◆−本編ほったらかしい〜(汗)−紫清 月季花 (2004/11/12 20:07:09) No.16893 ┣――硝子―― 継承する者させる者−紫清 月季花 (2004/11/12 20:14:03) No.16894 ┃┗隊長マンセー!! ハゼの干物売ってください(笑)−エモーション (2004/11/13 00:01:15) No.16895 ┃ ┗Re:隊長マンセー!! ハゼの干物売ってください(笑)−紫清 月季花 (2004/11/14 11:31:58) No.16896 ┗――硝子―― 継承する者させる者 2−紫清 月季花 (2004/11/14 11:33:34) No.16897 ┗隊長が活動開始ですね−エモーション (2004/11/14 23:57:24) No.16898 ┗Re:隊長が活動開始ですね−紫清 月季花 (2004/11/27 10:32:20) No.16904
16893 | 本編ほったらかしい〜(汗) | 紫清 月季花 | 2004/11/12 20:07:09 |
えー・・・怪奇植物です。 ラダ:何だ生きてたのか。 ほっといてください(遠い目) G種運命が始まってそっちが気になってのう・・・ ラダ:一部の者にしか分からん略しかたをするな;; 議長がねえ、シャ●かと思ったらな●もさんだった(笑) 声優さん一緒だし。 ラダ:聞けよ人の話。 堀秀行さんが出るんだよvvすっごい楽しみなんだよvv ラダ:フェ●ックス一●? そのイメージしか無いんかい!(怒) ほかにヒュンケルとか関羽とか・・・ ラダ:いや、関羽って;; それ知らない奴の方が多いって;;光栄のCDドラマだろ? そ、故塩沢兼人氏が出てて、出演者との対談とか収録されてたりするんだよ。 で、塩沢さんファーストガンダム(アムロが主人公のやつね)のことを「只のガンダム」って言って、古谷さんに「せめて『初代ガンダム』とか『元祖ガンダム』とか言って」とか言われてりするんだよな。 ラダ:何時の話だよ;; さあ? ラダ:ところで、この意味不明な前書きは何なんだ? おお、すっかり忘れるとこだったよ。 ラダ:(わすれるなよ) 「――硝子――」のシリーズで、一応ラダ氏たちじゃなくて・・・・・ ラダ:? ラダ氏たちの上司、隊長の話を書こうかと。 ラダ:名前決まったのか? 某機動警察(笑) ラダ:・・・・・・・・・・・・・・・・ ま、気にするな、そのうちラダ氏たちの同僚も出そうかと思ってるから。 では、気が向いたら読んで見て下さい。 |
16894 | ――硝子―― 継承する者させる者 | 紫清 月季花 | 2004/11/12 20:14:03 |
記事番号16893へのコメント ――硝子―― 継承する者させる者 ゼフィーリア、女王の統治による国王制の国である。 それは『永遠の女王』の言葉通り、代々の王は女性がなっているからでもある。 そして、手加減一発岩をも砕くの言葉あるように、やたらと強者が集まる国でもある。 余談だが、ゼフィーリアの騎士団の団員である騎士達は、何故か総騎士団長の姿を見たことが無かった。 しかも、団長の名前さえ知らなかった。 実際の騎士団長の顔と名前を知っているのは、女王とテンプルナイトの数名だけだとも言われていた。 「・・・テンプルナイトも随分欠員が出てるなあ・・・・」 ゴトーはお茶をすすりつつ、団員名簿を見ていた。 表向きの活動をする白騎士の数は、それほど減っていないが、もっぱら隠密活動が多い黒騎士の数が余り に少ない。 定員が白黒合わせて20名だが、今はその半数程である 「どうすっかなあ・・・・」 困ったように眉を寄せてはいるのだが、余り緊張感が感じられない為か、どうにも昼の定食を何にしよう か悩んでいる様にしか見えない。 「あいつらを入れてもいいけど・・・・まだ実務経験が足りないしねえ。 少なくとも後半年は必要かなあ・・・・」 一人ぶつぶつ言う様は、かなり不気味である。 「はあ・・・困ったもんだねえ」 「出張よろしく」 「まてやおっさん(怒)」 限りなく短い休暇の後、隊長室へと呼び出されたラダマンティス、ミーノス、アイアコス。 室内へと入るなり降ってきた上記の台詞に、気の短いアイアコスの突っ込みが飛ぶ。 一応上司ではあるが、何故かこの三人はしょっちゅう隊長を「おっさん」呼ばわりしている(笑) 「まあまあ、アイアコス。 とりあえず落ち着こう」 ミーノスが一応宥める。 「暫く休暇じゃ無かったんですか?」 ラダマンティスが無表情に訊く、何気に黒いオーラが見えたりもしてるし・・・・(汗) その様子に他の三名は僅かに顔を青くしている。 怖い・・・・めちゃめちゃ怖いです(汗) 「まあ、そうなんだけどね・・・断れなくってさ。 それに、お前らとは無関係とはいえないから」 隊長はそう言うと、にやりと唇の端を上げる。 その表情に胡散臭さを感じながらも、とりあえず三人は話だけは聞くことにした。 「いったようね。 何を考えているの?ゴトーさん」 「あ、シノブさん。 今日のお仕事もう終わりなの?」 三人が退室した後、のんびりお茶をすすっていた隊長・・・ゴトーは隊長室に入ってきた女性に、のんび りと声をかける。 「貴方があの三人に、随分目をかけているのは知っているわ。 なのにここ最近、まるで王都に居させるのが、嫌なんじゃないかと思えるような行動をと るわね」 シノブと呼ばれた女性は、ゴトーの席と反対側に着く。 