◆−チェス−ルフラン (2004/10/21 13:25:30) No.16874
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16874チェスルフラン 2004/10/21 13:25:30




目の前に見えるのは剣をたずさえた1人の少女

そして、その手の中にあるのは小さな黒の王国

兵士から国王まで

すべて彼女の思いのままだ

僕の手の中には白の王国

僕はいつも彼女に負けていた

からかい半分で

『色を交換しよう』と言うと

彼女はムキになって変えようとはしなかった

彼女はチェスでもオセロでも

黒以外の色を使おうとはしなかった

どうしてだかは知らない

知らなくてもいいと思った


ある日

僕は彼女に勝った

嬉しかった

嬉しかったが

その日の彼女は少し違った

眼の前に横たわる白と黒の戦士を

愛しそうに

どこかさびしそうに見ていた

『どうしたんですか?』と声をかける

彼女は

『何でも無い』と一言だけ返し

涙が枯れはてるまで泣いたような紅い眼で

すでに終戦を迎えた白黒の大地を見つめた後

すぅ、と戦場を後にした

自分が考えた所で何も変わらない

僕はすぐそばで横たわる兵士達を箱におさめはじまた


それからすぐして

彼女が滅んだ

僕は1人

白と黒の戦士がきれいにならぶ

まだ戦いの始まらない大地を眺めていた

いくらここで待っても

もう・・・彼女は来ないのに・・・・・・・


『ただいまぁ!・・・・・あー疲れた・・・』

『お帰りなさい!待ってましたよ!』

『待ってましたって・・・またやるの?』

『当たり前ですよ!まだ一回も勝ってないんですから』

『ったく、ノーストもあきらめが悪いわよねー・・・・・・・・

 いいわ!相手をしてあげる、覚悟することね』

『シェーラこそ、首を洗って待っていてくださいね』














『雪と青バラはとても合います


 だけど気をつけて


 雪はしずくを流してはいけない


 じゃないと


 青バラは氷と共に


 砕けて光に消えてしまうから』




ずっと昔

冥軍の誰かが僕に教えてくれた

誰と誰の事を表しているのかはわかっていた

けど、あえて教えなかった


今 物語は本当になって



2つは はぐれたまま・・・・・




あとがき

久しぶりの作品、なんでかノースト君一人称
なんか最後の方、題と関係無いような・・・(汗
それもそのはず
なんせこれ

『雪と青バラは・・・(以下略)』

を書きたいがために書いたようなもんですもん(おい)

比喩的表現(に見えたらいいなぁ)にはまってしまったもんですから
というわけでクイズです

雪と青バラのところを解読してみてください

(クイズか・・・これ・・・?)

出来た人にはリク権プレゼント!

                             でわでわ!!


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16875クイズのヒントルフラン 2004/10/21 13:32:58
記事番号16874へのコメント


ヒント無しでは答えがいくつ出来るかわかんないので
ヒント作りました


氷・・・魔術(ラグ・ブレ)

光・・・混沌

しずく・・・ふとした思い(なんやねん、それ)


あとは雪と青バラさえわかれば
できる人はできます
できない人は誰をさしてるか・・・でもOKです!


                            でわでわ!!