◆−あつあつ(がうりな)−桜牙(6/8-01:41)No.1817
 ┣あつあつ2(がうりな)−桜牙(6/8-01:45)No.1818
 ┣あつあつ3(がうりな)−桜牙(6/8-01:57)No.1819
 ┃┗あははははははははは!!−三剣 綾香(8/2-13:21)NEWNo.1972
 ┃ ┗どうも〜♪−桜牙(8/3-02:07)NEWNo.1974
 ┣生ゴミ魔族<ゼロス>−桜牙(6/20-02:18)No.1861
 ┣生ゴミ魔族<フィリア>−桜牙(6/20-02:25)No.1862
 ┃┣Re:生ゴミ魔族<フィリア>−らいあ(6/21-13:30)No.1865
 ┃┃┗ありがとうございます♪−桜牙(6/22-04:44)No.1867
 ┃┗Re:生ゴミ魔族<フィリア>−つらら(6/24-22:14)No.1879
 ┃ ┗はじめまして♪−桜牙(6/26-03:22)No.1883
 ┣くらげの本性は?<1>−桜牙(7/1-02:24)No.1886
 ┣くらげの本性は?<2>−桜牙(7/1-02:28)No.1887
 ┣くらげの本性は?<3>−桜牙(7/1-02:33)No.1888
 ┃┗素晴らしいですぅぅぅ(^0^)−さかおりまい(7/1-16:17)No.1889
 ┃ ┗とんでもない!!−桜牙(7/3-06:32)No.1893
 ┣ほのぼの−桜牙(7/5-02:09)No.1899
 ┣飴玉シリーズ 「ルナ姉ちゃん 飴玉大追跡2」−桜牙(7/10-02:33)No.1908
 ┃┗Re:飴玉シリーズ 「ルナ姉ちゃん 飴玉大追跡2」−彩(7/14-15:07)No.1916
 ┃ ┗Re:飴玉シリーズ 「ルナ姉ちゃん 飴玉大追跡2」−桜牙(7/17-05:05)No.1925
 ┗ルナ姉ちゃん 飴玉大追跡3−桜牙(7/24-01:38)No.1951


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1817あつあつ(がうりな)桜牙 E-mail URL6/8-01:41


こんにちわ、桜牙です。
ガウリナを書いてみましたぁ。
ぜひ読んでください!
_____________________________________
にくったらしいほど太陽が輝いている。
そしてありがた迷惑な蝉さん達のだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜い合唱!
その上とめどなく流れる汗でべっとりとくっつく服。
・・・・・・・・・・・・あつい。
あついあついあついあついあつ〜い!!!!!!!!!!!!
頭の中は全員一致であついの一文字だった・・・・・・・。
この時はさすがのアメリアも正義の文字は頭にないらしい。
目つきが悪人そのものになっている。
リナは悪人を通り越して、いっちゃってたりする・・・・・。
ガウリイはリナの隣で溶けきっている。
ゼルは元から目つきが悪いので特に変わらない。
ただし、外見だけ・・・・・・・・。
ものすご〜いオーラを放っているのは気のせいではなかろう。
4人は、別に炎天下の中外に突っ立っているわけではない。
とりあえず日陰になっている部屋の中にいるのだ。
が、一部屋に4人もいればあつくなるのも当たり前。
なぜ一部屋に4人でいるのかはあえてふせておく。
・・・・・・・・理由を聞きたい?
ふふっ、そのうちね(妖笑)
4人は少しでもあつさをしのごうと、さっきから沈黙している。
その沈黙を破ってはいけないというのは暗黙の了解というやつである。
決して誰も話そうとはしない。
ただただ夜を待つだけ・・・・・・・・。
が、その沈黙は今一番会いたくない奴によって破られた。
「おや、みなさんおそろいで。いやぁ、いい天気ですねぇ♪」
そう、あつさなんて関係ない男。
いや、生ゴミ。
こいつの名は・・・・・・・・・・・。
_____________________________________
いかがでしたでしょう?
続きが気になる人は、2をみてください。

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1818あつあつ2(がうりな)桜牙 E-mail URL6/8-01:45
記事番号1817へのコメント

