◆−初投稿!「スレイヤーズ de おとぎ話(?)」1話−静紅 (2003/8/27 16:37:00) No.14976
 ┗Re:初投稿!「スレイヤーズ de おとぎ話(?)」1話−静間 透夜 (2003/9/14 20:36:13) No.15114


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14976初投稿!「スレイヤーズ de おとぎ話(?)」1話静紅 2003/8/27 16:37:00


 はじめまして、静紅(しずく)といいます。
 初投稿、ですが、連載になります。




 スレイヤーズ de おとぎ話(?)


 1話;囚われの・・・・?

 昔々、あるところに、セイルーンという王国がありました。
 その国は、たいそう豊かで、民も穏やかに暮らしていました。
 さて、その国の王様と王妃様には、ある悩みがありました。
 それは、どんなことだったのかといいますとね・・・・

「ああ、どこかに王子を救ってくれる、強い正義の味方はいないのでしょうか?」
 アメリア王妃は、そう言って天を仰ぎました。
「・・・・・・ふう。」
 ゼルガディス王も、もう何度目になるかわからないため息をつきます。
 そう、この国の王子様は、今、さらわれてしまっているのです。

 さて、所変わってここは王宮前。ひとりの少女が、1枚のビラを握り締めて立っていました。
 美しい真紅の髪と瞳の、小柄な少女です。が、何故か男物の騎士の服に身を包み、腰には一振りの細剣を挿しているので、「美しい」と言うよりは、「凛々しい」と言った方が正しい気がします。
 彼女の持っているビラは、こんな物でした
   『         正義の戦士、募集!
     悪い魔法使いに捕まってしまった王子を救い出してくれる
    強い戦士を募集いたします。
     成功の暁には、褒美は望みのまま!
     詳しくは王宮で。
                                 』
「うっふふふふふふ・・・・」
 少女は、かなり不気味な笑みを浮かべ、言いました。
「『悪い』魔法使い相手だったら、お宝はぶん取り放題!更に、報酬ももらえるなんて最高じゃない!・・・・見てなさいよ!このあたし、リナ=インバースが、お宝・・・・じゃなくて王子様を、絶対に助け出してみせるわっ!」
 そして、少女・リナは、意気揚揚と城の中に入っていきました。

「まあ、それは頼もしいです!」
 アメリア王妃は、リナにそう言いました。
「しかし、そなたは女では・・・・」
 そう言いかけるゼルガディス王に、リナはいいました。
「大丈夫です。不肖このリナ=インバース、北のゼフィール王国では多少は名の知れた騎士でございます。女であっても、そこらの男に引けはとりません。」
「それでは、あなたがあの有名な『どらまた』の・・・・」
 アメリア王妃が言いかけると、リナはたいそういやそうな顔をしましたが、それでも一応頷きました。
「なら安心ですね!いいでしょう?ゼルガディスさん!」
「・・・・まあいいだろう。では、リナよ、どうか王子を取り返してくれ。」
 リナは頷き、退出しようとして・・・・ふと立ち止まり、王に問うた。
「そういえば、王子様のお名前は何とおっしゃるのですか?」
 王様は答えていいました。
「王子の名か?・・・・ゼロスという。」

 こうして、リナのお宝ぶん取り・・・・じゃなくてゼロス王子救出の旅は始まったのです。




 あとがき
静紅:改めまして、はじめまして、こんにちは。静紅です。あとがきには、ゲストとしてL様を迎えています。
L:どうも、こんにちは。Lよ。・・・・所で静紅、これ、何なの?
静紅:何・・・・って、「スレイヤーズ de おとぎ話」ですよ。
L:じゃなくて、キャストが。どうしてこうなったのよ。
静紅:それはですねえ、私が友達と話してた時、偶然思いついたんですよ、「囚われの王子様を助けに行く女騎士」ってお話が。
L:でも、なにゆえ王子がゼロス?
静紅:なんとなくです!・・・・ああああっ!そこでトゲ付ハンマーに手を伸ばさないでっ!・・・・でも、当初よりかなりましなキャスティングになったんですよ?
L:ん?何々・・・・『初期設定資料:女騎士;リナ、王子;ゼロス・・・・』って、続き何よ!?
静紅:はい。初期は、王;ゼル、王妃;ガウリイ(女装バージョン)、リナの従者;アメリアでした(笑)
L:ふーん・・・・(Lの手がコンクリート破砕機に伸びる)
静紅:エエエエエL様!ご勘弁を・・・・L様なかなかおいしい役どころで出てきますよ!
L:あらそう(コンクリート破砕機が消えた)
静紅:ほっ・・・・。では、今回はこの辺で!
L:さようなら!








