◆−家族の写真 ACT 22 親バカと温泉と平穏と−十叶 夕海 (2006/2/2 00:22:31) No.17493
 ┣うわぁ!(いろんな意味で)−羅城 朱琉 (2006/2/9 17:00:45) No.17495
 ┃┗親馬鹿万歳!!−十叶 夕海 (2006/2/9 22:43:24) No.17498
 ┣家族の写真 ACT 23 されど平穏は縁遠く−十叶 夕海 (2006/3/6 11:34:49) No.17546
 ┣家族の写真 ACT24 薊姫守護六人衆 −十叶 夕海 (2006/3/22 01:50:32) No.17549
 ┃┗2話分まとめてで失礼します。−羅城 朱琉 (2006/3/22 13:17:13) No.17554
 ┃ ┗いえいえ、ありがとうございます。−十叶 夕海 (2006/3/23 00:00:06) No.17556
 ┗家族の写真 ACT 25 偶然の狂走曲(ラプソディ)−十叶 夕海 (2006/3/23 02:05:49) No.17559
  ┗これで何も起こらないほうが変(苦笑)−羅城 朱琉 (2006/3/23 09:25:32) No.17561
   ┗それがお約束ってもんです(苦笑)−十叶 夕海 (2006/3/24 00:07:37) No.17563


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17493家族の写真 ACT 22 親バカと温泉と平穏と十叶 夕海 2006/2/2 00:22:31





季節は春―。
時は、五月二日―。
場所は、日本で、関東地方から、車で1時間半ほどの一般道路―。
東北地方の入り口のほうの山間の町。
栄えてるわけでも、寂れてるでもないそんな街。
そんなあぶく町の外れのうたかた旅館。
―へ続く道。
一台のオフホワイトのワゴン車とサイドカ―付きのリッタ―オ−バ―のバイク。
ヴァリ−ド家の八人とレンシェルマの発案で、ルリイロもとい、竜胆紫苑の計八人である。
ア―クも、行くはずだったのだが、妹尾京介などの法事暴走の為、急遽、欠席。
その代わりが、紫苑であったのだが、何故彼かと言うと。
『いつも、ディスティアとエヴァンスがお世話になっているようですしね。』ということである。
ちなみに、その八人の車の後方に、リッタオ−バ−のバイクが二台付かず離れずついてきていた。






ここで先に、断っておくが、ディスティアの荷物には、二枚の特攻服が忍び込ませてある。
そして、ディスティアの服は、黒づくめだ。
・・・・なにはともあれ、≪温泉編≫スタ−ト!!



部屋割りは、もちろん男女別で、次のとおり!!!
ルピナス、ファラン、ディスティア、ナツメ、ルキウスの5人。
レンシェルマ、エヴァンス、アルト、紫苑の四人である。
ルキウスは、男の子ではあるが、一応と言うか赤ん坊の為、ママ(=ディスティア)から、離れたがらないのだ。


ところで、女性というのは、準備に時間が掛かる。
・・・・というわけで、男性陣五人(ルキウス含む)は、さきに、露天風呂に向かった。




SIDE:男性

かぽ〜ん
二つ並んだ内の片方の露天風呂の湯船に、エヴァンス以外の四人は、つかりまったりしていた。
紫苑は、元が無表情なせいとルキウスが、頭にしがみついている正でそうはあまり見えない。
「あう〜v(高い〜v)」
「ルキ、危ないから降りな。」
「う〜うぅ(や〜だっ)」
アルトが一応そう言って、引き剥がそうとするが、逆にしがみついて紫苑の頭髪にまでダメ―ジがいきそうである。
そして、遊んでもらっていると思ったのか、ルキウスは、紫苑の頭から、湯面に向かって頭から落ちた。
「危ナいでスよ?」
しかし、湯面ぎりぎりで紫苑が受け止めた。
それを、相手にして・・・・遊んでもらったと勘違いして、ルキウス自身は『きゃきゃvv』と喜んでいる。
「アルト、ルキウスを連れて隣りの湯船に行ってもらえますか?」
「分かったよ、父さん。
 ルキ、おいで。」
と、それまで、無言で愛しそうに目を細目ながら見ていたレンシェルマは、そう言って、意図的に二人きりになった。
ちなみに、この旅館、ヴァリ−ド家以外殆ど宿泊客がいない。
理由は、団体客の急なキャンセルの為らしい。
そのため、今もヴァリ−ド家以外の人間はいない。
「こうやって、話すのは初めてですね。
 紫苑君。」
「えエ。
 ソうですネ、≪ギルトマスタ―≫サン?」
「・・・・知っていましたか?」
紫苑の答えに、レンシェルマは苦笑つつ返した。
「エイレンサンに聞きマしタ。
 『親ッテ言うのハ、滑稽なクラいに、思エるのだネ』と言ッテましたヨ。」
「滑稽だというのは、自覚していますよ。
 娘を裏から守るために、情報を集めて売って買って操作して、それで何時の間にか、情報屋の元締めのような存在になってしまいましたからね。」
「イいえ、誰かヲ守リたイ、思う。
 いイ事でスよ。」
外見は、ともに二十代のの二人が、内容はともかくほのぼの話すのは、見ていて微笑ましいことだと思う。
しかし、それも、レンシェルマが次に振った話題で終わる。
「ところで、ディスティアと一緒にいる時間割合長いですよね、紫苑くん。」
「はイ、学友サン達の次クラいにハ。」
「では、ディスティアが好きな人に心当たりはないですか?」
「・・・・・はイ?」
「ディスティアが好きな人に心当たりはないですか?」
その質問には、さしも、紫苑も凍り付いてしまった。





二人の会話を聞いていたアルトは、ルキウス相手にか、それとも独り言かこう言葉を紡ぐ。
「父さんって、≪ギルトマスタ―≫って言われてても、知らないことが多いんだね。」
「あう〜?」
「でも、ディス姉さん気が付いているかな。
 彼が、二代目の・・・だって事。
 十五日が本当に楽しみだね。」
「あう、あうあ〜。」





そして、身体を洗い、一端内風呂に使っているエヴァンス。
(・・・・・・どうせ、ディス姉さんは、あの件でレスさんから頼まれてここ選んだだろうけど。)
とか、考えていたエヴァンスに、こう声を掛けるものがいた。
「よう、五代目親衛隊長兼特攻隊長、何シケた面してんだ?」
「シヴァ、もう少しノ―タリンなりに、賢い言い方あるのではいないですか?」
湯気の向こうには、髪をアップにした赤銀の髪と金貨身の男ガそれぞれ一人づつ。
「・・・・・・っ。」





                Next






―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+


気二なるところで終わりましたが、今回は、これでおしまいです。
と言うか、私自身時間が無いので、これで失礼します。


では、また次回。


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17495うわぁ!(いろんな意味で)羅城 朱琉 2006/2/9 17:00:45
記事番号17493へのコメント


