◆−サンドバックは全てを語る−無限 劉人 (2003/8/25 21:15:35) No.14963 ┣わーいvv−祭 蛍詩 (2003/8/26 13:29:49) No.14966 ┗翼の道は全てを語る−無限 劉人 (2003/8/27 17:57:35) No.14977 ┣ゼルさんかっこ良いですv−祭 蛍詩 (2003/8/28 08:46:06) No.14982 ┗満月の道は全てを語る−無限 劉人 (2003/8/28 11:12:36) No.14985 ┣脳みそくらげ…(大爆笑)−祭 蛍詩 (2003/8/28 17:58:51) No.14987 ┗風の道は全てを語る−無限 劉人 (2003/9/4 22:06:43) No.15017 ┣Re:風の道は全てを語る−祭 蛍詩 (2003/9/5 00:06:06) No.15020 ┃┗Re:風の道は全てを語る−無限 劉人 (2003/9/8 22:07:23) No.15045 ┗風の道は全てを語る2−無限 劉人 (2003/9/13 21:00:10) No.15095 ┣にゅふふふふvv−祭 蛍詩 (2003/9/14 01:20:00) No.15102 ┗決戦?−無限 劉人 (2003/9/19 21:28:45) No.15160 ┗ありがとうございました!−祭 蛍詩 (2003/9/20 13:49:00) No.15167
14963 | サンドバックは全てを語る | 無限 劉人 E-mail | 2003/8/25 21:15:35 |
無限)トキクニもやや一段落v ゼル)良かったな。 ゼロ)あ。故がとれてる。 無限)君にはここで、●●●をやってもらう! ゼル)ぅえっ!? ゼロ)マジですかぁぁぁあああああっ!? 無限)今日は、ワシ、機嫌がよいのだよ。 ================================ 『サンドバックは全てを語る』 ゼルモテまくり状態なんで、ちょっちキャラクターのご紹介v ★男性陣★ ゼルガディス=グレイワーズ いわずと知れた主人公。今回の役どころは、 『ピーチ姫(?)』な不良クン。 ゼロス=プリースト=メタリオム いわずと知れたゴキブリ魔族。 ゼルを手に入れるため、あの手この手で攻めまくる! ヴァル=ガーヴ ゼルの片腕。幼馴染という楽な役回り(?) レゾ=グレイワーズ 今回は大人しくしていただきます。無論。きっちし攻めて生きます。 ガウリイ=ガブリエフ ゼルの敵として現れていただきますが、リナの恋人にござります。 ……浮気!? ルーク=シャブラニグドゥ ゼルの片腕。こちらも幼馴染です。ヴァルより大人ですばい。 ・・・・・・とまぁこんな感じと言われても理解できないでしょう。 私が考えるに。週刊マ●ジン連載中の、エ●・ギアという作品中に出てくる、エア・トレックを使用させたいなぁ、と思っています。 はい。コレを読んでいる方、正解です。 スレイヤーズ版・暴風族(ストーム・ライダー)の話です。 つまりは……読んでいただけるのが一番手っ取り早いのではないかと。 それでは、失礼します。 |
14966 | わーいvv | 祭 蛍詩 | 2003/8/26 13:29:49 |
記事番号14963へのコメント わーいvゼルさんモテモテ、嬉しいですvv ありがとうございます! ―というわけでレスさせていただきます! >無限)トキクニもやや一段落v >ゼル)良かったな。 本当におめでとうございますv楽しみにしてますvv >ゼロ)あ。故がとれてる。 ほんとだ(笑)良かったですねv >無限)君にはここで、●●●をやってもらう! なんでしょうか? >ゼル)ぅえっ!? >ゼロ)マジですかぁぁぁあああああっ!? そ、その驚きようは?! >無限)今日は、ワシ、機嫌がよいのだよ。 >================================ > >『サンドバックは全てを語る』 > >ゼルモテまくり状態なんで、ちょっちキャラクターのご紹介v 嬉しいなったら嬉しいなvv >★男性陣★ > >ゼルガディス=グレイワーズ > いわずと知れた主人公。今回の役どころは、 >『ピーチ姫(?)』な不良クン。 ピーチ姫……(爆笑) 不良?かっこよさそうですねvv >ゼロス=プリースト=メタリオム > いわずと知れたゴキブリ魔族。 >ゼルを手に入れるため、あの手この手で攻めまくる! 頑張ってくださいねーvコックローチさんvv >ヴァル=ガーヴ > ゼルの片腕。幼馴染という楽な役回り(?) をを!おいしいポジション! >レゾ=グレイワーズ > 今回は大人しくしていただきます。無論。きっちし攻めて生きます。 大人しいレゾさん…想像しにくいです; >ガウリイ=ガブリエフ > ゼルの敵として現れていただきますが、リナの恋人にござります。 > ……浮気!? 敵として現れる?!こっちもおいしいポジションですねv でも浮気…(笑) >ルーク=シャブラニグドゥ > ゼルの片腕。