◆−家族の写真 ACT26  姉として父としての策謀−十叶 夕海 (2006/4/10 23:37:19) No.17573
 ┣頑張れアルト君!そしてありがとうディス嬢&レン父さん!−羅城 朱琉 (2006/4/11 08:40:48) No.17575
 ┃┗ディス嬢の策謀はこれだけじゃないのですよ。−十叶 夕海 (2006/4/11 17:42:12) No.17579
 ┣家族の写真 ACT27 ミラーマンションに錯綜する想い @−十叶 夕海 (2006/4/16 23:22:30) No.17586
 ┃┗うわぁい!とか、うふふ・・・・vとか(学校のロビーなのに・・・・)−羅城 朱琉 (2006/4/17 08:40:47) No.17587
 ┃ ┗今回のディス嬢が仕掛けたのは、あまりいいやり方ではないですけどね。−十叶 夕海 (2006/4/17 14:53:09) No.17588
 ┣家族の写真 ACT28 ミラーマンションに錯綜する想い A−十叶 夕海 (2006/4/18 23:51:46) No.17594
 ┃┗うっわぁ!!−羅城 朱琉 (2006/4/19 08:46:14) No.17596
 ┃ ┗二人への行動原理?=?アリエスのため?−十叶 夕海 (2006/4/19 21:00:54) No.17597
 ┣家族の写真 ACT29 ミラーマンションに錯綜する想い B−十叶 夕海 (2006/4/20 23:54:35) No.17603
 ┃┗楓さん、カワイイかも・・・・−羅城 朱琉 (2006/4/21 08:45:16) No.17605
 ┃ ┗暴走族の面々も、これから関わってきそうなので、楓さんも出るかも!!−十叶 夕海 (2006/4/22 22:18:18) No.17606
 ┣家族の写真 ACT30 悲喜劇な事故 或いは 来るは《チャイルドクラン》の影−十叶 夕海 (2006/4/25 23:19:20) No.17613
 ┃┗いけないなぁ、と思いつつ、ついつい爆笑。−羅城 朱琉 (2006/4/26 08:47:17) No.17614
 ┃ ┗これからも、ディス嬢は仕掛けていきます。−十叶 夕海 (2006/4/26 10:24:36) No.17615
 ┣家族の写真 ACT31 交錯仕始める日常と非日常 −十叶 夕海 (2006/4/28 00:13:52) No.17616
 ┃┗この人でどうでしょう?−羅城 朱琉 (2006/5/1 08:23:13) No.17619
 ┃ ┗このタイプなら、特殊能力持ちだって自覚なしでもいいかも−十叶 夕海 (2006/5/1 20:37:39) No.17621
 ┣家族の写真 ACT32  ディスティアと五月雨と雨にぬれた仔猫 或いは 氣殺使いを拾う 上−十叶 夕海 (2006/5/1 08:28:40) No.17620
 ┃┗タイトルどおり、まさしく「子猫拾っちゃったよ・・・・」ですね!−羅城 朱琉 (2006/5/2 08:18:38) No.17623
 ┃ ┗性格も、猫系ですし−十叶 夕海 (2006/5/4 22:55:52) No.17625
 ┗家族の写真 ACT33  ディスティアと五月雨と雨にぬれた仔猫 或いは 氣殺使いを拾う 中−十叶 夕海 (2006/5/8 22:14:58) No.17627
  ┗狙われてますね、いろんな意味で。−羅城 朱琉 (2006/5/10 08:34:53) No.17630
   ┗歪んでいても、ディス嬢そのものを望んでいるという意味で 闇霧榮太郎はマシなのでしょう。−十叶 夕海 (2006/5/11 00:28:13) No.17631


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17573家族の写真 ACT26  姉として父としての策謀十叶 夕海 2006/4/10 23:37:19






「・・・ということで、アリエスと知り合ったの。
 だから、今日の旅行に来れたのも、アリエスのおかげね。」
というディスティアのさりげない言葉に固まっているのは、レンとエヴァンス、アルトの3人。
それを聞いていないのか、ナツメを猫可愛がりしているのは、カエデとレス。
こういう状況を微笑ましく見つめているのが、ファルトと灯獅郎と蓮児。
無関心に、シュウはいた。
そして、アリエスは、『嘘ではないけど、真実全てではないということですか。』という形で無言である。
食事が進み、さらに会話は進む。
「それで、アリエスさんは、アルトのクラスメイトということになるんですね。」
「はい。
 クラス委員もやっています。」
などなど、当たり障りの無いレンとアリエスの会話。
「レスちゃん、レスちゃん!!
 この子って、参代目の妹のナツメちん?」
「そうでありんすよ。」
「カエデ、困っているみてぇだから、やめろって」
「いいじゃん、シローちゃん。
 ナツメちんは、プリプリプリティなんだから。」
「え・・・あ・・・・・・・・う・・・・」



さらに時間は過ぎる。
「ねぇ、お父さん、もう一人娘欲しくない?」
「・・・・はい?」
「だから、娘もう一人増やす気ない?ってこと。」
わいわいがやがや話している最中。
ディスティアは、父にそう相談した。
その相談内容を理解した父・レンシェルマは、完璧に固まった。
「あ・・・・あのディスティア。」
「ああとね、あのアリエスは、だいぶ前に連れてきたエリスっているでしょ?
 それの親友の従妹なのよ、その関係で、持っていた写真をアルトが見て、一目惚れの上にベタ惚れなのよ。
 ほら、家族旅行とかで、アルト、女の子向けのお土産買ってたでしょ?
 それで、アルトと彼女のことに関して、提案があるの。」
「どういう?」
「近くに遊園地あったでしょ?
 そこのミラーマンションで・・・」
などなど、悪代官と大黒屋よろしくな会話を続ける。




そして、厳正なる(ディスティアの策謀微量含む)くじの結果以下の組み合わせで、入ることになった。


  第一組  ナツメ&レスティナ

  第二組  ディスティア&ルキウス&蓮児

  第三組  アルト&アリエス

  第四組  レンシェルマ&紫苑

  第五組  灯獅朗&ファルト

  第六組  エヴァンス&楓


さあ、この組み合わせでどうなる彼ら。
ちなみに、下が彼らのとある会話。

「・・・・レスさんは、お兄さんですか、お姉さんですか?」
「・・ああと、体はお兄さんでありんすけど、心はお姉さんでありんすよ。」

「・・・ディス姫、仕込んだね?」
「なっ何を?」
「だうぅ」

「ディスティアさん、何かしましたね。」
「親父も一枚噛んでるんだろうな。」

「よろしくお願いしますね、紫苑君。」
「はイ。」

「なんでこの組み合わせなんだ?」
「偶然ということで。」


「エヴァちん、がんばろーね。」
「ああ。」(腰が引け気味)


さて、次回。
彼らの運命はいかに!!




@@@@@@@@@@@@@@@@@


ユア;さて、ある意味最強タッグのディスティアとレンシェルマの仕組んだこの嬉し恥ずかしのミラーマンション。
久遠;思いついたのって、金田一少年のあの短編で?
ユア:イエス。
久遠;キスまでは行かないようにがんばるけど、それなりにいい雰囲気になるかもしれないアルト&アリエス。
ユア;という訳で、次回!!

二人;それでは、また次回。

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17575頑張れアルト君!そしてありがとうディス嬢&レン父さん!羅城 朱琉 2006/4/11 08:40:48
記事番号17573へのコメント


朱琉:こんにちは!早速ですが、レスに参ります。

>
>
>
>
>「・・・ということで、アリエスと知り合ったの。
> だから、今日の旅行に来れたのも、アリエスのおかげね。」
>というディスティアのさりげない言葉に固まっているのは、レンとエヴァンス、アルトの3人。
>それを聞いていないのか、ナツメを猫可愛がりしているのは、カエデとレス。
>こういう状況を微笑ましく見つめているのが、ファルトと灯獅郎と蓮児。
>無関心に、シュウはいた。
>そして、アリエスは、『嘘ではないけど、真実全てではないということですか。』という形で無言である。
>食事が進み、さらに会話は進む。
>「それで、アリエスさんは、アルトのクラスメイトということになるんですね。」
>「はい。
> クラス委員もやっています。」
>などなど、当たり障りの無いレンとアリエスの会話。
>「レスちゃん、レスちゃん!!
> この子って、参代目の妹のナツメちん?」
>「そうでありんすよ。」
>「カエデ、困っているみてぇだから、やめろって」
>「いいじゃん、シローちゃん。
> ナツメちんは、プリプリプリティなんだから。」
>「え・・・あ・・・・・・・・う・・・・」
朱琉:やっぱり、いろいろ起きてますね(笑)
アミイ:こんなの序の口でしょ?

>
>
>
>さらに時間は過ぎる。
>「ねぇ、お父さん、もう一人娘欲しくない?」
>「・・・・はい?」
>「だから、娘もう一人増やす気ない?ってこと。」
>わいわいがやがや話している最中。
>ディスティアは、父にそう相談した。
>その相談内容を理解した父・レンシェルマは、完璧に固まった。
アミイ:ディスちゃん、いきなりすぎ!
朱琉:突然『娘欲しくない?』じゃあ、固まりもしますよ。と、言うか、それだけで済んだレンさんに拍手です。
アミイ:まあ、最終的には・・・・そうなって欲しいけどねぇ。
朱琉:何ですか、その人の悪そうな笑みは。

>「あ・・・・あのディスティア。」
>「ああとね、あのアリエスは、だいぶ前に連れてきたエリスっているでしょ?
> それの親友の従妹なのよ、その関係で、持っていた写真をアルトが見て、一目惚れの上にベタ惚れなのよ。
> ほら、家族旅行とかで、アルト、女の子向けのお土産買ってたでしょ?
> それで、アルトと彼女のことに関して、提案があるの。」
>「どういう?」
>「近くに遊園地あったでしょ?
> そこのミラーマンションで・・・」
>などなど、悪代官と大黒屋よろしくな会話を続ける。
朱琉:お二方、素敵です。
アミイ:まあ、アルト君&アリエスちゃんの場合・・・・主にアリエスちゃんの場合、周りが動かないと進展しそうに無いものね。

>
>
>
>
>そして、厳正なる(ディスティアの策謀微量含む)くじの結果以下の組み合わせで、入ることになった。
>
>
>  第一組  ナツメ&レスティナ
>
>  第二組  ディスティア&ルキウス&蓮児
>
>  第三組  アルト&アリエス
>
>  第四組  レンシェルマ&紫苑
>
>  第五組  灯獅朗&ファルト
>
>  第六組  エヴァンス&楓
>
>
>さあ、この組み合わせでどうなる彼ら。
>ちなみに、下が彼らのとある会話。
>
>「・・・・レスさんは、お兄さんですか、お姉さんですか?」
>「・・ああと、体はお兄さんでありんすけど、心はお姉さんでありんすよ。」
>
>「・・・ディス姫、仕込んだね?」
>「なっ何を?」
>「だうぅ」
>
>「ディスティアさん、何かしましたね。」
>「親父も一枚噛んでるんだろうな。」
>
>「よろしくお願いしますね、紫苑君。」
>「はイ。」
>
>「なんでこの組み合わせなんだ?」
>「偶然ということで。」
>
>
>「エヴァちん、がんばろーね。」
>「ああ。」(腰が引け気味)
>
>
>さて、次回。
>彼らの運命はいかに!!
朱琉:波乱に富んだ組み合わせですねぇ。
アミイ:アルト君・アリエスちゃんペアは、もう『お約束』かしら?
朱琉:頑張れ、二人とも・・・・!

>
>
>
>
>@@@@@@@@@@@@@@@@@
>
>
>ユア;さて、ある意味最強タッグのディスティアとレンシェルマの仕組んだこの嬉し恥ずかしのミラーマンション。
>久遠;思いついたのって、金田一少年のあの短編で?
>ユア:イエス。
>久遠;キスまでは行かないようにがんばるけど、それなりにいい雰囲気になるかもしれないアルト&アリエス。
>ユア;という訳で、次回!!
>
>二人;それでは、また次回。
朱琉:はい、楽しみに待っていますね!
アミイ:では、今回はこの辺で。
二人:では、また!


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17579ディス嬢の策謀はこれだけじゃないのですよ。十叶 夕海 2006/4/11 17:42:12
記事番号17575へのコメント


>
>朱琉:こんにちは!早速ですが、レスに参ります。

ユア;こんにちは、では、返レス行きます。

>
>>
>>
>>
>>
>>「・・・ということで、アリエスと知り合ったの。
>> だから、今日の旅行に来れたのも、アリエスのおかげね。」
>>というディスティアのさりげない言葉に固まっているのは、レンとエヴァンス、アルトの3人。
>>それを聞いていないのか、ナツメを猫可愛がりしているのは、カエデとレス。
>>こういう状況を微笑ましく見つめているのが、ファルトと灯獅郎と蓮児。
>>無関心に、シュウはいた。
>>そして、アリエスは、『嘘ではないけど、真実全てではないということですか。』という形で無言である。
>>食事が進み、さらに会話は進む。
>>「それで、アリエスさんは、アルトのクラスメイトということになるんですね。」
>>「はい。
>> クラス委員もやっています。」
>>などなど、当たり障りの無いレンとアリエスの会話。
>>「レスちゃん、レスちゃん!!
>> この子って、参代目の妹のナツメちん?」
>>「そうでありんすよ。」
>>「カエデ、困っているみてぇだから、やめろって」
>>「いいじゃん、シローちゃん。
>> ナツメちんは、プリプリプリティなんだから。」
>>「え・・・あ・・・・・・・・う・・・・」
>朱琉:やっぱり、いろいろ起きてますね(笑)
>アミイ:こんなの序の口でしょ?
>

ユア:そうですね、でも最後の方は、フィブリゾ×ナツメで終わらせますが、しばらくは○○×ナツメ風味で行きます。
久遠:そうよね、まだ序の口かも。
   このメンバーにしたら。

>>
>>
>>
>>さらに時間は過ぎる。
>>「ねぇ、お父さん、もう一人娘欲しくない?」
>>「・・・・はい?」
>>「だから、娘もう一人増やす気ない?ってこと。」
>>わいわいがやがや話している最中。
>>ディスティアは、父にそう相談した。
>>その相談内容を理解した父・レンシェルマは、完璧に固まった。
>アミイ:ディスちゃん、いきなりすぎ!
>朱琉:突然『娘欲しくない?』じゃあ、固まりもしますよ。と、言うか、それだけで済んだレンさんに拍手です。
>アミイ:まあ、最終的には・・・・そうなって欲しいけどねぇ。
>朱琉:何ですか、その人の悪そうな笑みは。

ユア:たしかに、レンさんは、強かったです。
久遠:予定じゃ、カップルの一歩前で終わらせるつもりのようね。
ユア;一応、アリエス嬢に、『レイティス』以外の生き甲斐?を持たせるのが目的なので。

>
>>「あ・・・・あのディスティア。」
>>「ああとね、あのアリエスは、だいぶ前に連れてきたエリスっているでしょ?
>> それの親友の従妹なのよ、その関係で、持っていた写真をアルトが見て、一目惚れの上にベタ惚れなのよ。
>> ほら、家族旅行とかで、アルト、女の子向けのお土産買ってたでしょ?
>> それで、アルトと彼女のことに関して、提案があるの。」
>>「どういう?」
>>「近くに遊園地あったでしょ?
>> そこのミラーマンションで・・・」
>>などなど、悪代官と大黒屋よろしくな会話を続ける。
>朱琉:お二方、素敵です。
>アミイ:まあ、アルト君&アリエスちゃんの場合・・・・主にアリエスちゃんの場合、周りが動かないと進展しそうに無いものね。

久遠;あら、ありがとう、作者ちゃんも喜んでるわ。
ユア:一応、このあとも、ディス嬢なり誰なりが動いて、海に行ったり、秋の京都に行ったり、スキーに行かせる予定です。

>
>>
>>
>>
>>
>>そして、厳正なる(ディスティアの策謀微量含む)くじの結果以下の組み合わせで、入ることになった。
>>
>>
>>  第一組  ナツメ&レスティナ
>>
>>  第二組  ディスティア&ルキウス&蓮児
>>
>>  第三組  アルト&アリエス
>>
>>  第四組  レンシェルマ&紫苑
>>
>>  第五組  灯獅朗&ファルト
>>
>>  第六組  エヴァンス&楓
>>
>>
>>さあ、この組み合わせでどうなる彼ら。
>>ちなみに、下が彼らのとある会話。
>>
>>「・・・・レスさんは、お兄さんですか、お姉さんですか?」
>>「・・ああと、体はお兄さんでありんすけど、心はお姉さんでありんすよ。」
>>
>>「・・・ディス姫、仕込んだね?」
>>「なっ何を?」
>>「だうぅ」
>>
>>「ディスティアさん、何かしましたね。」
>>「親父も一枚噛んでるんだろうな。」
>>
>>「よろしくお願いしますね、紫苑君。」
>>「はイ。」
>>
>>「なんでこの組み合わせなんだ?」
>>「偶然ということで。」
>>
>>
>>「エヴァちん、がんばろーね。」
>>「ああ。」(腰が引け気味)
>>
>>
>>さて、次回。
>>彼らの運命はいかに!!
>朱琉:波乱に富んだ組み合わせですねぇ。
>アミイ:アルト君・アリエスちゃんペアは、もう『お約束』かしら?
>朱琉:頑張れ、二人とも・・・・!

ユア:そうですというか、ディス嬢が、少々くじに細工しております。
久遠;さて、二人が互いが互いだと気がつくといいけど。

>
>>
>>
>>
>>
>>@@@@@@@@@@@@@@@@@
>>
>>
>>ユア;さて、ある意味最強タッグのディスティアとレンシェルマの仕組んだこの嬉し恥ずかしのミラーマンション。
>>久遠;思いついたのって、金田一少年のあの短編で?
>>ユア:イエス。
>>久遠;キスまでは行かないようにがんばるけど、それなりにいい雰囲気になるかもしれないアルト&アリエス。
>>ユア;という訳で、次回!!
>>
>>二人;それでは、また次回。
>朱琉:はい、楽しみに待っていますね!
>アミイ:では、今回はこの辺で。
>二人:では、また!
>


ユア;ありがとうございます。
久遠;なるべく、早く作者ちゃんが次回を書き上げれるように、私もせっつくわ。
二人;では、


>

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17586家族の写真 ACT27 ミラーマンションに錯綜する想い @十叶 夕海 2006/4/16 23:22:30
記事番号17573へのコメント


こうして、一行は、遊園地はミラーマンションタイムトライヤルをすることになった。
要するに、どのチームが一番早く通り抜けれるかというもの。
そして、一番早く抜けたチームが、一番遅いチームに命令できるというオプションもついている。
さらに、このミラーマンション。
こういう『鏡の迷路』には、珍しく二回構造となっているのである。
ちなみに、シュウは、『やってられるか』とでもいう風に、ジンの方へと言ってしまった。



side:ナツメ&レス

「綺麗・・・です。」
「そうでありんすね。
・ ・・でも、必ず二階をとらなければいけないとは、大変でありんすね。」
「・・迷路は・・・苦手です。」
「手ぇ、だしておくれやす。」
「え・・?」
レスは、身長が数十センチ違うナツメに目線をあわせて視線を合わせている。
言葉遣いこそ、女郎言葉というか、京都弁というか、そういう感じなのだが、今日は、少々奇抜な色ではあるが、どこにでもありそうなスーツだし、髪も簪ではなく、革ひもで二点をまとめ三つ編みにしてあるので、みようによってはホスト系のまともな男に見えるのであった。
「はぐれると危ないでありんすからね。
・ ・・・それに、けがでもさせたら、ディス嬢にぶっ殺vでありんすしね。」


そして、二階への階段を見つけた。
階段を上がりきり、少し進むとホンの一瞬ライトのフラッシュが、二人を襲う。
「・・・きゃあ。」
と、驚いたナツメは、レスの手を振り払う形で、転んでしまった。
「大丈夫でありんすか?」
「・・・大丈夫です。
・ ・・・・イタ。」
「足ひねっちゃったでありんすか。」
「・・・・・・そうみたいです。」
それを聞いたレスは、軽々とナツメを片腕で抱き上げる。
「きゃぁあ。」
「歩くと大変でありんすし、ちょいと我慢するでありんすよ。」
「・・・・すみません、レスさん。」
と、いうことで、ナツメは赤くなっていた。