朱琉:こんにちは!お久しぶりです。
アミイ:本当に『お久しぶり』ね。・・・・で、朱琉、何か言うことは?
朱琉:・・・・すみません。遅れました。ようやく、一番苦手な科目が終わったので・・・・
アミイ:じゃあ、まあ、これからはきちんとするのよ!?では、レス本文にいきましょうか。

>
>
>
>季節は春―。
>時は、五月二日―。
>場所は、日本で、関東地方から、車で1時間半ほどの一般道路―。
>東北地方の入り口のほうの山間の町。
>栄えてるわけでも、寂れてるでもないそんな街。
>そんなあぶく町の外れのうたかた旅館。
>―へ続く道。
>一台のオフホワイトのワゴン車とサイドカ―付きのリッタ―オ−バ―のバイク。
>ヴァリ−ド家の八人とレンシェルマの発案で、ルリイロもとい、竜胆紫苑の計八人である。
>ア―クも、行くはずだったのだが、妹尾京介などの法事暴走の為、急遽、欠席。
>その代わりが、紫苑であったのだが、何故彼かと言うと。
>『いつも、ディスティアとエヴァンスがお世話になっているようですしね。』ということである。
>ちなみに、その八人の車の後方に、リッタオ−バ−のバイクが二台付かず離れずついてきていた。
>
>
>
>
>
>
>ここで先に、断っておくが、ディスティアの荷物には、二枚の特攻服が忍び込ませてある。
>そして、ディスティアの服は、黒づくめだ。
>・・・・なにはともあれ、≪温泉編≫スタ−ト!!
朱琉:温泉編、開幕ですね!
アミイ:いいわねぇ、温泉。・・・・でも、このメンバーなら・・・・何か起こるのは『お約束』ねv
朱琉:んな、実もフタもない・・・・まあ、その通りかとは思いますが。

>
>
>
>部屋割りは、もちろん男女別で、次のとおり!!!
>ルピナス、ファラン、ディスティア、ナツメ、ルキウスの5人。
>レンシェルマ、エヴァンス、アルト、紫苑の四人である。
>ルキウスは、男の子ではあるが、一応と言うか赤ん坊の為、ママ(=ディスティア)から、離れたがらないのだ。
>
>
>ところで、女性というのは、準備に時間が掛かる。
>・・・・というわけで、男性陣五人(ルキウス含む)は、さきに、露天風呂に向かった。
>
>
>
>
>SIDE:男性
>
>かぽ〜ん
>二つ並んだ内の片方の露天風呂の湯船に、エヴァンス以外の四人は、つかりまったりしていた。
>紫苑は、元が無表情なせいとルキウスが、頭にしがみついている正でそうはあまり見えない。
>「あう〜v(高い〜v)」
>「ルキ、危ないから降りな。」
>「う〜うぅ(や〜だっ)」
>アルトが一応そう言って、引き剥がそうとするが、逆にしがみついて紫苑の頭髪にまでダメ―ジがいきそうである。
>そして、遊んでもらっていると思ったのか、ルキウスは、紫苑の頭から、湯面に向かって頭から落ちた。
>「危ナいでスよ?」
>しかし、湯面ぎりぎりで紫苑が受け止めた。
>それを、相手にして・・・・遊んでもらったと勘違いして、ルキウス自身は『きゃきゃvv』と喜んでいる。
アミイ:何というか・・・・平和ね。
朱琉:いいじゃないですか、平和。
アミイ:まあ、ね。・・・・あと、ルキウス君、かわいいわねv
朱琉:なんだか、はとこ(現在3歳)を思い出します。

>「アルト、ルキウスを連れて隣りの湯船に行ってもらえますか?」
>「分かったよ、父さん。
> ルキ、おいで。」
>と、それまで、無言で愛しそうに目を細目ながら見ていたレンシェルマは、そう言って、意図的に二人きりになった。
>ちなみに、この旅館、ヴァリ−ド家以外殆ど宿泊客がいない。
>理由は、団体客の急なキャンセルの為らしい。
>そのため、今もヴァリ−ド家以外の人間はいない。
>「こうやって、話すのは初めてですね。
> 紫苑君。」
>「えエ。
> ソうですネ、≪ギルトマスタ―≫サン?」
>「・・・・知っていましたか?」
>紫苑の答えに、レンシェルマは苦笑つつ返した。
朱琉:ええええぇぇぇっ!レンさんが《ギルトマスター》!?
アミイ:これはちょぉっと予想外だったわねぇ。アミリータさんもびっくり。

>「エイレンサンに聞きマしタ。
> 『親ッテ言うのハ、滑稽なクラいに、思エるのだネ』と言ッテましたヨ。」
>「滑稽だというのは、自覚していますよ。
> 娘を裏から守るために、情報を集めて売って買って操作して、それで何時の間にか、情報屋の元締めのような存在になってしまいましたからね。」
>「イいえ、誰かヲ守リたイ、思う。
> いイ事でスよ。」
>外見は、ともに二十代のの二人が、内容はともかくほのぼの話すのは、見ていて微笑ましいことだと思う。
>しかし、それも、レンシェルマが次に振った話題で終わる。
>「ところで、ディスティアと一緒にいる時間割合長いですよね、紫苑くん。」
>「はイ、学友サン達の次クラいにハ。」
>「では、ディスティアが好きな人に心当たりはないですか?」
>「・・・・・はイ?」
>「ディスティアが好きな人に心当たりはないですか?」
>その質問には、さしも、紫苑も凍り付いてしまった。
アミイ:パパさん・・・・やっぱり、気になるのはそこなのね(苦笑)
朱琉:まあ、親ですし。

>
>
>
>
>
>二人の会話を聞いていたアルトは、ルキウス相手にか、それとも独り言かこう言葉を紡ぐ。
>「父さんって、≪ギルトマスタ―≫って言われてても、知らないことが多いんだね。」
>「あう〜?」
>「でも、ディス姉さん気が付いているかな。
> 彼が、二代目の・・・だって事。
> 十五日が本当に楽しみだね。」
>「あう、あうあ〜。」
朱琉:本当に楽しみです!
アミイ:いろんな意味で・・・・ね。

>
>
>
>
>
>そして、身体を洗い、一端内風呂に使っているエヴァンス。
>(・・・・・・どうせ、ディス姉さんは、あの件でレスさんから頼まれてここ選んだだろうけど。)
>とか、考えていたエヴァンスに、こう声を掛けるものがいた。
>「よう、五代目親衛隊長兼特攻隊長、何シケた面してんだ?」
>「シヴァ、もう少しノ―タリンなりに、賢い言い方あるのではいないですか?」
>湯気の向こうには、髪をアップにした赤銀の髪と金貨身の男ガそれぞれ一人づつ。
>「・・・・・・っ。」
>
>
>
>
>
>                Next
>
>
>
>
>
>
>―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+
>
>
>気二なるところで終わりましたが、今回は、これでおしまいです。
>と言うか、私自身時間が無いので、これで失礼します。
>
>
>では、また次回。
朱琉:はい、では、また!
二人:また今度!
>
>

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17498親馬鹿万歳!!十叶 夕海 2006/2/9 22:43:24
記事番号17495へのコメント