こちらも幼馴染です。ヴァルより大人ですばい。 「ミリーナーーッv」のかわりに「ゼルー―ッvv」になるんですか? しかも幼馴染vv >・・・・・・とまぁこんな感じと言われても理解できないでしょう。 >私が考えるに。週刊マ●ジン連載中の、エ●・ギアという作品中に出てくる、エア・トレックを使用させたいなぁ、と思っています。 うぅ、マンガ自体は知らないんですが、ちょっち想像してみたりv > はい。コレを読んでいる方、正解です。 > スレイヤーズ版・暴風族(ストーム・ライダー)の話です。 > つまりは……読んでいただけるのが一番手っ取り早いのではないかと。 にゅふふふv 不良なゼルさんかぁvvかっこいいだろうなーvv すんごく楽しみですvvv >それでは、失礼します。 はい!楽しみにしていますvv |
14977 | 翼の道は全てを語る | 無限 劉人 | 2003/8/27 17:57:35 |
記事番号14963へのコメント ローラー・ブレートとかローラー・スケートって知ってるか? 靴底にホイールの引っ付いたアレだ。 だが・こいつは似ているようで全く違う。 こいつは二つ・大き目のホイールがついたモノだ。 より速く! より高く! 愛すべきクレイジー・大馬鹿野朗共はとうとうやりやがった! 超小型強力モーターを・ホイールに組み込んで 高性能のサスペンションとエア・クッションシステムで 武装した自走シューズ コイツの出現は・路地裏のトリック・シーンを根こそぎひっくり返した! 『より速く! より高く! 誰よりも高見を目指して!』 ――A・T エア・トレック―― その頃にはもう……奴等は気づき始めていたんだ 街の空間は 全部道だと! ―――――人は・飛べるのだと――――――――――――・・・・・・ *********************************** オレは何もしてねぇ。 あいつ等は言うんだ。 『お前がオレ達を案内してんだよ』 意味が解らねぇ。 『オレ達が求める場所にな』 んなの知るかよ。 =================================== 特に面白くもない学校。昼休み、屋上の給水塔。 空は、憎らしいくらいに、晴れ上がっている。 「いちごめろんパンv 美味いよなぁv」 はぐっ、とピンク色のパンをかじる。赤髪に赤眼の男、ルーク。 「オレは惣菜の方が好きだ」 まぐまぐと焼きそばパンをかじる。緑髪に蒼眼の男、ヴァル。 オレは、パック豆乳をすすりながら、親友以上家畜以下の、男たちの会話を聞き流した。 『ゼルはどっちだ?』 ハモって問うてくるルークとヴァルに。 「…………オレは米の飯派だ」 ぼそりっ、と呟くと。 「それは意外な答えだな」 と、ヴァル。 「これは答えになってねぇと思うんだが?」 と、ルーク。 「どっちでもいいだろう?」 ふっ……と口元に笑みを作る。 「オレは、お前の笑ってる顔が好きだ」 「オレは……泣いてるのも好きだぜ」 ニカッ、とシニカルに笑う二人を、横目で流して、オレは、二人のいる所に行くために、給水塔から降りた。 「つまんねぇ」 「そうか? じゃあ良かったな。おい、ルーク」 意味ありげに目配せするヴァル。 「をう」 短い返事ののち、学ランの内ポケットから一枚の写真を取り出した。 ポラロイド写真。あまりハッキリしていないが、見えないという範囲ではない。 「マーキング・ステッカーの上張りか……」 マーキング・ステッカーは、暴風族、ストーム・ライダーの縄張りをあらわす。 上張り……すなわち。縄張りを侵されたことになり、縄張り争いのバトルの合図だ。 バトルの日は、張られた日の夜! 「今日の月は、紅い月か……な?」 オレは、上張りされたマーキング・ステッカーの写真に目を落とし、にやりと口元に笑みを浮かべた。 捕食者の笑みを。 NEXT ===================================================== 無限)ををっ! ゼルが悪者してる! ゼル)そぉいう話じゃないのか? ゼロ)僕は何処で出てくるんですかねぇ? 無限)ゼルモテまくりの話v これからそうなるよんv ゼル)……このままで良いんだが 無限)そんな事言わずにv ゼロ)サンドバッグはどうしたんですか? 無限)話の内容があまりにもシリアスになったので; ゼル&ゼロス)駄文作家とも呼べぬ代物だな。(ですね) |
14982 | ゼルさんかっこ良いですv | 祭 蛍詩 | 2003/8/28 08:46:06 |
