◆−忘却 （何を思ったか、突発的詩）−羅城 朱琉 (2006/4/17 17:29:14) No.17589 ┣というわけで、返歌レス？です。−十叶 夕海 (2006/4/17 23:29:16) No.17590 ┃┗素敵な返歌をありがとうございます。−羅城 朱琉 (2006/4/18 08:39:54) No.17591 ┣旋律 （『忘却』の続き・・・・というか、別視点）−羅城 朱琉 (2006/4/18 17:45:02) No.17592 ┃┗またまた返歌風味です。−十叶 夕海 (2006/4/18 21:36:45) No.17593 ┃ ┗またまたありがとうございます−羅城 朱琉 (2006/4/20 16:44:07) No.17601 ┗不凋花 （第３弾にして、完結編）−羅城 朱琉 (2006/4/20 08:30:27) No.17599 ┗・・すみません、なんと読みますか！！？？−十叶 夕海 (2006/4/20 21:39:09) No.17602 ┗読み方は・・・・−羅城 朱琉 (2006/4/21 08:27:46) No.17604
| 17589 | 忘却 （何を思ったか、突発的詩） | 羅城 朱琉 | 2006/4/17 17:29:14 |
あんなに近くにいた君は 今はもう あまりにも遠い 君は僕を覚えていますか？ 僕は君を忘れます。 風に吹かれた花弁が 川面に散り落ち流れ行く 川が海へ往くように 君もまた 源へ向かう 君が僕を忘れても 僕は君を忘れない 天から零れた雫がひとつ 煌き留めて若葉に滑る やがて天へ帰るように 君も再び天へと還る 君が僕を忘れても 僕は君を忘れない 君は今 どこにいますか？ 君は今 安らいでいますか？ 君は今 幸せですか？ 君を思って 想って 今この手にはチカラがある けれど 君はここにはいない ただ想いだけ残して 君は今 どこにいますか？ 君は今 幸せですか？ この思いが君を縛るのならば 僕は君を放ちましょう この想いが君を苦しめるならば 僕は君を忘れましょう 君が幸せになるのなら 僕はそれだけでいい 君は今 どこにいますか？ 君は今 安らいでいますか？ 君は今 幸せですか？ 君が僕を忘れたならば 僕も君を忘れましょう・・・・ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ 某サントラ収録曲『失うことだけは』（わかる人には丸わかりかも・・・・・・）を聞きながら『時の旅人』を書いていたら、唐突に思いついたものです。特に『時の旅人』と関わりがあるわけではないのですが、参考までに。 | |||
| 17590 | というわけで、返歌レス？です。 | 十叶 夕海 | 2006/4/17 23:29:16 |
| 記事番号17589へのコメント タイトルに在る通りに、返歌風味にかえさせていただきます。 > > あんなに近くにいた君は ああも近くに居た貴方は > > 今はもう あまりにも遠い 今はもう遠すぎる > > 君は僕を覚えていますか？ 貴方は私をお覚えですか？ > > 僕は君を忘れます。 私は 貴方を忘れます。 > > > > 風に吹かれた花弁が 風に吹かれ 散った花ひらが > > 川面に散り落ち流れ行く 水面に落ち流れ > > 川が海へ往くように やがて 海へ行き着くように > > 君もまた 源へ向かう 貴方も 源に向かってしまった > > > 君が僕を忘れても 貴方が私を解らなくなっても > > 僕は君を忘れない 私はそうしたりしない > > > 天から零れた雫がひとつ 天から煌めき落ちた雫が ひとつ > > 煌き留めて若葉に滑る 儚げに 留めて新緑の葉を滑る > > やがて天へ帰るように 須らく 天へ帰るように > > 君も再び天へと還る 貴方も 再度天へと還る > > > 君が僕を忘れても 貴方が 私を解らなくなっても > > 僕は君を忘れない 私は 貴方を忘れない > > > > 君は今 どこにいますか？ 貴方は どこに居ますか？ > > 君は今 安らいでいますか？ 君は 穏やかに在れてますか？ > > 君は今 幸せですか？ 君は 今微笑めていますか？ > > > > 君を思って 想って 貴方を思い 想って > > 今この手にはチカラがある この手の平には チカラが在る > > けれど 君はここにはいない ・・・だけど 貴方はここにはいない > > ただ想いだけ残して ただ ココロだけを残して > > > > 君は今 どこにいますか？ 