◆−シェーラちゃん 飴玉大惨事<2>−桜牙(4/10-06:34)No.1570
 ┣Re:シェーラちゃん 飴玉大惨事<2>−ごるんのば(4/10-14:04)No.1571
 ┃┗こんにちわ〜!−桜牙(4/10-23:25)No.1572
 ┣ついに、怪しき飴の正体が!?−彩(4/11-20:23)No.1574
 ┃┗ふふふ・・・・・(妖笑)−桜牙(4/12-01:04)No.1576
 ┣シェーラちゃん 飴玉大惨事<3>−桜牙(4/12-01:12)No.1577
 ┃┗Re:シェーラちゃん 飴玉大惨事<3>−彩(4/12-13:07)No.1579
 ┃ ┗どうもです!−桜牙(4/14-02:44)No.1587
 ┣ガウパパ騒動<1>−桜牙(4/21-06:23)No.1602
 ┣ガウパパ騒動<2>−桜牙(4/21-06:25)No.1603
 ┣ガウパパ騒動<3>−桜牙(4/21-06:29)No.1604
 ┗子離れ(ゼロリナです)−桜牙(4/21-23:22)No.1607


トップに戻る
1570シェーラちゃん 飴玉大惨事<2>桜牙 E-mail URL4/10-06:34



こんにちわ〜!
ちっとも上手くならない桜牙です(笑)
一応一回投稿したのですが、過去の所にあるので新しいツリーにしました。
また短いのですが、よろしければ見てください。
_____________________________________

ぱくっ・・・・・。
シェーラが飴を口になかに入れてしまった。
「ん〜?変な味ね・・・・うぐっ!・・・」
急に胸がくるしくなり、思わずしゃがみこんでしまった。
何かにつかまろうとして辺りを見まわそうとすると、眩しくて何も見えない。
いや、見えないのではなくシェーラの体が発光しているのだ。

何がどうなってるの?
わけがわからない!!!!
・・・・・・こういう時こそあわててはいけないわ。
まず落ち着かなきゃ!

シェーラはとりあえず目を閉じて自分を落ち着かせる。
数秒後、シェーラはゆっくりと目をあけた。
「・・・・え?」
辺りを見ると、何もかも大きくなっていた。
服も大きくなっているようだ。
「服はなんとかなるわね」
意識を一瞬集中して服をイメージする。
いつもの着心地がし、服を見てみるとイメージ通りの服になっていた。
「・・・・はあ、どうなってるのよ・・・・」
ゆっくりともう一度辺りを見まわす。
グラウシェラーがいつも使っている黒い机。
いろいろな書類が入った大きな本棚。
何が入っているかよくわからないごみ箱。
お客様用のふかふかした大きなソファー。
そしてフィブリゾがうつっている鏡・・・・・。
いつもと変わらない風景。
変わったのは大きさだけ・・・・・。
「・・・・・ん?」
シェーラは数回まばたきをしてよ〜く鏡をみる。
見た目は人間でいうなら11,2歳。
肩までのゆるくウェーブのしたつややかな黒い髪。
少女のように見えるかわいらしい顔。
これはフィブリゾ以外の何者でもない。
・・・・・何度見てもフィブリゾがうつっている。
「な、な、なんでフィブリゾ様の姿になってるの!!!!」
そう、まわりが大きくなったのではなく自分が小さくなっただけだった。

「フィブリゾ?・・・いや、シェーラか。何をしているのだ?」
シェーラがぼ〜っと放心していると、グラウシェラーが帰ってきた。
一瞬間違えたが、すぐ見ぬくとはさすがはグラウシェラーだ。
「・・・・覇王様ぁ〜・・・・・」
シェーラは泣きながらこれまでのいきさつを事細かに説明した。
最初は聞いてないような顔でふむふむと頷いていたが、だんだん険しい顔つきになってこう言った。
「シェーラよ、もう戻れないかもしれん」
「・・・・・・そ、そんな〜・・・しくしく(涙)」

                    続く


_____________________________________

ふう、なんとか終わった・・・。
実は続きを考えてないんです。
どうしましょう・・・・・・・・。
まあ、なにはともかく読んでくれた皆さんありがとうです!
コメントなんかもいただけるとうれしいです!!
では、桜牙でした(ぺこっ)

