > キャーキャーと叫ぶ女の声。眩しい日差し。スイカの割れる鈍い音。 場面がいきなり変わられましたね! >「すいませーん。生がきの大袋くださぁーい」 > 海の家のおみやげコーナーでゼロスは生がき五つを手に入れていた! 海の家…んなとこまで行ったんですね(笑)それは新鮮でしょうなぁv >「金貨三枚と銀貨二枚だよ」 >「あ。どうも」 >「まいどありぃ」 > ゼロスは強い日差しに、手で覆いを作った。 >「あのぉ。神官さまですよねぇ」 >「はい? え、ええまぁ」 > 可愛い系女の子にゼロスは呼び止められた。 逆ナンパですか? >「えっとぉ。彼女とかぁ……」 > 甘え声で言ってくる女の子に、そっぽを向いてゼロスは。 >「彼氏ならいますわ。おほほほほv」 > いつの間に着替えた!? 素敵美女バージョンゼロス・inチャイナドレスで答えた! ……(爆笑) 素敵美女…っっ!! NEXT再びっ!! >「……いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 > 一目散に逃げる女の子。 気持ちは分かります; >「ふっ。僕をかどわかそうなんて。ゼルガディスさんを倒してからにしてくださいよ」 > また空間移動した。意味不明の言葉を吐いて。 ゼルさん…喜んでのしつけて誰かにあげちゃったり…しないですよね? >「あの……」 > ごぼごぼいってる怪しい鍋。暗く、じめついた部屋。 >一面の薬草のなかに、ゼロスはいた。 > わけの解らない言葉を吐く、怪しい、魔法使いってこんな感じ!? というのが服を着たようなしわくちゃのおばあさんと向かい合って。 また雰囲気ががらりと! …こわひです;; >「ドラゴンの骨。なまずのひげ。人魚の目。わたしゃ魔法オババ……」 >「べラドンナを一束」 >「銀貨五枚だよ。いっひっひ……まいどあり……ひっひ、ひっ!?」 > ぽん。コミカルな音を立てて、魔法オババと名乗る者の、肩がぺたんこになった。 ぽんっ?! ぺたんこってことはその…つまり…; >「すいませんねぇ」 > ゼロスくんは、そういってどこからともなくポンプを取り出し。 >オババの首なし、体の中に突っ込んだ。 >「おばあさんの血も、べラドンナもゲット。 > あとは……犬の涙にネコのよだれ……」 > ポンプでじゅーこじゅーこ血を取り出しながら。ゼロスは重たく呟いた。 じゅーこじゅーこって可愛いですけど…。 だいじょぶ!はたから見ればトマトジュース!!(は?) >「どうとればいいんですか!? とくにネコのよだれなんて!」 あははははは!! 確かにどうとるんでしょうかvv >「ゼロスさん! 待ってましたよv で。首尾は?」 > 傷だらけになったゼロスを迎えたのは。黒いローブ姿のアメリアだった。 をを、雰囲気をだして黒ローブですかv >「ばっちしです」 > いつもさげているかばんから、集めてきた材料の数々を、木のテーブルの上に置いた。 >「傷だらけですね……あ。犬の毛。ネコの引っかき傷……」 > ゼロスの頬にくっついた、犬の茶色の毛を取って、アメリアは言った。 ぶはっ! かわいそうなゼロス君vv >「聞かないでください」 > そっぽを向いて、鎮痛そうに答えるゼロスに、それ以上アメリアはつっこまなかった。 > 実は、ものすごく聞きたかったのだが。 ぷくくくくvv 気になりますよね、そりゃぁv >「もう下準備はできてます! さ。材料を!」 >「ええ」 > >薬作り。スタート! どんな薬ができるか、楽しみですvv >================================= すみません、なんか無茶苦茶なリクしてしまって; (でも読ませていただいて幸せvvv) ゼロス君、面白かったですv 続きを楽しみに待っていますv尻尾振ってvv |
14728 | お主はどこぞの奪還屋の漫画を見てるなっ | 水無月 雹 | 2003/7/25 11:58:19 |
記事番号14719へのコメント どうもーお久しぶりです水無月です。 やっぱり無限さんのお話は読んでいて楽しいですね。 よく色々とネタが出てくるなぁと尊敬しますよ。 グロイハズのシーンもギャグのおかげですっきりと読めますね。 続き楽しみにしています。 ではまた〜。 |
14735 | Re:お主はどこぞの奪還屋の漫画を見てるなっ | 無限 劉人 | 2003/7/25 20:19:50 |