普段騎士達が使うのは、王城に隣接するように建てられた施設を使っている。 そして隊長室は、各小隊の小隊長が三人ずつ使うように造られている。 この隊長室にも、机が三つ並んでいる。 この部屋を使っているのは、第一から第三までの各小隊長。 第一小隊の隊長は、シノブと呼ばれた女性。 フルネームを、シノブ=サウスクラウドといい、ラダマンティス達の直接の上司である第二小隊の隊長は、 レイズ=ゴトーと言う。 ちなみに、第三小隊の隊長は長期休暇で不在である。 一部の部下から、獅子舞だのナマハゲだのと呼ばれる事が、あるとか無いとか・・・・・別に、双子の弟 も、覇王になりたがる兄も、小鳥を殺すような兄も居ないとの事だが・・・・・ この方の他にも、仮面をつけて怪しげな笑みを浮かべていたりする方とかも、いるらしい・・・・・この 国の騎士って・・・・・・(汗) 「別にあいつらを王都から追い出してるわけじゃないさ。 それに今回の任務は、あいつらの身内からの依頼だったし・・・」 「あの∴齣ーから?」 「違うよ。 あの一族なら、こんなとこに依頼なんかしてこないよ。 自力でどうにかしちゃうでしょ」 「それもそうね。 でも、ならなんで身内なんて・・・・」 「血が繋がって無くても、身内って居るでしょ」 「・・・あ・・・」 言われて納得する。 「ま、あいつらにしてみれば、半分休暇みたいなもんだろうから。 のんびりして来て貰おうかな」 そう言うと、ゴトーは冷めかけたお茶をずずっと飲み干した。 「あ、そうそう。 テンプルナイトに欠員が出てるみたい」 何処までも気の抜けたゴトーの声に、シノブは一瞬反応が遅れる。 「あらそう?」 軽い物言いだが暗に、何故只の部隊長が、そんな事を知ってるのかと問うている。 「そうなの」 シノブの言いたい事が分かっていながら、それでもしれっとしているのには、流石に彼女も呆れた表情を 浮かべる。 「まあ、そのうち噂ぐらいは流れてくると思うよ」 そう言うと、ゴトーは部屋を出て行った。 所変わってラダマンティス達の部屋。 「えーと・・・・これを覚えろと?」 ラダマンティスはゴトーより手渡された資料に目を通しつつ、二人に確認している。 「うーん、ラダ君はまだ覚えてなかったんだ・・・」 「俺らはガキの頃から教え込まれてるから、知らない事の方が不思議だったけど・・・」 「これが普通の反応かもね」 「俺を置き去りにするな・・・・(怒)」 ラダマンティスが見ていたのは王家の資料。 簡単な家系図と共に、王位継承の順番やら何やらが書かれた物。 「説明いる?」 ミーノスがのほほんと聞けば、ラダマンティスは無言で頷く。 「じゃ、どっから説明しようか?」 「王位継承権を持っているのは、この六人だけか?」 「そうだよ。 女王と女王の兄弟の子・・・つまり女王の甥っ子、姪っ子に限り王位継承権が与えられる」 「女王の兄弟には無いのか?」 「無いよ。 継承者争いを少しでも減らす為らしいけど・・・うち(イモータル家)と比べると激しく甘いよねえ」 「ミーノスミーノス、うちと比べんなって(汗)」 ラダマンティスは二人の様子に呆れたし視線を向ける。 そして手元の資料に目を落とす。 その資料には次のように書かれていた。 ■ゼフィーリア王国(オーロ・ゼフィーリア家) アルジェントW(女王) ┝┳スクーロ王子(第五王位継承権) │┣アスール王女(第一王位継承権) │┗クラーロ王女(第二王位継承権) オエステ プラータ(女王の妹) ┝┳ヴェルデ王女(第三王位継承権) │┣ネーロ王子(第六王位継承権) │┗キアーロ王女(第四王位継承権) ヴェステン 特に女王制にしていると言う訳で無く、王家の男子の出生率が低い上に、 成人までもたない程、弱い子しか生まれない為でもある。 それに、王家や一部の貴族の中には、女性上位の考えもまだ根強くあり、 王位継承権は長女から順に与えられる。 例えば、第一子(長子)が男子(長男)であっても第二子が女子(長女) であれば、女子である第二子に第一継承権が行き、さらに第三子が女子(次女) であった場合は、第三子に第二継承権が与えられ、第一子(長男)は第三継承権となる。 結果、出生率が高く事故などで無い限り、ほぼ確実に成人する女子を上位につけ、 出生率も低く成人するかどうかも不確定な男子は、確実性に欠ける為に、 こう言った継承権を与えるシステムとなった。 そしてこれは、長い歴史の中で女王の国と言う固定したイメージを、 植え付ける要因となっているのは事実である。 「で、この資料から行けば、アスール王女が王位を継ぐんだろ?」 「今までどおりならね」 ミーノスが少し困った様な表情を浮かべている。 アイアコスも何処となしか居心地の悪そうな、話しにくそうな雰囲気を漂わせている。 「・・・・今ね、アスール王女とクラーロ王女との間で二つに分かれちゃってるんだ」 「?」 「貴族たちがね。 原因は・・・・」 「アスール王女?」 アイアコスの言葉を遮るように、ラダマンティスは簡単な答えを出す。 「あー・・・やっぱそう思う?」 ミーノスは何とも言い難そうな表情で問いで返す。 「扱いにくい君主は要らないって、思ってる輩がいるって事だよねえ。 それにヴィジュアルも大事だろうし・・・・」 現女王の第一王女アスール。 女王を補佐する程の高い知性と政治能力を持ち、国民の幸福こそが君主の幸福と信じいる人物。 