◆−逆人魚姫 今までのあらすじ−びたちょこ (2003/9/2 16:39:51) No.14996 ┗Re:逆人魚姫 今までのあらすじ−びたちょこ (2003/9/2 17:20:39) No.14997 ┗訂正します。上のタイトルは逆人魚姫14です。−びたちょこ (2003/9/2 17:26:24) No.14998 ┗逆人魚姫 外伝・ゼルアメ編−びたちょこ (2003/9/4 22:56:07) No.15019 ┗Re:逆人魚姫 外伝・ゼルアメ編−イヌひこ (2003/9/5 16:11:31) No.15021 ┗Re:逆人魚姫 外伝・ゼルアメ編−びたちょこ (2003/9/5 22:55:06) No.15027 ┗逆人魚姫 外伝・ゼルアメ編−びたちょこ (2003/9/6 23:34:04) No.15032 ┗Re:逆人魚姫 外伝・ゼルアメ編−イヌひこ (2003/9/8 01:14:25) No.15036 ┗Re:逆人魚姫 外伝・ゼルアメ編−びたちょこ (2003/9/8 17:47:49) No.15041 ┗逆人魚姫 外伝 15−びたちょこ (2003/9/9 21:26:01) No.15055 ┗訂正します。上のタイトルは逆人魚姫15です。−びたちょこ (2003/9/9 21:38:54) No.15057 ┗逆人魚姫 16−青月 彼方 (2003/9/13 23:37:15) No.15100 ┗逆人魚姫 17−青月 彼方 (2003/9/18 23:04:25) No.15152
14996 | 逆人魚姫 今までのあらすじ | びたちょこ | 2003/9/2 16:39:51 |
ツリー落ちそうで大変なのでこっちに・・・その記念?にあらすじを。 ちょと話しがごちゃごちしてきましたし・・・ ゼロスさんが語ります。 みなさんお久しぶりです。正体不明の好青年。ゼロスと言います。 最近まったく出番がない僕ですが色々苦労したんですよ・・・その苦労の原因は 全部ルークさんです。 ルークさんがめずらしく陸にいったと思ったら人間の女性を愛してしまわれまして。しかも一国の姫君ですよ。たしかミリーナさん・・でしたね。 毎日『愛の歌』を叫ぶルークさん(あの時は僕も辛かったです。夢にでてきましたよ。)に頭を痛めたリナさんがナーガさんを紹介してルークさんは人間になり旅立ったわけです。 まぁここで僕は快適な眠りを手に入れられるはずだったんですが・・・ あの御方のご命令でこっそりルークさんを観察しているんです。 まぁ軽くあしらわれているルークさんをみているのは楽しいのですが・・・ あの歯の浮くような台詞が・・・・悪夢ですよ。まったく。はっきりいってにげたいのですがきちんと報告しないと・・・・・むごいですよ・・・あの方は・・・ ふぅ、どうやらナーガさんが不完全だったらしく記憶喪失のようですし。このまま冷たくあしらわれていては海の泡でしょうねぇ。 それにしても僕らに出番はあるんでしょうか。 あぁ・・あの御方に『おしおき』をされるまえに僕は任務にもどります。 でわ・・・・ |
14997 | Re:逆人魚姫 今までのあらすじ | びたちょこ | 2003/9/2 17:20:39 |
記事番号14996へのコメント 気分一転。がんばります。 「なぁっ!?あれなんだ」 「絨毯よ」 まるでどこかのクラゲ男のような台詞を言うルーク。 機械的な口調で答えるミリ−ナ。 「陸なんて興味ねぇ」と言っていたのは過去である。覚えていないのだが。 ・・いや・・覚えていても「愛する女とみるのはちがうんだよ」とかいいそうだが。 あの後身分をあかし、どんなにつきはなしてもきかないルークをミリ−ナは護衛として雇うことにした。最初は使用人にしようとしたのだが・・・ 「あれは!?」 「ほうきよ」 本当にこれがさっきと同じ人物なのだろうか・・・? 悩みつつも城にむかうミリ−ナだった。 がっがんばりました・・・・みっみじかい・・・ つぎは『さっき』ルークさんをかきます。 |