          ナツメ&レスティナ ペア   
                クリアタイム 15分43秒



side:ディスティア&ルキウス&蓮児 


「ディス姫・・?」
「・・・・・蓮児、エリスは覚えているだろう?」
「・・ああ、あのチビガキか?」
「チビガキって・・・二つしか離れてなかったよね?」
ルキウスが、蓮児に肩車してもらい、髪などを引っ張っている。
それをさほど、気にせず、蓮児はディスティアとの会話をしている。
それも、かなり早い早さで迷路を進みながらだ。
「・・・・だけどな、出会いが出会いでだし。
 その友人のレイティスは、結構つきあいやすい奴だったし、その従妹って子もけっこうおとなしそうな可愛い子だったし。」
「その従妹が、あのアリエスだよ。」
「うっそだろう?」
そう、蓮児は、十数年来のエリスとレイティスの友人なのだ。
《シルフィーダンサー連合》の中でも、最古参でもある彼は、レス並みに、エリスの古い友人でもあるのだ。
「いろいろあったみてぇだな。」
「・・蓮児。」
「いい、話しにくいことなんだろ?
・ ・・特に、裏世界とはいえ、まだ浅いところに居る俺たちには。」
「うん。
 悪いね、蓮児。
 でも、もしかしたら、全てが終われば、話せるかもしれないね。」
「いいって。
・ ・・でも、このガキひっぺがして?
 やっぱ、痛いわ。」



そして、二階に上がり、例のライト洗礼を浴びたが、なんなくクリアした。
この場所に、ディスティア何か細工をしたようだ。


        ディスティア&ルキウス&蓮児 ペア 
               クリアタイム  12分38秒



@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

さて、『温泉編』もクライマックスもとい、一番の目玉に近づいています。
ちなみに、ですけど、《シルフィーダンサー連合》の中で、10年以上前のメンバーならば、エリスを通して、レイティスとアリエスを知っています。
特に、この話でもありますように、蓮児は、特に親しくしていました。


ぞれでは、次回。
また、会いましょう。

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17587うわぁい!とか、うふふ・・・・vとか(学校のロビーなのに・・・・)羅城 朱琉 2006/4/17 08:40:47
記事番号17586へのコメント


朱琉:こんにちは!最近は奇異の眼差しも気にならなくなった羅城 朱琉です。
アミイ:朱琉・・・・それは、人としてヤバい場所まで堕ちてる、って言わない?
朱琉:大丈夫!・・・・だと思う。では、早速レスです。

>
>
>こうして、一行は、遊園地はミラーマンションタイムトライヤルをすることになった。
>要するに、どのチームが一番早く通り抜けれるかというもの。
>そして、一番早く抜けたチームが、一番遅いチームに命令できるというオプションもついている。
>さらに、このミラーマンション。
>こういう『鏡の迷路』には、珍しく二回構造となっているのである。
>ちなみに、シュウは、『やってられるか』とでもいう風に、ジンの方へと言ってしまった。
朱琉:ふむふむ、と、言うことは・・・・
アミイ:こらこら、先の展開読んで妄想しない!
朱琉:妄想だなんて、そんなぁ。楽しく読んでるだけですって(超笑顔)

>
>
>
>side:ナツメ&レス
>
>「綺麗・・・です。」
>「そうでありんすね。
>・ ・・でも、必ず二階をとらなければいけないとは、大変でありんすね。」
>「・・迷路は・・・苦手です。」
>「手ぇ、だしておくれやす。」
>「え・・?」
>レスは、身長が数十センチ違うナツメに目線をあわせて視線を合わせている。
>言葉遣いこそ、女郎言葉というか、京都弁というか、そういう感じなのだが、今日は、少々奇抜な色ではあるが、どこにでもありそうなスーツだし、髪も簪ではなく、革ひもで二点をまとめ三つ編みにしてあるので、みようによってはホスト系のまともな男に見えるのであった。
>「はぐれると危ないでありんすからね。
>・ ・・・それに、けがでもさせたら、ディス嬢にぶっ殺vでありんすしね。」
>
>
>そして、二階への階段を見つけた。
>階段を上がりきり、少し進むとホンの一瞬ライトのフラッシュが、二人を襲う。
>「・・・きゃあ。」
>と、驚いたナツメは、レスの手を振り払う形で、転んでしまった。
>「大丈夫でありんすか?」
>「・・・大丈夫です。
>・ ・・・・イタ。」
>「足ひねっちゃったでありんすか。」
>「・・・・・・そうみたいです。」
>それを聞いたレスは、軽々とナツメを片腕で抱き上げる。
>「きゃぁあ。」
>「歩くと大変でありんすし、ちょいと我慢するでありんすよ。」
>「・・・・すみません、レスさん。」
>と、いうことで、ナツメは赤くなっていた。
>
>
>          ナツメ&レスティナ ペア   
>                クリアタイム 15分43秒
朱琉:・・・・・・・・フラッシュの仕掛けは、ちょっと危ないんじゃ・・・・
アミイ:目には悪いかもね。でもいいじゃない、楽しくて。
朱琉:まあ、おかげさまで可愛いナツメちゃんを見せてもらえましたが。

>
>
>
>side:ディスティア&ルキウス&蓮児 
>
>
>「ディス姫・・?」
>「・・・・・蓮児、エリスは覚えているだろう?」
>「・・ああ、あのチビガキか?」
>「チビガキって・・・二つしか離れてなかったよね?」
>ルキウスが、蓮児に肩車してもらい、髪などを引っ張っている。
>それをさほど、気にせず、蓮児はディスティアとの会話をしている。
>それも、かなり早い早さで迷路を進みながらだ。
>「・・・・だけどな、出会いが出会いでだし。
> その友人の例ファルは、結構つきあいやすい奴だったし、その従妹って子もけっこうおとなしそうな可愛い子だったし。」
>「その従妹が、あのアリエスだよ。」
>「うっそだろう?」
>そう、蓮児は、十数年来のエリスとレイファルの友人なのだ。
>《シルフィーダンサー連合》の中でも、最古参でもある彼は、レス並みに、エリスの古い友人でもあるのだ。
>「いろいろあったみてぇだな。」
>「・・蓮児。」
>「いい、話しにくいことなんだろ?
>・ ・・特に、裏世界とはいえ、まだ浅いところに居る俺たちには。」
>「うん。
> 悪いね、蓮児。
> でも、もしかしたら、全てが終われば、話せるかもしれないね。」
>「いいって。
>・ ・・でも、このガキひっぺがして?
> やっぱ、痛いわ。」
>
>
>
>そして、二階に上がり、例のライト洗礼を浴びたが、なんなくクリアした。
>この場所に、ディスティア何か細工をしたようだ。
>
>
>        ディスティア&ルキウス&蓮児 ペア 
>               クリアタイム  12分38秒
朱琉:うわぁいディス嬢、企んでますね!
アミイ:朱琉、暴走しない。それにしてもアリエスちゃん、あちこちに名前とか顔とか存在は知れ渡っているのね。
朱琉:レイティスお兄さんが有名だったからでしょう?

>
>
>
>@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
>
>さて、『温泉編』もクライマックスもとい、一番の目玉に近づいています。
>ちなみに、ですけど、《シルフィーダンサー連合》の中で、10年以上前のメンバーならば、エリスを通して、レイファルとアリエスを知っています。
>特に、この話でもありますように、蓮児は、特に親しくしていました。
>
>
>ぞれでは、次回。
>また、会いましょう。
朱琉:はい、次回がとっても楽しみです!
アミイ:『アルト×アリエスらぶらぶ推進委員会』さん達、頑張ってね!
朱琉:何ですか、その変なネーミングは・・・・。
アミイ:うふふv気にしないのよ、朱琉vじゃあ、また会いましょうね!
二人:では、また!


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17588今回のディス嬢が仕掛けたのは、あまりいいやり方ではないですけどね。十叶 夕海 2006/4/17 14:53:09
記事番号17587へのコメント


>
>朱琉:こんにちは!最近は奇異の眼差しも気にならなくなった羅城 朱琉です。
>アミイ:朱琉・・・・それは、人としてヤバい場所まで堕ちてる、って言わない?
>朱琉:大丈夫!・・・・だと思う。では、早速レスです。

ユア:こんにちは。
久遠:朱琉ちゃん、それがいいのか悪いのかは、お姉さん判断できないわ。
ユア:・・返レスいきますね。

>
>>
>>
>>こうして、一行は、遊園地はミラーマンションタイムトライヤルをすることになった。
>>要するに、どのチームが一番早く通り抜けれるかというもの。
>>そして、一番早く抜けたチームが、一番遅いチームに命令できるというオプションもついている。
>>さらに、このミラーマンション。
>>こういう『鏡の迷路』には、珍しく二回構造となっているのである。
>>ちなみに、シュウは、『やってられるか』とでもいう風に、ジンの方へと言ってしまった。
>朱琉:ふむふむ、と、言うことは・・・・
>アミイ:こらこら、先の展開読んで妄想しない!
>朱琉:妄想だなんて、そんなぁ。楽しく読んでるだけですって(超笑顔)

ユア:今日投稿予定ですのでお楽しみに。
久遠:微妙に、邪悪な笑顔ね。
ユア:ディスちゃんのやり方は少々、綺麗じゃないですけど、アリエス嬢の為なので、勘弁してください。


>
>>
>>
>>
>>side:ナツメ&レス
>>
>>「綺麗・・・です。」
>>「そうでありんすね。
>>・ ・・でも、必ず二階をとらなければいけないとは、大変でありんすね。」
>>「・・迷路は・・・苦手です。」
>>「手ぇ、だしておくれやす。」
>>「え・・?」
>>レスは、身長が数十センチ違うナツメに目線をあわせて視線を合わせている。
>>言葉遣いこそ、女郎言葉というか、京都弁というか、そういう感じなのだが、今日は、少々奇抜な色ではあるが、どこにでもありそうなスーツだし、髪も簪ではなく、革ひもで二点をまとめ三つ編みにしてあるので、みようによってはホスト系のまともな男に見えるのであった。
>>「はぐれると危ないでありんすからね。
>>・ ・・・それに、けがでもさせたら、ディス嬢にぶっ殺vでありんすしね。」
>>
>>
>>そして、二階への階段を見つけた。
>>階段を上がりきり、少し進むとホンの一瞬ライトのフラッシュが、二人を襲う。
>>「・・・きゃあ。」
>>と、驚いたナツメは、レスの手を振り払う形で、転んでしまった。
>>「大丈夫でありんすか?」
>>「・・・大丈夫です。
>>・ ・・・・イタ。」
>>「足ひねっちゃったでありんすか。」
>>「・・・・・・そうみたいです。」
>>それを聞いたレスは、軽々とナツメを片腕で抱き上げる。
>>「きゃぁあ。」
>>「歩くと大変でありんすし、ちょいと我慢するでありんすよ。」
>>「・・・・すみません、レスさん。」
>>と、いうことで、ナツメは赤くなっていた。
>>
>>
>>          ナツメ&レスティナ ペア   
>>                クリアタイム 15分43秒
>朱琉:・・・・・・・・フラッシュの仕掛けは、ちょっと危ないんじゃ・・・・
>アミイ:目には悪いかもね。でもいいじゃない、楽しくて。
>朱琉:まあ、おかげさまで可愛いナツメちゃんを見せてもらえましたが。
>

ユア:ちなみに、生まれ故郷の遊園地の同様の仕掛けを参考にしています。
久遠;でしょでしょ、ナツメちゃん、可愛いでしょ。
   お姉さんこういう妹欲しかったわ。

>>
>>
>>
>>side:ディスティア&ルキウス&蓮児 
>>
>>
>>「ディス姫・・?」
>>「・・・・・蓮児、エリスは覚えているだろう?」
>>「・・ああ、あのチビガキか?」
>>「チビガキって・・・二つしか離れてなかったよね?」
>>ルキウスが、蓮児に肩車してもらい、髪などを引っ張っている。
>>それをさほど、気にせず、蓮児はディスティアとの会話をしている。
>>それも、かなり早い早さで迷路を進みながらだ。
>>「・・・・だけどな、出会いが出会いでだし。
>> その友人の例ファルは、結構つきあいやすい奴だったし、その従妹って子もけっこうおとなしそうな可愛い子だったし。」
>>「その従妹が、あのアリエスだよ。」
>>「うっそだろう?」
>>そう、蓮児は、十数年来のエリスとレイファルの友人なのだ。
>>《シルフィーダンサー連合》の中でも、最古参でもある彼は、レス並みに、エリスの古い友人でもあるのだ。
>>「いろいろあったみてぇだな。」
>>「・・蓮児。」
>>「いい、話しにくいことなんだろ?
>>・ ・・特に、裏世界とはいえ、まだ浅いところに居る俺たちには。」
>>「うん。
>> 悪いね、蓮児。
>> でも、もしかしたら、全てが終われば、話せるかもしれないね。」
>>「いいって。
>>・ ・・でも、このガキひっぺがして?
>> やっぱ、痛いわ。」
>>
>>
>>
>>そして、二階に上がり、例のライト洗礼を浴びたが、なんなくクリアした。
>>この場所に、ディスティア何か細工をしたようだ。
>>
>>
>>        ディスティア&ルキウス&蓮児 ペア 
>>               クリアタイム  12分38秒
>朱琉:うわぁいディス嬢、企んでますね!
>アミイ:朱琉、暴走しない。それにしてもアリエスちゃん、あちこちに名前とか顔とか存在は知れ渡っているのね。
>朱琉:レイティスお兄さんが有名だったからでしょう?
>

ユア:企んでいますよ。
久遠:アリエス自身は、業界全体からみれば、中の嬢ぐらいには、顔は知られてるのだけど、引き取られたばかりの頃、レイティスちゃんにずっと引っ付いていたので、そのときに、連合のメンバーと顔見知りになってるのよ。
ユア;アリエスは、覚えてないですけど。
   ・・・というよりは、有名だったよりも、友人だった。ということです。

>>
>>
>>
>>@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
>>
>>さて、『温泉編』もクライマックスもとい、一番の目玉に近づいています。
>>ちなみに、ですけど、《シルフィーダンサー連合》の中で、10年以上前のメンバーならば、エリスを通して、レイファルとアリエスを知っています。
>>特に、この話でもありますように、蓮児は、特に親しくしていました。
>>
>>
>>ぞれでは、次回。
>>また、会いましょう。
>朱琉:はい、次回がとっても楽しみです!
>アミイ:『アルト×アリエスらぶらぶ推進委員会』さん達、頑張ってね!
>朱琉:何ですか、その変なネーミングは・・・・。
>アミイ:うふふv気にしないのよ、朱琉vじゃあ、また会いましょうね!
>二人:では、また!

ユア:『アル×アリらぶらぶ推進委員会』は、これからもがんばります。
二人;それでは、次回。

>
>

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17594家族の写真 ACT28 ミラーマンションに錯綜する想い A十叶 夕海 2006/4/18 23:51:46
記事番号17573へのコメント







Side:アルト&アリエス


「何故、私とヴァリード君が・・・・・。」
「それより、早くいくぞ。
 下手しなくても、ディス姉ぇが、トップだろし、下手にビリになったら、ぜってぇに、キスとか要求される。」
ぼやくアリエスに、アルトは、そう言って、逃げるかのように早足で先に進んだ。
それに難無く着いてくるアリエス。
「・・・・例えば、どんなのです。」
「前に、お化け屋敷迷路で、同じことをやって、俺とナツメが負けたんだどな。
 その時、ナツメが俺にほっぺキスだった。」
「・・・・つまり、今回だと、フレンチキスあたりを要求されそうだと。」
「そ。ラーナさんも、一応女の子だから、ファーストキスは、好きな人としたいでしょ?」
「ええ・・・・・。」
しかし、その話をアルトから、降られたアリエスは、ここではなく、遠くをみていた。
そう、従兄のレイティスのことである。
もう居ない従兄のレイティスだけが今も、アリエスの心の多くを占め続けているのだ。
「ラーナさん?」
「・・・なんでもない。」


そして、二人が、例のライトの仕掛けにきたときだった。
普段ならば、どうもないような仕掛けなのだが、直前にディスティアが、一つの細工をしていた。
それは、光を媒体に一瞬にして、アリエスだけを催眠状態にするようにあの管狐四兄弟の三子長女リュウと次女のリュエにそう頼んだ。
リュウは日本の神楽巫女のような黒い長髪と瞳の二十代半ば、リュエは茶髪が日に焼けた金色の髪と黒い瞳の日本ならどこもいそうな女子大生ぐらいの女性である。
この二人が得意とするのは、『幻惑』・・中でも、『悪夢』である。
そう、二人がアリエスにかけたのは、『三年前のフラッシュバック』である。
その途端・・・・・
「いやああああぁぁぁぁ・・・・・レイティス兄さん・・・・レイティス兄さん・・・」
あの場面の・・・・・レイティスが死んだ朝の記憶を一番鮮明な形で思い出しているのだ。
そして、そのライトからの正しい道の反対側にアリエスは、駆け出してしまう。
「お、おい、ラーナさん!!」
しかし、アルトの声も届かず、アリエスは走り去る。
仕方なく、アルトはそれを追う




side: レンシェルマ&紫苑

「何年ぶりでしょうか、こういうミラーハウスに来るのは。」
「私ハ、初めテでス。 
 《ギルトマスター》なラ、私ノ過去も知ッテいル思いまス。」
「ええ、でもエイレンさんには、教えてもらっていたのでしょう?」
・ ・・・アルト達から、遅れること五分、レンシェルマと紫苑のコンビは中に入った。
早歩きという訳でもなく、かといって遅いわけではなく、ミラーマンションの中であるのに、野原を歩くかのようにリラックスしているようである。
「・・・・所デ、ディスティアサンと何を話しテイましたカ?_
「気になるのですね。
 流石は、《ルリイロ》さんですね。
 あのアリエスさんをアルト・・ラビとらぶらぶvにする為に、リュウさんとリュエさんをセットしたようです。」
「・・・・・・あノ二人を?」
「ええ。」



この二人も、ライトの仕掛けを楽々クリアした。



           レンシェルマ&紫苑 ペア

                クリアタイム 14分14秒




「・・・ラーナさん?」
アルトが追いついた頃には、アリエスは座り込み、自身をかき抱き、只震えていた、無表情に。
少年・アルトは、なんと言葉をかけていいかわからずに、しばらく立ち尽くしていた。
そして、アルトは行動を起こした。
・ ・・・アリエスを抱き寄せたのだ。
(鈴蘭(ミュゲ)の香り・・・・?
 シャンプーかな。・・・・違う、香水だ。
 ・・鈴蘭(ミュゲ)の香水?
 ラーナさんが、あの写真の女の子?)
アリエスから、かすかに香る鈴蘭の香りで、アルトはディスティアの言葉を・・・昨日の出発前に、耳打ちされた言葉を思い出した。
『写真のあの子、今でも、鈴蘭(ミュゲ)の香水、使ってるよ』
『アルトと同じ学年よ、写真の女の子』
「・・・・ラーナさん。
 俺が、ラーナさんを学級委員に誘った時の言葉覚えてる?」
二週間前、高校になって初めての学級委員を決める時、中学時代の悪友に推薦され、アルトは学級委員になった。
その時、無関心に窓の外を眺めていたアリエスが、アルトには、どこか寂しそうに見え、笑ったら可愛いのにな。と思い、誘ったのだ。
「『笑ったら、可愛いと思うから、笑顔になる為に、まず俺と学級委員しない?』
 そう言ったら、無視されて、結局引き受けてくれたの三日後だったよね。
・ ・・・・ラーナさん、泣きたい時は泣けばいいし、怒りたい時は怒っていいんだよ。」
そして、しばしの沈黙。
この十五分後、リュウとリュエがアリエスの催眠術を解いた。
「・・・・・・よく、ああいう台詞を素で言えますね。」
「・・・・いいじゃん。
 早く出よ。」
「ああ。」
「・・いつものラーナさんに、戻ったね。
 今は、それでもいいよ。」



             アルト&アリエス ぺア
                  クリアタイム 49分34秒




@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@


自分で書いといてなんだけど、アルト君微妙に積極的&偽物風味。
さて、いかがだったでしょうか?

アリエス嬢が、激しく感情を揺り動かすのは、レイティスさんのことしか無いと思い、こうなりました。
それでも、ディスティアのやり方は少々えげつないですね。


ともかく、後二組の結果乞うご期待?