現在の実質的な統治者と言っていい。 が・・・・・問題が無いわけではなかった。 自分こそが正しいと信じて疑わない様な部分があり、官吏たち文官の意見を無視する部分が多々見受けら れた。 それも若いが故の視野の狭さもあるのだろう。 だが、クラーロを時期女王に推す者達は、更に別の理由を用いてアスールの廃嫡を迫っている。 アスールは生れながら片足が不自由で杖を使っている、その上顔には酷い痣があり、普段は化粧で隠して いるが、貴族達の中で其れを知らぬ者は殆ど居なかった。 妹姫のクラーロは誰もが認めるほどの美貌の持ち主。 アスールと並び立った時、明らかにクラーロの方が華があり王に相応しく見えるのだ。 そしてクラーロ自身も聡明で、自分の得手不得手を正確に把握していた。 それは『姉の様な統治者になれない事、統治者に向いていない事を、誰よりも彼女自身≠ェ知っている』 と言うことだ。 「馬鹿馬鹿しい話だけどね、何の為に王位継承権なんてつけてると思ってんだろうね? 二つに割れてる貴族たちは」 ミーノスはうんざりと言わんばかりにため息をつく。 「王は貴族の駒でしかないって事さ・・・」 アイアコスが低く吐き捨てるように呟く。 「やな現実〜」 <続> あとがき。 とりあえず一話目。 続きは途中まで書けてるかな? 隊長目立ってないな、今のとこ;;; ツリーが落ちないうちに、何とか完結はさせるつもりです。 ではこのへんで。 |
16895 | 隊長マンセー!! ハゼの干物売ってください(笑) | エモーション E-mail | 2004/11/13 00:01:15 |
記事番号16894へのコメント お久しぶりです、こんばんは。 ラダマンティスさんとミーノスさん、アイアコスさんのまだ若き駆け出し時代の物語ですね♪ もう隊長の方々のお名前に……喜んでしまいました。 当然台詞もあの方々のお声で脳内に響いてます。 後○隊長も南○隊長も大好きです。ああ、隊長マンセーーーーー!!!!! (↑どうやら夏の猛暑でほどよく煮とけた脳みそが、まだ元に戻っていないらしい) >ゼフィーリア、女王の統治による国王制の国である。 >それは『永遠の女王』の言葉通り、代々の王は女性がなっているからでもある。 こちらでもゼフィーリアは女王統治の国なのですね。……あの称号だと、どうしても それしか想像できなくて……(^_^;) >余談だが、ゼフィーリアの騎士団の団員である騎士達は、何故か総騎士団長の姿を見たことが無かった。 >しかも、団長の名前さえ知らなかった。 >実際の騎士団長の顔と名前を知っているのは、女王とテンプルナイトの数名だけだとも言われていた。 ……こういう場合、案外昼行灯だの、窓際とか言われている人が実は……というのが 多いですよね。 >「・・・テンプルナイトも随分欠員が出てるなあ・・・・」 >ゴトーはお茶をすすりつつ、団員名簿を見ていた。 >表向きの活動をする白騎士の数は、それほど減っていないが、もっぱら隠密活動が多い黒騎士の数が余り >に少ない。 >定員が白黒合わせて20名だが、今はその半数程である この辺りのレベルになると、量よりも質が大切なのでしょうけれど……足りなすぎるのも 問題なのでしょうね。 >「暫く休暇じゃ無かったんですか?」 >ラダマンティスが無表情に訊く、何気に黒いオーラが見えたりもしてるし・・・・(汗) >その様子に他の三名は僅かに顔を青くしている。 >怖い・・・・めちゃめちゃ怖いです(汗) 上司を「おっさん」呼ばわり……。最低限の礼儀は保とうよ、ラダマンティスさんたち……(^_^;) そしていきなり立ち消えになった休暇に、とても怒っているラダマンティスさん……。 もしかしてメティさんとデートの約束でもしてたのかな? >そして隊長室は、各小隊の小隊長が三人ずつ使うように造られている。 >この隊長室にも、机が三つ並んでいる。 >この部屋を使っているのは、第一から第三までの各小隊長。 第一小隊、第二小隊、第三小隊……。すみません、これだけでも充分喜んでます。 >第一小隊の隊長は、シノブと呼ばれた女性。 >フルネームを、シノブ=サウスクラウドといい、ラダマンティス達の直接の上司である第二小隊の隊長は、 >レイズ=ゴトーと言う。 南○隊長はそのままという感じなのですね。ああ、嬉しいvvv(←特に南雲隊長のファン) >ちなみに、第三小隊の隊長は長期休暇で不在である。 >一部の部下から、獅子舞だのナマハゲだのと呼ばれる事が、あるとか無いとか・・・・・別に、双子の弟 >も、覇王になりたがる兄も、小鳥を殺すような兄も居ないとの事だが・・・・・ >この方の他にも、仮面をつけて怪しげな笑みを浮かべていたりする方とかも、いるらしい・・・・・この >国の騎士って・・・・・・(汗) 第三小隊はハー○ムさんですか(笑)そして仮面付けて怪しげな笑み……どなたでしょう……? >「あ、そうそう。 >テンプルナイトに欠員が出てるみたい」 >何処までも気の抜けたゴトーの声に、シノブは一瞬反応が遅れる。 >「あらそう?」 >軽い物言いだが暗に、何故只の部隊長が、そんな事を知ってるのかと問うている。 >「そうなの」 >シノブの言いたい事が分かっていながら、それでもしれっとしているのには、流石に彼女も呆れた表情を >浮かべる。 そりゃあ総騎士団長が(多分)……もごもご。 でもこの方なら、そうでなくても謎の情報ルートを持ってそうですね。 