貴方は どこにいますか？ > > 君は今 幸せですか？ > 貴方は 今微笑めていますか？ > > > この思いが君を縛るのならば このココロが 貴方を束縛するならば > > 僕は君を放ちましょう 私は 貴方を解きましょう。 > > この想いが君を苦しめるならば このココロを 貴方が苦しいというならば > > 僕は君を忘れましょう 私は 貴方を解らなくなりましょう > 君が幸せになるのなら 貴方が 微笑んだままでいられるなら > > 僕はそれだけでいい 私は それがいい > > > > 君は今 どこにいますか？ 貴方は どこにいますか？ > > 君は今 安らいでいますか？ 貴方は 穏やかに在れてますか？ > > 君は今 幸せですか？ 貴方は 今 微笑んでいますか？ > > > 君が僕を忘れたならば 貴方が 私を分からないと言うなら > > 僕も君を忘れましょう・・・・ > 私も貴方を忘れましょう。 > >＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ > > 某サントラ収録曲『失うことだけは』（わかる人には丸わかりかも・・・・・・）を聞きながら『時の旅人』を書いていたら、唐突に思いついたものです。特に『時の旅人』と関わりがあるわけではないのですが、参考までに。 > ええと、こういう形式どうだったでしょうか？ ともかく、『家族の写真』下手したら、文句出るだろうな・・と思いつつ書いています。 それでは。 | |||
| 17591 | 素敵な返歌をありがとうございます。 | 羅城 朱琉 | 2006/4/18 08:39:54 |
| 記事番号17590へのコメント こんにちは、早速ですが、返レスです。 言葉の流れはそれほど違わないのに、ここまで変わるものなんだなぁ、と感心しました。 ものすごく微妙な表現の話になりますけれど、 >> 僕はそれだけでいい > と、私はしましたが、 >私は それがいい > こっちの一言に惚れました。なんとなく、諦観が薄いように感じたので。この辺り、日本語って本当に複雑ですね・・・・。 >ええと、こういう形式どうだったでしょうか？ >ともかく、『家族の写真』下手したら、文句出るだろうな・・と思いつつ書いています。 > >それでは。 いや、間違っても文句はでないかと・・・・。毎回毎回、本当に楽しく読ませていただいているので。 明日、『時の旅人』本編も投稿予定なので、報告までに。 それでは、また！ | |||
| 17592 | 旋律 （『忘却』の続き・・・・というか、別視点） | 羅城 朱琉 | 2006/4/18 17:45:02 |
| 記事番号17589へのコメント あなたが夢を奏でるならば 私は希望を歌いましょう あなたが未来を奏でるならば 私は標を歌いましょう 進む道は違っても いつか 同じ風が届く 空を走る迷い星が 大地へ滑り落ちるとき 幾人が星に願いをかけた？ それは 誰も知らない 使い古された恋歌が 今またどこかで歌われた 幾人が歌に思いを託した？ それは 誰も知らない あなたの姿はもう遠く 触れた指先の温もりも消え 私は一人 彼方へと往く この想いだけ ここに残して あなたは今 どこにいますか？ あなたは今 安らいでいますか？ あなたは今 幸せですか？ あなたの姿が見えた気がして あなたの涙が見えた気がして 私はもう 戻れないけれど・・・・ 流れながら たゆたいながら 私は一人 祈りを捧げる 数多の願いに押しつぶされ 地に落ちてきた星にではなく 優しく緩やかに 全てを包む この暖かな 風に乗せて あなたの声が聞こえた気がして あなたの嘆きが響いた気がして 私は立ち止まれないけれど・・・・ 私は一人 歌を歌う 数多の想いに塗り固められた 古い立派な恋歌ではなく 拙くてもいい 私だけの想いで 作った 私だけの歌を あなたは今 どこにいますか？ あなたは今 安らいでいますか？ あなたは今 幸せですか？ 私の祈りはただ一つ どうか あなたに幸せを・・・・ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ 一応、『忘却』の、「君」から見たバージョンです。 | |||
| 17593 | またまた返歌風味です。 | 十叶 夕海 | 2006/4/18 21:36:45 |