こんにちわ、桜牙です。
続きです、よろしかったら読んでください!!!!
_____________________________________
シ〜ン・・・・・・・・・・
突然やってきた彼に返事をするものはいない。
みんな聞かなかったことにしてるようだ。
もちろん、ガウリイは何も考えてないのだろうが・・・・・・。
が、生ゴミもといゼロスがこれくらいでへこむわけはない!
それどころかこの場の負の感情を貰ってにっこにこ・・・・・・・。
(このぶんだと、まだまだご馳走をいただけそうですねぇ)
ご機嫌のゼロスはこれまでにないほどにっこりと笑った。
まるで天使のように。
魔族がそんな笑みをしてもいいのか・・・・・・・・。
い、いやそれよりもなぜそんな笑みが出来る!?
おそるべし、ゼロス君!!
その天使の笑み(?)を浮かべたまま、一人一人の表情を伺う。
ガウリイは相変わらず溶けているので置いておく。
アメリアは一生懸命忘れようとしているらしい。
正義正義とぶつぶつ唱えている・・・・・・・・。
ゼルは必死に隠しているようだが殺気立っているのはばればれ。
ゼロスは勝ち誇ったような笑みに切り替え、最後のリナを見ようと・・・・。
「おやおや、皆さんどうかしたんですかぁ?顔色が良くありませんよ。リナさんは・・・・うわぁ〜!!」
リナは下を向いている為表情がわからなかったが、髪の隙間からにぃ〜っと吊り上げられた口だけ見える。
が、それも一瞬だったのでよくわからない。
(い、いや、気のせいですよね)
ゼロスは首をぶんぶんと振ってもう一度リナをみる。
「・・・ふふふ・・・・」
「リ、リナさん?」
おそるおそる声をかけたゼロスに、リナは顔を上げて更に妖しくにぃ〜〜〜っと笑いかけた。
と思ったのもつかの間、叫ぶ間も与えずにすすっとゼロスに近寄る。
そのまま首をつかんでふふっと笑う。
(い、いやな予感がするんですけど・・・・・・・・・)
「ガウリイ、ちょ〜っとこっち来て(はあと)」
「・・とろ〜ん・・・はっ!!何してんだ、俺。リナ、よんだかぁ?」
リナの一声でガウリイ君復活!!
言われたとおりリナのほうによっていく。
「何をする気ですか?いくらガウリイさんの剣の腕が良くても僕は切れませんよ」
「そんな事知ってるわよ。貴重な体験をさせてあげようかと思ったの・・・・ふふっ」
「で、俺は何すればいいんだぁ?」
リナの横に立って、のほほ〜んと聞く。
リナはゼロスの首をしっかりとつかんで、ガウリイに微笑んだ。
いつもと違うリナの優しい笑顔に、ガウリイは驚きながらも微笑み返す。
そして、いつもの癖でリナの頭をくしゃっとなでる。
リナは顔を少し赤らめて・・・・・・・。
その場にはラブラブな空気が流れる。
「あ、あのう、僕おじゃまみたいなんでそろそろ・・・・・・・」
「まだよ、あんたにもあつさを味あわせてあげるわ!!!」
こうしてゼロスの地獄は始まった・・・・・・・。
_____________________________________
どうでしたか?
まだ続くので、気になる人は見てください♪

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1819あつあつ3(がうりな)桜牙 E-mail URL6/8-01:57
記事番号1817へのコメント