記事番号14977へのコメント ゼルさんが悪っぽくてかっこいいですーvv ―というわけでレスさせていただいちゃいます! >ローラー・ブレートとかローラー・スケートって知ってるか? ローラー・ブレートならやったことあります! >靴底にホイールの引っ付いたアレだ。 >だが・こいつは似ているようで全く違う。 >こいつは二つ・大き目のホイールがついたモノだ。 ………(想像中) >より速く! より高く! >愛すべきクレイジー・大馬鹿野朗共はとうとうやりやがった! >超小型強力モーターを・ホイールに組み込んで >高性能のサスペンションとエア・クッションシステムで >武装した自走シューズ をを!かっこ良い! >コイツの出現は・路地裏のトリック・シーンを根こそぎひっくり返した! >『より速く! より高く! 誰よりも高見を目指して!』 > ――A・T エア・トレック―― >その頃にはもう……奴等は気づき始めていたんだ >街の空間は 全部道だと! >―――――人は・飛べるのだと――――――――――――・・・・・・ うわ冒頭からすごくかっこよいです!! >*********************************** > オレは何もしてねぇ。 > あいつ等は言うんだ。 >『お前がオレ達を案内してんだよ』 > 意味が解らねぇ。 >『オレ達が求める場所にな』 > んなの知るかよ。 リーダーですものねv >=================================== > > 特に面白くもない学校。昼休み、屋上の給水塔。 > 空は、憎らしいくらいに、晴れ上がっている。 >「いちごめろんパンv 美味いよなぁv」 いっ、いちごめろんパン?! > はぐっ、とピンク色のパンをかじる。赤髪に赤眼の男、ルーク。 しかも食べてるのルークさんじゃないですか!! >「オレは惣菜の方が好きだ」 > まぐまぐと焼きそばパンをかじる。緑髪に蒼眼の男、ヴァル。 > オレは、パック豆乳をすすりながら、親友以上家畜以下の、男たちの会話を聞き流した。 親友以上家畜以下っ?! しかもパック豆乳っっ?!(大爆笑) >『ゼルはどっちだ?』 > ハモって問うてくるルークとヴァルに。 >「…………オレは米の飯派だ」 >ぼそりっ、と呟くと。 >「それは意外な答えだな」 >と、ヴァル。 >「これは答えになってねぇと思うんだが?」 はいv賛成ですvv >と、ルーク。 >「どっちでもいいだろう?」 > ふっ……と口元に笑みを作る。 >「オレは、お前の笑ってる顔が好きだ」 >「オレは……泣いてるのも好きだぜ」 ゼルさん、お姫様状態だーーーっっvvv > ニカッ、とシニカルに笑う二人を、横目で流して、オレは、二人のいる所に行くために、給水塔から降りた。 >「つまんねぇ」 >「そうか? じゃあ良かったな。おい、ルーク」 > 意味ありげに目配せするヴァル。 >「をう」 > 短い返事ののち、学ランの内ポケットから一枚の写真を取り出した。 > ポラロイド写真。あまりハッキリしていないが、見えないという範囲ではない。 >「マーキング・ステッカーの上張りか……」 > マーキング・ステッカーは、暴風族、ストーム・ライダーの縄張りをあらわす。 > 上張り……すなわち。縄張りを侵されたことになり、縄張り争いのバトルの合図だ。 敵って事は……ガウリイさん…とか? > バトルの日は、張られた日の夜! >「今日の月は、紅い月か……な?」 > オレは、上張りされたマーキング・ステッカーの写真に目を落とし、にやりと口元に笑みを浮かべた。 > > 捕食者の笑みを。 悪だっ!ゼルさんが悪だーーっっvv NEXT >===================================================== > >無限)ををっ! ゼルが悪者してる! 無茶苦茶かっこいいですvv >ゼル)そぉいう話じゃないのか? >ゼロ)僕は何処で出てくるんですかねぇ? そういえば居なかったですよね。(←今ごろ気づくか自分;) >無限)ゼルモテまくりの話v これからそうなるよんv すでにちょっとお姫様状態で嬉しいかぎりですvv >ゼル)……このままで良いんだが >無限)そんな事言わずにv そうですよ!そんな事言っちゃいけません! >ゼロ)サンドバッグはどうしたんですか? >無限)話の内容があまりにもシリアスになったので; >ゼル&ゼロス)駄文作家とも呼べぬ代物だな。(ですね) いや、まじで駄作なんかじゃないですよ!いつも!! シリアスでかっこいいです!! 次はバトルですか? すんごく楽しみにしています!! |
14985 | 満月の道は全てを語る | 無限 劉人 | 2003/8/28 11:12:36 |
