◆−シアワセ・前編−白川  萌黄(3/24-21:25)No.1473
 ┗Re:シアワセ・前編−ももへい(3/26-00:51)No.1484
  ┗ありがとうございますゥゥッ!!−白川  萌黄(3/26-13:12)No.1486


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1473シアワセ・前編白川 萌黄 E-mail 3/24-21:25


久しぶりの投稿で、初のゼルアメです。
ギャグですので、そこらへんよろしくお願いします。


「アメリア、付き合って欲しい」
「えッ!?」
ゼルガディスにそう言われて、アメリアはぱッと目を輝かせた。
「ああああああの、わ、私なんかでいいんですかッ!?」、
「い、嫌なら別に・・・・・・」
「いいえッ!」
アメリアはブンっブンっと頭を強く横に振った。
(神様ありがとうございます!ああ、こんな日が訪れるだなんて!)
アメリアはひしッと自分の体を思いっきり抱き締めて喜んだ。
が、現実はそう●カントのように、甘く、それでいて低カロリーな物ではないのだった。
「じゃあ早速行くか」
「は?どこに?」
「薬草取り。付き合ってくれるんだろう?」
「え?付き合うって、その付き合うですか・・・・・・?」
「古い文献で、この辺りに珍しい薬草が生えているという事がわかったんだ。リナに教えると根こそぎ取られてしまうからな」
「た、確かに・・・・・・」
「一人ではこの広い森の中、なかなか探しきれそうにもないんでな、アメリアがいてくれると助かる」
ふッと微笑みかけるゼルガディスに、アメリアは思わずじ〜〜んとした。
(ゼルガディスさんが・・・・・・私を必要としてくれている!!)
アメリアにとっては、これは偉大で巨大な一歩である。
(これでその薬草を見つけられれば・・・・・・)
アメリアの妄想が膨らむ。

『はい、ゼルガディスさん。お探しの薬草です♪』
『ありがとうアメリア!やはり俺のパートナーはお前しかいない!』
『そ、そんな、一生のパートナーだなんて(←言ってナイ)・・・・・・私・・・・・・』
『アメリア、俺達は今日この森の中で結ばれるんだ・・・・・・』
『あ、ゼルガディスさんッ!ダメっ!!』
 
「きゃ〜〜〜〜〜っなんちゃってなんちゃって!!もうダメですって〜〜〜!!」
「・・・・・・何がダメなんだ?」
ゼルガディスの声に、アメリアははッと我に返った。
「い、いえッ、なんでもありません!ヲホホホホホ!!」
「そうか・・・・・・?」
「はい!じゃあ早速その森に行きましょう!」
アメリアはゼルガディスの腕を引っ張り、ドタドタと部屋を出ていった。
「ふッふッふッふゥ〜」
そして、そんな二人を影から見つめる、二つの怪しげな人影があった。
「なんか面白そうなコトになってきたじゃなァい?」
「その薬草って食べれるのか?俺朝食食べてなくって」
リナとガウリィである。
「んなことあたしが知るワケないでしょ!?で・もォ、珍しいってくらいだから、絶対お金になるわよね♪」
リナはそう言って、にやりと不気味に笑った。
 
「さ、ゼルガディスさん、その草の特徴教えて下さい」
「ん?ああ」
例の森に入ってから、ゼルガディスはぬッとドコからかぶ厚い本を取り出した。
「これだ」
パラパラとページを捲り、ゼルガディスは一つの草の絵を指差した。
『モトニモドレ〜ル草。この草を煎じて飲めば、どんなに強固な魔法にかかっても、必ず解けるといわれている』
(ああ、成る程)
絵の下にあった説明書きを読んで、アメリアは何故ゼルガディスがこの草を探し出そうとしているのかがわかった。
この薬草なら、、自分の体が元に戻れるかもしれないと考えているのだ。ゼルガディスは。
(“いわれている”ってコトは、本当はどーなんだか分からないわけよね)
アメリアはちらりとゼルガディスの顔を見た。
「完全に信じているわけじゃないんだが、一応、な」
そう言うゼルガディスの目は、言葉とは裏腹に、期待と興奮でいっぱいに見えた。
「じゃあアメリアはあっちを頼む。俺はこっちを探してみるから」
「え!?一緒に行動しないんですか?」
「同じ所を二人で探してもしょうがないだろ?じゃ」
「あ、ゼルガディスさァァん・・・・・・」
ポツンと一人取り残されるアメリア。
「でも・・・・・・ゼルガディスさんの役に立てるなら・・・・・・」
アメリアはきッと顔を上げ、
「よォォォッしッ!ガンバって探すぞ〜〜〜〜!!」
と、俄然張り切るのであった。
 
「はッはァ、そーゆーワケかァ」
リナはガサッと草むらから顔を出した。
「何がそーゆーワケなんだ?」
その横から、ガウリィも顔を出す。
「確かに、ソレなら高く売れそうね。よし、アンタはアメリアを見てなさい。あたしはゼルの方を見張るから。んで〜、ゼルかアメリアが見つけたトコロをあたしが横取りしてェ、えへえへえへへ」
「リナ、ヨダレが垂れてるぞ」
「とにかく、そゆワケだから、アメリアは頼んだわっ!」
「お、おいちょっと、さっきからそーゆーワケってなんなんだよ〜〜〜〜!!」
ガウリィの叫びも虚しく、リナはさっさとゼルガディスを追いかけて行ってしまった。
「・・・・・・・・・」
はあ、とため息をつき、ガウリィは仕方な〜くアメリアの方に視線を向けた。
「絶対ゼルガディスさんの為に見つけてやるぞォ♪」
果たしてゼルガディスとアメリアは薬草を見つける事ができるのか!?
TO BE CONTINUED.

☆☆☆

本当に久しぶりに投稿です。にも関らず、相変わらずの文章でスミマセンです。
ゼルアメは、好きなんですけど書いた事がなかったです。ので、これが初めてのゼルアメ小説です、ハイ。
一応ギャグのつもりですので、楽しんでもらえると光栄です。
でもちゃんと『ゼルアメ』にするつもりなので、期待・・・・・・はちょっとだけしておいて下さい。

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1484Re:シアワセ・前編ももへい E-mail URL3/26-00:51
記事番号1473へのコメント

わーいゼルアメだ。ギャク!最後はゼルアメ!
いいです、面白そう。続きがよみたいな。

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1486ありがとうございますゥゥッ!!白川 萌黄 E-mail 3/26-13:12
記事番号1484へのコメント

ももへい様、こんなワケのワカラン小説を読んでいただき、誠にありがとうございます。もうj感謝感謝です。

>わーいゼルアメだ。ギャク!最後はゼルアメ!
>いいです、面白そう。続きがよみたいな。
できるだけ早く入れられるよう、努力します。
次はまた更に読みにくくなりそうですけどね(^^;;;;;;