トップに戻る
1571Re:シェーラちゃん 飴玉大惨事<2>ごるんのば E-mail 4/10-14:04
記事番号1570へのコメント

こんにちは。はじめまして!ごるんのばです。
飴(姉)につられてアストラルサイドからやってきました☆
>「フィブリゾ?・・・いや、シェーラか。何をしているのだ?」
>シェーラがぼ〜っと放心していると、グラウシェラーが帰ってきた。
>一瞬間違えたが、すぐ見ぬくとはさすがはグラウシェラーだ。
どうやって見ぬいたんですか?まったく不思議なもんです〜!(ばか。)
>ふう、なんとか終わった・・・。
>実は続きを考えてないんです。
>どうしましょう・・・・・・・・。
でも、フィブりんはでてくるんですよね?ばったり会うとか・・
いつも楽しみによんでます!じかいまってま〜す。
(ごるんのばはちびなので、姉のぐっち草が代りにうちました。文は、ごるんのばです。ホ‐ムペ‐ジにもごるんを連れてきますんで、姉弟ともどもよろしくです!)

トップに戻る
1572こんにちわ〜!桜牙 E-mail URL4/10-23:25
記事番号1571へのコメント

はじめまして、ごるんのばさん!
そしてこんにちわ、ぐっち草さん!
姉弟いっしょに見ていただけてうれしいです!!
これからもよろしくおねがいしますね、ごるんのばさん。

続きはどうしようかまだ迷ってるんです・・・・・。
いくつか浮かんではいるのですが、どれにしようかまでは決まってなくて。
う〜ん、どうしましょう。
一番おもしろいと思われるものを書くしかないですよね(笑)
つまらないのを書いてもねぇ・・・・。
では、続きもどうかみてください!
桜牙でした(ぺこっ)

トップに戻る
1574ついに、怪しき飴の正体が!?E-mail 4/11-20:23
記事番号1570へのコメント

こんばんわ!
彩です〜。
ちっ、一番のりできませんでしたね〜。
なんせ昨日は京都と大坂に行っててっ関係ないですね。(苦笑)

出てましたんですね!
しかも怪しい飴の正体が!?
フィ、フィブリゾになる飴…………。
欲しいかも………。(なんでだろう?)
はたしてシェーラはもとにもでれるのか?
ってやつですね!!
わっきゅ、わっきゅ。

続きが楽しみですね!

トップに戻る
1576ふふふ・・・・・(妖笑)桜牙 E-mail URL4/12-01:04
記事番号1574へのコメント

や〜っとシェーラちゃんシリーズが終わりました!
すっごいおちになってしまったんですけど、どうでした?
グラウシェラー様がぁ〜・・・・・・。
本当はもっと真面目な方にしようとおもってたんですけどね(苦笑)
では、桜牙でした。

トップに戻る
1577シェーラちゃん 飴玉大惨事<3>桜牙 E-mail URL4/12-01:12
記事番号1570へのコメント

はっはっは、なんとか終わりました。
どうぞ見てください!
あ、下手でよければですけど(笑)
____________________________________

・・・・もう二度と戻れない。
シェーラは頭の中でその言葉をくりかえしていた。
魔族の寿命は無いに等しい。
シェーラは永遠にフィブリゾの姿ですごす事になってしまった。
いや、正確には滅びるまで・・・・。

いっそ滅びてしまおうか・・・・?
せっかく覇王様に作っていただいた体なのに。
もう永遠にあの体には戻れない・・・・。
それならばやはり滅びるしかない。
せめて覇王様の手で滅びたい。
覇王様は許してくださるだろうか・・・・・・・・・。

シェーラが絶望にとらわれていると、グラウシェラーがいつもよりかなり低く声をかける。
「シェーラ」
シェーラは自分の考えがグラウシェラーにばれたのかと思いびくっとした。
顔を見るのが恐くてつい下を向いてしまう。
今ではすっかり小さくなってしまった肩が少し震えている。
そんなシェーラにグラウシェラーは急に明るい声でこういった。
「うっそぴょ〜ん!」
ひゅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
辺りに乾いた風が吹いた・・・・・・・。
シェーラは思わず自分の耳を疑ってしまった。
しかし、ふとある事を思い出す。

それはリナに突っ込まれた後の事だった。
シェーラはむきになり、帰るとすぐに名前の由来について聞いてみた。
すると覇王は無表情で「道具の名前など呼ぶのに便利だから適当につけただけだ」と言った。
その時もグラウシェラーはすぐに明るい声で「うっそぴょ〜ん!」と言ったのだ。

2度も死語を言うなんてグラウシェラーって一体・・・・・・・・・。
シェーラは固まってしまい全く動かない。
一方グラウシェラーは、にこにこ顔で立っている。
「そんなもの後で治してやるから、さっさと用意しろ。旅行に行くぞ!」
そう言い残して去ってしまった。
グラウシェラーは旅行に行くのでかなりご機嫌だったらしい。
あんな事を言ったのもそのせいだろう・・・・・。
いつものグラウシェラーなら「うっそぴょ〜ん」などきっと言わない。
シェーラはそう信じたかった・・・・・・。

                終わり〜!!!