こんにちわ、桜牙です。
最終話です、ぜひ見てください。
_____________________________________
「本当に何言ってもいいんだな?」
「うん、どんなに恥ずかしい事でも今日は我慢してあげる」
隣で青ざめているゼロスを無視して2人はみつめあう。
ガウリイがリナ顔に手を伸ばして、にっこりと微笑んだ。
「好きだよ、リナ」
限りなく優しい声でささやくガウリイ。
ぞくぞく〜っ
ゼロスは体中に鳥肌が立ったのを感じた。
めまいや吐き気もする。
「ガウリイ、ほんとにあたしの事好き?」
少しうつむいて、そおっと頬にあるガウリイの手に自分の手を重ねる。
ガウリイは残った方の手でリナのあごをくいっと上に向けた。
「当たり前だろ、リナが一番だよ」
リナは顔を赤くしながらも、逃げ出さずにガウリイの目を見る。
今にもキスしそうな雰囲気にゼロスは更に寒気がする。
めまいと吐き気もひどくなってくる。
「・・・も、もう帰ってもいいですか?・・・・・・これ以上は・・・だ・・め」
「まだよ♪さあ、アメリア達も固まってないで手伝いなさい!!」
「・・・・はっ!!いけない!!私ったらリナさん達を見て固まってしまったのね!!!」
リナに起こされて、や〜っと目が覚めたようだ。
一方、ゼル君はまだ固まっている。
「リナ、もうそろそろいいんじゃないかぁ?続きは2人っきりの時の方がいいし・・・・・・」
「な、なにいってるのよ!!で、でも、もうそろそろ仕上げに行きますか」
リナはすでに意識を失っているゼロスに活を入れて起こした。
ゼロスはしばらくぼ〜っとしていたが、すぐに意識は戻った。
意識が戻り、おびえた顔のゼロスにリナはに〜〜〜〜〜っこりと笑った・・・・・・・。
(ま、まずいです・・・・・・・。このままだと、僕滅ぼされちゃいますよ・・・・・・・)
背中に一筋の汗がつ〜っと流れる。
「さあ、私に続いてガウリイ・ゼル・アメリアの順で生への賛歌よ!!!!」
さぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ
またまたゼロスの顔は青ざめた・・・・・・。
「ああ、なんて人生ってすばらしいの〜♪」
「それは愛があるからさ〜、愛ってすばらしい〜♪」
「そう〜、生きとし生ける者にとってそれは必要さ〜♪」
フィナーレ、アメリア〜〜〜!!!!
「ああ!!!生きてるってすばらしいわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪」
「・・はうっ!!!・・・・・ぐぁ〜〜〜〜〜〜っ!!!!!」
バタンッ
とうとうゼロスは倒れた。
四人は暑さも忘れて、満足そうに眺める。
「ちょうど日も落ちてきた事だし、出発よ!!」
「おう!!」
「はい!!」
「まあ、こんなもんだろう」
またあたし達の新たな旅が始まる。
その旅の途中には数々の困難が待ち受けているだろう。
しかし、愛があれば大丈夫!!
なんたって最強の愛だもん♪
_____________________________________
はあ、書いてて鳥肌が立った・・・・。
いや、あまりに恥ずかしくて・・・・・・。
ゼロス君もつらかったでしょうね(^^;
コメントなどをいただけるとうれしいです。
ぜひください!!!
では、桜牙でした(ぺこっ)

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1972あははははははははは!!三剣 綾香 8/2-13:21
記事番号1819へのコメント

きゃはははははははは!!
よい!!よいです!!

――っと。失礼。
読みながら思わず爆笑してしまったのでいきなり笑いから入ってしまいました。
はじめまして、三剣 綾香と申します。
どうぞ良しなに。

ここに来たのはかれこれ三ヶ月ぶりくらいなので新作がいっぱいで
うきうきでしゅ。

題名に引かれて読んだんですけど、なんて言うか
有無を言わさず爆笑した、ってかんじでした。

こういうの結構好きなんですよねえ、私。
自分で書くと、ぜろりなもがうりなもぜるりなもシリアスになりがちなんですぅ。
書き方をご教授いただきたいなあ。

てなわけで。
がんばってくださいね。
簡単ですけどコメントでした。

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1974どうも〜♪桜牙 E-mail URL8/3-02:07
記事番号1972へのコメント

こんにちわ、桜牙です。
そんなにおもしろかったですか?
そう言ってもらえると嬉しいです〜!!!
やっぱり、読んでくれた人にほめられると嬉しいですよね♪
これからもいろいろと書くつもりなので、迷惑でしょうがよろしくお願いします。
では、桜牙でした(ぺこっ)

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1861生ゴミ魔族<ゼロス>桜牙 E-mail URL6/20-02:18
記事番号1817へのコメント

こんにちわ、桜牙です。
今回はゼロフィリを書いてみましたぁ。
よろしかったら見てください♪
_____________________________________

・・・あのう

僕としては その呼び方はちょっと・・・・

僕は ゼラス様によって創られた魔族

かなり高位の魔族なんですよ!?

・・・・なのに

あの 竜の小娘は!!

どうして僕が 生ゴミなんですか!?

絶対に許しません

僕を怒らせたらどうなるか・・・・・

どうなると思います?

ふふ もちろん

それは秘密です



僕って好きな子ほどいじめるタイプなんですよね

ふふっ フィリアさんには秘密ですよ
_____________________________________
いかがでしたでしょうか?
え、つまらない?
そ、そんなぁ・・・・・・・。
フィリアバージョンもあるんですけど・・・・・・。
みてくれませんか?
おねがいします

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1862生ゴミ魔族<フィリア>桜牙 E-mail URL6/20-02:25
記事番号1817へのコメント

生ゴミ魔族のフィリアバージョンです。
もちろん、ゼロフィリとなっております。
では、どうぞ〜〜〜〜
_____________________________________

あんなの生ゴミ以下よ

いえ 未満ですわ!!

あいつは魔族

神族の敵

それだけで嫌なのに

あの性格!!