記事番号14728へのコメント お、おひさしぶりです師匠! リクさせていただきました。 奪還屋の漫画。読んでます。師匠もですか? はらわた大麦(笑) >グロイハズのシーンもギャグのおかげですっきりと読めますね。 グロイシーンをグロくできなくて困りものですが; >やっぱり無限さんのお話は読んでいて楽しいですね。 最高の賛辞でござひます! >よく色々とネタが出てくるなぁと尊敬しますよ。 今回はリクエストでしたので。ぽろりと落ちてくるんです。ネタ。 よっぽど切羽詰ってない限り。無限系で(笑うところです) >続き楽しみにしています。 >ではまた〜。 ありがとうございましたv |
14743 | 鍋の中。複雑な気持ち。溢れてる。 | 無限 劉人 | 2003/7/26 21:07:00 |
記事番号14719へのコメント タイトルが俳句(字余り) ……俳句の宿題なんて無理にやっちゃいけませんね。(笑) ============================================== 「蛇の舌。ゼラチン。ふふ……ネコのよだれと犬の涙の順で……」 アメリアは、時々思い出したように含み笑いをもらしながら、鍋をおおしゃもじでかき混ぜる。 「はい……ふっふっふっふっふ……」 ゼロスも、つられてか含み笑いをしながら、鍋に材料を落としていく。 材料が、落ちるたびに、中身は変化していく。 最初は、『沼色の国防色』。次は『呪われた空模様』といったように。 <カラーでお見せできないのが非常に残念です> 「生がき……ふふっ……おばあさんの生き血……」 「くっくっくっくっく」 「はーっはっはっはっはっは!」 「ねぇ。今日のアメリアさまなんか可笑しくない?」 「そうよねー。メッタに着ない黒いローブを引っ張り出して……」 「なんだか怪しい匂いさせて、地価室に閉じこもりよぉ」 「ほら、また怪しい笑い声が……」 ひそひそひそひそひそ。沈黙。 『きゃぁぁ〜〜ん』 「なにをやってるんです!?」 『あ! ごめんなさぁ〜い!』 という女中・女官の会話が、いたるところで目撃されたという。 「――コレで最後ですよ。失敗しないでくださいね」 「ええ」 真面目な顔のアメリアに押されて、ゼロスはごくり、と喉を鳴らした。 「はらわた大麦とべラドンナを。思いっきり絞れぇぇぇぇぇぇ〜!!!」 「はぃぃぃぃぃぃぃぃっ!」 袋に入れて、力の限り、水で戻した二つの材料を搾りまくる一人と一匹に、なにやっとるんじゃおまいら。と、つっこむ人は、この場にいなかった。 突っ込みどころ満載で、喉がかれただろうに。 ぽったん。 「最後の……一滴……」 「はぃ……」 ぜぇぜぇいいながら、二人は床にへたり込んだ。 ごぼっ、ぼごっ。 「あれ?」 アメリアが、異変を感じ、鍋を覗き込んだ。 「どうしました?」 ゼロスも覗き込む。 次の瞬間! ぼみゅっ! 『わっ!』 一人は驚き、尻餅をつき。一匹は慌ててテーブルの下へ。 鍋からは、白い煙がもうもうと立っていた。 「か……」 尻餅をついたアメリアの口から、擦れた声がでたのは、ちょっとたってからだった。 「完成したわ!」 喜びに上ずった声で、慌てて鍋に駆け寄り、お玉を持ちだす。 「ほんとうですか!?」 ゼロスも、慌てて、鍋からしゃもじを引き抜いた。 『おおっ!』 中は。ピンク色した可愛いはーと形の、ちいさな錠剤らしきものが、鍋に四分の一ほど入っていた。 「あの材料で、これができるなんて……」 「世の中奥が深いんですねぇ」 一人と一匹は、しみじみ感心しながら、薬を分ける。 「それでは……ゼロスさん。今こそお約束を!」 「ええ!」 一人と一匹は、指きりげんまんをして、別れた。 ================================================== 次はゼルをぉぉっ! |
14746 | 考えて。思いつかない。俳句かな。 | 祭 蛍詩 | 2003/7/27 00:08:07 |
