◆−卒業生の皆様へ (切なき手紙)−ねこめぐ (2004/3/8 21:29:04) No.16107


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16107卒業生の皆様へ (切なき手紙)ねこめぐ E-mail 2004/3/8 21:29:04


 ども、ゼルのを読んでくだすってる人が1人でもいらっしゃることで、安心して、詩に近い手紙を書きました。Fーぽぷりさんに、お送りしたのですが、(メールで。)本人が許可をとってくれたので、こちらにも投稿します。
 主人公(書き手)は、私と同じ、小4で、性格も似てます。っつーか、私にとって、卒業生のみなさんへの気持ちそのままです。
         では、御覧クダサイ。
@@@@@@@@@@@@@@あっとマーク!!@@@@@@@@@@@@@@@@

  卒業生の皆様へ

 このバスケットクラブを卒業される皆様、
 
 わたしは、とても寂しいんです。
 
 とても....辛いんです....
 
 コーチ、言ってましたよね、
『卒業は別れではない。始まり、つまり出会いである。』
 って。
 その言葉を聞いて、悲しかったのが、もっと悲しくなって、寂しくなって、泣きそうになっちゃったんです。でも....そしたら、あなた方がよけい、もっと、もっと、辛くて、悲しくて、寂しくて....だから、我慢したんです。歯を噛み縛って....辛いの、バレないようにって....がんばったんです。
 
 わたし、試合中の貴女達のこと、憧れてました。
 わかってます。辛い、辛い練習を乗り越えて、やっと、試合で勝てるんだって。
 いつも、笑顔でいるけれど、勉強の心配があって、土日のクラブなんて、やってられないんだと思います。でも、本当に、バスケが楽しいんだと、好きなんだと思います。...それに、私達に心配をかけないようにって....

 わたし、運動が苦手で、しかも、内気で高学年にとけ込めないんです。あなた方なら分かってると思うけど....だから、いつも声をかけてくれて、嬉しかったんです。
 
 年上の、新しい子がクラブに入って来て、基礎を教えるのが、私の仕事でした。あなた方の半分くらいも、大体は、私が教えたんだと思います...でも、今の5年生や皆さんより、ずっとはやく入ったのに、みんな、わたしをぬいて、先に行っちゃうんです。5年生が4年生、つまり、わたしが3年生だったときも、4年生は高学年と一緒に練習をやっていたけど、わたしたち、4年生になっても、そっちと一緒に練習できないんです。...レベルが....低いんだと思います....
 でも、もう5年生になります。高学年になるんです。あなた方は行ってしまうけど、高学年の、レベルの高い練習ができるんです。でも....何か、悲しい感じがするんです。低学年と練習ができないとか、そういうのじゃなくて....嬉しいはずなのに....
 
 行ってほしくない....
 
 沸き上がってくるこの気持ち、きっと、あなた方が居なくなってしまうってことが、寂しいからだと思います。
『たまには、練習見にくるから!』
その言葉聞いて、安心しました。
別れというのは、出会った時から決まっていた
 わたし、がんばります!
 辛い練習にも絶えるから!
 いつも、笑顔で居て、あなた達を超えるよう、努力するから、
おねがいだから、この思い、無駄にしないで!

 ....おねがいだから....

 
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 なんか、キザっぽくなってしまいました。....マジで、寂しいんです。
 皆さんの中でも、卒業生の方がいるなら、あなたの後輩から手紙だと思って読んでくれたらいいと思います。
 ま、そうゆうことで、さよなら〜