◆−走れアメリア 前編−ちょぴり改名、青月 かなた  (2004/2/24 22:58:14) No.16050
 ┣Re:走れアメリア 前編−ゆずる (2004/3/17 23:23:25) No.16150
 ┃┗こんな半端なところで見つけてくださりありがとうございます。−青月 かなた  (2004/3/18 17:40:50) No.16151
 ┗走れアメリア 中編−青月 かなた  (2004/3/23 17:01:01) No.16188
  ┗青春ですねぇ(渋茶啜りながら)−遙 琥珀 (2004/3/23 19:23:45) No.16189
   ┗青春、です…(対抗して紅茶啜ってみたり)−青月 かなた  (2004/3/25 23:24:06) No.16202


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16050走れアメリア 前編ちょぴり改名、青月 かなた  2004/2/24 22:58:14


 こんばんは。ちょぴり改名した青月です。彼方がかなたに。漢字で彼方の方が多かったので…これからもよろしくお願いします。
 今回はあの名作のパロディです。ゼルアメです(笑)。メロスの性格がアメリアに酷似していたんですよね…国語中にそんなことを考えているわたし。不真面目。
それでは、楽しんでいただければ幸いです。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

 アメリアは激怒した。
「なんですってそんなの正義じゃありませ―――――んっ!!」
 天に轟け、地に響けとばかりの周りをはばからない大声で、叫んだ。
「必ずや!この正義と愛の使者、アメリアが鉄拳を下しますっ!」
「や、お嬢ちゃん…落ちついて…」
「止めないでくださいっ!そんな悪の行いに目をつぶってはいけません!絶対にハミンガム国王を……っ」
「お嬢ちゃん……」
 燃え上がるアメリアを必死で止めようとする老人。
 だが、それも無駄な努力だった…。
 アメリアは走り出す。買い物袋(雑貨、十人前の食料入り)を背負って。

 アメリアは城前へやって来た。
「何者だ?貴様!」
「わたしは正義の使者、アメリアです」
「止まれっ!!」
「断りますっ!わたしはここの残虐非道の王、ハミンガム国王に天に代わって正義の鉄拳をくだすのです!!」
『なにぃぃぃぃぃぃ!!?』
 複数の声が綺麗ハモった。
「さぁ!解ったらそこを退きなさい!」
「うーん………」
 悩む兵士達。
「悩むなっ!
 あの御方はいくら悪行の限りを尽くして我侭、横暴でむさい女好きでも一応!我等が主!そいつを捕らえよ!!」
 どうやら隊長らしき人が命令を下す。
 それに従ってアメリアを捕らえにかかる兵士達。
「くっ……ここに正義はないのっ!?」
 さすがのアメリアも多勢に無勢。捕らえられてしまった。
そして処刑となるはずだったのだか国王が女グセの悪さを発揮し、美少女のアメリアを一目みたいなどと言い出したのだ。
 そのような事情があり、彼女は現在王の前にいる。


続く
 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 短いですね…。ちなみにこれは原作をかなりいじっています。
 ところで皆さん、ハミンガムを覚えていますか?スペシャル出演のかなりむちゃな評議長で小悪党の鏡です。反乱起こされてました。
 さぁどうなる?アメリア!見せ場はあるのかっ!?ゼルガディス!それ以前にどこまで原作に添えるか不安っ!などの問題を抱えつつ、待て、次回!

 ―幕―

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16150Re:走れアメリア 前編ゆずる 2004/3/17 23:23:25
記事番号16050へのコメント

どもはじめまして
遅レス失礼します
自分は走れメロスというのは冒頭しか知らないのですが(スイマセン;)、パロディとは面白いですね
正義に突っ走る原作アメリアというのは個人的にとても好きなので続きが楽しみです
ゼルガディスの登場も気になるところであります
早く捕らわれの正義のヒーローを助けてやっていただきたいところですが(笑
それでは、後編も頑張ってください!