>
>朱琉:こんにちは!お久しぶりです。
>アミイ:本当に『お久しぶり』ね。・・・・で、朱琉、何か言うことは?
>朱琉:・・・・すみません。遅れました。ようやく、一番苦手な科目が終わったので・・・・
>アミイ:じゃあ、まあ、これからはきちんとするのよ!?では、レス本文にいきましょうか。

ユア;いえいえいえ。ありがとうございます。
久遠:じゃ、返レス行きましょ。

>
>>
>>
>>
>>季節は春―。
>>時は、五月二日―。
>>場所は、日本で、関東地方から、車で1時間半ほどの一般道路―。
>>東北地方の入り口のほうの山間の町。
>>栄えてるわけでも、寂れてるでもないそんな街。
>>そんなあぶく町の外れのうたかた旅館。
>>―へ続く道。
>>一台のオフホワイトのワゴン車とサイドカ―付きのリッタ―オ−バ―のバイク。
>>ヴァリ−ド家の八人とレンシェルマの発案で、ルリイロもとい、竜胆紫苑の計八人である。
>>ア―クも、行くはずだったのだが、妹尾京介などの法事暴走の為、急遽、欠席。
>>その代わりが、紫苑であったのだが、何故彼かと言うと。
>>『いつも、ディスティアとエヴァンスがお世話になっているようですしね。』ということである。
>>ちなみに、その八人の車の後方に、リッタオ−バ−のバイクが二台付かず離れずついてきていた。
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>ここで先に、断っておくが、ディスティアの荷物には、二枚の特攻服が忍び込ませてある。
>>そして、ディスティアの服は、黒づくめだ。
>>・・・・なにはともあれ、≪温泉編≫スタ−ト!!
>朱琉:温泉編、開幕ですね!
>アミイ:いいわねぇ、温泉。・・・・でも、このメンバーなら・・・・何か起こるのは『お約束』ねv
>朱琉:んな、実もフタもない・・・・まあ、その通りかとは思いますが。

ユア;それでも、まだ、『日常』なんですよ。
久遠;割合日常風味よね。

>
>>
>>
>>
>>部屋割りは、もちろん男女別で、次のとおり!!!
>>ルピナス、ファラン、ディスティア、ナツメ、ルキウスの5人。
>>レンシェルマ、エヴァンス、アルト、紫苑の四人である。
>>ルキウスは、男の子ではあるが、一応と言うか赤ん坊の為、ママ(=ディスティア)から、離れたがらないのだ。
>>
>>
>>ところで、女性というのは、準備に時間が掛かる。
>>・・・・というわけで、男性陣五人(ルキウス含む)は、さきに、露天風呂に向かった。
>>
>>
>>
>>
>>SIDE:男性
>>
>>かぽ〜ん
>>二つ並んだ内の片方の露天風呂の湯船に、エヴァンス以外の四人は、つかりまったりしていた。
>>紫苑は、元が無表情なせいとルキウスが、頭にしがみついている正でそうはあまり見えない。
>>「あう〜v(高い〜v)」
>>「ルキ、危ないから降りな。」
>>「う〜うぅ(や〜だっ)」
>>アルトが一応そう言って、引き剥がそうとするが、逆にしがみついて紫苑の頭髪にまでダメ―ジがいきそうである。
>>そして、遊んでもらっていると思ったのか、ルキウスは、紫苑の頭から、湯面に向かって頭から落ちた。
>>「危ナいでスよ?」
>>しかし、湯面ぎりぎりで紫苑が受け止めた。
>>それを、相手にして・・・・遊んでもらったと勘違いして、ルキウス自身は『きゃきゃvv』と喜んでいる。
>アミイ:何というか・・・・平和ね。
>朱琉:いいじゃないですか、平和。
>アミイ:まあ、ね。・・・・あと、ルキウス君、かわいいわねv
>朱琉:なんだか、はとこ(現在3歳)を思い出します。

ユア;ほのぼのです。
久遠;一応、これは実際のお話。
ユア;私の又従姉弟が、お父さんに対して行った事でもあります。

>
>>「アルト、ルキウスを連れて隣りの湯船に行ってもらえますか?」
>>「分かったよ、父さん。
>> ルキ、おいで。」
>>と、それまで、無言で愛しそうに目を細目ながら見ていたレンシェルマは、そう言って、意図的に二人きりになった。
>>ちなみに、この旅館、ヴァリ−ド家以外殆ど宿泊客がいない。
>>理由は、団体客の急なキャンセルの為らしい。
>>そのため、今もヴァリ−ド家以外の人間はいない。
>>「こうやって、話すのは初めてですね。
>> 紫苑君。」
>>「えエ。
>> ソうですネ、≪ギルトマスタ―≫サン?」
>>「・・・・知っていましたか?」
>>紫苑の答えに、レンシェルマは苦笑つつ返した。
>朱琉:ええええぇぇぇっ!レンさんが《ギルトマスター》!?
>アミイ:これはちょぉっと予想外だったわねぇ。アミリータさんもびっくり。

ユア;作者として感無量です。
久遠;・・・それでも、この数年のお話なんだけどね。

>
>>「エイレンサンに聞きマしタ。
>> 『親ッテ言うのハ、滑稽なクラいに、思エるのだネ』と言ッテましたヨ。」
>>「滑稽だというのは、自覚していますよ。
>> 娘を裏から守るために、情報を集めて売って買って操作して、それで何時の間にか、情報屋の元締めのような存在になってしまいましたからね。」
>>「イいえ、誰かヲ守リたイ、思う。
>> いイ事でスよ。」
>>外見は、ともに二十代のの二人が、内容はともかくほのぼの話すのは、見ていて微笑ましいことだと思う。
>>しかし、それも、レンシェルマが次に振った話題で終わる。
>>「ところで、ディスティアと一緒にいる時間割合長いですよね、紫苑くん。」
>>「はイ、学友サン達の次クラいにハ。」
>>「では、ディスティアが好きな人に心当たりはないですか?」
>>「・・・・・はイ?」
>>「ディスティアが好きな人に心当たりはないですか?」
>>その質問には、さしも、紫苑も凍り付いてしまった。
>アミイ:パパさん・・・・やっぱり、気になるのはそこなのね(苦笑)
>朱琉:まあ、親ですし。

ユア;キャラ語りのレンさん文章は此処に起因します。
久遠;・・・本当、いい男。


>
>>
>>
>>
>>
>>
>>二人の会話を聞いていたアルトは、ルキウス相手にか、それとも独り言かこう言葉を紡ぐ。
>>「父さんって、≪ギルトマスタ―≫って言われてても、知らないことが多いんだね。」
>>「あう〜?」
>>「でも、ディス姉さん気が付いているかな。
>> 彼が、二代目の・・・だって事。
>> 十五日が本当に楽しみだね。」
>>「あう、あうあ〜。」
>朱琉:本当に楽しみです!
>アミイ:いろんな意味で・・・・ね。

ユア;なるべく早くいけるように頑張ります。
久遠;半数以上が、顔見知りなんで、変装合戦になりそう。


>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+
>>
>>
>>気二なるところで終わりましたが、今回は、これでおしまいです。
>>と言うか、私自身時間が無いので、これで失礼します。
>>
>>
>>では、また次回。
>朱琉:はい、では、また!
>二人:また今度!