____________________________________

はい、どうでしたでしょうか?
こんなグラウシェラーなんかいや!って思いませんでした?
本当はもっと真面目な方にしようと思ってたんですけどね(苦笑)
一体どこから間違えたのか・・・・・・。
苦情でも良いのでコメントください。
おねがいします!
桜牙でした(ぺこっ)

トップに戻る
1579Re:シェーラちゃん 飴玉大惨事<3>E-mail 4/12-13:07
記事番号1577へのコメント

こんにちわ!
彩です〜。

>はっはっは、なんとか終わりました。
終わっちゃいましたね〜。

そっ、そうですか、うそ………ぴょん。
グ、グラウさま〜〜〜。
おもしろすぎます!
真面目な方………、社内旅行のじてんで……。

ええ〜シェーラ様もとにもどるんですか〜?(すいません)
かわいいのに。(フィブ様でしょ?)

>はい、どうでしたでしょうか?
はい!笑わせていただきました!(私、けっこう魔族ファンなのに〜。)
次の飴玉シリーズこちらで読めるかは知りませんが、たのしみです! 

トップに戻る
1587どうもです!桜牙 4/14-02:44
記事番号1579へのコメント

あはは、グラウシェラー様が・・・。
あんなになるとは、はっはっはっはっは!
続きはこっちにもかきますよ!!
ぜひ見てください。
では、桜牙でした(ぺこっ)

トップに戻る
1602ガウパパ騒動<1>桜牙 4/21-06:23
記事番号1570へのコメント

どうも〜、桜牙です!
番外編を作ったのでみてください。
_____________________________________
リナがちびゼロスに成長させられてから丁度1ヶ月後の夜、ちびゼロスが急にリナの部屋に現れた。
子供っぽいがいつもの笑みで挨拶をする。
「こんにちわ、リナさん」
「こんにちわじゃないわよ、一体いつになったら戻れるの?」
むなぐらをつかんで振り回したかったが、子供相手だと思ってしまい出来ない。
「いいじゃないですか、綺麗ですよ!」
「だから困るのよ!!その辺の男に言い寄られても魔法でふっ飛ばせるけど、あいつにはかなわないのよ・・・・・」
そう言ったリナの顔は少し赤くなっていた。
「あいつってガウリイさんの事ですか?」
ガウリイ以外にはいないのだが、とりあえず聞く。
「他に誰がいるって言うの!!ガウリイ以外いないでしょ」
「・・・・・何かされたんですか?」
「されたわよ、いろ〜んな事をね・・・」
言いながら思い出したのか、リナの顔が更に赤く染まっていく。
そんなリナの様子を見てちびゼロスはショックをうけた。

そ、そんな・・・・・。
リナさんがガウリイさんに・・・・。
いや、聞いてみないとわからない。
リナさんの事だからキスだけかもしれないし。
そうだ!きっとそうに違いない!!

