◆−五大魔族と五人の部下達in神魔戦争−遙 琥珀 (2003/8/17 18:26:47) No.14923
 ┣第九十一話:信頼か、裏切りか…−遙 琥珀 (2003/8/17 18:28:28) No.14924
 ┃┗Re:第九十一話:信頼か、裏切りか…−びたちょこ (2003/9/6 19:27:22) No.15028
 ┃ ┗うわお(汗)−遙 琥珀 (2003/9/6 19:43:51) No.15030
 ┣第九十二話:神界純情恋愛模様 玲奈に非情の間違いだろと突っ込まれたがこのまま逝く−遙 琥珀 (2003/9/6 19:40:43) No.15029
 ┃┗Re:第九十二話:神界純情恋愛模様 玲奈に非情の間違いだろと突っ込まれたがこのまま逝く−びたちょこ (2003/9/6 23:52:39) No.15033
 ┃ ┗自分で書いといてなんだけどタイトル長ッ。−遙 琥珀 (2003/9/8 15:17:29) No.15038
 ┣第九十三話:愛吟詩歌−遙 琥珀 (2003/9/8 15:19:49) No.15039
 ┃┣Re:第九十三話:愛吟詩歌−びたちょこ (2003/9/8 18:56:40) No.15043
 ┃┃┗うう…お世話になるねぇ(アンタはいくつ)−遙 琥珀 (2003/9/11 17:52:39) No.15077
 ┃┗Re:第九十三話:愛吟詩歌−闇竜翔 (2003/9/10 21:01:15) No.15072
 ┃ ┗おひさ。−遙 琥珀 (2003/9/11 18:37:31) No.15078
 ┣第九十四話:『光牙』(と書いて『レイ』と読む)の呪文詠唱募集(本気)−遙 琥珀 (2003/9/10 20:23:13) No.15071
 ┃┣Re:第九十四話:『光牙』(と書いて『レイ』と読む)の呪文詠唱募集(本気)−闇竜翔 (2003/9/10 21:40:22) No.15073
 ┃┃┗うわぁ、有り難う御座います♪−遙 琥珀 (2003/9/11 18:44:58) No.15079
 ┃┗Re:第九十四話:『光牙』(と書いて『レイ』と読む)の呪文詠唱募集(本気)−びたちょこ (2003/9/10 22:57:15) No.15074
 ┃ ┗うわぁ、こっちもいいなぁ。よし、翔さんのと足しちゃえ(ヲイ)−遙 琥珀 (2003/9/11 18:52:33) No.15080
 ┗第九十五話:ブラッディ・マリー−遙 琥珀 (2003/9/11 18:54:17) No.15081
  ┣Re:第九十五話:ブラッディ・マリー−びたちょこ改め青月 彼方  (2003/9/11 22:43:17) No.15085
  ┗呪いなのか……−凰月 麗 (2003/9/14 01:17:23) No.15101


トップに戻る
14923五大魔族と五人の部下達in神魔戦争遙 琥珀 E-mail 2003/8/17 18:26:47


遅れてゴメンナサイ。
じゃ、早速行くですよ。

…次、何話だっけ?(コラ)

トップに戻る
14924第九十一話:信頼か、裏切りか…遙 琥珀 E-mail 2003/8/17 18:28:28
記事番号14923へのコメント

「…っあー。死ぬかと思った。」
フィアナは、空間に開いた穴から這い出した。
「ん。ごめん。ありがとう。」
誠意のない謝り方をするフィブリゾ。
フィアナは、それを気にもせず…ハンカチでこしこし額の汗を拭う。
「ガイアは大丈夫。
 干渉できなくなったみたいだけど…波動が遠のいていく様なカンジがしたから…無事に逃げたみたいだよん」
精神世界に入れないフィブリゾが、フィアナに、精神世界の様子を見てくれる様に頼んだのである。
「そう…よかった」
「なんか…精神世界もいつもと雰囲気が違ったな。
 空気が…なんか、ねっとりと絡み付いてくる様な感じがした」
その、ねっとりとした空気を振り落とそうとする様に、ぷるぷる首を振るフィアナ。
「ライアは?」
「追わないだろう…
 冥王神官一人追うよりこっちの壊滅を優先するだろうし…」
フィアナは言ってから…一瞬黙り、フィブリゾを見た。
久々に暗い顔で考え込んでいる様子である。
「………」
フィアナは、口を開き―――何も言わず、再び口を閉じた。
「さて…どっかケガしたヤツは?」
他の者に向き直り、呼びかける。
数人が手を挙げ…フィアナは、彼等の元に歩いていった。
フィブリゾは、顔を上げ…ふぅ、と、小さく溜息を付いた。
「さて…僕は、どうしたものかなぁ…」
誰にともなく訊くが…答えが返ってくるはずもなく。
虚しい沈黙が行き過ぎる。
「…………」
はぁぁぁぁ。
深く溜息を付く。


―――――――――――――――――ふぃあなヲ、信用ナサラヌ様ニ―――――――――――――――――


この言葉を言ったのが、ガイアでなかったら。
他の誰かだったら…フィブリゾは、この言葉を笑い飛ばしただろう。

しかし…これを言ったのがガイアだったからこそ…フィブリゾは、迷っていた。
ガイアは…協調性やら何やら、色々と問題もある娘だったが…その判断が間違っていたことは、過去一回として無かったのである。
……無論、それは、『今まで』の話。
『今まで間違いが無かった』からと言って、『これからも完璧』とは限らない。
過去のデータに頼りすぎるのは身の破滅を招く。
しかし……
もし、本当だったら?
『あ、ごめん』では済まないのである。


―――――――――――――――――ああ…厄介な置き土産を遺してくれたよ…あの子―――――――――――――――――


フィブリゾは、頭を抱えた。
どうしたらいいのやら、全く以て見当が付かなかったのである。
ガイアの言葉を、信じないのも信じすぎるのも危険である。
フィアナは、いつの間にか自分達に溶け込んでいる。
最初こそ不快感を憶えた『神界のニオイ』も、今ではほとんど気にならない。
今でこそ『仮所属』だが…
正式に彼女を冥王軍に所属させることを提案して、拒む者はもう恐らく誰もいるまい。…ガイアを除けば
いや…むしろ、今まで正式所属させてなかったことについて非難を受けるかも知れない。


―――――――――――――――――手っ取り早くフィアナに訊こうか?―――――――――――――――――


ふっ、と、笑う彼。


―――――――――――――――――どうするだろうね。あの子は。
                          笑う?驚く?怒る?―――――――――――――――――


フィブリゾは、考え……
そして、その考えを撤回した。


―――――――――――――――――そうだね。…そうだね。
                        きっと、キミは…平気な顔を崩しやしないよね―――――――――――――――――


はぁ、と溜息を付き…
ふと、横を見た。
怪我人の治療を終えたフィアナが、こちらに歩み寄ってきた。
「みんな大したこと無い。
 掠った程度みたい」
よかったな、と言いたげににこにこ笑う。
「うん」
表面ばかりの微笑みで返すフィブリゾ。
「ライアは?来ないね」
「見せ場作りに余念が無いんだろう」
ふっ、と冷たい笑みを浮かべる。
「………………」
「……な……何?気色悪いな」
じーっ、とフィアナを見詰めるフィブリゾ。
彼から離れるフィアナ。
「んー。なんでもないよっ」
口調とは裏腹に、苛立たしげな声で言う。
「…………………」
「どうした?体調悪いか?」
急に黙り込むフィブリゾ。
フィアナは、彼の顔を覗き込み、心配そうに声を掛けた。


―――――――――――――――――そんな瞳で見ないで欲しい。
                        余計わかんなくなるじゃないか―――――――――――――――――


フィアナの視線に、心の奥まで見透かされる。
淡い碧の輝きが、心に映り、耐えられなくなる。

「……フィアナ」
「ん?」
「キミは、『トモダチ』を疑う、僕のこと、軽蔑するかな?」
フィアナは、確かに、表情を崩さなかった。
じぃっ、と、フィブリゾを見て……

ぷっ。

ぷわはははははははははははっ!!

「なんで笑うのッ!?ちょっとそこっ!腹抱えて笑うなっ!」
地面に転がるフィアナ。
お腹を押さえて笑い転げていたりする。
「…あー…お腹痛い…」
目に涙さえ溜めて、起き上がるフィアナ。
「いや…クサい台詞だな…と…」
「ほっといてよねっ!他に言い様無かったんだもん!僕の所為じゃナイからね!」
顔を真っ赤にして、ぷぅ、と頬を膨らませるフィブリゾ。
「やぁ、ごめんごめん」
フィアナの顔には、穏やかな笑みが浮かんでいた。
「トモダチって、私かな?」
「ん」
ぷいっ、とフィアナに背を向けながらも…頷く彼。
フィアナは、苦笑し…ぽん、とフィブリゾの肩を叩いた。
「いやいや。私のことは信用しない方がいいと思うぞっ?」
「は?」
「黙っておやつとか盗み食いするし、机の上に日記とかあったら見ちゃうぞっ」

ぶっ。

思わず吹き出すフィブリゾ。
まさかそんな低レベルな次元を持ち出してこられるとは思わなかったのだろう。
くくっ…と、笑いを堪えつつ…フィブリゾは、単語を二つ並べた。
「…フィアナ…バカ…」
「あっ!折角マジメに答えたのに!失礼しちゃうぞっ!」

あはははははははははははははははははははは。

笑い転げる二人。
フィブリゾの心から、疑心暗鬼は、キレイに消えていたのだった。


















言い訳あんど言い逃れ。



まぁっ!こんな二キャラしか出てない様なエピソードで一話も使うなんてなんて女なのッ!
……と、書き上げた瞬間思いましたが…まぁよしとします。
あぁ。本気で展開遅いぞ。俺。
まぁいいです。展開遅い分、細かく話を練り上げて行こうと思います。どうかご容赦を。

最近、フィアナのキャラがようやくつかめた様な気がします。(やっとかよ)
ライアナは解りやすいのにね。スキです。あーゆう解りやすい子。

それでは、また次回!しーゆあげいん!



                                              膜。(字が違う)

トップに戻る
15028Re:第九十一話:信頼か、裏切りか…びたちょこ 2003/9/6 19:27:22
記事番号14924へのコメント

こんばんは。小説2に出現したりしているびたちょこともおします。
あなたさまの小説を拝見させていただきました。
とってもよかったです。残酷さのなかにも感動があります。
設定の細かさがすばらしいです。
これだけ長編なのにたらだらしていないですし。
これからの展開が楽しみです。
それと・・それと・・・・オルエン様ぁぁぁぁぁ。
あぁかっこいい・・・・そして悲しすぎます・・・。
なんかまとまりのない文章になってしまいましたね。すみません。
でわがんばってください。

トップに戻る
15030うわお(汗)遙 琥珀 E-mail 2003/9/6 19:43:51
記事番号15028へのコメント


>こんばんは。小説2に出現したりしているびたちょこともおします。
こんばんは。
遙 琥珀…ハルカ コハクと申します。
>あなたさまの小説を拝見させていただきました。
ありがとうございます♪
こんなしょうもないもの読んで頂けて幸せです♪
>とってもよかったです。残酷さのなかにも感動があります。
うわぁ(汗)
>設定の細かさがすばらしいです。
無駄に細かいです(苦笑)
>これだけ長編なのにたらだらしていないですし。
>これからの展開が楽しみです。
わぁ。
ありがとうです。
貴方の為にも頑張ります♪
>それと・・それと・・・・オルエン様ぁぁぁぁぁ。
>あぁかっこいい・・・・そして悲しすぎます・・・。
んー。
最初から決まってた事とは言え…ね。
>なんかまとまりのない文章になってしまいましたね。すみません。
>でわがんばってください。
はい。
頑張ります。
レス、有り難う御座いました。それでは。

トップに戻る
15029第九十二話:神界純情恋愛模様 玲奈に非情の間違いだろと突っ込まれたがこのまま逝く遙 琥珀 E-mail 2003/9/6 19:40:43
記事番号14923へのコメント

