◆−ガーヴ愛の軌跡 その1−蛇乃衣 (2005/2/17 18:55:23) No.16964
 ┣ガーヴ愛の軌跡 その2−蛇乃衣 (2005/2/17 19:01:20) No.16965
 ┣ガーヴ愛の軌跡 その3−蛇乃衣 (2005/2/17 19:28:44) No.16967
 ┣ガーヴ愛の軌跡 その4−蛇乃衣 (2005/2/17 19:43:33) No.16968
 ┃┗Re:ガーヴ愛の軌跡 その4−パッチー (2005/2/18 21:06:46) No.16971
 ┃ ┗ありがとうございますv−蛇乃衣 (2005/2/19 00:34:38) No.16972
 ┗『CIV』裏設定*キャラプロフィール−蛇乃衣 (2005/2/17 19:58:07) No.16969


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16964ガーヴ愛の軌跡 その1蛇乃衣 2005/2/17 18:55:23


リ:本編どうなってんのよ。本編は。
蛇:いやぁ、死んじゃう予定だった人をやっぱり殺さないでおこうとしたら、話に大幅な変更と修正が必要になってしまって・・・
  何はともあれ、久しぶりの番外編、楽しんでいただけると嬉しいですv


*******


コンコンッ

軽いノックの音に、ベッドに横になっていたガーヴは、まぶたを上げた。
緩慢な動作で、シンプルというか殺風景な部屋を辿り扉を見る。
この部屋自体も数少ない調度品も、けして趣味は悪くないし、ゼロを二つ消したって安いとは言えやしないのだが……
良くも悪くも主の気質が染み付いてしまっているためか、なんとはなく無骨である。
良い悪いは好みの問題だが、ロココ調とは無縁の地ということだけは確かだ。

(…ヴァルか?)

この家(ちなみにマンション。最上階ワンフロアぶち抜き)にいるのは同居人のヴァルだけなので、自分の部屋に来るのも彼ぐらいなものである。
部下のラルタークや秘書のマゼンダならば、電話をいれてくるだろう。

「入りますね、ガーヴさん」

しかし、扉を開けたのは、ガーヴの予想外の――というより、予想したくない人物だった。
この風邪で寝込んでいるという状況で、まさに劇薬という言葉がぴったりと当てはまる。
レゾ=グレイワーズ――付き合いは長いが気が合うわけではない、悪友以上親友未満のオトモダチである。

「こんにちは。具合いの方はどうですか?」
「最悪だ」

嫌味なくらい完璧な微笑みを浮かべながら聞いてくる相手に、ガーヴは不機嫌も露に答えた。
ギロリと、大抵の者ならば怖じけついてしまう眼力で睨み付けるが、レゾは何処吹く風、まったくこたえた様子もない。

「なるほど。思ったよりも元気なようですね」

にこにこと言ってのける。

「…だいたい、なんでお前がいるんだよ。ここに」
「なぜって…見舞いに来たのですよ」
「ああ?見舞いだぁ?」
「そんなあからさまに怪しまないで下さい」

彼は部屋の反対側にあったスツールをベッドの脇までひっぱってくると、それに腰かけた。

「私だって、寝込んだのがあなただけだったら、自発的に来ませんよ。
 ヴァルさんにもうつってしまったのでしょう?大人が子供に風邪をうつしてしまうなんて。
 ゼルガディスが心配していましたし、こうして出張してきたわけです」
「あぁそうかい」

ガーヴは忌々しげに舌打ちをすると、ごろりと背を向いてしまった。
レゾはやれやれといったふうに肩をすくめる。

「あなたが人一倍頑丈なのは認めますけど、この寒い中、川の中に飛込んでは風邪だって引きますよ」
「…ヴァルから聞いたのか?」

ガーヴは少しだけ首を動かし、レゾをすがめで見上げる。

「いいえ、マゼンダさんからです。
 さすがに驚いたそうですよ。ストレスで気がふれたのかと」
「あんのおしゃべりが…」

こめかみをヒクヒクさるガーヴ。
そんな彼にレゾは苦笑し、

「そんな風に言うものではありませんよ。あなたを心配していらしたのですから……。
 それにしても、どうしてその様なことを?
 まさか、自殺願望があるほど、細い神経ではないでしょうに」
「……てめぇにゃ、関係ねぇよ」
「ふむ…まあ、確かに。ただの好奇心ですし、話したくなければ無理に訊きません」