記事番号14977へのコメント 「リナ〜。俺の見てないところでマーキング・ステッカーの上張りなんてするなよな〜」 金髪の男、ガウリイが、頭二つ分ほど小さな栗色の髪の少女、リナに、ぽんぽんとあやすように手を置いた。 「なぁにいってんのよ! あんな若造になめられてちゃ、 『BRAIN・JELLYFISH』の名が泣くわッ!」 拳を握って力説するが。 「英語だと格好がつくんですけどね。僕たちの族の名前が、脳みそくらげ。 ですからねぇ……そりゃあ舐められますよ」 紫色の髪、深い蒼の目に、捕食者の光りを湛えて、ゼロスが言った。 「…………くくぅぅうっ! それここれも、みぃんなあんたがこんな変な名前つけるからでしょっ!? 私たちが族章(エンブレム)とられてないのって、ほんとーに私たちのお陰なのよ!? 感謝しなさいよね!」 紅い月が燃ゆるビル群の上空で、とてもニギヤカな物体が三つ。 飛んでいた。 月光に、不敵な笑みが覗く。 *********************************** 「敵さんもやるよなぁ……よりによってこの俺たち。 『PUSH・DOWNに挑もうなんてよ」 ヴァルが、小バカにしたように、写真を破り捨てた。 「エンブレム・オブ・プライド! 意味が解ってんのかねぇ……」 ルークは、ビルの端を蹴り、再び高く舞い上がる。 「良いじゃないか……さっさと勝ち星があがる……」 街で、一頭高いビルの屋上に。三つの影が閃いた。 ====================================================== 「待っていたわ」 ビルに降り立った三つに、リナの朗々とした声が響く! 『ぶっ潰す!』 ゼルの代わりの、ルークとヴァル、相手のリナの声が、ハモる! さぁ。戦いだ。 五つの影に、不敵な笑みが覗く。 月は、黙ってそれを見守るのみ。 |
14987 | 脳みそくらげ…(大爆笑) | 祭 蛍詩 | 2003/8/28 17:58:51 |
記事番号14985へのコメント ガウリイさんとリナちゃんとゼロス君は敵なんですね!かっこいいんですが、なんかゼルさんとヴァルさんとルークさんのチームに比べると緊張感がないです・・・・・・;楽しくていいですけどv > >「リナ〜。俺の見てないところでマーキング・ステッカーの上張りなんてするなよな〜」 リナちゃんが張ったんですか〜。 > 金髪の男、ガウリイが、頭二つ分ほど小さな栗色の髪の少女、リナに、ぽんぽんとあやすように手を置いた。 >「なぁにいってんのよ! あんな若造になめられてちゃ、 >『BRAIN・JELLYFISH』の名が泣くわッ!」 若造…って貴女いま何歳ですか? んでもって、『JELLYFISH』くらげ? > 拳を握って力説するが。 >「英語だと格好がつくんですけどね。僕たちの族の名前が、脳みそくらげ。 >ですからねぇ……そりゃあ舐められますよ」 脳みそくらげ…(大爆笑) > 紫色の髪、深い蒼の目に、捕食者の光りを湛えて、ゼロスが言った。 >「…………くくぅぅうっ! それここれも、みぃんなあんたがこんな変な名前つけるからでしょっ!? 私たちが族章(エンブレム)とられてないのって、ほんとーに私たちのお陰なのよ!? 感謝しなさいよね!」 > > 紅い月が燃ゆるビル群の上空で、とてもニギヤカな物体が三つ。 > 飛んでいた。 > > 月光に、不敵な笑みが覗く。 この3人で静かな方がおかしいですよねv >*********************************** >「敵さんもやるよなぁ……よりによってこの俺たち。 >『PUSH・DOWNに挑もうなんてよ」 こっちはかっこいい名前ですねvv > ヴァルが、小バカにしたように、写真を破り捨てた。 >「エンブレム・オブ・プライド! 意味が解ってんのかねぇ……」 > ルークは、ビルの端を蹴り、再び高く舞い上がる。 >「良いじゃないか……さっさと勝ち星があがる……」 > > 街で、一頭高いビルの屋上に。三つの影が閃いた。 この3人は無茶苦茶かっこいいですねvv >====================================================== > >「待っていたわ」 > > ビルに降り立った三つに、リナの朗々とした声が響く! > >『ぶっ潰す!』 > > ゼルの代わりの、ルークとヴァル、相手のリナの声が、ハモる! りょ?ゼルさんは来ないんですか? > さぁ。戦いだ。 > > 五つの影に、不敵な笑みが覗く。 > 月は、黙ってそれを見守るのみ。 すごくかっこいい雰囲気です! にしてもゼルさんは? そうか!お姫様だから二人が負けてしまったら出てくるんですね(?) 続きがたのしみですvv |
15017 | 風の道は全てを語る | 無限 劉人 E-mail | 2003/9/4 22:06:43 |