記事番号14743へのコメント こんにちは、祭です! よっしゃっ!公認ストーカ(がぶ)……なんでこんなおいしいタイミングで噛んでくるんだ、猫;; >タイトルが俳句(字余り) >……俳句の宿題なんて無理にやっちゃいけませんね。(笑) 宿題……鞄の中に放置しております; >============================================== >「蛇の舌。ゼラチン。ふふ……ネコのよだれと犬の涙の順で……」 > アメリアは、時々思い出したように含み笑いをもらしながら、鍋をおおしゃもじでかき混ぜる。 >「はい……ふっふっふっふっふ……」 > ゼロスも、つられてか含み笑いをしながら、鍋に材料を落としていく。 怖いです〜!! 二人で含み笑いしないでくださいーっ! > 材料が、落ちるたびに、中身は変化していく。 > 最初は、『沼色の国防色』。次は『呪われた空模様』といったように。 ><カラーでお見せできないのが非常に残念です> 沼色の国防色…? どんな色でせう。 呪われた空模様…ひぃ〜;; >「生がき……ふふっ……おばあさんの生き血……」 >「くっくっくっくっく」 >「はーっはっはっはっはっは!」 > >「ねぇ。今日のアメリアさまなんか可笑しくない?」 >「そうよねー。メッタに着ない黒いローブを引っ張り出して……」 >「なんだか怪しい匂いさせて、地価室に閉じこもりよぉ」 >「ほら、また怪しい笑い声が……」 > ひそひそひそひそひそ。沈黙。 >『きゃぁぁ〜〜ん』 >「なにをやってるんです!?」 >『あ! ごめんなさぁ〜い!』 > という女中・女官の会話が、いたるところで目撃されたという。 いつものアメリアちゃんからは想像しにくいです;っというか、善良なる人々に恐怖をあたえてます…はっ!ひょっとして悪っ!? >「――コレで最後ですよ。失敗しないでくださいね」 >「ええ」 > 真面目な顔のアメリアに押されて、ゼロスはごくり、と喉を鳴らした。 >「はらわた大麦とべラドンナを。思いっきり絞れぇぇぇぇぇぇ〜!!!」 >「はぃぃぃぃぃぃぃぃっ!」 > 袋に入れて、力の限り、水で戻した二つの材料を搾りまくる一人と一匹に、なにやっとるんじゃおまいら。と、つっこむ人は、この場にいなかった。 >突っ込みどころ満載で、喉がかれただろうに。 つっこむ人、いたらかわいそすぎますね(笑)はっ!今気づいたんですが、一匹?! > ぽったん。 > >「最後の……一滴……」 >「はぃ……」 > ぜぇぜぇいいながら、二人は床にへたり込んだ。 お疲れ様です; へたり込むほど頑張ったんですね(笑) > ごぼっ、ぼごっ。 > >「あれ?」 > アメリアが、異変を感じ、鍋を覗き込んだ。 >「どうしました?」 > ゼロスも覗き込む。 > 次の瞬間! > > ぼみゅっ! >『わっ!』 > 一人は驚き、尻餅をつき。一匹は慌ててテーブルの下へ。 > 鍋からは、白い煙がもうもうと立っていた。 ?! 何事ですか?! >「か……」 > 尻餅をついたアメリアの口から、擦れた声がでたのは、ちょっとたってからだった。 >「完成したわ!」 > 喜びに上ずった声で、慌てて鍋に駆け寄り、お玉を持ちだす。 >「ほんとうですか!?」 > ゼロスも、慌てて、鍋からしゃもじを引き抜いた。 お玉はともかくしゃもじ…(笑) >『おおっ!』 > 中は。ピンク色した可愛いはーと形の、ちいさな錠剤らしきものが、鍋に四分の一ほど入っていた。 >「あの材料で、これができるなんて……」 >「世の中奥が深いんですねぇ」 > 一人と一匹は、しみじみ感心しながら、薬を分ける。 深すぎて底が見えない位ですv >「それでは……ゼロスさん。今こそお約束を!」 >「ええ!」 > 一人と一匹は、指きりげんまんをして、別れた。 指きりげんまん…可愛いですvv して、お約束とは…? >================================================== >次はゼルをぉぉっ! わーいvv 不幸になりそうなゼルさんv楽しみにしていますvvv 面白かったですーvv あの材料で錠剤ができてしまうとはっ!! …何処行ったんだゼラチン…。 奪還屋ご存知なんですか? 私はアニメしか見てないんですけど…; 『布団がふっとんだー!!』のレゾさんに笑ってましたv では、続きを楽しみにしていますvv |
14754 | ゼルガディスの災難 | 無限 劉人 | 2003/7/27 18:39:12 |
記事番号14743へのコメント 続きです。あと一回か二回で終わらせられるかな? ============================================= アメリアと別れ、数時間後。 僕こと、獣神官ゼロスは、空間移動を繰り返しながら、ゼルガディスさんを探していました。 画像が小さすぎて、危うく見逃してしまうところを、目ざとく愛のパワーで。 「ゼルガディスさーん!」 街道を一人てくてく歩くゼルガディスさんを発見しました! 「……ぎゃぁぁぁぁぁぁぁあああああ!」 ちゅどむっ! どごどご! ずばぁぁぁっ! 「ちょっと! ゼルガディスさんっ!? 挨拶代わりの悲鳴はわかりますけどね!?」 