「……私……神界に帰るかも知れない」
…ぽつり…と、フィアナは呟いた。
フィブリゾは、何も言わなかった。
「…アークロンドがさ。アイツ、竜神様のお気に入りだから。
 竜神様に掛け合って、なんとか不問にして貰う…って言ってるんだ。ライアナも、私も。
 …神界での生活には未練無いんだけど…ライアナには未練ありまくりでさ。ははは。
 …ライアナが神界に戻るのなら、私は付いていてやりたい…
 妹の世話焼きも、少しばかりあほぅな妹を持った姉の役目だと思うからさ」
世間的に見れば、どんなに馬鹿な奴だとしても、どんなに救いようのない奴だとしても…
姉にとって、妹はやはりいつまでも『妹』なのだった。
「…故郷のこともある。
 …やっぱり、ライアに政治は無理だと思うんだよね。
 私も、誰かの上に立つ仕事が向いてるとははっきり言って想えないけど…
 ライアよりはマシだって思うし、いつまでも王不在の国であるよりはいいと思う。社会的に。
 小さい頃から色々勉強してきてるから…大丈夫」
フィブリゾに説明する、と言うよりも、自分に言い聞かせる様な口調で言う。
「…ふ―――――――――――――――――ん?」
面白く無さそうな表情をする冥王。
きろっ、と、金色の瞳を彼女に向ける。
「それがキミの望みなら止めはしない。
 キミがそれでいいなら…ね」
「…先のことはわかんないけど」
あはは、と、笑い声を立てるフィアナ。
……瞳は、ちっとも、笑っていないが。
「…まぁ…今何を言っても仕方がない。
 ライアナが神界に戻って、私が生きていたら、の話だ。
 ライアナが戻らなかったら…私が殺されてしまったら…こんな心配必要ない」
んべ、と舌を出し、明るい声で言う。
「神界で流行ったジョークがあってさ。
 『戦士は物事がどうなろうと心配ない。
  物事が良い方へ良い方へと進めば心配する必要がないし、
  悪い方へ悪い方へと進んでいって死んでしまえば心配することが出来ない』」
「…神族のジョーク…笑えねぇ…」
「だろうね」
フィアナは、よいしょ、と立ち上がる。
「アークロンドと会議でもしよう」
「会議?」
「ライアナ捕獲対策」
動物か何かの様に言われるライアナ。
フィブリゾは、黙って俯く。
「………………」
フィアナは、フィブリゾに背を向けたまま、小声で呟いた。
「ごめんね」



「……すみません、ちょっと時間が掛かってしまいました」
ライアナは、ぱんぱんっ、と手を叩き合わせながら言った。
「ちょっとこの一帯に結界張らせて頂きました。近くに民家がありますので…邪魔されるとイヤですから」
人間の心配ではなく、ゲームの邪魔が入る事への心配らしい。
「御苦労様」
「いえいえ」
からかう様に言うゼラスに、にこぉ、と微笑みを浮かべるライアナ。
それから、ちら、と横目でアークロンドを見る。
「…うあまだいるし。」
「悪かったね。」
ぷぅ、と頬を膨らませて拗ねるアークロンド。
だだをこねる子供のごとし。
ライアナは、露骨にイヤそーな表情を浮かべる。
「カワイコぶってんじゃないですよイイトシした殿方が…
 帰れっつってんでしょうが…他人の忠告には耳を傾けるもんですよぅ」
アンタが言うな。
「うーん。
 でも、今の所物質世界に降りた収穫ゼロなんで。
 ゼールにねちねち嫌味言われるのは避けたいとか希望してみたり」
「嫌味で済んだらいいじゃないですかぁ。
 私があの方に付いてた時なんか減給されましたよぅっ!」
未成年の主張神界サイド大会。
遠い目でそれを眺めつつ…ずずぅ、と渋茶を啜るフィアナ。(←二十歳超えてるので参加できないひと)
「似た者同士なんだよな、実は」
「?」
「思いこんだら止まらない。
 話の内容すれ違ってても気付かない。
 相手の話を聞かず、平気で自己主張し続ける。
 端で聞いてると訳わかんない」
見ると…
ライアナは減給の話を続けているのに対して、アークロンドは帰るの帰らないのという話に戻っている。
話がすれ違いまくっているのだが…全く気にせず、全然別の話をハイテンションで続ける二人。
「…そりゃ…まぁ…なんと迷惑な」
「だから―――早い内に止める」
さささっ、と、アークロンドの背後に廻り――――――――――
がげんっ!
後頭部をレイピアの柄で一撃。
「っ………」
アークロンドは、一瞬白目を剥き…
「…なっにするんですかお姉サン!?」
「ちょっと!なんで貴方が私のお姉様を『お姉さん』て呼ぶんですか!?」
「落ち着けロンド。少し黙れライアナ。」
フィアナは…はぁ…と、今日で何度目になるか解らない溜息を付く。
「気力の無駄はよせ。
 お互い言いたいことだけをまとめてから話せ」
「わかりました!」
アークロンドは、ずいっ、と、ライアナの方に進み出た。
合わせて下がろうとするライアナの肩を、がしっ、と捕まえ、
「僕の妃になって下さい!」
…………………………………………………………………………………………………………………………………………………
…………………………………………………………………………………………………………………………………………………
…………………………………………………………………………………………………………………………………………………
…………………………………………………………………………………………………………………………………………………
…………………………………………………………………………………………………………………………………………………
…………………………………………………………………………………………………………………………………………………
……それは、『言いたいことをまとめる』て言うより、『段取りをすっ飛ばす』と言うんじゃ無いだろうか―――――――――…

フィアナは、なんとなく痛む頭を抑えつつ、そんな事を考えていた。


















言い訳あんど言い逃れ。








突然ですが!
アークロンドの『アーク』は、『箱船』の『Ark』!
ノアの箱船…Noah’s Ark…の、アーク。
いや、名前考えなきゃ…と思い出したのが、ノアの箱船の文献読んでる時だったから(ヲイ)
『ロンド』は…『輪舞』のロンド。いや、一時期ハマって。(コラ)


フィアナは、北欧の方の伝説…『フィアナ伝説』より(まんまやん)
フィアナ騎士団、とかいうのがあったのです。

ライアナは……
作者にも不明(爆)
…うーむ。なんでだろ?
英語で『ライア』と言えば『Liar(うそつき)』…だけど(汗)
……謎。





                                                          幕。

トップに戻る
15033Re:第九十二話:神界純情恋愛模様 玲奈に非情の間違いだろと突っ込まれたがこのまま逝くびたちょこ 2003/9/6 23:52:39
記事番号15029へのコメント

こんばんは、琥珀様レスさせていただきます。
>「…アークロンドがさ。アイツ、竜神様のお気に入りだから。
> 竜神様に掛け合って、なんとか不問にして貰う…って言ってるんだ。ライアナも、私も。
> …神界での生活には未練無いんだけど…ライアナには未練ありまくりでさ。ははは。
> …ライアナが神界に戻るのなら、私は付いていてやりたい…
> 妹の世話焼きも、少しばかりあほぅな妹を持った姉の役目だと思うからさ」
>世間的に見れば、どんなに馬鹿な奴だとしても、どんなに救いようのない奴だとしても…
>姉にとって、妹はやはりいつまでも『妹』なのだった。
フィリアナさんのこういうところがいいです。
>「…故郷のこともある。
> …やっぱり、ライアに政治は無理だと思うんだよね。
> 私も、誰かの上に立つ仕事が向いてるとははっきり言って想えないけど…
> ライアよりはマシだって思うし、いつまでも王不在の国であるよりはいいと思う。社会的に。
> 小さい頃から色々勉強してきてるから…大丈夫」
たしかに・・・おそろしい政治をしそうですね。
>フィブリゾに説明する、と言うよりも、自分に言い聞かせる様な口調で言う。
>「…ふ―――――――――――――――――ん?」
>面白く無さそうな表情をする冥王。
>きろっ、と、金色の瞳を彼女に向ける。
>「それがキミの望みなら止めはしない。
> キミがそれでいいなら…ね」
>「…先のことはわかんないけど」
>あはは、と、笑い声を立てるフィアナ。
>……瞳は、ちっとも、笑っていないが。
>「…まぁ…今何を言っても仕方がない。
> ライアナが神界に戻って、私が生きていたら、の話だ。
> ライアナが戻らなかったら…私が殺されてしまったら…こんな心配必要ない」
死なないでください。
>んべ、と舌を出し、明るい声で言う。
>「神界で流行ったジョークがあってさ。
> 『戦士は物事がどうなろうと心配ない。
>  物事が良い方へ良い方へと進めば心配する必要がないし、
>  悪い方へ悪い方へと進んでいって死んでしまえば心配することが出来ない』」
>「…神族のジョーク…笑えねぇ…」
>「だろうね」
>フィアナは、よいしょ、と立ち上がる。
殺伐としてますね・・・・。
>「アークロンドと会議でもしよう」
>「会議?」
>「ライアナ捕獲対策」
>動物か何かの様に言われるライアナ。
猛獣ですね。たとえれば。
>フィブリゾは、黙って俯く。
>「………………」
>フィアナは、フィブリゾに背を向けたまま、小声で呟いた。
>「ごめんね」
信頼しあえたこそ・・・・
>
>
>「……すみません、ちょっと時間が掛かってしまいました」
>ライアナは、ぱんぱんっ、と手を叩き合わせながら言った。
>「ちょっとこの一帯に結界張らせて頂きました。近くに民家がありますので…邪魔されるとイヤですから」
>人間の心配ではなく、ゲームの邪魔が入る事への心配らしい。
>「御苦労様」
>「いえいえ」
>からかう様に言うゼラスに、にこぉ、と微笑みを浮かべるライアナ。
>それから、ちら、と横目でアークロンドを見る。
>「…うあまだいるし。」
>「悪かったね。」
>ぷぅ、と頬を膨らませて拗ねるアークロンド。
>だだをこねる子供のごとし。
>ライアナは、露骨にイヤそーな表情を浮かべる。
>「カワイコぶってんじゃないですよイイトシした殿方が…
> 帰れっつってんでしょうが…他人の忠告には耳を傾けるもんですよぅ」
>アンタが言うな。
そのとおり。
>「うーん。
> でも、今の所物質世界に降りた収穫ゼロなんで。
> ゼールにねちねち嫌味言われるのは避けたいとか希望してみたり」
>「嫌味で済んだらいいじゃないですかぁ。
> 私があの方に付いてた時なんか減給されましたよぅっ!」
>未成年の主張神界サイド大会。
>遠い目でそれを眺めつつ…ずずぅ、と渋茶を啜るフィアナ。(←二十歳超えてるので参加できないひと)
おおうけ。
>「似た者同士なんだよな、実は」
>「?」
>「思いこんだら止まらない。
> 話の内容すれ違ってても気付かない。
> 相手の話を聞かず、平気で自己主張し続ける。
> 端で聞いてると訳わかんない」
>見ると…
>ライアナは減給の話を続けているのに対して、アークロンドは帰るの帰らないのという話に戻っている。
>話がすれ違いまくっているのだが…全く気にせず、全然別の話をハイテンションで続ける二人。
うーみゅ・・親族って・・・。
>「…そりゃ…まぁ…なんと迷惑な」
>「だから―――早い内に止める」
>さささっ、と、アークロンドの背後に廻り――――――――――
>がげんっ!
>後頭部をレイピアの柄で一撃。
>「っ………」
おねーさまナイス。
>アークロンドは、一瞬白目を剥き…
>「…なっにするんですかお姉サン!?」
>「ちょっと!なんで貴方が私のお姉様を『お姉さん』て呼ぶんですか!?」
>「落ち着けロンド。少し黙れライアナ。」
>フィアナは…はぁ…と、今日で何度目になるか解らない溜息を付く。
なんかほのぼの・・・。
>「気力の無駄はよせ。
> お互い言いたいことだけをまとめてから話せ」
>「わかりました!」
>アークロンドは、ずいっ、と、ライアナの方に進み出た。
>合わせて下がろうとするライアナの肩を、がしっ、と捕まえ、
>「僕の妃になって下さい!」
>…………………………………………………………………………………………………………………………………………………
>…………………………………………………………………………………………………………………………………………………
>…………………………………………………………………………………………………………………………………………………
>…………………………………………………………………………………………………………………………………………………
>…………………………………………………………………………………………………………………………………………………
>…………………………………………………………………………………………………………………………………………………
えぇぇぇぇぇまとめすぎぃぃぃぃ。
>……それは、『言いたいことをまとめる』て言うより、『段取りをすっ飛ばす』と言うんじゃ無いだろうか―――――――――…
>
>フィアナは、なんとなく痛む頭を抑えつつ、そんな事を考えていた。
くっ苦労人。
>言い訳あんど言い逃れ。
>
>
>
>
>
>
>
>
>突然ですが!
>アークロンドの『アーク』は、『箱船』の『Ark』!
>ノアの箱船…Noah’s Ark…の、アーク。
>いや、名前考えなきゃ…と思い出したのが、ノアの箱船の文献読んでる時だったから(ヲイ)
>『ロンド』は…『輪舞』のロンド。いや、一時期ハマって。(コラ)
>
>
>フィアナは、北欧の方の伝説…『フィアナ伝説』より(まんまやん)
>フィアナ騎士団、とかいうのがあったのです。
>
>ライアナは……
>作者にも不明(爆)
へぇ。
>…うーむ。なんでだろ?
>英語で『ライア』と言えば『Liar(うそつき)』…だけど(汗)
>……謎。
へぇへぇ(トリビア風)
>
がんばってください。
>
>
>                                                          幕。

