◆−トキノ流レニ身ヲヤツシ−無限 劉人 (2003/8/24 17:51:07) No.14952 ┣Re:トキノ流レニ身ヲヤツシ−祭 蛍詩 (2003/8/25 00:27:45) No.14961 ┗トキノ流レ−無限 劉人 (2003/8/28 10:53:20) No.14984 ┣Re:トキノ流レ−祭 蛍詩 (2003/8/28 18:21:01) No.14988 ┗トキノ廻リ−無限 劉人 (2003/9/7 20:20:48) No.15034 ┗Re:トキノ廻リ−祭 蛍詩 (2003/9/9 01:12:11) No.15050
14952 | トキノ流レニ身ヲヤツシ | 無限 劉人 | 2003/8/24 17:51:07 |
無限)お待たせしまくりました。 ゼル)やっとか。 無限)一旦ながぁい休みとって、最後まで一気に書き上げたんだ。けどね? ゼル)けどね? 無限)長いから、少しずつ乗せていきます。 ゼル)遅れまくりましたが、読んでやってください。 無限&ゼル) それでは、トキクニの続きですっ! ======================================================= とんっ…… オレは、べセルクに軽く背を押され、促されるように一歩前へたたらを踏んだ。 「おい貴様! 何を考えてやがるッ!」 ふん、とべセルクは鼻で笑った。 「オ前ニ答エル事ナド何モ無イ」 一言だけ。ほんの一言だけ。べセルクはきっぱりと言う。 「戦エ」 「オレは…… 誰かのために戦うなんざ、まっぴらだ、と言ったばかりだが?」 「カンケイ無イ」 オレの手に、一振りの光る刃が、いつの間にか握らされていた。 『べセルク!』 白い霧、デス・フォッグは低く、腹腔に響くような声で。 『我が元に戻れ! 我が僕よ!』 ……………………なんだと? ってことは何か? オレは、デス・フォッグから離反した神官か将軍の、手先のように扱われているという事か? ――――――くだらん! 「フン……バカカ? 私ハモウ貴様ノ僕ナドデハ無イ。 愚カ者」 ゼロスが、動いたのが解った。 オレは、ふいに全てを理解した。 ……ゼロスの上司、獣王ゼラス=メタリオムは、利用されているだけなのだ。 オレを、ここへ呼ぶためだけの! ふつふつと、怒が沸きあがった。 「べセルク。それはお前の真実の名か?」 「ソウダ」 即答だった。 「どうやら……オレの知るべセルクはお前に消されたらしいな」 『そうであり、そうでない……人間よ……何を考える?』 ひょい、とオレは肩をすくめてみせた。 「こんな剣持たされても……な。 どうもオレは……デス・フォッグの方に参戦したいらしい、な」 「ナニ!?」 『どういうことだ? …………………………』 べセルクは困惑し、デス・フォッグは沈黙した。 べセルクも。役者はデス・フォッグより下らしい。 「単純だ。オレが、生き延びて、ゼロスを殴るには、そうした方がいいからな。魔王の下の下より、魔王の下についた方が得策だから……だ」 ちっ! とべセルクが舌打ちするのがわかった。 『ならば……』 光刃が、消され、手には、白いわだかまりのようなものを握っていた。 デス・フォッグ。魔王とはいえ、あんたもそうとう役者だな。 にやり、とオレは心の中であざ笑う。 ====================================================== 無限) ここまででは、はっきし言ってさっぱりでしょう! 故ゼロ)当たり前です。いつ僕は復活するんです!? ゼル) オレには解ってるぜ。 無限) んふふー。故ゼロスくんにはい・づ・れv 故ゼロ)はぁっ!? ゼル) 出番待ちだな。 それではっ! これの最初が読みたいという、めちゃくちゃ奇特な人は、過去の小説を覗いてください。トキノオソイクニです。 次も出る事を夢見て。 |
14961 | Re:トキノ流レニ身ヲヤツシ | 祭 蛍詩 | 2003/8/25 00:27:45 |
記事番号14952へのコメント 思ったとおり、親が来ちゃってレスがちょっと遅くなっちゃいました; 続きですね! ―というわけでレスさせていただきます! >無限)お待たせしまくりました。 待ってました! >ゼル)やっとか。 >無限)一旦ながぁい休みとって、最後まで一気に書き上げたんだ。けどね? 最後まで?!すごいです! >ゼル)けどね? >無限)長いから、少しずつ乗せていきます。 >ゼル)遅れまくりましたが、読んでやってください。 もっちろん読ませていただきます! >無限&ゼル) それでは、トキクニの続きですっ! >======================================================= > > とんっ…… > オレは、べセルクに軽く背を押され、促されるように一歩前へたたらを踏んだ。 >「おい貴様! 何を考えてやがるッ!」 > ふん、とべセルクは鼻で笑った。 >「オ前ニ答エル事ナド何モ無イ」 > 一言だけ。ほんの一言だけ。べセルクはきっぱりと言う。 > 「戦エ」 あぁベセルクさん、すっかり悪い人になってしまわれて……。 >「オレは…… > 誰かのために戦うなんざ、まっぴらだ、と言ったばかりだが?」 >「カンケイ無イ」 > オレの手に、一振りの光る刃が、いつの間にか握らされていた。 >『べセルク!』 > 白い霧、デス・フォッグは低く、腹腔に響くような声で。 >『我が元に戻れ! 我が僕よ!』 僕?ってことは裏切り者なんですね、ベセルクさん。 > ……………………なんだと? ってことは何か? オレは、デス・フォッグから離反した神官か将軍の、手先のように扱われているという事か? > ――――――くだらん! >「フン……バカカ? 私ハモウ貴様ノ僕ナドデハ無イ。 > 愚カ者」 > ゼロスが、動いたのが解った。 > オレは、ふいに全てを理解した。 ほえ? > ……ゼロスの上司、獣王ゼラス=メタリオムは、利用されているだけなのだ。 > オレを、ここへ呼ぶためだけの! ほええ? > ふつふつと、怒が沸きあがった。 >「べセルク。それはお前の真実の名か?」 >「ソウダ」 > 即答だった。 >「どうやら……オレの知るべセルクはお前に消されたらしいな」 あの人の良かった、でもちょっとおかしなベセルクさんが懐かしいです…。 >『そうであり、そうでない……人間よ……何を考える?』 > ひょい、とオレは肩をすくめてみせた。 >「こんな剣持たされても……な。 > どうもオレは……デス・フォッグの方に参戦したいらしい、な」 ほえええ? >「ナニ!?」 >『どういうことだ? …………………………』 > べセルクは困惑し、デス・フォッグは沈黙した。 > べセルクも。役者はデス・フォッグより下らしい。 役者ってことは演義? う〜、分からないです;; >「単純だ。オレが、生き延びて、ゼロスを殴るには、そうした方がいいからな。魔王の下の下より、魔王の下についた方が得策だから……だ」 そりゃもっともです。 それにしても『ゼロスを殴るには』って…まだ怒ってるんですね、まぁ当たり前ですけどv > ちっ! とべセルクが舌打ちするのがわかった。 >『ならば……』 > 光刃が、消され、手には、白いわだかまりのようなものを握っていた。 > > デス・フォッグ。魔王とはいえ、あんたもそうとう役者だな。 ほええええ? > にやり、とオレは心の中であざ笑う。 いつもの雑魚を前にしたときのような笑いなんでしょうね、見たいっvv んでもやっぱり、ほえええええ? >====================================================== >無限) ここまででは、はっきし言ってさっぱりでしょう! はい。もともとカンが働かない方なので;; >故ゼロ)当たり前です。いつ僕は復活するんです!? 復活するんですか!?良かったですねv あ、でも復活したすぐ後に、ゼルさんにまた混沌へ送られちゃいそうですねvv >ゼル) オレには解ってるぜ。 一人で理解してますね。 >無限) んふふー。故ゼロスくんにはい・づ・れv >故ゼロ)はぁっ!? >ゼル) 出番待ちだな。 でも、復活できるなら、いいことじゃありませんかv 文句言っちゃダメですよv > > それではっ! これの最初が読みたいという、めちゃくちゃ奇特な人は、過去の小説を覗いてください。トキノオソイクニです。 > 次も出る事を夢見て。 とりあえず、ゼルさんが生き残れそうでほっとしましたvv おまけにゼロス君も復活なさるそうで、嬉しい限りですv ゼルさん、もうボッコボコのベッコベコになるまでサンドバックのごとく殴っちゃってくださいvv んでもって、続きをとっても楽しみにしていますvv |
14984 | トキノ流レ | 無限 劉人 | 2003/8/28 10:53:20 |
記事番号14952へのコメント 無限)翼もなんとかかんとかむにゃむにゃ…… ゼル)作文で貫徹か…… ゼロ)あなた本当に小説家目指してるんですか? 無限)失敬な! 読書感想文と人権作文なんて、ファンタジーに必要…… ゼル)寝るな! 書け! 立派にオレを活躍させろ! ゼロ)そぉですっ! っつかボクを出せ! ===================================================== 「デス・フォッグ。取引をしようじゃないか」 そう持ちかけたのは、オレ。 ベセルクを振り切って、デス・フォッグはオレを空間まで連れて来た。 『…………貴様……』 デス・フォッグは苦々しげに呟いた。 