ではまた次回。

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17596うっわぁ!!羅城 朱琉 2006/4/19 08:46:14
記事番号17594へのコメント


朱琉:こんにちは、風邪引きの羅城 朱琉です。のど飴が手放せません。
アミイ:この時期、風邪シーズンだっけ?
朱琉:さあ?病院の中には、常に菌が蔓延中ですから。では、早速レスです。

>
>
>
>
>
>
>Side:アルト&アリエス
>
>
>「何故、私とヴァリード君が・・・・・。」
>「それより、早くいくぞ。
> 下手しなくても、ディス姉ぇが、トップだろし、下手にビリになったら、ぜってぇに、キスとか要求される。」
>ぼやくアリエスに、アルトは、そう言って、逃げるかのように早足で先に進んだ。
>それに難無く着いてくるアリエス。
>「・・・・例えば、どんなのです。」
>「前に、お化け屋敷迷路で、同じことをやって、俺とナツメが負けたんだどな。
> その時、ナツメが俺にほっぺキスだった。」
>「・・・・つまり、今回だと、フレンチキスあたりを要求されそうだと。」
朱琉:ディスティア嬢・・・・以前もそんなことを・・・・?
アミイ:らしいというか、何と言うか。

>「そ。ラーナさんも、一応女の子だから、ファーストキスは、好きな人としたいでしょ?」
>「ええ・・・・・。」
>しかし、その話をアルトから、降られたアリエスは、ここではなく、遠くをみていた。
>そう、従兄のレイティスのことである。
>もう居ない従兄のレイティスだけが今も、アリエスの心の多くを占め続けているのだ。
>「ラーナさん?」
>「・・・なんでもない。」
アミイ:なんでもなくないでしょ?アリエスちゃん。
朱琉:だからと言って、「言う筋合いは無い」とまでは言わないでしょう?アリエスも。
アミイ:そういう意味で言ったんじゃないけどねぇ・・・・。やっぱり、どんな時でも人に頼ろうとしないのね。まあ、だからこそのアリエスちゃん、とも思うけど。

>
>
>そして、二人が、例のライトの仕掛けにきたときだった。
>普段ならば、どうもないような仕掛けなのだが、直前にディスティアが、一つの細工をしていた。
>それは、光を媒体に一瞬にして、アリエスだけを催眠状態にするようにあの管狐四兄弟の三子長女リュウと次女のリュエにそう頼んだ。
>リュウは日本の神楽巫女のような黒い長髪と瞳の二十代半ば、リュエは茶髪が日に焼けた金色の髪と黒い瞳の日本ならどこもいそうな女子大生ぐらいの女性である。
>この二人が得意とするのは、『幻惑』・・中でも、『悪夢』である。
>そう、二人がアリエスにかけたのは、『三年前のフラッシュバック』である。
>その途端・・・・・
>「いやああああぁぁぁぁ・・・・・レイティス兄さん・・・・レイティス兄さん・・・」
>あの場面の・・・・・レイティスが死んだ朝の記憶を一番鮮明な形で思い出しているのだ。
>そして、そのライトからの正しい道の反対側にアリエスは、駆け出してしまう。
>「お、おい、ラーナさん!!」
>しかし、アルトの声も届かず、アリエスは走り去る。
>仕方なく、アルトはそれを追う
朱琉:うっわぁ・・・・!!
アミイ:えげつな〜・・・・とは思うけど、一番有効な手段よねぇ。
朱琉:後で怨まれますよ?
アミイ:仕方ないわよ。膿んだまま癒着した傷口は、痛みを伴っても引っぺがして中を洗浄しないことには、そのうち壊死を起こすんだから。
朱琉:で、今のが『引っぺがす』ことだと?
アミイ:そうそう。

>
>
>
>
>side: レンシェルマ&紫苑
>
>「何年ぶりでしょうか、こういうミラーハウスに来るのは。」
>「私ハ、初めテでス。 
> 《ギルトマスター》なラ、私ノ過去も知ッテいル思いまス。」
>「ええ、でもエイレンさんには、教えてもらっていたのでしょう?」
>・ ・・・アルト達から、遅れること五分、レンシェルマと紫苑のコンビは中に入った。
>早歩きという訳でもなく、かといって遅いわけではなく、ミラーマンションの中であるのに、野原を歩くかのようにリラックスしているようである。
>「・・・・所デ、ディスティアサンと何を話しテイましたカ?_
>「気になるのですね。
> 流石は、《ルリイロ》さんですね。
> あのアリエスさんをアルト・・ラビとらぶらぶvにする為に、リュウさんとリュエさんをセットしたようです。」
>「・・・・・・あノ二人を?」
>「ええ。」
朱琉:紫苑君・・・・もしかして感づきましたか?
アミイ:レンさんは感づいた・・・・って言うより、元々知ってたのかもね。

>
>
>
>この二人も、ライトの仕掛けを楽々クリアした。
>
>
>
>           レンシェルマ&紫苑 ペア
>
>                クリアタイム 14分14秒
>
>
>
>
>「・・・ラーナさん?」
>アルトが追いついた頃には、アリエスは座り込み、自身をかき抱き、只震えていた、無表情に。
>少年・アルトは、なんと言葉をかけていいかわからずに、しばらく立ち尽くしていた。
>そして、アルトは行動を起こした。
>・ ・・・アリエスを抱き寄せたのだ。
>(鈴蘭(ミュゲ)の香り・・・・?
> シャンプーかな。・・・・違う、香水だ。
> ・・鈴蘭(ミュゲ)の香水?
> ラーナさんが、あの写真の女の子?)
>アリエスから、かすかに香る鈴蘭の香りで、アルトはディスティアの言葉を・・・昨日の出発前に、耳打ちされた言葉を思い出した。
>『写真のあの子、今でも、鈴蘭(ミュゲ)の香水、使ってるよ』
>『アルトと同じ学年よ、写真の女の子』
>「・・・・ラーナさん。
> 俺が、ラーナさんを学級委員に誘った時の言葉覚えてる?」
>二週間前、高校になって初めての学級委員を決める時、中学時代の悪友に推薦され、アルトは学級委員になった。
>その時、無関心に窓の外を眺めていたアリエスが、アルトには、どこか寂しそうに見え、笑ったら可愛いのにな。と思い、誘ったのだ。
>「『笑ったら、可愛いと思うから、笑顔になる為に、まず俺と学級委員しない?』
> そう言ったら、無視されて、結局引き受けてくれたの三日後だったよね。
>・ ・・・・ラーナさん、泣きたい時は泣けばいいし、怒りたい時は怒っていいんだよ。」
>そして、しばしの沈黙。
>この十五分後、リュウとリュエがアリエスの催眠術を解いた。
>「・・・・・・よく、ああいう台詞を素で言えますね。」
>「・・・・いいじゃん。
> 早く出よ。」
>「ああ。」
>「・・いつものラーナさんに、戻ったね。
> 今は、それでもいいよ。」
>
>
>
>             アルト&アリエス ぺア
>                  クリアタイム 49分34秒
朱琉:やっと、やっと・・・・ッ!
アミイ:普通に話そうよ、朱琉。・・・・へ?感極まって拳握り締めて何が悪い?って?・・・・悪くは無いけど、そんな文字だけのニュアンスじゃわからないことされても・・・・ねぇ。
朱琉:いやぁ、だって、私じゃ・・・・というか、『時の旅人』では、最近アレですから。
アミイ:あら?自覚はあるのね、不幸の元凶。
朱琉:(ぐさ)・・・・いやあの・・・・だから、こういうアリエスを見るのは嬉しいな、と。

>
>
>
>
>@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
>
>
>自分で書いといてなんだけど、アルト君微妙に積極的&偽物風味。
>さて、いかがだったでしょうか?
>
>アリエス嬢が、激しく感情を揺り動かすのは、レイティスさんのことしか無いと思い、こうなりました。
>それでも、ディスティアのやり方は少々えげつないですね。
>
>
>ともかく、後二組の結果乞うご期待?
>
>ではまた次回。
朱琉:はい、今回もとても楽しく読ませていただきました!
  時間が無いので、詩のほうの返レスは明日になります、すみません。
アミイ:じゃあ、今回はこの辺でね!
二人:では、また!

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17597二人への行動原理?=?アリエスのため?十叶 夕海 2006/4/19 21:00:54
記事番号17596へのコメント


>
>朱琉:こんにちは、風邪引きの羅城 朱琉です。のど飴が手放せません。
>アミイ:この時期、風邪シーズンだっけ?
>朱琉:さあ?病院の中には、常に菌が蔓延中ですから。では、早速レスです。

ユア;こんにちは、気管支炎気味のユアです。
   のど飴に凝らざるえないです。
久遠;乾燥してるものね。
ユア;とりあえず、返レスいきます。

>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>Side:アルト&アリエス
>>
>>
>>「何故、私とヴァリード君が・・・・・。」
>>「それより、早くいくぞ。
>> 下手しなくても、ディス姉ぇが、トップだろし、下手にビリになったら、ぜってぇに、キスとか要求される。」
>>ぼやくアリエスに、アルトは、そう言って、逃げるかのように早足で先に進んだ。
>>それに難無く着いてくるアリエス。
>>「・・・・例えば、どんなのです。」
>>「前に、お化け屋敷迷路で、同じことをやって、俺とナツメが負けたんだどな。
>> その時、ナツメが俺にほっぺキスだった。」
>>「・・・・つまり、今回だと、フレンチキスあたりを要求されそうだと。」
>朱琉:ディスティア嬢・・・・以前もそんなことを・・・・?
>アミイ:らしいというか、何と言うか。

ユア;『おもしろいじゃん』が、ディス嬢のコメントです。
久遠;ちなみに、パパ&ママ、ディス&エヴァ、ナツメ&アルトのコンビだったのよ、ファランは、仕事だったの。
ユア;それにしても、最初のディスティアに比べて、はっちゃけたなぁ・・・

>
>>「そ。ラーナさんも、一応女の子だから、ファーストキスは、好きな人としたいでしょ?」
>>「ええ・・・・・。」
>>しかし、その話をアルトから、降られたアリエスは、ここではなく、遠くをみていた。
>>そう、従兄のレイティスのことである。
>>もう居ない従兄のレイティスだけが今も、アリエスの心の多くを占め続けているのだ。
>>「ラーナさん?」
>>「・・・なんでもない。」
>アミイ:なんでもなくないでしょ?アリエスちゃん。
>朱琉:だからと言って、「言う筋合いは無い」とまでは言わないでしょう?アリエスも。
>アミイ:そういう意味で言ったんじゃないけどねぇ・・・・。やっぱり、どんな時でも人に頼ろうとしないのね。まあ、だからこそのアリエスちゃん、とも思うけど。

久遠:でも、ほかのクラスメイトよりも、これでも打ち解けてるのよ?
ユア;それでもね、誰かに寄りかかろうとしないのは、つらいでしょうね。

>
>>
>>
>>そして、二人が、例のライトの仕掛けにきたときだった。
>>普段ならば、どうもないような仕掛けなのだが、直前にディスティアが、一つの細工をしていた。
>>それは、光を媒体に一瞬にして、アリエスだけを催眠状態にするようにあの管狐四兄弟の三子長女リュウと次女のリュエにそう頼んだ。
>>リュウは日本の神楽巫女のような黒い長髪と瞳の二十代半ば、リュエは茶髪が日に焼けた金色の髪と黒い瞳の日本ならどこもいそうな女子大生ぐらいの女性である。
>>この二人が得意とするのは、『幻惑』・・中でも、『悪夢』である。
>>そう、二人がアリエスにかけたのは、『三年前のフラッシュバック』である。
>>その途端・・・・・
>>「いやああああぁぁぁぁ・・・・・レイティス兄さん・・・・レイティス兄さん・・・」
>>あの場面の・・・・・レイティスが死んだ朝の記憶を一番鮮明な形で思い出しているのだ。
>>そして、そのライトからの正しい道の反対側にアリエスは、駆け出してしまう。
>>「お、おい、ラーナさん!!」
>>しかし、アルトの声も届かず、アリエスは走り去る。
>>仕方なく、アルトはそれを追う
>朱琉:うっわぁ・・・・!!
>アミイ:えげつな〜・・・・とは思うけど、一番有効な手段よねぇ。
>朱琉:後で怨まれますよ?
>アミイ:仕方ないわよ。膿んだまま癒着した傷口は、痛みを伴っても引っぺがして中を洗浄しないことには、そのうち壊死を起こすんだから。
>朱琉:で、今のが『引っぺがす』ことだと?
>アミイ:そうそう。

ユア;ここが、いつぞや、文句でそうと言った箇所です。
久遠:一種のショック療法よ。
ユア;一番始めにここのコプセントに『アリエスに人を頼らせることを夏休みまでに、させる』にして、その第一段階です。
久遠:でも、正体はバレそうでバレない。

>
>>
>>
>>
>>
>>side: レンシェルマ&紫苑
>>
>>「何年ぶりでしょうか、こういうミラーハウスに来るのは。」
>>「私ハ、初めテでス。 
>> 《ギルトマスター》なラ、私ノ過去も知ッテいル思いまス。」
>>「ええ、でもエイレンさんには、教えてもらっていたのでしょう?」
>>・ ・・・アルト達から、遅れること五分、レンシェルマと紫苑のコンビは中に入った。
>>早歩きという訳でもなく、かといって遅いわけではなく、ミラーマンションの中であるのに、野原を歩くかのようにリラックスしているようである。
>>「・・・・所デ、ディスティアサンと何を話しテイましたカ?_
>>「気になるのですね。
>> 流石は、《ルリイロ》さんですね。
>> あのアリエスさんをアルト・・ラビとらぶらぶvにする為に、リュウさんとリュエさんをセットしたようです。」
>>「・・・・・・あノ二人を?」
>>「ええ。」
>朱琉:紫苑君・・・・もしかして感づきましたか?
>アミイ:レンさんは感づいた・・・・って言うより、元々知ってたのかもね。

ユア;はい、一応ここ三、四年は、一緒に仕事してますし。
久遠:そうよ、《ギルトマスター》としての情報収集力で。


>>
>>
>>
>>
>>「・・・ラーナさん?」
>>アルトが追いついた頃には、アリエスは座り込み、自身をかき抱き、只震えていた、無表情に。
>>少年・アルトは、なんと言葉をかけていいかわからずに、しばらく立ち尽くしていた。
>>そして、アルトは行動を起こした。
>>・ ・・・アリエスを抱き寄せたのだ。
>>(鈴蘭(ミュゲ)の香り・・・・?
>> シャンプーかな。・・・・違う、香水だ。
>> ・・鈴蘭(ミュゲ)の香水?
>> ラーナさんが、あの写真の女の子?)
>>アリエスから、かすかに香る鈴蘭の香りで、アルトはディスティアの言葉を・・・昨日の出発前に、耳打ちされた言葉を思い出した。
>>『写真のあの子、今でも、鈴蘭(ミュゲ)の香水、使ってるよ』
>>『アルトと同じ学年よ、写真の女の子』
>>「・・・・ラーナさん。
>> 俺が、ラーナさんを学級委員に誘った時の言葉覚えてる?」
>>二週間前、高校になって初めての学級委員を決める時、中学時代の悪友に推薦され、アルトは学級委員になった。
>>その時、無関心に窓の外を眺めていたアリエスが、アルトには、どこか寂しそうに見え、笑ったら可愛いのにな。と思い、誘ったのだ。
>>「『笑ったら、可愛いと思うから、笑顔になる為に、まず俺と学級委員しない?』
>> そう言ったら、無視されて、結局引き受けてくれたの三日後だったよね。
>>・ ・・・・ラーナさん、泣きたい時は泣けばいいし、怒りたい時は怒っていいんだよ。」
>>そして、しばしの沈黙。
>>この十五分後、リュウとリュエがアリエスの催眠術を解いた。
>>「・・・・・・よく、ああいう台詞を素で言えますね。」
>>「・・・・いいじゃん。
>> 早く出よ。」
>>「ああ。」
>>「・・いつものラーナさんに、戻ったね。
>> 今は、それでもいいよ。」
>>
>>
>>
>>             アルト&アリエス ぺア
>>                  クリアタイム 49分34秒
>朱琉:やっと、やっと・・・・ッ!
>アミイ:普通に話そうよ、朱琉。・・・・へ?感極まって拳握り締めて何が悪い?って?・・・・悪くは無いけど、そんな文字だけのニュアンスじゃわからないことされても・・・・ねぇ。
>朱琉:いやぁ、だって、私じゃ・・・・というか、『時の旅人』では、最近アレですから。
>アミイ:あら?自覚はあるのね、不幸の元凶。
>朱琉:(ぐさ)・・・・いやあの・・・・だから、こういうアリエスを見るのは嬉しいな、と。
>

ユア:実を言うと、『時の旅人』のアリエス嬢が在ったので、こういう風になりました。って感じです。
久遠;一応、こういうシーンも多いけど、アリエスとディス嬢は、けっこうこの後、ハードになりそうなのよ。
ユア;それでも、こういうアリエスを書いていくつもりです。

>>
>>
>>
>>
>>@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
>>
>>
>>自分で書いといてなんだけど、アルト君微妙に積極的&偽物風味。
>>さて、いかがだったでしょうか?
>>
>>アリエス嬢が、激しく感情を揺り動かすのは、レイティスさんのことしか無いと思い、こうなりました。
>>それでも、ディスティアのやり方は少々えげつないですね。
>>
>>
>>ともかく、後二組の結果乞うご期待?
>>
>>ではまた次回。
>朱琉:はい、今回もとても楽しく読ませていただきました!
>  時間が無いので、詩のほうの返レスは明日になります、すみません。
>アミイ:じゃあ、今回はこの辺でね!
>二人:では、また!

ユア;ありがとうございます。
久遠:それじゃね。
二人;また次回で。

>

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17603家族の写真 ACT29 ミラーマンションに錯綜する想い B十叶 夕海 2006/4/20 23:54:35
記事番号17573へのコメント





side: 灯獅郎&ファルト

「なぁ、ディス何か企んでんだ?」
「さあ、どうなんでしょう?」
凸凹コンビのファルトと灯獅郎。
明らかに、灯獅郎には、やる気が無い。
別に、あの系統のバツゲームでもかまわないとでも言う風に。
「とぼけるなよ、ファルト。
・ ・・・《電脳の悪魔王(ルシュファード)》?」
「・・・・・!?」
「知ってんのが、不思議そうだな。
 ネットのダチに、《魔導師(マジスタ)ラビ》ってのがいて、教えてもらった。
・ ・・・・・ったく、情報屋だからって、あのプログラムは、ボリ過ぎだっつの。」
「なるほど、彼では仕方ないですね。」
「で、何やってる、お前。」
「言えません。」
「じゃ、二択だ。
 ディスの企みかお前のネットでの犯罪どっちか言え。」
ファルトは、灯獅郎の提案に、まじめに悩んでいるようだ。
その間にも進んでいるのようだ。
・ ・・・しかし、ファルト、よくそれで転ばないものだね。
「それじゃ、ディスティアさんのことを話そうか。」
「・・・ディスへの裏切りか?」
「だって、私の裏家業のことは、知れるといろいろと支障が出ますから。」
「・・・・で、ディスの企みは?」
「それは・・・・」
なかばげんなりしつつ、灯獅郎は、ファルトの応えを聞いた。



聞きながら、二階のライトの仕掛けを通り過ぎ、その後の第一声は・・・
「ディス、お節介過ぎだろが、こらぁ!!」
「そうですね。
 だけど、あの件のケジメでしょうね。」
「エリスとレイティスのか?
 もう、六年前と三年前だぞ。」
「そこは、深いところに行ったものしかわかりませんよ。」
「なに?」
「・・・そろそろ、出口ですよ。


            灯獅郎&ファルト ペア


                  クリアタイム 17分23秒



side: エヴァンス & 楓




「離れてください、カエデさん。」
「いや。」
連合の先輩でもあるカエデに、さしもエヴァンスもたじたじである。
カエデに、無理矢理おんぶさせられ、柔かいトコだの、女性の吐息だの、いろいろと極限状態な高校三年生・元気なエヴァンス少年。
「カエデさんは、灯獅郎さんが好きじゃないんですか?」
「でも、『好き』って言ってくれないし、エヴァ君の方が、大事にしてくれそうだし。」
「あのな、カエデさん。
 自分で、もう選んでるだろ、自分の大切な人。」
「ぶぅ」
「『ぶぅ』じゃない。
 俺の弟よりマシだろ、『好き』って言ってくれないぐらい。」
「アルトちんが、どうしたの?」
エヴァンスからおりて、向き合いそう言うカエデ。
「アルトが、ディス姉さんと同じトコに、足を突っ込んだのも、一目惚れが原因だってことは聞いたよな?」
「うん、ロマンチックだよね。」
「それの相手が、ニブチンなんだよ、この上なく。」
「そりゃ、大変。
・ ・・・・・で、エヴァクン自身は?」
「は?」
「エヴァクン自身は、好きな子とかいないの?」
「いません。」
「またまたぁ」
「いません!」
「うりうり、お姉さんに話しなさいって。」
「いませんったら、いません。」
という会話が、出口まで続いていた。


ちなみに、二階のライトの仕掛けで、カエデが、びっくりしてエヴァンスに抱きついたことは追記しておく。


         エヴァンス&楓 ペア 
                クリアタイム 15分49秒





@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@


というわけで、ミラーマンションタイムトライアルの結果が出ました。
次回で、バツゲーム&温泉編の決着です。


それでは、また次回。

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17605楓さん、カワイイかも・・・・羅城 朱琉 2006/4/21 08:45:16
記事番号17603へのコメント


