◆−祭さんへ捧ぐ。−無限 劉人 (2003/12/4 00:06:37) No.15631
 ┣ありがとうございますvv−祭 蛍詩 (2003/12/4 20:51:44) No.15638
 ┗祭さんへ捧ぐ。2  果てしなき教育−無限 竜人 (2003/12/7 18:40:26) No.15665
  ┣こ、この教育は受けたくないです…;−祭 蛍詩 (2003/12/8 19:14:28) No.15668
  ┗祭さんへ捧ぐ。3  悪魔の微笑みか……?−無限 竜人 (2003/12/12 20:22:17) No.15687
   ┣リミエラちゃんが〜〜〜!!−祭 蛍詩 (2003/12/13 21:17:00) No.15696
   ┗祭さんへ捧ぐ。4   夫婦喧嘩  −無限 竜人 (2003/12/14 14:48:24) No.15701
    ┣ゼロス君の浮気者ぉ〜!−祭 蛍詩 (2003/12/15 19:00:36) No.15706
    ┗祭さんへ捧ぐ。  夫婦喧嘩は消える華!? −無限 竜人 (2003/12/19 22:00:23) No.15725
     ┣初めまして。 −蛇乃衣 (2003/12/21 11:00:21) No.15738
     ┃┗Re:初めまして。 −無限 竜人 (2003/12/23 13:23:28) No.15750
     ┣ふにゃ〜! 遅レスすみません;;−祭 蛍詩 (2003/12/22 15:47:09) No.15743
     ┗祭さんへ捧ぐ。  仁義なき教育 −無限 竜人 (2003/12/27 16:21:19) No.15773
      ┣な、なんと! −蛇乃衣 (2003/12/27 19:26:53) No.15776
      ┗ありがとうございました! −祭 蛍詩 (2003/12/28 01:20:54) No.15781
       ┗Re:ありがとうございました! −無限 流人 (2003/12/29 17:40:45) No.15782


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15631祭さんへ捧ぐ。無限 劉人 E-mail 2003/12/4 00:06:37


この小説(?)はいつもお世話になっている祭さんに捧げます。
煮るなり焼くなり蒸すなりなんなりと。ちなみに返品可です。

万が一。気に入ってもお持ち帰りは『祭さんのみ』とさせていただきます。

                         無限竜(劉)人

===================================

「ままぁ〜v」
 ライト・ブラウンの髪を肩で切りそろえた女の子が、ぱたぱたと駆け寄ってくる。

***********************************

 『父親は誰だ!? 〜いや、イナイから〜』

***********************************

 ぶぷゥ。

 ゼルガディスは、思いっきり朝食食後の紅茶を吐き出した。
 それもそのはず。
ピンクのふりふりを着た少女が、満面の笑みで自分に抱きついてきたのだから。
「……をイ。お前、人違いじゃないのか?」
 平静を装いつつも、じっとりと額に汗を浮かべている。
「んーん。『ゼロスぱぱ』があの人が『まま』だって言ったもん」
 ぷぅと頬を膨らませ、少女が目線で示したのは。
 誰であろう、スットコ獣神官とほまれ高い、後姿はゴキブリ似、コックローチ魔族ゼロスであった。

「ちょっ! なんなんです!? その紹介文!?」
『いや。実際その通りだと思ったもんでね。ほら、続けて』

「ゼロス貴様! こんな子供を拉致った上に、洗脳までしたのか!?」
 つかつかつかっ。ぐわしっ。ゼロスの胸倉を掴み上げるゼル。
「僕そんな悪い人に見えるんですか!?」
 ゆさゆさゆさゆさ……。揺すりまくる。
「見える」
 どキッパリ。一瞬の迷いもなく、躊躇もなく、ゼルはあっさりと言いのける。
 そして、片手をこめかみに当て。
「お前の素行……オレに対するセクハラ! 過去の悪戯! ドラゴン・スレイヤーの二つ名! ……etc.etc. 思い当たる事はいくらでもあるわ!」
 思い出してたら明々後日の夜が明ける! そう付け加えるのも忘れずに。
「ねぇ、えとせとらってどーゆう意味?」
 少女がぴょこぴょこ跳ねながら、ゼルのズボンにすがりつく。
「辞書を引け」
 こめかみに当てていた手を、少女の頭にやり、なでてやる。
「あ、その子の名前は『リミエラ』ちゃんです。今日一日、ゼラス様から預かってきたんですよv」
 ゼルに掴まれていた胸倉を引き剥がし、ゼロスはぽんぽんと胸元を叩いて服装を直す。
「魔族なのか!?」
 ぎょっとしたようにゼルはリミエラを見るが。
「いいえ。人間ですよv」
 あっさりとゼロスは言い放つ。
「りみえらは人間なの〜?」
「はいv」
 リミエラの問いに、ゼロスはにっこりと答えた。

「ゼラス様のご趣味。『子守のバイト』だそうです。」
「ヲイ」
「今日は都合が悪いそうで(書類整理)。僕が一日預かることに」
「ヲイ! なんなんだそのカッコの書類整理というのは!?」
「リミエラちゃんのお家は資産家で、親御さんが新婚旅行に行っている間だけという話……
 どうしました?」
「いや。何も言うな……どっからツッコミを入れていいのか迷ってるだけだ」
「あっはっは。できれば僕が説明している間にリミエラちゃんを見ててくださいね。あ、朝ごはんはもう済ませましたから」
 ゼルはどうしようもないやるせなさに襲われていた。
「りみえらお外でる〜」
「あっ! オイ!」

ゼルとリミエラが出て行くのを見送って。

「と、言うわけで『僕とゼルガディスさんのらぶらぶv 夫婦みたいですねvそうだな。リミエラちゃんの子守上手にできるかな大作戦』はスタートです」

『長ッ!』

 続く。

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15638ありがとうございますvv祭 蛍詩 2003/12/4 20:51:44
記事番号15631へのコメント

 こんにちは〜! 祭です。
 遅レスでごめんなさい;; やっとテストが終わりましたー!
 そして、書き殴り様で一度データ―が消えてしまったらしく、レスも消えてしまったので…;
 ―では、再びレスさせていただきます!
 
>この小説(?)はいつもお世話になっている祭さんに捧げます。
>煮るなり焼くなり蒸すなりなんなりと。ちなみに返品可です。
 いえ、誰が返品なんてしますかっ! ありがたく頂きますvv

>万が一。気に入ってもお持ち帰りは『祭さんのみ』とさせていただきます。
 ハイv お持ち帰りさせて頂いてますv(もうしてたりします)

>===================================
>
>「ままぁ〜v」
> ライト・ブラウンの髪を肩で切りそろえた女の子が、ぱたぱたと駆け寄ってくる。
 まま? 誰でしょう? ―というか、女の子??

>***********************************
>
> 『父親は誰だ!? 〜いや、イナイから〜』
 いないんですか! 私はてっきりゴキブリ獣神官さんかと…(おい)

>***********************************
>
> ぶぷゥ。
>
> ゼルガディスは、思いっきり朝食食後の紅茶を吐き出した。
> それもそのはず。
>ピンクのふりふりを着た少女が、満面の笑みで自分に抱きついてきたのだから。
 『まま』ってゼルさんだったんですか?!
 さぞかし若くて綺麗なままさんでしょうねvv

>「……をイ。お前、人違いじゃないのか?」
> 平静を装いつつも、じっとりと額に汗を浮かべている。
>「んーん。『ゼロスぱぱ』があの人が『まま』だって言ったもん」
 あぁ、やっぱりゼロスぱぱなんですねvv

> ぷぅと頬を膨らませ、少女が目線で示したのは。
> 誰であろう、スットコ獣神官とほまれ高い、後姿はゴキブリ似、コックローチ魔族ゼロスであった。
 スットコ獣神官?! 後姿はゴキブリ似?!(爆笑)
 楽しいですv なんか、新しい呼び名が増えて良かったですねーvゼロス君vv

>「ちょっ! なんなんです!? その紹介文!?」
>『いや。実際その通りだと思ったもんでね。ほら、続けて』
 あ、賛成です! スットコ獣神官vうん、とっても似合ってますよvこの呼び名v

>「ゼロス貴様! こんな子供を拉致った上に、洗脳までしたのか!?」
> つかつかつかっ。ぐわしっ。ゼロスの胸倉を掴み上げるゼル。
 拉致?! 確かにゼロス君ならやりそうですけど…一応魔族ですしねぇ(一応?)
 でも、女の子拉致る前にゼルさんを拉致ってそうですけど…。