14998 | 訂正します。上のタイトルは逆人魚姫14です。 | びたちょこ | 2003/9/2 17:26:24 |
記事番号14997へのコメント 訂正します・・・ごめんなさい。 |
15019 | 逆人魚姫 外伝・ゼルアメ編 | びたちょこ | 2003/9/4 22:56:07 |
記事番号14998へのコメント さて、わたしが急に番外編などかいているのはなぜでしょう。 1・ネタにいきずまった。 2・天からネタがふってきた。 3・ゼルアメを書きたくなった。 4・ルクミリしか書かなくなったとたんレスが無くて寂しくなった。 5・怪現象。(オイ) あぁどれでしょう。(笑)でははじめます。 ゼルさんとアメリアさんと・・・『前編』 これはルークとミリ−ナがであった夜・・・ルークが一方的にミリ−ナにほれこみ、彼女の受難がはじまった夜・・・。もう一組の男女の変物語・・もとい恋物語があった。 「きれいですねゼルガディスさん」 つややかな黒髪、ぱっちりとしたつぶらな目のかわいらしい少女・・・ 「ああ」 輝く銀の髪、切れ目の鋭い印象の青年・・・ 誰がどうみても美女美男カップル。 とても幸せそうに夜景を見ていた。しかし・・・・・ (中途半端すぎるぞ・・・・) 青年は悩んでいた。 側にいるのはたまらなくいとおしい少女。これ以上ないくらいに幸せなのだが・・ (こいつはおれのことをどう思っているんだ) そう・・・・ゼルガディスはぞくにいう『告白』というものをしていなかった。 アメリアは皆にやさしい。 ひとなっこくてかわいい。 ・・・皆に大人気・・・・・ ゼルは気が気じゃなかった。 もしもアメリアがほかの男のものになってしまったら・・・・!!?? おれは・・・・アメリアが・・・・!! アメリアにさそってもらったとき・・・彼は決意した。 今日こそ・・・・アメリアにこの気持ちを・・・・!!! 一世一代の大決意だった。 ・・・・ごろごろ・・・・ 嵐は近い。 つづきます。(外伝を続けるな) |
15021 | Re:逆人魚姫 外伝・ゼルアメ編 | イヌひこ | 2003/9/5 16:11:31 |
記事番号15019へのコメント こんにちはお久しぶりです〜。 投稿小説の方にはめっきり顔だしてないイヌひこです(最悪)。 今回ゼルアメ編っつーことで、ひゃーうれしって感じでレスです。 ゼルガディスさんって、ほんと恋の悩みが似合うな〜って思います。 なんか一人でぐるぐる悩んでるところが楽しい…(笑) そして、びたちょこさんの書くルークが大好きですv ミリ−ナとルークの出会いとか小説では描かれてないですけど(ですよね?)、こんな感じだったのかな〜とか思ったり。 そして、もうかなり遅いけど、ジャンル…、決まりました? 私としてはびたちょこさんの小説は笑える(つまりギャグ)とこが一番好きなんですけど、 ほのぼのと思える下りもあるし、シリアスって言うのも見てみたいし…。 ルークとミリーナって、シリアスがはまるんじゃないかなー、と思うんですけど、き、気のせいでしょうか…? 結局いろいろ考えたんですけど、決まりませんでした…。結構難しいですねー。 うあ、全然まとまってない…。しかも無駄に長い…。 すみませんっ。続き楽しみにしてます。失礼しましたっ。 |
15027 | Re:逆人魚姫 外伝・ゼルアメ編 | びたちょこ | 2003/9/5 22:55:06 |
記事番号15021へのコメント >こんにちはお久しぶりです >投稿小説の方にはめっきり顔だしてないイヌひこです(最悪)。 お久しぶりですぅ。よかったぁ見捨てられちゃたかと思いましたぁ。 >今回ゼルアメ編っつーことで、ひゃーうれしって感じでレスです。 >ゼルガディスさんって、ほんと恋の悩みが似合うな〜って思います。 >なんか一人でぐるぐる悩んでるところが楽しい…(笑) ですよねぇ。やっぱりゼルアメはアニメ版です。 >そして、びたちょこさんの書くルークが大好きですv うれしいですぅ。ルクミリ書きたくてやってますから。わたし。 >ミリ−ナとルークの出会いとか小説では描かれてないですけど(ですよね?)、こんな感じだったのかな〜とか思ったり。 書かれてないようですよね。あぁみてみたいです。 >そして、もうかなり遅いけど、ジャンル…、決まりました? >私としてはびたちょこさんの小説は笑える(つまりギャグ)とこが一番好きなんですけど、 >ほのぼのと思える下りもあるし、シリアスって言うのも見てみたいし…。 >ルークとミリーナって、シリアスがはまるんじゃないかなー、と思うんですけど、き、気のせいでしょうか…? >結局いろいろ考えたんですけど、決まりませんでした…。結構難しいですねー。 いっそのこと全部(オイ)御意見ありがとうございます。 >うあ、全然まとまってない…。しかも無駄に長い…。 >すみませんっ。続き楽しみにしてます。失礼しましたっ。 はいっ。がんばりますぅ。ありがとうございます。 |
15032 | 逆人魚姫 外伝・ゼルアメ編 | びたちょこ | 2003/9/6 23:34:04 |
記事番号15027へのコメント わたしはルクミリが好きでゼルアメのほうがかきやすいのかもしれません・・・ ゼルさんとアメリアさんと・・・(後編) ぽつ・・・ぽつ・・・ぽつん・・・ 「あーあふりだしちゃいましたね」 「洞窟にでも入るか・・・」 ざぁぁぁぁぁ・・・・しずかに滝が流れる。 しめった空気が二人の肌にまとわりつく。 「そこでですね、リナさんが・・・」 「・・・・・」 アメリアが楽しげになにやら話す。ゼルは適当に相槌をうちつつ考えていた。 (どういえばいい・・・) 決心はついたはずなのだがタイミングと言葉がつかめない。 「・・・ゼルガディスさん」 はっ、と我にかえるゼル。 「熱でもあるんですか」 「///////」 こつん、と自分の額をゼルの額にくっつけるアメリア。 顔と顔とが大接近する。 口をぱくぱくさせるゼル。 アメリアの瞳に不安げな光が宿る。 「やっぱり熱いですぅ」 「いっ・・・いやっ・・・なんでもないっ・・」 どくどくどくどく・・・心臓が高鳴る。 「でも熱いですよぉ」 「しっ心配するな。平気だ」 あぁ・・・おれはこいつのこういうところに惹かれているんだ・・・。 「けど・・今日のゼルガディスさん変です」 「どこがだ」 なんとか平静を取り戻し問うゼル。 「みょうにぼーとしたり、難しい顔したり、なにか悩みがあるならわたしに言って ください」 「いや・・・べつに・・」 ここでいえれば苦労はない。 「それとも・・・わたしといるのが嫌ですか?」 「・・・・なっ!?」 「わたしのほう変な顔してみてるじゃないですか。迷惑ですかわたし」 悲しげな顔をするアメリア。 「・・ちがう・・・」 うめくようにいうゼル。 「え?」 聞き返すアメリア。 「ちがう!!!!」 ・・おれはこいつのこんな顔見たくないのに・・・おれのせいでそんな顔しないでくれっっっ・・・・ ・・・・素直に伝えたい・・・・ 「悩みを言う」 「ゼルガディスさん?」 「おれはなぁ・・・・お前のことが・・・・」 ざぁぁぁぁぁ・・・ 「ほーほっほっほっほっっ!!!!」 ばしゃゃゃずりずっ!!べしょ!!水と一緒に女が落下してきた。 『は?』 ばしぁぁぁぁぁ!!!!! 大量の水をはねあげ復活するナーガこと本名グレイシア。 「ふっ久しぶりね。アメリア。それと銀髪男」 「姉さんひさしぶり・・・じゃなくてどうしたんですか!?」 「ほーほっほっほっ愚問ね!!見ればわからない!!??実権のちょとしたミスでなぜか 爆発おこして流されてきたのよ!!どう!!!??」 「どこを見ればわかるんだ・・・・」 おっおれの立場と決心は・・・・・ ゼルの心境など知るよしもなくなごやかに談笑する姉妹。 がらがらがらっっぴしゃゃゃゃあん!!!! 「あぁっ!!!船が燃えてます」 「あら、本当」 「・・・・・」 さわぐアメリア、ショクからぬけきれないゼル。 「助けを求める声が!!!正義の名をおいて救出しなければ!!!!」 「ふっがんばりなさい」 ばしゃゃゃあ水中に消えるナーガ。 「・・・・・」 「ゼルガディスさん行きましょう!!正義があなたをよんでいます!!!」 「ああ・・・・・」 彼の受難はまだまだ続くようである。 ゼルさんとアメリアさんとナーガねーさん 完 あぁ疲れました |