ちびゼロスは勝手にそう思いこみ、聞いてみる。
「キスだけですよね?あ〜んな事やそ〜んな事じゃないですよね?」
「・・・・あ〜んな事もそ〜んな事もされたわよ」
がぁ〜ん!!!!!
今度こそちびゼロスは立ち直れないほどのショックを受けた。
「・・・よくも僕のリナさんにあ〜んな事やそ〜んな事を!許しません!!」
ちびゼロスの紫の瞳がめらめらと燃えだした。
「誰がお前のだ〜!こらぁ、ゼロス聞いてるの?」
・・・・・まったく聞いていない。
どうやら自分の世界に入ってしまったようだ。
炎のような瞳で不気味な笑いをくりかえしている。
「ふふ・・・・ふふふふふ。・・・ふっふっふっ・・・」
「やば、きれちゃったみたい」
気づかれないようにそ〜っと部屋を出ようとしたその時。
「リナさん?・・・どこに行かれるんですか?・・・・・ふふ」
びくっ!
「へへ、ちょっとトイレ!」
リナは引きつった笑みで答えた。
しかし、顔を見れば嘘をついてるのは一目瞭然。
ちびゼロスが気づかないはずはない。
「待ってください。行く前に小さくなってもらいます!」
ちびゼロスはりナに手をかざした。
すると、だんだんと体が子供になっていく。
「う・・うわ!ちょっと、やめてよゼロス!」
そんな事を言われてやめるようなちびゼロスではない。
まだまだ子供化は進む。
「ゼロス!やめてって言ってるでちょ!・・・ちょ?あぁ〜言葉が!!!!」
「ふふふ、2,3歳児ぐらいでいいでしょう。あ、そうそう記憶もそのうち消えますよ!」
とうとう2,3歳児にされてしまったリナの顔は青ざめた。
子供にされた上に記憶まで消されたらもう戻れなくなってしまう。
「ゼロス、もどちなちゃい!!どらぐしゅれいぶをうちゅわよ!!」
「くすっ、どらぐしゅれいぶですかぁ?効きませんよ。それじゃ、僕は帰ります」
そう言い残して虚空に消えてしまった。
(ああ、忘れてました。服は子供用に変えてありますよ!)
ちびゼロスの声だけが闇から聞こえた。
自分の服を見ると、いつのまにか白いふりふりのワンピース姿になっていた。
あちこちにレースがついていて、腰には紺の大きなリボン。
襟にはふわふわのぽんぽんまで付いている・・・・。
ちびゼロスの趣味だろうか・・・・?
「こんなかっこうにまでされるなんて・・・。ゆるちゃないわよ〜!!」
そんな事を言っている間にも、記憶はどんどんと薄れていく。
「なんか、ねむい・・・・」
とろ〜んとまぶたがおちていく。
ちびリナはそのまま眠ってしまった。
_____________________________________
はい、つづきます!
続きもみてください、おねがいします。

トップに戻る
1603ガウパパ騒動<2>桜牙 4/21-06:25
記事番号1570へのコメント

こんにちわ〜、桜牙です。
さっそくですが続きです!
_____________________________________
リナの部屋にちびゼロスが現れたころ、ガウリイはぐっすりと眠っていた。
しかし、ちびゼロスがリナを小さくした時に使った力に反応して目が覚める。
「・・・・ん?ゼロスの気配か?」
ガウリイはまぶたをこすりつつ辺りを見まわした。
リナの部屋の方を見ると、急に胸騒ぎがする。
その時、ゼロスの気配がふっと消えてリナが倒れるような音。
「リナ!」
ガウリイは慌てて部屋を飛び出した。
  
バタンッ!!
リナの部屋に入ると、小さな女の子が倒れていた。
ガウリイは女の子に駆け寄り抱き起こす。
「おい!お嬢ちゃん」
その声に起こされて、栗毛の女の子はゆっくりとまぶたを開いた。
「・・・・ん・・・。まだねむいよぉ・・・」
「え?赤い瞳・・・・。それに栗毛の長い髪。リナか?」
ガウリイの頭は珍しく冴えていた。
普段は脳みそヨーグルト男なのに・・・・・・・。
「そうだよ。お兄ちゃんはだれ?」
「・・・・・・・覚えてないのか?」
「だって、ちらないもん!」
本人は「知らないもん」と言っているつもりらしい。
その時、アメリアとゼルガディスが部屋に入ってきた。
「ガウリイさん?なにやってるんですか、ここリナさんの部屋ですよ」
「何やってるのかはあえて聞かないが、ドアは静かにしめてくれ」
そう言った後に2人はガウリイの腕の中にいる小さな女の子にやっと気がついた。
「うわぁ、ガウリイさんおめでとうございます!なんで言ってくれなかったんですか」
「旦那、いつのまに・・・・・・・・」
どうやらガウリイとリナの子供だと勘違いしているようだ。
「なにからなにまでリナさんそっくりですね!名前はなんて言うんですか?」
アメリアはリナの目線にあわせてかがんだ。
リナがアメリアににこっと笑うと、つられてアメリアもにこっと笑う。
「りなっていうの!おねえちゃんはぁ?」
「え?それはママの名前でしょう。あなたの名前は?」
「りななの!」
「もしかして脳みそはガウリイさん似なんでしょうか」 
アメリアは勝手にそう思いこんだ。
やり取りを見ていたゼルガディスまでもひどいことを言う。
「まあ、外見がこれだけリナに似てるんだから中身ぐらいガウリイに似てないとな」
うんうんと勝手に納得している。
「なあ、これ本当にリナだぞ」
「まっさかぁ〜!いくらガウリイさんでも子供の事は忘れちゃいけませんよ。正義じゃありません!!」
「アメリア、正義は関係無いだろう・・・・・。でもアメリアの言う通りだ。いくら旦那でも子供を忘れちゃいけない」
2人にお説教されてガウリイは何も言えない。
「俺はもう寝るからあんまり騒がんでくれ」
「あ、私も寝ます」
ゼルとアメリアはすたすたと自分の部屋に戻ってしまった。
 _____________________________________
どうでしたか?
おもしろかったなぁと思ってくれた方は続きもみてください!