トップに戻る
15038自分で書いといてなんだけどタイトル長ッ。遙 琥珀 E-mail 2003/9/8 15:17:29
記事番号15033へのコメント


>こんばんは、琥珀様レスさせていただきます。
こんにちは。
返させて頂きます。
>> 妹の世話焼きも、少しばかりあほぅな妹を持った姉の役目だと思うからさ」
>>世間的に見れば、どんなに馬鹿な奴だとしても、どんなに救いようのない奴だとしても…
>>姉にとって、妹はやはりいつまでも『妹』なのだった。
>フィリアナさんのこういうところがいいです。
そうですか?
世話焼きキャラ、私も好きです。
>> 小さい頃から色々勉強してきてるから…大丈夫」
>たしかに・・・おそろしい政治をしそうですね。
赤の竜神と張り合うかも。

>> ライアナが戻らなかったら…私が殺されてしまったら…こんな心配必要ない」
>死なないでください。
希望的観測で(コラ)
>>「…神族のジョーク…笑えねぇ…」
>>「だろうね」
>>フィアナは、よいしょ、と立ち上がる。
>殺伐としてますね・・・・。
神族ですから!(ヲイ)
>>「アークロンドと会議でもしよう」
>>「会議?」
>>「ライアナ捕獲対策」
>>動物か何かの様に言われるライアナ。
>猛獣ですね。たとえれば。
ピューマ系希望。
>>フィブリゾは、黙って俯く。
>>「………………」
>>フィアナは、フィブリゾに背を向けたまま、小声で呟いた。
>>「ごめんね」
>信頼しあえたこそ・・・・
トモダチですから…
>>アンタが言うな。
>そのとおり。
よし。同意見獲得。
>>「うーん。
>> でも、今の所物質世界に降りた収穫ゼロなんで。
>> ゼールにねちねち嫌味言われるのは避けたいとか希望してみたり」
>>「嫌味で済んだらいいじゃないですかぁ。
>> 私があの方に付いてた時なんか減給されましたよぅっ!」
>>未成年の主張神界サイド大会。
>>遠い目でそれを眺めつつ…ずずぅ、と渋茶を啜るフィアナ。(←二十歳超えてるので参加できないひと)
>おおうけ。
おしっ!ウケた!
>>話がすれ違いまくっているのだが…全く気にせず、全然別の話をハイテンションで続ける二人。
>うーみゅ・・親族って・・・。
結構自分勝手が多そうです。
>>さささっ、と、アークロンドの背後に廻り――――――――――
>>がげんっ!
>>後頭部をレイピアの柄で一撃。
>>「っ………」
>おねーさまナイス。
口より先に手が出ます♪
>>フィアナは…はぁ…と、今日で何度目になるか解らない溜息を付く。
>なんかほのぼの・・・。
端から見れば。
>>「僕の妃になって下さい!」
>>…………………………………………………………………………………………………………………………………………………
>>…………………………………………………………………………………………………………………………………………………
>えぇぇぇぇぇまとめすぎぃぃぃぃ。
真似しないように♪(するか!)
>>……それは、『言いたいことをまとめる』て言うより、『段取りをすっ飛ばす』と言うんじゃ無いだろうか―――――――――…
>>
>>フィアナは、なんとなく痛む頭を抑えつつ、そんな事を考えていた。
>くっ苦労人。
フィアナですから(謎)
>>作者にも不明(爆)
>へぇ。
そぉなんです。
>>…うーむ。なんでだろ?
>>英語で『ライア』と言えば『Liar(うそつき)』…だけど(汗)
>>……謎。
>へぇへぇ(トリビア風)
を。ワタシも観てます。
>>
>がんばってください。
がんばります。

トップに戻る
15039第九十三話:愛吟詩歌遙 琥珀 E-mail 2003/9/8 15:19:49
記事番号14923へのコメント

「…………」
ライアナは、ぽりぽりと後頭部を掻いた。
そして、困った様に口を開く。
「悪いんですけど、私、アイとかコイとかはっきり言ってまっったく興味無いんですよね…
 ていうか貴方、自分が何言ってるか理解できてますかぁ?妃って…絶対人選誤ってますから。
 …一回くらいなら抱かせてあげてもいいですけど、それ以上の関係期待しないでくれますぅ?」
「抱…」
ぶっ、と吹き出すアークロンド。
「ちょっ…そっ…ラっ…」
何かを言おうとするが…言葉にならない。
そんな彼は放って置いて…平気で言葉を連ねるライアナ。
「これはお姉様にも言ったんですけどぉ、過去のことズルズル引きずられても迷惑なんですよぉ…
 過去は過去だし、今は今、でしょぉ?
 過去の私には貴方が必要だったのかも知れませんけどぉ、今の私には貴方いらないんですよぅ」
超ストレート。
アークロンド硬直。
「貴方のお母様の造った社会で生きていくには、お金がいりましてね。
 他人に言えないお仕事も沢山しましたし、手は血塗れです。
 …こういう道選んだのは私ですし…後悔してませんし、後悔するつもりもありません。
 迷いのない者に、救いは必要ありません。だから、私に貴方はもういりません。以上。
 ……納得いかない、って顔してますね……
 ……なら……」
ライアナは、一旦言葉を切った。
アークロンドの肩に手を掛け、軽く背伸びして…
唇を、重ねた。
…………………………………………………………………………………………………………………………………………………
数秒の間をおいて…唇を離す。
呆然としているアークロンド。
ライアナは、ぐぃ、と袖で唇を拭い…にぃぃ、と、口元を笑みの形に歪めた。
「……満足、しましたか?」
「……!」
ライアナは、ぷいっ、と、彼に背を向ける。
アークロンドは、寂しそうな顔をして……俯いた。
「…あ―――――ッ、手厳しいね―――――――――ッ」
フィアナが、棒読みで言いつつ…ぱちぱちと拍手する。
「お姉様みたいに、誰彼構わずイイカオするのが『優しさ』とは思いませんから…」
静かに言うライアナ。
「耳の痛いことで」
苦笑いするフィアナ。
「心なんてあやふやで信用できませんね。
 なら最初からそんなもの信じない方が、お互いの為でしょう?」
「正論だね。
 納得は出来ないけど」
「誰かを納得させようと思って錬成した理論じゃありませんから。
 私だけ解っていれば充分ですぅ」
「ほほう」
フィアナは…表面ばかりの微笑みを浮かべた。
「………………」
ライアナは…少し表情を陰らせ…
小声、早口で、何かを呟いた。
「?」
くい、と、フィアナの袖を引っ張るフィブリゾ。
「…なんて言ったの?」
「神族語」
フィアナは、ゆっくり…でも、やっぱり魔族達には解らない言葉を紡いだ。
「……I may be wrong,but I can’t change my way」
「……?」
首を傾げるフィブリゾ。
「意味は……知らなくていい」
フィアナは、遠い目で……軽く顔をしかめつつ、呟いた。
「士気に影響が出るから」
これ以上の問いは許さない。
フィアナは、そんなニュアンスを含んだ口調で言い…黙り込んだ。
「……さて……」
ライアナは、いつもの挑戦的な口調に戻った。
「私が貴女の想いに応える可能性は、ほぼゼロですが…」
アークロンドは、顔を上げ、笑った。
「それくらいで退く様な安い恋なら、最初からしないよね」
「まぁ…」
はぁ、と溜息を付くライアナ。
「しつこいですねぇ」
「地縛霊並とよく言われます」
「……ヤな例えですねぇ」
ライアナは、軽く笑い…アークロンドの方を向く。
「じゃ、まず、目障りなヒトから、ってことで」
「あはははは、酷いなぁ」
「…………」
こっそりと、二人から離れるフィアナ。
ふっ、と姿を消す。
何処かの空間に潜り込んだのだろう。
「?」
フィブリゾは、首を傾げた。











言い訳あんど言い逃れ。



琥珀:うあなんか短ッ。(汗)
リノアン:手抜きね。
琥珀:……しくしくしく……
リノアン:はい!泣いてる暇あったら頑張れ頑張れ!
琥珀:…………アンタ……他人には厳しいね………



                                               幕。

トップに戻る
15043Re:第九十三話:愛吟詩歌びたちょこ 2003/9/8 18:56:40
記事番号15039へのコメント

こんにちはびたちょこです。
>「…………」
>ライアナは、ぽりぽりと後頭部を掻いた。
>そして、困った様に口を開く。
>「悪いんですけど、私、アイとかコイとかはっきり言ってまっったく興味無いんですよね…
> ていうか貴方、自分が何言ってるか理解できてますかぁ?妃って…絶対人選誤ってますから。
> …一回くらいなら抱かせてあげてもいいですけど、それ以上の関係期待しないでくれますぅ?」
>「抱…」
>ぶっ、と吹き出すアークロンド。
あなたはなん歳ですかライアナさん。からだは大切にしましょう。
つーかアークロンドさんのほうが年上では?
>「ちょっ…そっ…ラっ…」
>何かを言おうとするが…言葉にならない。
>そんな彼は放って置いて…平気で言葉を連ねるライアナ。
>「これはお姉様にも言ったんですけどぉ、過去のことズルズル引きずられても迷惑なんですよぉ…
> 過去は過去だし、今は今、でしょぉ?
> 過去の私には貴方が必要だったのかも知れませんけどぉ、今の私には貴方いらないんですよぅ」
>超ストレート。
>アークロンド硬直。
可哀想・・・アークロンドさん・・・
>「貴方のお母様の造った社会で生きていくには、お金がいりましてね。
> 他人に言えないお仕事も沢山しましたし、手は血塗れです。
> …こういう道選んだのは私ですし…後悔してませんし、後悔するつもりもありません。
> 迷いのない者に、救いは必要ありません。だから、私に貴方はもういりません。以上。
言い忘れていましたがわたし、ライアナぎらいじゃないです。好きでもないですけどね。
> ……納得いかない、って顔してますね……
> ……なら……」
>ライアナは、一旦言葉を切った。
>アークロンドの肩に手を掛け、軽く背伸びして…
>唇を、重ねた。
>…………………………………………………………………………………………………………………………………………………
>数秒の間をおいて…唇を離す。
>呆然としているアークロンド。
>ライアナは、ぐぃ、と袖で唇を拭い…にぃぃ、と、口元を笑みの形に歪めた。
>「……満足、しましたか?」
>「……!」
>ライアナは、ぷいっ、と、彼に背を向ける。
>アークロンドは、寂しそうな顔をして……俯いた。
あっ悪魔・・・
>「…あ―――――ッ、手厳しいね―――――――――ッ」
>フィアナが、棒読みで言いつつ…ぱちぱちと拍手する。
>「お姉様みたいに、誰彼構わずイイカオするのが『優しさ』とは思いませんから…」
>静かに言うライアナ。
>「耳の痛いことで」
>苦笑いするフィアナ。
>「心なんてあやふやで信用できませんね。
> なら最初からそんなもの信じない方が、お互いの為でしょう?」
>「正論だね。
> 納得は出来ないけど」
>「誰かを納得させようと思って錬成した理論じゃありませんから。
> 私だけ解っていれば充分ですぅ」
正論ですよね。・・・・けど信じてみたいです。
>「ほほう」
>フィアナは…表面ばかりの微笑みを浮かべた。
>「………………」
>ライアナは…少し表情を陰らせ…
>小声、早口で、何かを呟いた。
>「?」
>くい、と、フィアナの袖を引っ張るフィブリゾ。
>「…なんて言ったの?」
>「神族語」
>フィアナは、ゆっくり…でも、やっぱり魔族達には解らない言葉を紡いだ。
>「……I may be wrong,but I can’t change my way」
>「……?」
英語ですか?んーと最初がちょとわかりません(翻訳していただけると感動)
ちなみにわたし中2です。
>首を傾げるフィブリゾ。
>「意味は……知らなくていい」
>フィアナは、遠い目で……軽く顔をしかめつつ、呟いた。
>「士気に影響が出るから」
>これ以上の問いは許さない。
>フィアナは、そんなニュアンスを含んだ口調で言い…黙り込んだ。
>「……さて……」
>ライアナは、いつもの挑戦的な口調に戻った。
>「私が貴女の想いに応える可能性は、ほぼゼロですが…」
>アークロンドは、顔を上げ、笑った。
>「それくらいで退く様な安い恋なら、最初からしないよね」
>「まぁ…」
>はぁ、と溜息を付くライアナ。
>「しつこいですねぇ」
>「地縛霊並とよく言われます」
>「……ヤな例えですねぇ」
>ライアナは、軽く笑い…アークロンドの方を向く。
誰に言われたんですか?
>「じゃ、まず、目障りなヒトから、ってことで」
>「あはははは、酷いなぁ」
>「…………」
>こっそりと、二人から離れるフィアナ。
>ふっ、と姿を消す。
>何処かの空間に潜り込んだのだろう。
>「?」
>フィブリゾは、首を傾げた。
ほへっ?なんでですか?
>言い訳あんど言い逃れ。
>
>
>
>琥珀:うあなんか短ッ。(汗)
>リノアン:手抜きね。
あっリアノンさん。久しぶりですね。
>琥珀:……しくしくしく……
>リノアン:はい!泣いてる暇あったら頑張れ頑張れ!
>琥珀:…………アンタ……他人には厳しいね………
がんばってください。
それでは。
>
>
>                                               幕。