15036 | Re:逆人魚姫 外伝・ゼルアメ編 | イヌひこ | 2003/9/8 01:14:25 |
記事番号15032へのコメント こんばんは、イヌひこです。 あ〜、やっぱりゼルさん不幸だし。 でも、やはり彼はそういうのが似合いまくり何ですよね…(笑)。かわいそ…。 びたちょこさんのナーガも好きです〜。 なんか彼女独特の勢いが表現されてるように思います。 では、本編の続きもがんばってくださいね〜v 失礼しましたー。 |
15041 | Re:逆人魚姫 外伝・ゼルアメ編 | びたちょこ | 2003/9/8 17:47:49 |
記事番号15036へのコメント >こんばんは、イヌひこです。 こんにちは。わーいレスだ。 >あ〜、やっぱりゼルさん不幸だし。 >でも、やはり彼はそういうのが似合いまくり何ですよね…(笑)。かわいそ…。 簡単に幸せにはさせません(はぁと)けどらぶらぶも好きですよ。 >びたちょこさんのナーガも好きです〜。 うれしいです。 >なんか彼女独特の勢いが表現されてるように思います。 ある意味あの「ふっ愚問ね・・・」がいちばんのって書きましたね。 >では、本編の続きもがんばってくださいね〜v >失礼しましたー。 がんばります。そろそろ書けると思います。 |
15055 | 逆人魚姫 外伝 15 | びたちょこ | 2003/9/9 21:26:01 |
記事番号15041へのコメント なんかしばらく更新してませんでしたね。 すみません。 「なぁ・・・!?」 「・・・・・」 本当にこれはさっきと同じ人・・・? むじゃきすぎる笑顔を浮かべる男。 ミリ−ナ心ははまたさっきのできごとにもどっていた。 「おうおう!!!!!命がほしけりゃだすもんだすんだな!!」 月並みな脅し文句を言いつつ剣をちらつかさせる盗賊@ 「・・・・・」 ミリ−ナはまったくの無表情。 「なぁミリ−ナァ」 ルークは無視している。 「おい!!」 「下働きでもいいからさぁー」 「家事ができるんですか」 「おい!!!!!!」 「いや俺はこうみえてもなぁ・・」 「信じられません」 「だったから・・・」 「ミリィィナァァァ」 「しつこいですよ」 「たのむから無視するなぁぁぁぁぁ」 悲しい盗賊@の叫びが海岸にひびいた。 うーん・・・ちょと次の展開どーしようか思案中で・・・短くてすみません。 |
15057 | 訂正します。上のタイトルは逆人魚姫15です。 | びたちょこ | 2003/9/9 21:38:54 |
記事番号15055へのコメント またまちがえてしまった・・・。 本当にすみません。 |
15100 | 逆人魚姫 16 | 青月 彼方 | 2003/9/13 23:37:15 |
記事番号15057へのコメント だいぶお待たせいたしました。ちゃんと書けているといいのですが・・・ 「俺達を無視するとはいいどきょうしてるじゃねぇか・・・!!!」 親玉らしい男が言う。 「うるせぇ俺はミリ−ナと話すのにいそがしいんだよ」 「あなたもしつこいですよ」 ばさり、風がふき、ミリ−ナの顔をおおったフードがとれる。 『!!!??』 「ほぅ・・・えれぇ美人だなぁ・・」 にたり、下劣な笑みをうかべ、ミリ−ナを見る盗賊。 どうやら親玉・・盗賊達は・・彼女の身分を知らないらしい。他国から来たか、 王都の式典すら見れない身分か・・・ということだ。 そして・・・ 「わりーがこいつは俺の女なんだよ」 不敵な笑みをうかべるルーク・・・まったく隙がない。 「だれが『あなたの女』なんですか」 ちがう意味で隙がないミリ−ナ。もっとも・・・彼女もかなり腕がたつ。 「よくわかんねーがやっちまえ!!やろーども!!!!!」 『おう!!!!!』 「相手になるぜ」 もちろんルークが圧倒的に優勢だが。 