>「僕そんな悪い人に見えるんですか!?」
> ゆさゆさゆさゆさ……。揺すりまくる。
>「見える」
> どキッパリ。一瞬の迷いもなく、躊躇もなく、ゼルはあっさりと言いのける。
> そして、片手をこめかみに当て。
>「お前の素行……オレに対するセクハラ! 過去の悪戯! ドラゴン・スレイヤーの二つ名! ……etc.etc. 思い当たる事はいくらでもあるわ!」
> 思い出してたら明々後日の夜が明ける! そう付け加えるのも忘れずに。
 セクハラ?! やっぱりされてるんですかv 
 ―つーか、何したんですかゼロス君!! しかも思い出してたら明々後日の夜が明ける?!
 そんなに何かやったんですかー。

>「ねぇ、えとせとらってどーゆう意味?」
> 少女がぴょこぴょこ跳ねながら、ゼルのズボンにすがりつく。
>「辞書を引け」
> こめかみに当てていた手を、少女の頭にやり、なでてやる。
 ぅわvvゼルまま優しいvv

>「あ、その子の名前は『リミエラ』ちゃんです。今日一日、ゼラス様から預かってきたんですよv」
> ゼルに掴まれていた胸倉を引き剥がし、ゼロスはぽんぽんと胸元を叩いて服装を直す。
>「魔族なのか!?」
> ぎょっとしたようにゼルはリミエラを見るが。
>「いいえ。人間ですよv」
> あっさりとゼロスは言い放つ。
>「りみえらは人間なの〜?」
>「はいv」
> リミエラの問いに、ゼロスはにっこりと答えた。
 え? なんで人間の女の子がゼラスさんの所に?

>「ゼラス様のご趣味。『子守のバイト』だそうです。」
 ゼラスさん、意外に家庭的なんですね〜。 って趣味?!

>「ヲイ」
>「今日は都合が悪いそうで(書類整理)。僕が一日預かることに」
>「ヲイ! なんなんだそのカッコの書類整理というのは!?」
>「リミエラちゃんのお家は資産家で、親御さんが新婚旅行に行っている間だけという話……
> どうしました?」
>「いや。何も言うな……どっからツッコミを入れていいのか迷ってるだけだ」
 同じくです; 書類整理…どうでも良いですけど妙に似合いますね。

>「あっはっは。できれば僕が説明している間にリミエラちゃんを見ててくださいね。あ、朝ごはんはもう済ませましたから」
> ゼルはどうしようもないやるせなさに襲われていた。
>「りみえらお外でる〜」
>「あっ! オイ!」
>
>ゼルとリミエラが出て行くのを見送って。
 いや〜、しっかりゼルさん、ままさんやってますねvv
 見た目に寄らず、子供には優しそうですもんね、ゼルさんv

>「と、言うわけで『僕とゼルガディスさんのらぶらぶv 夫婦みたいですねvそうだな。リミエラちゃんの子守上手にできるかな大作戦』はスタートです」
>
>『長ッ!』
 同じく長っ!! でも面白いですvv 中に会話が入っているのが楽しいですv

 ふふふふふvv ゼルままさんこれからどうするんでしょうv(ゼロスぱぱさんは?) 
 続きをとっても楽しみにしていますvv
 では、この辺で。

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15665祭さんへ捧ぐ。2  果てしなき教育無限 竜人 2003/12/7 18:40:26
記事番号15631へのコメント


この小説(?)はいつもお世話になっている祭さんに捧げます。
煮るなり焼くなり蒸すなりなんなりと。ちなみに返品可です。

万が一。気に入ってもお持ち帰りは『祭さんのみ』とさせていただきます。

                         無限竜(劉)人

===================================

「ほーほっほっほっほっほ」
 ゼルが、宿から出て、一番先に見たものはリミエラではなかった。

***********************************

 『アレは何だ!? 〜いや、教育的に悪いから〜』

***********************************

「ほーっほっほっほ!」

 何だアレは? あのとんでもねぇコスチューム着た寒そうな女は。

 ゼルは、パニクッていた。

 なぜ小脇にリミエラを抱えているんだ? 
 そしてなぜ。あんなふうに高笑う!? 面白いのか!?
 なぜ屋根の上に!?

「ぜ、ゼルガディスさんっ! リミエラさん攫われましたよ!?」
「は……?」

 ゼロスに呼ばれ、我にかえって。女の居た屋根を見ると、跡形もなく消えていた。

「し、しまったぁあぁぁぁあぁあああっ!」
 地べたにしゃがみ込み、しきりに『終わりだ終わりだ』と呟くゼル。
「あ、ご心配なく。リミエラちゃんには発信機ついてますから」
「ヲイv」

 ゼロスにした突っ込みは、めずらしく可愛げのある突っ込みだった。

===================================

「ここか」
「ええ。そのようです」

 呟いたのは、町からやや離れた森の中。
 どうやら丘に穴掘りの術で作った洞窟らしい。その前に立っていた。

「行くぞゼロス。それをしまえ」
「いやです」

 ゼロスの手には、リミエラの発信機からでる魔力を辿る物(のハズ)。
 問題なのは。その形だった。

「何時作った?」
「昨夜です」

 ゼルやんの上半身(裸)。そして、隅っこに『ゼロスの力作v』と入っている。 だが、銘は『ゼラス=メタリオム』になっていた。

「型をとって、小さくしたので、寸分違わず。力作ですよ!」
「…………いつ型を取った?」
「昨夜ですv」

 ゼルはこめかみに手を当てた。

「ゼロス。今日の朝。オレは「裸でしたねv ごちそうさま」

 ぷつーん。『少々お待ちくださいv』ぴーんぽーんぱーんぽーん。

「行くぞv」
「はい……」


***********************************

「ほーっほっほっほ! よ! もっと胸を張って!」
「おーっほっほっほ。」
「まだまだ甘いわ! こうよ!」
「ほーっほっほっほっほっほっほっほ!!」
「はい! なーがせんせぇ! おーっほっほっほ!」

 頭痛がするのを、やめられなかった。

「あら? あなたたち……さては入門希望者ね!」
「なんのだ」
「ん」

 トゲ付ショルダーがードの女『ナーガ』が指し示す先には。

『ナーガさまの高笑い教室』

 の文字が。

「リミエラちゃんっ!」
「ぜろすぱぱ! りみえらガンバって笑うね〜!」
 言って、リミエラはぐいっ、と胸をそらす。
 ゼロスは固まった。だいぶアストラルにダメージを受けているのだろう。
顔が真っ青だった。

「おーっほっほっほ?」
「笑わんでいい。帰るぞ」
「ゼルガディスさん!」

「ちょっとあんたたち! 授業料払いなさいよ!」

 リミエラを抱えたゼルが、ぎぬろっ、とナーガを見返し。

「人の娘攫っておいて、授業料もなにもないだろーが」

ナーガは変な顔をした。

「あんたたち、見たところどっちも男だけど。その子どっちが産んだの?」
 
 鋭利なツッコミすぎた。

 次の瞬間。

「えび」

 変な声を上げて、ナーガは氷付けになったとさ。



果てしなき教育。終わる。

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15668こ、この教育は受けたくないです…;祭 蛍詩 2003/12/8 19:14:28
記事番号15665へのコメント

 こんにちは〜! テストが次々と返ってきて明日の太陽拝めるかどうか分からない祭です!(説明長っ!)
 エエ、だからテストなんて嫌いなんですっ!! ぐしぐし(涙)

 ―と言うわけで、レスさせていただきます!

>===================================
>
>「ほーほっほっほっほっほ」
> ゼルが、宿から出て、一番先に見たものはリミエラではなかった。
 あれ? あの笑い声は…。

>***********************************
> 『アレは何だ!? 〜いや、教育的に悪いから〜』
 あ、教育的に悪いと言ったらあの人しかいないですねv
 しかも『誰だ』じゃなくて物扱い?!