朱琉:こんにちは、学校来る途中で眼鏡が壊れて大ピンチな羅城 朱琉です。普通に座ってたんでは、パソコンの画面が見えません。
アミイ:朱琉、視力悪いものね・・・・。両目とも、0.1以下だっけ?
朱琉:いえす。危なくて、裸眼じゃ外を歩けません。
アミイ:・・・・パソコン見てて大丈夫なわけ?
朱琉:大丈夫でしょう。・・・・と、いうわけで、多少の誤字脱字はご容赦ください。では、レスです。
>
>
>
>
>side: 灯獅郎&ファルト
>
>「なぁ、ディス何か企んでんだ?」
>「さあ、どうなんでしょう?」
>凸凹コンビのファルトと灯獅郎。
>明らかに、灯獅郎には、やる気が無い。
>別に、あの系統のバツゲームでもかまわないとでも言う風に。
>「とぼけるなよ、ファルト。
>・ ・・・《電脳の悪魔王(ルシュファード)》?」
>「・・・・・!?」
>「知ってんのが、不思議そうだな。
> ネットのダチに、《魔導師(マジスタ)ラビ》ってのがいて、教えてもらった。
>・ ・・・・・ったく、情報屋だからって、あのプログラムは、ボリ過ぎだっつの。」
>「なるほど、彼では仕方ないですね。」
>「で、何やってる、お前。」
>「言えません。」
>「じゃ、二択だ。
> ディスの企みかお前のネットでの犯罪どっちか言え。」
>ファルトは、灯獅郎の提案に、まじめに悩んでいるようだ。
>その間にも進んでいるのようだ。
>・ ・・・しかし、ファルト、よくそれで転ばないものだね。
>「それじゃ、ディスティアさんのことを話そうか。」
>「・・・ディスへの裏切りか?」
>「だって、私の裏家業のことは、知れるといろいろと支障が出ますから。」
アミイ:本っ当に、究極の二者択一だったわね。
朱琉:私はそれより、考え事しながらすいすい進めるファルト君が気にかかります。私だったらこけるか、物を落とすか、壁にぶつかります。
アミイ:こけるのは置いといて、他の二つはナニ?
朱琉:事実ですから。

>「・・・・で、ディスの企みは?」
>「それは・・・・」
>なかばげんなりしつつ、灯獅郎は、ファルトの応えを聞いた。
>
>
>
>聞きながら、二階のライトの仕掛けを通り過ぎ、その後の第一声は・・・
>「ディス、お節介過ぎだろが、こらぁ!!」
>「そうですね。
> だけど、あの件のケジメでしょうね。」
>「エリスとレイティスのか?
> もう、六年前と三年前だぞ。」
>「そこは、深いところに行ったものしかわかりませんよ。」
>「なに?」
>「・・・そろそろ、出口ですよ。
>
>
>            灯獅郎&ファルト ペア
>
>
>                  クリアタイム 17分23秒
アミイ:確かに、深遠の闇に堕ち込んだものでなければ、わからない感情でしょうね。
朱琉:ディス嬢といい、アリエスといい、どっぷりと裏世界に浸かっていますからね。

>
>
>
>side: エヴァンス & 楓
>
>
>
>
>「離れてください、カエデさん。」
>「いや。」
>連合の先輩でもあるカエデに、さしもエヴァンスもたじたじである。
>カエデに、無理矢理おんぶさせられ、柔かいトコだの、女性の吐息だの、いろいろと極限状態な高校三年生・元気なエヴァンス少年。
朱琉:楓さん・・・・・・・・。
アミイ:カワイイじゃない。
朱琉:・・・・・・・・頑張れ、負けるな、エヴァンス君。

>「カエデさんは、灯獅郎さんが好きじゃないんですか?」
>「でも、『好き』って言ってくれないし、エヴァ君の方が、大事にしてくれそうだし。」
>「あのな、カエデさん。
> 自分で、もう選んでるだろ、自分の大切な人。」
>「ぶぅ」
>「『ぶぅ』じゃない。
> 俺の弟よりマシだろ、『好き』って言ってくれないぐらい。」
>「アルトちんが、どうしたの?」
>エヴァンスからおりて、向き合いそう言うカエデ。
>「アルトが、ディス姉さんと同じトコに、足を突っ込んだのも、一目惚れが原因だってことは聞いたよな?」
>「うん、ロマンチックだよね。」
>「それの相手が、ニブチンなんだよ、この上なく。」
>「そりゃ、大変。
>・ ・・・・・で、エヴァクン自身は?」
>「は?」
>「エヴァクン自身は、好きな子とかいないの?」
>「いません。」
>「またまたぁ」
>「いません!」
>「うりうり、お姉さんに話しなさいって。」
>「いませんったら、いません。」
>という会話が、出口まで続いていた。
>
>
>ちなみに、二階のライトの仕掛けで、カエデが、びっくりしてエヴァンスに抱きついたことは追記しておく。
>
>
>         エヴァンス&楓 ペア 
>                クリアタイム 15分49秒
朱琉:皆々大変ですねぇ。
アミイ:恋なんて、苦労ばかりじゃない。そして、苦労があるからこそ、恋は甘くて楽しいのよ。
朱琉:そんな、スイカに塩かけると甘みが増すって言うような感じの軽さで言わないでくださいよ。

>
>
>
>
>
>@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
>
>
>というわけで、ミラーマンションタイムトライアルの結果が出ました。
>次回で、バツゲーム&温泉編の決着です。
>
>
>それでは、また次回。
朱琉:はい、楽しみにしています。
アミイ:じゃ、また今度ね!
二人:では!

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17606暴走族の面々も、これから関わってきそうなので、楓さんも出るかも!!十叶 夕海 2006/4/22 22:18:18
記事番号17605へのコメント


>
>朱琉:こんにちは、学校来る途中で眼鏡が壊れて大ピンチな羅城 朱琉です。普通に座ってたんでは、パソコンの画面が見えません。
>アミイ:朱琉、視力悪いものね・・・・。両目とも、0.1以下だっけ?
>朱琉:いえす。危なくて、裸眼じゃ外を歩けません。
>アミイ:・・・・パソコン見てて大丈夫なわけ?
>朱琉:大丈夫でしょう。・・・・と、いうわけで、多少の誤字脱字はご容赦ください。では、レスです。

ユア:こんにちは、大丈夫ですか。
久遠;ユアちゃんより、視力悪いのね。
ユア:了解しました。

>>
>>
>>
>>
>>side: 灯獅郎&ファルト
>>
>>「なぁ、ディス何か企んでんだ?」
>>「さあ、どうなんでしょう?」
>>凸凹コンビのファルトと灯獅郎。
>>明らかに、灯獅郎には、やる気が無い。
>>別に、あの系統のバツゲームでもかまわないとでも言う風に。
>>「とぼけるなよ、ファルト。
>>・ ・・・《電脳の悪魔王(ルシュファード)》?」
>>「・・・・・!?」
>>「知ってんのが、不思議そうだな。
>> ネットのダチに、《魔導師(マジスタ)ラビ》ってのがいて、教えてもらった。
>>・ ・・・・・ったく、情報屋だからって、あのプログラムは、ボリ過ぎだっつの。」
>>「なるほど、彼では仕方ないですね。」
>>「で、何やってる、お前。」
>>「言えません。」
>>「じゃ、二択だ。
>> ディスの企みかお前のネットでの犯罪どっちか言え。」
>>ファルトは、灯獅郎の提案に、まじめに悩んでいるようだ。
>>その間にも進んでいるのようだ。
>>・ ・・・しかし、ファルト、よくそれで転ばないものだね。
>>「それじゃ、ディスティアさんのことを話そうか。」
>>「・・・ディスへの裏切りか?」
>>「だって、私の裏家業のことは、知れるといろいろと支障が出ますから。」
>アミイ:本っ当に、究極の二者択一だったわね。
>朱琉:私はそれより、考え事しながらすいすい進めるファルト君が気にかかります。私だったらこけるか、物を落とすか、壁にぶつかります。
>アミイ:こけるのは置いといて、他の二つはナニ?
>朱琉:事実ですから。


ユア:・・・・ん、気がついてないない。
久遠;ユアちゃん、不気味よ。
  そうよね、私も、考え事しながら歩いていると、何かにぶつかるわよ。
ユア;大丈夫ですか〜ぁ。

>
>>「・・・・で、ディスの企みは?」
>>「それは・・・・」
>>なかばげんなりしつつ、灯獅郎は、ファルトの応えを聞いた。
>>
>>
>>
>>聞きながら、二階のライトの仕掛けを通り過ぎ、その後の第一声は・・・
>>「ディス、お節介過ぎだろが、こらぁ!!」
>>「そうですね。
>> だけど、あの件のケジメでしょうね。」
>>「エリスとレイティスのか?
>> もう、六年前と三年前だぞ。」
>>「そこは、深いところに行ったものしかわかりませんよ。」
>>「なに?」
>>「・・・そろそろ、出口ですよ。
>>
>>
>>            灯獅郎&ファルト ペア
>>
>>
>>                  クリアタイム 17分23秒
>アミイ:確かに、深遠の闇に堕ち込んだものでなければ、わからない感情でしょうね。
>朱琉:ディス嬢といい、アリエスといい、どっぷりと裏世界に浸かっていますからね。

久遠:アミイちゃん、朱琉ちゃん、一つ勘違いしてるわ。
ユア;何事も、体験しないと、『そこは、深いとことに行ったものしかわかりませんよ。』とはいえません。

>
>>
>>
>>
>>side: エヴァンス & 楓
>>
>>
>>
>>
>>「離れてください、カエデさん。」
>>「いや。」
>>連合の先輩でもあるカエデに、さしもエヴァンスもたじたじである。
>>カエデに、無理矢理おんぶさせられ、柔かいトコだの、女性の吐息だの、いろいろと極限状態な高校三年生・元気なエヴァンス少年。
>朱琉:楓さん・・・・・・・・。
>アミイ:カワイイじゃない。
>朱琉:・・・・・・・・頑張れ、負けるな、エヴァンス君。

ユア;彼女の場合わかってておちょっくっている部分も在ります。
久遠;そうよね。
ユア;いろんな意味で、エヴァンス君、苦労人属性です。

>
>>「カエデさんは、灯獅郎さんが好きじゃないんですか?」
>>「でも、『好き』って言ってくれないし、エヴァ君の方が、大事にしてくれそうだし。」
>>「あのな、カエデさん。
>> 自分で、もう選んでるだろ、自分の大切な人。」
>>「ぶぅ」
>>「『ぶぅ』じゃない。
>> 俺の弟よりマシだろ、『好き』って言ってくれないぐらい。」
>>「アルトちんが、どうしたの?」
>>エヴァンスからおりて、向き合いそう言うカエデ。
>>「アルトが、ディス姉さんと同じトコに、足を突っ込んだのも、一目惚れが原因だってことは聞いたよな?」
>>「うん、ロマンチックだよね。」
>>「それの相手が、ニブチンなんだよ、この上なく。」
>>「そりゃ、大変。
>>・ ・・・・・で、エヴァクン自身は?」
>>「は?」
>>「エヴァクン自身は、好きな子とかいないの?」
>>「いません。」
>>「またまたぁ」
>>「いません!」
>>「うりうり、お姉さんに話しなさいって。」
>>「いませんったら、いません。」
>>という会話が、出口まで続いていた。
>>
>>
>>ちなみに、二階のライトの仕掛けで、カエデが、びっくりしてエヴァンスに抱きついたことは追記しておく。
>>
>>
>>         エヴァンス&楓 ペア 
>>                クリアタイム 15分49秒
>朱琉:皆々大変ですねぇ。
>アミイ:恋なんて、苦労ばかりじゃない。そして、苦労があるからこそ、恋は甘くて楽しいのよ。
>朱琉:そんな、スイカに塩かけると甘みが増すって言うような感じの軽さで言わないでくださいよ。
>

ユア:そうですね。
久遠:この話に関して言えば、元凶が何言ってるの?
ユア;でも、実際苦労が在ればこそ、恋愛は楽しい。

>>
>>
>>
>>
>>
>>@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
>>
>>
>>というわけで、ミラーマンションタイムトライアルの結果が出ました。
>>次回で、バツゲーム&温泉編の決着です。
>>
>>
>>それでは、また次回。
>朱琉:はい、楽しみにしています。
>アミイ:じゃ、また今度ね!
>二人:では!
>


ユア;いろいろと動きますよ、次回は。
久遠;正確には、『胎動』に、近いけどね。
二人:では、次回。

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17613家族の写真 ACT30 悲喜劇な事故 或いは 来るは《チャイルドクラン》の影十叶 夕海 2006/4/25 23:19:20
記事番号17573へのコメント





「という訳で、アルト&アリエスペアv
 熱烈ハグ3分間か情熱キス3分間どっちか選んで!!」
「でぇ〜?」
微妙にハイテンションなディスヒアが、最遅ペアの二人にそう促した。
それに、彼女の腕の中のルキウスも賛同するかのように、小ちゃな手を振っている。
「ディス姉ぇ!!」
「・・・・ディスティアさん?」
『一番遅いペアが一番早いペアのいうことを聞く』
と、ほかの面々からそういわれたら、二人は、ぐぅの音も出ない。
「うさぎ坊や、諦めろや。
 自分から、学級委員やるいうぐらいだから、嫌いじゃないんだろ?
 ゲームなんだし、ぎゅ〜かちゅ〜か、がばっといけよ!!」
蓮児の説得なんだか、野次なんだか分からない、声援?をアルトにかけた。
それにより、あるとは何かを決意した。
あの悲喜劇まであと、4分。


「・・・・・・・という訳で、ラーナさん。
 抱きしめさせていただきます。」
「・・・・・どうぞ。」
アルトは、茹でダコよろしく真っ赤になり、アリエスは、仮面よろしく無表情で向き合う。
そして、アルトは、アリエスを抱きしめる。
下が、二人の内心である。
(さっきも、抱きしめたけど、冷静になって抱きしめると恥ずかしい///)
(・・・・・ディスティアさん、どういうつもりなんでしょうか?)
そして、3分後。
「はい、終了。」
ディスティアがそういうとほぼ同時。
アルトがアリエスからはなれるとほぼ同時。
退屈だったのか、お腹が減ったのか、ルキウスがアルトのふわふわの白い髪に向かって、
「わちゃめ(わたあめ)!!」
と飛びついた。
頭に飛びつかれたアルトは、重力に負けた。
  ちゅ・・・・
アルトは、約165センチ
アリエスは、約152センチ
重さに負ければ、ある種自明の理。
そして、再び、アルトが離れると、アリエスは、モハメド=アリもかくやのコークスクリューアッパーが、奇麗にアルトの鳩尾に決まった。


こうして、温泉旅行は終わった。
いろいろな感情を残して・・・・。






















数日後の深夜ー。
時乃市内 某高級マンション


「《吸血鬼》、綾音ちゃんはどう?」
「慢性的な貧血だ。
 もうそろそろ、レイティスの『血玉』がきれるから、始末しようと思うんだが、迷っている。」
「珍しいですね。
 三年近く世話をして、情でも移りましたか?」
「ありえない。
 《吸血鬼》に似合わない。
 もう、二人やってるし、かわらない。」
「君がそこまで喋るなんて、珍しいね、宵颯(よいて)?」
「・・・・・・」
そのリビングとして使っている部屋で、それぞれ一人掛けのソファに四人はいた。
最初の声の主は、色のない髪と左右が微妙に違うオッドアイの青年。
二人目の声の主は、どこにでもいそうな黒髪黒目の青年というには齢で、中年というには若い男性。
三人目の声の主は、自然な灰色に近いアッシュブロンドと赤茶の瞳の淡い微笑みが似合う若い優男。
四人目の声の主は、四人の中で一番背が高いがそうガタイがいいという訳ではない、短い黒髪と表情のない青めの高校生ぐらいの少年。
「それで、次はどうするつもりだ。
 お前が裏切っているのは、バレてるのだろう?」
「その件なら、私が潜り込みますよ。
 いちおう、ディスティアさんは私のこと知らないでしょうから。」
一人目が、二人目とそう会話を交わしていると、四人目が部屋の隅のコートハンガーの方へ行く。
「・・・どっか行くの、宵颯?」
「つまらない、帰る。」
「そうだね、もう遅いし、明日大学早いし。」
「《吸血鬼》さん、今日はこれでおしまいにしましょうか。」
「そうだな。
 次は、どうする?」
「五月の終わりだよね、やっぱり。」
「それくらいか。」
そうして、その日の密会は終わった。
それぞれの裏を再び隠しつつ・・・・・・。



「なんか、食べて帰る?」
「・・うるさい、榮太郎。」
「行かないの?」
「オムライスがいい。」
「じゃ、ファミレスだね、この時間だと。」
宵颯とオッドアイの青年ー闇霧榮太郎は、ほかの二人より先に出て、そんなさっきとは打って変わった微妙に和やかな会話をしつつ家路についた。




このとき、本当の意味で、

《チャイルドクラン》と

ディスティア達、反《チャイルドクラン》との

関係が 動き出したのかもしれない・・・・・・





@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@


さて、今回までがある意味でのプロローグ。
だいたいの主要な登場人物が出そろった感があります。


そして、上の密会の四人は、それぞれ誰なのでしょうか。
ちなみに、半分は登場済みです。


さて、次回からは、とりあえず登場人物の日常編です。
お楽しみに。


それでは。

トップに戻る
17614いけないなぁ、と思いつつ、ついつい爆笑。羅城 朱琉 2006/4/26 08:47:17
記事番号17613へのコメント


朱琉:こんにちは〜!羅城 朱琉ですっ!
アミイ:朱琉・・・・何でそんな年に1回あるかないかの超ハイテンション?
朱琉:いやぁ、本文読めば納得でしょう?
アミイ:・・・・つまりは、期待に違わず面白かった、と?
朱琉:イエス!それでは、早速ですがレスにまいりましょうっ!
アミイ:・・・・どうでもいいけど、口調くらいは戻しなさいな、気味悪い・・・・。

>
>
>
>
>
>「という訳で、アルト&アリエスペアv
> 熱烈ハグ一分間か情熱キス3分間どっちか選んで!!」
>「でぇ〜?」
>微妙にハイテンションなディスヒアが、最遅ペアの二人にそう促した。
>それに、彼女の腕の中のルキウスも賛同するかのように、小ちゃな手を振っている。
>「ディス姉ぇ!!」
>「・・・・ディスティアさん?」
>『一番遅いペアが一番早いペアのいうことを聞く』
>と、ほかの面々からそういわれたら、二人は、ぐぅの音も出ない。
>「うさぎ坊や、諦めろや。
> 自分から、学級委員やるいうぐらいだから、嫌いじゃないんだろ?
> ゲームなんだし、ぎゅ〜かちゅ〜か、がばっといけよ!!」
>蓮児の説得なんだか、野次なんだか分からない、声援?をアルトにかけた。
>それにより、あるとは何かを決意した。
>あの悲喜劇まであと、4分。
朱琉:レッツ究極の選択!
アミイ:そうでもないでしょ?・・・・まあ、『本当に、相手を、まったく、これっぽちも、好いていない』なら、究極の選択だろうけど・・・・。アリエスちゃんはともかく、アルト君はまんざらでもないんじゃない!?
朱琉:それでも、ストレートに出されると照れるのが人間心理ですよ。
アミイ:まぁね。

>
>
>「・・・・・・・という訳で、ラーナさん。
> 抱きしめさせていただきます。」
>「・・・・・どうぞ。」
>アルトは、茹でダコよろしく真っ赤になり、アリエスは、仮面よろしく無表情で向き合う。
>そして、アルトは、アリエスを抱きしめる。
>下が、二人の内心である。
>(さっきも、抱きしめたけど、冷静になって抱きしめると恥ずかしい///)
>(・・・・・ディスティアさん、どういうつもりなんでしょうか?)
朱琉:アルト君、かわいいv
アミイ:アリエスちゃん、こんな時でも無表情なのね・・・・。

>そして、3分後。
>「はい、終了。」
>ディスティアがそういうとほぼ同時。
>アルトがアリエスからはなれるとほぼ同時。
>退屈だったのか、お腹が減ったのか、ルキウスがアルトのふわふわの白い髪に向かって、
>「わちゃめ(わたあめ)!!」
>と飛びついた。
>頭に飛びつかれたアルトは、重力に負けた。
>  ちゅ・・・・
>アルトは、約165センチ
>アリエスは、約152センチ
>重さに負ければ、ある種自明の理。
>そして、再び、アルトが離れると、アリエスは、モハメド=アリもかくやのコークスクリューアッパーが、奇麗にアルトの鳩尾に決まった。
朱琉:きゃぁぁぁぁあはははは!
アミイ:あんたねぇ・・・・。叫ぶか笑うかどっちかになさいな。・・・・え、何?これが叫ばずにいられるかって?で、ルキウス君、よくやった、って?・・・・ああ、で、その後のオチの切り返しが見事だ、と。
 ・・・・・・・・まあ、コークスクリューは痛いわよね〜・・・・。
朱琉:ちなみに、同じコークスクリューでも、顎に当てるよう放つと『コークスクリューアッパー』、胴体を狙う場合は『コークスクリューブロー』と呼ばれるらしいです。
アミイ:又聞きボクシングトリビアでした。