あっさり引き下がったセリフが、気味悪い。
相手が相手なだけに、なおさらだ。

「ただ、真実を知らないと想像で補わなければならないわけで……」

レゾは一度言葉を区切り、

「たまたま誰か――具体的にはフィブリゾさんとかとの会話中に、たまたま今回のあなたの話が挙がって、河に落ちた原因を検証する時、フィブリゾさんがあまりよろしくない仮説を思い付いて言い張ったとしても、真実を知らない私は否定も肯定も出来ませんから、噂には尾ひれがつくものとはいえ、あなたの名誉が損なわれるのを黙って見ているのは、心が痛まないわけではないのですよ」

一息に語る。
淀みない清流のごとくすらすら言葉の羅列は発せられたが、内容が清流のごとく澄んでいるとは限らない。

「……てめぇ、なぁ……」

毛布を握り締める拳を、ふるふると震わせるガーヴ。
頭痛がするのは、けして風邪だけのせいではない。

「どうしました?顔が赤いですよ、ガーヴさん。熱が上がったのでは?」
(苛立ってんだよ!てめぇにな!!)

深く大きなため息一つと共にイライラを吐き出し、突沸をやりすごす。
ガーヴはこれでも、自分はレゾより精神的に大人だと思っている。
実際の年齢も上だが、三十路を越える今、精神、肉体両面において、差になるのは年ではなく鍛え方だとも思う。

もっとも、五十歩百歩との声もチラホラ上がっているのだが。

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16965ガーヴ愛の軌跡 その2蛇乃衣 2005/2/17 19:01:20
記事番号16964へのコメント


「―――指輪を落としちまったんだよ……」

しぶしぶ、ガーヴは事実を告げた。その表情を、まさに苦虫でも噛み潰したというのだろう。

「ほう、指輪を拾いに河へ…しかし指輪というと……?」

目の前の男に似付かわしくない品(オイオイ)にレゾは首を傾げ、次いでポンッと両手を打つ。

「ああ、あなたがダルヒィンさんに送ろうと用意したにも関わらず、未だにあなたの手元を離れたことがないあの指輪ですか」
「ごテーネーな解説ありがとうよ!そうだ!その指輪だよ!!」

よくまあこれだけ穏やかにこやかに、人の一番気にしているところをエグってくれるのか。
確信犯なら人が悪いが、無自覚ならば質が悪い。
真相は……しかし、もう、どちらでもいい。
受ける精神的ダメージはさして違いがないと、ガーヴは早々に悟っていた。。

「そうでしたか。大切な指輪のためなら、たとえ火の中真冬の河の中、ですよね。尊敬いたします」
「あーそりゃどーも」

気のない返事に、レゾは少し困ったような表情をした。

「私は正直、あなたをさして好きではありませんけどね、
 惚れ込んだ女性を思い続ける、あなたのそういう心意気は、本気で尊敬に値すると思っているのですよ?」
微笑を口の端に残しつつも、いたって真顔でレゾはガーヴを見据える。
てっきり、からかわれているだけだと受け取っていたガーヴは、内心驚いた。
殺し屋だったころのレゾは、人を誉めることなど――さらには他人に関心を持つことなど滅多になかった。
知り合ってからは長いが、初めは殺伐とした付き合いとも呼べぬ付き合いだったし、ここ三、四年ほど比較的深くなった交遊も、子供二人(ゼルとヴァル)を介してが多い。
知っているようで、互いに知らない部分だって多いはずだ。
自分が思っていたよりも少しいい奴だと、認識を改めなければいけないかもしれない。

「――まあ、そこまで惚れ込んでおきながら、なぜに関係を進展させられないのか、不思議というよりもむしろ哀れさを感じたりもしますが…」
「やっぱヤなヤローだなぁ!てめぇは!!」