| 記事番号17592へのコメント 前回と同じく 返歌風味で返します。 > > あなたが夢を奏でるならば 君が未来を紡ぐならば > > 私は希望を歌いましょう 僕は明日を歌いましょう > > あなたが未来を奏でるならば 君が運命を紡ぐならば > > 私は標を歌いましょう 僕は導を示しましょう > > 進む道は違っても 見る先は違えても > > いつか 同じ風が届く また 同じ息吹が生まれる > > > 空を走る迷い星が 星々を巡る旅人の星が > > 大地へ滑り落ちるとき 夜空に 流れ落ちるとき > > 幾人が星に願いをかけた？ 何人が星に祈った？ > > それは 誰も知らない それはわからない > > > 使い古された恋歌が 古（いにしえ）からの恋歌が > > 今またどこかで歌われた また 紡がれ歌われた > > 幾人が歌に思いを託した？ 誰が 歌にココロを託した？ > > それは 誰も知らない それはわからない > > > あなたの姿はもう遠く 君の姿はもう見えず > > 触れた指先の温もりも消え 触れた肌の温かさも忘れ > > 私は一人 彼方へと往く 僕はただ彼方へと歩を進める > > この想いだけ ここに残して このココロだけ ここに捨てて・・・残して > > > あなたは今 どこにいますか？ 君は 今元気でいますか？ > > あなたは今 安らいでいますか？ 君は今泣いていないですか？ > > あなたは今 幸せですか？ 君は 微笑めてますか？ > > > あなたの姿が見えた気がして 君の顔が視界に入った気がして > > あなたの涙が見えた気がして 君の泣き顔が見えた気がして > > 私はもう 戻れないけれど・・・・ 僕はもう還れないけど > > > 流れながら たゆたいながら 漂いながら 微睡みながら > > 私は一人 祈りを捧げる 僕はただ 想いを捧ぐ > > 数多の願いに押しつぶされ 幾多のココロに息苦しさを覚え > > 地に落ちてきた星にではなく 夜空に落ちた星ではなく > > 優しく緩やかに 全てを包む 淡く優しく 全てを包む（くるむ） > > この暖かな 風に乗せて この懐かしい 息吹にのせ > > > あなたの声が聞こえた気がして 君の囁きが耳に届いた気がして > > あなたの嘆きが響いた気がして 君の慟哭が天を突いた気がして > > 私は立ち止まれないけれど・・・・ 僕は歩み止めずにいたけど・・・・ > > > 私は一人 歌を歌う 僕は ただ歌を紡ぐ > > 数多の想いに塗り固められた 幾多のココロに固められ継がれた > > 古い立派な恋歌ではなく 久遠の甘やかな恋歌ではなく > > 拙くてもいい 私だけの想いで 拙くとも聞きづらくてもいい 僕だけのココロで > > 作った 私だけの歌を 紡いだ 僕だけの歌を > > > あなたは今 どこにいますか？ 君は 今元気ですか？ > > あなたは今 安らいでいますか？ 君は今泣いていないですか？ > > あなたは今 幸せですか？ 君は 今 微笑めていますか？ > > > 私の祈りはただ一つ 私の願いは 唯 唯一 > > どうか あなたに幸せを・・・・ 君に 微笑める未来を・・・ > > > ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ > > 一応、『忘却』の、「君」から見たバージョンです。 > またまた、返歌？しました。 今晩中に家族の写真 投稿します。 それでは。 | |||
| 17601 | またまたありがとうございます | 羅城 朱琉 | 2006/4/20 16:44:07 |
| 記事番号17593へのコメント こんにちは、羅城 朱琉です。 またまた返歌、ありがとうございます。 やはり、どこか雰囲気と言うか、情景が異なる辺り、日本語力の凄さを感じました。 『奏でる』や『歌う』の代わりに『紡ぐ』を使うほうが、何だか響きがいいですね。 では、バスの発車が迫っているので、超短縮版で失礼します。 それでは、また！ | |||
| 17599 | 不凋花 （第３弾にして、完結編） | 羅城 朱琉 | 2006/4/20 08:30:27 |