トップに戻る
15077うう…お世話になるねぇ(アンタはいくつ)遙 琥珀 E-mail 2003/9/11 17:52:39
記事番号15043へのコメント


>こんにちはびたちょこです。
こんばんは琥珀です。
>>「…………」
>>「抱…」
>>ぶっ、と吹き出すアークロンド。
>あなたはなん歳ですかライアナさん。からだは大切にしましょう。
>つーかアークロンドさんのほうが年上では?
ライア十六歳。ロンド十六歳。
半年程ロンドが上。
>> 過去の私には貴方が必要だったのかも知れませんけどぉ、今の私には貴方いらないんですよぅ」
>>超ストレート。
>>アークロンド硬直。
>可哀想・・・アークロンドさん・・・
ライアはすっきりした性格ですから。
思ったことを言わずにはいられないのです(迷惑)
>>「貴方のお母様の造った社会で生きていくには、お金がいりましてね。
>> 他人に言えないお仕事も沢山しましたし、手は血塗れです。
>> …こういう道選んだのは私ですし…後悔してませんし、後悔するつもりもありません。
>> 迷いのない者に、救いは必要ありません。だから、私に貴方はもういりません。以上。
>言い忘れていましたがわたし、ライアナぎらいじゃないです。好きでもないですけどね。
ほほう。
圧倒的に嫌い派が多い中で、有難いことです(合掌)
>>「……満足、しましたか?」
>>「……!」
>>ライアナは、ぷいっ、と、彼に背を向ける。
>>アークロンドは、寂しそうな顔をして……俯いた。
>あっ悪魔・・・
そういうキャラ目指してますから(ヲイ)
>>「誰かを納得させようと思って錬成した理論じゃありませんから。
>> 私だけ解っていれば充分ですぅ」
>正論ですよね。・・・・けど信じてみたいです。
ほほう。(フィアナのまねっこ)
>>「……I may be wrong,but I can’t change my way」
>>「……?」
>英語ですか?んーと最初がちょとわかりません(翻訳していただけると感動)
>ちなみにわたし中2です。
わたしゃ中四(私立の中高一貫なの)
じゃ、次の話に直訳と意訳と載せます。
>>「地縛霊並とよく言われます」
>>「……ヤな例えですねぇ」
>>ライアナは、軽く笑い…アークロンドの方を向く。
>誰に言われたんですか?
友人知人。ゼーランディアかも。
>>「じゃ、まず、目障りなヒトから、ってことで」
>>「あはははは、酷いなぁ」
>>「…………」
>>こっそりと、二人から離れるフィアナ。
>>ふっ、と姿を消す。
>>何処かの空間に潜り込んだのだろう。
>>「?」
>>フィブリゾは、首を傾げた。
>ほへっ?なんでですか?
さぁなんででしょう。
>>言い訳あんど言い逃れ。
>>
>>
>>
>>琥珀:うあなんか短ッ。(汗)
>>リノアン:手抜きね。
>あっリアノンさん。久しぶりですね。
最近書いてないからね。あはははは(コラ)
>>琥珀:……しくしくしく……
>>リノアン:はい!泣いてる暇あったら頑張れ頑張れ!
>>琥珀:…………アンタ……他人には厳しいね………
>がんばってください。
>それでは。
がんばります!
それでは!(しゅびっ、と手を挙げる)

トップに戻る
15072Re:第九十三話:愛吟詩歌闇竜翔 E-mail 2003/9/10 21:01:15
記事番号15039へのコメント


闇:お久しぶりです。こっちにもレス書かせていただきます

>「…………」
>ライアナは、ぽりぽりと後頭部を掻いた。
>そして、困った様に口を開く。
>「悪いんですけど、私、アイとかコイとかはっきり言ってまっったく興味無いんですよね…
> ていうか貴方、自分が何言ってるか理解できてますかぁ?妃って…絶対人選誤ってますから。
> …一回くらいなら抱かせてあげてもいいですけど、それ以上の関係期待しないでくれますぅ?」

闇:をいをい・・・・・・なんか軽軽しくおっそろしい事言ってるんですけど・・・・・・

>「抱…」
>ぶっ、と吹き出すアークロンド。
>「ちょっ…そっ…ラっ…」
>何かを言おうとするが…言葉にならない。

闇:普通そんな事言われたらそうなります

>そんな彼は放って置いて…平気で言葉を連ねるライアナ。
>「これはお姉様にも言ったんですけどぉ、過去のことズルズル引きずられても迷惑なんですよぉ…
> 過去は過去だし、今は今、でしょぉ?
> 過去の私には貴方が必要だったのかも知れませんけどぉ、今の私には貴方いらないんですよぅ」
>超ストレート。
>アークロンド硬直。
>「貴方のお母様の造った社会で生きていくには、お金がいりましてね。
> 他人に言えないお仕事も沢山しましたし、手は血塗れです。
> …こういう道選んだのは私ですし…後悔してませんし、後悔するつもりもありません。
> 迷いのない者に、救いは必要ありません。だから、私に貴方はもういりません。以上。

闇:もう心が冷め切っちゃってますね・・・・・・

> ……納得いかない、って顔してますね……
> ……なら……」
>ライアナは、一旦言葉を切った。
>アークロンドの肩に手を掛け、軽く背伸びして…
>唇を、重ねた。
>…………………………………………………………………………………………………………………………………………………
>数秒の間をおいて…唇を離す。
>呆然としているアークロンド。
>ライアナは、ぐぃ、と袖で唇を拭い…にぃぃ、と、口元を笑みの形に歪めた。
>「……満足、しましたか?」
>「……!」
>ライアナは、ぷいっ、と、彼に背を向ける。
>アークロンドは、寂しそうな顔をして……俯いた。
>「…あ―――――ッ、手厳しいね―――――――――ッ」
>フィアナが、棒読みで言いつつ…ぱちぱちと拍手する。
>「お姉様みたいに、誰彼構わずイイカオするのが『優しさ』とは思いませんから…」

闇:でもそれが一種の優しさである事は間違いないですね

>静かに言うライアナ。
>「耳の痛いことで」
>苦笑いするフィアナ。
>「心なんてあやふやで信用できませんね。
> なら最初からそんなもの信じない方が、お互いの為でしょう?」

焔:あらゆる者の心・・・・・・それは脆く儚いガラス細工のよう・・・・・・

>「正論だね。
> 納得は出来ないけど」
>「誰かを納得させようと思って錬成した理論じゃありませんから。
> 私だけ解っていれば充分ですぅ」
>「ほほう」
>フィアナは…表面ばかりの微笑みを浮かべた。
>「………………」
>ライアナは…少し表情を陰らせ…
>小声、早口で、何かを呟いた。
>「?」
>くい、と、フィアナの袖を引っ張るフィブリゾ。
>「…なんて言ったの?」
>「神族語」
>フィアナは、ゆっくり…でも、やっぱり魔族達には解らない言葉を紡いだ。
>「……I may be wrong,but I can’t change my way」

闇:えーごですか?すみませんできれば意味教えてください(英語が大の苦手)

>「……?」
>首を傾げるフィブリゾ。
>「意味は……知らなくていい」
>フィアナは、遠い目で……軽く顔をしかめつつ、呟いた。
>「士気に影響が出るから」

闇:士気に影響が出るって・・・・・・

>これ以上の問いは許さない。
>フィアナは、そんなニュアンスを含んだ口調で言い…黙り込んだ。
>「……さて……」
>ライアナは、いつもの挑戦的な口調に戻った。
>「私が貴女の想いに応える可能性は、ほぼゼロですが…」
>アークロンドは、顔を上げ、笑った。
>「それくらいで退く様な安い恋なら、最初からしないよね」
>「まぁ…」

闇:・・・・・・煉と同じですね

>はぁ、と溜息を付くライアナ。
>「しつこいですねぇ」
>「地縛霊並とよく言われます」
>「……ヤな例えですねぇ」
>ライアナは、軽く笑い…アークロンドの方を向く。
>「じゃ、まず、目障りなヒトから、ってことで」
>「あはははは、酷いなぁ」
>「…………」
>こっそりと、二人から離れるフィアナ。
>ふっ、と姿を消す。
>何処かの空間に潜り込んだのだろう。
>「?」
>フィブリゾは、首を傾げた。

闇:さて、フィアナはどこに?