記事番号14985へのコメント 「あら? 一人足りないじゃない」 原則的(ルール的)には、三人一組である。 「……怖気づいたのね。まぁいいわ。 賭けなさい! エンブレムを!」 リナの声と同時に、ゼロスの革ジャンの内ポケットから、精巧に作られた。銀バッチ。『BRAIN・JELLYFISH』と、くらげが彫られた族章が取り出された。 「望むところだぜ?」 にや……と笑って、ヴァルは無造作に、ジーンズのポケットからソレを出した。 こちらは、銀バッチに鷹が彫ってあり、『PUSH・DOWN』とあった。 キィン……と澄んだ音がして、二つのエンブレムが宙に舞う! 賭けて。負ければ、即時解散。 命ともいえるエンブレムを賭ける。 ただの銀バッチを賭けた戦いなのではない。 ここは戦場。 誰かに見られ・蹴落とされ・この高さなら楽に死ねるだろう。 理屈じゃない。 エンブレムにのせた命を賭ける! 己の走りの強さを信じて――――――! 戦え! 己の誇りを守るために――――――! 「いっくわよー!」 リナは拳法の構えをとった。 ゼロスはどこから取り出したのかは解らないが、杖を取り出し構える。 ガウリイはヤル気なさげに。ナイフを取り出した。 「いくぜ!」 「応ッ!」 ヴァルが、ルークが、丸腰で構える! ゼルは、別のビルでその光景を微かに笑みながら、傍観していた。 「どちらが……勝つかな?」 くくっ、と漏らされた含み笑い。 |
15020 | Re:風の道は全てを語る | 祭 蛍詩 | 2003/9/5 00:06:06 |
記事番号15017へのコメント こんにちは、祭です。 運動会の練習……すごくきつそうですね(←家族計画読ませて頂いてますv) 私の場合は宿題に追われてました; なので、睡眠不足でへろへろです;; ―というところでレスさせていただきます! >「あら? 一人足りないじゃない」 > 原則的(ルール的)には、三人一組である。 >「……怖気づいたのね。まぁいいわ。 > 賭けなさい! エンブレムを!」 リ、リナちゃん!『あねさん』って呼ばせてください!! かっこいいです貴女! > リナの声と同時に、ゼロスの革ジャンの内ポケットから、精巧に作られた。銀バッチ。『BRAIN・JELLYFISH』と、くらげが彫られた族章が取り出された。 ゼロス君……皮ジャン?! うわ、かっけえ! でもやっぱり、銀バッジはくらげ(笑) >「望むところだぜ?」 > にや……と笑って、ヴァルは無造作に、ジーンズのポケットからソレを出した。 > こちらは、銀バッチに鷹が彫ってあり、『PUSH・DOWN』とあった。 なんか、かっこよいですよ、ヴァルさん! バッジも!! > キィン……と澄んだ音がして、二つのエンブレムが宙に舞う! > > 賭けて。負ければ、即時解散。 > > 命ともいえるエンブレムを賭ける。 > > ただの銀バッチを賭けた戦いなのではない。 > > ここは戦場。 > > 誰かに見られ・蹴落とされ・この高さなら楽に死ねるだろう。 > > 理屈じゃない。 > > エンブレムにのせた命を賭ける! > > 己の走りの強さを信じて――――――! > > 戦え! 己の誇りを守るために――――――! かっこいいです〜vv 負ければ即時解散…この二つのグループ、どちらが勝つんでしょう? >「いっくわよー!」 > リナは拳法の構えをとった。 > ゼロスはどこから取り出したのかは解らないが、杖を取り出し構える。 まじでどっから出したんですか?! さすがゴキブリ魔族さん…(←関係無いだろ;) > ガウリイはヤル気なさげに。ナイフを取り出した。 ちょっとびびりました。ガウリイの場合、どこぞから剣でも出すのかと…はっ!銃刀法違反にひっかかりますね! >「いくぜ!」 >「応ッ!」 > ヴァルが、ルークが、丸腰で構える! 素手で大丈夫なんでしょうか、この二人。 ゼル姫のためにがんばってくださいねv > ゼルは、別のビルでその光景を微かに笑みながら、傍観していた。 > >「どちらが……勝つかな?」 > くくっ、と漏らされた含み笑い。 いや、片方は貴方のチームじゃないですか! なにか傍観しているわけがあるんでしょうか…? それともゼルさん無茶苦茶強いとか……? どっちにしろ、悪っぽくてかっこいいですvv 続きがとっても楽しみです! ……でも、ご無理はなさらないで下さいね? いつまでも待ってますので! あ、『家族計画』のほうも読ませていただきました! ゼルさん、倒れちゃったんですね。うぅ、心配。 ゼロス君が炎天下の中、並ばせるから!! 責任とって下さい!…っていったら喜んでとりそうですね、ゼロス君は; では、続きを楽しみにしています!&運動会の練習頑張ってください!! |
15045 | Re:風の道は全てを語る | 無限 劉人 E-mail | 2003/9/8 22:07:23 |
記事番号15020へのコメント おひさしぶりですぅぅ。へろぼれの無限でふ。 > こんにちは、祭です。 運動会の練習……すごくきつそうですね(←家族計画読ませて頂いてますv) あれはキツいという問題ではない気がする;;; 私の場合は宿題に追われてました; なので、睡眠不足でへろへろです;; 朝練6:30からで睡眠不足(寝ろや) > ―というところでレスさせていただきます! お願いします。 > リ、リナちゃん!『あねさん』って呼ばせてください!! かっこいいです貴女! あねさんと呼ばせたいキャラっていなかったなぁ・・・・・・ > なんか、かっこよいですよ、ヴァルさん! バッジも!! バッジのみステキに書く(笑) > かっこいいです〜vv 負ければ即時解散…この二つのグループ、どちらが勝つんでしょう? どっちでしょう。