静紅:でも、はじめのうちはL様出番ないんだよね・・・・はぎゅっ!
 静紅の上に巨大トゲ付ハンマーが降ってきて・・・・・・幕。

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15114Re:初投稿!「スレイヤーズ de おとぎ話(?)」1話静間 透夜 2003/9/14 20:36:13
記事番号14976へのコメント


> はじめまして、静紅(しずく)といいます。
> 初投稿、ですが、連載になります。
>
始めまして、静紅さん。静間 透夜と言います。
読ませていただいたので、レスを書かせていただきます。
>
> スレイヤーズ de おとぎ話(?)
>
>
> 1話;囚われの・・・・?
>
> 昔々、あるところに、セイルーンという王国がありました。
> その国は、たいそう豊かで、民も穏やかに暮らしていました。
> さて、その国の王様と王妃様には、ある悩みがありました。
> それは、どんなことだったのかといいますとね・・・・
>
>「ああ、どこかに王子を救ってくれる、強い正義の味方はいないのでしょうか?」
普通は逆なのでは? 面白いですね。
> アメリア王妃は、そう言って天を仰ぎました。
>「・・・・・・ふう。」
> ゼルガディス王も、もう何度目になるかわからないため息をつきます。
> そう、この国の王子様は、今、さらわれてしまっているのです。
>
> さて、所変わってここは王宮前。ひとりの少女が、1枚のビラを握り締めて立っていました。
> 美しい真紅の髪と瞳の、小柄な少女です。が、何故か男物の騎士の服に身を包み、腰には一振りの細剣を挿しているので、「美しい」と言うよりは、「凛々しい」と言った方が正しい気がします。
「恐ろしい」と言う形容詞も合いそうですね。あと、「がめつい」とか。
> 彼女の持っているビラは、こんな物でした
>   『         正義の戦士、募集!
>     悪い魔法使いに捕まってしまった王子を救い出してくれる
>    強い戦士を募集いたします。
>     成功の暁には、褒美は望みのまま!
>     詳しくは王宮で。
>                                 』
どこぞの宣伝みたいですね・・・・・
>「うっふふふふふふ・・・・」
> 少女は、かなり不気味な笑みを浮かべ、言いました。
>「『悪い』魔法使い相手だったら、お宝はぶん取り放題!更に、報酬ももらえるなんて最高じゃない!・・・・見てなさいよ!このあたし、リナ=インバースが、お宝・・・・じゃなくて王子様を、絶対に助け出してみせるわっ!」
> そして、少女・リナは、意気揚揚と城の中に入っていきました。
リナさんらしいですね。
王子様よりも、お宝様ですか★
>
>「まあ、それは頼もしいです!」
> アメリア王妃は、リナにそう言いました。
>「しかし、そなたは女では・・・・」
> そう言いかけるゼルガディス王に、リナはいいました。
>「大丈夫です。不肖このリナ=インバース、北のゼフィール王国では多少は名の知れた騎士でございます。女であっても、そこらの男に引けはとりません。」
>「それでは、あなたがあの有名な『どらまた』の・・・・」
> アメリア王妃が言いかけると、リナはたいそういやそうな顔をしましたが、それでも一応頷きました。
>「なら安心ですね!いいでしょう?ゼルガディスさん!」
>「・・・・まあいいだろう。では、リナよ、どうか王子を取り返してくれ。」
> リナは頷き、退出しようとして・・・・ふと立ち止まり、王に問うた。
>「そういえば、王子様のお名前は何とおっしゃるのですか?」
> 王様は答えていいました。
>「王子の名か?・・・・ゼロスという。」
ぜ・・・ゼロスですか・・・・・似合うんでしょうか・・・
>
> こうして、リナのお宝ぶん取り・・・・じゃなくてゼロス王子救出の旅は始まったのです。
>
リナさんの事ですから、お宝だけぶん取って、ゼロス王子の事、忘れそうですね。
他意はありません。そう、思ったと言うだけですから。
>
> あとがき
>静紅:改めまして、はじめまして、こんにちは。静紅です。あとがきには、ゲストとしてL様を迎えています。
>L:どうも、こんにちは。Lよ。・・・・所で静紅、これ、何なの?
>静紅:何・・・・って、「スレイヤーズ de おとぎ話」ですよ。
>L:じゃなくて、キャストが。どうしてこうなったのよ。
>静紅:それはですねえ、私が友達と話してた時、偶然思いついたんですよ、「囚われの王子様を助けに行く女騎士」ってお話が。
>L:でも、なにゆえ王子がゼロス?
>静紅:なんとなくです!・・・・ああああっ!そこでトゲ付ハンマーに手を伸ばさないでっ!・・・・でも、当初よりかなりましなキャスティングになったんですよ?
>L:ん?何々・・・・『初期設定資料:女騎士;リナ、王子;ゼロス・・・・』って、続き何よ!?
>静紅:はい。初期は、王;ゼル、王妃;ガウリイ(女装バージョン)、リナの従者;アメリアでした(笑)
>L:ふーん・・・・(Lの手がコンクリート破砕機に伸びる)
>静紅:エエエエエL様!ご勘弁を・・・・L様なかなかおいしい役どころで出てきますよ!
>L:あらそう(コンクリート破砕機が消えた)
>静紅:ほっ・・・・。では、今回はこの辺で!
>L:さようなら!
>
>静紅:でも、はじめのうちはL様出番ないんだよね・・・・はぎゅっ!
> 静紅の上に巨大トゲ付ハンマーが降ってきて・・・・・・幕。
大丈夫でしょうか・・?
続きを楽しみにしています。
失礼があったら、すいません。
それでは、また。