>
>
>こうして、温泉旅行は終わった。
>いろいろな感情を残して・・・・。
>
>
>
>
>
>
>
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>
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>
>数日後の深夜ー。
>時乃市内 某高級マンション
>
>
>「《吸血鬼》、綾音ちゃんはどう?」
>「慢性的な貧血だ。
> もうそろそろ、レイティスの『血玉』がきれるから、始末しようと思うんだが、迷っている。」
>「珍しいですね。
> 三年近く世話をして、情でも移りましたか?」
>「ありえない。
> 《吸血鬼》に似合わない。
> もう、二人やってるし、かわらない。」
>「君がそこまで喋るなんて、珍しいね、宵颯(よいて)?」
>「・・・・・・」
>そのリビングとして使っている部屋で、それぞれ一人掛けのソファに四人はいた。
>最初の声の主は、色のない髪と左右が微妙に違うオッドアイの青年。
>二人目の声の主は、どこにでもいそうな黒髪黒目の青年というには齢で、中年というには若い男性。
>三人目の声の主は、自然な灰色に近いアッシュブロンドと赤茶の瞳の淡い微笑みが似合う若い優男。
>四人目の声の主は、四人の中で一番背が高いがそうガタイがいいという訳ではない、短い黒髪と表情のない青めの高校生ぐらいの少年。
>「それで、次はどうするつもりだ。
> お前が裏切っているのは、バレてるのだろう?」
>「その件なら、私が潜り込みますよ。
> いちおう、ディスティアさんは私のこと知らないでしょうから。」
>一人目が、二人目とそう会話を交わしていると、四人目が部屋の隅のコートハンガーの方へ行く。
>「・・・どっか行くの、宵颯?」
>「つまらない、帰る。」
>「そうだね、もう遅いし、明日大学早いし。」
>「《吸血鬼》さん、今日はこれでおしまいにしましょうか。」
>「そうだな。
> 次は、どうする?」
>「五月の終わりだよね、やっぱり。」
>「それくらいか。」
>そうして、その日の密会は終わった。
>それぞれの裏を再び隠しつつ・・・・・・。
朱琉:やっと動きましたね、《吸血鬼》・・・・というか《チャイルドクラン》!!
アミイ:とは言っても、まだまだ全貌は見えず・・・・。
朱琉:いいんですいいんです!推理しつつ、気長に楽しみに待ちますから。
>
>
>
>「なんか、食べて帰る?」
>「・・うるさい、榮太郎。」
>「行かないの?」
>「オムライスがいい。」
>「じゃ、ファミレスだね、この時間だと。」
>宵颯とオッドアイの青年ー闇霧榮太郎は、ほかの二人より先に出て、そんなさっきとは打って変わった微妙に和やかな会話をしつつ家路についた。
>
>
>
>
>このとき、本当の意味で、
>
>《チャイルドクラン》と
>
>ディスティア達、反《チャイルドクラン》との
>
>関係が 動き出したのかもしれない・・・・・・
>
>
>
>
>
>@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
>
>
>さて、今回までがある意味でのプロローグ。
>だいたいの主要な登場人物が出そろった感があります。
>
>
>そして、上の密会の四人は、それぞれ誰なのでしょうか。
>ちなみに、半分は登場済みです。
朱琉:いや、まだ、例のS.T氏くらいしかわかりませんが・・・・
アミイ:わかって当たり前な人だしね、当人。

>
>
>さて、次回からは、とりあえず登場人物の日常編です。
>お楽しみに。
>
>
>それでは。
朱琉:はい、それでは、今回はこの辺で!
二人:では、また!

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17615これからも、ディス嬢は仕掛けていきます。十叶 夕海 2006/4/26 10:24:36
記事番号17614へのコメント


>
>朱琉:こんにちは〜!羅城 朱琉ですっ!
>アミイ:朱琉・・・・何でそんな年に1回あるかないかの超ハイテンション?
>朱琉:いやぁ、本文読めば納得でしょう?
>アミイ:・・・・つまりは、期待に違わず面白かった、と?
>朱琉:イエス!それでは、早速ですがレスにまいりましょうっ!
>アミイ:・・・・どうでもいいけど、口調くらいは戻しなさいな、気味悪い・・・・。

ユア;こんにちは、ユアです!!
久遠;こっちも、微妙に元気ねぇ・・・・。
ユア:うまくバレなかったなぁとうれしくて。
久遠:・・・・返レスいきましょ。

>
>>
>>
>>
>>
>>
>>「という訳で、アルト&アリエスペアv
>> 熱烈ハグ一分間か情熱キス3分間どっちか選んで!!」
>>「でぇ〜?」
>>微妙にハイテンションなディスヒアが、最遅ペアの二人にそう促した。
>>それに、彼女の腕の中のルキウスも賛同するかのように、小ちゃな手を振っている。
>>「ディス姉ぇ!!」
>>「・・・・ディスティアさん?」
>>『一番遅いペアが一番早いペアのいうことを聞く』
>>と、ほかの面々からそういわれたら、二人は、ぐぅの音も出ない。
>>「うさぎ坊や、諦めろや。
>> 自分から、学級委員やるいうぐらいだから、嫌いじゃないんだろ?
>> ゲームなんだし、ぎゅ〜かちゅ〜か、がばっといけよ!!」
>>蓮児の説得なんだか、野次なんだか分からない、声援?をアルトにかけた。
>>それにより、あるとは何かを決意した。
>>あの悲喜劇まであと、4分。
>朱琉:レッツ究極の選択!
>アミイ:そうでもないでしょ?・・・・まあ、『本当に、相手を、まったく、これっぽちも、好いていない』なら、究極の選択だろうけど・・・・。アリエスちゃんはともかく、アルト君はまんざらでもないんじゃない!?
>朱琉:それでも、ストレートに出されると照れるのが人間心理ですよ。
>アミイ:まぁね。
>

ユア;アルト君は、けっこう、《魔導師(マジスタ)ラビ》だったから、さらりとするようなことでも、彼自身は奥手の部類に入るのです。
久遠;そうよね、こういう感じの増えそうでしょ、ユアちゃん?
ユア;・・・・・・それは、秘密ですv

>>
>>
>>「・・・・・・・という訳で、ラーナさん。
>> 抱きしめさせていただきます。」
>>「・・・・・どうぞ。」
>>アルトは、茹でダコよろしく真っ赤になり、アリエスは、仮面よろしく無表情で向き合う。
>>そして、アルトは、アリエスを抱きしめる。
>>下が、二人の内心である。
>>(さっきも、抱きしめたけど、冷静になって抱きしめると恥ずかしい///)
>>(・・・・・ディスティアさん、どういうつもりなんでしょうか?)
>朱琉:アルト君、かわいいv
>アミイ:アリエスちゃん、こんな時でも無表情なのね・・・・。

久遠:そうよね、初々しいわ。
ユア;無表情の方が、らしいかなと。

>
>>そして、3分後。
>>「はい、終了。」
>>ディスティアがそういうとほぼ同時。
>>アルトがアリエスからはなれるとほぼ同時。
>>退屈だったのか、お腹が減ったのか、ルキウスがアルトのふわふわの白い髪に向かって、
>>「わちゃめ(わたあめ)!!」
>>と飛びついた。
>>頭に飛びつかれたアルトは、重力に負けた。
>>  ちゅ・・・・
>>アルトは、約165センチ
>>アリエスは、約152センチ
>>重さに負ければ、ある種自明の理。
>>そして、再び、アルトが離れると、アリエスは、モハメド=アリもかくやのコークスクリューアッパーが、奇麗にアルトの鳩尾に決まった。
>朱琉:きゃぁぁぁぁあはははは!
>アミイ:あんたねぇ・・・・。叫ぶか笑うかどっちかになさいな。・・・・え、何?これが叫ばずにいられるかって?で、ルキウス君、よくやった、って?・・・・ああ、で、その後のオチの切り返しが見事だ、と。
> ・・・・・・・・まあ、コークスクリューは痛いわよね〜・・・・。
>朱琉:ちなみに、同じコークスクリューでも、顎に当てるよう放つと『コークスクリューアッパー』、胴体を狙う場合は『コークスクリューブロー』と呼ばれるらしいです。
>アミイ:又聞きボクシングトリビアでした。

ユア;ありがとうございます。
久遠;ちなみに、ルキウス君の行動は、去年の又従弟の行動が元なのよ。
ユア:しかも、ツボにきっちり入ってます。
久遠:・・・・・ユアちゃん?
ユア:・・・・もう少し、調べた方がよかったですね。

>
>>
>>
>>数日後の深夜ー。
>>時乃市内 某高級マンション
>>
>>
>>「《吸血鬼》、綾音ちゃんはどう?」
>>「慢性的な貧血だ。
>> もうそろそろ、レイティスの『血玉』がきれるから、始末しようと思うんだが、迷っている。」
>>「珍しいですね。
>> 三年近く世話をして、情でも移りましたか?」
>>「ありえない。
>> 《吸血鬼》に似合わない。
>> もう、二人やってるし、かわらない。」
>>「君がそこまで喋るなんて、珍しいね、宵颯(よいて)?」
>>「・・・・・・」
>>そのリビングとして使っている部屋で、それぞれ一人掛けのソファに四人はいた。
>>最初の声の主は、色のない髪と左右が微妙に違うオッドアイの青年。
>>二人目の声の主は、どこにでもいそうな黒髪黒目の青年というには齢で、中年というには若い男性。
>>三人目の声の主は、自然な灰色に近いアッシュブロンドと赤茶の瞳の淡い微笑みが似合う若い優男。
>>四人目の声の主は、四人の中で一番背が高いがそうガタイがいいという訳ではない、短い黒髪と表情のない青めの高校生ぐらいの少年。
>>「それで、次はどうするつもりだ。
>> お前が裏切っているのは、バレてるのだろう?」
>>「その件なら、私が潜り込みますよ。
>> いちおう、ディスティアさんは私のこと知らないでしょうから。」
>>一人目が、二人目とそう会話を交わしていると、四人目が部屋の隅のコートハンガーの方へ行く。
>>「・・・どっか行くの、宵颯?」
>>「つまらない、帰る。」
>>「そうだね、もう遅いし、明日大学早いし。」
>>「《吸血鬼》さん、今日はこれでおしまいにしましょうか。」
>>「そうだな。
>> 次は、どうする?」
>>「五月の終わりだよね、やっぱり。」
>>「それくらいか。」
>>そうして、その日の密会は終わった。
>>それぞれの裏を再び隠しつつ・・・・・・。
>朱琉:やっと動きましたね、《吸血鬼》・・・・というか《チャイルドクラン》!!
>アミイ:とは言っても、まだまだ全貌は見えず・・・・。
>朱琉:いいんですいいんです!推理しつつ、気長に楽しみに待ちますから。
>>

ユア;そうです。
久遠:約十話前に、裏切りが判明した闇霧榮太郎こと《エータ・ミレアム》も出せたわね。
ユア;そういってもらえると、筆が進みますよ、羅城さん。


>>
>>
>>
>>
>>
>>@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
>>
>>
>>さて、今回までがある意味でのプロローグ。
>>だいたいの主要な登場人物が出そろった感があります。
>>
>>
>>そして、上の密会の四人は、それぞれ誰なのでしょうか。
>>ちなみに、半分は登場済みです。
>朱琉:いや、まだ、例のS.T氏くらいしかわかりませんが・・・・
>アミイ:わかって当たり前な人だしね、当人。

ユア;宵颯くん以外は、登場済みなのです、ヒントもたっぷりちりばめたのですが・・・
久遠;《吸血鬼》ちゃんもそうだけど、《エータミレアム》ちゃんはまだしも、もう一人は分からないんじゃない?
ユア;意外過ぎて?
久遠:ヒントが少なくて!

>
>>
>>
>>さて、次回からは、とりあえず登場人物の日常編です。
>>お楽しみに。
>>
>>
>>それでは。
>朱琉:はい、それでは、今回はこの辺で!
>二人:では、また!
>

ユア:はい、ありがとうございました。
二人;では、次回。

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17616家族の写真 ACT31 交錯仕始める日常と非日常 十叶 夕海 2006/4/28 00:13:52
記事番号17573へのコメント



「フィブリゾくん。
 イェドとアツブス、預かってくれてありがとう。」
「ううん、こういうことなら、いつでも言って。
・ ・・・・ねぇ、ナツメお姉ちゃん、お茶今入れてるんだ、上がってかない?」
五月三日。
温泉旅行帰った翌日の昼下がり。
ナツメは、隣のルビーアイ家にいた。
Act3で、飼うことになった子猫二匹を預かってもらっていたのだ。
「えっと・・フィブリゾ君・・・。。。」
「ちびっ子!!
 これはオイラの!!」
「・・・・ロリコン男。
 隣のお姉さんをお茶に誘って何悪いの?」
何かを言おうとするナツメを後ろから、ガバッと抱きすくめたのはアークだった・・・まともな私服姿の。
そして、彼とフィブリゾは睨み合う。
大好きなナツメを巡って、睨み合う。
しつこいようだが、睨み合うったら、睨み合う。
・ ・・・今現在のナツメ嬢の心は別の異性に向かっているのに、ご苦労なお話である。
それに、皆さんにお聞きしたい。
4歳年下に告白して、ロリコン呼ばわりされるのは、18歳と15歳と言えど、少々気の毒ではないだろうか?
(アークは、今年19歳です。)



「こら!!」
「あ、エヴァ。」
「セレス叔父さんの家にいくから、早く渡してきなって、言ったろ。
 それに、アーク、ミイラ取りがミイラになってどうする。」
珍しく、お父さ・・・ではなく、保護者をやっているエヴァンス。
しかし、これで、アークとエヴァンス、アークの方が年上と言われて、納得できるだろうか?
「ごめんね・・・フィブリゾくん、また。」
「うん、またね。」




「リアン叔母様・・・お久しぶりです。」
「年賀以来よね、確か。」
茶色の短い髪と金茶の瞳の長身の女性が、エヴァ&ナツメ&アルト&アークを迎えた。
彼女が、リアネス=ペシュテル。
ヴァリード兄弟の母・ルピナスの弟のセレスの妻であり、アルティアの母である女性だ。
「お茶、いれて来るから、適当にす・・・・」
「母さんは、座ってて。
 俺がいれてくるから。」
四人が、居間にあがり座り、リアネスがお茶を出すために、台所に行こうとして、息子のアルティアが、あわてて止めた。
どこから出てきたのだろうか?
ともあれ、お茶を六人分入れて戻ってきた。
「ところで、アルティアさん。
 ディス姉さん、今日サークルで昼頃、出て行ったけど?」
「・・・・・忘れてた。」
それだけを言うと、アルティアは大急ぎで、出て行ってしまった。
鉄仮面のアルティアも、家では、少々抜けているというお話。
「リアン叔母さん、父さんと母さんからよろしくと。
 それと、お土産です。」
「おや、ルピナスとレンシェルマは、例によって締め切りと筋肉痛かい?」
「そう、外見はまだしも、肉体はそれなのに。
 リアンオバハンの方が、まだちゃんと・・・・・」
「エヴァ、アルト、叔母さんと呼ぶんじゃないと言わなかったかな?」


こうして、ヴァリード一家(うち四人)の日常のヒトコマ。












それの約四時間前。
高層マンションの最上階近くの一室。
「珍しいね、榮太郎が、白尽くめじゃないって。」
「ああ、今日はサークルなんだ。
 だから、演劇サークル大道具係の霧野裔英太郎としての顔なの。」
数日前、別のマンションで、密会をしていたうちの一人目と四人目の闇霧榮太郎と宵颯は、同居しているのだ。
闇霧榮太郎は、ディスティア=ヴァリードに『変態的』というか、『歪んだ愛』を捧げている、《エータミレアム》の頃である。
もう片方の宵颯は、基本的に無関心無感動が基本スタンスの16歳である。
というか、榮太郎が白尽くめ大好きなのに対して、黒いハーフサイズのコートに黒いズボンにブーツという黒尽くめの宵颯。
・ ・・・一応、宵颯は、インナーに、白のハイネックセーターを着たり、淡いベージュのキャスケット帽子をかぶったりと努力をしているようである。
「・・・似合わない。」
「言ってくれるね、宵颯。
 ・・・・ま、いいや。
 五時には帰れると思うから、一緒にご飯食べよ。」
「・・・・・・。」
「わかったら、はいは?」
「・・・・・・・・はい。」
なんだか、二十代と16歳の男同士の会話というより、おかあさんと子供的な会話である。
いや、二人には自覚はないだろうけど。
「じゃ、行ってくる。
 そうそう、あまり、外に行かないようにね。
 君の『氣殺』は、結構狙われてるんだしね。」
「はいはい、時間・・・・いいの?」
「じゃあね。」
と、榮太郎は、大学に行ってしまった。
そして、しばらくして・・・・・。
「どこ・・・・行っこか。」
と、街に出てしまった。
この外出が、大きく宵颯を変えることになる。








@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@


一応、今回は、二重構造です。
次回は、普通に一重構造です。



それと、一つ募集です。
私の完璧ミスで、《チャイルドクラン》の首領の設定をしていませんでした。

下の条件に合う人物を募集します。


・男性
・《チャイルドクラン》の首領。
・推定五十代
・名前と性格・外見・身長体重・攻撃方法 

この条件を守れば、宵颯の父親だろうと、アリエス嬢の親戚だろうと何でもかまいません。



それでは、また次回。

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17619この人でどうでしょう?羅城 朱琉 2006/5/1 08:23:13
記事番号17616へのコメント


朱琉:こんにちは、羅城 朱琉です。遅くなりましたが、早速レスです。
>
>
>「フィブリゾくん。
> イェドとアツブス、預かってくれてありがとう。」
>「ううん、こういうことなら、いつでも言って。
>・ ・・・・ねぇ、ナツメお姉ちゃん、お茶今入れてるんだ、上がってかない?」
>五月三日。
>温泉旅行帰った翌日の昼下がり。
>ナツメは、隣のルビーアイ家にいた。
>Act3で、飼うことになった子猫二匹を預かってもらっていたのだ。
>「えっと・・フィブリゾ君・・・。。。」
>「ちびっ子!!
> これはオイラの!!」
>「・・・・ロリコン男。
> 隣のお姉さんをお茶に誘って何悪いの?」
>何かを言おうとするナツメを後ろから、ガバッと抱きすくめたのはアークだった・・・まともな私服姿の。
>そして、彼とフィブリゾは睨み合う。
>大好きなナツメを巡って、睨み合う。
>しつこいようだが、睨み合うったら、睨み合う。
>・ ・・・今現在のナツメ嬢の心は別の異性に向かっているのに、ご苦労なお話である。
>それに、皆さんにお聞きしたい。
>4歳年下に告白して、ロリコン呼ばわりされるのは、18歳と15歳と言えど、少々気の毒ではないだろうか?
>(アークは、今年19歳です。)
アミイ:それは・・・・ちょっとかわいそうかも。そのくらいの年の差なら、あと10年も経てば気にならなくなるわよねぇ?
朱琉:いやここでいきなり10年後の話とかされましても・・・・
アミイ:ああでも、『人の恋路を邪魔する奴は〜』とも言うわね。でもまあ、おねーさんとしましては、報われない愛vでも頑張ってほしいわ
朱琉:あの〜・・・・もしもーし・・・・

>
>
>
>「こら!!」
>「あ、エヴァ。」
>「セレス叔父さんの家にいくから、早く渡してきなって、言ったろ。
> それに、アーク、ミイラ取りがミイラになってどうする。」
>珍しく、お父さ・・・ではなく、保護者をやっているエヴァンス。
>しかし、これで、アークとエヴァンス、アークの方が年上と言われて、納得できるだろうか?
>「ごめんね・・・フィブリゾくん、また。」
>「うん、またね。」
アミイ:エヴァ君、お疲れ様。大きな子供みたいね、アーク君。
朱琉:そこが魅力、ですかね?