……美しき友情は、どうにも築けそうにないらしい。
身を起こし肩を怒らすガーヴの視線を、レゾは苦笑とも嗤笑ともつかない笑みで受けとめる。

「やはり、あなたが他の女性何人もとお付き合いしているのが、いけないのでしょうねぇ」
「う゛……いや、それはだな、別に付き合うって程度のもんじゃねぇんだぜ?単なる遊びっつーか…」

ダルフィン本人がいるわけでもないのに、きまり悪げに目をそらし後頭を掻く。
そんなガーヴをしげしげと見ながら、レゾはほんの少し彼に同情した。

(惚れ込んだ相手が悪かったのかもしれませんね……)

仮に『大会社のCEO』という肩書きを抜いたとしても、ガーヴに言い寄る女は多いだろう。
一見すれば目に飛込む、燃えるような真っ赤な髪に、長身のがっしりとした体躯。
そして再見すれば、いかつい造形ながらも、彼が野生味あふれる美丈夫であることが知れる。
笑った時の顔など、なかなか愛嬌がある……らしい。
レゾにはガーヴの魅力がいまいち良く分からないのだが(分かろうともしないし)、世間一般的に『イイオトコ』の部類に入るのだろうとは思う。
しかし、思い人であるダルフィンだって、とびっきりの『イイオンナ』であり、なおかつ一癖も二癖も備えた、なまじっかな努力では落城出来ない女性なのだ。
それでも、押しの一手で気持を伝え続ければ、いずれ受け入れてもらえるかもしれない。
だが、いまさらという照れゆえか相手への配慮ゆえか己のプライドゆえか、ガーヴはそれをしないのだ。

(かといって、見切りをつけられるわけでもないのですよね…)

ただ一人に惚れ込んでしまったばかりに、前にも後にも動けない。
誰がつくしてくれても、湧くのは純粋な感謝だけだ。

(ダルフィンさんも嫌らっているわけではないのに―――むしろ……)

「自業自得、ですかね…」
「あん?」
「バカなんでしょう。バカ」
「んだとてめぇ!」
「思ったことを言ったまでです」
「そりゃあなおさらっ……!」

怒鳴りかけて、ガーヴはぐったりと脱力した。
レゾは「見舞い」に来たはずだ。
何故に、見舞われる自分がここまで疲労しなければならない?

「あー…ったく、てめぇはなにしに来たんだ?ああ?…帰れよ、もう」
「なにしにって……そうそう、ちゃんと具体的な目的があったんですよ」

少し待っていて下さいと言い残して、レゾは部屋を出ていった。

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16967ガーヴ愛の軌跡 その3蛇乃衣 2005/2/17 19:28:44
記事番号16964へのコメント


しばしして再び現れたレゾは、ワゴンに小さな土鍋、碗に匙を乗せてきた。

「あなたの様子を見て、食べるだけの体力があれば運んでこようと思っていたのです」

彼がフタを開けると、白い湯気が立ち上り、食欲を誘う香りが広がった。
ガーヴは湯気と香りの源と、レゾの顔とを見比べる。
それをどうとったのか、

「粥ですよ」

さすがにそれは分かる。
つやつやとろりと輝く、山吹色に色付いた米。
上に乗るのは、彩りの鮮やかさを失わぬ野菜類。
見た目、香りは完璧である。

「てめぇが作ったのか?」
「ええ、そうです。あ、大丈夫ですよ。栄養は考慮されていますが、毒も薬も入ってません」

私が先に食べてみせましょうか?と尋ねられ、ガーヴは首を横に振った。
自然な流れで毒味を申し出ないでもらいたいものである。

「うちにンな土鍋なんかあったか…?」
「途中で買いました。粥はやはり土鍋、とのことなので」

なんともマメなことである。

「この米の色は?」
「ペーストにしたカボチャが入っているんです」

後はですね…と材料を列ねながら、レゾは粥を碗によそい、ガーヴに渡した。
ガーヴは粥を匙でかき回すも、口に運ぼうとはしない。

「見事に野菜ばっかりだな…肉、入ってねぇのかよ。肉がよぉ」

子供のようであるが、ガーヴは野菜が全般的に好きではない。
トマトやピーマンといったものはまだいいのだが、キャベツやらほうれん草やら、いかにも『草』といった感じのものを、進んで食べたいとは思わない。
なんとなく、自分が馬や羊になってしまったような気がするのだ。
彼の己の好みに忠実に従った偏食ぶりは、ヴァルの涙ぐましい努力で改善の方向にある。
が、あくまで、“方向にある”だけなわけで。
せっかく作ってくれたのだから、と感謝の念が湧く相手でもなく。(むしろ、なにか企んでいやしないか不安)

