◆−誰もが一度は考えるネタ−流空澄 (2004/5/8 21:03:11) No.16360 ┣この前後話もあればぜひ読みたいです♪−花月 (2004/6/20 00:25:19) No.16480 ┗Reつっ続きが気になるうっ−アツキ (2004/6/23 23:44:13) No.16504
16360 | 誰もが一度は考えるネタ | 流空澄 | 2004/5/8 21:03:11 |
あえてやってみようシリーズ第一弾! トキクニの続きを書けるようになるまで、これで行こうと思います。 わたしの生活リズムがいちじるしく変りまくった事もあり、パソコンに触る時間や、ジャンル変えを考える事もあり、書けなくなったのです; わたしは、小説家志望(こんなんでか)で、現在富士見ファンタジアの締め切りに追われる身だったりもします。落選するんだろーなー(をい)。 待っている方には大変申し訳ありませんが(いるのか?)しばらくお待ちください…… 『ゼロスが赤ちゃんを抱いていたら』 ゼルはぷるぷると拳を握り締めていた。怒りに。 ゼロスはぷるぷると震えていた。恐怖に。 ぶんぶか首を左右に振りながらゼロスは言う。 「ご、五回です。いえ六回です!」 「ソレを言うなら誤解、だろう?」 ゼルは冷静に突っ込むと、腰にさしたブロードソードを抜き放つ。 きらっ、と昼の高い日差しを受け、鋭い光を放つ剣。 「どこからさらってきた? 怒らないから言ってみろ」 怒りたっぷりの声(ドスのききまくった)でゼロスを睨みつける。 ゼロスは血も涙もない魔族のくせに、一筋の汗をひたいに浮かべた。 ゼロスの抱いた赤ちゃんは、怖くて泣きもしなかった。 「さらってきてません。赤眼の魔王さまに誓って!」 誓う存在が神ではないところが魔族か。 「神に誓ってみろ」 ゼロスはさらに汗を流す。 ゼルは呪文の詠唱を始めた。間違いなく、アストラル・ヴァイン。ゼロスを斬るつもりでいるようだ。 「かっ! かっかっかっ神に誓ごあっ!」 ゼロスは言葉の途中で口から黒いものをどくどく吐き出した。 「ふん。所詮魔族か」 ゼロスは極端に精神ダメージに弱かった。 「ごふっ! でっ、ですがっ! ゼルガディスさんになら誓えますっ!」 「言ってみろ」 ゼロスは一息吸い込むと(芸が細かい)。 「愛していまーすっ!」 ゼルが抱き上げた赤ちゃんの鳴き声が、いやに耳障りだった。 オワリ |
16480 | この前後話もあればぜひ読みたいです♪ | 花月 | 2004/6/20 00:25:19 |
記事番号16360へのコメント 流空澄さま。 はじめまして、花月(カゲツ)と申します。 面白すぎるじゃないですか、本当に。スィーフィード様にも赤眼の魔王様にも誓って(ゼル・ゼロにでもいいですけども)、断言いたします。 これは、問答無用で、おもしろい!!! 楽しいのなんのって、もう、思いっきり笑いました。ゼロスサイド考えると、少し切ないですけど… これからもちょくちょく流空澄の作品を読みに参りますので、どうぞよろしくお願いします。 |
16504 | Reつっ続きが気になるうっ | アツキ | 2004/6/23 23:44:13 |
記事番号16360へのコメント はじめまして。アツキといいます。 面白すぎです!壊れたゼロスがまたいいです。 続きが見たいなぁ〜 |