『どこまで解った…………』 「ふん……お前の意図の寸前までだ」 ちらり、と意味ありげに虚空へ視線を移す。 「なにがあったかは知らないが。 お前の部下。ベセルクが邪魔だった……。ベセルクはなんらかの方法で力を得たんじゃないのか? お前と同等……いや、それ以上か?」 デス・フォッグは沈黙していた。 「オレ。いや……オレたち……がダークスター二分の一や、ルビー・アイ七分の一を倒したことがある。そんなの、他の魔王にも知れたことだろう。 ――お前は、ベセルクをそそのかして……いや。繋がりがあると見れば、北の魔王に救援を求めた。あいつは部下に命じた。北を守る、獣王ゼラス=メタリオムに。オレをこち…ぐっ!」 心臓を、鷲摑みにされたような痛み。 いや。実際そうされているのだろう。オレは空間に膝をついた。 『解った……お前のノゾミは……』 「元の世界へ」 苦し紛れに吐いた言葉。 『一つだけ教えてやろう……私はルビー・アイなどに救援なぞ求めてはいない。 その仮説は……半々だ』 白い霧は、人の形を模した。 『我が為に戦え。 我が従順なる将軍よ』 「!?」 ===================================================== 無限)ちみっと解ってきた? ゼル)矛盾だらけだな。 ゼロ)ふ・・・・・・(とっても意味ありげ) |
14988 | Re:トキノ流レ | 祭 蛍詩 | 2003/8/28 18:21:01 |
記事番号14984へのコメント こんにちは〜!祭です! 少しづつ謎が解明されていってますね! ―というわけでレスさせていただいちゃいます! >無限)翼もなんとかかんとかむにゃむにゃ…… >ゼル)作文で貫徹か…… だ、大丈夫ですか?! >ゼロ)あなた本当に小説家目指してるんですか? >無限)失敬な! 読書感想文と人権作文なんて、ファンタジーに必要…… なさそうですよね。 >ゼル)寝るな! 書け! 立派にオレを活躍させろ! >ゼロ)そぉですっ! っつかボクを出せ! あぁ、ゼロス君が言うとなんか切実です……。 >===================================================== >「デス・フォッグ。取引をしようじゃないか」 > そう持ちかけたのは、オレ。 > ベセルクを振り切って、デス・フォッグはオレを空間まで連れて来た。 >『…………貴様……』 > デス・フォッグは苦々しげに呟いた。 >『どこまで解った…………』 >「ふん……お前の意図の寸前までだ」 > ちらり、と意味ありげに虚空へ視線を移す。 ゼルさん…なんでそんなにかっこいいんですか! >「なにがあったかは知らないが。 > お前の部下。ベセルクが邪魔だった……。ベセルクはなんらかの方法で力を得たんじゃないのか? お前と同等……いや、それ以上か?」 ってことはベセルクさん、すごく強いんですね! > デス・フォッグは沈黙していた。 >「オレ。いや……オレたち……がダークスター二分の一や、ルビー・アイ七分の一を倒したことがある。そんなの、他の魔王にも知れたことだろう。 > ――お前は、ベセルクをそそのかして……いや。繋がりがあると見れば、北の魔王に救援を求めた。あいつは部下に命じた。北を守る、獣王ゼラス=メタリオムに。オレをこち…ぐっ!」 > 心臓を、鷲摑みにされたような痛み。 > いや。実際そうされているのだろう。オレは空間に膝をついた。 暴力はいけないです…ってそんなこといっても無駄ですけど。 >『解った……お前のノゾミは……』 >「元の世界へ」 > 苦し紛れに吐いた言葉。 >『一つだけ教えてやろう……私はルビー・アイなどに救援なぞ求めてはいない。 > その仮説は……半々だ』 > 白い霧は、人の形を模した。 >『我が為に戦え。 > 我が従順なる将軍よ』 >「!?」 ベセルクさんのクローン?!(←いや、違うと思うぞ) >===================================================== >無限)ちみっと解ってきた? ほんの少しだけなら…。 >ゼル)矛盾だらけだな。 >ゼロ)ふ・・・・・・(とっても意味ありげ) なにか大逆転っぽい物があるんでしょうか? あう、気になります!! 楽しみにしていますv |
15034 | トキノ廻リ | 無限 劉人 E-mail | 2003/9/7 20:20:48 |