>
>
>
>
>「リアン叔母様・・・お久しぶりです。」
>「年賀以来よね、確か。」
>茶色の短い髪と金茶の瞳の長身の女性が、エヴァ&ナツメ&アルト&アークを迎えた。
>彼女が、リアネス=ペシュテル。
>ヴァリード兄弟の母・ルピナスの弟のセレスの妻であり、アルティアの母である女性だ。
>「お茶、いれて来るから、適当にす・・・・」
>「母さんは、座ってて。
> 俺がいれてくるから。」
>四人が、居間にあがり座り、リアネスがお茶を出すために、台所に行こうとして、息子のアルティアが、あわてて止めた。
>どこから出てきたのだろうか?
>ともあれ、お茶を六人分入れて戻ってきた。
>「ところで、アルティアさん。
> ディス姉さん、今日サークルで昼頃、出て行ったけど?」
>「・・・・・忘れてた。」
>それだけを言うと、アルティアは大急ぎで、出て行ってしまった。
>鉄仮面のアルティアも、家では、少々抜けているというお話。
>「リアン叔母さん、父さんと母さんからよろしくと。
> それと、お土産です。」
>「おや、ルピナスとレンシェルマは、例によって締め切りと筋肉痛かい?」
>「そう、外見はまだしも、肉体はそれなのに。
> リアンオバハンの方が、まだちゃんと・・・・・」
>「エヴァ、アルト、叔母さんと呼ぶんじゃないと言わなかったかな?」
>
>
>こうして、ヴァリード一家(うち四人)の日常のヒトコマ。
アミイ:ふふふv確かに、血縁的に叔母であっても、はっきりそういうのは反則よv
朱琉:(全力で肯定)
アミイ:実感こもってるわねぇ・・・・朱琉。

>
>
>
>
>
>
>
>
>
>
>
>
>それの約四時間前。
>高層マンションの最上階近くの一室。
>「珍しいね、榮太郎が、白尽くめじゃないって。」
>「ああ、今日はサークルなんだ。
> だから、演劇サークル大道具係の霧野裔英太郎としての顔なの。」
>数日前、別のマンションで、密会をしていたうちの一人目と四人目の闇霧榮太郎と宵颯は、同居しているのだ。
>闇霧榮太郎は、ディスティア=ヴァリードに『変態的』というか、『歪んだ愛』を捧げている、《エータミレアム》の頃である。
>もう片方の宵颯は、基本的に無関心無感動が基本スタンスの16歳である。
>というか、榮太郎が白尽くめ大好きなのに対して、黒いハーフサイズのコートに黒いズボンにブーツという黒尽くめの宵颯。
>・ ・・・一応、宵颯は、インナーに、白のハイネックセーターを着たり、淡いベージュのキャスケット帽子をかぶったりと努力をしているようである。
>「・・・似合わない。」
>「言ってくれるね、宵颯。
> ・・・・ま、いいや。
> 五時には帰れると思うから、一緒にご飯食べよ。」
>「・・・・・・。」
>「わかったら、はいは?」
>「・・・・・・・・はい。」
>なんだか、二十代と16歳の男同士の会話というより、おかあさんと子供的な会話である。
>いや、二人には自覚はないだろうけど。
>「じゃ、行ってくる。
> そうそう、あまり、外に行かないようにね。
> 君の『氣殺』は、結構狙われてるんだしね。」
>「はいはい、時間・・・・いいの?」
>「じゃあね。」
>と、榮太郎は、大学に行ってしまった。
>そして、しばらくして・・・・・。
>「どこ・・・・行っこか。」
>と、街に出てしまった。
>この外出が、大きく宵颯を変えることになる。
アミイ:裏の皆様方も・・・・まあそれなりに普通に生活しているわねぇ。
朱琉:それはそうでしょう?人間なんですから。

>
>
>
>
>
>
>
>
>@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
>
>
>一応、今回は、二重構造です。
>次回は、普通に一重構造です。
>
>
>
>それと、一つ募集です。
>私の完璧ミスで、《チャイルドクラン》の首領の設定をしていませんでした。
>
>下の条件に合う人物を募集します。
>
>
>・男性
>・《チャイルドクラン》の首領。
>・推定五十代
>・名前と性格・外見・身長体重・攻撃方法 
>
>この条件を守れば、宵颯の父親だろうと、アリエス嬢の親戚だろうと何でもかまいません。
アミイ:彼、出すの?
朱琉:そうしようかと。
アミイ:あんなに使い難いというか・・・・書き難そうな人を?
朱琉:一応。・・・・細かいところでも大きなところでも、設定は自由に変えてしまっていいので。

名前:ゼノン=アシュハ=ウツギ
性別:男
年齢:53
身長:2m弱(190cm代後半)
体重:75kg
外見:黒い総髪、青みがかった黒の瞳、浅黒い肌。威厳溢れる。着流しが似合いそうな感じ。
性格:非常に計算高いが、計算外の事態が起っても、それを面白がる。気難しい部分もあるが、気に食わないことでも有益ならば受け入れる。ある種のバトルマニアであり、一組織のトップながら、前線に立つこともある。
攻撃方法:古流剣術(殺人剣)の達人。仕込刀を常に持ち歩いている。
(特殊能力持ちの場合):上記+特殊能力として、肉体強化。(腕力上げたり、スピード上げたり)
備考:東欧系のハーフ。ウツギは「空木」、ゼノンは「是闇」とも書く。

>
>
>
>それでは、また次回。
朱琉:それでは、また。
二人:また今度!


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17621このタイプなら、特殊能力持ちだって自覚なしでもいいかも十叶 夕海 2006/5/1 20:37:39
記事番号17619へのコメント


>
>朱琉:こんにちは、羅城 朱琉です。遅くなりましたが、早速レスです。

ユア;こんにちは、ありがとうございます。

>>
>>
>>「フィブリゾくん。
>> イェドとアツブス、預かってくれてありがとう。」
>>「ううん、こういうことなら、いつでも言って。
>>・ ・・・・ねぇ、ナツメお姉ちゃん、お茶今入れてるんだ、上がってかない?」
>>五月三日。
>>温泉旅行帰った翌日の昼下がり。
>>ナツメは、隣のルビーアイ家にいた。
>>Act3で、飼うことになった子猫二匹を預かってもらっていたのだ。
>>「えっと・・フィブリゾ君・・・。。。」
>>「ちびっ子!!
>> これはオイラの!!」
>>「・・・・ロリコン男。
>> 隣のお姉さんをお茶に誘って何悪いの?」
>>何かを言おうとするナツメを後ろから、ガバッと抱きすくめたのはアークだった・・・まともな私服姿の。
>>そして、彼とフィブリゾは睨み合う。
>>大好きなナツメを巡って、睨み合う。
>>しつこいようだが、睨み合うったら、睨み合う。
>>・ ・・・今現在のナツメ嬢の心は別の異性に向かっているのに、ご苦労なお話である。
>>それに、皆さんにお聞きしたい。
>>4歳年下に告白して、ロリコン呼ばわりされるのは、18歳と15歳と言えど、少々気の毒ではないだろうか?
>>(アークは、今年19歳です。)
>アミイ:それは・・・・ちょっとかわいそうかも。そのくらいの年の差なら、あと10年も経てば気にならなくなるわよねぇ?
>朱琉:いやここでいきなり10年後の話とかされましても・・・・
>アミイ:ああでも、『人の恋路を邪魔する奴は〜』とも言うわね。でもまあ、おねーさんとしましては、報われない愛vでも頑張ってほしいわ
>朱琉:あの〜・・・・もしもーし・・・・


久遠:そうよねぇ、でも、フィブくんも恋する乙男(おとめ)だもんね。
ユア:でも、思春期ですし?
久遠;アミイちゃん、話分かるわねっ!
   私たちは、それを見物させてもらいましょ。
ユア;・・・・・・・・・・暴走してるなぁ(遠い目)

>
>>
>>
>>
>>「こら!!」
>>「あ、エヴァ。」
>>「セレス叔父さんの家にいくから、早く渡してきなって、言ったろ。
>> それに、アーク、ミイラ取りがミイラになってどうする。」
>>珍しく、お父さ・・・ではなく、保護者をやっているエヴァンス。
>>しかし、これで、アークとエヴァンス、アークの方が年上と言われて、納得できるだろうか?
>>「ごめんね・・・フィブリゾくん、また。」
>>「うん、またね。」
>アミイ:エヴァ君、お疲れ様。大きな子供みたいね、アーク君。
>朱琉:そこが魅力、ですかね?
>

ユア;エヴァくんは、どうも、苦労人属性のようです。
久遠:どの世界でもね。
   そうよね、・・・・で、意味はあるの?
ユア:彼と宵颯は、大きな子供としての対比。
   彼とカルマは、子供と大人、感情と理性ということでペアです。


>>
>>
>>
>>
>>「リアン叔母様・・・お久しぶりです。」
>>「年賀以来よね、確か。」
>>茶色の短い髪と金茶の瞳の長身の女性が、エヴァ&ナツメ&アルト&アークを迎えた。
>>彼女が、リアネス=ペシュテル。
>>ヴァリード兄弟の母・ルピナスの弟のセレスの妻であり、アルティアの母である女性だ。
>>「お茶、いれて来るから、適当にす・・・・」
>>「母さんは、座ってて。
>> 俺がいれてくるから。」
>>四人が、居間にあがり座り、リアネスがお茶を出すために、台所に行こうとして、息子のアルティアが、あわてて止めた。
>>どこから出てきたのだろうか?
>>ともあれ、お茶を六人分入れて戻ってきた。
>>「ところで、アルティアさん。
>> ディス姉さん、今日サークルで昼頃、出て行ったけど?」
>>「・・・・・忘れてた。」
>>それだけを言うと、アルティアは大急ぎで、出て行ってしまった。
>>鉄仮面のアルティアも、家では、少々抜けているというお話。
>>「リアン叔母さん、父さんと母さんからよろしくと。
>> それと、お土産です。」
>>「おや、ルピナスとレンシェルマは、例によって締め切りと筋肉痛かい?」
>>「そう、外見はまだしも、肉体はそれなのに。
>> リアンオバハンの方が、まだちゃんと・・・・・」
>>「エヴァ、アルト、叔母さんと呼ぶんじゃないと言わなかったかな?」
>>
>>
>>こうして、ヴァリード一家(うち四人)の日常のヒトコマ。
>アミイ:ふふふv確かに、血縁的に叔母であっても、はっきりそういうのは反則よv
>朱琉:(全力で肯定)
>アミイ:実感こもってるわねぇ・・・・朱琉。

久遠;そうよね、乙女vに、年を聞くなんて、万死に値するわ!!
ユア:久遠は、男でしょ。
久遠;心は、女よ!!

>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>それの約四時間前。
>>高層マンションの最上階近くの一室。
>>「珍しいね、榮太郎が、白尽くめじゃないって。」
>>「ああ、今日はサークルなんだ。
>> だから、演劇サークル大道具係の霧野裔英太郎としての顔なの。」
>>数日前、別のマンションで、密会をしていたうちの一人目と四人目の闇霧榮太郎と宵颯は、同居しているのだ。
>>闇霧榮太郎は、ディスティア=ヴァリードに『変態的』というか、『歪んだ愛』を捧げている、《エータミレアム》の頃である。
>>もう片方の宵颯は、基本的に無関心無感動が基本スタンスの16歳である。
>>というか、榮太郎が白尽くめ大好きなのに対して、黒いハーフサイズのコートに黒いズボンにブーツという黒尽くめの宵颯。
>>・ ・・・一応、宵颯は、インナーに、白のハイネックセーターを着たり、淡いベージュのキャスケット帽子をかぶったりと努力をしているようである。
>>「・・・似合わない。」
>>「言ってくれるね、宵颯。
>> ・・・・ま、いいや。
>> 五時には帰れると思うから、一緒にご飯食べよ。」
>>「・・・・・・。」
>>「わかったら、はいは?」
>>「・・・・・・・・はい。」
>>なんだか、二十代と16歳の男同士の会話というより、おかあさんと子供的な会話である。
>>いや、二人には自覚はないだろうけど。
>>「じゃ、行ってくる。
>> そうそう、あまり、外に行かないようにね。
>> 君の『氣殺』は、結構狙われてるんだしね。」
>>「はいはい、時間・・・・いいの?」
>>「じゃあね。」
>>と、榮太郎は、大学に行ってしまった。
>>そして、しばらくして・・・・・。
>>「どこ・・・・行っこか。」
>>と、街に出てしまった。
>>この外出が、大きく宵颯を変えることになる。
>アミイ:裏の皆様方も・・・・まあそれなりに普通に生活しているわねぇ。
>朱琉:それはそうでしょう?人間なんですから。

ユア:表の顔がないといろいろと大変ですしね。
久遠;人間というのは、こういう生活がないと、精神の方圧迫されるものね。

>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
>>
>>
>>一応、今回は、二重構造です。
>>次回は、普通に一重構造です。
>>
>>
>>
>>それと、一つ募集です。
>>私の完璧ミスで、《チャイルドクラン》の首領の設定をしていませんでした。
>>
>>下の条件に合う人物を募集します。
>>
>>
>>・男性
>>・《チャイルドクラン》の首領。
>>・推定五十代
>>・名前と性格・外見・身長体重・攻撃方法 
>>
>>この条件を守れば、宵颯の父親だろうと、アリエス嬢の親戚だろうと何でもかまいません。
>アミイ:彼、出すの?
>朱琉:そうしようかと。
>アミイ:あんなに使い難いというか・・・・書き難そうな人を?
>朱琉:一応。・・・・細かいところでも大きなところでも、設定は自由に変えてしまっていいので。
>
>名前:ゼノン=アシュハ=ウツギ
>性別:男
>年齢:53
>身長:2m弱(190cm代後半)
>体重:75kg
>外見:黒い総髪、青みがかった黒の瞳、浅黒い肌。威厳溢れる。着流しが似合いそうな感じ。
>性格:非常に計算高いが、計算外の事態が起っても、それを面白がる。気難しい部分もあるが、気に食わないことでも有益ならば受け入れる。ある種のバトルマニアであり、一組織のトップながら、前線に立つこともある。
>攻撃方法:古流剣術(殺人剣)の達人。仕込刀を常に持ち歩いている。
>(特殊能力持ちの場合):上記+特殊能力として、肉体強化。(腕力上げたり、スピード上げたり)
>備考:東欧系のハーフ。ウツギは「空木」、ゼノンは「是闇」とも書く。

ユア;ありがとうございます。
久遠;次回に、名前のみ登場よ。

>
>>
>>
>>
>>それでは、また次回。
>朱琉:それでは、また。
>二人:また今度!
>

二人;では次回で?

>

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17620家族の写真 ACT32 ディスティアと五月雨と雨にぬれた仔猫 或いは 氣殺使いを拾う 上十叶 夕海 2006/5/1 08:28:40
記事番号17573へのコメント



おかあさん どこに いったの?

ぼく を おいて どこに いったの?

ここは こわいよ ぼくは しりたくないのに

なにかが ながれこんでくるんだ ぼくのなかに 

ぼく の こと いらないの?

おかあさん おかあさん おかあさん

おかあさん おかあさん・・・・・・

おかあさん  おかあ・・・・



Act32 ディスティアと五月雨と雨にぬれた仔猫 或いは 氣殺使いを拾う 上




時乃大学の正門付近。
午後三時半過ぎー。
雨が降りしきり、人気が少なくなってきた時間。


赤ん坊を連れたディスティアが、居た。
ミリタリープリントのジーパンに都市迷彩のジャケットのワイルドスタイルである。
「さて、両方とも今日は仕事ないけど、かといって帰るには早いし。
 だけど、かと言って、雨だし、出歩く気には・・・」
サークルが早く終わり、(アルティアはやや遅れてやってきた)手持ち無沙汰になり、久しぶりに《翡翠》でも行こうかなと、足を向け歩き始めた時、ふと視線をやった路地裏に倒れた人間が見えた。
座り込んでいても、ディスティアよりも、やや長身ということが見て取れた。
それは、彼女が知る由もなかったのだが、それは宵颯(よいて)だった。
「少年・・・・少年。
 仕方ないか。
 《風繰りし 風魔が末裔の五兄弟が 四子リュエ、五子リュオ、
    我汝らと 旧き契約結びし者  我の喚びかけに答えよ》」
そして、今時の女子大生風の茶髪が日に焼けた金色の髪と黒い瞳の日本ならどこもいそうな二十歳ぐらいの女性とやや色が薄い黒髪と黒瞳のブレザーの制服姿の少年が、召還された。
「・・・・・・・赤ん坊が、そばに居る時はー、喚ぶなって行ったよなー、俺?
 ディスティア、お前〜正気かよぉ。」
「緊急事態だ、それが理由にならない?」
「はいはい、リュオ、諦めなさいって。
・ ・・・で、『これ』を運べばいいの?」
「そう、リュオ、ルキお願い。」
というと、ぽいっと、ディスティアは彼にルキウスを放り投げた。
そうなれば、受け止めるしかなくリュオは、ふてくされたように受け止めた。
「あのなー、俺に、赤ん坊っていうのはー、合わねぇっ・・・」
「流石に、この大きい坊やをお前が担ぐのは無理だろう。
 だから、リュエとお前を呼び出した。
 それに、早くしないと人が来るかもしれない?」
「あぁ?」
リュオは、間抜けな声をあげ、ディスティアが、指差す方向に目を向けた。
「なるほど、分かったよ〜!!
 なら、仕方ねぇよな、おい。」
確かに、半分スプラッタになった明らかに、カタギではなくまた、ヤクザ屋さんでもないような人が十人単位で倒れていれば、いくら強情なリュオでも納得せざる得ない訳だ。
おまけに、唯一の生存者である少年も、そこかしらに、浅いとも言えないような傷があるとなれば、もう否応もないだろう。




そして、数時間後―。

「・・・・・・ここ・・・どこ?」
「《死風舞の風舞姫》のアジトだってえの。
 それ以上はぁ、怪我の面でも、貴様の命の面でも、聞くな動くなだーつうの。」
数日前、アリエスが寝てたベッドと同じベッドに、少年は居た。
その側に、重厚なに腰掛けふてくされて、文庫のページを繰っているのは、リュオ。
「それにな〜っ、貴様の横の赤ん坊を泣かせたくねぇってなら、なおさらだな。」
少年は、文庫の読む少年の反対側の自分の側に、見慣れない蜂蜜色の髪の赤ん坊が居るのに、気がついた。
「なんで・・・僕はここに?」
「ディスティア・・・・・・僕の主人が拾ったっつうこと。
 で、《ギルト・マスター》と《千里眼のオルフェーゼ》と《魔本主(ビブリオ・マスター)》に確認していやがるってトコだ。」
「腹芸しろとは言わないけどね、少しは情報機密というのを覚えろ。」
裏モードというか、戦闘モードというか、少々好戦的になっているディスティアが、ホット・バター・ド・ラムとホットミルクが入ったカップをそれぞれ二つと空のカップをお盆に持って、入ってきた。
「リュオ、還っていいよ。
 一応、リュアとリュイに、すぐ出れるようにしておいて、って。」
「へぇへぇ〜。
 あ、この文庫借りていい?」
「かまわない。」
「そんじゃ、またね〜、《輪が愛しの主》ディスティアvv」
リュオが完全に還るのを待って、ディスティアは、彼が座っていた椅子に座り、ベッド横のチェストにおき、口を開いた。
「少し、待ってろ。
 ルキを隣に移してくる。」
「いいのか?
 一人にして。」
「・・・・この家には、優秀な子守りがいる。
 それに、途中で泣かれると話がずれる。」
そして、再び、ディスティアが、座るといきなり、彼女はこう聞いてきた。
「あんた、何歳?」
「・・・15歳。」
「そっか。」
しばらく、互いに無言になる。
その間に、ディスティアは、ホット・バター・ド・ラムとホットミルクを適度に混ぜ、アルコール度数を下げる努力をしている。
「・・・何してるの?」
「・・・・・恥ずかしいことにね、この家には、調理酒か、ビールか、度数95度のしかなくてね。
 いくら体を温めるためとはいえ、きついから、調整してる訳。」
『飲みなさい』とでもいうように、カップを少年に、差し出す。
それを少年は黙って受け取る。
「リュオから聞いて、想像はついていると思うが、私は、ディスティア、ディスティア=ヴァリード。
 裏では、今は伝説の萬屋の名前をエリスから受け継いでいる。
 《死風舞の風舞姫》の名前をもらっている女だ。
 少年、お前の名前は?」
「宵颯(よいて)」
「なんて、漢字?」
「夜の宵に、立つに風で颯。」
「・・・・・なんで、お母さんをうわごとで呼んでいたの?」
「それは・・・・」
少年―宵颯の脳裏に幾つかの覚えのない映像がフラッシュバックする。
―優しく自分を抱く母
―子守唄を唄い添い寝をしてくれる母
―どこかへ連れて行かれる僕を助けるために
―黒服たちと立ち回り・・・
「・・・・・・昔の記憶のせいだと思う。
 覚えていない11歳よりも前の。」
「・・・・分かった。
 もうしばらく、寝てな。」



宵颯をその部屋に残し、PCルームで、彼の最初の報告を《ギルト・マスター》から、テレビ電話で、聞いたディスティアの第一声は・・・。(ほかの二人は連絡待ち)
「冗談じゃないぞ。
 巫戯けているにも、ほどがある。」
『《風舞姫?》』
「すまない。
 《ギルトマスター》。
 しかし、本当なんだな、アレが《チャイルドクラン》が、私《歌乙女》とオルフェーゼこと《戦乙女》関連で、あの禁忌の技を覚えさせた術者というのは・・・・」
『ええ、間違えありません。』
「・・・・・そうか。
 ありがとう、《ギルトマスター》。
 また、情報があったらよこしてくれ。」
ディスティアは、そういうと、《ギルト・マスター》からの返答を待たずに、テレビ電話を切る。
「・・・・ちくしょう、どうして、あいつらは・・・・・
 私は・・・・まだ・・・潰せないんだ・・・・」








@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@


どうも、ユアです。
なぜ、このお話を『日常編』に持ってきたかというと、こういうのがディスティアらしいかなと思いまして。
・ ・・・・もちろん、後の伏線も含めてなのです。
・ ・・・・ほんとうですよ。



ともかく、次回は、実家に帰省中に投稿か何処かで、お目にかかりましょう
それでは。

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17623タイトルどおり、まさしく「子猫拾っちゃったよ・・・・」ですね!羅城 朱琉 2006/5/2 08:18:38
記事番号17620へのコメント


朱琉:こんにちは、異常気象が続く中、いかがお過ごしでしょうか?
アミイ:・・・・私はそれに対して、どうつっこめばいいのかしら?
朱琉:いやあの・・・・ただ単純に、寒暖の差が妙に激しいですね、って意味なんですけど・・・・
アミイ:解り難いことこの上ないわね〜・・・・。まあ、とにかく、レスにいきましょ!