「――いらねー…」

結論をだし、ナイトテーブルにごとり、と碗を置いた。
それが軽くこぼれないものだったならば、放り投げてしまいそうないい加減さである。

「そうですか…残念ですね…」

レゾは、そう言いつつも、さして残念そうでもない。

「せっかくオリジナルレシピを送って下さったのですけれどね……ダルフィンさんが」

ピクリ

ガーヴがわずかに、だが確かに反応した。

「食べたくないのならば、仕方がありませんね。ヴァルさんにだけ差し上げましょう」

ため息を一つ溢し、レゾは立ち上がると碗を手に取り――

「……なんですか?」

くるりと振り向き、レゾは赤い髪を見下ろした。

「あ〜…いや、なんつぅか…なんだ…あれだよ」

レゾの上着の裾を掴むことで彼の退室を阻んだガーヴは、意味を成さない単語を口に上らせる。

「だから、なんです?」
「…いや、なんだかんだいって、てめぇは怪我やら病気やらには詳しぃしよ。
 体に悪ぃもんは作らねぇだろ?それに、喰いモンには罪は無えし…」
「――で……?」
「―――……喰う」

ぼそりと呟いた彼に、レゾは満面の笑みを披露してみせた。
綺麗な、と評するのに抵抗はないが、優しいと評するには……毒気が強すぎる。

「プーアル茶も用意してあるんです。今、持ってきますね」


*******

レゾさんがいつもより多弁なような・・・

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16968ガーヴ愛の軌跡 その4蛇乃衣 2005/2/17 19:43:33
記事番号16964へのコメント

――その晩。レゾの私室にて――

チリリリリリンッ
チリリリリリンッ

古風な電話機のベルが、可愛らしくも急き立てる音で鳴り響く。
三度目のベルが鳴り終ったところで、レゾは受話器を取った。
ボトル・グリーンのそれは、ひんやりとした陶器製だ。

「こんばんは」

レゾは、誰から電話がかかってくるのを予め知っていたかように、親しみを込めた柔らかな挨拶をした。

「こんばんは、レゾ。そっちはもう夜なのね」

返ってきたのは、涼やかなソプラノ。
まるで穏やかな波の音のように、耳に染み入る美声である。

「ああ、今、上海でしたよね。“おはようございます”の方が、よろしかったでしょうか?ダルフィンさん」
「かまわないわ。私は“おはよう”よりも“こんばんは”の方が好きよ?」

アジアの朝日を浴びているのだろう相手は、喉の奥で笑ったらしい。
有名デザイナーであるダルフィンは、新しいインスピレーションを求めて、しばしば世界各地を旅行しているのだ。

「どうです?上海は」
「そうね、上々よ。歪みがあるけれど、華やかで。それにやっぱり、海が見えるところはいいわ」

彼女の家や別荘、仕事場に共通しているのは、潮風を感じることが出来るということだ。
海を見ると疲れがとれると、以前、ダルフィンは言っていた。

「それより、どう?お粥、うまく作れたかしら?」
「はい。とても詳しくレシピに書かれていましたからね。ちゃんと土鍋で作りましたし、プーアル茶も買いましたし」
「そうよ。あのお茶の苦味が一緒にあってこそ、完成と言えるの」