そして・・・ 「お逃げください!!!王女!!!!」 一人の男がミリ−ナの前に踊り出る。 「あなたは・・・」 ミリ−ナは彼を知っていた。彼は元王宮騎士・・そこそこの身分があり、彼女とも面識があった。しかし・・一月前・・冤罪をかぶせられ国外追放をうけた・・ ミリ−ナは彼が犯人とは思えない、と主張したのだが認められなかった。彼女にとって自分の無力を見せ付けられたできごとだった。 「早く安全な場所に!!」 気が動転している様子である。しかし・・ 「まだそれはできません」 きっぱりといいきるミリ−ナ。しっかりとルークの動きに目をやっている。 「彼を置いていくわけにはいきません」 「っ!!!・・・しかし!!!・・・」 「私は平気です」 「ですが・・・・ぐっ!!!!」 「!!!」 「動くんじゃねぇ」 彼はがっちりとはかいじめされ、ナイフをつきつけられていた。討論に熱中しすぎていた。 「っ!!!!!」 また・・・なにもできないの? 「うごかねぇほうがいいのはてめぇの方だぜ」 ざしゅっつ盗賊の腕が切り落とされる。 「ぐぁぁぁぁぁ!!!」 「首がとぶからな」 静かな・・ぞっとするほど冷徹な声・・・ルーク・・・。 痛みでのたちまわる盗賊、ちゃきっと剣をつきつける。そこらへんの盗賊から拝借したのであろう。 「人質とるなんて手段が気にくわねぇ」 どっ!!容赦なく足をつらぬく。 「・・さて・・」 首に・・・ 「やめなさい」 静かな口調で言うミリ−ナ。 「けどっ!!こいつら!!」 す・・・と白い手が彼の手にのびる。 「殺すほどの相手じゃありません。もう十分です」 「だが・・・」 はっきりと苦悩の色があらわれる。 「勝手に役人がどうにかします。いきますよ。ルーク」 彼の手を血に染めたくない。 「・・今・・はじめて名前よんだ・・」 「・・・そうですね」 自然に出てきたのだ・・・ 「やっぱり俺のことが好きなんだな!!」 「笑えない冗談いってる暇はないわ、彼らの手当てをしないと」 ルークとミリ−ナ、二人は王宮にむかう・・・ なんか長いですねぇ・・・ルークさんの残酷さをだせたらいいのですが・・・ |
15152 | 逆人魚姫 17 | 青月 彼方 | 2003/9/18 23:04:25 |
記事番号15100へのコメント ここからはほぼ百パーセントルクミリでいきます。・・・今までもそうですが。 「おーいミリ−ナァ(はぁと)」 「・・なに?」 いちいちハートマークつけるルークにうんざりしながらミリ−ナが答える。 ちなみに王宮に向かう途中である。王女である『ミリ−ナ』の名を連呼していても平気なのは、彼女が布で顔を覆い、庶民そのものの服装をしているからであろう。 「なぁ!!これ似合うとおもわねーか?」 しゃら・・・ 「ちょ、ちょと・・・」 ルークがミリ−ナの首に首飾りをかける。 「きれーだぜ。さすが俺のミリ−ナ」 「あなたのじゃありません」 シンプルだか中央につけられたエメラルドが上品な印象をかもちだしている。 ミリ−ナにとても似合っている。 「ほぉぉぉぉんとにあうぜ。おし、さっきの賞金で買おう」 「そんな安いものではないと思います」 たしかに・・シンプルな細工といえどとても質のよいエメラルドをつかっている。 役所の礼金ていどで買える代物ではないだろう。 「いや、やすくしとくよ」 「おおっ話がわかるな」 「えっ・・本当に持ち合わせは・・・」 「まぁまぁ、それお嬢ちゃんにとっても似合ってるし・・なによりそっちの兄ちゃ んの熱意がきにはいった。ただでやってもいいぐらいだよ」 「じゃただで・・・」 「何を言ってるんですかルーク。これしかありませんが・・」 「ああ、まいどあり」 「ありがとな、おっちゃん」 「本当にありがとうございます」 「がんばれよー兄ちゃん」 「おおっ」 「ミリ−ナァ愛してるぜぇ」 「私、赤毛の人は好きじゃないの」 「そっそうだったのか!!??じぁ!!染めるぜ!!!だからさぁ・・・」 「なんです?」 彼らは王宮にむかう。 なんか意味のない小話です。 すみません。 |