>
>
>おかあさん どこに いったの?
>
>ぼく を おいて どこに いったの?
>
> ここは こわいよ ぼくは しりたくないのに
>
> なにかが ながれこんでくるんだ ぼくのなかに 
>
>ぼく の こと いらないの?
>
>おかあさん おかあさん おかあさん
>
>おかあさん おかあさん・・・・・・
>
>おかあさん  おかあ・・・・
>
>
>
> Act32 ディスティアと五月雨と雨にぬれた仔猫 或いは 氣殺使いを拾う 上
>
>
>
>
>時乃大学の正門付近。
>午後三時半過ぎー。
>雨が降りしきり、人気が少なくなってきた時間。
>
>
>赤ん坊を連れたディスティアが、居た。
>ミリタリープリントのジーパンに都市迷彩のジャケットのワイルドスタイルである。
>「さて、両方とも今日は仕事ないけど、かといって帰るには早いし。
> だけど、かと言って、雨だし、出歩く気には・・・」
>サークルが早く終わり、(アルティアはやや遅れてやってきた)手持ち無沙汰になり、久しぶりに《翡翠》でも行こうかなと、足を向け歩き始めた時、ふと視線をやった路地裏に倒れた人間が見えた。
>座り込んでいても、ディスティアよりも、やや長身ということが見て取れた。
>それは、彼女が知る由もなかったのだが、それは宵颯(よいて)だった。
>「少年・・・・少年。
> 仕方ないか。
> 《風繰りし 風魔が末裔の五兄弟が 四子リュエ、五子リュオ、
>    我汝らと 旧き契約結びし者  我の喚びかけに答えよ》」
>そして、今時の女子大生風の茶髪が日に焼けた金色の髪と黒い瞳の日本ならどこもいそうな二十歳ぐらいの女性とやや色が薄い黒髪と黒瞳のブレザーの制服姿の少年が、召還された。
>「・・・・・・・赤ん坊が、そばに居る時はー、喚ぶなって行ったよなー、俺?
> ディスティア、お前〜正気かよぉ。」
>「緊急事態だ、それが理由にならない?」
>「はいはい、リュオ、諦めなさいって。
>・ ・・・で、『これ』を運べばいいの?」
>「そう、リュオ、ルキお願い。」
>というと、ぽいっと、ディスティアは彼にルキウスを放り投げた。
>そうなれば、受け止めるしかなくリュオは、ふてくされたように受け止めた。
>「あのなー、俺に、赤ん坊っていうのはー、合わねぇっ・・・」
>「流石に、この大きい坊やをお前が担ぐのは無理だろう。
> だから、リュエとお前を呼び出した。
> それに、早くしないと人が来るかもしれない?」
>「あぁ?」
>リュオは、間抜けな声をあげ、ディスティアが、指差す方向に目を向けた。
>「なるほど、分かったよ〜!!
> なら、仕方ねぇよな、おい。」
>確かに、半分スプラッタになった明らかに、カタギではなくまた、ヤクザ屋さんでもないような人が十人単位で倒れていれば、いくら強情なリュオでも納得せざる得ない訳だ。
>おまけに、唯一の生存者である少年も、そこかしらに、浅いとも言えないような傷があるとなれば、もう否応もないだろう。
アミイ:これ、みんな、宵颯君が倒したのかしら?
朱琉:そんな非常に嬉しそうに、バトルマニア的な発言しないで下さい。・・・・私としてはそれよりも、リュオ君は赤ん坊が『嫌い』なのか『苦手』なのかが気になるところです。
アミイ:それはまた、朱琉も細かいところを・・・・
朱琉:細かい・・・・ですかねぇ?

>
>
>
>
>そして、数時間後―。
>
>「・・・・・・ここ・・・どこ?」
>「《死風舞の風舞姫》のアジトだってえの。
> それ以上はぁ、怪我の面でも、貴様の命の面でも、聞くな動くなだーつうの。」
>数日前、アリエスが寝てたベッドと同じベッドに、少年は居た。
>その側に、重厚なに腰掛けふてくされて、文庫のページを繰っているのは、リュオ。
>「それにな〜っ、貴様の横の赤ん坊を泣かせたくねぇってなら、なおさらだな。」
>少年は、文庫の読む少年の反対側の自分の側に、見慣れない蜂蜜色の髪の赤ん坊が居るのに、気がついた。
>「なんで・・・僕はここに?」
>「ディスティア・・・・・・僕の主人が拾ったっつうこと。
> で、《ギルト・マスター》と《千里眼のオルフェーゼ》と《魔本主(ビブリオ・マスター)》に確認していやがるってトコだ。」
>「腹芸しろとは言わないけどね、少しは情報機密というのを覚えろ。」
>裏モードというか、戦闘モードというか、少々好戦的になっているディスティアが、ホット・バター・ド・ラムとホットミルクが入ったカップをそれぞれ二つと空のカップをお盆に持って、入ってきた。
>「リュオ、還っていいよ。
> 一応、リュアとリュイに、すぐ出れるようにしておいて、って。」
>「へぇへぇ〜。
> あ、この文庫借りていい?」
>「かまわない。」
>「そんじゃ、またね〜、《輪が愛しの主》ディスティアvv」
>リュオが完全に還るのを待って、ディスティアは、彼が座っていた椅子に座り、ベッド横のチェストにおき、口を開いた。
>「少し、待ってろ。
> ルキを隣に移してくる。」
>「いいのか?
> 一人にして。」
>「・・・・この家には、優秀な子守りがいる。
> それに、途中で泣かれると話がずれる。」
>そして、再び、ディスティアが、座るといきなり、彼女はこう聞いてきた。
>「あんた、何歳?」
>「・・・15歳。」
>「そっか。」
>しばらく、互いに無言になる。
>その間に、ディスティアは、ホット・バター・ド・ラムとホットミルクを適度に混ぜ、アルコール度数を下げる努力をしている。
>「・・・何してるの?」
>「・・・・・恥ずかしいことにね、この家には、調理酒か、ビールか、度数95度のしかなくてね。
> いくら体を温めるためとはいえ、きついから、調整してる訳。」
朱琉:それはまた・・・・随分極端な・・・・
アミイ:飲める酒が置いてあるだけマシじゃない?まあ、私はその『ホット・バター・ド・ラム』がどんなものか知らないけど。
朱琉:95%って、普通に火がつきますよ?
アミイ:純エタよりいいでしょ?

>『飲みなさい』とでもいうように、カップを少年に、差し出す。
>それを少年は黙って受け取る。
>「リュオから聞いて、想像はついていると思うが、私は、ディスティア、ディスティア=ヴァリード。
> 裏では、今は伝説の萬屋の名前をエリスから受け継いでいる。
> 《死風舞の風舞姫》の名前をもらっている女だ。
> 少年、お前の名前は?」
>「宵颯(よいて)」
>「なんて、漢字?」
>「夜の宵に、立つに風で颯。」
>「・・・・・なんで、お母さんをうわごとで呼んでいたの?」
>「それは・・・・」
>少年―宵颯の脳裏に幾つかの覚えのない映像がフラッシュバックする。
>―優しく自分を抱く母
>―子守唄を唄い添い寝をしてくれる母
>―どこかへ連れて行かれる僕を助けるために
>―黒服たちと立ち回り・・・
>「・・・・・・昔の記憶のせいだと思う。
> 覚えていない11歳よりも前の。」
>「・・・・分かった。
> もうしばらく、寝てな。」
>
>
>
>宵颯をその部屋に残し、PCルームで、彼の最初の報告を《ギルト・マスター》から、テレビ電話で、聞いたディスティアの第一声は・・・。(ほかの二人は連絡待ち)
>「冗談じゃないぞ。
> 巫戯けているにも、ほどがある。」
>『《風舞姫?》』
>「すまない。
> 《ギルトマスター》。
> しかし、本当なんだな、アレが《チャイルドクラン》が、私《歌乙女》とオルフェーゼこと《戦乙女》関連で、あの禁忌の技を覚えさせた術者というのは・・・・」
>『ええ、間違えありません。』
>「・・・・・そうか。
> ありがとう、《ギルトマスター》。
> また、情報があったらよこしてくれ。」
>ディスティアは、そういうと、《ギルト・マスター》からの返答を待たずに、テレビ電話を切る。
>「・・・・ちくしょう、どうして、あいつらは・・・・・
> 私は・・・・まだ・・・潰せないんだ・・・・」
アミイ:うわぁい、伏線だらけな予感v
朱琉:私も、毎回わくわくしながら読んでます。

>
>
>
>
>
>
>
>
>@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
>
>
>どうも、ユアです。
>なぜ、このお話を『日常編』に持ってきたかというと、こういうのがディスティアらしいかなと思いまして。
>・ ・・・・もちろん、後の伏線も含めてなのです。
>・ ・・・・ほんとうですよ。
>
>
>
>ともかく、次回は、実家に帰省中に投稿か何処かで、お目にかかりましょう
>それでは。
朱琉:はい、では、何だか短くなってしまいましたがこの辺で。
二人:では、また!


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17625性格も、猫系ですし十叶 夕海 2006/5/4 22:55:52
記事番号17623へのコメント


>
>朱琉:こんにちは、異常気象が続く中、いかがお過ごしでしょうか?
>アミイ:・・・・私はそれに対して、どうつっこめばいいのかしら?
>朱琉:いやあの・・・・ただ単純に、寒暖の差が妙に激しいですね、って意味なんですけど・・・・
>アミイ:解り難いことこの上ないわね〜・・・・。まあ、とにかく、レスにいきましょ!

ユア;こんにちは。
   そうでね、30度近く行った思ったら、翌日20度だったりと。
久遠;服の変換大変よね
ユア;・・・・・・・返レス行きます(肩を落としつつ)

>
>> Act32 ディスティアと五月雨と雨にぬれた仔猫 或いは 氣殺使いを拾う 上
>>
>>
>>
>>
>>時乃大学の正門付近。
>>午後三時半過ぎー。
>>雨が降りしきり、人気が少なくなってきた時間。
>>
>>
>>赤ん坊を連れたディスティアが、居た。
>>ミリタリープリントのジーパンに都市迷彩のジャケットのワイルドスタイルである。
>>「さて、両方とも今日は仕事ないけど、かといって帰るには早いし。
>> だけど、かと言って、雨だし、出歩く気には・・・」
>>サークルが早く終わり、(アルティアはやや遅れてやってきた)手持ち無沙汰になり、久しぶりに《翡翠》でも行こうかなと、足を向け歩き始めた時、ふと視線をやった路地裏に倒れた人間が見えた。
>>座り込んでいても、ディスティアよりも、やや長身ということが見て取れた。
>>それは、彼女が知る由もなかったのだが、それは宵颯(よいて)だった。
>>「少年・・・・少年。
>> 仕方ないか。
>> 《風繰りし 風魔が末裔の五兄弟が 四子リュエ、五子リュオ、
>>    我汝らと 旧き契約結びし者  我の喚びかけに答えよ》」
>>そして、今時の女子大生風の茶髪が日に焼けた金色の髪と黒い瞳の日本ならどこもいそうな二十歳ぐらいの女性とやや色が薄い黒髪と黒瞳のブレザーの制服姿の少年が、召還された。
>>「・・・・・・・赤ん坊が、そばに居る時はー、喚ぶなって行ったよなー、俺?
>> ディスティア、お前〜正気かよぉ。」
>>「緊急事態だ、それが理由にならない?」
>>「はいはい、リュオ、諦めなさいって。
>>・ ・・・で、『これ』を運べばいいの?」
>>「そう、リュオ、ルキお願い。」
>>というと、ぽいっと、ディスティアは彼にルキウスを放り投げた。
>>そうなれば、受け止めるしかなくリュオは、ふてくされたように受け止めた。
>>「あのなー、俺に、赤ん坊っていうのはー、合わねぇっ・・・」
>>「流石に、この大きい坊やをお前が担ぐのは無理だろう。
>> だから、リュエとお前を呼び出した。
>> それに、早くしないと人が来るかもしれない?」
>>「あぁ?」
>>リュオは、間抜けな声をあげ、ディスティアが、指差す方向に目を向けた。
>>「なるほど、分かったよ〜!!
>> なら、仕方ねぇよな、おい。」
>>確かに、半分スプラッタになった明らかに、カタギではなくまた、ヤクザ屋さんでもないような人が十人単位で倒れていれば、いくら強情なリュオでも納得せざる得ない訳だ。
>>おまけに、唯一の生存者である少年も、そこかしらに、浅いとも言えないような傷があるとなれば、もう否応もないだろう。
>アミイ:これ、みんな、宵颯君が倒したのかしら?
>朱琉:そんな非常に嬉しそうに、バトルマニア的な発言しないで下さい。・・・・私としてはそれよりも、リュオ君は赤ん坊が『嫌い』なのか『苦手』なのかが気になるところです。
>アミイ:それはまた、朱琉も細かいところを・・・・
>朱琉:細かい・・・・ですかねぇ?
>

ユア;そうですね。
   でも、結構、裏の世界としても『禁じ手』になりますね。
久遠;どちらかと言えば、『嫌い』よりだけど、『苦手』かしらね。
リュオ;だってよ−、泣くしぃ−、柔らけぇし、すぐ熱出しちまうからよぉ。
    それに−弱ぇから、すぐ死ぬじゃん。
    俺の側なんかにいちまったら−、秒殺だぜ、秒殺。
ユア;・・・・・・だそうです。
久遠;リュアちゃんなりに、いろいろあったのよ、きっとね。
リュア;んだぁ−、オカマの久遠、いちいち、兄ちゃんみてぇなこというなよ。
    殺されてぇのかよ。

>>
>>
>>
>>そして、数時間後―。
>>
>>「・・・・・・ここ・・・どこ?」
>>「《死風舞の風舞姫》のアジトだってえの。
>> それ以上はぁ、怪我の面でも、貴様の命の面でも、聞くな動くなだーつうの。」
>>数日前、アリエスが寝てたベッドと同じベッドに、少年は居た。
>>その側に、重厚なに腰掛けふてくされて、文庫のページを繰っているのは、リュオ。
>>「それにな〜っ、貴様の横の赤ん坊を泣かせたくねぇってなら、なおさらだな。」
>>少年は、文庫の読む少年の反対側の自分の側に、見慣れない蜂蜜色の髪の赤ん坊が居るのに、気がついた。
>>「なんで・・・僕はここに?」
>>「ディスティア・・・・・・僕の主人が拾ったっつうこと。
>> で、《ギルト・マスター》と《千里眼のオルフェーゼ》と《魔本主(ビブリオ・マスター)》に確認していやがるってトコだ。」
>>「腹芸しろとは言わないけどね、少しは情報機密というのを覚えろ。」
>>裏モードというか、戦闘モードというか、少々好戦的になっているディスティアが、ホット・バター・ド・ラムとホットミルクが入ったカップをそれぞれ二つと空のカップをお盆に持って、入ってきた。
>>「リュオ、還っていいよ。
>> 一応、リュアとリュイに、すぐ出れるようにしておいて、って。」
>>「へぇへぇ〜。
>> あ、この文庫借りていい?」
>>「かまわない。」
>>「そんじゃ、またね〜、《輪が愛しの主》ディスティアvv」
>>リュオが完全に還るのを待って、ディスティアは、彼が座っていた椅子に座り、ベッド横のチェストにおき、口を開いた。
>>「少し、待ってろ。
>> ルキを隣に移してくる。」
>>「いいのか?
>> 一人にして。」
>>「・・・・この家には、優秀な子守りがいる。
>> それに、途中で泣かれると話がずれる。」
>>そして、再び、ディスティアが、座るといきなり、彼女はこう聞いてきた。
>>「あんた、何歳?」
>>「・・・15歳。」
>>「そっか。」
>>しばらく、互いに無言になる。
>>その間に、ディスティアは、ホット・バター・ド・ラムとホットミルクを適度に混ぜ、アルコール度数を下げる努力をしている。
>>「・・・何してるの?」
>>「・・・・・恥ずかしいことにね、この家には、調理酒か、ビールか、度数95度のしかなくてね。
>> いくら体を温めるためとはいえ、きついから、調整してる訳。」
>朱琉:それはまた・・・・随分極端な・・・・
>アミイ:飲める酒が置いてあるだけマシじゃない?まあ、私はその『ホット・バター・ド・ラム』がどんなものか知らないけど。
>朱琉:95%って、普通に火がつきますよ?
>アミイ:純エタよりいいでしょ?

久遠;でもね、仕事の・・・・人を殺した後なんかそういうのを飲んで、倒れるように寝ないとやってられない時もあるのよ。
ユア;家も似たようなもんでしたので。
久遠;『ホット・バタ−・ド・ラム』は、洋風玉子酒かしら?
   欧州なんかで、風邪をひいた時なんかに飲むものね。
ユア;一応温めても、七十数度ありましたので。
久遠;それって、レモンハ−トなみよね。
   どのみち、15歳かそこらの子供が飲むと一発でバタンキュ−ね。


>
>>『飲みなさい』とでもいうように、カップを少年に、差し出す。
>>それを少年は黙って受け取る。
>>「リュオから聞いて、想像はついていると思うが、私は、ディスティア、ディスティア=ヴァリード。
>> 裏では、今は伝説の萬屋の名前をエリスから受け継いでいる。
>> 《死風舞の風舞姫》の名前をもらっている女だ。
>> 少年、お前の名前は?」
>>「宵颯(よいて)」
>>「なんて、漢字?」
>>「夜の宵に、立つに風で颯。」
>>「・・・・・なんで、お母さんをうわごとで呼んでいたの?」
>>「それは・・・・」
>>少年―宵颯の脳裏に幾つかの覚えのない映像がフラッシュバックする。
>>―優しく自分を抱く母
>>―子守唄を唄い添い寝をしてくれる母
>>―どこかへ連れて行かれる僕を助けるために
>>―黒服たちと立ち回り・・・
>>「・・・・・・昔の記憶のせいだと思う。
>> 覚えていない11歳よりも前の。」
>>「・・・・分かった。
>> もうしばらく、寝てな。」
>>
>>
>>
>>宵颯をその部屋に残し、PCルームで、彼の最初の報告を《ギルト・マスター》から、テレビ電話で、聞いたディスティアの第一声は・・・。(ほかの二人は連絡待ち)
>>「冗談じゃないぞ。
>> 巫戯けているにも、ほどがある。」
>>『《風舞姫?》』
>>「すまない。
>> 《ギルトマスター》。
>> しかし、本当なんだな、アレが《チャイルドクラン》が、私《歌乙女》とオルフェーゼこと《戦乙女》関連で、あの禁忌の技を覚えさせた術者というのは・・・・」
>>『ええ、間違えありません。』
>>「・・・・・そうか。
>> ありがとう、《ギルトマスター》。
>> また、情報があったらよこしてくれ。」
>>ディスティアは、そういうと、《ギルト・マスター》からの返答を待たずに、テレビ電話を切る。
>>「・・・・ちくしょう、どうして、あいつらは・・・・・
>> 私は・・・・まだ・・・潰せないんだ・・・・」
>アミイ:うわぁい、伏線だらけな予感v
>朱琉:私も、毎回わくわくしながら読んでます。
>

ユア;次回で、一応の理由をのべます。
久遠;色々と隠しているけどね。

>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
>>
>>
>>どうも、ユアです。
>>なぜ、このお話を『日常編』に持ってきたかというと、こういうのがディスティアらしいかなと思いまして。
>>・ ・・・・もちろん、後の伏線も含めてなのです。
>>・ ・・・・ほんとうですよ。
>>
>>
>>
>>ともかく、次回は、実家に帰省中に投稿か何処かで、お目にかかりましょう
>>それでは。
>朱琉:はい、では、何だか短くなってしまいましたがこの辺で。
>二人:では、また!
>
>

ユア;はい。ありがとうございました。
二人;それでは。


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17627家族の写真 ACT33 ディスティアと五月雨と雨にぬれた仔猫 或いは 氣殺使いを拾う 中十叶 夕海 2006/5/8 22:14:58
記事番号17573へのコメント