自信をにじませ、ダルフィンは言明した。

「で、食べさせてくれたんでしょう?ガーヴ、なにか言っていたかしら?」
「ええ…そうですね……」
「食べたわよね?正直に言ってくれないとイヤよ?」

言葉を濁したレゾに、畳み掛けるダルフィン。

「…不味いとは言っていませんが、美味しいとも言っていませんでした」
「――まあ……」
「ガーヴさん、野菜類が嫌いですから…」

いろいろ含みがありそうな一言に、一応、フォローのつもりで付け足してみる。
――が、

「ええ、知っているわ。それくらい」

まるで少女のような、弾んだ声音。
レゾの頭に、電話の向こうにいる麗人の、ひどく楽し気な顔が浮かんだ。

「いやはや……私ならば、ゼルガディスの好きなものを選んでしまいますね」
「あら、レゾは優しいのね」
「私は…あなたのような自信がないだけですよ」

苦笑がもれた。
沈黙が落ちる。
言葉のない時間。
遠く離れた相手が、同じ沈黙を共有している。
そう思うと、それはひどく貴重なものにも感じた。

「――――もしもね…」
「はい?」
「もしも、相手が自分をどれぐらい思っているか、本当に、正確に知る術があるなら、私はそれを探し求めてしまうわ。きっと」

なんと答えれば良いのか、適当なものが、レゾには思い付けなかった。
ただ、今ここに立って彼女の言葉を聞いたのが、自分ではなくて、赤髪の不器用な男なら良かったのにと、そう思った。
彼ではないから、彼女はこんなことを言ったのだろうけれど。

「ダルフィンさん」
「ん?なにかしら?」
「ガーヴさん、なんだかんだで、完食していましたし…それに」

慰めとかそういったものではなく、これは本当に感じたことだ。

「なあに?」
「これは私の主観なんですけれどね。彼、食べている時…とても、嬉しそうな顔をしていましたよ」

鮮やかな笑みというのは空気で伝わるものらしい。

“恋愛は先に惚れた方が負け”と、誰かが言っていた。
彼と彼女のどちらが先に惚れてしまったのか、それは分からないけれど、
勝負の行方は、ゆっくり見届けさせてもらおうとレゾは思う。

(早く私が「退屈出来る」ようになるといいですよね、ガーヴさん?)

心中で語りかけつつ、それは正直なところ、まだまだ先になりそうな気もするのである。


*******

何が書きたかったんだろうと、自問自答したくなりますね・・・
ガーヴさんとダルフィンさんの設定は結構前から考えていたのですが、本編には出しづらく、番外編にて初出場していただきました。
レゾさん視点の電話越しだったので、ダルフィンさんの描写があまり出来なかったのが心残りです。
まあ、最初はガーヴ&レゾの場面だけで終る予定だったのですが・・・
『CIV』は今のところ男女比率が偏っているので、ダルフィンさんには今後も頑張っていただきたいです。



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16971Re:ガーヴ愛の軌跡 その4パッチー 2005/2/18 21:06:46
記事番号16968へのコメント

初めまして&こんばんわ。パッチーです。
ガーヴ愛の軌跡、楽しく読ませていただきました!!
自分は元の作品>本編? を読んだことがないんですが、元のネタを知らなくてもとても楽しめる作品でした!
レゾとガーヴのコンビも、結構良いなぁ・・・って思ったりw
面白い作品を拝ませていただきました。本編の続き、楽しみにしています。
それでは 。短くてすみませんw

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16972ありがとうございますv蛇乃衣 2005/2/19 00:34:38
記事番号16971へのコメント

初めまして、そしてこんばんは、パッチー様。
読んで頂けて光栄ですv嬉しいです〜v

そうなんです。この「ガーヴ愛の軌跡」は、私が投稿させて頂いている『CIV』という話しの番外編なんです。
うっかり、タイトルに書き忘れてしまって・・・;
でも、本編を知らずとも楽しんで頂けたようなので良かったです(安堵)
『CIV』本編、そして番外編も数作あるので、もしよろしければ、そちらのほうも過去ログ探索で探してみて下さいませv(CM)
『CIV』で探索をかけていただけると、出ると思います(著者別登録まだなんです;しなくては・・・)

レス、本当にありがとうございました。
感謝の気持ちを込め、番外編レス一番のお礼に(なるのか・・・?)「蛇乃にリクエスト権」を贈呈させていただきます。
不使用・放棄可ですし、お気軽に使って下さいなv
リク内容は、『CIV』の設定でも、まったく関係ない話でもOKですので。(あ、ゼルアメはちょっと苦手なので、出来れば他のモノを・・・スミマセン;)
ただ、『CIV』の設定を使う場合、本編との関係上書けない部分が出てくるので、それはご了承下さい。
それでは失礼します〜。

