◆−クアンさんへ−魔音狐 (2004/2/8 19:03:31) No.15970 ┗うーれーしーいー!!−イチヤ クアン (2004/2/16 11:51:53) No.16014 ┗すいません−魔音狐 (2004/2/17 14:30:53) No.16016
15970 | クアンさんへ | 魔音狐 | 2004/2/8 19:03:31 |
すいません!こんなにおっっっっっっそくなってしまて!いや・・・甘くみてましたよ、人生ってやつを。面接とか作文とか事故とか、いろいろあって遅れてしまいました。とりあえず話の大筋は出来たんですけど待たしたわりにはできがかなり悪いです。 *この話はゼルが10歳の頃の話です。オリジナルがかなりでばっています。 序章 Wednesday's child ピチチチチチ 騒がしい小鳥の声に俺、―ゼルガディス・グレイワーズ―は目を覚ました。 「くぁ」 体をほぐしながら小さな欠伸を一つ。欠伸のときに出た涙の向こうにベットが見える。どうやら本を読みながら机につっぷして寝てしまったらしい。体のあちこちが痛む。 眠気を覚ます為、寝室との間にあるドアを開け、洗面所に行く。水がめから水をたらいですくう。その中に顔を入れた。貫くような冷たさが心地よい。 ばしゃあああ 水から勢いよく顔をあげる。鏡の中の自分と目が合った。 黒髪、茶色の瞳。メイド達はよく「整ったお顔立ち」と言ってくれるが、そんな事より背のほうが問題だ。伸びなかったらどうしよう。 ふと、よぎった嫌な考えを頭から取り除こうとかけてあったタオルで顔を思いっきりこする。 大丈夫、背はきっと伸びる。牛乳も小魚も毎日ちゃんと食べているじゃないか。それに今日は誕生日、決戦の日だ。こんな事で悩んでいる暇などない。 誕生日を決戦の日だ、など事情を知らない奴が聞いたら「なにを、そんなおおげさな」と笑うだろう。俺だってプレゼントを貰うのは嬉しい。一つ大人に近づけたと思えて誇らしい気もする。いつもは屋敷にいないレゾも帰ってきてくれる。しかしそのレゾが問題なのだ。俺の誕生日パーティの準備は全てレゾがする。俺を喜ばせようとしてくれているのだろう。それはわかる。けれどそのがんばりのベクトルが124度ぐらいずれているのだ。例えば 五才のときは目が覚めたら知らない部屋にいた。(後で聞いた話によるとそこがパーティ会場だったしいが、じめじめとした地下室では普通やらない)プレゼントは呪い付きの短剣だった。 六才のときは前日いきなり屋敷を追い出されて、村に行こうとしても何故か辿り着けない。空きっ腹抱えて自分が何か重罪を犯したのだろうかと考えていると日付が変わった次の瞬間、周りから数十発花火が打ち上げられた。(その際に俺は三週間ベットでの生活をよぎなくされる程の火傷を負った)プレゼントは救急セット箱だった。 七才のときは廊下を歩いていたら落し穴(竹槍付き)に落ちた。何とか死だけは免れて一安心して落し穴の壁を見ると『修行が足りません!今年はプレゼントなし!』と書かれていた。(このとき俺は初めて殺意というものを知った) 八才のときは前日から徹夜で、今度こそは罠にはまらないように神経を張り詰めらしていたのだが、誕生日にパーティは行われなかった。翌日、気が抜けて熟睡していたところを連続クラッカーの音で起こされた。(クラッカーは一つ当りの大きさが通常の二十倍程だった)プレゼントは見た目はただの箱で安心して開けたらゴーストが入っていた。(倒すのに一昼夜かかった。その間は寝る事は勿論、食事する事もできなかった) 九才のときは何事なく進んだ。そのまま終わるかと思ったが、最後にケーキを食べたとき、いきなり死にかけた。どうやら毒を盛っていたらしい。(後で調べたところ、致死量よりぎりぎり少ないといった量だった)プレゼントはマンドラゴラ育成セット(観察日記付き)だった。 ああ、思い出すだけで目に涙がたまる。しかし今年こそは大丈夫だ。今年は落し穴や地下室など屋敷を改造する事は使用人がまた行方不明になるから(屋敷では年に七、八人行方不明者がでる。そして、数年ほどたって、ひょっこり戻ってくる)止めてくれと言っておいた。日付をずらすのは誕生日の意味が薄れるから止めてくれとも言った。後に残る問題は自分自身で解決できる。(多分) 昨日、読んだ本の題名を頭の中にずらずらと並びたてる。 簡単!自衛術!!