>
>
>言い訳あんど言い逃れ。
>
>
>
>琥珀:うあなんか短ッ。(汗)
>リノアン:手抜きね。
>琥珀:……しくしくしく……
>リノアン:はい!泣いてる暇あったら頑張れ頑張れ!
>琥珀:…………アンタ……他人には厳しいね………

闇:頑張ってください。レスする事は少ないかもしれませんが毎回読んで応援しています!
  それでは、運命が廻り再び会える事を祈りつつ・・・・・・
                                              幕。

トップに戻る
15078おひさ。遙 琥珀 E-mail 2003/9/11 18:37:31
記事番号15072へのコメント


>
>闇:お久しぶりです。こっちにもレス書かせていただきます
>
はいお久し振りです。琥珀です。
では、返させて頂きます。
>> …一回くらいなら抱かせてあげてもいいですけど、それ以上の関係期待しないでくれますぅ?」
>
>闇:をいをい・・・・・・なんか軽軽しくおっそろしい事言ってるんですけど・・・・・・
>
ライアナですから♪(ヲイ)
>>「抱…」
>>ぶっ、と吹き出すアークロンド。
>>「ちょっ…そっ…ラっ…」
>>何かを言おうとするが…言葉にならない。
>
>闇:普通そんな事言われたらそうなります
知り合いに一人、平然と返しそうな奴がいます♪(をいこら)
>
>> 迷いのない者に、救いは必要ありません。だから、私に貴方はもういりません。以上。
>
>闇:もう心が冷め切っちゃってますね・・・・・・
>
『信じること』とか知らない子ですから。
冷め切らせたのは周囲の神々。

>>「お姉様みたいに、誰彼構わずイイカオするのが『優しさ』とは思いませんから…」
>
>闇:でもそれが一種の優しさである事は間違いないですね
>
優しさの形はひとそれぞれ。
>>静かに言うライアナ。
>>「耳の痛いことで」
>>苦笑いするフィアナ。
>>「心なんてあやふやで信用できませんね。
>> なら最初からそんなもの信じない方が、お互いの為でしょう?」
>
>焔:あらゆる者の心・・・・・・それは脆く儚いガラス細工のよう・・・・・・
>
気を抜いたら簡単に割れちゃいます。
ご注意を。

>>「……I may be wrong,but I can’t change my way」
>
>闇:えーごですか?すみませんできれば意味教えてください(英語が大の苦手)
次の話に載せますね。
>
>>「……?」
>>首を傾げるフィブリゾ。
>>「意味は……知らなくていい」
>>フィアナは、遠い目で……軽く顔をしかめつつ、呟いた。
>>「士気に影響が出るから」
>
>闇:士気に影響が出るって・・・・・・
剣先が鈍るっつーかなんつーか。
>
>>「それくらいで退く様な安い恋なら、最初からしないよね」
>>「まぁ…」
>
>闇:・・・・・・煉と同じですね
>
ほほぉ。
>
>闇:さて、フィアナはどこに?
>
さぁどこでしょう(もう答え出てるけど)
>>
>>
>>言い訳あんど言い逃れ。
>>
>>
>>
>>琥珀:うあなんか短ッ。(汗)
>>リノアン:手抜きね。
>>琥珀:……しくしくしく……
>>リノアン:はい!泣いてる暇あったら頑張れ頑張れ!
>>琥珀:…………アンタ……他人には厳しいね………
>
>闇:頑張ってください。レスする事は少ないかもしれませんが毎回読んで応援しています!
>  それでは、運命が廻り再び会える事を祈りつつ・・・・・・
有り難う御座います!
応援してください!

それでは!

トップに戻る
15071第九十四話:『光牙』(と書いて『レイ』と読む)の呪文詠唱募集(本気)遙 琥珀 E-mail 2003/9/10 20:23:13
記事番号14923へのコメント

とっ。
小さな、地を蹴る音がしたかと思うと…ライアナは、既に、アークロンドのすぐ傍まで迫っていた。
「…速…!?」
ガーヴが、素直な感想を声にして漏らす。
フィブリゾが、その感想に付け加える。
「…フィアナによると…
 『優秀な死神』てのは、どれだけ早く、どれだけ正確に『標的』の魂奪えるかで決まるらしいから…
 移動速度、ていうのも死神バロメーターのひとつらしいよ」
なんだ死神バロメーターって。
「…基準から言えば、ライアナは『優秀』なんだ」
「基準だけ見るのもどーかと思いますわ」
ダルフィンが、腕を組んで呟いた。
外野の感想通り…ライアナの動きは速かった。
流れる様な動作の連続で、アークロンドに斬り付けるライアナ。
アークロンドは、軽く後ろに飛び下がり、ナイフの切っ先を避ける。
大振りしすぎたライアナが体勢を立て直す前に、再び彼女の至近距離に飛び込み、
づどっ!
「…………!」
右手の甲で、彼女の腹部を強打する。
言葉にならない悲鳴を漏らし、ざざっ、と地を滑るライアナ。
しかし、すぐに、ぱっ、と立ち上がる。
腹と口を押さえ…咳き込みながら、アークロンドとの間合いを計る。
「…手袋…何か、仕込んで、ますね?」
詰まりつつ問う彼女。
「魔道銀を少々」
さらりと言うアークロンド。
かんかんっ、と、両手の甲を叩き合わせてみせる。
魔道銀…俗に言う『ミスリル』の事である。
「…少々、じゃ無いですよぅ…アンタ、弓闘士じゃ無かったんですかぁ…」
「弓闘士は懐に飛び込まれると無防備だからね〜。
 接近戦に備えて色々準備してるんだよね、道具も、カラダもさ」
「…反則くさぁ…」
「手合わせじゃ無いんだから、反則も何も無いんじゃ無い?」
「ま、そりゃそうですね」
あっさり納得するライアナ。
「だけど…道具二つ三つと、少々の修練で、二級の力の差ひっくり返せるとは思わないでくださいね」
「…いくらなんでも、貴女をそこまでナメてはいない」
すぅっ、と薄青い瞳を細める。
「あら。
 ありがとうございます」
ライアナは、口元を笑みの形に歪め、ぱっ、と短剣を順手に持ち替えた。
切っ先をアークロンドに向け、再び斬り付ける。
がきっ!
金属同士のぶつかり合う音。
ライアナの刃を、アークロンドは、手袋の甲で受け止めたのだ。
…ぎりぎりぎり…
刃と甲を合わせたまま、押し合う二人。
しかし…純粋な力比べをするなら、既に結果は見えている。
ライアナは、口の中で舌打ちし、彼を受け流す。
反動でよろけることもなく、さっ、と再度構える彼。
「…結構イイ腕してますね♪」
「お誉めにあずかりまして」
「…じゃ、こういうのはどうでしょう」
ライアナは、三度目…刃を、彼に向けた。
口の中で、素早く何かを唱え…
「レイ」
きゅんっ!
「ぅあっ!?」
切っ先から発動する、薄い蒼の光線。
慌ててしゃがんだアークロンドの、頭上数センチを灼き過ぎる。
神術としての威力は最低ランク。しかし、呪文詠唱時間が短く、連発が可能。
早い話がそういう術なのだが…威力最低ランク、といってもナメてはいけない。
術者の実力もあるし、術の媒介のこともある。
この場合、術者は…高位神族のライアナ、媒介は、父の形見の精神力増幅機能付き短剣。
決して甘く見てはいけないのである。
「レイ。レイ。レイ。」
術の特性最大限に活かし…連発、連発、また連発。
「わー!わー!わー!」
ギリギリの所で回避したり、精神力で鏡状の結界を創り出し、反射させたり。
危なげながらも何とか避けるアークロンド。
………ところで。
光線というものは、対象が避けたからと言ってそう簡単に止まってくれるもんでは無いのである。
……言いたいことが、解って頂けるだろうか?
ぴしゅんっ!ぱしゅきゅいんっ!
「ぎゃー!」
「あちちっ!かすったっ!」
「お前らどっかよそでやれぇぇ!」
外野―――――魔族陣が、かなり迷惑しておられる御様子。
文句を言ってみたりもするのだが、あっさり無視されている。
「ああ。だからフィアナ逃げたんだ。」
「何感心してるんですか!?」
遠い目でなにやら納得しているフィブリゾに、大声で突っ込むシェーラ。
「フィアナがさっき言ってたじゃん。
 あの二人、思いこんだら止まらない、って。
 ひとつ目的が出来たら他のことが完璧に吹っ飛ぶタイプなんだよ。
 ……僕達、多分とっくにアウト・オブ・眼中」
「……つまり……避け続けるしか無いと」
「そゆコト…」
フィアナが逃げる、ということは、彼女は何度かこの二人の喧嘩のとばっちりを受けて懲りているということ。
つまりこの二人、ずっと昔から、喧嘩する時はこの調子、ということだ。
…はた迷惑なハナシである。
『我ながらよく生き延びたもんだ』
声はすれども姿は見えず状態のフィアナ。
ふ――――――、とかいう溜息と共に声が聞こえる。

――――――――――後で一発殴る――――――――――――

一人だけ逃げているフィアナに、ぐっ、と拳を握りしめるフィブリゾであった。

「…ああっ!もうっ!ちょろちょろと!」
叫び…
ライアナは急に、ふっ、と姿を消した。















言い訳あんど言い逃れ。


ああ空が高い。
正に体育祭日和。
……とか、折れた脚で考えてみる琥珀ですが、皆様近頃如何お過ごしでしょうか。(前置き長ッ。)
皆様は骨折などせぬように。…しくしくしく。(←全治二ヶ月)

予想外のケガ、ていうのは時々あるんですが…それが骨折とかいうレベルになるともう笑うしか無いですね、ふっ。
あと一週間で文化祭だとゆーのに…うあ気ィ重ッ。

タイトルは…そのまんまです。
誰か考えてください(ヲイ)
よろしくです♪

次回、第九十五話『ブラッディ・マリー』お楽しみにしなくていいです。






                                                   幕。

トップに戻る
15073Re:第九十四話:『光牙』(と書いて『レイ』と読む)の呪文詠唱募集(本気)闇竜翔 E-mail 2003/9/10 21:40:22
記事番号15071へのコメント


闇:闇竜です。レス行っきまーす

>とっ。
>小さな、地を蹴る音がしたかと思うと…ライアナは、既に、アークロンドのすぐ傍まで迫っていた。

闇:神速ですね

>「…速…!?」
>ガーヴが、素直な感想を声にして漏らす。
>フィブリゾが、その感想に付け加える。
>「…フィアナによると…
> 『優秀な死神』てのは、どれだけ早く、どれだけ正確に『標的』の魂奪えるかで決まるらしいから…
> 移動速度、ていうのも死神バロメーターのひとつらしいよ」
>なんだ死神バロメーターって。

闇:なんか嫌ですね

>「…基準から言えば、ライアナは『優秀』なんだ」
>「基準だけ見るのもどーかと思いますわ」
>ダルフィンが、腕を組んで呟いた。
>外野の感想通り…ライアナの動きは速かった。
>流れる様な動作の連続で、アークロンドに斬り付けるライアナ。
>アークロンドは、軽く後ろに飛び下がり、ナイフの切っ先を避ける。
>大振りしすぎたライアナが体勢を立て直す前に、再び彼女の至近距離に飛び込み、

闇:ナイフって言うのは小さく攻めるのが普通ですからね

>づどっ!
>「…………!」
>右手の甲で、彼女の腹部を強打する。
>言葉にならない悲鳴を漏らし、ざざっ、と地を滑るライアナ。
>しかし、すぐに、ぱっ、と立ち上がる。
>腹と口を押さえ…咳き込みながら、アークロンドとの間合いを計る。
>「…手袋…何か、仕込んで、ますね?」
>詰まりつつ問う彼女。
>「魔道銀を少々」
>さらりと言うアークロンド。
>かんかんっ、と、両手の甲を叩き合わせてみせる。
>魔道銀…俗に言う『ミスリル』の事である。

闇:ミスリルですか。死神にも効くんですね

>「…少々、じゃ無いですよぅ…アンタ、弓闘士じゃ無かったんですかぁ…」
>「弓闘士は懐に飛び込まれると無防備だからね〜。
> 接近戦に備えて色々準備してるんだよね、道具も、カラダもさ」

闇:アーチャーだったんですか

>「…反則くさぁ…」
>「手合わせじゃ無いんだから、反則も何も無いんじゃ無い?」
>「ま、そりゃそうですね」
>あっさり納得するライアナ。
>「だけど…道具二つ三つと、少々の修練で、二級の力の差ひっくり返せるとは思わないでくださいね」
>「…いくらなんでも、貴女をそこまでナメてはいない」
>すぅっ、と薄青い瞳を細める。
>「あら。
> ありがとうございます」
>ライアナは、口元を笑みの形に歪め、ぱっ、と短剣を順手に持ち替えた。
>切っ先をアークロンドに向け、再び斬り付ける。
>がきっ!
>金属同士のぶつかり合う音。
>ライアナの刃を、アークロンドは、手袋の甲で受け止めたのだ。

闇:魔導銀でもこんな使いかたしたらすぐ壊れますよ

>…ぎりぎりぎり…
>刃と甲を合わせたまま、押し合う二人。
>しかし…純粋な力比べをするなら、既に結果は見えている。
>ライアナは、口の中で舌打ちし、彼を受け流す。
>反動でよろけることもなく、さっ、と再度構える彼。
>「…結構イイ腕してますね♪」
>「お誉めにあずかりまして」
>「…じゃ、こういうのはどうでしょう」
>ライアナは、三度目…刃を、彼に向けた。
>口の中で、素早く何かを唱え…
>「レイ」

闇:英語で光って意味ですね(前に使った)

>きゅんっ!
>「ぅあっ!?」
>切っ先から発動する、薄い蒼の光線。
>慌ててしゃがんだアークロンドの、頭上数センチを灼き過ぎる。
>神術としての威力は最低ランク。しかし、呪文詠唱時間が短く、連発が可能。
>早い話がそういう術なのだが…威力最低ランク、といってもナメてはいけない。
>術者の実力もあるし、術の媒介のこともある。
>この場合、術者は…高位神族のライアナ、媒介は、父の形見の精神力増幅機能付き短剣。
>決して甘く見てはいけないのである。

闇:ってか反則気味ですね

>「レイ。レイ。レイ。」
>術の特性最大限に活かし…連発、連発、また連発。
>「わー!わー!わー!」
>ギリギリの所で回避したり、精神力で鏡状の結界を創り出し、反射させたり。
>危なげながらも何とか避けるアークロンド。

闇:その動体視力と反射神経に感服します

>………ところで。
>光線というものは、対象が避けたからと言ってそう簡単に止まってくれるもんでは無いのである。
>……言いたいことが、解って頂けるだろうか?

