◆−花月さんへ。遅くなりました……！（土下座）−流 空澄 (2004/8/9 18:52:34) No.16630 ┗お久し振りです−花月 (2004/8/21 12:26:02) No.16677
| 16630 | 花月さんへ。遅くなりました……！（土下座） | 流 空澄 | 2004/8/9 18:52:34 |
コメディのゼロス、ゼルガディスが登場し、シルフィールも出てくる話を。 と、いうことでしたので書かせていただきました。赤ん坊の続き……（おい） 遅くなって申し訳ございません（ひたすら土下座） 花月さん以外お持ち帰り不可ですよー。 問い１『「なんとかとバカは使いよう」 この意味を述べよ』 スタスタスタスタ…… ぽてぽてぽてぽて…… ほてほてほてほて…… これだけ違う足音をしている旅人グループには、滅多にお目にかかれないだろう。 一人、前をただひたすらスタスタ行く白尽くめ。 にこにこしながら、その後ろを付くおかっぱの黒い神官。 少々遅れて、赤ん坊を抱き、最後尾を行く黒髪の女は僧侶っぽい黒服。 「ゼルガディスさん。いいんですか？」 おかっぱ神官…ゼロスがこっそりと、白尽くめ…ゼルに耳打ちする。 「何がだ？」 わからない、という風にゼルは首をかしげた。 「シルフィールさんですよぉ。赤ちゃん預けちゃって……」 「いかに最強の黒魔術が使えても女だ。 オレが抱えているよりいいだろう」 「そりゃ……そーでしょうけど」 なお食い下がるゼロス。 「お前が抱くよりもよっぽどましだ。」 さっくりと言い切るゼルに、ゼロスはにまりっと口だけ笑って見せた。 「ちっ！ ゼルガディスさんとの子持ち生活に水さしやがって！ 消し炭にしてやろうか、ああんっ！？」 「！？」 「とまでは言いませんけど。やっぱり邪魔ですねｖ」 「わあああああああああああん」 「ああよしよし。パパが怖いんですねー」 シルフィール反撃に出る。 「誰があなたのパパですか！ 僕はゼルガディスさんのお嫁さんです！」 フォローになってない発言は慎みましょう。 「なお悪いわ！」 正論のツッコミは聞き入れてもらえないようです。 「うわあぁぇぁぁあぁんっ！」 「おなか減ったんですか！？ おトイレですか！？ ああっ！」 シルフィール反撃する暇がなくなりました。 「やっぱり僕じゃないとダメなんですよ！ ねえゼルガディスぱぱ」 やはり魔族ゼロス！ マイペースは崩さない！ 「だれがぱぱだだれがままだ。」 おおっと！ ゼルガディス壊れたぁぁっ！ 「あああああああああああああああああ！」 赤ん坊の泣き声ヒートアップだぁ！ 「ああ、もう私じゃ無理ですっ！ ぜ、ゼルガディスさんパァァ〜ス！」 シルフィール諦めたぁ！ ゼルガディスに選手交代！ 「なんで僕じゃないんですか！」 「魔族だからです！」 「僕はアノ子のままですよ！？」 「なに言ってるんですか！ 気違い魔族！」 「ふん。花嫁修業に黒魔術をやる僧侶がどこにいますか！」 「ここに居ますわ！」 以下延々。 「よしよし……うるさいのは放っておこうなあ」 「んあ……ああうー」 ゼルガディス、勝利。 | |||
| 16677 | お久し振りです | 花月 | 2004/8/21 12:26:02 |
| 記事番号16630へのコメント ご無沙汰しております。 せっかく描いていただいていたのに、すぐ読んでいなくて、返信遅くなってすみません。 お久しぶりなので、あらためて。 花月、または花月（＝ソーニャ＝）涼です。 持ち帰ってよろしいんですか!? さっそく大事に抱えて持ち帰りますｖ 花月はとても嬉しいです。 わがままなリクエストに対し、素敵なコメディを読ませていただきました。 シルフィールもいい味出してますね。ゼルも魅力たっぷりで、ゼロスの笑いのポイントを抑えた役柄も素晴しいです。 ……ああ、この赤ちゃん、いったいどこの子で、果たして女の子か、男の子なのでしょうか？ 実は竜族、だったり。 ――すみません。暑さと忙しさで花月の頭はオーバーヒートしてます。 でも、これを読んで、元気になれます。 ありがとうございました！ また、読ませてくださいね。 | |||