〜自分の身は自分で守る〜 黒魔術より恐ろしい暗黒魔術〜上級者用〜 ゴーストなんて怖くない! なぜベストを尽くさないのか 一流のマッドサイエンティストが選ぶ『毒見百選』 もしあなたが迷ったら(森&海) これらには一見、共通性などないように見える。けれど、これら全てに言う事ができる。未知なるものとの闘い方を知る為の本だという事を。 俺はレゾを尊敬している。武術も魔術もほぼ独学で学び、目が見えず、差別にさらされる事もあっただろうに諸国渡り歩いて人々を助けている。本当に素晴らしい人だと思う。そう思うからこそ、こんなにがんばっているのだ。今日をその素晴らしい人に自分を認めてもらう日とする為に。 覚悟を決め、俺は頬を強めに叩いた。 今日は決戦の日。 窓辺の小鳥達はいつのまにか飛びたっていた。 【あとがかれ】 なんだか、ゼルが動いてくれません……うぅぅ、動きのある文章が書きたい… 今回はオリジナルが多いので、説明をつけてみました。 ゼルガディス・グレイワーズ 年齢:10歳 身長:低め 体重:軽い 外見:肩までの黒髪、明るい茶色の瞳、日焼けしない白い肌 友好関係:アッシュ(親友)、セバス(執事)、バルド(剣の師匠)、サラマン(語学面での家庭教師) 備考: レゾを尊敬しており、いつかレゾの護衛になる為に剣の腕を磨いているその腕前はかなりのレベルでバルドとアッシュ以外には負けた事がない。 頭も良く、人の話の矛盾点に躊躇なく突っ込む為サラマン以外の教師すぐにやめてしまった。(「あんな馬鹿な奴らに教わる事なんてなんもねぇ」ゼルガディス談)そのため語学以外はほぼ独学で学んでいる。 エルフ語をマスターしている。それも、レゾの研究の手伝いたい思いから。現在は古代エルメキア語(降魔戦争以前にエルメキア帝国付近で使われていた言語)を勉強中。 屋敷の外にはほとんど出たことがなく、出たとしてもアッシュが住んでいる村までしか行った事がない。 最近、自分の身長について悩んでいる。 レゾの屋敷 外見:ちょっとした大きさの屋敷をいくつも繋ぎ合わせた様な形。 面積(屋敷&庭):某有名ネズミがマスコットの遊園地ぐらい広い。 部屋数:レゾが暇なときに改築してしまう為、いつのまにか増えている。 使用人の数:レゾが旅先で拾ってくる為、何人か正確なところはわからない。ときたま行方不明者がでる。 備考: レゾが面白半分でいたるところに罠や魔法をかけている為、迷路の様に複雑になっている。 行方不明者がでているが、幸い死者がでた事はない。(屋敷に無断で入った者は数えていない) 使用人は全て屋敷内に住んでおり、一人一人に部屋がある。 ゼルガディスの為の部屋は全部で53室ある。 なんかおかしいな、とか、わけわかんねぇぞ!こんちくしょおお!!とか思ったらどんどん言ってきてください。 |
16014 | うーれーしーいー!! | イチヤ クアン E-mail | 2004/2/16 11:51:53 |
記事番号15970へのコメント こんにちわ、クアンです。 でわ、感想をば・・・ かぁいい〜〜〜〜〜〜〜vvvvvv ゼルだぁ!ちびゼルだぁよー!!! きゃーきゃーきゃーきゃーきゃーきゃーきゃーきゃっ(どごうっ) す・すいませ・・・げふっ・ちょっとごばっ・・失礼・ごほっごほ・・ 『うるさい』って・・てが・手紙つき・げほ・ス・スコ・・スコップが(吐血中) それじゃ、また・・・(会えないかも) |
16016 | すいません | 魔音狐 | 2004/2/17 14:30:53 |
記事番号16014へのコメント どうも〜、魔音です。すいません、遅くなってしまって。 >きゃーきゃーきゃーきゃーきゃーきゃーきゃーきゃっ(どごうっ) !!だっ、大丈夫ですか!!? >『うるさい』って・・てが・手紙つき・げほ・ス・スコ・・スコップが(吐血中) うっ、うるさいって・・・もしかしてあの御方!?クアンさん一体どこにいるんですか!?ちなみに私は学校です♪良い子(クアンさん)は真似しないでね:(><) >それじゃ、また・・・(会えないかも) えええっっっ!!そっ、そんなファイトです!クアンさん!根性で何とか治して下さい!!(かける言葉が違うような・・・) ・・・実は、申し訳ないのですが、テスト期間に入ってしまったのでこれから一週間程、パソコン禁止です。だから、次の話が早くても一週間後になってしまうんです。本当に申し訳ありません・・・ |