それは川○泉にも解らない。(そりゃそうだ) > まじでどっから出したんですか?! さすがゴキブリ魔族さん…(←関係無いだろ;) 背中からです。(え!?) > ちょっとびびりました。ガウリイの場合、どこぞから剣でも出すのかと…はっ!銃刀法違反にひっかかりますね! だいじょびーです! がうりん警察官見習いですから!(本当かよ) > 素手で大丈夫なんでしょうか、この二人。 ゼル姫のためにがんばってくださいねv ゼル姫真っ黒〜。っこんなゼルゼルじゃねぇ〜。 > いや、片方は貴方のチームじゃないですか! なにか傍観しているわけがあるんでしょうか…? それともゼルさん無茶苦茶強いとか……? > どっちにしろ、悪っぽくてかっこいいですvv 悪っぽいのってそうぞうすっと楽しい〜(壊れている) > 続きがとっても楽しみです! ……でも、ご無理はなさらないで下さいね? いつまでも待ってますので! ありがとうございます。 > あ、『家族計画』のほうも読ませていただきました! ゼルさん、倒れちゃったんですね。うぅ、心配。 ゼロス君が炎天下の中、並ばせるから!! 責任とって下さい!…っていったら喜んでとりそうですね、ゼロス君は; とりますよ。とり方は、いつかまだ不慣れなホムペビルダー使って製作中です。 無論隠し行き。ゴーイング・マイ・ウェー。(違うって) > では、続きを楽しみにしています!&運動会の練習頑張ってください!! ムカデ、コケでつぶされないようにがんばります!(一番前) ホームページビルダーで、必死になってホムペ作ってます。 出来たら一番にお教えしますねv いつもありがとうございます。 |
15095 | 風の道は全てを語る2 | 無限 劉人 E-mail | 2003/9/13 21:00:10 |
記事番号15017へのコメント っぎぃんっ! 澄んだ音を立て、噛み合ったのは味方の刃。 「なっ!?」 ゼロスがすんでのところで受け流し、 「ぅおっ!?」 ガウリイが慌てて後退する。 「なぁにやってんのよ!」 混乱したリナの激が飛ぶ。 「ふん。オレたちが」 「丸腰だからって」 『油断すんなよ』 ヴァルとルークの声が重なり、ふっ、と姿が掻き消える。 「相手はどうも軽量型・スピード重視のエア・トレック使ってんのね。 やっぱ早いわ」 「リナ! れーせーに状況分析なんぞしてるばーいかぁっ!?」 ガウリイが見えない二人の残像・気配を追って切りつけるが。 「そーですよ! 相手はもう一人、いらっしゃるみたいですしねっ!」 ――ゼロスはゼルが、どこかでこの状況を見ているのを、解っているようだった。 切りつけた刃先は、二人の攻撃を避けて、飛んだゼロスに向かってしまう。 はっきし言って、刃物類に関しては、一流の技と凄い腕をもつ男、ガウリイの剣戟を、ゼロスがかわし続けられるとは到底考えられない。 ルークとヴァル。二人の攻撃を受け流していられなくなるのは、もはや時間の問題でもあり、ガウリイとゼロスの集中力の問題でもあった。 「どーどーめぐりのイタチごっこなんて、シャレになんないわ」 手を肩のところまで上げて、ヤレヤレとリナがため息をつく。 「トリが出てくるまで、頑張ってられそう?」 『無理(です)。』 「あらそう。頑張って。あたしはもう一人の相手してくるからv」 『!?』 ヴァルとルーク。二人の間に動揺が生まれた! 「そこよ! ガウリイ! ゼロス!」 動揺とともに生まれた気配! それを追ってリナが指で指し示す! 『おうっ!』 がごぉっ! 「きゃあっ!」 「ぐあっ!」 ヴァルとルーク。二人がガウリイとゼロスの攻撃を受けて、ビルの屋上に叩きつけられたのは、二人の攻撃を受けて、リナとガウリイが叩きつけられたのと同時だった。 「っな……なんであたしが……?」 肺の空気を吐き出しながら、リナが言う。 「あんたが……っ。邪魔だったからなっ……」 ルークが答える。 「いつ、攻撃したっ!?」 ガウリイの苦し紛れの声に。 「俺たちが気配を生んだときだ……っぐ!」 ヴァルが答える。 「では、僕が質問してもよろしいでしょうか?」 一人残ったゼロスが続けた。 「僕のお相手は、あそこにいらっしゃる、彼方たちのリーダーで?」 すぅっ……となだらかな動作で、ゼロスが杖で指し示した先に、影が一つ躍り出た。 『そのとおりだ』 とん。ビルに、一つ影が舞い降りる。 「ごくろうだったな」 ゼルガディス。 「あっはっは。僕ってそんなに強そうに見えます? だって、二人も捨て駒にしてまで、僕と戦おうとするなんて」 ゼロスは、頬をぽりょぽりょかきながらテレ笑い。 「狩る者ゼロス。お前の名は――有名だ」 「あっはっはっはっは。ご存知でしたか」 ゼルとゼロス! 二つの影が夜空に舞った! |
15102 | にゅふふふふvv | 祭 蛍詩 | 2003/9/14 01:20:00 |