「ただいま、宵颯。
 夕食リクエストある?
 やっぱ、オムライス?」
宵颯が、ディスティアのアジトで目覚めた頃ー六時過ぎに買い物を含めて帰宅した榮太郎。
しかし、家に居るはずの宵颯の返事は、ある種当然に無く。
また、起きている時の定位置のリビングのソファの前にも居なかった。
「・・・・・・どっか、いた訳ね
 ・・・・にしても、氣殺使いが強力だっても、あんなガキ使うかね。
 ゼノンさん、まともなのかねぇ。」
とりあえず、買った食品を冷蔵庫へ向かう榮太郎。
その途中で、こうつぶやく。
「でも、関係ないか。
・ ・・・ゼノンさんが正しくなくても、ディスティアが、《歌乙女》であっても・・・・。
・ ・・ディスティアが、居れば・・・・・・手に入れば、僕はそれでいいんだ。
・ ・・・・どんな形であってもね。」







その数時間後―。


「起きてる?
 起きてるなら、オムライスでも、食べる?」
「・・・・うん。」
「じゃ、そこの服に着替えてきて。
 紫苑のだけど、肩幅はともかく丈はちょうどだろうから。」
ジャケットを抜き、その代わりに同じ柄のエプロン姿のディスティアがそう言うと、宵颯は、マタタビをもらった猫のように、嬉々として着替える。
「・・・・僕の服は?」
「・・・・・・血抜きして、洗濯中。
 明日の朝までに乾くわ。」
「ありがと、ディスティア。」
「・・・・・基本的に世話好きなんだよ。」
宵颯から、お礼を言われたディスティアは、少々照れくさそうにそう付け加え、部屋を出た。






「美味しいか?」
ディスティアが、そう聞くと宵颯は、こくりとうなづいた。
しかし、宵颯よ。
幼稚園児じゃないのだから、スプーンをグーで握って食べるのは、やめた方がいいだろう。
「もう少し、落ち着いて食べろ。
 誰も取りはせん。」
頬についたチキンライスを取りながら、弟に対するように、ディスティアはそう言った。
「ディスティアは、僕のお母さんに似ている。」
「・・・・・はい、お母さん?」
「そう。」
「宵颯、私は幾つに見える?」
「三十代?」
「・・・・・・・・はり倒していいか?
 私は、今年二十一歳なんだけど?」
「・・・・リンネより怖い。」
「リンネって、あの元・KGBで現・《チャイルドクラン》幹部のリンネ=ナガミルバ?」
「多分。」
などなど、とりとめの無い会話が続く。
そして、午後九時半も過ぎる頃・・・・。
「ディスティアさん。
 《チャイルドクラン》の手がかりを見つけたと聞きましたが!!」
と、普段のコ−ルドビユーティぶりはどこへやら、勢いよく入ってきたのは、律儀に仕事着の黒スーツ姿のアリエスだった。
「・・・・・『オルフェーゼ』に教えたのは失敗だったかな。」
そのアリエスに、宵颯は何の反応を示さず、デザートのカスタードチーズミニパイを黙々と食べている。
そのパイをいろいろと自分に詰め寄り、詰問するように訪ねるアリエスに、ディスティアは、開いている口に放り込む。
もぐもぐ・・・・・ごくん
「腕を上げましたね・・・ではなくて。」
「冷静になりなって、アリエス。
 『歌乙女』『戦乙女』『森羅の書』について知ってる?」
「しりません。」





「くすくす。
 アリエス、そんなに苛立つな。」
「苛ついてません。」
「・・・・・・・・・」
そして、十数分後―。
少々、睨み合い風味のアリエスとディスティア・・・ではなく、《風舞姫》。
「本当に、さっきの三つの言葉知らない?」
「知りません。」
「・・・・・・ふーん・・・。
 標的が知らないんだ。」
「何ですか、もう一度いってご覧なさい。」
このままでは、流血沙汰になるかと思ったのか、《風舞姫》は、こうアリエスに言う。
「アリエス。
 三年前のレイティスの事件を裏の世界側から、多角的に洗いなさい。
 レイティスの死は、私たちが殺した訳じゃないけど、私たちが殺したようなもの。
 それと同時に、さっきの三つの言葉を調べて。」
「・・・・・・・それも、レイティス兄さんの遺言とやらですか?」
「まあね。
 三年間やって、一人前になってないなら頼むって。
 確かに、多角的にかつ客観的に見る目が無いようね。」
「・・・・・・帰ります。
 五月十五日午後二時でしたね。」







@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

《風舞姫》、アリエス嬢で遊んでます。
 もとい、からかってますねぇ。
私が、イメージする情報屋に限らず、裏稼業のイメージは、

『ゲットバッカーズ』『ゴルゴ13』『ツーリングエクスプレス』『ジェニーシリーズ』(漫画)
『デュラララ』『デュラララ×2』『ISON』(小説)

などなどからです。
その中から、アリエスに足りないのは、作中かなぁと。
ディスティアには、残酷さ非情さですね。

どちらにしても、両お嬢さんは、少々危ういのです。





それでは、もう一話分、ディスティアと宵颯のお話にお付き合いください。
では、次回。

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17630狙われてますね、いろんな意味で。羅城 朱琉 2006/5/10 08:34:53
記事番号17627へのコメント


朱琉:こんにちは。一日遅れましたが、レスです。
>
>
>
>
>
>
>
>
>
>
>
>「ただいま、宵颯。
> 夕食リクエストある?
> やっぱ、オムライス?」
>宵颯が、ディスティアのアジトで目覚めた頃ー六時過ぎに買い物を含めて帰宅した榮太郎。
>しかし、家に居るはずの宵颯の返事は、ある種当然に無く。
>また、起きている時の定位置のリビングのソファの前にも居なかった。
>「・・・・・・どっか、いた訳ね
> ・・・・にしても、氣殺使いが強力だっても、あんなガキ使うかね。
> ゼノンさん、まともなのかねぇ。」
>とりあえず、買った食品を冷蔵庫へ向かう榮太郎。
>その途中で、こうつぶやく。
>「でも、関係ないか。
>・ ・・・ゼノンさんが正しくなくても、ディスティアが、《歌乙女》であっても・・・・。
>・ ・・ディスティアが、居れば・・・・・・手に入れば、僕はそれでいいんだ。
>・ ・・・・どんな形であってもね。」
アミイ:狙われてるわねぇ、ディスちゃん。
朱琉:前々からわかってでしょうに。彼がディス嬢にご執心なことは。
アミイ:それだけじゃないわよね?これ。・・・・まあ、いろいろと大変ね、ディスちゃんは。

>
>
>
>
>
>
>
>その数時間後―。
>
>
>「起きてる?
> 起きてるなら、オムライスでも、食べる?」
>「・・・・うん。」
>「じゃ、そこの服に着替えてきて。
> 紫苑のだけど、肩幅はともかく丈はちょうどだろうから。」
>ジャケットを抜き、その代わりに同じ柄のエプロン姿のディスティアがそう言うと、宵颯は、マタタビをもらった猫のように、嬉々として着替える。
>「・・・・僕の服は?」
>「・・・・・・血抜きして、洗濯中。
> 明日の朝までに乾くわ。」
>「ありがと、ディスティア。」
>「・・・・・基本的に世話好きなんだよ。」
>宵颯から、お礼を言われたディスティアは、少々照れくさそうにそう付け加え、部屋を出た。
朱琉:宵颯くん、かわいい・・・・・・・・(照)
アミイ:朱琉、猫好きだものね。猫系キャラクターも・・・・
朱琉:いや、それとこれとは・・・・
アミイ:関係はあるわね。(きっぱり)

>
>
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>
>
>「美味しいか?」
>ディスティアが、そう聞くと宵颯は、こくりとうなづいた。
>しかし、宵颯よ。
>幼稚園児じゃないのだから、スプーンをグーで握って食べるのは、やめた方がいいだろう。
>「もう少し、落ち着いて食べろ。
> 誰も取りはせん。」
>頬についたチキンライスを取りながら、弟に対するように、ディスティアはそう言った。
>「ディスティアは、僕のお母さんに似ている。」
>「・・・・・はい、お母さん?」
>「そう。」
>「宵颯、私は幾つに見える?」
>「三十代?」
>「・・・・・・・・はり倒していいか?
> 私は、今年二十一歳なんだけど?」
>「・・・・リンネより怖い。」
>「リンネって、あの元・KGBで現・《チャイルドクラン》幹部のリンネ=ナガミルバ?」
>「多分。」
アミイ:ふふふ・・・・v女性の年齢を10歳近く上に見るなんて、万死に値するわよ〜、宵颯少年(にっこり)
朱琉:怖・・・・。世話好きディス嬢に母を見ただけでしょうに。悪気は無いんだから・・・・
アミイ:悪気があろうと無かろうと、よ!

>などなど、とりとめの無い会話が続く。
>そして、午後九時半も過ぎる頃・・・・。
>「ディスティアさん。
> 《チャイルドクラン》の手がかりを見つけたと聞きましたが!!」
>と、普段のコ−ルドビユーティぶりはどこへやら、勢いよく入ってきたのは、律儀に仕事着の黒スーツ姿のアリエスだった。
>「・・・・・『オルフェーゼ』に教えたのは失敗だったかな。」
>そのアリエスに、宵颯は何の反応を示さず、デザートのカスタードチーズミニパイを黙々と食べている。
>そのパイをいろいろと自分に詰め寄り、詰問するように訪ねるアリエスに、ディスティアは、開いている口に放り込む。
>もぐもぐ・・・・・ごくん
>「腕を上げましたね・・・ではなくて。」
>「冷静になりなって、アリエス。
> 『歌乙女』『戦乙女』『森羅の書』について知ってる?」
>「しりません。」
アミイ:落ち着きなさいな、アリエスちゃん。・・・・って、朱琉、何ぼーっとしてるのよ!?
朱琉:いや、こういうアリエスもいいなぁ〜、と。最近、『旅人』本編では暗いですから。
アミイ:そう思うんだったら、改善したら?
朱琉:善処します。・・・・あぁ、やっぱりいいなぁ・・・・

>
>
>
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>
>「くすくす。
> アリエス、そんなに苛立つな。」
>「苛ついてません。」
>「・・・・・・・・・」
>そして、十数分後―。
>少々、睨み合い風味のアリエスとディスティア・・・ではなく、《風舞姫》。
>「本当に、さっきの三つの言葉知らない?」
>「知りません。」
>「・・・・・・ふーん・・・。
> 標的が知らないんだ。」
>「何ですか、もう一度いってご覧なさい。」
>このままでは、流血沙汰になるかと思ったのか、《風舞姫》は、こうアリエスに言う。
>「アリエス。
> 三年前のレイティスの事件を裏の世界側から、多角的に洗いなさい。
> レイティスの死は、私たちが殺した訳じゃないけど、私たちが殺したようなもの。
> それと同時に、さっきの三つの言葉を調べて。」
>「・・・・・・・それも、レイティス兄さんの遺言とやらですか?」
>「まあね。
> 三年間やって、一人前になってないなら頼むって。
> 確かに、多角的にかつ客観的に見る目が無いようね。」
>「・・・・・・帰ります。
> 五月十五日午後二時でしたね。」
アミイ:この辺り、まだまだ未熟ね、アリエスちゃん。
朱琉:ディス嬢とアリエス、何だか姉妹みたい・・・・
アミイ:いつか、本当にそうなるんじゃない?
朱琉:その辺りは、アルト君に期待、ですね。

>
>
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>@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
>
>《風舞姫》、アリエス嬢で遊んでます。
> もとい、からかってますねぇ。
>私が、イメージする情報屋に限らず、裏稼業のイメージは、
>
>『ゲットバッカーズ』『ゴルゴ13』『ツーリングエクスプレス』『ジェニーシリーズ』(漫画)
>『デュラララ』『デュラララ×2』『ISON』(小説)
>
>などなどからです。
>その中から、アリエスに足りないのは、作中かなぁと。
>ディスティアには、残酷さ非情さですね。
>
>どちらにしても、両お嬢さんは、少々危ういのです。
>
>
>
>
>
>それでは、もう一話分、ディスティアと宵颯のお話にお付き合いください。
>では、次回。
朱琉:はい、では、また!
二人:また次回!


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17631歪んでいても、ディス嬢そのものを望んでいるという意味で 闇霧榮太郎はマシなのでしょう。十叶 夕海 2006/5/11 00:28:13
記事番号17630へのコメント


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>朱琉:こんにちは。一日遅れましたが、レスです。

ユア;了解しました。
   返レス行きます。

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>>「ただいま、宵颯。
>> 夕食リクエストある?
>> やっぱ、オムライス?」
>>宵颯が、ディスティアのアジトで目覚めた頃ー六時過ぎに買い物を含めて帰宅した榮太郎。
>>しかし、家に居るはずの宵颯の返事は、ある種当然に無く。
>>また、起きている時の定位置のリビングのソファの前にも居なかった。
>>「・・・・・・どっか、いた訳ね
>> ・・・・にしても、氣殺使いが強力だっても、あんなガキ使うかね。
>> ゼノンさん、まともなのかねぇ。」
>>とりあえず、買った食品を冷蔵庫へ向かう榮太郎。
>>その途中で、こうつぶやく。
>>「でも、関係ないか。
>>・ ・・・ゼノンさんが正しくなくても、ディスティアが、《歌乙女》であっても・・・・。
>>・ ・・ディスティアが、居れば・・・・・・手に入れば、僕はそれでいいんだ。
>>・ ・・・・どんな形であってもね。」
>アミイ:狙われてるわねぇ、ディスちゃん。
>朱琉:前々からわかってでしょうに。彼がディス嬢にご執心なことは。
>アミイ:それだけじゃないわよね?これ。・・・・まあ、いろいろと大変ね、ディスちゃんは。
>

久遠;同時に、アリエスちゃんもね。
ユア;アリエス嬢の方は、『アイテム』的な意味合いで《チャイルドクラン》が狙っております。
久遠;ディスちゃん、ある意味一番苦労しそうよね。

>>
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>>
>>その数時間後―。
>>
>>
>>「起きてる?
>> 起きてるなら、オムライスでも、食べる?」
>>「・・・・うん。」
>>「じゃ、そこの服に着替えてきて。
>> 紫苑のだけど、肩幅はともかく丈はちょうどだろうから。」
>>ジャケットを抜き、その代わりに同じ柄のエプロン姿のディスティアがそう言うと、宵颯は、マタタビをもらった猫のように、嬉々として着替える。
>>「・・・・僕の服は?」
>>「・・・・・・血抜きして、洗濯中。
>> 明日の朝までに乾くわ。」
>>「ありがと、ディスティア。」
>>「・・・・・基本的に世話好きなんだよ。」
>>宵颯から、お礼を言われたディスティアは、少々照れくさそうにそう付け加え、部屋を出た。
>朱琉:宵颯くん、かわいい・・・・・・・・(照)
>アミイ:朱琉、猫好きだものね。猫系キャラクターも・・・・
>朱琉:いや、それとこれとは・・・・
>アミイ:関係はあるわね。(きっぱり)

ユア:かわいいですよv宵颯くん。
久遠:猫だけど、誰にでも媚びるような気まぐれ者ってよりは、懐く人には懐くけど、懐かない人には、懐かない仔猫タイプな少年よ。
ユア;彼の結末は決まっていますが、それまで、応援よろしくです。

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>>「美味しいか?」
>>ディスティアが、そう聞くと宵颯は、こくりとうなづいた。
>>しかし、宵颯よ。
>>幼稚園児じゃないのだから、スプーンをグーで握って食べるのは、やめた方がいいだろう。
>>「もう少し、落ち着いて食べろ。
>> 誰も取りはせん。」
>>頬についたチキンライスを取りながら、弟に対するように、ディスティアはそう言った。
>>「ディスティアは、僕のお母さんに似ている。」
>>「・・・・・はい、お母さん?」
>>「そう。」
>>「宵颯、私は幾つに見える?」
>>「三十代?」
>>「・・・・・・・・はり倒していいか?
>> 私は、今年二十一歳なんだけど?」
>>「・・・・リンネより怖い。」
>>「リンネって、あの元・KGBで現・《チャイルドクラン》幹部のリンネ=ナガミルバ?」
>>「多分。」
>アミイ:ふふふ・・・・v女性の年齢を10歳近く上に見るなんて、万死に値するわよ〜、宵颯少年(にっこり)
>朱琉:怖・・・・。世話好きディス嬢に母を見ただけでしょうに。悪気は無いんだから・・・・
>アミイ:悪気があろうと無かろうと、よ!


久遠;そうよね、アミイちゃん、女性の年齢を上に見るなんて、死ナス!!よ。
ユア;久遠は、男でしょ。
久遠:・・・心は女よ。
ユア;朱琉さん、それ正解です。
   ・・・・お母さんの断片的な記憶を重ねているのですよ。

>
>>などなど、とりとめの無い会話が続く。
>>そして、午後九時半も過ぎる頃・・・・。
>>「ディスティアさん。
>> 《チャイルドクラン》の手がかりを見つけたと聞きましたが!!」
>>と、普段のコ−ルドビユーティぶりはどこへやら、勢いよく入ってきたのは、律儀に仕事着の黒スーツ姿のアリエスだった。
>>「・・・・・『オルフェーゼ』に教えたのは失敗だったかな。」
>>そのアリエスに、宵颯は何の反応を示さず、デザートのカスタードチーズミニパイを黙々と食べている。
>>そのパイをいろいろと自分に詰め寄り、詰問するように訪ねるアリエスに、ディスティアは、開いている口に放り込む。
>>もぐもぐ・・・・・ごくん
>>「腕を上げましたね・・・ではなくて。」
>>「冷静になりなって、アリエス。
>> 『歌乙女』『戦乙女』『森羅の書』について知ってる?」
>>「しりません。」
>アミイ:落ち着きなさいな、アリエスちゃん。・・・・って、朱琉、何ぼーっとしてるのよ!?
>朱琉:いや、こういうアリエスもいいなぁ〜、と。最近、『旅人』本編では暗いですから。
>アミイ:そう思うんだったら、改善したら?
>朱琉:善処します。・・・・あぁ、やっぱりいいなぁ・・・・

ユア;・・・・・あはははっは〜。
久遠;目をそらさないでよ、ユアちゃん?
ユア;今は、わりかし明るいというかほのぼのですけど。
   11月が近づけば、書きたくてもかけないので、こういう風になりました。

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>>「くすくす。
>> アリエス、そんなに苛立つな。」
>>「苛ついてません。」
>>「・・・・・・・・・」
>>そして、十数分後―。
>>少々、睨み合い風味のアリエスとディスティア・・・ではなく、《風舞姫》。
>>「本当に、さっきの三つの言葉知らない?」
>>「知りません。」
>>「・・・・・・ふーん・・・。
>> 標的が知らないんだ。」
>>「何ですか、もう一度いってご覧なさい。」
>>このままでは、流血沙汰になるかと思ったのか、《風舞姫》は、こうアリエスに言う。
>>「アリエス。
>> 三年前のレイティスの事件を裏の世界側から、多角的に洗いなさい。
>> レイティスの死は、私たちが殺した訳じゃないけど、私たちが殺したようなもの。
>> それと同時に、さっきの三つの言葉を調べて。」
>>「・・・・・・・それも、レイティス兄さんの遺言とやらですか?」
>>「まあね。
>> 三年間やって、一人前になってないなら頼むって。
>> 確かに、多角的にかつ客観的に見る目が無いようね。」
>>「・・・・・・帰ります。
>> 五月十五日午後二時でしたね。」
>アミイ:この辺り、まだまだ未熟ね、アリエスちゃん。
>朱琉:ディス嬢とアリエス、何だか姉妹みたい・・・・
>アミイ:いつか、本当にそうなるんじゃない?
>朱琉:その辺りは、アルト君に期待、ですね。

久遠;で、どうするつもりなの、ユアちゃん?
ユア:『今の予定』では、アリエス嬢の生きる目的にはするつもりです。
   《チャイルドクラン》が壊滅した後のね。
久遠;だそうよ。

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>>
>>《風舞姫》、アリエス嬢で遊んでます。
>> もとい、からかってますねぇ。
>>私が、イメージする情報屋に限らず、裏稼業のイメージは、
>>
>>『ゲットバッカーズ』『ゴルゴ13』『ツーリングエクスプレス』『ジェニーシリーズ』(漫画)
>>『デュラララ』『デュラララ×2』『ISON』(小説)
>>
>>などなどからです。
>>その中から、アリエスに足りないのは、作中かなぁと。
>>ディスティアには、残酷さ非情さですね。
>>
>>どちらにしても、両お嬢さんは、少々危ういのです。
>>
>>
>>
>>
>>
>>それでは、もう一話分、ディスティアと宵颯のお話にお付き合いください。
>>では、次回。
>朱琉:はい、では、また!
>二人:また次回!

ユア;ありがとうございました、
二人;では、次回。
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