それも確実性の高いやつを。 >「うーん、ラダ君はまだ覚えてなかったんだ・・・」 >「俺らはガキの頃から教え込まれてるから、知らない事の方が不思議だったけど・・・」 >「これが普通の反応かもね」 >「俺を置き去りにするな・・・・(怒)」 >ラダマンティスが見ていたのは王家の資料。 >簡単な家系図と共に、王位継承の順番やら何やらが書かれた物。 この辺りは、さすがに生まれた環境による知識の差、になってしまうものですね。 貴族なら知っていて当然でも、庶民は知らなくて当然なものでしょうから。 >「女王の兄弟には無いのか?」 >「無いよ。 >継承者争いを少しでも減らす為らしいけど・・・うち(イモータル家)と比べると激しく甘いよねえ」 >「ミーノスミーノス、うちと比べんなって(汗)」 ……それはそうですよね(汗) > 特に女王制にしていると言う訳で無く、王家の男子の出生率が低い上に、 > 成人までもたない程、弱い子しか生まれない為でもある。 特に遺伝病というわけではないのに、何故かそうなる家系って確かにありますよね。 不思議なことに。 紫清 月季花さんの方では、そう言う理由で女王が続いているのですね。 >「馬鹿馬鹿しい話だけどね、何の為に王位継承権なんてつけてると思ってんだろうね? >二つに割れてる貴族たちは」 >ミーノスはうんざりと言わんばかりにため息をつく。 >「王は貴族の駒でしかないって事さ・・・」 >アイアコスが低く吐き捨てるように呟く。 ほとんど理想的な統治者であっても扱いづらい第一王女と、美しく聡明だが 扱いやすい第二王女。好き勝手したい貴族達としては、第二王女を担ぎたいということですか。 第二王女からすれば、その気がなければひたすら迷惑ですね。 かなり面倒な問題に関わることになった三人。何気にテンプルナイト入団試験も 兼ねてそうな感じですが、さてどう取り組んでいくのでしょうか。 また、ゴトー隊長は陰に日向に、どう動くのかなと、ちょっと期待してます。 それでは、今日はこの辺で失礼します。 続きを楽しみにお待ちしていますね。 |
16896 | Re:隊長マンセー!! ハゼの干物売ってください(笑) | 紫清 月季花 | 2004/11/14 11:31:58 |
記事番号16895へのコメント >お久しぶりです、こんばんは。 こんにちは、お久しぶりです。 >ラダマンティスさんとミーノスさん、アイアコスさんのまだ若き駆け出し時代の物語ですね♪ >もう隊長の方々のお名前に……喜んでしまいました。 >当然台詞もあの方々のお声で脳内に響いてます。 >後○隊長も南○隊長も大好きです。ああ、隊長マンセーーーーー!!!!! >(↑どうやら夏の猛暑でほどよく煮とけた脳みそが、まだ元に戻っていないらしい) 隊長の名前、結構前に決めたんですが、なかなか日の目を見ることが無くて(笑) あの二人の掛け合いが結構好きで、それでお二人の名前がこんなところに(^^; >>ゼフィーリア、女王の統治による国王制の国である。 >>それは『永遠の女王』の言葉通り、代々の王は女性がなっているからでもある。 > >こちらでもゼフィーリアは女王統治の国なのですね。……あの称号だと、どうしても >それしか想像できなくて……(^_^;) 私も、あの称号だと女王統治が続いてる国だろうなと思って(^^; >>余談だが、ゼフィーリアの騎士団の団員である騎士達は、何故か総騎士団長の姿を見たことが無かった。 >>しかも、団長の名前さえ知らなかった。 >>実際の騎士団長の顔と名前を知っているのは、女王とテンプルナイトの数名だけだとも言われていた。 > >……こういう場合、案外昼行灯だの、窓際とか言われている人が実は……というのが >多いですよね。 まあ、パターンでいけばそうなんですが・・・・ >>「・・・テンプルナイトも随分欠員が出てるなあ・・・・」 >>ゴトーはお茶をすすりつつ、団員名簿を見ていた。 >>表向きの活動をする白騎士の数は、それほど減っていないが、もっぱら隠密活動が多い黒騎士の数が余り >>に少ない。 >>定員が白黒合わせて20名だが、今はその半数程である > >この辺りのレベルになると、量よりも質が大切なのでしょうけれど……足りなすぎるのも >問題なのでしょうね。 テンプルナイトは完全に量より質です。 本編で説明するかもしれませんが、最低でもガウリイレベルの剣才の持ち主でなければなれませんから。 >>「暫く休暇じゃ無かったんですか?」 >>ラダマンティスが無表情に訊く、何気に黒いオーラが見えたりもしてるし・・・・(汗) >>その様子に他の三名は僅かに顔を青くしている。 >>怖い・・・・めちゃめちゃ怖いです(汗) > >上司を「おっさん」呼ばわり……。最低限の礼儀は保とうよ、ラダマンティスさんたち……(^_^;) 基本はちゃんと隊長って呼んでますけど、殆ど独立愚連隊状態ですから;; 第二小隊は(遠い目) >そしていきなり立ち消えになった休暇に、とても怒っているラダマンティスさん……。 >もしかしてメティさんとデートの約束でもしてたのかな? デートの約束、してたかもしれませんねえ・・・どっちみちつぶれてたろうけど( ̄ー ̄)(謎の笑みを浮かべてます) >>そして隊長室は、各小隊の小隊長が三人ずつ使うように造られている。 >>この隊長室にも、机が三つ並んでいる。 >>この部屋を使っているのは、第一から第三までの各小隊長。 > >第一小隊、第二小隊、第三小隊……。すみません、これだけでも充分喜んでます。 > >>第一小隊の隊長は、シノブと呼ばれた女性。 >>フルネームを、シノブ=サウスクラウドといい、ラダマンティス達の直接の上司である第二小隊の隊長は、 >>レイズ=ゴトーと言う。 > >南○隊長はそのままという感じなのですね。ああ、嬉しいvvv(←特に南雲隊長のファン) ああいう素敵な大人になりたいですよ。 南雲隊長素敵な方です。 >>ちなみに、第三小隊の隊長は長期休暇で不在である。 >>一部の部下から、獅子舞だのナマハゲだのと呼ばれる事が、あるとか無いとか・・・・・別に、双子の弟 >>も、覇王になりたがる兄も、小鳥を殺すような兄も居ないとの事だが・・・・・ >>この方の他にも、仮面をつけて怪しげな笑みを浮かべていたりする方とかも、いるらしい・・・・・この >>国の騎士って・・・・・・(汗) > >第三小隊はハー○ムさんですか(笑)そして仮面付けて怪しげな笑み……どなたでしょう……? 第三小隊の隊長はそのとーり(^^) 登場予定は今の所ないですけど。(いつか出したいかも) >>「あ、そうそう。 >>テンプルナイトに欠員が出てるみたい」 >>何処までも気の抜けたゴトーの声に、シノブは一瞬反応が遅れる。 >>「あらそう?」 >>軽い物言いだが暗に、何故只の部隊長が、そんな事を知ってるのかと問うている。 >>「そうなの」 >>シノブの言いたい事が分かっていながら、それでもしれっとしているのには、流石に彼女も呆れた表情を >>浮かべる。 > >そりゃあ総騎士団長が(多分)……もごもご。 >でもこの方なら、そうでなくても謎の情報ルートを持ってそうですね。 >それも確実性の高いやつを。 何で知ってるかもおいおい出していこうかと。 まあ、謎の多い方と言う事で。 >>「うーん、ラダ君はまだ覚えてなかったんだ・・・」 >>「俺らはガキの頃から教え込まれてるから、知らない事の方が不思議だったけど・・・」 >>「これが普通の反応かもね」 >>「俺を置き去りにするな・・・・(怒)」 >>ラダマンティスが見ていたのは王家の資料。 >>簡単な家系図と共に、王位継承の順番やら何やらが書かれた物。 > >この辺りは、さすがに生まれた環境による知識の差、になってしまうものですね。 >貴族なら知っていて当然でも、庶民は知らなくて当然なものでしょうから。 生まれた環境もあるでしょうが、貴族にとっては結構死活問題だったり。 >>「女王の兄弟には無いのか?」 >>「無いよ。 >>継承者争いを少しでも減らす為らしいけど・・・うち(イモータル家)と比べると激しく甘いよねえ」 >>「ミーノスミーノス、うちと比べんなって(汗)」 > >……それはそうですよね(汗) ですよね・・・(汗) >> 特に女王制にしていると言う訳で無く、王家の男子の出生率が低い上に、 >> 成人までもたない程、弱い子しか生まれない為でもある。 > >特に遺伝病というわけではないのに、何故かそうなる家系って確かにありますよね。 >不思議なことに。 >紫清 月季花さんの方では、そう言う理由で女王が続いているのですね。 私のところではこういう理由で女王が続いてます。 >>「馬鹿馬鹿しい話だけどね、何の為に王位継承権なんてつけてると思ってんだろうね? >>二つに割れてる貴族たちは」 >>ミーノスはうんざりと言わんばかりにため息をつく。 >>「王は貴族の駒でしかないって事さ・・・」 >>アイアコスが低く吐き捨てるように呟く。 > >ほとんど理想的な統治者であっても扱いづらい第一王女と、美しく聡明だが >扱いやすい第二王女。好き勝手したい貴族達としては、第二王女を担ぎたいということですか。 >第二王女からすれば、その気がなければひたすら迷惑ですね。 本当に貴族たちの思惑と、王女たちの思いはまったく別物で、当人たちにしてみれば、この上なくはた迷惑な話でしょう。 >かなり面倒な問題に関わることになった三人。何気にテンプルナイト入団試験も >兼ねてそうな感じですが、さてどう取り組んでいくのでしょうか。 >また、ゴトー隊長は陰に日向に、どう動くのかなと、ちょっと期待してます。 今回はゴトー隊長がメインなので、この先三人が出る予定は・・・・・・・・ないかも? ・・・まあ、ゴトー隊長が色々動き回る事になるでしょう。 >それでは、今日はこの辺で失礼します。 >続きを楽しみにお待ちしていますね。 感想ありがとうございました。 日に日に寒くなってきているので、風邪などひかれませんよう。 |
16897 | ――硝子―― 継承する者させる者 2 | 紫清 月季花 | 2004/11/14 11:33:34 |