闇:何となくは・・・・・・

>ぴしゅんっ!ぱしゅきゅいんっ!
>「ぎゃー!」
>「あちちっ!かすったっ!」
>「お前らどっかよそでやれぇぇ!」
>外野―――――魔族陣が、かなり迷惑しておられる御様子。
>文句を言ってみたりもするのだが、あっさり無視されている。
>「ああ。だからフィアナ逃げたんだ。」
>「何感心してるんですか!?」
>遠い目でなにやら納得しているフィブリゾに、大声で突っ込むシェーラ。
>「フィアナがさっき言ってたじゃん。
> あの二人、思いこんだら止まらない、って。
> ひとつ目的が出来たら他のことが完璧に吹っ飛ぶタイプなんだよ。
> ……僕達、多分とっくにアウト・オブ・眼中」
>「……つまり……避け続けるしか無いと」
>「そゆコト…」
>フィアナが逃げる、ということは、彼女は何度かこの二人の喧嘩のとばっちりを受けて懲りているということ。
>つまりこの二人、ずっと昔から、喧嘩する時はこの調子、ということだ。

闇:大迷惑ですね

>…はた迷惑なハナシである。
>『我ながらよく生き延びたもんだ』
>声はすれども姿は見えず状態のフィアナ。
>ふ――――――、とかいう溜息と共に声が聞こえる。
>
>――――――――――後で一発殴る――――――――――――
>
>一人だけ逃げているフィアナに、ぐっ、と拳を握りしめるフィブリゾであった。

焔:ああ、フィアナ無情・・・・・・
闇:そこ!惚気るな!

>「…ああっ!もうっ!ちょろちょろと!」
>叫び…
>ライアナは急に、ふっ、と姿を消した。
>

闇:何かあったのかな?

>
>
>言い訳あんど言い逃れ。
>
>
>ああ空が高い。
>正に体育祭日和。
>……とか、折れた脚で考えてみる琥珀ですが、皆様近頃如何お過ごしでしょうか。(前置き長ッ。)
>皆様は骨折などせぬように。…しくしくしく。(←全治二ヶ月)

闇:骨折では無いですけど腰を怪我しました(ラグビーで)体育祭&学園祭には間にあうそうですが・・・・・・

>予想外のケガ、ていうのは時々あるんですが…それが骨折とかいうレベルになるともう笑うしか無いですね、ふっ。
>あと一週間で文化祭だとゆーのに…うあ気ィ重ッ。

闇:まあがんばってくだしゃい

>タイトルは…そのまんまです。
>誰か考えてください(ヲイ)
>よろしくです♪

闇:考えてるストックがあるので書いておきます

>次回、第九十五話『ブラッディ・マリー』お楽しみにしなくていいです。

闇:楽しみにしております。ええ、ものスゴーク楽しみにしております。
  さて、煉とオルエンの話しの続きも気になりますが(うぉいプレッシャーかけるな)一応レイの呪文をつけておきます。
  たった一言『光よ、敵を狩れ』或は『光よ、敵を穿け』これだけです。
  ・・・・・・安易だって攻めないで下さい。一応アセルトが使おうと思ってた内容なんですから・・・・・・
  まあ、アセルトには『光よ、敵を撃て』って言わせます。
  どっちを使っても構いません。残った方を機会があれば使わせていただきます。
  それでは、運命が廻り再び会える事を祈りつつ・・・・・・

>                                                   幕。

トップに戻る
15079うわぁ、有り難う御座います♪遙 琥珀 E-mail 2003/9/11 18:44:58
記事番号15073へのコメント


>
>闇:闇竜です。レス行っきまーす
はーい。
返っしまーす。(まねっこ)
>
>>とっ。
>>小さな、地を蹴る音がしたかと思うと…ライアナは、既に、アークロンドのすぐ傍まで迫っていた。
>
>闇:神速ですね
うーみゅ。
そう言えるかもしれないが…
なんでだろうか。なんか違う気がするのは。
>
>>なんだ死神バロメーターって。
>
>闇:なんか嫌ですね
>
他にもなんか嫌な基準がありそうな。
>>大振りしすぎたライアナが体勢を立て直す前に、再び彼女の至近距離に飛び込み、
>
>闇:ナイフって言うのは小さく攻めるのが普通ですからね
>
ライアナ、派手好きだから(そういう問題か)
>>魔道銀…俗に言う『ミスリル』の事である。
>
>闇:ミスリルですか。死神にも効くんですね
>
神族は物理攻撃効きますよ。
肉体がありますからね。
ま、すげぇ回復力高かったりするんですが。
物理攻撃か魔力攻撃かで、傷の治りの早さが違う、程度。
>>「…少々、じゃ無いですよぅ…アンタ、弓闘士じゃ無かったんですかぁ…」
>>「弓闘士は懐に飛び込まれると無防備だからね〜。
>> 接近戦に備えて色々準備してるんだよね、道具も、カラダもさ」
>
>闇:アーチャーだったんですか
ボーガン持ってたでしょ?最初に。
>>ライアナの刃を、アークロンドは、手袋の甲で受け止めたのだ。
>
>闇:魔導銀でもこんな使いかたしたらすぐ壊れますよ
>
大丈夫。
こういう使い方用に作られた奴ですから。
>>…ぎりぎりぎり…
>>刃と甲を合わせたまま、押し合う二人。
>>しかし…純粋な力比べをするなら、既に結果は見えている。
>>ライアナは、口の中で舌打ちし、彼を受け流す。
>>反動でよろけることもなく、さっ、と再度構える彼。
>>「…結構イイ腕してますね♪」
>>「お誉めにあずかりまして」
>>「…じゃ、こういうのはどうでしょう」
>>ライアナは、三度目…刃を、彼に向けた。
>>口の中で、素早く何かを唱え…
>>「レイ」
>
>闇:英語で光って意味ですね(前に使った)
光っつーかそのまま『光線』ね。
>>決して甘く見てはいけないのである。
>
>闇:ってか反則気味ですね
>
お互い様♪
>>危なげながらも何とか避けるアークロンド。
>
>闇:その動体視力と反射神経に感服します
>
それが取り柄(ヒド)
>>………ところで。
>>光線というものは、対象が避けたからと言ってそう簡単に止まってくれるもんでは無いのである。
>>……言いたいことが、解って頂けるだろうか?
>
>闇:何となくは・・・・・・
おし。
通じた。
>>つまりこの二人、ずっと昔から、喧嘩する時はこの調子、ということだ。
>
>闇:大迷惑ですね
>
周りの人が…
>>…はた迷惑なハナシである。
>>『我ながらよく生き延びたもんだ』
>>声はすれども姿は見えず状態のフィアナ。
>>ふ――――――、とかいう溜息と共に声が聞こえる。
>>
>>――――――――――後で一発殴る――――――――――――
>>
>>一人だけ逃げているフィアナに、ぐっ、と拳を握りしめるフィブリゾであった。
>
>焔:ああ、フィアナ無情・・・・・・
>闇:そこ!惚気るな!
惚気なのかい?それは(笑)
>
>>「…ああっ!もうっ!ちょろちょろと!」
>>叫び…
>>ライアナは急に、ふっ、と姿を消した。
>>
>
>闇:何かあったのかな?
何かあった…てか…(汗)
>>ああ空が高い。
>>正に体育祭日和。
>>……とか、折れた脚で考えてみる琥珀ですが、皆様近頃如何お過ごしでしょうか。(前置き長ッ。)
>>皆様は骨折などせぬように。…しくしくしく。(←全治二ヶ月)
>
>闇:骨折では無いですけど腰を怪我しました(ラグビーで)体育祭&学園祭には間にあうそうですが・・・・・・
あやや。
御大事に。
>
>>予想外のケガ、ていうのは時々あるんですが…それが骨折とかいうレベルになるともう笑うしか無いですね、ふっ。
>>あと一週間で文化祭だとゆーのに…うあ気ィ重ッ。
>
>闇:まあがんばってくだしゃい
がんばりましゅ。
>
>>タイトルは…そのまんまです。
>>誰か考えてください(ヲイ)
>>よろしくです♪
>
>闇:考えてるストックがあるので書いておきます
わぁ。
ありがとです。
>
>>次回、第九十五話『ブラッディ・マリー』お楽しみにしなくていいです。
>
>闇:楽しみにしております。ええ、ものスゴーク楽しみにしております。
うあ(汗)
>  さて、煉とオルエンの話しの続きも気になりますが(うぉいプレッシャーかけるな)一応レイの呪文をつけておきます。
レンオルは次回で『分かれ目』です。
次回でベッドシーンもあります。(ヲイ)
>  たった一言『光よ、敵を狩れ』或は『光よ、敵を穿け』これだけです。
じゃ、前者で。
>  ・・・・・・安易だって攻めないで下さい。一応アセルトが使おうと思ってた内容なんですから・・・・・・
…ほ…ほほぉ。
>  まあ、アセルトには『光よ、敵を撃て』って言わせます。
>  どっちを使っても構いません。残った方を機会があれば使わせていただきます。
>  それでは、運命が廻り再び会える事を祈りつつ・・・・・・
ありがとうございました♪
またです〜!

トップに戻る
15074Re:第九十四話:『光牙』(と書いて『レイ』と読む)の呪文詠唱募集(本気)びたちょこ 2003/9/10 22:57:15
記事番号15071へのコメント