>***********************************
>
>「ほーっほっほっほ!」
>
> 何だアレは? あのとんでもねぇコスチューム着た寒そうな女は。
 寒いんですかっ! まぁ、あのとんでもねぇコスチュームは寒そうですよね、特に真冬は。

> ゼルは、パニクッていた。
>
> なぜ小脇にリミエラを抱えているんだ? 
> そしてなぜ。あんなふうに高笑う!? 面白いのか!?
> なぜ屋根の上に!?
 パニクるのは分かりますが、面白い?!
 …そういえば、面白いんですかねぇ、高笑いって。
 しかも、リミエラちゃん攫われたっ?!(いや、気づくの遅いから)

>「ぜ、ゼルガディスさんっ! リミエラさん攫われましたよ!?」
>「は……?」
>
> ゼロスに呼ばれ、我にかえって。女の居た屋根を見ると、跡形もなく消えていた。
 我を見失う程、強烈なんですね、ナーガさんってば。
 ある意味特技に入るんじゃないでしょうか。

>「し、しまったぁあぁぁぁあぁあああっ!」
> 地べたにしゃがみ込み、しきりに『終わりだ終わりだ』と呟くゼル。
 ぅわ〜、責任感じまくりじゃないですかv

>「あ、ご心配なく。リミエラちゃんには発信機ついてますから」
>「ヲイv」
>
> ゼロスにした突っ込みは、めずらしく可愛げのある突っ込みだった。
 発信機…用意が良いですね、ゼロス君v
 でも、普通は女の子にそんな物つけません。

>「行くぞゼロス。それをしまえ」
>「いやです」
> ゼロスの手には、リミエラの発信機からでる魔力を辿る物(のハズ)。
> 問題なのは。その形だった。
 形…ですか?

>「何時作った?」
>「昨夜です」
>
> ゼルやんの上半身(裸)。そして、隅っこに『ゼロスの力作v』と入っている。 だが、銘は『ゼラス=メタリオム』になっていた。
 あ、一体下さいvv…じゃなくて、おいおいおいおいっっ!!
 まじで何時作ったんですか? しかも、銘はゼラスさん??

>「型をとって、小さくしたので、寸分違わず。力作ですよ!」
>「…………いつ型を取った?」
>「昨夜ですv」
 え? 型をとったんですか? どうやって?
 んでもった、昨夜?

> ゼルはこめかみに手を当てた。
>
>「ゼロス。今日の朝。オレは「裸でしたねv ごちそうさま」
 なんか、型をとる以外に他の事もされてそうですねv

> ぷつーん。『少々お待ちくださいv』ぴーんぽーんぱーんぽーん。
>
>「行くぞv」
>「はい……」
 あ、絶対ぼこにされましたねvゼロス君v

>***********************************
>
>「ほーっほっほっほ! よ! もっと胸を張って!」
>「おーっほっほっほ。」
>「まだまだ甘いわ! こうよ!」
>「ほーっほっほっほっほっほっほっほ!!」
>「はい! なーがせんせぇ! おーっほっほっほ!」
 何の授業ですか何のっ!!

> 頭痛がするのを、やめられなかった。
>「あら? あなたたち……さては入門希望者ね!」
>「なんのだ」
>「ん」
> トゲ付ショルダーがードの女『ナーガ』が指し示す先には。
>
>『ナーガさまの高笑い教室』
 やっぱりかぁぁあっ!!
 やめてくださいー!そんな物広められたら困るーー!!

> の文字が。
>
>「リミエラちゃんっ!」
>「ぜろすぱぱ! りみえらガンバって笑うね〜!」
> 言って、リミエラはぐいっ、と胸をそらす。
> ゼロスは固まった。だいぶアストラルにダメージを受けているのだろう。
>顔が真っ青だった。
 あ、可哀相…;
 −つーか、頑張らないでくださいよ、リミエラちゃん!

>「おーっほっほっほ?」
 疑問系? 可愛いですけどvv

>「笑わんでいい。帰るぞ」
>「ゼルガディスさん!」
>
>「ちょっとあんたたち! 授業料払いなさいよ!」
>
> リミエラを抱えたゼルが、ぎぬろっ、とナーガを見返し。
>
>「人の娘攫っておいて、授業料もなにもないだろーが」
 わーv 人の娘vv 思いっきりゼルままさんじゃないですかvv

>ナーガは変な顔をした。
>
>「あんたたち、見たところどっちも男だけど。その子どっちが産んだの?」
> 
> 鋭利なツッコミすぎた。
 その通りですvv そんなこと言ったらいけませんよv

> 次の瞬間。
>
>「えび」
>
> 変な声を上げて、ナーガは氷付けになったとさ。
 めでたしめでたしvですねvv

>果てしなき教育。終わる。
 えっと、続きを楽しみにしておりますvv
 とっても楽しいのでvv

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15687祭さんへ捧ぐ。3  悪魔の微笑みか……?無限 竜人 2003/12/12 20:22:17
記事番号15665へのコメント

この小説(?)はいつもお世話になっている祭さんに捧げます。
煮るなり焼くなり蒸すなりなんなりと。ちなみに返品可です。

万が一。気に入ってもお持ち帰りは『祭さんのみ』とさせていただきます。

                         無限竜(劉)人

===================================

「ゼルガディスさん。僕、なぁぁぁんでか知らないんですけど。
 さっきっから「おーっほっほっほ」って聞こえてくるんですよ……」
 ゼロスは、うなされていた。

***********************************

『果てしなき教育その後。 〜単にゼロスがダメージ喰らってるだけ〜』

***********************************

「ゼロス。言うな……俺だって寝込みたい」
 ゼルは、ベッドに寝たゼロスの手をとって、窓際にいるリミエラを見た。
「おーっほっほっほっほっほ!」
 腰に手をあて、片手を口元に。胸をそらし自信たっぷりに。

 リミエラは、笑っていた。
 頭痛がするのは、決して! 気のせいではない。

 どんどんどん! 乱暴にドアが叩かれる。

「開いている」
「お客さん! お嬢さんの笑い、やめさせてくれませんかね!」

 ちなみに、本日五度目である。
 いーかげん、無理・難題だということを分かればよいのだが。
 
 ゼルは遠い目で。窓の外を見た。

 荷物を担ぎ、出て行く旅人の姿。それも、一人や二人じゃない。

「ゼルガディスさん……ここを引き払いましょう。
 でないと……今にもリミエラさん、『刺され』そうですから」
「ああ。そうだな……」

 怒鳴り込んできた宿の親父は、安堵のため息を漏らしまくった。

===================================

「りみえら笑うの〜……ぷー……」
「ぷーじゃありません! あの笑いを聞かされ続けたら僕が滅びます!
 じょーだん抜きで!」
 リミエラを抱え、歩くゼロスの目は、マヂだった。

 町中を歩いて、早三十分。そろそろ町外れもいいとこである。
 民家はぽつぽつとあるものの、店や屋台はすこぶる少ない。

「ゼロス。」

 ゼルが、フードの奥から鋭い視線を送った。

「ええ。気づいてます」
 
 いざとなったら、リミエラちゃんを。

 無言で視線を交わし、ゼルは呪文の詠唱を始めた!

続く。

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15696リミエラちゃんが〜〜〜!!祭 蛍詩 2003/12/13 21:17:00
記事番号15687へのコメント

 こんにちは、祭です。 んにゅぅ、冬休みが待ち遠しいです…。
 なかなか時間がなくて…;
 ―では、レスさせていただきます!