記事番号16893へのコメント ――硝子―― 継承する者させる者 ゴトーはとある貴族の屋敷に来ていた。 ゼフィーリアの有力貴族、イモータル家の一族の一人、スピネル=ユピテル=イモータル。 年の頃ならニ十代後半と言った所だろう、この一族は基本的に美形が多いが、スピネルも例にもれずなか なかのハンサムだ。 癖の無い黒髪に褐色の肌、冷ややかな印象を与えるアイスブルーの瞳の持ち主。 「こんな形で会うとは思いませんでした。 これは陛下の命ですか?」 スピネルは静かな声で問い掛ける。 「まあ、半分は」 ゴトーは猫舌なのか、出されたお茶を冷まし冷まし答える。 「確認したかったんですよ。 一族の意思を」 「当主にお聞きになればよろしかろう?」 「いやーそれが・・・」 ゴトーは視線を泳がせる。 ――すっげー苦手なんですあの人(汗) 「苦手なんですね?」 スピネルは僅かに笑みを浮かべる。 「はあ、まあ正直言って」 「それで、私のところに? ユリウス殿でもいいと思うのだが?」 「いや、貴方の方が良いんですよ。 あいつ等とも年が近いし・・・ねえ」 そう言うと、ゴトー特有の微妙な笑みを浮かべる。 「それに、団長の居場所をご存じないかと思いまして?」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まだ戻ってないのか? あの女は・・・・」 口調こそ穏やかだが、スピネルのこめかみがぴくりと引き攣る。 現在の総騎士団長は女性・・・・スピネルの親戚筋にあたるのだが、放浪癖があって王宮に一年のうち数 日もいれば快挙と言うような人物なのだ。 と言うより、何故か歴代の団長たちは放浪癖があって、殆どの騎士たちは顔を見たことが無いという事態 になっている。 その為か、何時の間にか総騎士団長が代替わりしても、それすら知らない騎士もいたりするらしい・・・・・ 余談ではあるが、後に総騎士団長になるラダマンティスは、今までの団長たちに比べれば遥かに王宮にい る時間は長い。 「いやねえ、団長が戻ってこないもんだから、俺みたいな平社員がお仕事しなきゃならんのよ。 だからって、幾らなんでも将来の幹部候補だからって、あのお子様たちにゃちーとばっか無理でしょ」 ずずーとお茶をすするゴトーに、スピネルは何か言いかけるが小さく息を吐く事で止める。 目の前にいる男は本来なら、総騎士団長の地位に就いても可笑しくない程の能力の持ち主なのだ。 にもかかわらず、普段は縁側で日向ぼっこする老人のように、傍観を決め込んでいるのだ。 そうかと思えば、今回のように独自で動く事もあり、とにかく行動の読めない男だった。 「・・・彼らでは無理だと?」 「プルトンの双子は、大体の事情は分かってるとは思いますけどね。 グレイワーズが問題でしょう、貴族の事をあまり知らないようですから。 あいつらのこんな事で潰すわけにはいかないので」 やや襟を正すように喋るゴトーに、スピネルも頷く事で同意を示す。 プルトンの双子、ミーノスとアイアコスは幼い頃から知っている。 人間離れしまっくったこの一族にあって、なかなか高い能力を持っている。 その為当主候補に選ばれると与えられる、イモータルの名をもっている。 グレイワーズの名も、同じくイモータルの名をもつ、ジュノー家のメティスから聞かされている。 一度会って見たいとも思っていた。 「結論から言えば、我々一族が動く事は無い。 我ら一族の与える影響は大きい、誰か一人に肩入れすれば、それが全体の意思となってしまう。 国の大事である王位継承に関する事なら、なおさら我らは動かぬ。 その事はゴトー殿は良く分かっていると思ったのだが?」 「もちろん、自分はその事を解っています。 イモータルの名は、オーロ・ゼフィーリアの名よりも古く、内外への影響は計り知れない事は」 ――それでも、確認しておきたかった。 ゴトーはこれからするべき事を思うと、思考が暗くなっていくのを感じる。 この一族が動けば、それだけで王位継承に関する事はあっさり決着するのだ。 それが解っていて、彼らは動かないという。 それは彼らがあくまで王に仕える臣であると言う、意思表示でもあるのだ。 彼らの意思はむしろ臣下としては、正しい態度なのかもしれない、がそれは彼らが彼等たる所以でもある。 誰が王になっても、この一族が力を失う事は無い。 イモータルの名をゼフィーリアから消すことは、不可能といっていい。 それだけ、この国に対する彼らの影響が凄まじいのだが、それを理解しているからこそ、彼らは傍観する 事しかできないとも言えた。 「お邪魔しました。 何かあれば、お知恵を拝借しに来るかもしれません」 ゴトーはそれだけ言うと、礼もそこそこに立ち去っていった。 ――陛下のご意志を確認しておく必要があるな・・・ 外に出るなり深いため息をつく。 荒れ模様の宮廷に乗り込まねばならぬのを思うと、留守をしまくっている団長に恨み言をつらつらと言い たくなるのだった。 <続> あとがき。 二話目でございます。 イリアスの父ちゃん若いです(笑) ゼル:短いな。 気にするな。 ゼル:終われるのか? 終わらせますよ、もちろん;;(明後日の方を向いてます) ゼル:まあいい。 それで無くとも書きかけにして、放っておいている話がかなりあるからな。 あうぅぅぅ・・(−−; ゼル:じゃあ、この辺でな。 次もよろしく。 頑張って続き書きますよ(TT) |
16898 | 隊長が活動開始ですね | エモーション E-mail | 2004/11/14 23:57:24 |
