◆−ものぐさな自分へのお題。−紫清 月季花 (2004/9/2 18:57:49) No.16803 ┣『約束』−紫清 月季花 (2004/9/2 19:00:03) No.16804 ┣『手紙』−紫清 月季花 (2004/9/2 19:01:45) No.16805 ┃┗テンプレとしてありそうですね。−エモーション (2004/9/8 00:16:14) No.16824 ┃ ┗激しくレス返しが遅くなりました(滝汗)−紫清 月季花 (2004/9/28 12:04:28) No.16862 ┣『地図』−紫清 月季花 (2004/9/28 10:47:58) No.16861 ┣『言葉』−紫清 月季花 (2004/10/2 15:23:36) No.16865 ┗『歌』−紫清 月季花 (2004/11/27 10:05:47) No.16903
16803 | ものぐさな自分へのお題。 | 紫清 月季花 | 2004/9/2 18:57:49 |
・・・・きょろきょろっと右見て、左見て(物陰に隠れてる)・・・・よし。 えー・・・・・お久しぶりです、と言うより初めましての方のほうが増えてるかも;;; 謎の空飛ぶ怪奇植物です。 ・・・・じゃなくて、紫清 月季花です(^^; 今書いてる幾つかの話が中々上手く纏まらず、一年以上ほったらかし状態のものまである始末。 それぞれに続きを書きかけてはいるんですが、蝸牛の歩みよりもはるかに遅いペースになってます。 それでもって、気分転換とごちゃごちゃになってる、設定その他もろもろを頭から追い出して(って、追い出せるのか?)、お題を決めて何か書いてみようかと。 『約束』『手紙』『色』『季節』『笑顔』『地図』『歌』『言葉』 上記の8のお題を自分で決めて、何か書いてみようかなと。 全部書くか、二つ三つで終わかは分かりませんが。 では、この辺で。 |
16804 | 『約束』 | 紫清 月季花 | 2004/9/2 19:00:03 |
記事番号16803へのコメント ゆーびーきーりーげんまん うそついたら はりせんぼんのーます 何処かで子供が歌う。 その歌に、小さく苦笑する。 子供は歌のなかの“はりせんぼん”が何かは知らないだろう。 実際に針を千本も飲めないだろう、と言うよりそんな事をしたら普通なら傷害致傷。 立派な犯罪、間違っても人にやってはいけません。 もちろん動物さんにも。 話がそれた。 約束は守る為にするもの。 こっそりと城を抜け出し、町に出て羽を伸ばしていて、上記の歌が聞こえてきたのだ。 「針千本飲ーます・・・・って、千本数える方が大変なんじゃあ・・・・・;;」 アメリアは歌の歌詞に、しても意味の無い突込みを入れる。 遠い何処かを旅するあの人に、針を千本も飲ませる気は無い。 あの人の望みが叶おうと叶うまいと、自分のところに帰ってきてくれさえすればいい。 それは自分の望みであって、あの人の望みではないけれど・・・・。 ――帰ってきてくれる・・・約束したから・・・ 何年でも待つつもりだった、もしかしたら何十年、何百年とかかるかもしれない。 それでもあの人の帰りを待つつもりだ。 もっとも、そんな事を口にしようものなら、盛大な雷がそこらじゅうから降って来る事だろう。 「待ってます。 待つのは苦しい事ばかりじゃないですから」 そう呟くと、アメリアは空を見上げた。 この空の下のどこかにいるあの人を思って。 <了> あとがき。 うわっ、みぢか! まずは一つ目。 誰の事を思ってるかすぐに分かりますね。 |
16805 | 『手紙』 | 紫清 月季花 | 2004/9/2 19:01:45 |
記事番号16803へのコメント ┌───────────────── 拝啓 残暑の候 ――におかれては、毎日ご活躍の事と存じます。 さて、突然このような手紙に驚かれた事でしょう。 自分もこの様に貴方に手紙を差し上げる事があると は、思ってもいませんでした。 こうしてペンを走らせていると、何を書いてよいの か迷ってしまいます。 話したい事がたくさん有るのに、上手く言葉になら ず、それを文面で伝える事ができないのでしょう。 ああ、話が違う方向に行きかけてますね。 悪い癖です、これでは何時までたっても、本題に入 れませんね。 では改めて、こうしてお手紙を差し上げたのは、皆 様にまた会いたいと思い、集まる事ができたらと。 貴方に会う事ができたらと思うと、とても嬉しくな るのです。 それでは良いお返事をお待ちいたしております。 遠きこの地より、貴方の益々のご活躍をお祈りいた しております。 敬白 ――年――月――日 ―――― ―――――様 ─────────────────┘ まんま手紙だよ(汗) これじゃ・・・・ |