>とっ。
>小さな、地を蹴る音がしたかと思うと…ライアナは、既に、アークロンドのすぐ傍まで迫っていた。
>「…速…!?」
>ガーヴが、素直な感想を声にして漏らす。
>フィブリゾが、その感想に付け加える。
>「…フィアナによると…
> 『優秀な死神』てのは、どれだけ早く、どれだけ正確に『標的』の魂奪えるかで決まるらしいから…
> 移動速度、ていうのも死神バロメーターのひとつらしいよ」
>なんだ死神バロメーターって。
ほぉぉぉう。
>「…基準から言えば、ライアナは『優秀』なんだ」
>「基準だけ見るのもどーかと思いますわ」
>ダルフィンが、腕を組んで呟いた。
そのとーりです。性格改善ししてくれませんかねぇ。
>外野の感想通り…ライアナの動きは速かった。
>流れる様な動作の連続で、アークロンドに斬り付けるライアナ。
>アークロンドは、軽く後ろに飛び下がり、ナイフの切っ先を避ける。
>大振りしすぎたライアナが体勢を立て直す前に、再び彼女の至近距離に飛び込み、
>づどっ!
>「…………!」
>右手の甲で、彼女の腹部を強打する。
>言葉にならない悲鳴を漏らし、ざざっ、と地を滑るライアナ。
>しかし、すぐに、ぱっ、と立ち上がる。
>腹と口を押さえ…咳き込みながら、アークロンドとの間合いを計る。
>「…手袋…何か、仕込んで、ますね?」
>詰まりつつ問う彼女。
>「魔道銀を少々」
>さらりと言うアークロンド。
>かんかんっ、と、両手の甲を叩き合わせてみせる。
>魔道銀…俗に言う『ミスリル』の事である。
なんかかっこいいですぅ。
>「…少々、じゃ無いですよぅ…アンタ、弓闘士じゃ無かったんですかぁ…」
>「弓闘士は懐に飛び込まれると無防備だからね〜。
> 接近戦に備えて色々準備してるんだよね、道具も、カラダもさ」
なんて立派な心がけ・・・。
>「…反則くさぁ…」
>「手合わせじゃ無いんだから、反則も何も無いんじゃ無い?」
>「ま、そりゃそうですね」
>あっさり納得するライアナ。
>「だけど…道具二つ三つと、少々の修練で、二級の力の差ひっくり返せるとは思わないでくださいね」
>「…いくらなんでも、貴女をそこまでナメてはいない」
>すぅっ、と薄青い瞳を細める。
>「あら。
> ありがとうございます」
>ライアナは、口元を笑みの形に歪め、ぱっ、と短剣を順手に持ち替えた。
ずいぶんシリアスな空気が・・・
>「…結構イイ腕してますね♪」
>「お誉めにあずかりまして」
>「…じゃ、こういうのはどうでしょう」
>ライアナは、三度目…刃を、彼に向けた。
>口の中で、素早く何かを唱え…
>「レイ」
おっお。
>きゅんっ!
>「ぅあっ!?」
>切っ先から発動する、薄い蒼の光線。
>慌ててしゃがんだアークロンドの、頭上数センチを灼き過ぎる。
>神術としての威力は最低ランク。しかし、呪文詠唱時間が短く、連発が可能。
>早い話がそういう術なのだが…威力最低ランク、といってもナメてはいけない。
>術者の実力もあるし、術の媒介のこともある。
>この場合、術者は…高位神族のライアナ、媒介は、父の形見の精神力増幅機能付き短剣。
なんかある意味親の七光り・・・。
>決して甘く見てはいけないのである。
>「レイ。レイ。レイ。」
>術の特性最大限に活かし…連発、連発、また連発。
>「わー!わー!わー!」
>ギリギリの所で回避したり、精神力で鏡状の結界を創り出し、反射させたり。
>危なげながらも何とか避けるアークロンド。
頭よかったんですね。ライアナさん・・。
>………ところで。
>光線というものは、対象が避けたからと言ってそう簡単に止まってくれるもんでは無いのである。
>……言いたいことが、解って頂けるだろうか?
まっまさか・・・・
>ぴしゅんっ!ぱしゅきゅいんっ!
>「ぎゃー!」
>「あちちっ!かすったっ!」
>「お前らどっかよそでやれぇぇ!」
>外野―――――魔族陣が、かなり迷惑しておられる御様子。
近所迷惑な話しですね。
>文句を言ってみたりもするのだが、あっさり無視されている。
>「ああ。だからフィアナ逃げたんだ。」
>「何感心してるんですか!?」
>遠い目でなにやら納得しているフィブリゾに、大声で突っ込むシェーラ。
フィブシュラですね。
>「フィアナがさっき言ってたじゃん。
> あの二人、思いこんだら止まらない、って。
> ひとつ目的が出来たら他のことが完璧に吹っ飛ぶタイプなんだよ。
> ……僕達、多分とっくにアウト・オブ・眼中」
>「……つまり……避け続けるしか無いと」
>「そゆコト…」
>フィアナが逃げる、ということは、彼女は何度かこの二人の喧嘩のとばっちりを受けて懲りているということ。
>つまりこの二人、ずっと昔から、喧嘩する時はこの調子、ということだ。
>…はた迷惑なハナシである。
>『我ながらよく生き延びたもんだ』
>声はすれども姿は見えず状態のフィアナ。
>ふ――――――、とかいう溜息と共に声が聞こえる。
そんな理由があったんですねぇ・・・・。
>――――――――――後で一発殴る――――――――――――
>
>一人だけ逃げているフィアナに、ぐっ、と拳を握りしめるフィブリゾであった。
あぁ血をみますね・・・
>「…ああっ!もうっ!ちょろちょろと!」
>叫び…
>ライアナは急に、ふっ、と姿を消した。
そんな急に・・・

>
>言い訳あんど言い逃れ。
>
>
>ああ空が高い。
>正に体育祭日和。
>……とか、折れた脚で考えてみる琥珀ですが、皆様近頃如何お過ごしでしょうか。(前置き長ッ。)
>皆様は骨折などせぬように。…しくしくしく。(←全治二ヶ月)
えぇぇぇ大丈夫ですかぁ
>予想外のケガ、ていうのは時々あるんですが…それが骨折とかいうレベルになるともう笑うしか無いですね、ふっ。
>あと一週間で文化祭だとゆーのに…うあ気ィ重ッ。
心のそこからいいます。頑張ってください。
>タイトルは…そのまんまです。
>誰か考えてください(ヲイ)
>よろしくです♪
うーん・・・一応考えてみました・・・。
『主なる力よ、我神よ、蒼き光となりて敵を撃て』
・・・うわ変・・・・気にしないでくだください。
>次回、第九十五話『ブラッディ・マリー』お楽しみにしなくていいです。
勝手に楽しみしています。頑張ってください。
>
>
>
>
>                                                   幕。

トップに戻る
15080うわぁ、こっちもいいなぁ。よし、翔さんのと足しちゃえ(ヲイ)遙 琥珀 E-mail 2003/9/11 18:52:33
記事番号15074へのコメント


>>なんだ死神バロメーターって。
>ほぉぉぉう。
>>ダルフィンが、腕を組んで呟いた。
>そのとーりです。性格改善ししてくれませんかねぇ。
そう簡単にはできませんな。
>>魔道銀…俗に言う『ミスリル』の事である。
>なんかかっこいいですぅ。
そうかね?(汗)
>>「弓闘士は懐に飛び込まれると無防備だからね〜。
>> 接近戦に備えて色々準備してるんだよね、道具も、カラダもさ」
>なんて立派な心がけ・・・。
………立派なのか………?
>>ライアナは、口元を笑みの形に歪め、ぱっ、と短剣を順手に持ち替えた。
>ずいぶんシリアスな空気が・・・
この話、シリアスなのかギャグなのか未だにわかんないから(コラ)
>>「レイ」
>おっお。
あお。
>>この場合、術者は…高位神族のライアナ、媒介は、父の形見の精神力増幅機能付き短剣。
>なんかある意味親の七光り・・・。
……いや……
それを言ったら何もかも終わる(汗)
>>ギリギリの所で回避したり、精神力で鏡状の結界を創り出し、反射させたり。
>>危なげながらも何とか避けるアークロンド。
>頭よかったんですね。ライアナさん・・。
………頭がいいと言うよりは……
戦闘センスに長けてるんです。
>>………ところで。
>>光線というものは、対象が避けたからと言ってそう簡単に止まってくれるもんでは無いのである。
>>……言いたいことが、解って頂けるだろうか?
>まっまさか・・・・
そう、まさか……
>>外野―――――魔族陣が、かなり迷惑しておられる御様子。
>近所迷惑な話しですね。
ですね。
こんなのの近くには住みたくない(そういう問題?)
>>遠い目でなにやら納得しているフィブリゾに、大声で突っ込むシェーラ。
>フィブシュラですね。
そうなのかなぁ(遠い目)
>>声はすれども姿は見えず状態のフィアナ。
>>ふ――――――、とかいう溜息と共に声が聞こえる。
>そんな理由があったんですねぇ・・・・。
あったんです。
>>――――――――――後で一発殴る――――――――――――
>>
>>一人だけ逃げているフィアナに、ぐっ、と拳を握りしめるフィブリゾであった。
>あぁ血をみますね・・・
見るカモね♪
>>「…ああっ!もうっ!ちょろちょろと!」
>>叫び…
>>ライアナは急に、ふっ、と姿を消した。
>そんな急に・・・
思いつきで生きてるひとです♪
>
>>
>>言い訳あんど言い逃れ。
>>
>>
>>ああ空が高い。
>>正に体育祭日和。
>>……とか、折れた脚で考えてみる琥珀ですが、皆様近頃如何お過ごしでしょうか。(前置き長ッ。)
>>皆様は骨折などせぬように。…しくしくしく。(←全治二ヶ月)
>えぇぇぇ大丈夫ですかぁ
はい。
なんとか♪(涙)
>>予想外のケガ、ていうのは時々あるんですが…それが骨折とかいうレベルになるともう笑うしか無いですね、ふっ。
>>あと一週間で文化祭だとゆーのに…うあ気ィ重ッ。
>心のそこからいいます。頑張ってください。
はい。
頑張ります。
>>タイトルは…そのまんまです。
>>誰か考えてください(ヲイ)
>>よろしくです♪
>うーん・・・一応考えてみました・・・。
>『主なる力よ、我神よ、蒼き光となりて敵を撃て』
>・・・うわ変・・・・気にしないでくだください。
いいですよぉ!
機会があったら詠唱から入れて発表します。
翔さんも考えてくださっていますので、そちらと足して……v
>>次回、第九十五話『ブラッディ・マリー』お楽しみにしなくていいです。
>勝手に楽しみしています。頑張ってください。
>>
はい!頑張ります!

トップに戻る
15081第九十五話:ブラッディ・マリー遙 琥珀 E-mail 2003/9/11 18:54:17
記事番号14923へのコメント

「……!」
不意に姿を消したライアナに…アークロンドの表情にとまどいと緊張が走る。
反射的に後ろに振り向き―――――――――――――――――
「…別に、相手の背後に出現しなきゃいけない、とか、位置を変えて出現しなきゃいけない、とか…
 そういう法律、無いですし」
「……っ……」
ライアナの声が、背後から…
さっきまでの『正面』から聞こえた。
「うしろの正面だぁーれっ♪…てね」
再度振り返ろうとするが…間に合うわけもない。
どづっ!
鈍い音。
散る血飛沫。
右肩に走る、鮮烈な痛み。
「…つっ…!」
どさ!
バランスを崩し、倒れる彼。
右の肩口に、深々と短剣が突き立っていた。
「…動かない方が良いですよ。
 多分、今の手応えだと、鎖骨にヒビくらいは入ってますから」
ライアナは、にこ、と和やかな微笑みを浮かべた。
多分、アークロンドも、この微笑みに惹かれたのだろう。
彫像すら連想させる、『完璧』な笑みだった。
『完璧』な微笑みを、ほんの少しも崩さずに…アークロンドの肩口に突き立つナイフに目をやり…
かっ。
柄に、足を掛けた。
そして。
一気に、体重を掛ける。
ずどぶっ!
「っづあああああああああああ!!!」
ばぐん!
何かが割れる様な音。
それと一緒に、がぐん、と、彼の右手が動かなくなる。
がっ。がっ。がっ。
何度も、柄の部分をカカトで蹴る。
その度、呻き声を上げる彼。
短剣は、ほとんどアークロンドの肩の中に埋まってしまっていた。
魔族陣は、ただ呆然と見ているのみ。
「……あぅ……」
よろよろと、左手を付いて、起き上がろうとするアークロンド。
がんっ!
「ぎゃっ!」
力任せに蹴り倒される。
その時――――――――
がっ。
不意に、ライアナの横手の空間から白い手が突き出…しっかりと、ライアナの手首を捕まえていた。
ぐい、と、ライアナを後ろに引く。
「うあっと」
よろよろ、と数歩よろけるライアナ。
…まるで心霊現象の様だが…ま、神も魔族も半分以上ユーレイの様なもんである。
最初は手だけだったが…次第に、他のパーツも具現化していく。
赤毛の女性――――フィアナが現れた。
アークロンドはその間に空間を渡り、離れた場所に移動している。
エイルが駆け寄り、手早く止血する。
「ナイフ、抜かないの?痛そうだよ」
「刃物が刺さった時は、急に抜いちゃいけないのよ」
心配そうなウルドに、淡々と返す。
「…背中の方まで貫通してるわね…骨もがたがた」
「…治りますか」
「当然」
エイルは、自信たっぷりに言い切った。
「…あっちはエイルが何とかするだろう」
「ぷー」
頬を膨らませるライアナ。
しばらくきょろきょろと辺りを見渡していたが…
「あー!ナイフ回収してない!」
「気付くの遅ッ!」
ぶっ、と吹き出すフィアナ。
「お前が刺したまま抜かずにおいたんだろうが…」
「うっかりさんですぅv」
えへ、と可愛く笑ってみせる。
アークロンドの方を見て、
「あー、止血しちゃったんですねぇ…
 心臓に近いトコ刺したから、面白いことになるかな、って思ったのに」
「…面白いこと?」
「抜くと、ぴゅ――――――――、て血が噴水みたいに吹き出てキレイなんですよぉv
 心臓貫通したら、手応えは良いんですけどぉ、血の吹き出具合がいまひとつ……」
「…血液センターにでも勤めろ。お前は。」
げんなりした表情で言うフィアナ。
ライアナは、一瞬動きを止め、考える素振りを見せ…
「後で検討しますぅ」
「検討するんかッ!?」
そーゆーので良いのだろうか。
オルエンとかヴェルダンディーとかの立場って一体。
フィアナは、なんとなく頭痛を憶え、こめかみを押さえた。