記事番号16897へのコメント 紫清月季花さん、こんばんは。 第二話ですね♪ ゴトー隊長が動いていますね〜。 飄々と動いて、裏でしっかり押さえるところを押さえている、というところでしょうか。 ……ラダマンティスさんがパト劇場版の遊馬の如く「呪ってやる〜〜〜〜!!」と、 叫ばずに済むと良いのですが……。(何か知ったら叫びそう……(^_^;)) >ゴトーはとある貴族の屋敷に来ていた。 >ゼフィーリアの有力貴族、イモータル家の一族の一人、スピネル=ユピテル=イモータル。 >年の頃ならニ十代後半と言った所だろう、この一族は基本的に美形が多いが、スピネルも例にもれずなか >なかのハンサムだ。 イリアスさんのお父さんですね。えーっと……まだイリアスさんは生まれていない……のかな。 ゼルとイリアスさんは何歳違いでしたっけ? >「確認したかったんですよ。 >一族の意思を」 >「当主にお聞きになればよろしかろう?」 >「いやーそれが・・・」 >ゴトーは視線を泳がせる。 > >――すっげー苦手なんですあの人(汗) メティさんの前の当主さんですね。(そういえば下の方に書かれていましたよね。 コメントしなくてすみません) ゴトー隊長に「すっげー苦手」と言わせる……(汗) 何だかそれだけでも凄そうです。 >現在の総騎士団長は女性・・・・スピネルの親戚筋にあたるのだが、放浪癖があって王宮に一年のうち数 >日もいれば快挙と言うような人物なのだ。 >と言うより、何故か歴代の団長たちは放浪癖があって、殆どの騎士たちは顔を見たことが無いという事態 >になっている。 えーっと……実力主義と言っても、国としては勤務実態がない人物を、 総騎士団長に据えていて良いのでしょうか……(汗) 実は総団長自ら各国を回って、隠密行動しているとか?(^_^;) >目の前にいる男は本来なら、総騎士団長の地位に就いても可笑しくない程の能力の持ち主なのだ。 >にもかかわらず、普段は縁側で日向ぼっこする老人のように、傍観を決め込んでいるのだ。 >そうかと思えば、今回のように独自で動く事もあり、とにかく行動の読めない男だった。 >「・・・彼らでは無理だと?」 >「プルトンの双子は、大体の事情は分かってるとは思いますけどね。 >グレイワーズが問題でしょう、貴族の事をあまり知らないようですから。 >あいつらのこんな事で潰すわけにはいかないので」 ゴトー隊長は影で、総騎士団長の補佐のようなことをしているのでしょうか。 さりげなく、ラダマンティスさん達へのフォローを行っているゴトー隊長。 何だか難問を前に唸っている生徒たちを、ニコニコしながら見ている先生のようですね。 >ゴトーはこれからするべき事を思うと、思考が暗くなっていくのを感じる。 >この一族が動けば、それだけで王位継承に関する事はあっさり決着するのだ。 >それが解っていて、彼らは動かないという。 >それは彼らがあくまで王に仕える臣であると言う、意思表示でもあるのだ。 >彼らの意思はむしろ臣下としては、正しい態度なのかもしれない、がそれは彼らが彼等たる所以でもある。 >誰が王になっても、この一族が力を失う事は無い。 >イモータルの名をゼフィーリアから消すことは、不可能といっていい。 >それだけ、この国に対する彼らの影響が凄まじいのだが、それを理解しているからこそ、彼らは傍観する >事しかできないとも言えた。 確かにこれだけ力を持っていると、下手に動いたのでは、イモータル家が 王家を傀儡にしてしまうことになるので、動けないでしょうね。 別の側面から見れば、圧倒的すぎる分、第二王女擁立の思惑で動いている貴族達より、 質が悪いですし。 一族で実権を持っている者が、その辺りを認識していて、尚かつその気にならないのが、 この一族の凄いところだと思います。 >――陛下のご意志を確認しておく必要があるな・・・ > >外に出るなり深いため息をつく。 >荒れ模様の宮廷に乗り込まねばならぬのを思うと、留守をしまくっている団長に恨み言をつらつらと言い >たくなるのだった。 裏で回っているゴトー隊長にも、それ相応の苦労がある、と。 行動している内容は、かなり大変なものでしょうに、それをあまり感じさせないゴトー隊長。 いいなあ、隊長の本領発揮ですね♪ さて、要所要所を押さえる行動をとっているゴトー隊長。 次回は陛下の他にどこを回っていくのでしょうか。 また、おそらく〃表〃で動かされることになるであろう、ラダマンティスさん達。 何だか「がんばってください」というエールを送りたくなりました。 それでは、今日はこの辺で失礼します。 続きを楽しみにお待ちしていますね。 |
16904 | Re:隊長が活動開始ですね | 紫清 月季花 | 2004/11/27 10:32:20 |
記事番号16898へのコメント >紫清月季花さん、こんばんは。 > >第二話ですね♪ >ゴトー隊長が動いていますね〜。 >飄々と動いて、裏でしっかり押さえるところを押さえている、というところでしょうか。 >……ラダマンティスさんがパト劇場版の遊馬の如く「呪ってやる〜〜〜〜!!」と、 >叫ばずに済むと良いのですが……。(何か知ったら叫びそう……(^_^;)) レス返しが大変遅くなりました(汗) 第二話です。 一応、ラダ氏たちはまったくの別件で動いてる事になってますが、まったく無関係と言う事にはならないでしょう。 そちらの方はまた別の話として書くことになると思います。 遊馬如く叫ぶ事には・・・・・・ならないと思うのですが・・・・断言できない(汗) > >>ゴトーはとある貴族の屋敷に来ていた。 >>ゼフィーリアの有力貴族、イモータル家の一族の一人、スピネル=ユピテル=イモータル。 >>年の頃ならニ十代後半と言った所だろう、この一族は基本的に美形が多いが、スピネルも例にもれずなか >>なかのハンサムだ。 > >イリアスさんのお父さんですね。