ユア;ありがとうございました。
二人;では次回。



>>
>>
>

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17546家族の写真 ACT 23 されど平穏は縁遠く十叶 夕海 2006/3/6 11:34:49
記事番号17493へのコメント






SIDE;女性

「フツ−に、人で一杯の行楽もいいけど、こう言うのんびりもいいわね。」
「そうね。
 最近、店忙しかったし。」
「ほへぇ。」
「・・・気持ちいいです。」
ルピナス、ファラン、ディスティア、ナツメの四人は、露天風呂で、ぐてっとしながら、開放感を楽しんでいた。
「そういえば、何でここなの?
 近いけど、そんなに有名な温泉地じゃないよね。」
「・・・ああ、私が、父さんたちに勧めたのよ、ファラン姉さん。」
「誰に聞いたの?」
「レス・・・副長にね。」
「ああ、あの暴走族で、オカマで、女装好きで、両刀の。」
「そう。」
「ディス姉さん。」
「なに、ナツメ?」
ファランとディスティアの会話に、ナツメが不安そうにそう入ってきた。
「ディス姉さん、最近は、怪我はしてこないけど、痕残ってるね。」
「・・そうね。」
「無茶だけは・・・無茶だけはしないでください。」
「分かった。」
泣きそうなナツメに、ディスティアは、そう言って、微笑むしかなかった。




SIDE;エヴァンス


「≪梓瑠媚曾≫の二代目か?
 ・・・・ディス姉さんのスト−カ―の。」
「いや、今回は別件。」
「今、時乃市で、暴走族狩りが頻発しているのは知っていますね。」
「ああ。
 うちのメンバ−もやられてる。」
「それの犯人が、ここの暴走族チ−ムだということを、とある情報屋に聞きましてね。
 その余所者で大戯けモノのこれ以上時乃市で大きい顔をさせて溜まるものですか。」
「はいはい、ルガ−少し落ち着けって
 そっち、何人やられてる?
 こっちは、三十人。
 他のチ−ムでも、何人か、やられている。」
「こっちも似たようなもんだね。
 徒歩で帰る途中とかに単独でいるときにやられている。」
「そっか。」
などなど、一般人が聞いたら、一発で凍りつきそうな雰囲気で、そんな会話を交わしている。
「ところで、なんで、わざわざ現役の総長・副長がきてんの?」
「ふふふふふふっふ、それは、聞かないで下さい。
 私も、この馬鹿には、呆れているのですから。」









どうにか、シヴァが、湯上りのディスティアに会わずに済み。
夕食、談笑と時間は、穏やかに無事に過ぎ。
そして、打ち合わせどおり、午前0時過ぎ。
ディスティアは、黒のシャツにジ−パン、そして、琵琶奏でる天女の刺繍の特攻服姿。
紫苑は、深い藍地に青銀色の髪の天女と『薊姫ノ番犬』『不言必殺』『薊姫劇愛』などの文言が刺繍された特攻服姿。
一階ロビ−。
煌々と明りが灯り、しかいs、売店も閉まり、フロントで番頭の小仁井さんが居眠りする以外は、閑散とした一階ロビ−。
そのロビ−の一部に、ソファなどを置いて、待合ができるようにしたスペ−スがある。
そして、ソファに、一つの人影が。
黒のス−ツに、白地に銀で刺繍したマントと白の顔全体を覆う仮面姿の人物である。
「≪黒き聖母≫。
 あの件の情報です。
 報酬は、いつも通りに。」
「ありがとう、≪ギルトマスタ−≫。
 あと、レンシェルマ=ヴァリ−ドに、『朝食までに戻ります』と。」
「分かりました。
 伝えておきます。」
「・・・・そういえば、何で、今回は直接だったの?
 いつもは、メ−ルなのに。」
「たまたまですよ。
 ちょうど、友人にゆっくりとした休暇なら、ここがオススメだと言われまして。」
「・・・・なるほど。
 では、『五月十五日に』だそうです、≪死風舞の風舞姫≫から。」
など、会話を交わし、≪ギルトマスタ−≫から、 ディスティアは、封筒を受け取り、旅館の外に出て行った。
断っておこう。
ディスティアは、≪ギルトマスタ−≫=レンシェルマ=ヴァリ−ドだと言うことは、全然一切完璧完全に気付いていない。
「・・・・・ディスティアを守ってくださいね、紫苑くん・・・・・」







+−−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+



ユア:少し遅れましたが、『温泉編』Aです。
久遠;でも、次回は最低でも、バトルというか、暴走族絡みよね。
ユア;そうですね。
   ディスティア、数の暴力に屈服!?なノリですし。
久遠;そこまで、言うなら、予告しちゃえば?
ユア;しましょうか。


次回予告


かつてとは言え、配下を傷付けられ静かに怒るディスティアと紫苑。
溜まり場で、数分で、喧嘩場へとその場は変貌する。
しかし、いくら強くとも、多勢に無勢。
コンクリ−トの床に、血にまみれ押さえつけられるディスティア。
主君を人質に取られ、身動きできぬ番犬・紫苑。
影で暗躍し、絃を張り巡らせていた副長・レス嬢。
『長』と認めた護るべき愛すべき元総長のために集まる護衛衆。
さあ、かれらは、如何する。



ユア;ってナ感じです。
久遠:なるべく早く更新しましょうね。
ユア;ええ。もちろん。
二人;それでは、また次回。





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17549家族の写真 ACT24 薊姫守護六人衆 十叶 夕海 2006/3/22 01:50:32
記事番号17493へのコメント





