◆−やまなし、おちなし、いみなし。これぞ真の「やおい」なり(笑)−中田 珂南(4/9-16:00)No.1566
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1566やまなし、おちなし、いみなし。これぞ真の「やおい」なり(笑)中田 珂南 4/9-16:00


・・・・・・読んで字の如くです(爆)
あ、覚えられてないと思いますが(汗)私、ガウリナ絶対(但し他人の趣味主張には一切干渉しない)主義ですんで、他のカップリングのお好きな方ごめんなさいです。

:::::::::::::::::::::::

「Untitled」

−一人で生きていた頃は、本当に強かったのか?

“No.”

剣の腕とか、表面的なことでなら、確かに強かったと言い切れる。
だけど。
あの頃は何も見なかった。
見ないふりをし続けていた。

流される血の赤さも。
この手が奪う命の重さも。
刹那のぬくもりに逃れようとする、己の卑怯なやり方も。

必死に安らぎを求め続ける、己自身の心さえも。

いくら、傍らの人間に「くらげ」と言われ続ける自分でも。
・・・・・・・そんな見せかけだけの強さを、平気で誇れるほど愚かではない。

−では、二人一緒にいることで、本当に強くなれたのか?

それも“No.”

何故なら。
相手を恋い求める想いが、あまりにも強すぎて。
彼女の存在なくしては、もう生きてさえいられない。

「お前さんと一緒にいるのに、別に理由なんていらないだろ。」

その言葉に混じる、嘘の欠片。
・・・いや、「嘘」というには語弊があるかも知れない。
ただ、その「理由」は口には出せない。

その「理由」を言い表すのは至極簡単だと思う。
たった一つの単語で、一応表現することはできる。
だけど。

この「想い」を表現するには、「言葉」ではあまりに不十分な気がする。

強過ぎる「想い」は、心を絶えず締め付ける。
だけど。
こうして生きていくことに、決して後悔などはしていない。

だから。
弱くてもいい。
誇りとか、名誉とか、そんなものもどうでもいい。
・・・彼女と共に在り続けるなら。

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・・・・・・・・てな訳で、本当に落ちないまま逃亡します。
探さないで下さい(撲殺)








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1592Re:やまなし、おちなし、いみなし。これぞ真の「やおい」なり(笑)中田 珂南 4/14-14:36
記事番号1566へのコメント

「Untitled」

−一人で生きていた頃は、本当に強かったのか?

“No.”

剣の腕とか、表面的なことでなら、確かに強かったと言い切れる。
だけど。
あの頃は何も見なかった。
見ないふりをし続けていた。

流される血の赤さも。
この手が奪う命の重さも。
刹那のぬくもりに逃れようとする、己の卑怯なやり方も。

必死に安らぎを求め続ける、己自身の心さえも。

いくら、傍らの人間に「くらげ」と言われ続ける自分でも。
・・・・・・・そんな見せかけだけの強さを、平気で誇れるほど愚かではない。

−では、二人一緒にいることで、本当に強くなれたのか?

それも“No.”

何故なら。
相手を恋い求める想いが、あまりにも強すぎて。
彼女の存在なくしては、もう生きてさえいられない。

「お前さんと一緒にいるのに、別に理由なんていらないだろ。」

その言葉に混じる、嘘の欠片。
・・・いや、「嘘」というには語弊があるかも知れない。
ただ、その「理由」は口には出せない。

たった一言で表せる「理由」。
だけど。
そんな一言で、この想いの総てを現しきれるだろうか?

・・・想いは深い闇に佇むが如く、ただ静かに揺らめく炎にも似て。

「なにやってんのよ、このくらげ。」
「・・・あ?」

不意にかけられた彼女の声に、ようやく意識が現実に戻る。
視線を向けると、そこにあるのは輝きに満ちた大きな赤い瞳。

「ンなとこでぼーっとしてんじゃないわよ。さっさとしないと置いてくわよ。」

怒っているとも呆れているともつかぬ口調で、彼女は大袈裟に肩をすくめて見せる。
・・・自分のこんな心の内になど、全く気付くこともなく。
彼女はただ、いつものように力強く歩き始める。

「おうい、待ってくれよ。」
「だったら、もっとちゃっちゃと歩く!」

いつものようにボケたふりをして、彼女の後につき歩き出す。
・・・今日もまた、「自分は彼女の保護者なのだ」と、心に強く言い聞かせながら。

「・・・弱虫だよな、俺。」

思わずこぼれる、自嘲の笑み。
そう。
本当の想いを告げた時の、彼女の反応を見るのが恐くて。
今こうして在る関係が、壊れてしまうのが恐くて。
・・・こんなふうに本心を隠し続けて、もう何年になるだろう?

−いつになれば、本当に強くなれる?

“I don’t know.”

先の見えない迷宮のように、想いはただ空回りする。
・・・彼女の知らない自分の中で。

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・・・あまりにお目汚しだったのをなんとかしたくて、もう一度書いてみたんですが・・・。
なんかさらに深く墓穴を掘ってしまったような気が(爆)
あああっ、もうこんな馬鹿のことは忘れて下さい!←斬殺