トップに戻る
1604ガウパパ騒動<3>桜牙 4/21-06:29
記事番号1570へのコメント

どうも〜、桜牙です!
ガウパパはこれでおわりです。
______________________________________
部屋にはガウリイと小さくなってしまったリナの2人だけ。
「リナ、これからどうする?」
「寝るのぉ〜!いっちょに寝るの」
リナはガウリイの首にがばっと抱きついた。
「今日は一緒に寝るか。一人じゃ危ないしな」
ガウリイはリナをそのまま抱っこしてベットに運んだ。
ベットにリナをおろそうとすると、もう寝ていて離れない。
「くすっ、しょうがないなぁ」
リナを起こさないようにそ〜っとベットの中に入った。
リナに枕は大きすぎるので、自分の腕をリナの頭の下に入れる。
「俺達に子供が生まれたらこんな感じなのかなぁ。どうせならリナに似たかわいい子がいいな」
ふと自然に出た言葉に思わず照れてしまう。
リナが寝ているのはわかってるが、なぜか照れくさい。
「おやすみ、リナ」
そう言ってガウリイはまぶたを閉じた。

次の日の朝、ガウリイが目を覚ますと目の前にはいつものリナが寝ていた。
いつものと言っても25,6歳バージョンの方なのだが・・・・。
「・・・ん・・リナ・・・え?!リナ、おい起きろ!!」
何がなんだかわからないガウリイは慌ててリナを起こした。
「ん〜、なによ・・・・・・あれ?」
リナは大きくなっている事に気づいて一気に目が覚めた。
ぺたぺたと触って確認をする。
「・・・やったぁ!!!大きくなってるし記憶も戻ってる!!」
リナはガウリイにぎゅ〜っと抱きついた。
どうやら自分が裸なのに気づいていないようだ。
ガウリイがこんなチャンスを見逃すはずがないだろう・・・・・。
「よかったな。じゃあ、せっかくリナから誘ってきてるしお祝いもかねて・・・いっただきまぁ〜す!」
その日リナは一日中お祝いをされるのだった・・・・。
ゼルとアメリアは気を利かせて部屋には近寄らなかったらしい。

ここに泣いてる男の子が一人。
「うぇ〜ん!またまた僕のリナさんがぁ!!!!」
今回は小さくなってるせいで魔力が上手く使えなかったちびゼロス君でした・・・・・。

_____________________________________
いかがでしたか、ガウパパは?
ここまで読んでくれたみなさん、ありがとうです!!!

トップに戻る
1607子離れ(ゼロリナです)桜牙 4/21-23:22
記事番号1570へのコメント

こんにちわ〜、桜牙です。
たまにはゼロリナもいいかなぁと思って書いてみました。
こんなの魔族じゃな〜ぃ!と思われる方もいらっしゃると思いますが
私はどうもシリアスがだめなのでハッピーエンドにしてしまうんです・・・。
すいません・・・・。
それでもいい方はどうぞ読んでください!
_____________________________________
とうとうこの日が来てしまった・・・・・。
いつか来るのはわかっていたのに、僕は忘れていた。
いや、わざと忘れていたのかもしれない・・・・・・・。