16824 | テンプレとしてありそうですね。 | エモーション E-mail | 2004/9/8 00:16:14 |
記事番号16805へのコメント 紫清 月季花さま、お久しぶりです&こんばんは。 お題にそった内容のお話を書く……というやつですね。 一つ目の「約束」……ゼルアメですね(^.^) アメリアが実に健気と言いますか、ゼル、さっさと戻ってあげなよと、 事情は分かっていてもそう言いたくなりますよね。 ふと思ったのが、「はりせんぼん飲ます」の「はりせんぼん」って、 やはり「針千本」のことなのかなと。 魚の「はりせんぼん」のことだと言う説もあったような気がしたので。 どっちしても、材料の調達及び実行がかなり大変そうですね。(^_^;) 待つことしか出来ないアメリアも切ないですが、 待たせているゼルも切ないだろうなと思いました。 二つ目の「手紙」 見た瞬間「テンプレとしてありそう!」と思いました。 ノリはアメリアがリナやその他の方々を、城へ招くための文面を練ったもの、 というところでしょうか。 個人的な書簡ならいざしらず、城へ招くとなると侍従達も招待状を確認するでしょうしね。 お話……頭では話ができているのに、どーしてもさくさく動いてくれない、 という時がありますよね。(^_^;) また、個人的なスケジュールもありますし、無理をなさらないようにして下さいね。 気長にお待ちしていますので。 それでは、今日はこの辺で失礼します。 |
16862 | 激しくレス返しが遅くなりました(滝汗) | 紫清 月季花 | 2004/9/28 12:04:28 |
記事番号16824へのコメント >紫清 月季花さま、お久しぶりです&こんばんは。 物凄く御久しぶりです。 >お題にそった内容のお話を書く……というやつですね。 巷でちらほら見かける「●●のお題」と言う奴ですね、ようは(^^; >一つ目の「約束」……ゼルアメですね(^.^) 何故かゼルアメに、書く前はフィリアの筈だったのが何時の間にかアメリアに;; こういう短編だとゼルアメの方が書き易いのかも知れません、私の場合。 >ふと思ったのが、「はりせんぼん飲ます」の「はりせんぼん」って、 >やはり「針千本」のことなのかなと。 >魚の「はりせんぼん」のことだと言う説もあったような気がしたので。 魚のはりせんぼんというのも、どこかで聞いた事があります。 ただ、針千本というと、何故か一緒に千人針も思い浮かんでしまうんです・・・・てか、自分年幾つだよ(汗) >どっちしても、材料の調達及び実行がかなり大変そうですね。(^_^;) >待つことしか出来ないアメリアも切ないですが、 >待たせているゼルも切ないだろうなと思いました。 どっちも辛いですよねえ。 >二つ目の「手紙」 >見た瞬間「テンプレとしてありそう!」と思いました。 多少いじってますが、手紙の書き方にそってます(笑) >ノリはアメリアがリナやその他の方々を、城へ招くための文面を練ったもの、 >というところでしょうか。 >個人的な書簡ならいざしらず、城へ招くとなると侍従達も招待状を確認するでしょうしね。 この文面だと、個人的な書簡になると思いますよ。 目上の人や改まった場合だと、謹啓と言う書き出しになりますし。 ただ、リナが相手だとこれでいいかもしれませんが、ガウリイだとまた違う文面になりそうです(笑) >お話……頭では話ができているのに、どーしてもさくさく動いてくれない、 >という時がありますよね。(^_^;) >また、個人的なスケジュールもありますし、無理をなさらないようにして下さいね。 幾つか話は思い浮かんでるのに中々先に進まないです(涙) 特に一年以上ほったらかしになってる『沙』は・・・・・ どのキャラにどの役割を与えるかで、話の印象が変わるだけに、難しいです(−−; >気長にお待ちしていますので。 ありがとうございます。 >それでは、今日はこの辺で失礼します。 レスありがとうございました。 |
16861 | 『地図』 | 紫清 月季花 | 2004/9/28 10:47:58 |