「だろ〜。
 今度、アケミちゃんがいる店に連れってやるよ。」
「それ、マジか?
 でも、あの三代目一人ご時になぁ。」
「ホントッスか、兄貴?」
「なら、また時乃市の方のヘタレ共潰すか?」
などなど、知能の低そうな会話をする『蛇無厖武乱紅(じゃんぼふらんく)』のメンバ―総勢百五十人強。
そして、この場所は、温泉街がある場所の郊外のかなり規模の大きかった工場跡である。
「誰が、何処のヘタレどもを潰すって?」
「なんだぁ、お嬢ちゃん。
 ここは、お嬢ちゃんみたいな子が来る場所じゃねぇゼ?」
「まっ待てよ、シンジ。
 青銀の髪に、黒い特攻服って言ったら、『月天女』と『シルフィ―ダンサ―ズ連合』の先代だぜ?」
「へぇ、あの可愛い子ちゃんが?」
「うそだろ〜」
などなど、工場の一番大きな入り口から入ってきた女性と男性の二人組にそう声というざわめきがかけられる。
もちろん、挑発するような事を言ったのは、紫苑を連れたディスティアである。
「何の用だ。」
「・・・・・先々月からの時乃市の暴走族狩りの報復にきた。
 大人しく報復を受けろ。」
「よオする二、抵抗しナイで、ぶちノめサれて下さイ。」
「んな、こと聞けるかよ!!
 やっちまえぇ〜。」
ディスティアは、紫苑に引っ掻き回すことを頼むと、自身は、百五十人に向かって行く。
しかし、元々、多勢に無勢なのに加え、彼らは暴走族というよりは、愚連隊(喧嘩主体)に近いチ−ムなのだ。
そして、彼らの言う喧嘩は、所謂セコ卑怯な技が多いのだ。
それでも、一時間、二人は健闘した。
しかし、ディスティアは、腕や額から血をにじませた状態で地面に押さえつけられる。
「ディスティアサン!!」
「ククククッ・・・動くなよ、ノッポの兄ちゃん。
 こいつを放して欲しければ、動くなよ。」
と『蛇無厖武乱紅(じゃんぼふらんく)』の総長。
思い切り、小悪党である。
しかし、人質にされている当のディスティアは・・・・・・。
「あぁ―あ、これでレスに一つ貸しか。
 レス、灯獅朗、蓮児、ファルト、ジン、カエデ、シュウ、入ってきて。」
と、投げやりにそう言った。
「貸しは、ビタ―なチョコパウンドケ―キで良いでありんすよ、お嬢。」
正面からは、ス―ツの上に、長髪を簪で結い、真紅の特攻服姿のレス。
「ったく、法事を一週間伸ばした挙句、これかよ。
 能力でもなんでも使えっての。」
この声の主は、外見上は少年。
見るからに染めた銀色の髪と水色のカラコンを入れた身長・150センチジャストの二十二歳で成人男性の小鳥遊灯獅朗(たかなし・とうしろう)。
現在、≪雪兎(スノウラビット)≫七代目。
「そうもいかないでしょう。」
淡く微笑むは、自然な灰色に近いアッシュブロンドと赤茶の瞳のラフな服装に黒の特攻服姿の優男。
ファルト=ソロミネス。≪芭芙織麻都屠(バフォメット)≫所属。
「だよね、だよね、や〜い、シロ―ちゃんの考えなしぃ〜。」
ドピンクに染め、パ−マのかかった長い髪と元気そうな黒の瞳が印象的な少女のような小鳥遊灯獅朗の幼馴染みでもある女性。
原色の奇妙なセンスの服の上に、ピンクの特攻服。
遊佐楓(ゆさ・かえで)≪裂雅≫所属
「それにしても、俺たちの姫に、ヒデ〜ことしやがるな。」
黒髪で尻尾を作り、黒い瞳のごくふつう青年―しかし首の弥勒菩薩のイレズミがかすかな違和感を作る20代後半。
Tシャツにジ−パンの上から、袈裟を模した特攻服姿。
弥勒寺蓮児(みろくじ・れんじ)元・≪由風倶≫初代総長。
「というわけで、三代目護衛六人衆および、二代目副長、参上しました。」
レスのすぐ側に、黒髪黒瞳中肉中背の学ラン姿の年齢不詳の男。
香津美 秋市(かつみ しゅういち)所属なし ≪GREED≫先々代推薦。
「俺達、無駄?」
「ええ、かなり。
 とういうか、貴方の存在自体。」
レス達のさらに後方に、シヴァとルガ―。
自分の副長の言葉に真面目にへこむシヴァ。
『あのな、その無駄って言った存在に拾われたのお前だろ?』
などなど、ぼやくシヴァであった。
「ケツまくって、とっと逃げな。
 あの六人は、当時の連合内のそれぞれのリ−ダ−が、私のボディ―ガ―ドに付けてくれた猛者だから、全員ぷらすレスも揃った今なら、百五十人どころか、三百人相手にしてもひけはとらない。」
ディスティアは、そう最大限に投げ槍に言う。
何しろ、投げた槍が、見えないほどの投げ槍感なのだ。
「それに、時乃市最大規模の≪梓瑠媚曾≫の総長副長悪魔コンビも来てるしね。
 ・・・・・命捨てるきないなら、逃げたら?」
「ディス、そろそろいいでありんすか?」
「ど−ぞ。」
「ほな、行きましょ。
 紫苑は、ディスを奪還しなはったら、脱出して手当てしや。
 シヴァたちもどないです?」
「行くか。
 我が、姫君のために。」







結果、『蛇無厖武乱紅(じゃんぼふらんく)』は、チ−ムとして成り立たなくなった。
そして、≪シルフィ―ダンサ―ズ連合≫と≪梓瑠媚曾≫の悪名と言う名の名は上がった。





+++++――+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+


次のこのお話は、私が短大に行く為に引っ越した後の4月以降になるでしょう。


それでは、また。
27日までは、地元。のユアでした。



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175542話分まとめてで失礼します。羅城 朱琉 2006/3/22 13:17:13
記事番号17549へのコメント


 こんにちは、羅城 朱琉です。
 2話分纏めてな上短縮版・・・・。すみません、次はきっちりとレスします。

 さて、まずは前回分。
 のんびりしつつも、騒動がひたひたと寄ってくる感じが素敵です。そして、今回で半ば確信しましたが・・・・《ギルトマスター》・・・・もとい、レンさんこそが最強の人物なのでは!?と思っています。

 そして、今回分。
 ディス嬢大ピンチ!と、思いきや・・・・最終的に『蛇無厖武乱紅(じゃんぼふらんく)』の連中が可哀想にすら思えました。選択の余地がなかったとはいえ・・・・喧嘩売った・・・・改め、喧嘩買った相手が悪すぎでしたね、ご愁傷様です。

 何だかますます目が離せないです。気長に待っていますね。
 では、今回はこの辺で。

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17556いえいえ、ありがとうございます。十叶 夕海 2006/3/23 00:00:06
記事番号17554へのコメント


>
> こんにちは、羅城 朱琉です。
> 2話分纏めてな上短縮版・・・・。すみません、次はきっちりとレスします。
>
> さて、まずは前回分。
> のんびりしつつも、騒動がひたひたと寄ってくる感じが素敵です。そして、今回で半ば確信しましたが・・・・《ギルトマスター》・・・・もとい、レンさんこそが最強の人物なのでは!?と思っています。

カも知れません、総合力で。
彼なりの覚悟の結果です!!

