◆−浦島太郎ー魔族風味ー−青月 彼方  (2003/9/14 22:55:34) No.15118
 ┗Re:浦島太郎ー魔族風味ー−オロシ・ハイドラント (2003/9/15 20:04:38) No.15128
  ┗Re:浦島太郎ー魔族風味ー−青月 彼方  (2003/9/15 22:49:10) No.15130
   ┗浦島太郎ー魔族風味・フィブシュラ添え?ー−青月 彼方  (2003/9/21 13:46:36) No.15182


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15118浦島太郎ー魔族風味ー青月 彼方  2003/9/14 22:55:34


なんかおもいついた話しです。ギャグです。キャラこわれています。ご覚悟を。




昔々フィブ太郎という策士な美少年がおりました。
フィブ太郎は魚釣りにでかけました。
(あぁ・・・暇だねぇ)
そんな彼に一人の女性が声をかけました。
「はい、そこの陰険礼儀知らずちょと来なさい」
「こっこの声は・・・」
硬直するフィブ太郎。
「来なさい(はぁと)」
金髪美女が完ぺきな笑顔でいいました。
「はいぃぃぃぃ!!!!」
「素直でけっこう。で・・あんたかめに会ったら助けなさい。おもしろくなるか
 ら」
「わっわかりましたぁぁぁ!!!!」
恐怖でうちふるえるフィブ太郎。
「しっかりやりなさいねぇ」


ざっぱぁぁぁぁん。
(亀、かめ、カメ、瓶、甕・・・)
亀にたいして最善の注意をはらって進みます。
そこに・・・
「やーい、やーいごぶきぶりー、パシリィー」
「あぁ人生ってすばらしい!!こんなにも広い空のしたに・・・」
「・・・・ぐりぐり・・・」
「おーい、それくらいにしてやったらどうだぁ」
「たっ助けてくださいぃぃぃぃ」
黒い甲羅の亀がいじめらていました。
(ほっとこ・・・・・)
といつもならほっときます。しかし・・
「・・かめにあったら助けなさい」
助けなければ・・・L様の言葉がやきついていました。
「やめたほうがいいよ」
「あっあんたは・・・」
「その亀はなしてくれない?」
勝負はあっさりつきました。フィブ太郎の勝利です。
「あっありがとうございます」
「いいよ、別に。だからさっさと消えて」
にっこり。亀・・ゼロスはおびえた表情でいいました。
「いっいえ、ぜひとも恩返しを・・」
(あっ後でなにをされるか・・・)
「ぜっぜひ・・」
「だーいいってば!!」
「でっですが・・・」
「いやだって」
『いきなさい』
びくっL様のお告げが聞こえました。
「わっわかったよ、いこう!!いこう!!!全力でいこう!!!!!」
「・・・?はい、いきましょう」
ぶくぶく・・・・
あっというまに竜宮城。
「ようこそ、竜宮城へ」
優雅な様子で黒髪の女性・・・ダルフィンがいう。
「ゆっくりしていけ」
金髪の女性・・・ゼラスもいいます。
「あーなるべくはやく帰りたいんだけど・・・」
『そうは言わず』
(いやな予感がするなぁ・・・)

「さあさあ、こちらの新作料理を(はぁと)」
なんかどろどろしたものを差し出すダルフィン。
(いい実験題ですわ)
「こっちのもくえ」
豪快な生けづくりを口にほっぱりこむゼラス。
(ゼロスの身の安全のためだ・・・きげんをとらなければ)
「冥王様ぁこれはどうでしょう」
必死できげんを取るゼロス。
「いやだぁぁぁぁ帰りたいぃぃぃぃ」
『まぁまぁ』
こうしてフィブ太郎は一生帰れませんでした。


めでたくもあり、めでたくもなし。






ダッシュで逃げます。つっこみどころ満載です。

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15128Re:浦島太郎ー魔族風味ーオロシ・ハイドラント URL2003/9/15 20:04:38
記事番号15118へのコメント