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16151こんな半端なところで見つけてくださりありがとうございます。青月 かなた  2004/3/18 17:40:50
記事番号16150へのコメント


>どもはじめまして
はじめまして。青月 かなたと申します。
>遅レス失礼します
こんなところを見つけて、レスしてくださるなんて嬉しい限りです。
>自分は走れメロスというのは冒頭しか知らないのですが(スイマセン;)、パロディとは面白いですね
ストーリー知らなくともさしつかえはない…はず、です。
>正義に突っ走る原作アメリアというのは個人的にとても好きなので続きが楽しみです
……すみません。原作じゃないんです。アニメ版なんです。
ごめんなさい〜
>ゼルガディスの登場も気になるところであります
>早く捕らわれの正義のヒーローを助けてやっていただきたいところですが(笑
颯爽と登場!(予定)
>それでは、後編も頑張ってください!
はい!頑張ります!!
レスありがとうございました!

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16188走れアメリア 中編青月 かなた  2004/3/23 17:01:01
記事番号16050へのコメント

 だいぶ書き上げるのに時間のかかった青月です。
 原作無視しまくりパロディですが、楽しんでいただければ幸いです。
 ちなみに今回ゼルアメ(アメ→ゼル)色強いです。姫に甘々ゼルさんが許せる人はどうぞ。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「あなたがハミンガム国王ですね」
 捕まっている立場を全く無視し、ハミンガムを指差すアメリア。
「感謝するのだな、バカな小娘。本当ならわしに立てついた者は即処刑…
 それを引きのばしてこのわし直々に会ってやっているのじゃからな」
 その瞳に高慢な光を宿し言うハミンガム。
「ふっこのアメリア、どんなことがあろうと悪人になど屈しませんっ
 ―――ただ……わたしは……
 そんなにわたしに情けをかけたいのならば、三日の猶予で、村に帰してください。やっと帰って来た姉さんに会いたいのです」
「なにをいうかと思えば……笑わせるにもほどがある。そのまま逃げるに決まっとるだろ」
 アメリアを嘲笑するハミンガム。
「逃げる?あなたごときから逃げませんっ!
 わたしの正義が信用できないならわたしの恋人、ゼルガディスさんを人質にさしだしましょう」
 おおっ、とざわめくギャラリー。
 中には「あの少女がどうなるか」などという賭けをているものまでいる。
「くははははははははっ!笑わせるな!」
「あの人はこの町に住む剣士です。アメリアが呼んでいるといえばきっと来てくれるはずです!そう愛の力に勝るものなどないのです!」
 周りの反応などおかまいなしに力説するアメリア。後半の恥ずかしい台詞に照れた様子もないあたり恐ろしい。
「ふっ。よかろう、その男の顔をおがんでやる。
 オイッ!そこの兵士その男を呼んでこい!」

 そうして、ゼルガディスは城に召された。
「ゼルガディスさんっ!お久しぶりです!」
「お久しぶり、じゃない。
 なにを考えているんだ?お前は。無鉄砲にもほどがあるぜ。
 ……だいたい俺がいつお前の恋人になったんだ?」
 しかめっ面で言う、ゼルガディス。
「そんな!ひどい!ゼルガディスさん……
 わたしのことなんてどうも思っていないんですね?」
「いっいや……」
 突然沈むアメリア。
 焦るゼルガディス。
 どこからか「いーねー若いもんは」とか聞えてきている。
「そう…勝手すぎだったんですよね…どうせ…ゼルガディスさんは…」
「……わかったよ!待てばいいんだろ?待てば!」
 目がうるみ始めたアメリアを見て半ばやけくそ、といった感じで言うゼルガディス。
「ありがとうございます!ゼルガディスさん!」
「おい…こんなことで抱きつくな…!」
 もはや二人だけの世界を作り出している。

「期限は三日だけじゃからのー。過ぎたら人質は殺すからのー」
 ポツン、と一人残されたハミンガムが言うのだった。



ーあとがきー
 あれ?下書きはこんなバカップルじゃなかったはずですが…(汗)
 それよりハミンガムの口調が違う気がします。
 色々な意味で問題ありまくりですね…。精進します。
 それでは、また近いうちに!