>
> そして、今回分。
> ディス嬢大ピンチ!と、思いきや・・・・最終的に『蛇無厖武乱紅(じゃんぼふらんく)』の連中が可哀想にすら思えました。選択の余地がなかったとはいえ・・・・喧嘩売った・・・・改め、喧嘩買った相手が悪すぎでしたね、ご愁傷様です。

ええ、彼らは喧嘩を買った相手が悪すぎました。
御冥福を祈ります。

>
> 何だかますます目が離せないです。気長に待っていますね。
> では、今回はこの辺で。


はい、ありがとうございました。

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17559家族の写真 ACT 25 偶然の狂走曲(ラプソディ)十叶 夕海 2006/3/23 02:05:49
記事番号17493へのコメント





明けて、翌日。
ディスティアと紫苑は、仲良く寝不足になりながらも、ショッピングモ−ル・あわぶくに、ルピナスを除く七人で繰り出した。
ちなみに、ルピナスが行かない理由は、『温泉街に来たんだし、他の温泉も堪能するの〜』ということ。
外見は若くても、やはり歳相応。



ナツメを着せ替え人形如く、試着をさせてる最中のディスティアとレンシェルマ。
「まだ〜?」
「腹減った。」
「そうだよ、ディス姉ぇ、もうすぐ昼はんだよ。」
「あう〜。」
「あぁと、じゃあ、≪ジョ―カ−≫言ってて。
 エヴァ、その洋服屋の場所わかるよね?」
「いいの?
 縄張り荒らして。」
「いいの、しばらく、『蛇無厖武乱紅(じゃんぼふらんく)』は、再起不能だから。」







「やメてくだサイ!!」
「私服持ってないでしょ?
 持ってるのって、ツンツルテンのジャ−ジと作ってもらったスラックスとワイシャツぐらいでしょ?」
「そウですガ!!」
≪ジョ―カ−≫は、大人のおもちゃ屋と特殊サイズの服屋と暴走族御用達の店を足して2で割ったのような店である。
そこで、手足の長く身長がありすぎる紫苑のために、オ−ダ―メイドでカジュアルチックな服を作ってあげようと、ディスティアは奮闘していた。
ちなみに、アルトは、それを見物。
レンシェルマとエヴァンス、ナツメ、ルキウスは、隣りのシルバ―アクセ専門店に行っている。
「紫苑さん、人間諦めが大切だよ?」
「イヤでス。」
「・・・・ディス姉ぇ、『力』で押さえつけていい?」
「ダメ。
 何処で誰が見ているか分からない」
アルトの提案を思案の間もなく、一蹴したディスティア。
「すみません、この写真の人、ここに来てませんか?」
「・・・ラ―ナさん!?」
「ヴァリ−ドくん?」
とそのとき、ラ―ナこと、アリエス=オルフェ―ゼ=ラ―ナが店に入ってきた。
ちなみに、アルトより、年齢の上で一歳年上で、アルトの同級生でクラスメイトであり、同じく学級委員である。
「姉さん、何で、ラ―ナさんが?しかも、姉さんの写真を持って?」
「ディスティアさん、何故アルトくんが?」
とほぼ同時に、両方から。
それに対して、ディスティアは、悪戯っぽくこう言った。
「秘密。
 一緒にご飯食べましょ、そのあと話すわ。」
(気が付いてもらわないとね。)と内心では何かをたくらんでいた。
「ったく、三代目。
 店にも、他の客にも迷惑になってんぞ。」
「だよね。シロ―ちゃんも珍しく、正論言ってんだし。」
「珍しくとは、小鳥遊くんに失礼でしょう。
 カエデさん?」
「よぉ、そこの可愛い子ちゃんは、誰だ、ディス姫?」
其処へやってきたのは、上から、灯獅朗、楓、ファルト、蓮児である。
それぞれ、ディスティア護衛六人衆の一角を担っている。
もちろん、特攻服は脱いでいるが。
「・・・一回出よっか。」


「雪詠先生?」
「フェンテェンさん?」
シルバ―アクセ屋の方では、ヴィヴィアンのオ―ブと同系統の形のペンダントをナツメに『どうですか』と聞こうとした体制のままレンシェルマが固まっていた。
「副長の知り合いですか?」
と無表情に、シュウ。
それに、少々固まっていたレスは我に返り、
「ええ。
 編集をいるでありんすよ。」
「ふ〜ん、そう言えば、ジンは?
 昨日も、言葉発さないで喧嘩にだけ、参加していたっぽいけど?」
ジンというのは、≪帝車≫に所属する風変わりな少女である。
少々、極度の人嫌いでもある。
「温泉公園の方にいくって言うてはりました。」
「フェンテンさんも、休暇ですか?」
「似たようなもんでありんすね。
 ディスちゃんは?」
「隣りのようですよ?」
「そうないですか。
 ・・・昼一緒しません?
 団体用の部屋を近くの創作和洋食レストラン予約とってありはりますん。」
「いいんですか?」
「かまいまへん。
 一時間後ぐらいの予約やし、いまから、連絡しとけば大丈夫でありんす。」



・・・・・とこうして、暴走族チ―ム六人と

ヴァリ−ド家の七人とアリエスの合計14人での昼食となった。

どうなるのか?

・・・・・・というかこのメンバ―で何か起こらない方がおかしいだろう?



―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+


ユア;どうもです。
久遠:そういえば、ショッピングモ−ル・あわぶくは、モデルがあるのよね。
ユア;そうですね、石川県・金沢市は、香林坊がモデルです。
   実際に、ヴィヴィアンのオ−ブと同系統のペンダントを売っていたシルバ―アクセ屋は、実在します。
久遠;友人が、買ったのよね。
   『NANA』にはまっている。
ユア;そうですね。


ユア:では、こんどこそ、引越し準備の為、おそらく小説2の更新は、再来週以降でしょう。
久遠;またお会いする日まで?
二人;ともかく、また次回。


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17561これで何も起こらないほうが変(苦笑)羅城 朱琉 2006/3/23 09:25:32
記事番号17559へのコメント


朱琉:こんにちは!早速ですが、レスです。

>
>
>
>
>明けて、翌日。
>ディスティアと紫苑は、仲良く寝不足になりながらも、ショッピングモ−ル・あわぶくに、ルピナスを除く七人で繰り出した。
>ちなみに、ルピナスが行かない理由は、『温泉街に来たんだし、他の温泉も堪能するの〜』ということ。
>外見は若くても、やはり歳相応。
朱琉:ルピナスお母さん・・・・実年齢が知りたいような気も・・・・
アミイ:何言ってるのよ!?温泉に年齢は関係ないわ!実際、温泉大好きな18歳が身近にいるでしょ。
朱琉:まあ、確かに。

>
>
>
>ナツメを着せ替え人形如く、試着をさせてる最中のディスティアとレンシェルマ。
>「まだ〜?」
>「腹減った。」
>「そうだよ、ディス姉ぇ、もうすぐ昼はんだよ。」
>「あう〜。」
>「あぁと、じゃあ、≪ジョ―カ−≫言ってて。
> エヴァ、その洋服屋の場所わかるよね?」
>「いいの?
> 縄張り荒らして。」
>「いいの、しばらく、『蛇無厖武乱紅(じゃんぼふらんく)』は、再起不能だから。」
朱琉:・・・・数珠もって供養に行ってあげたくなるようなやられ方だったことでしょう・・・・。
アミイ:自業自得よ。にしても、ナツメちゃん着せ替えは楽しそうねぇvおねーさんも参加したいわv
朱琉:・・・・私、ファッションセンス無いから、見学希望・・・・
アミイ:それでも、見にはくるのね。

>
>
>
>
>
>
>
>「やメてくだサイ!!」
>「私服持ってないでしょ?
> 持ってるのって、ツンツルテンのジャ−ジと作ってもらったスラックスとワイシャツぐらいでしょ?」
>「そウですガ!!」
>≪ジョ―カ−≫は、大人のおもちゃ屋と特殊サイズの服屋と暴走族御用達の店を足して2で割ったのような店である。
>そこで、手足の長く身長がありすぎる紫苑のために、オ−ダ―メイドでカジュアルチックな服を作ってあげようと、ディスティアは奮闘していた。
>ちなみに、アルトは、それを見物。
>レンシェルマとエヴァンス、ナツメ、ルキウスは、隣りのシルバ―アクセ専門店に行っている。
朱琉:紫苑君・・・・ひょっとして、無頓着?
アミイ:ディスちゃんに迷惑かけたくない、ってことじゃないの?何にしろ、服装は一応整えたほうがいいわよ。隣にいるディスちゃんのためにも・・・・ね。
朱琉:何ですかその意味ありげな言葉は!?