なぁにが「それは秘密です」よ

いつもにこにこしちゃって

なに考えてるかわからないじゃない

一体なに考えてるのかしら

結構 気になるのよね

べ、べつに好きってわけじゃないわ

気になるだけ

ただ それだけよ
____________________________________
いかがでしたでしょうか?
ご意見、ご感想を書いていただけると嬉しいです♪
では、桜牙でしたぁ(ぺこっ)

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1865Re:生ゴミ魔族<フィリア>らいあ 6/21-13:30
記事番号1862へのコメント

こんにちは!
ゼロフィリ〜〜〜〜(幸せに浸っているらしい)

>あんなの生ゴミ以下よ
>いえ 未満ですわ!!
をを、言い切った!(笑)

>結構 気になるのよね
>べ、べつに好きってわけじゃないわ
>気になるだけ
>ただ それだけよ
なんだか、これぞゼロフィリ!って感じですね。

ゼロフィリって面白い関係で。
書く人によってキャラとかも変わってくるんですよね。
アニメでは見られなかった面のゼロスとフィリアといった感じで。

楽しかったです!(><)
また書いてください〜〜〜(他力本願)

ではでは。

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1867ありがとうございます♪桜牙 E-mail URL6/22-04:44
記事番号1865へのコメント

こんにちわ。
コメントありがとうございますぅ!!!!
ゼロフィリっておもしろいですよね♪
ゼロスとフィリアのやりとりがなぜかおもしろくて(笑)

そのうち話も書こうかなぁと思ってますので見てくださいね。
よろしくお願いします。
では、桜がでしたぁ(ぺこっ)

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1879Re:生ゴミ魔族<フィリア>つらら 6/24-22:14
記事番号1862へのコメント

桜牙さま、ごきげんよう。
つららと申します。はじめまして。
小説を読まさせて頂きました。
ゼロス様とフィリア様のお話、私大好きですわ!
これからも是非書いて下さいましね。
このお話の何処が好きって、何と言ったって
ゼロス様がフィリア様のことを「好き」だと自分でわかっているところですわ。
ロマンスですわね。
では、ごきげんよう。

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1883はじめまして♪桜牙 E-mail URL6/26-03:22
記事番号1879へのコメント

はじめまして、つらら様。
桜牙です。
コメントありがとうございましたぁ。
応援してもらっちゃってどうもです。
ロマンス、好きなんですか?
私も好きなんですよぉ。
自分で書いてて恥ずかしくなったりするんですけどね(笑)

では、桜牙でしたぁ(ぺこっ)

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1886くらげの本性は?<1>桜牙 E-mail URL7/1-02:24
記事番号1817へのコメント

こんにちわ、桜牙です。
今テストの真っ最中なのに何やってるんだか・・・・。
ガウリナでルクミリです。
_____________________________________