いきなし攻撃されて、流石の僕も、マントをちみっと焦がしてしましました。 「ゼェ……ゼェ……ぜ、ゼロスか!?」 なぜか、ゼルガディスさんは僕の顔をみて、安堵したように、溜息一つ。 「良かった……」 ゼルガディスさんの呟きを、僕は聞き逃さなかった。 僕も。溜息一つして、地面にへたり込むように正座した、ゼルガディスさんの顔を、立ち上がって覗き込み。 「ファイヤーボール、ブラムブレイザーの無差別乱射。最後にはアストラルヴァインのめった斬り…… 一体全体どうしたって言うんです?」 「狙われてるんだ……」 頭を撫でようとした僕の手を払いのけて、ゼルガディスさんは、滅多に見せてくれそうにない、しおらしげな表情で、見上げてくる。 「誰に!?」 可愛い。薬使わなくても襲える。むしろ目に入れても痛くない…… ――物理攻撃は僕には無意味ですからね。 ゼルガディスさんは。唇を噛みしめて、視線をそらし。 「見ず知らずの合成獣の、見た目は女に……追いかけられてるんだ!」 「……はぁ?」 思わず脱力して。 「えっと。ゼルガディスさんは、全く面識のない、キメラの女性かっこ見た目に、追いかけられて、どきどきしまくっていたところに。 僕が来たと?」 無言でうなずく。 「解るか!? 顔が魚だったり、手足がネコだったり犬だったり!」 めづらしく錯乱するゼルガディスさんを、なだめつつ。 ……まぁ、怖いかも知れないですね。それは。 「何匹も、いっぱいいるんだぞ! ゼロス!」 「ぼ、僕は魔族ですから……耐えられるかも知れないですね」 「っつ!」 びくんっ! とゼルガディスさんが怯えたような表情を一瞬して。 恐る恐る、首だけ後ろを振り向かせ。 「来たぁぁぁあああああ! ゼロスっ!」 感情にまかせて僕に抱きつく! 「うぇえええええっ!?」 焦った僕の、ゼルガディスさんの背中ごしに。 「空間移動しろっ! 早く!」 『きゃ〜やっぱりゼルさまよぉぉ〜〜んvvvvvv』 声をハモらせ、ハートを飛ばしまくり、街道に植えられた木々をなぎ倒しまくりながら、集団で走ってくるキメラの皆様! 「うあっ!」 予想以上に怖い。コレは。ゼルガディスさんの話よりエグい! それにスピードも並みのキメラ以上! お見せできないのが残念で仕方ありません! 「早くしろぉっ!」 もはや半泣きのゼルガディスさんを抱えて、僕は。 「わわわわわ、解りました! よく掴まっててくださいね!」 空間移動を始めたのであった。 ああ。こんなはずではっ! ============================= 薬は。一体どこで使うんでしょうねv |
14760 | Re:ゼルガディスの災難 | 祭 蛍詩 | 2003/7/27 23:15:59 |
記事番号14754へのコメント こんにちは、祭です! やったーvvついに登場ゼルガディスさんvv にゅふふv苦労してくださいvv(これでもゼルさんファン) >============================================= >アメリアと別れ、数時間後。 > > 僕こと、獣神官ゼロスは、空間移動を繰り返しながら、ゼルガディスさんを探していました。 > 画像が小さすぎて、危うく見逃してしまうところを、目ざとく愛のパワーで。 愛のパワー…流石ゼロス君vv >「ゼルガディスさーん!」 > 街道を一人てくてく歩くゼルガディスさんを発見しました! >「……ぎゃぁぁぁぁぁぁぁあああああ!」 > > ちゅどむっ! どごどご! ずばぁぁぁっ! すごい反応ですね; >「ちょっと! ゼルガディスさんっ!? 挨拶代わりの悲鳴はわかりますけどね!?」 > いきなし攻撃されて、流石の僕も、マントをちみっと焦がしてしましました。 挨拶代わりの悲鳴は分かるんですか?! >「ゼェ……ゼェ……ぜ、ゼロスか!?」 > なぜか、ゼルガディスさんは僕の顔をみて、安堵したように、溜息一つ。 >「良かった……」 > ゼルガディスさんの呟きを、僕は聞き逃さなかった。 > 僕も。溜息一つして、地面にへたり込むように正座した、ゼルガディスさんの顔を、立ち上がって覗き込み。 なにやらお疲れのご様子ですね。 >「ファイヤーボール、ブラムブレイザーの無差別乱射。最後にはアストラルヴァインのめった斬り…… > 一体全体どうしたって言うんです?」 それは…くらってぴんぴんしてる方が怖いです; >「狙われてるんだ……」 > 頭を撫でようとした僕の手を払いのけて、ゼルガディスさんは、滅多に見せてくれそうにない、しおらしげな表情で、見上げてくる。 >「誰に!?」 > 可愛い。薬使わなくても襲える。むしろ目に入れても痛くない…… > ――物理攻撃は僕には無意味ですからね。 そっちですか(爆笑) うん、でも可愛い事には変わりないですねvv > ゼルガディスさんは。唇を噛みしめて、視線をそらし。 >「見ず知らずの合成獣の、見た目は女に……追いかけられてるんだ!」 >「……はぁ?」 > 思わず脱力して。 >「えっと。ゼルガディスさんは、全く面識のない、キメラの女性かっこ見た目に、追いかけられて、どきどきしまくっていたところに。 > 僕が来たと?」 > 無言でうなずく。 >「解るか!? 顔が魚だったり、手足がネコだったり犬だったり!」 > めづらしく錯乱するゼルガディスさんを、なだめつつ。 > ……まぁ、怖いかも知れないですね。それは。 はい、怖いですv ってか、良かったねーvゼルさんもてもてでvv(←ずれてる) >「何匹も、いっぱいいるんだぞ! ゼロス!」 (想像中)…そ、そりはかなり…; >「ぼ、僕は魔族ですから……耐えられるかも知れないですね」 >「っつ!」 > びくんっ! とゼルガディスさんが怯えたような表情を一瞬して。 > 恐る恐る、首だけ後ろを振り向かせ。 >「来たぁぁぁあああああ! ゼロスっ!」 > 感情にまかせて僕に抱きつく! にゃーーーっっvvv(////////) >「うぇえええええっ!?」 > 焦った僕の、ゼルガディスさんの背中ごしに。 >「空間移動しろっ! 早く!」 焦ってます焦ってますv >『きゃ〜やっぱりゼルさまよぉぉ〜〜んvvvvvv』 > 声をハモらせ、ハートを飛ばしまくり、街道に植えられた木々をなぎ倒しまくりながら、集団で走ってくるキメラの皆様! 自然は大切にしましょう!じゃなくて、怖いです; >「うあっ!」 > 予想以上に怖い。コレは。ゼルガディスさんの話よりエグい! >それにスピードも並みのキメラ以上! > お見せできないのが残念で仕方ありません! いえ、その様子は見えなくてちょっと嬉しかったりします; >「早くしろぉっ!」 > もはや半泣きのゼルガディスさんを抱えて、僕は。 半泣き…見たいです! それにしても災難ですね(爆笑) >「わわわわわ、解りました! よく掴まっててくださいね!」 > 空間移動を始めたのであった。 > ああ。こんなはずではっ! >============================= >薬は。一体どこで使うんでしょうねv うにゅ。どこでしょう?(←予想がつかない) ゼルさんの災難っぷりに大爆笑しましたvv それにしてもゼルさん、動作が可愛いですvv よっぽどキメラの方々が怖かったんですね; 続きを、楽しみにしています! |
14788 | 乙女チックしましょ。 (最終回) | 無限 劉人 | 2003/7/30 21:41:19 |
記事番号14754へのコメント ゼロ)なんなんです!? このタイトル。 無限)これ最初に出てきて、このタイトルのインパクトの強すぎで…… これ以外に思いつかんかった! マジですまん! ゼル)ったく。ダメ作者。 無限)ゼルっちのその言葉。辛いわぁ。 ゼロゼル)だったらもっとシャキッと考えろ! 無限死亡。探さないでください。(は?) ================================= 「た、助かったか?」 「た、多分」 二人できょろきょろ辺りを見回す。 「森。ですね」 「そのようだな」 ゼルガディスさんを抱く腕に、力を込める。 どこ。 「くくくくく……ゼルガディスさん……しどい……」 「何時まで抱きついてるんだ」 腹部にディスファ・ランク。これは。とっても、痛い。 「あ〜ん。見失っちゃったぁぁん」 「ゼルさまを持ってったあいつ」 「魔族でしょ? 空間移動を使えるのは、キメラか魔族」 「キメラだと思うけど……あのおかっぱはいただけないわねぇ〜」 『そうよねぇ〜』 「ぎゃっ!?」 反射で抱きついてくるゼルガディスさん。 「んぶぅっ!」 その幸せをかみ締める間もなく、鼻をゼルガディスさんの宝石護符にぶつけて呻く僕。 ――ですが。僕は見た! 緑の森に、ひっそりとたたずむ。迷彩色のテントを! 多分。あの女性のキメラのみなさんのテントでしょう。 『どうしてこんな所にでたんだ!』 と、僕をみつめるゼルガディスさんの涙目が語っている。 「……あの方たちは、貴方を狙っているんですよね?」 こくこくうなずくゼルガディスさん。 