>「紫苑さん、人間諦めが大切だよ?」
>「イヤでス。」
>「・・・・ディス姉ぇ、『力』で押さえつけていい?」
>「ダメ。
> 何処で誰が見ているか分からない」
>アルトの提案を思案の間もなく、一蹴したディスティア。
>「すみません、この写真の人、ここに来てませんか?」
>「・・・ラ―ナさん!?」
>「ヴァリ−ドくん?」
>とそのとき、ラ―ナこと、アリエス=オルフェ―ゼ=ラ―ナが店に入ってきた。
>ちなみに、アルトより、年齢の上で一歳年上で、アルトの同級生でクラスメイトであり、同じく学級委員である。
朱琉:えぇぇぇぇっ!!!!?
アミイ:アリエスちゃん、来てたのね・・・・(驚)

>「姉さん、何で、ラ―ナさんが?しかも、姉さんの写真を持って?」
>「ディスティアさん、何故アルトくんが?」
>とほぼ同時に、両方から。
>それに対して、ディスティアは、悪戯っぽくこう言った。
>「秘密。
> 一緒にご飯食べましょ、そのあと話すわ。」
>(気が付いてもらわないとね。)と内心では何かをたくらんでいた。
朱琉:うわぁ!何かたくらんでるディス嬢万歳!
アミイ:朱琉・・・・いくらものすごく驚いたからって、理性を吹っ飛ばすのはやめなさいって。

>「ったく、三代目。
> 店にも、他の客にも迷惑になってんぞ。」
>「だよね。シロ―ちゃんも珍しく、正論言ってんだし。」
>「珍しくとは、小鳥遊くんに失礼でしょう。
> カエデさん?」
>「よぉ、そこの可愛い子ちゃんは、誰だ、ディス姫?」
>其処へやってきたのは、上から、灯獅朗、楓、ファルト、蓮児である。
>それぞれ、ディスティア護衛六人衆の一角を担っている。
>もちろん、特攻服は脱いでいるが。
>「・・・一回出よっか。」
>
>
>「雪詠先生?」
>「フェンテェンさん?」
>シルバ―アクセ屋の方では、ヴィヴィアンのオ―ブと同系統の形のペンダントをナツメに『どうですか』と聞こうとした体制のままレンシェルマが固まっていた。
>「副長の知り合いですか?」
>と無表情に、シュウ。
>それに、少々固まっていたレスは我に返り、
>「ええ。
> 編集をいるでありんすよ。」
>「ふ〜ん、そう言えば、ジンは?
> 昨日も、言葉発さないで喧嘩にだけ、参加していたっぽいけど?」
>ジンというのは、≪帝車≫に所属する風変わりな少女である。
>少々、極度の人嫌いでもある。
>「温泉公園の方にいくって言うてはりました。」
>「フェンテンさんも、休暇ですか?」
>「似たようなもんでありんすね。
> ディスちゃんは?」
>「隣りのようですよ?」
>「そうないですか。
> ・・・昼一緒しません?
> 団体用の部屋を近くの創作和洋食レストラン予約とってありはりますん。」
>「いいんですか?」
>「かまいまへん。
> 一時間後ぐらいの予約やし、いまから、連絡しとけば大丈夫でありんす。」
>
>
>
>・・・・・とこうして、暴走族チ―ム六人と
>
>ヴァリ−ド家の七人とアリエスの合計14人での昼食となった。
>
>どうなるのか?
>
>・・・・・・というかこのメンバ―で何か起こらない方がおかしいだろう?
アミイ:確かに、そうそうたる顔ぶれね。
朱琉:一体、何が起こるやら、と思うと、顔が笑みの形になって仕方ありません。

>
>
>
>―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+
>
>
>ユア;どうもです。
>久遠:そういえば、ショッピングモ−ル・あわぶくは、モデルがあるのよね。
>ユア;そうですね、石川県・金沢市は、香林坊がモデルです。
>   実際に、ヴィヴィアンのオ−ブと同系統のペンダントを売っていたシルバ―アクセ屋は、実在します。
>久遠;友人が、買ったのよね。
>   『NANA』にはまっている。
>ユア;そうですね。
>
>
>ユア:では、こんどこそ、引越し準備の為、おそらく小説2の更新は、再来週以降でしょう。
>久遠;またお会いする日まで?
>二人;ともかく、また次回。
朱琉:はい、では、また今度。恐らく私も、26日から4月10日までは、見ることすら出来なくなると思います。
アミイ:短いながらも春休み、だからね。
二人:では、また!

>
>

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17563それがお約束ってもんです(苦笑)十叶 夕海 2006/3/24 00:07:37
記事番号17561へのコメント


>
>朱琉:こんにちは!早速ですが、レスです。

ユア;はい、では返レスに。

>
>>
>>
>>
>>
>>明けて、翌日。
>>ディスティアと紫苑は、仲良く寝不足になりながらも、ショッピングモ−ル・あわぶくに、ルピナスを除く七人で繰り出した。
>>ちなみに、ルピナスが行かない理由は、『温泉街に来たんだし、他の温泉も堪能するの〜』ということ。
>>外見は若くても、やはり歳相応。
>朱琉:ルピナスお母さん・・・・実年齢が知りたいような気も・・・・
>アミイ:何言ってるのよ!?温泉に年齢は関係ないわ!実際、温泉大好きな18歳が身近にいるでしょ。
>朱琉:まあ、確かに。

ユア;でも、最低でも、四十一歳です。
久遠;ちなみに、結婚可能年齢+長女の年齢=41です。
ユア;そうですね。
   そういう私も、街でショッピングも良いけど、温泉もいいなぁと思う二十×歳ですし。