>===================================
>
>「ゼルガディスさん。僕、なぁぁぁんでか知らないんですけど。
> さっきっから「おーっほっほっほ」って聞こえてくるんですよ……」
> ゼロスは、うなされていた。
 空耳じゃないとすれば…とっても怖いです;;

>***********************************
>
>『果てしなき教育その後。 〜単にゼロスがダメージ喰らってるだけ〜』
 あぁ、でもひょっとするとダメージを食らっているのはゼロス君だけじゃないかも…。

>***********************************
>
>「ゼロス。言うな……俺だって寝込みたい」
> ゼルは、ベッドに寝たゼロスの手をとって、窓際にいるリミエラを見た。
>「おーっほっほっほっほっほ!」
> 腰に手をあて、片手を口元に。胸をそらし自信たっぷりに。
 ……悪夢ですね。 リミエラちゃん、高笑いがお気に召したようで…。

> リミエラは、笑っていた。
> 頭痛がするのは、決して! 気のせいではない。
>
> どんどんどん! 乱暴にドアが叩かれる。
>
>「開いている」
>「お客さん! お嬢さんの笑い、やめさせてくれませんかね!」
>
> ちなみに、本日五度目である。
> いーかげん、無理・難題だということを分かればよいのだが。
 ぅわ〜、苦情まで来てるし;;
 しかも五回…。 素晴らしいかぎりですね;
 
> ゼルは遠い目で。窓の外を見た。
>
> 荷物を担ぎ、出て行く旅人の姿。それも、一人や二人じゃない。
 逃げる人まで居るんですか?!
 なんという威力! 高笑い…侮れませんね。

>「ゼルガディスさん……ここを引き払いましょう。
> でないと……今にもリミエラさん、『刺され』そうですから」
>「ああ。そうだな……」
>
> 怒鳴り込んできた宿の親父は、安堵のため息を漏らしまくった。
 リミエラちゃん…刺されないように気をつけて下さいね。
 ―というか、数時間の授業でここまで高笑いが上達(?)するとは、さいのうあるんでしょうか…。

>===================================
>
>「りみえら笑うの〜……ぷー……」
>「ぷーじゃありません! あの笑いを聞かされ続けたら僕が滅びます!
> じょーだん抜きで!」
> リミエラを抱え、歩くゼロスの目は、マヂだった。
 可愛らしい少女の高笑いで滅びた獣神官…お笑い種ですね;;

> 町中を歩いて、早三十分。そろそろ町外れもいいとこである。
> 民家はぽつぽつとあるものの、店や屋台はすこぶる少ない。
>
>「ゼロス。」
>
> ゼルが、フードの奥から鋭い視線を送った。
>
>「ええ。気づいてます」
> 
> いざとなったら、リミエラちゃんを。
>
> 無言で視線を交わし、ゼルは呪文の詠唱を始めた!
 ぅわぁ! とうとうリミエラちゃん、高笑いに閉口した人、又は魔族から刺されてしまうんですか?!(ぇ)

 続きを楽しみにしていますv
 では、この辺で!

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15701祭さんへ捧ぐ。4   夫婦喧嘩  無限 竜人 2003/12/14 14:48:24
記事番号15687へのコメント

この小説(?)はいつもお世話になっている祭さんに捧げます。
煮るなり焼くなり蒸すなりなんなりと。ちなみに返品可です。

万が一。気に入ってもお持ち帰りは『祭さんのみ』とさせていただきます。

                         無限竜(劉)人

===================================

「エルメキア・ランス!」
 ざむ! ざざっ! 光の矢が地面に立つ。一人の女が木の陰から姿を現した。
「ゼロス! 貴様、僕という者がありながらぁ!」
 ゼルのエルメキア・ランスを避けた女は、涙目になって叫んだ。

***********************************

『浮気発覚!? 〜リミエラ誘拐事件簿解決編〜』

***********************************

「へ……? ど、どなたでしょうか?」
 汗をたらぁりと一筋流し、ゼロスは困惑したようにゼルを見る。
 俺に振るな! とゼルは小さく舌打ちを返す。
「わ、忘れたの!? そんなっ、ヒドイ!」
 よよよ……。腰まであるストレートの鮮やかな銀髪をなびかせ、少女は泣き崩れる。
「え、えーっと……ど、どこかでお会いしましたっけ?」
「ゼロス! 貴様は僕と婚約までした恋人じゃんか!」
 じっっっっとぉぉぉぉぉぉぉ。
 凄まじい怒りの目線が、ゼロスに突き刺さりまくる。
「ぜぇろぉすぅぅ? あの女はお前の『婚約した恋人』だと主張しているが?」
「そんなっ! ゼルガディスさん! 誤解です! 僕はゼルガディスさんひとすぢ、うん百年!」
「俺はそんな生きてない。うそをつくなうそを」
 ゼルは一蹴する。
「ぱぱ……浮気してたのね」
「リミエラちゃんまで!」
 ゼロスはその場にひざをつき、はらはらと落涙する。
 
 『これもそれも。日頃の行いの悪さだね』
 「ほっといてください!」
 
「うぅ……やっぱし……。姿を見せなくなったな、と思ったら。
 新しい恋人作ってたんだね! しかもかわいい子供まで作って!」
 少女はびしっ、とリミエラとゼルを交互に指差した。
「りみえらかわいいってv ままv」
「あー良かったな。ぱぱは浮気ものだったんだな〜。
 リミエラショックだな〜」
 ゼルは、笑いをこらえているのを悟られないように、遠い目で明後日のほうを見る。
 リミエラもそれに習い、明後日を見る。
「え゛ええ゛ええ゛ええ゛え゛ええっ!? 早々に僕浮気もの決定ですか!」

 『嗚呼哀れ嫁ぜるがでぃす。子供作らば夫はぢつは浮気者。
 はぁ〜…べんべんっ!』
 「なんでそうなるんですかっ!」

「ともかくっ! 別のところで話し合いましょう!」
『さぁんせぇ〜』
 ヤル気なく、ゼロス以下全員は返事を返した。

==================================

「僕は、エアリス=スパニッシュです。
 エアって呼んで下さい。よろしく」
 銀髪は、エアと名乗った。
「俺はゼルガディス=グレイワーズだ」
「りみえら〜」
「僕は」
『ゼロス。すっとこ神官、後姿はゴキブリ似v だろ(でしょ)?』
 ゼルとエアに言われ、ゼロスははらはらまたしても落涙する。

 ぢゅる〜とリミエラがコーンスープをすする音をはじめに。
エアはぽつりぽつりと語りだした。


 続く。

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15706ゼロス君の浮気者ぉ〜!祭 蛍詩 2003/12/15 19:00:36
記事番号15701へのコメント

 こんにちは〜、毎度どうも祭でございます。
 ただいま、学校の仕事に追われていましてくたばりかけております;
 うぅ、冬休み、無事に過ごせるのかな…;;

 ―んでは、レスさせて頂きます!

>===================================
>
>「エルメキア・ランス!」
> ざむ! ざざっ! 光の矢が地面に立つ。一人の女が木の陰から姿を現した。
>「ゼロス! 貴様、僕という者がありながらぁ!」
> ゼルのエルメキア・ランスを避けた女は、涙目になって叫んだ。
 ……は?
 僕という者がありながら?? しかも、女の人?

>***********************************
>
>『浮気発覚!? 〜リミエラ誘拐事件簿解決編〜』
 浮気ぃぃいぃぃっ?!

>***********************************
>
>「へ……? ど、どなたでしょうか?」
> 汗をたらぁりと一筋流し、ゼロスは困惑したようにゼルを見る。
> 俺に振るな! とゼルは小さく舌打ちを返す。
 そりゃそうですよね。 知りたいのはゼルさんの方ですもんね;

>「わ、忘れたの!? そんなっ、ヒドイ!」
> よよよ……。腰まであるストレートの鮮やかな銀髪をなびかせ、少女は泣き崩れる。
>「え、えーっと……ど、どこかでお会いしましたっけ?」
>「ゼロス! 貴様は僕と婚約までした恋人じゃんか!」
 婚約? 恋人ぉ?
 ゼロス君、貴方って人は…!! 最低じゃないですか!

> じっっっっとぉぉぉぉぉぉぉ。
> 凄まじい怒りの目線が、ゼロスに突き刺さりまくる。
>「ぜぇろぉすぅぅ? あの女はお前の『婚約した恋人』だと主張しているが?」
 ぎにゃー;; ゼルままさん怖いですっ!

>「そんなっ! ゼルガディスさん! 誤解です! 僕はゼルガディスさんひとすぢ、うん百年!」
>「俺はそんな生きてない。うそをつくなうそを」
> ゼルは一蹴する。
>「ぱぱ……浮気してたのね」
>「リミエラちゃんまで!」
> ゼロスはその場にひざをつき、はらはらと落涙する。
 ゼロぱぱの浮気ごきぶりぃ〜!
 そんなだから、ゼルさんが振り向いてくれないんですよ!
 
> 『これもそれも。日頃の行いの悪さだね』
> 「ほっといてください!」
> 
>「うぅ……やっぱし……。姿を見せなくなったな、と思ったら。
> 新しい恋人作ってたんだね! しかもかわいい子供まで作って!」
 いや、ゼルさんが男の人だって事にはツッコミ無し?