こんばんは
魔族で浦島っすね。
魔族風味という呼び名がまた良いです。
こういう系統は軽量サイズで読みやすくて、ギャグが効いてるものが多いので結構好きです。
これもまた例にもれず良かったです。
特に亀がいじめられているシーンは本当にツボでした。
「亀って誰だろう?」
「なるほどゼロスか」
「って、ごきぶりって言われてる時点で亀じゃないやんけ! (←爆笑しつつ)」
ってな感じで(すべて心の中で発せられた台詞です)


後、竜宮城にゼラスとダルフィンっていうのはなかなか合ってると思いました。


それでは、フィブ太郎の冥福を祈りつつ(待て)……
短いですがこれで失礼致します。

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15130Re:浦島太郎ー魔族風味ー青月 彼方  2003/9/15 22:49:10
記事番号15128へのコメント


>こんばんは
こんばんは、レスありがとうございます。
>魔族で浦島っすね。
>魔族風味という呼び名がまた良いです。
そうですか。うれしいです。
>こういう系統は軽量サイズで読みやすくて、ギャグが効いてるものが多いので結構好きです。
わたしもギャグ好きなんです。(・・・あぁよかったこれギャグにしてもらえた)
>これもまた例にもれず良かったです。
>特に亀がいじめられているシーンは本当にツボでした。
>「亀って誰だろう?」
>「なるほどゼロスか」
>「って、ごきぶりって言われてる時点で亀じゃないやんけ! (←爆笑しつつ)」
>ってな感じで(すべて心の中で発せられた台詞です)
そーいえばそうですね。無意識でした。ゼロス=ごぎぶりって感じになってて・・
糸目とか、生ごみとかもありましたねぇ。なにはもあれ楽しんでいただけたのなら幸いです。
>後、竜宮城にゼラスとダルフィンっていうのはなかなか合ってると思いました。
獣王軍だけでもよかったんですけど・・海といえばダルフィン様な来がしましたので・・・。
>
>それでは、フィブ太郎の冥福を祈りつつ(待て)……
>短いですがこれで失礼致します。
ありがとうございました。
・・・実はもう一パターン考えてたりするんですが・・・フィブシュラで・・・
完成したら、投稿するかもしれません。
それでわ。

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15182浦島太郎ー魔族風味・フィブシュラ添え?ー青月 彼方  2003/9/21 13:46:36
記事番号15130へのコメント

予告したにもかかわらず時間かかりましたねぇ。ハイドラント様すみません。
わたし初のフィブシュラでかなり変なところもあるでしょうが・・・
頑張ります。





昔々あるところに、フィブ太郎という腹黒な美少年がいました。
フィブ太郎は魚釣りにいきました。
(つれないねぇ・・・)
お日様の光がふりそそぎ海は輝いています。
(かえろーかなぁ)
案外短気なフィブ太郎です。その時、
「うっう・・・・」
女のすすり泣く声が聞こえました。
「?」
気になって覗いてみると、なんともかわいらしい亀のふん装をした黒髪の少女がいました。
フィブ太郎は一目ぼれしてしまいました。
君は僕の太陽だ状態です。
「うっうぇ・・ひっく・・・」
「どうしたんだい?」
思いきって話し掛けてみました。
「あっあなたは・・・冥王さ」
「今はフィブ太郎なんだ。何で泣いているんだい?」
亀のふん装をした少女・・・シューラの言葉を途中でさえぎりたずねます。
「はい・・・実は覇王様の大事になさっている『玉手箱』をこわしてしまったんで す・・・あぁ・・帰ったら覇王様や兄弟達にいじめられるのです」
「ふーん・・・グロウは部下づかい荒いからねぇ」
フィブ太郎に言われちゃおしまいです。
「じゃそれ僕が直してあげる」
「えっ!!!!」
ぱぁぁぁぁ・・・
無残にちった破片がくっつき、あっという間に元の美しい箱にもどりました。
「ね」
「あぁ、ありがとうございます。このご恩は一生忘れません。では恩返しに我城 
 へ・・・」
「それより僕の家にいこう」
「えっ!!??」
しゅん 刹那シューラを抱きかかえて空間移動するフィブ太郎。
「しあわせだね」
「えっと・・あたしって・・」

こうしてフィブ太郎はかわいいお嫁さんをゲットしました。

とりあえずめでたしめでたし。



変ですねぇ・・・・
フィブさん強引です。