◆−グリム童話 〜紅ずきんちゃん〜−クリス (2003/10/4 20:27:06) No.15256
 ┗Re:おもしろかったですよ−神高 紅 (2003/10/5 21:46:27) No.15261
  ┗L様降臨前(意味不明)−クリス (2003/10/6 21:23:05) No.15266


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15256グリム童話 〜紅ずきんちゃん〜クリス 2003/10/4 20:27:06




 こんにちは。クリスです。実は、もう一つ書いているのですが、ちょっと話に詰まってしまい、気分転換にと投稿しちゃっていたりします。(をい!)
 もう一つの方に付き合ってくださっている方々、もうしばらくお待ちください。ほんとにすみません。

 このお話しは多分皆さん分かっていると思われますが、『赤ずきんちゃん』を基にしております(途中まで。というか最初だけ)期待はあんまりしないでください。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 あたしの名前はリナ。でもみんなからは紅ずきんって呼ばれてる。
 何故かって?
 それは紅いずきんをかぶっているってことと、あたしの髪と瞳が紅色だからよ。
 どーでもいいけどもっとましなものにしてくれないかな。どーでもいいけど。


 ある日、離れて暮らしている姉ちゃんから手紙が来た。その内容はいたって短くとっても分かりやすかった。
『病気にかかったから、お見舞いに来てね。
                    ルナ』
 珍しいことである。
 
 結局あたしがお見舞いに行くことになったのは言うまでもあるまい。逆らったりしたらどうなることか…………

 やっぱりそれなりのものをもっていかないといけないよね…などと思いつつその手のルートを通っているのだが、なぜかかなりの大所帯(はーと)。
 ラッキー。でも明日になっちゃったらどーしよー(滝汗)

 
 あたしは気づいていなかった。いや、気づけるはずも無かった。
 そのとき、アストラルサイドから覗いている人物(?)がいることに。
 彼は、あたしが当分姉ちゃんの家に着きそうにないことを確認するとある場所に降り立った。




 リナさんすみませんね。これも仕事なので……はぁ……
 僕は今、赤の竜神、リナさんの姉の所に来ていた。リナさんの姿と声を真似させていただいて。目的は赤の竜神の抹殺。病気の今なら容易い事だ。そう思っていました。

「姉ちゃん、お見舞いに来たよ。」
 うう…仕事とはいえ、正直リナさんの姿をかたどっているのは楽しいものではありません。まあ、ばれなければいいのですが。
 (どういう意味よ!!)
 ああ…なんか幻聴まで聞こえてきました。

 返事がありませんね…そんなにすごい病気なんでしょうか。そのほうが僕は殺しやすいですし。


 あれから十分は経過したかと思われますが、返事がまだないんですけど……どうしましょう。

 あれこれ考えたのですが、いい案は浮かばなかったので、ドアのノブに手をかけてみました。
 キィ…
 あ、開きました。こんなに無用心でいいんでしょうか。僕の知ったことではないんですけれども。
 そのまま奥に進んで行く。(をい!不法侵入者!)

「リナが来てるって言ってるでしょ。あなたがいたら大変なことになっちゃうじゃない。」

 僕はさらに奥に進んでいく。

「そうか、そんなに私が嫌いだったのか…」

 はっ!
 赤の竜神の言葉に、哀愁ただよう一人の男(?)
 僕はその人に見覚えがあった。

 オルハリコンや、その他諸々のたくさん入った袋をどさりと落とす。
 その音で二人(?)が振り返る。
「赤眼の魔王様!?何故このようなところに?」
「リナ…じゃないわね。私の妹に化けるなんて容赦しないわよ!!」
 リナさんじゃないと分かると、どこからか、すでに出した剣をこちらに向けている。
 あ。すっかり忘れて…リナさんの姿と声のままでした。あはは…これでは赤眼の魔王様もすぐにはお分かりになるはずはありませんよね。
 それにしてもまさか赤の竜神と赤眼の魔王様が…

 それぞれの思考が止まり、三人(?)が固まったまま一日が過ぎた。


 ピンポーン
「姉ちゃーん。来たよー。」
 
 ま、まずいですね。この姿のままでは…
 もとの姿に戻る。
「お、お前は獣神官ゼロス…」

 ドタドタドタと足音がして、赤眼の魔王様のお言葉が切れる。
「とりあえず消えたほうが良いので…は…」
「ゼロス!?何でここにいるの?」
 リナさんのほうが早かったみたいですね。仕方ありません。
「それより姉ちゃんは?」
「あちらですよ。」
 僕は一点を指して答える。
「姉ちゃんと…」
 