> 少女はびしっ、とリミエラとゼルを交互に指差した。
>「りみえらかわいいってv ままv」
>「あー良かったな。ぱぱは浮気ものだったんだな〜。
> リミエラショックだな〜」
> ゼルは、笑いをこらえているのを悟られないように、遠い目で明後日のほうを見る。
> リミエラもそれに習い、明後日を見る。
 見事な連携プレーで!
 −つーか、リミエラちゃんって天然っぽいですね。

>「え゛ええ゛ええ゛ええ゛え゛ええっ!? 早々に僕浮気もの決定ですか!」
 正確には浮気ごっきぃ?

> 『嗚呼哀れ嫁ぜるがでぃす。子供作らば夫はぢつは浮気者。
> はぁ〜…べんべんっ!』
> 「なんでそうなるんですかっ!」
 どっからどうみても、そうとしか見えませんよ。

>「ともかくっ! 別のところで話し合いましょう!」
>『さぁんせぇ〜』
> ヤル気なく、ゼロス以下全員は返事を返した。
>==================================
>「僕は、エアリス=スパニッシュです。
> エアって呼んで下さい。よろしく」
> 銀髪は、エアと名乗った。
>「俺はゼルガディス=グレイワーズだ」
>「りみえら〜」
>「僕は」
>『ゼロス。すっとこ神官、後姿はゴキブリ似v だろ(でしょ)?』
 ぱしり魔族の浮気ごっきぃっていうのもつけたし願いますv

> ゼルとエアに言われ、ゼロスははらはらまたしても落涙する。
>
> ぢゅる〜とリミエラがコーンスープをすする音をはじめに。
>エアはぽつりぽつりと語りだした。
 をを! どう言う事なんでしょうか!
 気になりますv
 ゼロス君は本当に浮気ごっきぃだったのか、濡れ衣なのか!

 では、次を楽しみにさせて頂きますvv

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15725祭さんへ捧ぐ。  夫婦喧嘩は消える華!? 無限 竜人 2003/12/19 22:00:23
記事番号15701へのコメント

この小説(?)はいつもお世話になっている祭さんに捧げます。
煮るなり焼くなり蒸すなりなんなりと。ちなみに返品可です。

万が一。気に入ってもお持ち帰りは『祭さんのみ』とさせていただきます。

                         無限竜(劉)人

===================================

「そう! それは寒い冬の日でした!」
 遠い目で、エアはいきなしモノローグに突入した。
「ゼロスと僕が出会ったのは……」
「ゼルガディスさん! 濡れ衣ですってばぁぁぁぁああっ!」
 ゼロスの叫びが、戻ってきた食堂兼宿屋にこだまする……。

***********************************

『夫婦喧嘩は犬も食わぬ!? 〜エアの酒〜』

***********************************

「ちょうど二年前の寒空……僕は村から買出しに出かけたんです」
 湯気の立つ紅茶を一口含み、エアは言う。
『二年前というと……リナたちとまだ旅をしていたころか』
 ゼルはぼんやりと聞きながら、思い起こす。
「遠い森に差し掛かったころ、数匹のオオカミがやってきて……
 『へっへっへ。よぉねぇちゃん金貸してくれんか?』
 『悪ぃこたぁいわねぇぜ』と」
「ヲィ」
 ゼルの突込みを無視して、エアは続ける。
「僕は言います。
 『いいえ! このお金は冬を越す準備資金なんです!』
 『けっ! 聞き分けのねぇねぇちゃんだな! 野郎どもやっちまえ!』
 『野郎どもってぇ言っても俺たちしかいねぇよ!』」
「そこまで覚えているのかお前は……」
 額に汗を浮かべ、ゼルは言う。
「ああ! 危ないっ! そのとき……
 『おやおや。いたいけな女の人一人に獣人二人がかりですか?』」
 瞳をうるませ、やたらと熱の入った演技をする。
 ものすごくながそうだな。ゼルは思い、
「助けてもらったんだな? ゼロスに」
 自分の仮説を入れて、中断させる。
「はい。まだ続きあるんですけど」
「いい。大体判った」
 今の今まで沈黙を守っていたゼロスが、口を挟む。
「あのぉ。それで僕の濡れ衣ははれたのでしょうか?」

『はれるわきゃねぇだろ』
「無限さん!? いったいなぜっ!? コンクリ詰めにして東京湾にしづめたはずなのにっ!」
『馬鹿いえ。話に出すってぇ約束でS君に助けてもらったんだ! お前にはひどい目にあってもらう。あーっはっはっは!
 なんの前不利もなくやってきた無限でした!』

「……話を進めよう」
「うぃ〜。ぜるままぁ。りみえらおかわりぃ〜」
「親父。コーンスープ追加」
 涙ながらに店の親父が、厨房からちいさく返事をしたのを聞いて。
「ぅわっ!? リミエラちゃんっ!?」
 ゼロスが悲鳴に近い声を上げた。
「うぃっくぅ〜。やぁねぇ。ぜるままったらえあにやきもちぃ?」
 げっはぁー。大きく生臭い息を吐き出すそのさまは、まるで酒気を帯びたおやぢそのもの!
「っな!?」
「ゼルガディスさん! そうだったんですか!」
「ゼロス! 僕というものがありながら! うれしそうにしないでよ!」

「きゃはは! ぜるままもい〜かげんしゅにゃおになりなさいよ〜。
 えあがでてきてあせっちゃるんろ〜?」
 ぷふぅ〜。エアに息を吐きかけるリミエラ。完全に目がすわっている。
「ぅ、酒臭いっ! 不良ですかこの子!?」
「んなわけありませんっ!」
 ゼロスの非難。
「リミエラ! 水飲め!」
 ゼルの看病。

 話は、スタートラインに戻った。


次の次くらいで終わりにしたいなぁ……。だめですか?

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15738初めまして。 蛇乃衣 2003/12/21 11:00:21
記事番号15725へのコメント

初めまして!蛇乃衣です!
無限様の作品は以前から拝読していたのですが、感想は初めて書きます。
例年、「ドクショカンソウブン」なるものにさんざん苦しめられた私なので、うまく(?)書けるかどうか心配―――
レゾ「おやおや、進歩がありませんねぇ」
はっ!?レゾさん!?どうしてここに!?
レゾ「あなたがあまりにも不甲斐ないので、出てきてしまいましたよ」
そんなっ!どうせならゼルさんかゼロスさんが………いえ、なんでもありません。
レゾ「ゼルとゼロスもそうですけれど、リミエラさんとエアさんが個性的で良いですね。
   世界観に、見事に調和しています」
勝手に始められちゃった……えと、スレイヤーズの世界観に合うキャラって、なかなか生み出すの大変ですよね。押しつぶされない持ち味がないといけませんしね。
レゾ「あなたには出来ないですよねぇ、蛇乃さん」
あははははは(泣)
ゼルさんとゼロスさんが、本当に痴話げんかしていて、微笑ましいです。
なんだかんだで仲が良さそう。もう、このままリミエラちゃんを養子にいただいてしまいましょう!
レゾ「親って、どんな人なのでしょうね。魔族に子守を頼む親……気付いていないだけかもしれませんけど」
自分の曾孫を合成獣にしちゃった人が、非難できなグキョッ!!
レゾ「おや…ちょっと力を入れて叩いただけですのに……動かなくなってしまいましたよ。
   運動不足では?もしもし?聞いてますか?
   ふむ…錫杖の先端は、けっこう痛いようですねぇ。ま、しばらくすれば復活するでしょう。
   無限さん、これからも貴方ならではのテンポの作品を書いて下さい。
   応援しています。それでは、ごきげんよう」

するすると下りる幕。何かを引きずって音。錫杖の音。そして静寂。

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15750Re:初めまして。 無限 竜人 2003/12/23 13:23:28
記事番号15738へのコメント

>初めまして!蛇乃衣です!
はじめまして。無限と申します!

>無限様の作品は以前から拝読していたのですが、感想は初めて書きます。
ありがとうございます。

>例年、「ドクショカンソウブン」なるものにさんざん苦しめられた私なので、うまく(?)書けるかどうか心配―――
>レゾ「おやおや、進歩がありませんねぇ」
>はっ!?レゾさん!?どうしてここに!?
はっ!? くそぢぢい!?