事の起りは今朝、久しぶりにゼラス様の所に帰った時だった。
ゼラス様がいつになく機嫌が良いからおかしいとは思ったのだ。
「ゼ〜ロス!」
会ったとたんにゼロス様はに〜っこりと笑って僕の首に抱きついた。
少し酒の匂いがしたのでその時は酔っていらっしゃるのかなとしか思わなかった。
「どうしたのですか?ゼラス様」
「ふふふ、良い知らせがあるのよ」
「良い知らせ、ですか?・・・」
普段からゼラス様の言う良い知らせはろくな事がない。
大体が僕にとっては悪い知らせな事が多い。
「リナ=インバースを殺す事が正式に決まったのよ!」
「な!?こちらに引き入れるために生かしておくのではなかったのですか?」
「だってしょうがないじゃない、仲間になる気がちっともないんだもの」
僕はなにも言えなかった。
リナさんが魔族になる気がないのは僕がよくわかっていたから。
リナさんは不老不死なんか望まない、人間としての生しか望まないのだ。
「と言う事だから、さっさと殺してきてくれない?」
「・・・・・・・・・」
「ゼロス、聞いてるの?」
「・・はい、聞いています」
本当は聞いていなかった事にしたかった。
でもゼラス様に逆らう事は出来ない。
僕はなんだかやるせなくなって、両手を思いっきり握り締めた。
「なに両手なんか握り締めてるの?」
「なんでもありません・・・」
なんでもなくなんかなかった。
リナさんを殺せ言われたのだから。
いくら僕が魔族でも気に入っている者を殺したくはない。
「じゃあ今から殺しに言ってきなさい」
「・・・僕は・・・」
「何?」
ゼラス様は妙に真剣な顔になった。
ゼラス様に逆らいたくない。
でもリナさんを殺す事なんて出来ない。
僕はどうすれば良いかわからなくなった。
しかしこのままではリナさんを・・・・・・。
・・・それだけはいやだ!
「・・僕には・・・でき・・ません・・」
「そう、じゃああなたはもう必要ないわ」
ゼラス様は冷たくそう言った。
必要ないという事は、僕はここで滅ぼされてしまうのだろうか。
滅びる時はリナさんと一緒がよかったな。
などと考えていると、ゼラス様はあっさりとこう言った。
「必要ないからどこかに行ってしまいなさい」
「は?・・・・・・」
僕は何を言われたのか一瞬わからなかった。
・・・・どこかに行く?滅ぼすのではなく?
僕はゼラス様が「じゃあ、滅ぼしちゃいましょう!」と言うと思っていた。
「ここにはいらないって言っているのよ!」
「え〜っと、どういうことでしょうか?」
「もう、バカな子ね!」
ゼラス様は僕の方に手をかざした。
その瞬間、僕の意識は無くなった・・・・。

目を覚ますとそこはどこかの部屋ようだ。
マントを脱がされてベットの上に横になっている。
ふと横を見ると、マントがていねいにたたんでおいてある。
少しふらつくが、とりあえず身を起こす。
すると誰かが部屋に入ってきた。
「あれ?目が覚めたみたいね。気分はどう?」
「・・・リナさん?」
すこしはねている栗毛の長い髪。
魔族には無い力を帯びているまっすぐな瞳。
まちがいなくリナさんだった。
「びっくりしたわよ。あんた、急に落っこちて来るんだもん」
「落っこちて?・・・・・・あ、そうか!」
やっと事態がのみこめた。
僕はゼラス様に飛ばされたのだろう。
リナさんの所に落ちたのは偶然なのだろうか?
偶然じゃないとしたら、ゼラス様は始めから・・・・・・・・。
「リナさん、今日からまたお世話になります」
「え、また一緒に来るの?今度は何が目的なのよ」
「いやぁ、実は僕くびにされちゃったんですよ。だから目的はリナさんだけです」
「な、何を!!」
リナさんは真っ赤な顔でじたばたしている。
そんなリナさんを僕は笑って見つめていた。
いつもとは違う、純粋な笑みで・・・・・・・。

ゼロスを飛ばした後、ゼラスは一人でぼ〜っとしていた。
そこに突然グラウシェラーが現れた。
「ゼラス、なぜ嘘をついてまでゼロスをくびにしたのだ」
そう、リナを殺すなんて決まっていなかったのだ。
あれはゼラスがついた嘘だった。
「あの子がかわいいからよ。いけないかしら」
「俺はどうでもいいが回りはゆるさないだろう。何をされるかわからないぞ」
「危なくなったら助けてくれるでしょ?」
「・・・・・危なくなったらな」
そう言うと、グラウシェラーは再び消えてしまった。
「何しに来たのかしら?なぐさめにきたのかもね、ふふ」
今頃赤くなっているに違いないグラウシェラーの顔を思い浮かべて、ゼラスは自然と笑みがこぼれた。

_____________________________________

いかがでしたでしょうか?
苦情でも感想でもいいのでコメントをくれるとうれしいです。
では、桜牙でした(ぺこっ)