えーっと……まだイリアスさんは生まれていない……のかな。 >ゼルとイリアスさんは何歳違いでしたっけ? イリアス生まれてます。 ゼルとの年齢差、6歳くらいだったかな??? えーとこの時点だと、イリアスたぶん3歳くらいですね。 >>「確認したかったんですよ。 >>一族の意思を」 >>「当主にお聞きになればよろしかろう?」 >>「いやーそれが・・・」 >>ゴトーは視線を泳がせる。 >> >>――すっげー苦手なんですあの人(汗) > >メティさんの前の当主さんですね。(そういえば下の方に書かれていましたよね。 >コメントしなくてすみません) >ゴトー隊長に「すっげー苦手」と言わせる……(汗) >何だかそれだけでも凄そうです。 この時点での当主の登場予定は全くありません(^^; この時点で言えるのは、かなりイっちゃてる方かと;;; >>現在の総騎士団長は女性・・・・スピネルの親戚筋にあたるのだが、放浪癖があって王宮に一年のうち数 >>日もいれば快挙と言うような人物なのだ。 >>と言うより、何故か歴代の団長たちは放浪癖があって、殆どの騎士たちは顔を見たことが無いという事態 >>になっている。 > >えーっと……実力主義と言っても、国としては勤務実態がない人物を、 >総騎士団長に据えていて良いのでしょうか……(汗) >実は総団長自ら各国を回って、隠密行動しているとか?(^_^;) 一応趣味と実益かねて、放浪してます。 ラダ氏が城に行かないのは、たんなるサボりです(笑) >>目の前にいる男は本来なら、総騎士団長の地位に就いても可笑しくない程の能力の持ち主なのだ。 >>にもかかわらず、普段は縁側で日向ぼっこする老人のように、傍観を決め込んでいるのだ。 >>そうかと思えば、今回のように独自で動く事もあり、とにかく行動の読めない男だった。 >>「・・・彼らでは無理だと?」 >>「プルトンの双子は、大体の事情は分かってるとは思いますけどね。 >>グレイワーズが問題でしょう、貴族の事をあまり知らないようですから。 >>あいつらのこんな事で潰すわけにはいかないので」 > >ゴトー隊長は影で、総騎士団長の補佐のようなことをしているのでしょうか。 ゴトーの様に影で動く団員は他にもいますが、今回はゴトーが中心になって動いているんでしょう。 何事も一人でできることは限られてますから。 >さりげなく、ラダマンティスさん達へのフォローを行っているゴトー隊長。 >何だか難問を前に唸っている生徒たちを、ニコニコしながら見ている先生のようですね。 見ているだけ・・・ゴトーの場合本当に見ているだけで終わりそう;; >>ゴトーはこれからするべき事を思うと、思考が暗くなっていくのを感じる。 >>この一族が動けば、それだけで王位継承に関する事はあっさり決着するのだ。 >>それが解っていて、彼らは動かないという。 >>それは彼らがあくまで王に仕える臣であると言う、意思表示でもあるのだ。 >>彼らの意思はむしろ臣下としては、正しい態度なのかもしれない、がそれは彼らが彼等たる所以でもある。 >>誰が王になっても、この一族が力を失う事は無い。 >>イモータルの名をゼフィーリアから消すことは、不可能といっていい。 >>それだけ、この国に対する彼らの影響が凄まじいのだが、それを理解しているからこそ、彼らは傍観する >>事しかできないとも言えた。 > >確かにこれだけ力を持っていると、下手に動いたのでは、イモータル家が >王家を傀儡にしてしまうことになるので、動けないでしょうね。 >別の側面から見れば、圧倒的すぎる分、第二王女擁立の思惑で動いている貴族達より、 >質が悪いですし。 >一族で実権を持っている者が、その辺りを認識していて、尚かつその気にならないのが、 >この一族の凄いところだと思います。 下手に権力も能力も良識も持ってるから扱いが難しい方たち。 それがゴトーの感想でしょうね。 それに助けられたり、逆に面倒な事になったりするんでしょうね。 力があるというのも。考え物でしょうね >>――陛下のご意志を確認しておく必要があるな・・・ >> >>外に出るなり深いため息をつく。 >>荒れ模様の宮廷に乗り込まねばならぬのを思うと、留守をしまくっている団長に恨み言をつらつらと言い >>たくなるのだった。 > >裏で回っているゴトー隊長にも、それ相応の苦労がある、と。 >行動している内容は、かなり大変なものでしょうに、それをあまり感じさせないゴトー隊長。 >いいなあ、隊長の本領発揮ですね♪ 矢面に立って派手な大立ち回りより、裏に回ってこっそり罠はって、それにかかるのを見るのが好き、と言う部分があるんでしょうな・・・・この方は;; >さて、要所要所を押さえる行動をとっているゴトー隊長。 >次回は陛下の他にどこを回っていくのでしょうか。 >また、おそらく〃表〃で動かされることになるであろう、ラダマンティスさん達。 >何だか「がんばってください」というエールを送りたくなりました。 ゴトーが裏で動き回ってる間、ラダ氏たちは全く別件の『表向き』の仕事をしてます。 こっちはこっちで、結構重要な話になるとは思うのですが、それは別に書くことにしてます。 >それでは、今日はこの辺で失礼します。 >続きを楽しみにお待ちしていますね。 感想ありがとうございました。 だんだんと寒さが増してきてますから、風邪などひかれませんよう。 気をつけてくださいませ。 |