>レゾ「あなたがあまりにも不甲斐ないので、出てきてしまいましたよ」
>そんなっ!どうせならゼルさんかゼロスさんが………いえ、なんでもありません。
確かに。レゾだと……問答無用でぶち倒されそうな。

>レゾ「ゼルとゼロスもそうですけれど、リミエラさんとエアさんが個性的で良いですね。
>   世界観に、見事に調和しています」
>勝手に始められちゃった……えと、スレイヤーズの世界観に合うキャラって、なかなか生み出すの大変ですよね。押しつぶされない持ち味がないといけませんしね。
ありがとうございますvv

>レゾ「あなたには出来ないですよねぇ、蛇乃さん」
>あははははは(泣)
>ゼルさんとゼロスさんが、本当に痴話げんかしていて、微笑ましいです。
>なんだかんだで仲が良さそう。もう、このままリミエラちゃんを養子にいただいてしまいましょう!
いやそりは……ゼルだって旅あるし……それも良いなぁ。

>レゾ「親って、どんな人なのでしょうね。魔族に子守を頼む親……気付いていないだけかもしれませんけど」
>自分の曾孫を合成獣にしちゃった人が、非難できなグキョッ!!
>レゾ「おや…ちょっと力を入れて叩いただけですのに……動かなくなってしまいましたよ。
>   運動不足では?もしもし?聞いてますか?
>   ふむ…錫杖の先端は、けっこう痛いようですねぇ。ま、しばらくすれば復活するでしょう。
うっ、運動不足ではないきがこうひしひしとっ!

>   無限さん、これからも貴方ならではのテンポの作品を書いて下さい。
>   応援しています。それでは、ごきげんよう」
>
>するすると下りる幕。何かを引きずって音。錫杖の音。そして静寂。

あわわわわ。大丈夫でしょうか。

そ、それでは、初めてレス下さった方にはもれなく。

『無限、これ書きなさい! 要らないだろーけど貰ってあげて、リクエスト権』
 を差し上げています。

リクくださいねー。まだいろいろあるんで遅れるとおもいますが;
それでは。これからも仲良くしてやってくださいねv

 ありがとうございますv

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15743ふにゃ〜! 遅レスすみません;;祭 蛍詩 2003/12/22 15:47:09
記事番号15725へのコメント

 ごめんなさい; 遅れてしまいました、祭です。
 ええ、やっと論文から解放されました。 クリスマス〜にむけてクッキー作らないと…。
 ―んでは、レスさせて頂きます!

>===================================
>
>「そう! それは寒い冬の日でした!」
> 遠い目で、エアはいきなしモノローグに突入した。
>「ゼロスと僕が出会ったのは……」
>「ゼルガディスさん! 濡れ衣ですってばぁぁぁぁああっ!」
> ゼロスの叫びが、戻ってきた食堂兼宿屋にこだまする……。
 ふふふv 往生際が悪いですよ、ゼロス君vv

>***********************************
>
>『夫婦喧嘩は犬も食わぬ!? 〜エアの酒〜』
 いや、副題は『エアの酒』?! エアさん、酒乱……だったりします?

>***********************************
>
>「ちょうど二年前の寒空……僕は村から買出しに出かけたんです」
> 湯気の立つ紅茶を一口含み、エアは言う。
>『二年前というと……リナたちとまだ旅をしていたころか』
> ゼルはぼんやりと聞きながら、思い起こす。
>「遠い森に差し掛かったころ、数匹のオオカミがやってきて……
> 『へっへっへ。よぉねぇちゃん金貸してくれんか?』
> 『悪ぃこたぁいわねぇぜ』と」
 あれ? …オオカミさんってしゃべりましたっけ?
 しかも金貸してって…。 オオカミさんお金使うんですか?
 ……あぁ、でも、不景気ですものねぇ(←文つながってませんよ、自分。)

>「ヲィ」
> ゼルの突込みを無視して、エアは続ける。
 うにょげ。 無視されましたし。

>「僕は言います。
> 『いいえ! このお金は冬を越す準備資金なんです!』
> 『けっ! 聞き分けのねぇねぇちゃんだな! 野郎どもやっちまえ!』
> 『野郎どもってぇ言っても俺たちしかいねぇよ!』」
 オオカミさん、貴方達、実はさすらいの漫才コンビ?
 ―って、それよりも記憶力良いんですね、エアさん(笑)

>「そこまで覚えているのかお前は……」
> 額に汗を浮かべ、ゼルは言う。
>「ああ! 危ないっ! そのとき……
> 『おやおや。いたいけな女の人一人に獣人二人がかりですか?』」
> 瞳をうるませ、やたらと熱の入った演技をする。
 なんか…絵本読んでるような言い方ですね;
 あぁ、獣人さんだったんですか!(さっさと気づけ)
 懐かしいですねぇ。 ディルギアさん。 イエ、今はスポットさんですか?
 
> ものすごくながそうだな。ゼルは思い、
>「助けてもらったんだな? ゼロスに」
> 自分の仮説を入れて、中断させる。
>「はい。まだ続きあるんですけど」
>「いい。大体判った」
 続き…エアさんが話し終わるまでに一体何日位かかるんでしょう?
 ゼロス君がゼルさんにしたセクハラの数々を数えるのと同じくらいですかねv

> 今の今まで沈黙を守っていたゼロスが、口を挟む。
>「あのぉ。それで僕の濡れ衣ははれたのでしょうか?」
>
>『はれるわきゃねぇだろ』
>「無限さん!? いったいなぜっ!? コンクリ詰めにして東京湾にしづめたはずなのにっ!」
 東京湾は寒そうですよ。
 って、コンクリ詰めにして沈めた?! だ、大丈夫ですか?
 えっと、あの、お風邪など召されないように注意してくださいね。(風邪ひきが言う言葉じゃないです)

>『馬鹿いえ。話に出すってぇ約束でS君に助けてもらったんだ! お前にはひどい目にあってもらう。あーっはっはっは!
> なんの前不利もなくやってきた無限でした!』
 S様…感謝しますv ええ、ゼロス君なんかひどい目に会わせちゃってくださいvv

>「……話を進めよう」
>「うぃ〜。ぜるままぁ。りみえらおかわりぃ〜」
 『うぃ〜』って? お酒でも飲んでるんですか?リミエラちゃん。

>「親父。コーンスープ追加」
> 涙ながらに店の親父が、厨房からちいさく返事をしたのを聞いて。
>「ぅわっ!? リミエラちゃんっ!?」
> ゼロスが悲鳴に近い声を上げた。
>「うぃっくぅ〜。やぁねぇ。ぜるままったらえあにやきもちぃ?」
> げっはぁー。大きく生臭い息を吐き出すそのさまは、まるで酒気を帯びたおやぢそのもの!
 リリリ、リミエラちゃんが壊れちゃいました〜〜っ!! そういえば、壊れるの本日2回目ですね。
 酔った勢いでまた高笑いをするのはやめて頂きたいです;;

>「っな!?」
>「ゼルガディスさん! そうだったんですか!」
>「ゼロス! 僕というものがありながら! うれしそうにしないでよ!」
 すみません、リミエラちゃんが酔っ払いになっちゃった事に気をとられて、台詞にツッコミをいれるの、忘れました;
 やきもち…あぁ、おいしいですよねv(誰か違うってつっこんでやってください)

>「きゃはは! ぜるままもい〜かげんしゅにゃおになりなさいよ〜。
> えあがでてきてあせっちゃるんろ〜?」
> ぷふぅ〜。エアに息を吐きかけるリミエラ。完全に目がすわっている。
 にょぇ〜! 酒乱はリミエラちゃんのほうだったんですね!
 からみ上戸…?