記事番号16803へのコメント 色あせ、所々擦り切れた古い古い巻物。 小さな少年が、屋根裏の物置から何か引っ張り出してきた。 それを、ゆり椅子にゆったりと座る豊かな白いひげの老人は、目を細め見やる。 「これなーに?」 小さな少年は老人へと見せる。 「んー・・・・ほお、これはまた随分古い者を持ち出したのお・・・・。 これはな、昔の地図じゃよ」 「地図?」 少年は小さく首をかしげる。 「とても昔の古い地図。 わしが生まれる遥か昔の地図じゃよ」 「おじいちゃんより?」 少年は零れ落ちそうなほど目を見開く。 「だって、おじいちゃん・・・・母様から聞いたけど、300歳以上なんでしょ??」 「ほっほっほっ(笑)」 老人はただ楽しそうに笑う。 「先代様、何笑ってごまかしてるんですか(呆)」 不意に聞こえた若々しい声に、老人と少年が振り返る。 そこには銀の髪の女性が、呆れた表情で二人を見ていた。 「母様」 「おお、メティス。 息災な様じゃな」 「先代様も“相変わらず”お元気なようで。 ゼル、屋根裏を引っ掻き回すのは止めてと言ったでしょう?」 メティスの言葉に、少年――ゼルガディスはしゅんとなる。 「まあ良いではないか。 あの時期の頃に比べれば・・・・随分と子供らしい事を、するようになったではないか」 「先代様・・・・それはそうなんですが・・・・」 くいくい。 老人は裾を引っ張られ視線を落とすと、ゼルガディスの不思議そうな顔がある。 「今代はこの子の事は知っておるのか?」 「いえ・・・・話しておりません。 今は、次の当主を選ぶ事に専念しておいでのようですから・・・・余計な心配事を耳に入れるわけには・・・」 「うむ・・・お主がそれでよいのなら、まあ仕方あるまい。 こればかりは、お主達親子の問題でもあるしな」 「・・・はい・・・」 大人たちに相手にしてもらえないゼルガディスは、何処からか持ち込んできたクレヨンで、地図に何か描き込みはじめた。 やがてそれに飽きたのか、それらを放り出すとパタパタと外へと出て行ってしまった。 「もう(怒)散らかして(怒) ・・・・何これ?」 地図の真ん中、海と思しきあたりに描かれていたのは、大きな帆船と何故か意味不明な謎の物体。 辛うじて、人の形に見えなくも無かったが・・・・。 「・・・・なんだと思います?これ・・・・」 「さあのう?描いた本人に聞いてみればよかろう」 そう言うと、老人はほっほと笑うだけだった。 いつか、船に乗って旅に出よう・・・・・大好きな人たち一緒に・・・・ <了> あとがき。 年齢不明姓名不明の老人・・・・推定年齢が一応“300歳”・・・・・何もんだよ(汗) いや、一応先々代のイモータルの当主だった筈が・・・・何故か推定300歳の化け物に;; 人間・・・・だよな一応(大汗) ゼルの年齢・・・・10歳は行ってないよなあ、この話の中じゃ・・・・・それにメティスはまだ当主じゃないし・・・・ 更に謎を自分で作ってしまったような気が(遠い目) |
16865 | 『言葉』 | 紫清 月季花 | 2004/10/2 15:23:36 |
記事番号16803へのコメント 言葉にしなければ伝わらないもの 言葉にしなくても伝わるもの 抜けるような青空と言うのだろうか、雲ひとつ無く深い色合いの空。 ぼんやりと空を見上げる男の口には、火をつける前のタバコ。 「火・・・つけないの?」 男はのんびりとした動座で、声の主を見る。 どこか呆れたような表情の少女、長い髪が時おりふく風に揺れる。 「んー・・・・もったいないしなあ・・・・・」 男のその言葉に、益々呆れたような表情になる。 「何がもったいないんだか。 吸わないんだったら、仕舞っときなさいよ、それこそ」 少女の言葉に男は小さく笑う。 「ま、俺の自由だろ?」 少女はその言葉にムッとしたようだが、付き合いきれないと言わんばかりに立ち去って行った。 「タバコですか?」 またも声をかけられ、男は億劫そうに首をめぐらす。 先程とは違う少女。 「火が付いてませんね」 「んー・・・面倒だし・・・」 男の答えに少女は少し顔を引き攣らせる。 面倒なら最初からタバコなど咥えなければいいのに。 「体に悪いものですから、このままタバコを吸うの止めちゃえば良いんですよ」 少女の言葉に「それもそうか」と呟き男は小さく笑う。 少女は釈然としない表情を浮かべながら、そのまま立ち去った。 「何を見ている?」 今日は本当によく人に会う。 今度はやや細身の男だ。 「んー・・・あれ」 そう言って男は真っ直ぐ空に指を向ける。 「落ちてきそうだな・・・」 「そうか? 吸い込まれそうだと思うけど」 それにしてもこの男、咥えタバコのまま随分綺麗に言葉を発している。 「人それぞれなんだろ」 細身の男の言葉に、タバコの男はああなるほどと思う。 細身の男は暫く空を眺めていた様だったが、何時の間にかいなくなっていた。 タバコを仕舞って起き上がると何処へとも無く男は歩き出した。 言葉にしなければ伝わらないもの 言葉にしなくても伝わるもの それを決めるのはきっと己自身 <了> あとがき。 意味不明なものが・・・・・(汗) 何処が『言葉』って話だよ? |