言い訳あんど言い逃れ。



『我 殺す故に 我在り』なライアナちゃんです。
なんてゆーか、血の流れる回のライアナってミョーにイキイキしてますね(苦笑)
何故かジャック・ザ・リッパーを思い出してみたり。

アークロンドも苦労人ですね♪(いやこれは『苦労人』で済ませられるレベルなのか)
これ、運良く結ばれても後が大変な気がしますが。

質問があったので一応。

『I may be wrong but I can’t change my way』

……特に難しい単語も無いと想うのですが。『訳希望』との意見がありましたので。
直訳は、

『私は間違ってるのかも知れない、しかし私は私の道を変えることは出来ない』

ですが…

意訳は、

『そうですね、間違ってるのかもしれませんね。
 だけどそうだからといって、私に何ができると?
 これが私の運命なのですから…………………………』




                                                 幕。

トップに戻る
15085Re:第九十五話:ブラッディ・マリーびたちょこ改め青月 彼方  2003/9/11 22:43:17
記事番号15081へのコメント

こんばんは。突然改名したびたちょこ改め青月 彼方(せいづきかなた)青月と呼んでください。名は変わってもよろしくお願いいたします。
>「……!」
>不意に姿を消したライアナに…アークロンドの表情にとまどいと緊張が走る。
>反射的に後ろに振り向き―――――――――――――――――
>「…別に、相手の背後に出現しなきゃいけない、とか、位置を変えて出現しなきゃいけない、とか…
> そういう法律、無いですし」
>「……っ……」
>ライアナの声が、背後から…
>さっきまでの『正面』から聞こえた。
>「うしろの正面だぁーれっ♪…てね」
>再度振り返ろうとするが…間に合うわけもない。
>どづっ!
>鈍い音。
>散る血飛沫。
>右肩に走る、鮮烈な痛み。
>「…つっ…!」
>どさ!
・・・・一歩上手だったんでしょうか。
>バランスを崩し、倒れる彼。
>右の肩口に、深々と短剣が突き立っていた。
>「…動かない方が良いですよ。
> 多分、今の手応えだと、鎖骨にヒビくらいは入ってますから」
>ライアナは、にこ、と和やかな微笑みを浮かべた。
>多分、アークロンドも、この微笑みに惹かれたのだろう。
>彫像すら連想させる、『完璧』な笑みだった。
昔は・・・もうちょとちがったんじゃないですか・・・・?
>『完璧』な微笑みを、ほんの少しも崩さずに…アークロンドの肩口に突き立つナイフに目をやり…
>かっ。
>柄に、足を掛けた。
>そして。
>一気に、体重を掛ける。
>ずどぶっ!
>「っづあああああああああああ!!!」
>ばぐん!
>何かが割れる様な音。
むごい・・・『幼馴染のけんか』ではなくなってしまいましたね・・
>それと一緒に、がぐん、と、彼の右手が動かなくなる。
>がっ。がっ。がっ。
>何度も、柄の部分をカカトで蹴る。
>その度、呻き声を上げる彼。
>短剣は、ほとんどアークロンドの肩の中に埋まってしまっていた。
>魔族陣は、ただ呆然と見ているのみ。
>「……あぅ……」
>よろよろと、左手を付いて、起き上がろうとするアークロンド。
>がんっ!
>「ぎゃっ!」
>力任せに蹴り倒される。
>その時――――――――
アークロンドさん・・負けないでください・・・・
>がっ。
>不意に、ライアナの横手の空間から白い手が突き出…しっかりと、ライアナの手首を捕まえていた。
フィリアナねーさん!!!
>ぐい、と、ライアナを後ろに引く。
>「うあっと」
>よろよろ、と数歩よろけるライアナ。
>…まるで心霊現象の様だが…ま、神も魔族も半分以上ユーレイの様なもんである。
>最初は手だけだったが…次第に、他のパーツも具現化していく。
>赤毛の女性――――フィアナが現れた。
>アークロンドはその間に空間を渡り、離れた場所に移動している。
>エイルが駆け寄り、手早く止血する。
>「ナイフ、抜かないの?痛そうだよ」
>「刃物が刺さった時は、急に抜いちゃいけないのよ」
>心配そうなウルドに、淡々と返す。
>「…背中の方まで貫通してるわね…骨もがたがた」
>「…治りますか」
>「当然」
>エイルは、自信たっぷりに言い切った。
よかった・・・
>「…あっちはエイルが何とかするだろう」
>「ぷー」
>頬を膨らませるライアナ。
>しばらくきょろきょろと辺りを見渡していたが…
>「あー!ナイフ回収してない!」
>「気付くの遅ッ!」
>ぶっ、と吹き出すフィアナ。
シリアスな空気がぁ・・
>「お前が刺したまま抜かずにおいたんだろうが…」
>「うっかりさんですぅv」
>えへ、と可愛く笑ってみせる。
可愛こぶればいいってもんじゃないですって!!
>アークロンドの方を見て、
>「あー、止血しちゃったんですねぇ…
> 心臓に近いトコ刺したから、面白いことになるかな、って思ったのに」
>「…面白いこと?」
>「抜くと、ぴゅ――――――――、て血が噴水みたいに吹き出てキレイなんですよぉv
> 心臓貫通したら、手応えは良いんですけどぉ、血の吹き出具合がいまひとつ……」
そんな発言にはぁとつけるな。おい。
>「…血液センターにでも勤めろ。お前は。」
>げんなりした表情で言うフィアナ。
>ライアナは、一瞬動きを止め、考える素振りを見せ…
>「後で検討しますぅ」
>「検討するんかッ!?」
>そーゆーので良いのだろうか。
いくない。正しくはよくない。
前からお聞きしてみたかったんですけど、某札幌大学学生と動物達の物語読んでませんか。
>オルエンとかヴェルダンディーとかの立場って一体。
>フィアナは、なんとなく頭痛を憶え、こめかみを押さえた。
しくしく・・・ヴルお姉様も悲しかった・・・・

>
>言い訳あんど言い逃れ。
>
>
>
>『我 殺す故に 我在り』なライアナちゃんです。
>なんてゆーか、血の流れる回のライアナってミョーにイキイキしてますね(苦笑)
>何故かジャック・ザ・リッパーを思い出してみたり。
・・・それでいいんですか・・・?
>アークロンドも苦労人ですね♪(いやこれは『苦労人』で済ませられるレベルなのか)
>これ、運良く結ばれても後が大変な気がしますが。
幸運を祈ります。
>質問があったので一応。
質問した英語馬鹿。
>『I may be wrong but I can’t change my way』
>
>……特に難しい単語も無いと想うのですが。『訳希望』との意見がありましたので。
>直訳は、
>
>『私は間違ってるのかも知れない、しかし私は私の道を変えることは出来ない』
後半はわかったんですが・・(負け惜しみととっていただいてけっこうです)
>ですが…
>
>意訳は、
>
>『そうですね、間違ってるのかもしれませんね。
> だけどそうだからといって、私に何ができると?
> これが私の運命なのですから…………………………』
運命は変えるためにあるんです。

ところで骨折は大丈夫ですか?
それでは。
>
>                                                 幕。

トップに戻る
15101呪いなのか……凰月 麗 2003/9/14 01:17:23
記事番号15081へのコメント



こんにちわ。お久しぶりです。あきらです。
最近どうもパソの調子が悪くて、コメントなかなか入れれませんでした。
ってゆーか、いれてる間に『不正な処理が起きましたのでシャットダウンします』って……。(涙)
あたしが何をした。(泣)
あと、そーいえば、
アークロンドと仲のよい、フィアナのライバル的存在の、ひたすらヤな女豊穣神の名前を入れると、
シャットダウンされるのは何故であろう…?


>「……!」
>不意に姿を消したライアナに…アークロンドの表情にとまどいと緊張が走る。
>反射的に後ろに振り向き―――――――――――――――――
>「…別に、相手の背後に出現しなきゃいけない、とか、位置を変えて出現しなきゃいけない、とか…
> そういう法律、無いですし」
確かに無いね。
>「……っ……」
>ライアナの声が、背後から…
>さっきまでの『正面』から聞こえた。
>「うしろの正面だぁーれっ♪…てね」
ライアナ!

>ライアナは、にこ、と和やかな微笑みを浮かべた。
>多分、アークロンドも、この微笑みに惹かれたのだろう。
>彫像すら連想させる、『完璧』な笑みだった。
>『完璧』な微笑みを、ほんの少しも崩さずに…アークロンドの肩口に突き立つナイフに目をやり…
>かっ。
>柄に、足を掛けた。
>そして。
>一気に、体重を掛ける。
>ずどぶっ!
>「っづあああああああああああ!!!」
>ばぐん!
>何かが割れる様な音。
>それと一緒に、がぐん、と、彼の右手が動かなくなる。
>がっ。がっ。がっ。
>何度も、柄の部分をカカトで蹴る。
>その度、呻き声を上げる彼。
>短剣は、ほとんどアークロンドの肩の中に埋まってしまっていた。
うわぁ。えげつねェ……。
…………ふと一瞬、脳裏に、オリキャラの腹黒雷ウサギの姿が……。
あいつ、絶対ライアナとタメはれる……!

>「ナイフ、抜かないの?痛そうだよ」
>「刃物が刺さった時は、急に抜いちゃいけないのよ」
そーいや、そうですよね。
急に抜くと、ピューっ!って、血が噴き出しますもんね。(実際見たこと無いけど)

>「あー!ナイフ回収してない!」
>「気付くの遅ッ!」
>ぶっ、と吹き出すフィアナ。
ナイスだ!ライアナ!

>「あー、止血しちゃったんですねぇ…
> 心臓に近いトコ刺したから、面白いことになるかな、って思ったのに」
>「…面白いこと?」
>「抜くと、ぴゅ――――――――、て血が噴水みたいに吹き出てキレイなんですよぉv
> 心臓貫通したら、手応えは良いんですけどぉ、血の吹き出具合がいまひとつ……」
…………………………………………………………
あたしがライアナ嫌いじゃない……っていうか、好きな理由がわかった。
似てるんだよね。いや、性格じゃなくて……。
血がぴゅーっ!って吹き出す様を見てみたいとマジで思ってしまいました。
いや、スプラッタとか見たら、さすがに怖いと思いますけど、
血が、ぴゅーっ、って噴き出してるとこ見たら、『キレイ』と思ってしまうような気がする自分が怖ひ。

>「…血液センターにでも勤めろ。お前は。」
血好きにはもってこいv

>『I may be wrong but I can’t change my way』
>
>……特に難しい単語も無いと想うのですが。『訳希望』との意見がありましたので。
>直訳は、
>
>『私は間違ってるのかも知れない、しかし私は私の道を変えることは出来ない』
直訳は、できました。
>ですが…
>
>意訳は、
>
>『そうですね、間違ってるのかもしれませんね。
> だけどそうだからといって、私に何ができると?
> これが私の運命なのですから…………………………』
意訳は、できませんでした……。

前から思ってたんですが、琥珀さんって、英語お得意ですか?
羨ましいなぁ。あたし、英語苦手だから……。(国語も苦手さ)

あと、最後になりましたが、
足は大丈夫ですか?
順調に治っていることを願っています。

それでは、また次回。
お会いできたら嬉しいです。