カワイイv なんて言っても、今だったら平気じゃないでしょうかね? 言いませんけど。 「これ。飲んでみません?」 「?……なんだコレは……あらか様に不気味なんだがっ!」 ぶんぶか左右に首を振って嫌がるゼルガディスさん。 「これを飲めば。この場を抜け出す事は十分……いえ。十二分可能です」 差し出したのは、アメリアさんと作ったあの薬! 「ちょっとぉ。今声しなかったぁ?」 「いやだ。私もう化粧落としちゃったわよ」 「スッピンを見られるなんて、乙女の一生のハジよ。あなたは待ってなさいよ」 「そうね。私たちで見てくるわ」 「えぇ? 虫除けスプレーしたぁ? 刺されちゃうわよ」 「そうね。でも少しなら大丈夫でしょ。行って来るわね」 「!!!!!!」 半分混乱気味になりながら、ゼルガディスさんは一粒薬を口に押し込む! 以外に。思い切りがいい。 ――今度からこの手を利用させていただきましょう。 「んくっ!?」 びくん、と体がひきつるゼルガディスさん。 「なにか身体に変化は?」 「熱い……」 「そうですかv」 効くんですね。即効性でしょうか? あ。味とか聞く……暇はないですね。 「ぜろす……これは?」 見上げる顔は、ほんのり赤く染まっている。 「それは、秘密ですv」 「んぁ……はぁ……」 ゼルガディスさんが、僕に身体をあずけた次の瞬間。 『きゃぁぁぁぁぁぁぁあああ〜ん!!!』 キメラの女性(?)の方々が! こちらを見て、目をハートにしている。 「んん!?」 そのなかの一人(?)が、記憶宝玉メモリーオーブをかざす。 「ぱぁぱらーっち!!!」 「着けていたかいがありましてよ!」 「早く! あなたも来て!」 「乙女の楽しみっちゃ〜これですわよ! 萌え〜vv」 「アメリんぶぅっ!」 言いかけた一人の口を、急いで塞ぐもう一人。 「そぉいうことですか……アメリアさん。ですか」 ぎくんっ! と明らかに動揺しているキメラの方々。 「あの本を手に入れられて、僕に会うまで……そんなタイミングよすぎる話なんてありませんからねぇ。そのメモリーオーブだって」 にっこりと、僕は笑ってみせる。 「タイムラグ。本を手に入れてからの、計画だったんですね」 「ぅぅぅっ!」 露骨に顔を歪ませる。 「意外と策士なんですねぇ。見直しましたよv アメリアさん。 まぁ。僕もゼルガディスさんとイチャイチャできますから……」 よしとしましょう、と呟いて。 「アメリアさんとのお約束。果たしますので、ちゃんと撮ってくださいね」 「?」 僕はゼルガディスさんの顎をすくいあげる。 「んぅっ!?」 一瞬だけ、唇に触れて、お終い。 ぺろり、と唇を舐めて。 「ごちそうさま」 と呟いた。 ――この後。早くも正気に戻ったゼルガディスさんが、僕とキメラさんたちを散々追い掛け回したのは。 言うまでもないでしょう。にしても、舌くらい入れとけば……やっぱりちょっと惜しかったですね。 「えへへvvv ゼルガディスさんってば、きゃわぅいv」 一人。メモリーオーブを見てにやつくアメリア。 全ては。終わった。 多数の不幸と、一人と一匹の幸せを残して。 もう。あの薬をゼロスは使おうとしなかった。 本人いわく。 「本気にさせるんだったら、アレを使うのはヒキョウですからね。 ラブラブになったら……たっぷり使わせていただきますけどv」 ================================================== オワリです! 甘ったるい(?)んでしょうか? それでは祭さん! ありがとうございました! |
14789 | ありがとうございましたぁvv | 祭 蛍詩 | 2003/7/30 23:23:10 |
記事番号14788へのコメント こんにちは、祭です! にゃは〜v甘甘vv はっ、やばい、顔ゆるみまくってる; アメリアちゃん、めちゃくちゃおもしろすぎです! そうか、それが目的だったんですねv ―と、いうわけでレスさせていただきます! >ゼロ)なんなんです!? このタイトル。 >無限)これ最初に出てきて、このタイトルのインパクトの強すぎで…… > これ以外に思いつかんかった! マジですまん! >ゼル)ったく。ダメ作者。 >無限)ゼルっちのその言葉。辛いわぁ。 >ゼロゼル)だったらもっとシャキッと考えろ! > 無限死亡。探さないでください。(は?) え?え?探さないでくださいって;; まず、タイトルで笑わせていただきましたv 乙女チックvv >================================= >「た、助かったか?」 >「た、多分」 > 二人できょろきょろ辺りを見回す。 >「森。ですね」 >「そのようだな」 > ゼルガディスさんを抱く腕に、力を込める。 > どこ。 >「くくくくく……ゼルガディスさん……しどい……」 >「何時まで抱きついてるんだ」 > 腹部にディスファ・ランク。これは。とっても、痛い。 それは痛そうです; >「あ〜ん。見失っちゃったぁぁん」 >「ゼルさまを持ってったあいつ」 >「魔族でしょ? 空間移動を使えるのは、キメラか魔族」 >「キメラだと思うけど……あのおかっぱはいただけないわねぇ〜」 >『そうよねぇ〜』 あははははは! おかっぱきらわれてます(笑) >「ぎゃっ!?」 > 反射で抱きついてくるゼルガディスさん。 可愛いvv でも、よっぽどキメラの皆様が怖かったんですね; >「んぶぅっ!」 > その幸せをかみ締める間もなく、鼻をゼルガディスさんの宝石護符にぶつけて呻く僕。 役得vvとか思ったらやっぱりちょっとかわいそうなゼロス君; 悲鳴が…(爆笑) > ――ですが。僕は見た! > 緑の森に、ひっそりとたたずむ。迷彩色のテントを! > 多分。あの女性のキメラのみなさんのテントでしょう。 >『どうしてこんな所にでたんだ!』 > と、僕をみつめるゼルガディスさんの涙目が語っている。 涙目っ!!見たい!可愛い!! >「……あの方たちは、貴方を狙っているんですよね?」 > こくこくうなずくゼルガディスさん。 > カワイイv なんて言っても、今だったら平気じゃないでしょうかね? > 言いませんけど。 たぶん言ったら殴られます;でも可愛いですよぅvv >「これ。飲んでみません?」 >「?……なんだコレは……あらか様に不気味なんだがっ!」 > ぶんぶか左右に首を振って嫌がるゼルガディスさん。 >「これを飲めば。この場を抜け出す事は十分……いえ。十二分可能です」 > 差し出したのは、アメリアさんと作ったあの薬! ゼルさん一生のピー――ンチ!! >「ちょっとぉ。今声しなかったぁ?」 >「いやだ。私もう化粧落としちゃったわよ」 >「スッピンを見られるなんて、乙女の一生のハジよ。あなたは待ってなさいよ」 化粧…しててもゼルさんにあれだけ怖がられるんですねv >「そうね。私たちで見てくるわ」 >「えぇ? 虫除けスプレーしたぁ? 刺されちゃうわよ」 >「そうね。でも少しなら大丈夫でしょ。行って来るわね」 実に女の子らしい会話vでもえぐいキメラvv(←何が言いたい) >「!!!!!!」 > 半分混乱気味になりながら、ゼルガディスさんは一粒薬を口に押し込む! > 以外に。思い切りがいい。 > ――今度からこの手を利用させていただきましょう。 してくださいvどんどんしてくださいvv >「んくっ!?」 > びくん、と体がひきつるゼルガディスさん。 >「なにか身体に変化は?」 >「熱い……」 >「そうですかv」 > 効くんですね。即効性でしょうか? あ。味とか聞く……暇はないですね。 味……;; >「ぜろす……これは?」 > 見上げる顔は、ほんのり赤く染まっている。 かっ、可愛すぎですvvv 〉「それは、秘密ですv」 >「んぁ……はぁ……」 > ゼルガディスさんが、僕に身体をあずけた次の瞬間。 >『きゃぁぁぁぁぁぁぁあああ〜ん!!!』 > キメラの女性(?)の方々が! こちらを見て、目をハートにしている。 私も見たいで(がぶり)最後の1文字位言わせてくださいよ、猫; >「んん!?」 > そのなかの一人(?)が、記憶宝玉メモリーオーブをかざす。 >「ぱぁぱらーっち!!!」 (爆笑) 誰ですかこれ言った人ー!! >「着けていたかいがありましてよ!」 >「早く! あなたも来て!」 >「乙女の楽しみっちゃ〜これですわよ! 萌え〜vv」 >「アメリんぶぅっ!」 > 言いかけた一人の口を、急いで塞ぐもう一人。 アメリアちゃん?! >「そぉいうことですか……アメリアさん。ですか」 > ぎくんっ! と明らかに動揺しているキメラの方々。 >「あの本を手に入れられて、僕に会うまで……そんなタイミングよすぎる話なんてありませんからねぇ。そのメモリーオーブだって」 > にっこりと、僕は笑ってみせる。 用意周到なアメリアちゃん(笑) >「タイムラグ。本を手に入れてからの、計画だったんですね」 >「ぅぅぅっ!」 > 露骨に顔を歪ませる。 すごいっ! そういう計画がっ!! >「意外と策士なんですねぇ。見直しましたよv アメリアさん。 > まぁ。僕もゼルガディスさんとイチャイチャできますから……」 > よしとしましょう、と呟いて。 