>
>>
>>
>>
>>ナツメを着せ替え人形如く、試着をさせてる最中のディスティアとレンシェルマ。
>>「まだ〜?」
>>「腹減った。」
>>「そうだよ、ディス姉ぇ、もうすぐ昼はんだよ。」
>>「あう〜。」
>>「あぁと、じゃあ、≪ジョ―カ−≫言ってて。
>> エヴァ、その洋服屋の場所わかるよね?」
>>「いいの?
>> 縄張り荒らして。」
>>「いいの、しばらく、『蛇無厖武乱紅(じゃんぼふらんく)』は、再起不能だから。」
>朱琉:・・・・数珠もって供養に行ってあげたくなるようなやられ方だったことでしょう・・・・。
>アミイ:自業自得よ。にしても、ナツメちゃん着せ替えは楽しそうねぇvおねーさんも参加したいわv
>朱琉:・・・・私、ファッションセンス無いから、見学希望・・・・
>アミイ:それでも、見にはくるのね。

久遠;そうよねぇ。
   退院しても、10倍以上いて負けたんじゃ、復活は難しそうよね。
ユア;ナツメちゃんは、洋服和服問わず、着せ替えのし甲斐のある子です。

>
>>
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>>
>>
>>
>>
>>「やメてくだサイ!!」
>>「私服持ってないでしょ?
>> 持ってるのって、ツンツルテンのジャ−ジと作ってもらったスラックスとワイシャツぐらいでしょ?」
>>「そウですガ!!」
>>≪ジョ―カ−≫は、大人のおもちゃ屋と特殊サイズの服屋と暴走族御用達の店を足して2で割ったのような店である。
>>そこで、手足の長く身長がありすぎる紫苑のために、オ−ダ―メイドでカジュアルチックな服を作ってあげようと、ディスティアは奮闘していた。
>>ちなみに、アルトは、それを見物。
>>レンシェルマとエヴァンス、ナツメ、ルキウスは、隣りのシルバ―アクセ専門店に行っている。
>朱琉:紫苑君・・・・ひょっとして、無頓着?
>アミイ:ディスちゃんに迷惑かけたくない、ってことじゃないの?何にしろ、服装は一応整えたほうがいいわよ。隣にいるディスちゃんのためにも・・・・ね。
>朱琉:何ですかその意味ありげな言葉は!?

ユア;無頓着+サイズがない+ディス嬢&エイレン嬢に気兼ねしている。
久遠;あら、アミイちゃん、中々いいとコツいてるわぁ。
   そうよね、ディスちゃんの為にも、もう少し整えたほうがいいわよね。

>
>>「紫苑さん、人間諦めが大切だよ?」
>>「イヤでス。」
>>「・・・・ディス姉ぇ、『力』で押さえつけていい?」
>>「ダメ。
>> 何処で誰が見ているか分からない」
>>アルトの提案を思案の間もなく、一蹴したディスティア。
>>「すみません、この写真の人、ここに来てませんか?」
>>「・・・ラ―ナさん!?」
>>「ヴァリ−ドくん?」
>>とそのとき、ラ―ナこと、アリエス=オルフェ―ゼ=ラ―ナが店に入ってきた。
>>ちなみに、アルトより、年齢の上で一歳年上で、アルトの同級生でクラスメイトであり、同じく学級委員である。
>朱琉:えぇぇぇぇっ!!!!?
>アミイ:アリエスちゃん、来てたのね・・・・(驚)

久遠;ディスちゃんの陰謀よ。
ユア;まぁ、ディス嬢は、弟の為に、少し頑張っていますという結果です。

>
>>「姉さん、何で、ラ―ナさんが?しかも、姉さんの写真を持って?」
>>「ディスティアさん、何故アルトくんが?」
>>とほぼ同時に、両方から。
>>それに対して、ディスティアは、悪戯っぽくこう言った。
>>「秘密。
>> 一緒にご飯食べましょ、そのあと話すわ。」
>>(気が付いてもらわないとね。)と内心では何かをたくらんでいた。
>朱琉:うわぁ!何かたくらんでるディス嬢万歳!
>アミイ:朱琉・・・・いくらものすごく驚いたからって、理性を吹っ飛ばすのはやめなさいって。

ユア;アリエス嬢&アルトLOVE×A大作戦の一貫だそうです。
   結局、ディス嬢にとっては、アリエスは妹みたいなものですから。
久遠;ちなみに、『時の旅人』最新話を読んで、せめてこっちだけでも!!見たいなノリみたい。

>>
>>
>>「雪詠先生?」
>>「フェンテェンさん?」
>>シルバ―アクセ屋の方では、ヴィヴィアンのオ―ブと同系統の形のペンダントをナツメに『どうですか』と聞こうとした体制のままレンシェルマが固まっていた。
>>「副長の知り合いですか?」
>>と無表情に、シュウ。
>>それに、少々固まっていたレスは我に返り、
>>「ええ。
>> 編集をいるでありんすよ。」
>>「ふ〜ん、そう言えば、ジンは?
>> 昨日も、言葉発さないで喧嘩にだけ、参加していたっぽいけど?」
>>ジンというのは、≪帝車≫に所属する風変わりな少女である。
>>少々、極度の人嫌いでもある。
>>「温泉公園の方にいくって言うてはりました。」
>>「フェンテンさんも、休暇ですか?」
>>「似たようなもんでありんすね。
>> ディスちゃんは?」
>>「隣りのようですよ?」
>>「そうないですか。
>> ・・・昼一緒しません?
>> 団体用の部屋を近くの創作和洋食レストラン予約とってありはりますん。」
>>「いいんですか?」
>>「かまいまへん。
>> 一時間後ぐらいの予約やし、いまから、連絡しとけば大丈夫でありんす。」
>>
>>
>>
>>・・・・・とこうして、暴走族チ―ム六人と
>>
>>ヴァリ−ド家の七人とアリエスの合計14人での昼食となった。
>>
>>どうなるのか?
>>
>>・・・・・・というかこのメンバ―で何か起こらない方がおかしいだろう?
>アミイ:確かに、そうそうたる顔ぶれね。
>朱琉:一体、何が起こるやら、と思うと、顔が笑みの形になって仕方ありません。
>

ユア;普通に、暴走族だけで食事しても一波乱ありそうなのに、それに、ヴァリ−ド家が加われば!!
久遠;ふふふっ、お楽しみに。

>>
>>
>>
>>―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+
>>
>>
>>ユア;どうもです。
>>久遠:そういえば、ショッピングモ−ル・あわぶくは、モデルがあるのよね。
>>ユア;そうですね、石川県・金沢市は、香林坊がモデルです。
>>   実際に、ヴィヴィアンのオ−ブと同系統のペンダントを売っていたシルバ―アクセ屋は、実在します。
>>久遠;友人が、買ったのよね。
>>   『NANA』にはまっている。
>>ユア;そうですね。
>>
>>
>>ユア:では、こんどこそ、引越し準備の為、おそらく小説2の更新は、再来週以降でしょう。
>>久遠;またお会いする日まで?
>>二人;ともかく、また次回。
>朱琉:はい、では、また今度。恐らく私も、26日から4月10日までは、見ることすら出来なくなると思います。
>アミイ:短いながらも春休み、だからね。
>二人:では、また!
>
>>
>>

ユア;多分、四月入ってからでしょう。
久遠;それまで、元気でね。
二人;それでは、再見!!

>