>「ぅ、酒臭いっ! 不良ですかこの子!?」
>「んなわけありませんっ!」
> ゼロスの非難。
>「リミエラ! 水飲め!」
> ゼルの看病。
>
> 話は、スタートラインに戻った。
 あははは、結局ゼロス君の浮気どころじゃなくなってますね;

>次の次くらいで終わりにしたいなぁ……。だめですか?
 イエ、無限さんのやりたいように、なさってください!
 私はリク聞いて頂いて、こんなに楽しいものを書いて頂けるだけで、十分幸せですのでvv

 では、続きをとても楽しみにしていますvv


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15773祭さんへ捧ぐ。  仁義なき教育 無限 竜人 2003/12/27 16:21:19
記事番号15725へのコメント

この小説(?)はいつもお世話になっている祭さんに捧げます。
煮るなり焼くなり蒸すなりなんなりと。ちなみに返品可です。

万が一。気に入ってもお持ち帰りは『祭さんのみ』とさせていただきます。

                         無限竜(劉)人

===================================

 すっかぴょろろ〜。
 騒ぎ疲れたのか。リミエラは部屋にくるなり、ぱたりと倒れ付した。今は変な寝息をあげ、気持ちよさそうに眠っている。
「ん? エアはどうした」
 ゼルは顔を上げた。

***********************************

『仁義なき教育 〜つらいよ! 中間管理職〜』

***********************************

「あれ? ほんとーに居ませんねv」
 ゼロスはどこかうれしそうに答えた。ゼロスの笑みに気づいて、ゼルは胡散臭そうに眉をひそめ――
「ゼロスお前。邪魔だからって、空間移動してどこぞへとエアを放り出してきたんじゃないだろーな?」
 ぎぎぎくぅっ! ゼロスの肩が大きく揺れる。
 図星か? そうゼルが思った矢先。メモを突きつけるゼロス。
「読めば解ります」
「脅して書かせたのか」
 ぐしゃ。ゼロスは倒れ付す!
「ほんっとーに僕ってば良いイメージないんですか!?」
「ない」
 きっぱりとはき捨てて、ゼルはメモを開け。

 『ゼルガディスさんへ。エアより。』

 見たところ、ゼロスの字ではないが。魔族だ。これくらい出来るだろう。

「あなたのリミエラちゃん、ゼロスへの愛を見て。
 僕がはいる余地なんてないことを知りました。
 どーしよーもない魔族ですがよろしく。
 お幸せに! ……」

 思い切り顔をしかめ。ゼルは問う。

「ゼロス。エアはなぜお前が魔族だと知っていた?」
 ちっちっ。ゼロスは指を振って。
「答えは単純です。
 彼女が魔族である僕を愛していた――」

 ずずずずずずずずずず。

 ゼルから発せられる、瘴気にも似たどす黒いオーラを目にして、ゼロスは言葉を切り。
「のではなく。濡れ衣ですから。冗談ですってば。
 ごほん。
 エアさんとゆーのが、ぢつは我が主『獣王ゼラス=メタリオム』様の分身だからです。
 いやぁ。エア様をエアさんと呼ぶのがつらかっ!?」

 ずごぉぉぉぉぉぉぉぉぉ。

「ぜ・ろ・す。貴様。俺をたばかっていたな?」
 ぱきこきと鳴らされる指。
「めめめめめめめめめっそうもない!
 確かにリミエラちゃんを預かりましたし! って居ない!?」
 ベッドからは、リミエラの寝息は聞えてこないどころか、姿もない。
「人間、じゃあなかったな」
「そそそそそそそそそんなぁああああああっ!」

 ゼロスの今日何度目かの叫び、こだまする。

 オワリ。

おまけ
 
 アストラルサイド。ゼラスの城にて。
「エア。リミエラを預けたゼロスはどうだった?」
 ゼラスは椅子に腰掛け、にんまりと笑った。リミエラの冷たくなった体を抱いて。
「うん! とっても変態だったよv」
 髪をゆらし、ゼロスとゼルの形をした緑色のオーブを、指先でもてあそびながら、エアは答える。
「そうか……」
 実もふたもない。ゼラスは呟く。
「でもねぇ……幸せそう、だったんじゃないかな?」
 意味ありげな嘲笑を口元に浮かべ、エアは言う。
「ふん。お前も、そう見たか」
 困ったように、ゼラスは頬杖をついた――


後あがき

 はい! 終わりました。 オリジナルのエア。こやつはとあるHPのオリチャに出現しとります。名前違いますが。
 ゼラス様の子守。ぢつはリミエラというのは、将来高位魔族に匹敵する魔道士になってしまう、というので、今のうちに殺そうというたくらみのもと、ゼラスの元へ来た子なのです。ゼロスには内緒。
 わかりませんよね! エアを媒体にゼラスの術でリミエラが動いてたなんて! 
 ゼロス、ゼラスより力ないですから。エアが出てきたのも、攫われて大変だと、思ったあたりですから。もしかしたら、ゼルの方が気づいていたのではないでしょうか。
 
祭さん。長い間お付き合いいただきありがとうございました。
 

 そして、一年もそろそろオワリ、とゆうことで。
無限竜(であり劉)人は、改名し、無限流人となりました。

 これからも仲良くしてやってくださいまし。
 ありがとうございました。

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15776な、なんと! 蛇乃衣 2003/12/27 19:26:53
記事番号15773へのコメント

蛇乃:(キョロキョロと左右を見回して、誰もいないことを確かめる)
  こんにちは、無限様。蛇乃です!
  うむむぅ。こんなオチが付いていたとは!想像もしませんでした。
  リミエラちゃん、死んでいたのですね……ちょっと悲しいです。
  エアさんは、「この人魔族なのかしら?でも、襲っていたのは人間だよね?」と考えていたのですが――
レゾ:魔族なのに『この人』というのは、矛盾していませんか?
蛇乃:そんなこと言っても、他に良い表現も………って……ええ!?な、なんでいるんですか!?確かめたのに!!
レゾ:背後を確かめていませんでしたよ?
蛇乃:背後霊ですか…あなたは……
レゾ:んん?
蛇乃:さ、さあさあ、感想を続けましょう!
   ええっと、ゼロスさんはゼラスさんの掌で遊ばれているって感じですね。
   確かに、ゼルさんの方が、気付いていそうです。
   というよりも、ゼロスさんが持ち込んだ物事には、充分注意を払っていそうです(笑)
レゾ:そうですね。でも、振り回しつ振り回されつつ、なんとなく楽しそうですよね。
蛇乃:特にゼロスさんが。
レゾ:惚れた弱み、というような気もしますけれど。まあ、かまってもらえるだけ良し、といったところでしょうか。
蛇乃:魔族って精神生命体だし、寂しかったり虚しかったりすると、結構ダメージくらいそうですよね。ウサギとか、インコみたいに。
レゾ:そんな可愛いものじゃないですけれど。他人の負の感情は蜜の味でも、自分のはやっぱり痛いのですね〜。
蛇乃:………楽しそうですね。
レゾ:可愛い曾孫に苦労かけているゴキブリが痛い目に遭うんです。気分良いじゃないですか。
蛇乃:へ、へぇぇぇ……
レゾ:なんですか、その羊の弁護にまわる狼を見たような目は。
蛇乃:そんな目なんて、し、してませんよぉ……
   ところで、無限様からのリク権、ありがたく頂戴致しますv
   内容は、う〜ん…悩む…
レゾ:早くなさい、早く。
蛇乃:で、では、「ゼル+フィブリゾ(+α)で、ギャグか暗めのシリアス」でお願い致します。
レゾ:なぜにフィブリゾ?
蛇乃:強いし、はっきり原作に出ているからです。そしてあまり見かけないじゃないですか。
レゾ:じゃあ、私でも良いじゃないですか。
蛇乃:えっ……で、でも、その…
   む、無限様、楽しみに待っています!私にもなにか捧げさせて下さいな。
   いつでもリク下さいね!それでは〜(脱走)
レゾ:ちょっ、待ちなさい!こら!まったく……
   無限さん、寒さが深まってきましたが、お体に充分気を付けて下さい。
   それでは失礼します。(一礼)

  


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15781ありがとうございました! 祭 蛍詩 2003/12/28 01:20:54
記事番号15773へのコメント

 こんばんは〜! 祭です!
 エエ、風邪ひいた上にカラオケ行ってのどが痛くなるまで歌いつづけた大馬鹿者です; 
 風邪は余計ひどくなるし、声はでないはで死んでます;
 無事に年明けできるんでしょうか、自分;;

 ―んでは、レスさせて頂きます!!

>===================================
>
> すっかぴょろろ〜。
> 騒ぎ疲れたのか。リミエラは部屋にくるなり、ぱたりと倒れ付した。今は変な寝息をあげ、気持ちよさそうに眠っている。
 今まで酔っ払い親父的なことしてた割には妙に可愛い寝息ですねv
  
>「ん? エアはどうした」
> ゼルは顔を上げた。
>***********************************
>
>『仁義なき教育 〜つらいよ! 中間管理職〜』
 ごっきぃさん…確かに苦労してそうですけど、今回は何故か同情は感じません〜♪
 浮気なんてするからです!(だからしてないって;)

>***********************************
>
>「あれ? ほんとーに居ませんねv」
> ゼロスはどこかうれしそうに答えた。ゼロスの笑みに気づいて、ゼルは胡散臭そうに眉をひそめ――
>「ゼロスお前。邪魔だからって、空間移動してどこぞへとエアを放り出してきたんじゃないだろーな?」
 それは…考えもつきませんでした;
 でもゼロス君ならそれぐらい良心(あ、そんな物彼は持ってないか)なんて全然痛まずにやるでしょうね;

> ぎぎぎくぅっ! ゼロスの肩が大きく揺れる。
> 図星か? そうゼルが思った矢先。メモを突きつけるゼロス。
 いや、まじでやったんですか?!
 んにゅ? メモ?

