◆−−まりえ(4/5-21:45)No.1541
 ┣Re:嘘−シェラ(4/6-09:43)No.1543
 ┃┗シェラさんありがとうございました♪−まりえ(4/6-13:50)No.1544
 ┣ゼロリナファンなんですが、この話は好きです−馨 たくと(4/30-15:36)No.1626
 ┃┗馨 たくとさんありがとうございました♪−まりえ(4/30-23:26)No.1628
 ┗贈り物−まりえ(5/7-00:14)No.1639


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1541まりえ E-mail 4/5-21:45


 ガウリナ
  嘘

今日、あたしはガウリイに告白しようと思う。
ずるいかもしれない。
自分でもそう思う。
今日は1年で一度、公然と嘘をつける日である。

コンコンッ

ドアを軽くノックする。
誰の部屋かっていうとガウリイの部屋である。
あたしは恐れている。
あたしの本当の気持ちをガウリイに知られてしまえば、
傍にいられなくなるかもしれないから。

「リナか?」
「そうよ」
「開いてるから入ってこいよ」

でも最近もどかしい。
自分の気持ちをガウリイに知ってもらいたい。
自分の気持ちをガウリイに気付いて欲しい。
けど怖いんだ。
盗賊や、魔族より怖いかもしれない。
傍にいたい。
この、リナ=インバースともあろうものが……

「どうしたんだ?」
「ん、ちょっとね…言いたいことあってさ」

あたしみたいな子供に告白されたらガウリイには迷惑かもしれない。
でも、このクラゲは言わなきゃ気付いてくれないだろう。
ずっと受身でいるなんてあたしにはできない。
でもやっぱり怖いから。
困ったような顔をされたら“嘘”だったんだと言ってしまえばいい。

「あたし…ずっとガウリイが、好きだった」

心臓の音が周りにもれていないだろうか?
あたしはそんなことを考える。
心臓が波立って意識が飲み込まれそう。
何も言ってくれない。
あたしはつい俯いてしまったからガウリイの顔が見えない。
頭の中に困った顔をしたガウリイを思い描く。
多分、こんな顔してんじゃないかな……

「なぁんて…へ?」

“嘘”だったと告げようとした。
急に視界が暗くなったことに言葉を遮って驚きの声を出してしまう。

「が、ガウリイ?」

あたしの体をすっぽりくるんでいるもの。

「今日って1年で一回嘘つく日だよな?」
「え?知ってるの?クラゲのあんたが?」
「知らない。俺、クラゲだからさ、そんな日あること知らないんだ」

はあ?
頭の上でガウリイがくすっと笑う。

「だから、今の言葉本気にする。離さないからな。後悔してももう遅い」

ぎゅうっ
あたしを抱きしめているガウリイの腕の強さが増す。

「ちょ、ちょっとガウリイ!?」
「俺もリナが好きだ。愛してる」

え?え…え?
体をくるむ腕の力が抜けてふんわりと暖かい。
ガウリイの顔が視界に大きく映った。


おわり。


なんだかよくわからない…(汗)
とりあえず、四月になったので、書いてみました(笑)
感想いただけると嬉しいです♪
では、ありがとうございました。

                     まりえ

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1543Re:嘘シェラ 4/6-09:43
記事番号1541へのコメント

・・・嘘をつくはずが・・・ガウリィにはきかなかった・・・・
ガウリィらしい話ですね!


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1544シェラさんありがとうございました♪まりえ E-mail 4/6-13:50
記事番号1543へのコメント

シェラさんは No.1543「Re:嘘」で書きました。
>
>・・・嘘をつくはずが・・・ガウリィにはきかなかった・・・・
>ガウリィらしい話ですね!
そうですね(笑)
くらげ君ですから!(笑)
では、
感想ありがとうございました♪

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1626ゼロリナファンなんですが、この話は好きです馨 たくと 4/30-15:36
記事番号1541へのコメント


 初めまして。
 馨 たくと、と申す者です。

>「今日って1年で一回嘘つく日だよな?」
>「え?知ってるの?クラゲのあんたが?」
>「知らない。俺、クラゲだからさ、そんな日あること知らないんだ」

 ……突然ですが、一番印象に残りました。
 うーんガウリィ、貴方、自覚しているな?
 自分がクラゲだって(笑)。

>はあ?
>頭の上でガウリイがくすっと笑う。

 リナちゃんの計算ミスですなあ。
 ガウリィはクラゲだけど、男なんだよ?(苦笑)
>
>「だから、今の言葉本気にする。離さないからな。後悔してももう遅い」
>
 本気にしてください。
 ラブラブは良いものです。はぁ…(しみじみ)。