記事番号15095へのコメント こんにちは〜! 運動会が終わられたそうで。お疲れ様でしたv 『家族計画』、すごく楽しかったです〜vv ゼロス君なに服脱がしてるんですか!しかも写真まで撮って!!挙句の果てには触って!!! ずるすぎです!!(←つっこみどころはそこかっ!) しかも『ところにより血の雨が降るでしょうv』、ちぃ〜ん、って!(大爆笑) こちらの悪っぽいゼルさんも、『家族計画』の可愛いゼルさんも、両方大好きです〜vvv ―というわけで、レスさせて頂きます! >っぎぃんっ! > >澄んだ音を立て、噛み合ったのは味方の刃。 ?! 何が起こったんでしょう?! >「なっ!?」 > ゼロスがすんでのところで受け流し、 >「ぅおっ!?」 > ガウリイが慌てて後退する。 >「なぁにやってんのよ!」 > 混乱したリナの激が飛ぶ。 >「ふん。オレたちが」 >「丸腰だからって」 > >『油断すんなよ』 > > ヴァルとルークの声が重なり、ふっ、と姿が掻き消える。 をを!連携プレイです! ―って、消えた?! >「相手はどうも軽量型・スピード重視のエア・トレック使ってんのね。 > やっぱ早いわ」 >「リナ! れーせーに状況分析なんぞしてるばーいかぁっ!?」 > ガウリイが見えない二人の残像・気配を追って切りつけるが。 >「そーですよ! 相手はもう一人、いらっしゃるみたいですしねっ!」 > ――ゼロスはゼルが、どこかでこの状況を見ているのを、解っているようだった。 さすがゼロス君! ゼルさんの事には鋭いんですねv > 切りつけた刃先は、二人の攻撃を避けて、飛んだゼロスに向かってしまう。 > はっきし言って、刃物類に関しては、一流の技と凄い腕をもつ男、ガウリイの剣戟を、ゼロスがかわし続けられるとは到底考えられない。 > ルークとヴァル。二人の攻撃を受け流していられなくなるのは、もはや時間の問題でもあり、ガウリイとゼロスの集中力の問題でもあった。 強いんですねぇ、二人とも。 >「どーどーめぐりのイタチごっこなんて、シャレになんないわ」 > 手を肩のところまで上げて、ヤレヤレとリナがため息をつく。 >「トリが出てくるまで、頑張ってられそう?」 >『無理(です)。』 >「あらそう。頑張って。あたしはもう一人の相手してくるからv」 やっぱりこのチームのリーダーはリナちゃんみたいです! >『!?』 > ヴァルとルーク。二人の間に動揺が生まれた! >「そこよ! ガウリイ! ゼロス!」 > 動揺とともに生まれた気配! それを追ってリナが指で指し示す! >『おうっ!』 姉御なリナちゃんv >がごぉっ! > >「きゃあっ!」 >「ぐあっ!」 > ヴァルとルーク。二人がガウリイとゼロスの攻撃を受けて、ビルの屋上に叩きつけられたのは、二人の攻撃を受けて、リナとガウリイが叩きつけられたのと同時だった。 リナちゃんとガウリイさんまで? >「っな……なんであたしが……?」 > 肺の空気を吐き出しながら、リナが言う。 >「あんたが……っ。邪魔だったからなっ……」 > ルークが答える。 >「いつ、攻撃したっ!?」 > ガウリイの苦し紛れの声に。 >「俺たちが気配を生んだときだ……っぐ!」 > ヴァルが答える。 なんかすごいですね、4人とも。 >「では、僕が質問してもよろしいでしょうか?」 > 一人残ったゼロスが続けた。 >「僕のお相手は、あそこにいらっしゃる、彼方たちのリーダーで?」 > すぅっ……となだらかな動作で、ゼロスが杖で指し示した先に、影が一つ躍り出た。 >『そのとおりだ』 > とん。ビルに、一つ影が舞い降りる。 うぁ、かっこいいvv >「ごくろうだったな」 > ゼルガディス。 ゼル姫(ブラック)だ〜〜vvv >「あっはっは。僕ってそんなに強そうに見えます? > だって、二人も捨て駒にしてまで、僕と戦おうとするなんて」 > ゼロスは、頬をぽりょぽりょかきながらテレ笑い。 >「狩る者ゼロス。お前の名は――有名だ」 >「あっはっはっはっは。ご存知でしたか」 > ゼルとゼロス! 二つの影が夜空に舞った! かっこいいなぁvv それにしても、ゼロス君とゼル姫、どちらが勝つんでしょう!? 続きが気になります! ゼルさんがかっこいいですよぅvv んでもって、続きがかーなーり、楽しみです! にゅふふふふ…vv(壊) では、今日はこの辺で! |
15160 | 決戦? | 無限 劉人 E-mail | 2003/9/19 21:28:45 |