>「読めば解ります」
>「脅して書かせたのか」
> ぐしゃ。ゼロスは倒れ付す!
>「ほんっとーに僕ってば良いイメージないんですか!?」
>「ない」
> きっぱりとはき捨てて、ゼルはメモを開け。
 良いイメージを作るような努力した覚えありますか?
 あ、でも魔族がそんな事するのは自分を自分で滅ぼしているようなものですかね?

> 『ゼルガディスさんへ。エアより。』
>
> 見たところ、ゼロスの字ではないが。魔族だ。これくらい出来るだろう。
 ぅわ、めちゃくちゃ信用ないですね;ゼロス君ったら;;

>「あなたのリミエラちゃん、ゼロスへの愛を見て。
> 僕がはいる余地なんてないことを知りました。
> どーしよーもない魔族ですがよろしく。
> お幸せに! ……」
 リミエラちゃんへの愛はとりあえず否定しませんが、ゼロス君への愛って??
 ……魔族ではあれが愛情表現なんでしょうか…?

> 思い切り顔をしかめ。ゼルは問う。
>
>「ゼロス。エアはなぜお前が魔族だと知っていた?」
> ちっちっ。ゼロスは指を振って。
>「答えは単純です。
> 彼女が魔族である僕を愛していた――」
> ずずずずずずずずずず。
 ふぎゃーーっ;; ゼルさんが怖いですぅぅ;;

> ゼルから発せられる、瘴気にも似たどす黒いオーラを目にして、ゼロスは言葉を切り。
>「のではなく。濡れ衣ですから。冗談ですってば。
> ごほん。
> エアさんとゆーのが、ぢつは我が主『獣王ゼラス=メタリオム』様の分身だからです。
> いやぁ。エア様をエアさんと呼ぶのがつらかっ!?」
 エアさんってゼラスさんだったんですか?!
 …全く分かりませんでした。
 あんなお茶目な方だったんですねぇ…でもゼロス君を創る時点でかなりのお茶目ですもんねv

> ずごぉぉぉぉぉぉぉぉぉ。
 ふぎゃーーーーーっっ;;;
 ゼルさんが; もはや人間ではないようなオーラ出してますぅぅぅ;;
 さすがレゾさんの曾孫!(感心するな)

>「ぜ・ろ・す。貴様。俺をたばかっていたな?」
> ぱきこきと鳴らされる指。
 ぅわ〜;; きっと怖いくらい綺麗な微笑みをしてるんですよ!
 見てみたいようね、見たくないような…でもやっぱり見てみたいような…;

>「めめめめめめめめめっそうもない!
> 確かにリミエラちゃんを預かりましたし! って居ない!?」
 どもってますゼロス君;
 あれ? リミエラちゃんいなくなっちゃったんですか?!
 もしや、また誘拐…?

> ベッドからは、リミエラの寝息は聞えてこないどころか、姿もない。
>「人間、じゃあなかったな」
>「そそそそそそそそそんなぁああああああっ!」
 人間じゃなかったんですかー?!
 どうやらたばかられていたのはゼルさんだけじゃなかったようですねv

> ゼロスの今日何度目かの叫び、こだまする。
>
> オワリ。
 ち〜ん。 ご愁傷様ですv
 あ、ゼルさん、線香くらいあげて下さいねvv

>おまけ
> 
> アストラルサイド。ゼラスの城にて。
>「エア。リミエラを預けたゼロスはどうだった?」
> ゼラスは椅子に腰掛け、にんまりと笑った。リミエラの冷たくなった体を抱いて。
 人形…だったんですか?
 ずいぶんとお茶目な人形だったんですね;
 高笑いはするは酔っ払うとおぢさんみたいになるは;;
 でも見た目はすごく可愛いは;
 
>「うん! とっても変態だったよv」
> 髪をゆらし、ゼロスとゼルの形をした緑色のオーブを、指先でもてあそびながら、エアは答える。
 『変態』ってきっぱり言われてますねvv

>「そうか……」
> 実もふたもない。ゼラスは呟く。
>「でもねぇ……幸せそう、だったんじゃないかな?」
> 意味ありげな嘲笑を口元に浮かべ、エアは言う。
>「ふん。お前も、そう見たか」
> 困ったように、ゼラスは頬杖をついた――
 幸せそう…でなによりですv
 きっと、ゼルさんにどつかれても嫌がられてもゼロス君は幸せなような気がしますv

>後あがき
>
> はい! 終わりました。 オリジナルのエア。こやつはとあるHPのオリチャに出現しとります。名前違いますが。
 そうなんですか。
 ……うにゅ、分からないです;
 
> ゼラス様の子守。ぢつはリミエラというのは、将来高位魔族に匹敵する魔道士になってしまう、というので、今のうちに殺そうというたくらみのもと、ゼラスの元へ来た子なのです。ゼロスには内緒。
 えええぇぇええぇぇ?! そんな子だったんですか?!
 ……高位魔族に匹敵する力を持つ高笑いして酒癖の悪い女性…;;
 確かに結構困るかも…(そういう意味で困るんじゃないから)

> わかりませんよね! エアを媒体にゼラスの術でリミエラが動いてたなんて!
 成る程〜! そうだったんですか!
 
> ゼロス、ゼラスより力ないですから。エアが出てきたのも、攫われて大変だと、思ったあたりですから。もしかしたら、ゼルの方が気づいていたのではないでしょうか。
 妙にカンが働きますしね、ゼルさん。
 カンが働く…というよりも、観察力がある、といった方が良いでしょうか。
 
>祭さん。長い間お付き合いいただきありがとうございました。
 こちらこそ、素敵な小説を書いてくださり、ありがとうございましたvv
 とっても楽しかったですvv

> そして、一年もそろそろオワリ、とゆうことで。
>無限竜(であり劉)人は、改名し、無限流人となりました。
 読み方は一緒で良いんですよね? 
 流れるっていう字、綺麗ですよね、なんかvv

> これからも仲良くしてやってくださいまし。
> ありがとうございました。
 うわわっ、こここちらこそこれからも仲良くしてやって下さい!
 本当にありがとうございましたvv

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15782Re:ありがとうございました! 無限 流人 2003/12/29 17:40:45
記事番号15781へのコメント

> こんばんは〜! 祭です!
> エエ、風邪ひいた上にカラオケ行ってのどが痛くなるまで歌いつづけた大馬鹿者です; 
> 風邪は余計ひどくなるし、声はでないはで死んでます;
> 無事に年明けできるんでしょうか、自分;;

こんばんわ。風邪ですか〜。辛いですね。私も朝晩のセキがのどを痛めて。
辛いです……げふげふ。

> 今まで酔っ払い親父的なことしてた割には妙に可愛い寝息ですねv

一応女の子ですから。え!? 関係ないの!?

> ごっきぃさん…確かに苦労してそうですけど、今回は何故か同情は感じません〜♪
> 浮気なんてするからです!(だからしてないって;)

魔族に同情いりません。ゼロスはむしろ痛めつけられるために存在しているよーな……え!? 違うの!?

> それは…考えもつきませんでした;
> でもゼロス君ならそれぐらい良心(あ、そんな物彼は持ってないか)なんて全然痛まずにやるでしょうね;

ゼルも考えているとゆーか。

> いや、まじでやったんですか?!
> んにゅ? メモ?

やってませんと……思います。

> 人形…だったんですか?
> ずいぶんとお茶目な人形だったんですね;
> 高笑いはするは酔っ払うとおぢさんみたいになるは;;
> でも見た目はすごく可愛いは;

人形ではありません。死体でしたー。

それでは、短文ながら失礼させていただきます。
ありがとうございました。

来年もよろしくおねがいします。
よいお年を。