16903 | 『歌』 | 紫清 月季花 | 2004/11/27 10:05:47 |
記事番号16803へのコメント When I look into your eyes I realize That my love for you will never ever die Together for the rest of our lives I always want you here by my side アメリアが夜中ふと目が覚めたら、やわらかな歌声が聞こえてきた。 久々の野宿、リナとガウリイは完全に爆睡中。 きょろきょろと見回して、一人足りない事を確認する。 二人を起こさないようにそっと立ち上がると、歌声のするほうに歩き出す。 何も言わず 抱きしめた 貴方の 優しさを 忘れる日は ないの YOU ARE MY REASON TO BE それなりの距離歩くと、開けた場所に出る。 そこにはかなり大きな湖があり、湖岸には大小幾つかの岩が並んでいる。 そのうちの一つに、ぼんやりと夜空を見上げるように座る、探し人を見つける。 You are a dream come true You are everything to me You are so beautiful YOU ARE MY REASON TO BE めったに見れないというより、聞く事のできない歌声にアメリアは暫し思案すると、気付かれない位置に移動する。 けどやっぱり相手は歴戦の戦士なわけで、しっかりと気付かれていたらしく、そこで歌声は止まってしまった。 「何をしてるんだ? それとも起こしたか?」 こちらを見ることなくそう言われて、ばつが悪そうにアメリアはこそこそと出てくる。 「だって、あの<[ルガディスさんが歌ってるんですよ。 ものすごーく意外じゃないですか・・・・・で、何の歌なんですか? 私、聞いた事が無いですけど・・・」 そこでようやくゼルガディスは、アメリアの方に顔を向ける。 珍しすぎる事が起きる時は大挙して来るのか、穏やかな優しい笑みにアメリアは驚き同時に見惚れる。 「親父がよく歌ってたんだ・・・一人でいた頃はこいつをよく歌ってけどな・・・」 そう言うとまたぼんやりと視線を夜空に向ける。 「続きあるんですか? その歌」 「・・・・・・・・・って、聞いてるの? ラダ、その歌続きがあるんでしょ?聞かせてよ」 メティスの言葉にラダマンティスは苦笑する。 姉の友人の孫だという少女、自分と年は同じらしいのだが実感が無い。 「・・・しょうがないな・・・」 As I lay here all alone in my bed The thoughts of you keep runnin through my head When you're here the time goes by so fast The present disappears into the past 「でも、本当に意外です。 ゼルガディスさんが歌を歌うなんて」 「リナ達には黙っとけ、何を言われるか(ため息)」 Of all the prople in the Universe Who would ever guess I'd find you first I'm so lucky that you're here with me YOU ARE MY REASON TO BE 「でも、何処で覚えたの? 聞いた事が無い言語だし・・・」 「内緒」 You are a dream come true You are everything to me You are so beautiful YOU ARE MY REASON TO BE I never knew, how good it could Till I had you you loving me You are uh You are so beautiful to me You are everything to me YOU ARE MY REASON TO BE・・・・・・・ <了> ゼルとラダ氏が歌ってます。 で、この歌ですけど・・・・あるアニメ映画の曲です。 結構好きな曲なんですよ。 ただ、原曲は女性と男性が二人で交互に歌うような感じすけど・・・この曲わかる人いるだろうか? ではこの辺で。 硝子の続きはまだ途中書き・・・・(汗)ツリーが沈むまでには書き上げねば(大汗) |