こんなことで見なおされても…(笑) でもゼロス君、それでよしとするんですねっvv >「アメリアさんとのお約束。果たしますので、ちゃんと撮ってくださいね」 >「?」 > 僕はゼルガディスさんの顎をすくいあげる。 >「んぅっ!?」 > 一瞬だけ、唇に触れて、お終い。 > ぺろり、と唇を舐めて。 >「ごちそうさま」 > と呟いた。 ふぎゃーーーっっvvv(//////) > ――この後。早くも正気に戻ったゼルガディスさんが、僕とキメラさんたちを散々追い掛け回したのは。 > 言うまでもないでしょう。にしても、舌くらい入れとけば……やっぱりちょっと惜しかったですね。 惜しかったですねぇvv ゼルさん…やっぱり追い掛け回したんですねvえぐさにも負けずにvv > >「えへへvvv ゼルガディスさんってば、きゃわぅいv」 > 一人。メモリーオーブを見てにやつくアメリア。 良かったですねーアメリアちゃんvv >全ては。終わった。 > 多数の不幸と、一人と一匹の幸せを残して。 すみません、なんかすっごく笑えましたvvこのしめv > もう。あの薬をゼロスは使おうとしなかった。 > 本人いわく。 >「本気にさせるんだったら、アレを使うのはヒキョウですからね。 > ラブラブになったら……たっぷり使わせていただきますけどv」 がんがん使っちゃって下さいねvv それにしても、ラブラブになれることはあるんでしょうか。 >================================================== >オワリです! 甘ったるい(?)んでしょうか? 甘かったですvvごちそうさまですvvv(←違うから) めちゃくちゃ楽しかったですvv ありがとうございましたvv あの、それで、書いてくださったお礼に、なにかリクエストなんぞをお受けしたいな、なんて迷惑千万なことを思ったのですが………近いうち、合宿に行かなければならないので、1週間ばかり遅れまくります;; すみません;; で、それでもよろしかったらリクエストお願いします。 パソコン振り回して躍るほど喜びますので; CP有りでも無しでも、BLでもOKなんですが、TRYをよく知らなかったりするため、ヴァルガーヴさん、フィリアさん、ついでにルークさん、ミリーナさんはうまく書けないかも、です; 超駄文になっちゃうと思いますが、もしよろしければリクエストしてやって下さい;; では、本当にありがとうございました!! |
14802 | まじで!? | 無限 劉人 | 2003/8/2 15:35:50 |
記事番号14789へのコメント こんにちは。レスするのが遅れまくりました。 > めちゃくちゃ楽しかったですvv ありがとうございましたv いえいえ。私こそ最後まで付き合っていただいてありがとうございました。 > あの、それで、書いてくださったお礼に、なにかリクエストなんぞをお受けしたいな、なんて迷惑千万なことを思ったのですが……… そ、そんなっ!おいしすぎふっ! 近いうち、合宿に行かなければならないので、1週間ばかり遅れまくります;; すみません;; 合宿か……うちもあるなぁ。 > で、それでもよろしかったらリクエストお願いします。 パソコン振り回して躍るほど喜びますので; 私も喜んでます。 > CP有りでも無しでも、BLでもOKなんですが、TRYをよく知らなかったりするため、ヴァルガーヴさん、フィリアさん、ついでにルークさん、ミリーナさんはうまく書けないかも、です; ルクミリはあんまし書けないなぁ・・・・・・。 > 超駄文になっちゃうと思いますが、もしよろしければリクエストしてやって下さい;; します。 > では、本当にありがとうございました!! 本当に、こちらこそありがとうございました!! リクエスト ふ。私はゼロゼルの駄文作家ですからV ゼロゼルでお願いします。 |
14827 | 承知しましたv | 祭 蛍詩 | 2003/8/6 19:28:38 |
記事番号14802へのコメント 合宿から無事帰ってきました! 3泊4日で睡眠時間6時間30分というやばい状況でした; 最後の日の記憶がないのが気がかりです; ……どうやって吹いてたんでしょう…??(おいおい) ゼロゼルですねvv了解しましたv 精一杯頑張らせていただきます! ……それでも駄文になっちゃうでしょうけど。(ぐすん) では、近いうちに書かせていただきたいと思います!! ありがとうございました! |