記事番号14984へのコメント 白い霧は語る とうとうと、一筋の迷いもなく、さらけ出すように。 嘲る様に。 『お前に・力を与えた。 私の意志ではその力は動かせない。お前の意思のみに反応しうる』 ぱきぱきと。音が鳴る。体が軽くなっていく。 肌。オレがナクシタモノ。髪。オレがナクシタモノ。 在る。有る。アル。ここに。今! 手に入った。 形の無い魔族になることで。手に入れた。 魔族? いや。血が通っている。半魔か。 もはやそんなことどうでもいい。 オレには、人間らしい体がある! 力がある! 「そいつぁ……お前にとっちゃ不利なんじゃないのか?」 にぃ、とオレは口の端に笑みを作る。 刻々と体が変化する。 『お前ではない。私はお前の主』 白い、とても軽い鎧が最後に身体に張り付いて。 「ああ。そうか……」 なぜだか反論する気が薄れて。削がれて。失って。 「オレは……お前の、否。彼方さまの忠実なる僕」 すぅと目を細め、新しく手に入れた身体に見入る。 『ヨキカナ』 白い霧の言葉を耳に流し。 オレは空間を渡る。 オナジアナノムジナトハヨクイッタモノダ。 哄笑。 ================================ 無限)本日。某パソコンショップに行きまして、ホムペビルダを買いました。 ゼル)それで? 無限)作るつもりで……って違ッ! わらしが言いたいのは。 ベセルクっつぅのは、単なる思い付きで作ったキャラなのだが。 ゼル)? 無限)ベルセルクって言うゲームがあったんだね。ソレ見て。 『うゎ!? これって……あちしパクりだとおもわれてる!!?』 って、素朴に驚いたんだね。マジ。 ゼル)……信じてやってくれ。目がマジだ。 無限)ぅ〜みゅ。友人MIに話したら。 『それって意識化にあるなんたらかんたら(以下略)』 とかって。 ゼル)う、うみゅ。 無限)人間ってタノシイね〜。 |
15050 | Re:トキノ廻リ | 祭 蛍詩 | 2003/9/9 01:12:11 |
記事番号15034へのコメント ほむぺ造ってらっしゃるんですか?! 行きます行きます行かせていただきます!!(←いきなり言うことがそれかい!) よっしゃ、完成されたと同時に行かせてもらいます!楽しみですvv 運動会、頑張ってください! ムカデ競争やられるんですか?私は練習の時派手にこけました;(←運動音痴) 朝6:30から?! …まだ余裕で寝てますよ、私;;(←低血圧) ―というわけで、レスさせていただきます! >白い霧は語る > >とうとうと、一筋の迷いもなく、さらけ出すように。 > >嘲る様に。 > >『お前に・力を与えた。 > 私の意志ではその力は動かせない。お前の意思のみに反応しうる』 > >ぱきぱきと。音が鳴る。体が軽くなっていく。 おりょ? >肌。オレがナクシタモノ。髪。オレがナクシタモノ。 > >在る。有る。アル。ここに。今! 手に入った。 ぅえぇぇぇ?! 戻ったんですか?! おめでとうございます! シャンペンでも開けますかっ! それにしてもかっこいいんだろうなぁvv >形の無い魔族になることで。手に入れた。 > >魔族? いや。血が通っている。半魔か。 なんか半魔なのに人間の姿…複雑ですね; >もはやそんなことどうでもいい。 > >オレには、人間らしい体がある! 力がある! > >「そいつぁ……お前にとっちゃ不利なんじゃないのか?」 > にぃ、とオレは口の端に笑みを作る。 > 刻々と体が変化する。 >『お前ではない。私はお前の主』 > 白い、とても軽い鎧が最後に身体に張り付いて。 見たい〜見たいです〜vv >「ああ。そうか……」 > なぜだか反論する気が薄れて。削がれて。失って。 洗脳っぽいですね、なんか。 >「オレは……お前の、否。彼方さまの忠実なる僕」 主……なんかややこしいことになってきましたね。 がんばれゼルさん! > すぅと目を細め、新しく手に入れた身体に見入る。 >『ヨキカナ』 > 白い霧の言葉を耳に流し。 > > オレは空間を渡る。 > > オナジアナノムジナトハヨクイッタモノダ。 > >哄笑。 > >================================ >無限)本日。某パソコンショップに行きまして、ホムペビルダを買いました。 わーvどんどんぱふぱふです! >ゼル)それで? >無限)作るつもりで……って違ッ! わらしが言いたいのは。 > ベセルクっつぅのは、単なる思い付きで作ったキャラなのだが。 >ゼル)? >無限)ベルセルクって言うゲームがあったんだね。ソレ見て。 >『うゎ!? これって……あちしパクりだとおもわれてる!!?』 > って、素朴に驚いたんだね。マジ。 そういうことって結構よくありますよね。 >ゼル)……信じてやってくれ。目がマジだ。 もっちろんです! 私も前あったんです、そういうこと。 >無限)ぅ〜みゅ。友人MIに話したら。 >『それって意識化にあるなんたらかんたら(以下略)』 > とかって。 >ゼル)う、うみゅ。 >無限)人間ってタノシイね〜。 タノシイけどムズカシイですよね。 ゼルさんなんかちょっと危なそうですけど、がんばれー!! ゼロス君もがんばれー!(←なにを?) では、今日はこの辺で!ほむぺ、すごく楽しみにしています!! |