記事番号15095へのコメント 「良く見ると……あなたカワイイですねv」 ずだしゃがぁっ! 「なななななっ!?……いきなり何をっ!」 「ほらほら、飛んでる最中に落っこちるなんて、危ないですよ?」 手首をひっつかんで、オレを立たせるゼロス。 ぐっ、と顔が近くなる。 「僕は『狩る者』あなたは…… ――『狩られるモノ』だ」 ぞぐんっ! 背筋に冷たいものが走る。 「くっ……くくくくく……」 笑ったのは。オレ。 「こんなのは、久しぶりだ」 「おや? あなたを満足させた人はいらっしゃらないので?」 にぃっ、と口元に笑みを作る。ゼロスに片腕を上に引っ張られたままで。 「オレを満足させたやつは……みんな。 ――――――抜け殻だ」 「ほぅ」 ゼロスの目に、冷たい光が入る。赤く、どこまでも深い青。反対の色。 「お前は……楽しめそうだ」 「捕食者ですよv 僕は……」 だがぁっ! オレの繰り出した拳は、ゼロスの杖で相殺される! 「ちっ!」 「一筋縄ではイきませんv もっと太いもので繋がせてもらわないとv」 幾度かの攻撃の応酬。互角か? オレは地を蹴る! 「そろそろ、狩りましょうねv」 ゼロスも同じくして蹴り、高く飛び上がる! 「!?」 姿が、掻き消えた。ゼロスの姿を見失い…… 見えた。オレの目の前。 「ごちそうさま」 「なっ!?」 甲で唇をぬぐう。まさに一瞬。早業。神技。 「言ったでしょう? 僕は『捕食者』 月の綺麗な日は、こんなことしたってバチは当たらないでしょうv」 ぺろっ、と唇を舐めるゼロス。 「僕は、好きな人を痛ぶるんだったら……ね」 目配せされて、ぞわぁ。いいようのない気持ち悪さ。 「今日はあなたの唇に免じて引いてさしあげます。 今度は、完璧に食い尽くして差し上げますねv」 ゼロスは、倒れた仲間の二人を小脇に抱え、とんだ。 「〜〜〜〜〜〜」 オレは、何もいえなかった。 ********************************* 「おいしそうな人でしたねぇ」 ゼロスは、月に向かって呟いた。 END |
15167 | ありがとうございました! | 祭 蛍詩 | 2003/9/20 13:49:00 |
記事番号15160へのコメント こんにちは〜! テスト前なので全然ここに来れませんでした;; ゼルさんとゼロス君の対決…かっこいいですvv ―というわけでレスさせて頂きます。 > >「良く見ると……あなたカワイイですねv」 は? そりゃ可愛いですけどvv > ずだしゃがぁっ! あ、こけてるこけてるvv >「なななななっ!?……いきなり何をっ!」 >「ほらほら、飛んでる最中に落っこちるなんて、危ないですよ?」 > 手首をひっつかんで、オレを立たせるゼロス。 > ぐっ、と顔が近くなる。 >「僕は『狩る者』あなたは…… > > ――『狩られるモノ』だ」 ををを、かっこいい!! > ぞぐんっ! 背筋に冷たいものが走る。 >「くっ……くくくくく……」 > 笑ったのは。オレ。 ゼゼゼゼ、ゼルさんっ?! >「こんなのは、久しぶりだ」 >「おや? あなたを満足させた人はいらっしゃらないので?」 > にぃっ、と口元に笑みを作る。ゼロスに片腕を上に引っ張られたままで。 >「オレを満足させたやつは……みんな。 > > ――――――抜け殻だ」 抜け殻…? >「ほぅ」 > ゼロスの目に、冷たい光が入る。赤く、どこまでも深い青。反対の色。 >「お前は……楽しめそうだ」 >「捕食者ですよv 僕は……」 捕食者…ゼルさんが食べられちゃう?! > だがぁっ! > > オレの繰り出した拳は、ゼロスの杖で相殺される! >「ちっ!」 >「一筋縄ではイきませんv もっと太いもので繋がせてもらわないとv」 > 幾度かの攻撃の応酬。互角か? かっこいいなあぁぁvv > オレは地を蹴る! >「そろそろ、狩りましょうねv」 > ゼロスも同じくして蹴り、高く飛び上がる! >「!?」 > 姿が、掻き消えた。ゼロスの姿を見失い…… > 見えた。オレの目の前。 >「ごちそうさま」 >「なっ!?」 > 甲で唇をぬぐう。まさに一瞬。早業。神技。 早業、神業ってたしかに…。 っていうか唇うばわれちゃった?! ゼロス君さすがです! >「言ったでしょう? 僕は『捕食者』 > 月の綺麗な日は、こんなことしたってバチは当たらないでしょうv」 > ぺろっ、と唇を舐めるゼロス。 ゼロス君にかかってはゼル姫もかたなしですねvv >「僕は、好きな人を痛ぶるんだったら……ね」 > 目配せされて、ぞわぁ。いいようのない気持ち悪さ。 >「今日はあなたの唇に免じて引いてさしあげます。 > 今度は、完璧に食い尽くして差し上げますねv」 うわわわゼロス君が黒いです! > ゼロスは、倒れた仲間の二人を小脇に抱え、とんだ。 >「〜〜〜〜〜〜」 > オレは、何もいえなかった。 ゼル姫負けちゃいましたね。 >********************************* >「おいしそうな人でしたねぇ」 > ゼロスは、月に向かって呟いた。 END そりゃゼルさんはピチピチですからvvv 楽しかったです〜vv というか、かっこよかったですvv ゼル姫可愛かったですようvv ありがとうございました〜vvv それで、あの、リクエストでも有りましたら…と思ったんですが、テスト前なのでそうもいかないんです〜;; 1週間程お待ち頂ければ…;; というわけで、よろしければなにかリクしてくだされば、と思います。 では、今回はこのへんで。 |