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16189青春ですねぇ(渋茶啜りながら)遙 琥珀 E-mail 2004/3/23 19:23:45
記事番号16188へのコメント


> だいぶ書き上げるのに時間のかかった青月です。
こんばんは。
なんとなく惹かれて読んでみた琥珀です。
> 原作無視しまくりパロディですが、楽しんでいただければ幸いです。
> ちなみに今回ゼルアメ(アメ→ゼル)色強いです。姫に甘々ゼルさんが許せる人はどうぞ。
大好きです♪
それではレスらせて頂きます。
御迷惑で無ければお受け取り下さいませ。
>
>「あなたがハミンガム国王ですね」
> 捕まっている立場を全く無視し、ハミンガムを指差すアメリア。
なんていうか、色々な意味で『まっすぐ』なひとですよね。
この子のそういうところ、結構スキです。
まぁ、見ていて楽しいだけであって、傍にはいてほしくないですが(苦笑)
アメリアのそういうところが表れていていいと思います。
>「ふっこのアメリア、どんなことがあろうと悪人になど屈しませんっ
> ―――ただ……わたしは……
> そんなにわたしに情けをかけたいのならば、三日の猶予で、村に帰してください。やっと帰って来た姉さんに会いたいのです」
姉さん…って…
やっぱり彼女ですよねぇ…(汗)
…うーむ。どうなるんでしょう(苦笑)
>「なにをいうかと思えば……笑わせるにもほどがある。そのまま逃げるに決まっとるだろ」
> アメリアを嘲笑するハミンガム。
>「逃げる?あなたごときから逃げませんっ!
> わたしの正義が信用できないならわたしの恋人、ゼルガディスさんを人質にさしだしましょう」
勝手な話ですよね、よく考えると(笑)
まぁ、あの話は余り深く考えるといけないんでしょうけど。
> おおっ、とざわめくギャラリー。
> 中には「あの少女がどうなるか」などという賭けをているものまでいる。
他人事ですもんねー…
娯楽の少ない町なのでしょうか。
>「くははははははははっ!笑わせるな!」
>「あの人はこの町に住む剣士です。アメリアが呼んでいるといえばきっと来てくれるはずです!そう愛の力に勝るものなどないのです!」
> 周りの反応などおかまいなしに力説するアメリア。後半の恥ずかしい台詞に照れた様子もないあたり恐ろしい。
こうまでキッパリ言い切られると突っ込みにくいんですよね(笑)
それがアメリアの武器かも…。
>「お久しぶり、じゃない。
> なにを考えているんだ?お前は。無鉄砲にもほどがあるぜ。
> ……だいたい俺がいつお前の恋人になったんだ?」
> しかめっ面で言う、ゼルガディス。
ああっ、そんな酷い(笑)
因みに私ゼルアメ好きです。
> どこからか「いーねー若いもんは」とか聞えてきている。
やっぱり他人事…(汗)
>「そう…勝手すぎだったんですよね…どうせ…ゼルガディスさんは…」
>「……わかったよ!待てばいいんだろ?待てば!」
> 目がうるみ始めたアメリアを見て半ばやけくそ、といった感じで言うゼルガディス。
あははは(笑)
いいですね、こういうゼルガディス。
なんだかんだ言いながら結局付き合ってくれる、ていうイメージがあります。
>「ありがとうございます!ゼルガディスさん!」
>「おい…こんなことで抱きつくな…!」
> もはや二人だけの世界を作り出している。
青春だねぇ…(遠い目)
>
>「期限は三日だけじゃからのー。過ぎたら人質は殺すからのー」
> ポツン、と一人残されたハミンガムが言うのだった。
あ、このひと忘れてました(爆)
ああ、微妙に影が薄い(笑)
>
>
>
>ーあとがきー
> あれ?下書きはこんなバカップルじゃなかったはずですが…(汗)
これはこれで楽しいのでOKです!
> それよりハミンガムの口調が違う気がします。
うーん…余り気にならないと思います。
> 色々な意味で問題ありまくりですね…。精進します。
> それでは、また近いうちに!
とても楽しいお話でした♪
続き、すごく楽しみにしております。
それではまたお逢い致しましょう♪

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16202青春、です…(対抗して紅茶啜ってみたり)青月 かなた  2004/3/25 23:24:06
記事番号16189へのコメント


>こんばんは。
>なんとなく惹かれて読んでみた琥珀です。
こんばんは。嬉恥ずかし青月です。
>> ちなみに今回ゼルアメ(アメ→ゼル)色強いです。姫に甘々ゼルさんが許せる人はどうぞ。
>大好きです♪
>それではレスらせて頂きます。
>御迷惑で無ければお受け取り下さいませ。
わたしの書くゼルさんは姫に甘々…(汗)
迷惑だなんてとんでもない!レス返させて頂きます!

