◆−名称未定?−セティ(6/8-00:38)No.1814
 ┗Re:名称未定?−覇王樹けーな(7/5-00:38)No.1896
  ┗感想ありがとでやんす〜−セティ(7/8-05:17)No.1906


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1814名称未定?セティ E-mail URL6/8-00:38


布団の中で、何となく思いついた駄文です。

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「ドラグ・スレイィィィブ!!」

ちゅどごぉぉぉ〜ん

ドラゴンすらも一撃で葬りさる、竜破斬をうけて、
山の中腹あたりがまともに吹っ飛び、崩壊する。
「ったく、最近は不況で盗賊も貧乏なのかしらね〜」
年頃なら14〜17ぐらいだろうか、栗色の長い髪が印象的な
女魔道士、そう、言わずとしれたあのリナ・インバースである。
「どちらにせよ、このままじゃもう2、3個盗賊団やら撃ち倒さなきゃ懐も寂しいわ」
彼女が見つめるその先には、
先ほどドラグ・スレイブによって崩れ去った盗賊団のアジトがある。
「おやおやリナさん、奇遇ですね」
ドラグスレイブで崩れ落ちたアジト跡から、出てくるのは
どこにでも入る、神官風の男。
ぢつわ高位魔族の獣神官ゼロスである。
ただいつもと違うのは、全身が金やら銀やらで、覆われているのである。
「ゼッゼロス、なんであんたがここにいるの!?」
「だいちその格好はなに!?」
いきなり現れてきたゼロスに驚きの声をあげる、リナ。
「ああ、これですか・・・知りたいですか?」
「知りたくないからヤダ」
そう言っててくてくと歩き出すリナ。
「ああ〜〜そう言わずちょっとぐらい聞いてくださいよ〜」
リナの足にしがみつき、ずるずると引きずられるゼロス。
「あーもう。聞いて欲しいのならさっさと話なさい!!」
「これは話せば長く成るんですけどね・・・・」
そういって語り出すゼロス。
「長くなるならヤダ」
「あうぅぅぅ短くしますから聞いてください〜」
涙を流しながら、引きずられるゼロス。
とてもその姿は獣王ゼラス=メタリオムのに支える高位魔族には思えない。
いいとこ彼女に振られた青年である。
ったく・・・・コイツは・・・・
「わかったわよ!!聞いてやるわよ!!そのかわり、短くね!!」
「じつわ、獣王様のお金遣いが、前に増して荒くなったんです。」
主に聞かれたら滅ぼされそうな事を言うゼロス。
「それで資金補充の為に、野盗のアジトに忍び込んで宝物庫に辿りついたんですが・・・」
え・・・・?
あの時はゼロスいなかったような・・・
「何処からともかく負の気が流れ込んできたんです。」
「そして少しお宝のベットの上で、寝ていたんですが・・・・」
は・・・・?
これって・・・・?
「負の気が収まって、そろそろ行こうかと思ったところ、
赤の魔王様の呪文詠唱と、別の負の気が流れ込んできて・・・」
もしかして・・・・
「あわてて防御結界を張って収まったら金類が溶けて、この姿に成っていたというわけです」
「少し歩いた所に怒った感じのリナさんが居た、と言うことです」
つまり金がなくなったんで、野盗のアジトに盗みに入ったてこと!?
まぁ、盗みに入る分は悪人に人権はないからいいけど。
「そうそう、ここのアジトは宝物庫を何個かに分けていたみたいですね〜」
たしかに野盗Aも宝物庫の場所を教えろっていったら、その一つを教えただけだし・・・
何個かに分けて使ってたら、一つあたりの量が少ないのも納得出来るし・・・
あたしはこの怒りを近くにあるものに・・・・すなわち、ゼロスに撃ち当てる事にした。
「残ったお宝は、リナさんが竜破斬で消し飛ばしたようですね〜」
あたしの怒りを知って知らぬか、追い打ちをかけるゼロス。
「ゼ〜ロ〜ス・・・・」
怒りに満ちた声を出すあたし
「や・・・やだなぁ・・・こんな事で怒っちゃって・・・」
「と、ところでその手にあるものはなんです?(滝汗」
汗たらたらの顔で質問するゼロス。
「んふっふっふっふ、これはね〜虚無の刃、ラグナブレードっていってねぇ〜
あなたをステキなところに連れていってくれるのよぉ〜」
「は、あはははは・・・・そ、そう言うことで〜」
すかさずアストラル・サイドに逃げ込むゼロス。
「あまいっ!!ラグナ・ブレェェェド!!」
すかさず斬りつけるあたし。が、そこにはあたし以外誰もいなかった。
「ちぃっ逃がしたか。ゼロス!!今度合ったとき、覚えときなさいよ!!」
夜空にむかって叫ぶあたし。ゆるさん!!(注:やつあたり)