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16969『CIV』裏設定*キャラプロフィール蛇乃衣 2005/2/17 19:58:07
記事番号16964へのコメント


ガーヴ=CD=キング
11月10日生まれ 蝎座 B型 36歳 赤髪、瞳は薄い茶
好き・得意なもの:辛いもの、スポーツ観戦、ストリートファイト
嫌い・苦手なもの:野菜類、花粉(じつは花粉症)、何考えているか分かりにくい奴

武器・防犯具等を扱う大会社『タォロン』のCEO。一応、ヴァルの保護者。
束縛を嫌い、自由主義。でも責任感もあるので、社長のお仕事はちゃんとこなします。
細やかな作業・計画は嫌いですが、部下がきっちりフォローしてくれているのです。信頼関係◎。
きっと子供の時はガキ大将だったに違いない!(笑)赤の他人のヴァルを引き取ったりと、情に脆い一面もあります。

数年前からダルフィンに片想い中です。本当は“両思い”なんでしょうが……あれですか。ル○ン三世と不○子お姉様のような関係?ん〜…ちょっと違いますね。
フィブリゾとは犬猿の仲。ビジネスでも組むのは稀。
レゾとはまあまあ……というよりも、性格は正反対に近いので合わないんですけど、レゾがダルフィンと仲が良いので、嫌われるのは得策ではないな、と(笑)得意先ですし。

付き合う人間を見れば当たり前かもしれませんが、彼も強いですよ。
腕力やら握力やら、純粋なパワーだけなら出場キャラ中No1!
スピードは、レゾにもそう引けをとりませんが、やや柔軟性、敏捷性に欠けますね。

イメージとしてはライオン!百獣の王!!(でも、マタタビには勝てないんですよねぇ…)
“男も惚れる男”って感じの人に書きたいんですけど、どぉにも上手くいきません(泣)
まあ、『愛の軌跡』では風邪だったってこともありますが(一緒に出てたのがレゾってのも大きな要因かも……)。
根が真面目(なはず)で“いい人”なばっかりに、特定の人種におちょくられやすいのですねぇ(遠い目)



ダルフィン=ウェル=オーシャン
2月7日生まれ 水瓶座  AB型 年齢不詳(ガーヴ、レゾの中間?) 黒髪碧眼
好き・得意なもの:海、音楽鑑賞、旅行、可愛らしいコ
嫌い・苦手なもの:乾燥地帯、退屈な時間

世界的にも有名なデザイナー。ブランド名は『ディープ・シー』
社での地位は会長。でも、経営にはあまり口を出しません。新しいデザインを生み出すことだけに集中したいんです。
元ステージモデル。今でもたまに、ステージに立つことがあります。

上にも記しましたが、レゾと仲が良いんです。
レゾが殺し屋だった時からの知り合い。というより、殺し屋として知り合いました。(ダルフィン嬢、若くしてなかなか深く幅広い交遊関係を持っていた様子)
恋人どうしのように振る舞う時もあります。でも、あくまで“ように”。単なる遊び、ガーヴ(たまにエリス含む)をからかっているのです(酷)。
性格が似ている、気が合うということもあるんですが、お互いがお互いの『一番』にならないことを了解しているというのが大きいですね。
ダルフィンにとって、レゾは弟のような存在なんです。男性として見ていない。まあ、レゾの方もそうですが。
レゾ+ダル+フィブと揃うと、毒舌バミューダ・トライアングル(嫌だなぁ…)

美人なだけに、多数のボーイフレンドがいるとかいないとか、噂は絶えません。真相はともかく、貢いでくれる人は多いでしょう(笑)

また、銃を使いこなすのは勿論、巧みな武術の使い手でもあります。パワーこそないものの、技術はかなりのもの。
愛用の扇で地に這わせた男は数知れず(怖)。
ピンヒールで地に沈めた男も数知れず(恐)。
リナにあるのは棘だけですが、ダルフィンには毒もあるようです。