>> 捕まっている立場を全く無視し、ハミンガムを指差すアメリア。
>なんていうか、色々な意味で『まっすぐ』なひとですよね。
>この子のそういうところ、結構スキです。
わたしも好きです。
>まぁ、見ていて楽しいだけであって、傍にはいてほしくないですが(苦笑)
はた迷惑ですもんねぇ…
>アメリアのそういうところが表れていていいと思います。
ありがとうございます。
>>「ふっこのアメリア、どんなことがあろうと悪人になど屈しませんっ
>> ―――ただ……わたしは……
>> そんなにわたしに情けをかけたいのならば、三日の猶予で、村に帰してください。やっと帰って来た姉さんに会いたいのです」
>姉さん…って…
>やっぱり彼女ですよねぇ…(汗)
>…うーむ。どうなるんでしょう(苦笑)
グレイシア姉さん…
通称、白○のナー●さんだと思ってます。
……どうなるんでしょうかねぇ……とりあえず騒がしくなるのは間違いないかと。
>>「逃げる?あなたごときから逃げませんっ!
>> わたしの正義が信用できないならわたしの恋人、ゼルガディスさんを人質にさしだしましょう」
>勝手な話ですよね、よく考えると(笑)
>まぁ、あの話は余り深く考えるといけないんでしょうけど。
はい。あれは深く考えてはいけない話だと思います(笑)
…………深く考えると「真の勇者は待っててくれた親友」ということになっちゃうこともあります。
>> おおっ、とざわめくギャラリー。
>> 中には「あの少女がどうなるか」などという賭けをているものまでいる。
>他人事ですもんねー…
>娯楽の少ない町なのでしょうか。
一応古代ギリシアのお話しですし…小さな国ですし…このような娯楽は少ないのかと…(つまりはでっちあげ)
>>「あの人はこの町に住む剣士です。アメリアが呼んでいるといえばきっと来てくれるはずです!そう愛の力に勝るものなどないのです!」
>> 周りの反応などおかまいなしに力説するアメリア。後半の恥ずかしい台詞に照れた様子もないあたり恐ろしい。
>こうまでキッパリ言い切られると突っ込みにくいんですよね(笑)
>それがアメリアの武器かも…。
武器なのではないでしょうか…
いつだかリナさんも「世の中言いきった者勝ち」とか言っていましたし。
>>「お久しぶり、じゃない。
>> なにを考えているんだ?お前は。無鉄砲にもほどがあるぜ。
>> ……だいたい俺がいつお前の恋人になったんだ?」
>> しかめっ面で言う、ゼルガディス。
>ああっ、そんな酷い(笑)
>因みに私ゼルアメ好きです。
きっと照れてるだけです。ええ、そうですととも(笑)
ゼルアメ同志さんですねv
>> どこからか「いーねー若いもんは」とか聞えてきている。
>やっぱり他人事…(汗)
吟遊人とかがつくる唄よりリアルティーがあって面白い……はず。
>>「……わかったよ!待てばいいんだろ?待てば!」
>> 目がうるみ始めたアメリアを見て半ばやけくそ、といった感じで言うゼルガディス。
>あははは(笑)
>いいですね、こういうゼルガディス。
>なんだかんだ言いながら結局付き合ってくれる、ていうイメージがあります。
きっとだから苦労人。
>>「ありがとうございます!ゼルガディスさん!」
>>「おい…こんなことで抱きつくな…!」
>> もはや二人だけの世界を作り出している。
>青春だねぇ…(遠い目)
青春です〜…
>>「期限は三日だけじゃからのー。過ぎたら人質は殺すからのー」
>> ポツン、と一人残されたハミンガムが言うのだった。
>あ、このひと忘れてました(爆)
>ああ、微妙に影が薄い(笑)
ゼルアメを書くのに気を取られて忘れかけました(爆)
影の薄い黒幕…?

>>ーあとがきー
>> あれ?下書きはこんなバカップルじゃなかったはずですが…(汗)
>これはこれで楽しいのでOKです!
そうですかvv
>> それよりハミンガムの口調が違う気がします。
>うーん…余り気にならないと思います。
そこそこ台詞数はあるのに…難しい…
お爺さん口調を書き分けなければ…!
>> 色々な意味で問題ありまくりですね…。精進します。
>> それでは、また近いうちに!
>とても楽しいお話でした♪
>続き、すごく楽しみにしております。
>それではまたお逢い致しましょう♪
そのお言葉、嬉しい限りです♪
それではなるべく近いうちに会えるように頑張りますっ!