〜獣王宮〜
「ふぅ〜まったく、リナさんの乱暴ぶりには困りますね〜」
リビングでくつろぎながら言う
「そぉねぇぇぇぇ?」
「おぅどゅわぁ!!」
いきなり現れた、ゼラス様に驚くゼロス。
「でも、貴方の一言多さにもまいるわねぇぇぇ?」
「口は身を滅ぼすって、知ってる?」
嫌な予感が・・・
「ひょ、ひょっとして聞いて入らしたんですか・・・・(汗)」
後ずさりしながらゼラス様に問う
「んん〜?何をかなぁ・・・・ゼロスちゃん?」
「だから、お金遣いが荒っんぐ!!しまった!!」
あわてて口を抑えるゼロス。
「そぉぉぉ?貴方は私の知らないところでそんなことを、言いふらかしてたのねぇ」
表面的には笑顔で言う、獣王様。
「そっそんな、言いふらかしたなんて・・・リナさんにしか喋ってません!!」
2度目の暴言。これで獣神官の未来は固くとざされた・・・・。
「なるほど・・・じゃあ喋ったのぇ?もちろん、お仕置きは・・・わかってるわね?」
怒りに満ちた声・・・・。
「はうわぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・」
そして・・・・獣王宮から獣神官の悲鳴と鈍い音がこだまする・・・・・


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1896Re:名称未定?覇王樹けーな 7/5-00:38
記事番号1814へのコメント

セティさんこんにちは小説読みました。
まず、第一に思ったコトッ。
ゼロスかわいいっっっっっ。
なんかリナとの漫才といいゼラスさまとのやりとりといい
かなり、私好みなお話で(はあと)
楽しくよまさせていただきました。

>布団の中で、何となく思いついた駄文です。
そのようには思えませんが・・・
うらやましい限りです。私は小説書けないし・・

>「ああ、これですか・・・知りたいですか?
>「知りたくないからヤダ」
>そう言っててくてくと歩き出すリナ。
そんな身もふたもない・・・(^^;)
とかいってこーゆーのが私好みなのです。

>「じつわ、獣王様のお金遣いが、前に増して荒くなったんです。」
>主に聞かれたら滅ぼされそうな事を言うゼロス。
>「それで資金補充の為に、野盗のアジトに忍び込んで宝物庫に辿りついたんですが・・・」
所詮悲しき中間管理職。ゼロスくんぱしりですね。かわいいっ。





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1906感想ありがとでやんす〜セティ 7/8-05:17
記事番号1896へのコメント

すみませんでした。
まったくここ見てませんでしたm(_ _)m
>セティさんこんにちは小説読みました。
こんにちは〜
>まず、第一に思ったコトッ。
>ゼロスかわいいっっっっっ。
>なんかリナとの漫才といいゼラスさまとのやりとりといい
やっぱゼロス出したら。。。。ねぇ(遠い目)
>かなり、私好みなお話で(はあと)
>楽しくよまさせていただきました。
>>「ああ、これですか・・・知りたいですか?
>>「知りたくないからヤダ」
>>そう言っててくてくと歩き出すリナ。
>そんな身もふたもない・・・(^^;)
>とかいってこーゆーのが私好みなのです。
( ̄ー ̄)
>>「じつわ、獣王様のお金遣いが、前に増して荒くなったんです。」
>>主に聞かれたら滅ぼされそうな事を言うゼロス。
>>「それで資金補充の為に、野盗のアジトに忍び込んで宝物庫に辿りついたんですが・・・」
>所詮悲しき中間管理職。ゼロスくんぱしりですね。かわいいっ。
ゼロスくんぱしりは使いやすくてとってもぷりてぃぃ(なにがじゃ。)
やっぱほら。
昔から言うじゃないですか?(謎爆)

PS:読んでくれてありがとぉぉぅぅぅ