「そして、リナさんも含めた四人(?)の思考が止まってしまいましたとさ。おしまいおしまい。」


「〜〜〜んなわけあるか〜!!!(怒)
 まったく。ここで終わってもわかんないって。
 それよりほんとになんで姉ちゃんと赤眼の魔王がいっしょに…?」
『え゛。それはその…』
 二人同時に話し出すし。
 さらに追求をする。
「で、なんでおまけにゼロスまで?あ、必殺『秘密です』攻撃はなしよ。」
「うう…」
 こんなことにいじけるなよ、ゼロス。ま、いいか。
「それはですね…(汗)」
「いきなししゃべるなー!!」
 あたしのスリッパが見事に命中した。
 頭を押さえながら聞いてくる。
「あの・・・今魔法かけてませんでした?」
「気のせいよ。それより話を続けなさい。もう一発くらいたいの?」
 多少顔を引きつらせているように思うが気にしないでおこう。
「………。」
「何ですって?」
「ですから。赤の竜神をたおそうかと…病気の間に…(滝汗)」
 だんだん声が小さくなって最後のほうは聞こえなかった。ここで空間移動してみろ。次に会ったときに消滅させてやる!
『そう(そうか)それならあたし(私)が相手になってあげる(やろう)』
「え゛!何故赤眼の魔王様まで…ってうわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…」

 その叫びは森中に響きわたったとかわたらなかったとか。

 さあ、皆さん。合掌をしましょう。
 ちーん。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
クリス(以下、ク):こんにちは。読んでいただいた方ありがとうございます。今回ですけど、かなり突っ込みを入れたいところとかありましたよね。どんどん突っ込んで下さって結構です。たとえば、赤ずきんじゃない!とかいろいろ。
リナ(以下、リ):あんたのせいでしょ。あんたの文章の構成が悪いからこんなことに。
ゼロス(以下、ゼ):そーですよ。僕なんかかなりひどい目にあわされて。
赤眼の魔王(以下、S):安心しろ。まだ上がいるから。
ルナ(以下、ル):ねぇ、もともとはあたしのお見舞いにリナが来るって話でしょ。なのになんであたしは少ししか出ていないの?
ゼ&ル:もっと出番を私に。…
 ゴス!!ピー(以下、放送してはならない音)
L:それよりあたしを出しなさいよ(怒)
 こそこそと逃げ出すクリス
リ&ゼ&S&ル&L:あー待ちなさい(待てー)!!
ク:殺されそうなので逃げさせていただきます。
  どうぞ、次の投稿をお待ちください。
 ピーーー(たとえようのない音)
 ……
 ……
 ……
 こんな私ですがこれからもよろしくお願いします。


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15261Re:おもしろかったですよ神高 紅 2003/10/5 21:46:27
記事番号15256へのコメント

神高ですこんばんわおもしろかったですよ。
あっちの方も楽しみにしてます。
まあ突っ込みとしてはルナさんとSさんが何をしてたのか気になったりします。
実際どんな話してたんですか?
ではまたクリスさん近いうちにお会いしましょう。しーゆー。

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15266L様降臨前(意味不明)クリス 2003/10/6 21:23:05
記事番号15261へのコメント


 こんばんは、神高さん。
 完璧に赤ずきんちゃんの話ではなくなってしまった、紅ずきんちゃん。やっぱりリナだからこうなってしまったのでしょうか…アメリアにしとけばよかったかなぁ。

>まあ突っ込みとしてはルナさんとSさんが何をしてたのか気になったりします。
>実際どんな話してたんですか?
 さあ?どんな話を…まあ、いろいろ妄想してくださって結構です。たとえばSさんがルナさんに子守唄を歌いに来たとか(笑)絶対にありえないことですけど。無責任ですみません。
 私の駄文を楽しみにしてくださってありがとうございます。あっちのほうはもう少ししたらきっとL様降臨が…見られると思います…
 (早く書かないとどういう目にあうか、分かっているでしょうね…それと変な風に書いたら、容赦しないから。)
・・・・・
・・・・
・・・(滝汗)

 とまあこんな感じで(どんな感じだ!)次もどんどん進めていきたいと思います。
 ありがとうございました。