>ぎゅうっ
>あたしを抱きしめているガウリイの腕の強さが増す。
>
>「ちょ、ちょっとガウリイ!?」
>「俺もリナが好きだ。愛してる」

 言ったな!
 言ったな、ガウリィ!!
 うぎゃあ(狂)。

>え?え…え?
>体をくるむ腕の力が抜けてふんわりと暖かい。
>ガウリイの顔が視界に大きく映った。

 ………ちゅーですね。
 ………カップリングを超えて、ちゅーはドリー夢ですよねぇ。

 良かったです。
 ゼロリナのほうに投稿しているんですが、ガウリナもいいな…。
 これからも頑張ってください。
 次も楽しみにしています!
 では。


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1628馨 たくとさんありがとうございました♪まりえ E-mail 4/30-23:26
記事番号1626へのコメント

馨 たくとさんは No.1626「ゼロリナファンなんですが、この話は好きです」で書きました。
>
>
> 初めまして。
初めまして♪
> 馨 たくと、と申す者です。
まりえと申しまっす!
>
>>「今日って1年で一回嘘つく日だよな?」
>>「え?知ってるの?クラゲのあんたが?」
>>「知らない。俺、クラゲだからさ、そんな日あること知らないんだ」
>
> ……突然ですが、一番印象に残りました。
> うーんガウリィ、貴方、自覚しているな?
> 自分がクラゲだって(笑)。
何度も言われたら一応学習するかな?、と。短い単語だし(笑)
>
>>はあ?
>>頭の上でガウリイがくすっと笑う。
>
> リナちゃんの計算ミスですなあ。
> ガウリィはクラゲだけど、男なんだよ?(苦笑)
ふふふっ(謎笑)
>>
>>「だから、今の言葉本気にする。離さないからな。後悔してももう遅い」
>>
> 本気にしてください。
> ラブラブは良いものです。はぁ…(しみじみ)。
やっぱりラブラブ大好きですからねぇ。
>
>>ぎゅうっ
>>あたしを抱きしめているガウリイの腕の強さが増す。
>>
>>「ちょ、ちょっとガウリイ!?」
>>「俺もリナが好きだ。愛してる」
>
> 言ったな!
> 言ったな、ガウリィ!!
> うぎゃあ(狂)。
ほほほほほ!読み返してなかったもんだから読むと自分これ書いたんかっ!?
うっはあ!恥ずい!(暴走)
>
>>え?え…え?
>>体をくるむ腕の力が抜けてふんわりと暖かい。
>>ガウリイの顔が視界に大きく映った。
>
> ………ちゅーですね。
> ………カップリングを超えて、ちゅーはドリー夢ですよねぇ。
ドリー夢。そうですね♪ドリー夢っすね!!うっきゃっきゃっ♪
>
> 良かったです。
> ゼロリナのほうに投稿しているんですが、ガウリナもいいな…。
ゼロリナ、馨さんの作品、読ませてもらってましたよ♪(レス書いてないですが・死)あの作品が初書きなんてすごいです!私はへぼへぼ・・・(涙)
> これからも頑張ってください。
> 次も楽しみにしています!
つ、次・・・あるだろうか(滝汗)
> では。
では☆
本当にありがとうございましたーっ!!

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1639贈り物まりえ E-mail URL5/7-00:14
記事番号1541へのコメント

贈り物

リナに贈り物をしたい。
何故そんな気になったのか、わからないが。
何か贈り物をしてやりたい気分になった。
う〜ん・・・リナの喜ぶもの?
俺は頭をひねらせる。
思い浮かべるのは・・・

食料。

チキンの照り焼き
ポーク・ソテー
オニオングラタンスープ
焼肉
ニャラニャラ

あれ。リナの好みの食べ物って何だ?
あいつは何でも食べるぞ・・・?

これだけ長い間一緒にいて、俺はリナの何を知っているんだ?

「ガウリイ?どーしたの?ぼーっとして。・・・どうせ何も考えちゃないんでしょうけど」
「いや・・・リナって何が好きなのかな?、と思って」
「へっ!?」

リナの顔が赤くなる。
そうだ。リナはこういうやつだ。

「何もやったことないだろう?俺。お前さんに」
「そ・・・れは、そーだけど・・・何?なんでいきなりそんなこと考えるの?」
「え?いや、なんとなく。何か贈り物でもしようかな?と・・・あ、言っちまったら面白くないな」

俺は頭をかく。
視線をそらしてぷつぷつ何か呟いているリナの顔は赤い。

「じゅうぶんよ」
「へ?」
「あんたが、あたしの為に無いのーみそ使ってくれただけでじゅうぶんだって言ったの!」

をい・・・無いのーみそって・・・

「ありがとう。ガウリイ」




おわり



ははは。短いですね(笑)

私、実は、ほ〜むぺ〜じを作りました!(今回これが目的・爆)
よろしければ来てみてやってくださいませ!!
げすとぶっくにも何か足跡を残していただけるとめちゃくちゃ喜びます(笑)
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Spade/3716
です。
それでは・・・ありがとうございました!!