◆−ルーベットの災難5−紗希 (2003/10/4 18:53:41) No.15254 ┣ルーベットの災難 6−紗希 (2003/10/5 17:11:41) No.15259 ┗ルーベットの災難 7−紗希 (2003/10/5 17:26:46) No.15260
15254 | ルーベットの災難5 | 紗希 | 2003/10/4 18:53:41 |
久々の投稿です。 では、どうぞ。 ―――――――――――――― 「…本当かよ?お前の大好きな嘘じゃねーのか?」 話を聞き、信じられないという顔をして聞き返す魔竜王ベーヴ。 「フィアが余裕無い顔で嘘を付くかしら?」 「そうですわね。私、信じられませんわ」 「とりあえず、確かめにいってみるか?」 「そうですわね」 皆、それぞれに好き勝手言いながら話を進めていく… 話がみえないまま… 「空耳かしら? やかまし。 「…あううι」 付く前から気が進まないフィアルゾ。 あんなのみてたら、進まないわな? 「君がやらせてるんじゃないか!」 「何を言ってるの、フィア。早く開けなさいよ」 「ベーヴの役目だよ〜」 「何ぃぃぃぃ!」 「早くしてくれません事?」 そのドアが重く感じられる。 いつもより、重く、威圧する…… ギィィィィィ…… その向こうに、「あの人」がいた―――― |
15259 | ルーベットの災難 6 | 紗希 | 2003/10/5 17:11:41 |
記事番号15254へのコメント 終わらせます。 本当に終わらせます。 ですから、見捨てないで下さいι ▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲△△△△△△△△△△▼▼▼▼ そこには――― 未だに目を大きくさせた「彼」がいた。 「うわっ!」 誰かが悲鳴をあげた。が、気にする事も無かった。 てか、する余裕がないっ! なぜなら、、、 「あら〜?遊びに来てくれたのかしら〜?」 と言いながら、迫るルーベットの姿! 「ちょっと!何とかならないの!?フィア!」 「僕に振らないでよ!僕だって必死なんだぁぁぁぁぁぁ!」 逃げまどう腹心s。 が、その内淫乱魔王がベーヴの腕を掴んでしまった! 「げ!」 「ベーヴ、成仏してよ!」 「なんだと、このゾンビ王がぁぁぁぁ!」 そんな事を言っている間に、両の腕を掴んでしまった。 遊ぶなよ。 「うふふ…遊びましょうよ(はぁと)」 「おやめ下さい、ルーベット様! そんな事をしたら、汚れてしまいますよぉぉぉぉぉぉ!」 「おい!どういう意味だこらぁぁぁぁぁぁ!」 この状態を何とかしなければ、次は自分・・・。 何とかしなければ! 「アクア!何かないわけ!?」 「う〜ん……。…あら? あの薬は…。」 アクアは、机の上に空のビンがあるのを見た。 そして、確認してみると… |
15260 | ルーベットの災難 7 | 紗希 | 2003/10/5 17:26:46 |
記事番号15254へのコメント 今度こそ終わらせます。 絶対。 ◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎ 確認してみると、それは・・・ 「これは、私が創った薬ですわ!」 「何ぃぃぃ!」 こんな事態を引き起こしたのは、アクア・マリンだったらしい。 はた迷惑な…。 「悠長に解説するなぁぁぁぁ!」 うっさいなぁ。私の勝手だろう。 「アクア!何とかする方法は!?」 「私が、治る薬を作りますわ! それまで皆さんは耐えて下さい!」 「何ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」 「分かった!」 ――――そしてその数分後。 「勝手に略すなー!」 「苦労を伝えなさいよー!」 「あああ、我が王が…」 「恐怖だったんだぞ!」 やかましー! うるさいんだよ! ページが足らないんだよ!焦ってるんだ! 取りあえず、アクアが作ったから治す方向に行くぞ! 「作りましたわ!後は、これを飲ませるだけですわ! 口に放り込んで下さいまし!」 「わかった!ベーヴ! どうにかして羽交い締めにしろ!」 「おお! はやく入れろ!」 瞬間移動か? 口を開けたその瞬間。 アクアが見事に、その薬を放り込んだ―――。 「彼」は、静かにその瞳を開けた。 「う〜ん…」 「あ!ルーベット様、気が付かれましたか!?」 ルーベットの胸に飛びつき、大泣きするフィアルゾ。 彼がそんな事をするのは、初めてに近かった。 フィアがそんな事をする程、自分が倒れまくっていたのか? あの記憶がないルーベットは、ただ彼を撫でまくったという――― |