| 記事番号17589へのコメント 散らない花が無いからこそ それは 何より美しい 儚い命だからこそ 君は 誰より輝かしい 風に吹かれて花弁が一つ 舞い踊りながら地に落ちる 後に続く若葉のために 遠くで笑う君のために 天に煌く雫がひとつ 若葉の上に落ちて弾ける やがて大地を潤すために 遠くを旅する君のために 君は今 どこにいますか？ 君は今 安らいでいますか？ 君は今 幸せですか？ 君のいた日はもう遠く もう幾度目の花吹雪か？ 巡る季節の風の中に 君の声が聞こえた気がした 君は今 どこにいますか？ 君は今 安らいでいますか？ 君は今 幸せですか？ 僕は今 幸せです 君と共に会った幸せとは 少し違うものだけど それでも 確かに幸せです 君は今 安らいでいますか？ 君は今 幸せですか？ 君が僕を忘れても 僕は君を忘れない 確かにあった幸せの記憶は 不凋花のように いまもここに 君は今 幸せですか？ 僕は今 幸せです ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ 『忘却』、『旋律』に続く第３作で、完結編です。私にしては、結構明るい詩になったかと・・・・。 『忘却』の「僕」のその後、見たいな感じです。 | |||
| 17602 | ・・すみません、なんと読みますか！！？？ | 十叶 夕海 | 2006/4/20 21:39:09 |
| 記事番号17599へのコメント こんにちは、また返歌風味で行きます。 > > 散らない花が無いからこそ 限られた花であるからこそ > > それは 何より美しい それは 美しく > > 儚い命だからこそ 淡い命だからこそ > > 君は 誰より輝かしい > 貴方は 誰よりも煌めいていた > > 風に吹かれて花弁が一つ 花弁がひとひら 風で > > 舞い踊りながら地に落ちる 舞い散りながら地に落ち行く > > 後に続く若葉のために 後の芽吹く新緑の為に > > 遠くで笑う君のために 遠くで微笑む貴方が為に > > > 天に煌く雫がひとつ > 天（そら）に輝く滴が一しずく > 若葉の上に落ちて弾ける 新緑の掌の中で落ち消える > > やがて大地を潤すために 大地を潤すがために > > 遠くを旅する君のために 遠くを流れる貴方の為に > > > 君は今 どこにいますか？ 貴方は どこにいますか？ > > 君は今 安らいでいますか？ 貴方は 穏やかに在れていますか？ > > 君は今 幸せですか？ 貴方は 微笑めていますか？ > > > 君のいた日はもう遠く > 貴方といた日は もう懐かしく > もう幾度目の花吹雪か？ もう何度目のマグノリアか？ > > 巡る季節の風の中に 巡り巡る四季の移ろいの中に > > 君の声が聞こえた気がした 貴方の囁きが聞こえた気がした > > > 君は今 どこにいますか？ 貴方は どこにいますか？ > > 君は今 安らいでいますか？ 貴方は穏やかに在れていますか？ > > 君は今 幸せですか？ 貴方は 今微笑めていますか？ > > > 僕は今 幸せです 私は今 微笑めてます。 > > 君と共に会った幸せとは 貴方と一緒の時の幸せとは > > 少し違うものだけど わずかに違うけれど > > それでも 確かに幸せです それでも 微笑め幸せです > > > 君は今 安らいでいますか？ 貴方は 穏やかですか？ > > 君は今 幸せですか？ 貴方は 微笑めていますか？ > > > 君が僕を忘れても 貴方が私を解らなくなっても > > 僕は君を忘れない 私は そうなりはしない > > 確かにあった幸せの記憶は 確かな笑い合えた記憶は > > 不凋花のように いまもここに 砂漠花（デザートローズ）のように この胸に > > > 君は今 幸せですか？ 貴方は 微笑めていますか？ > > 僕は今 幸せです 私は今も 微笑めてます > > > ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ > > 『忘却』、『旋律』に続く第３作で、完結編です。私にしては、結構明るい詩になったかと・・・・。 > 『忘却』の「僕」のその後、見たいな感じです。 > というか、返歌でした。 本日中に、『家族の写真』更新します。 それでは。 | |||
| 17604 | 読み方は・・・・ | 羅城 朱琉 | 2006/4/21 08:27:46 |
| 記事番号17602へのコメント こんにちは、羅城 朱琉です。またまたまた、ありがとうございます。 タイトルの読み方は「ふちょうか」、伝説にある、枯れない花のことです。現実には存在しないけど、心の中の思い出だけは、枯れることは無いんだ、みたいな感じで。 それでは、解説だけになってしまいましたが、今回はこの辺で失礼します。 では、また！ | |||