「おったからさん♪おったからさん♪」
誰もが寝静まっているはずの時間に、リナは一人で山の中にきていた。
もちろん理由は「盗賊いじめ」だ。
本人いわく、世のため人のためらしいが絶対に自分ためだろう。
「あら?まだ生き残りがいるみたいね」
微かに感じる気配に、リナは息を潜めた。
宝を奪うために洞くつ内にいるため、大きな呪文は使えない。
使ったら敵と一緒に生き埋めである。
(・・・2人ってとこかしら?まあ、なんとかなるでしょ)
リナはめぼしい宝を袋に詰めると、気配のするほうへゆっくりと歩いていく。
少し歩くと、向こう側に2つの影が見えてきた。
どうやら男女一人ずつのようだ。
洞くつ内は暗いため、こっちからは見えても向こうから見える事はない。
リナは隠れもせずどんどん近づいていった。
やがて顔もはっきりと見えてくると・・・・・・・。
「・・・ん?あれは・・・・」
リナが続きを言う前に、向こう側の男が声をかけてきた。
「よう!久しぶりだな。爆発音が聞こえてきたから来てみたんだが、やっぱりあんたか」
「・・・やっぱりって何よ、やっぱりって」
「そりゃあ、盗賊いじめなんてするのはあんたしか心当たりないしな」
「いきなりごあいさつね、ルーク」
リナがにやっと笑った。
こういう笑いをしたときのリナは危ない。
「黄昏よりも昏きもの・・・・・」
その呪文にやっと気付いたルークは慌てて止める。
ミリーナの方は全くの知らん顔。
「わ、待て!!ここは洞くつだぞ!!!!」
が、リナはまだやめない。
「血の流れより紅きもの・・・・」
ルークの顔がさ〜っと青くなる。
「お、俺が悪かった!!だからやめてくれ〜〜〜〜〜!!」
「リナさん、私まで飛ばす気?」
ミリーナの一言でとりあえず危機は免れた。
「おお!!さすがは俺のミリーナだ!!」
「あなたのじゃありません。ここが洞くつの外だったらなにも言わないわ」
冷たく突き放すミリーナ。
二人のやり取りを見て、リナは笑った。
「くすっ、あいかわらずね」
「おたがいさまでしょ?」
ミリーナも笑って返す。
滅多に見られないミリーナの笑顔に、ルークはしばし見とれた。
ルークの視線に気付いたミリーナはやっぱり冷たく突き放す。
「顔が緩んでるわよ、ルーク」
「いやぁ、俺のミリーナはどんな表情でも綺麗だなぁって」
「あなたのではありません!!」
そういうミリーナの顔は少し赤くなっていた。
「そんなぁ、ミリーナ〜」
(そんなに見せ付けられても困るんだけどなぁ・・・・・・・)
ほおって置いたらいつまでも続けそうな2人に、リナは苦笑しつつそう思った。
「リナさん、この辺に宿あるかしら?」
ミリーナはルークの相手をするのをやめたらしい。
急にリナに話を振ってきた。
「う〜ん、あたし達が泊まっている所ともう1件あったわよ」
「まだ部屋は空いてる?」
「こんな時間じゃもうあいてないわよ」
ここは小さな町なので宿屋は2軒しかなく、どちらも小さいのだ。
おまけにこの時間となると・・・・・・・。
「もしかして、宿とってないの?」
「ええ、なにしろこっちに着いたばかりなのよ」
「じゃあ、あたし達のところに泊まる?」
「え、悪いわよ。ガウリイさんだってもう寝てるでしょ?」
「いいって、あいつならまだ起きてるだろうし」
遠慮をするミリーナに、リナは適当なこと言う。
本当はガウリイが起きているかなんて知らない。
盗賊退治を止めに来ないところを見ると寝ている可能性の方が大きい。
(心配性な保護者だしね♪まあ、寝てたらたたき起こせばいいし)
「でも、邪魔じゃない?」
「平気だって。さあ、寝不足は美容の敵だし宿屋に行きましょ」
「そう?じゃあ、お願いね」
ミリーナはしぶっていたが、結局行く事になった。
ルークはおとなしく2人の後をついていく。
ミリーナがいいと言えばなんでもいいようだ。
まるでどこかのくらげのように・・・・・・・・。
_____________________________________

いかがでしたでしょうか?
まだ続くので、よろしかったら見てください。

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1887くらげの本性は?<2>桜牙 E-mail URL7/1-02:28
記事番号1817へのコメント

こんにちわ、桜牙です。
続きを見てくれてありがとうございます♪
_____________________________________

トントン──
ルークがガウリイの部屋をノックした。
・・・・返事はない。
(ちぇっ、寝てんのかよ・・・・)
ドアのノブに手をかけゆっくりと開ける。
がちゃっ・・・
入った途端に、闇の中でなにかが動いた。
ルークは自分に首になにかが光っているのが見えた。
その正体に気付き、冷や汗を流す。
「おい、ガウリイ。俺だよ」
「・・・・え?」
「忘れんな、このぼけっ!!ルークだよ!!」
・・・・・・・・・。
一瞬、間があいた。
「誰だっけ?」
「・・・やっぱりな。忘れてるとは思ったよ」
ルークががっくりと肩をおとす。
「どうでもいいが、剣をどけてくんねぇか」
自分の首に置かれた剣を指差す。
この部屋に入った途端に、ガウリイが敵だと勘違いして首の所すれすれで剣を当てたのだ。
とりあえず切れてはいないが、心臓に悪い。
ガウリイは苦笑すると、剣を引いた。
「悪いな、敵かと思ったよ。・・・え〜っと」
「ルークだっ!!」
「そうそう、ルーク」
ガウリイは明かりをつけると、椅子に座りルークも座るように促した。
剣は鞘にもどしてテーブルの上に置く。
「こんな夜中にどうしたんだぁ?」
「リナと山の中で会って、ミリーナが宿ないかって聞いたら泊めてくれるって事になってよ」
「・・・・山の中って事は、盗賊いじめか」
ガウリイがしょうがないなと言った風な顔をする。
ルークもつられて微笑した。
「ところでさ、聞きたい事があるんだが・・・・・いいか?」
さっきとはうって変わって真剣な表情なルーク。
「ん、なんだぁ?」
ガウリイはぼけ〜っと聞く。
途中で起こされて、まだ眠気が抜けてないのかもしれない。
「なんで2部屋も取ってるんだ?」
「・・・・・は?」
ガウリイは全くわからないような顔をしている。
ルークはガウリイの方へ詰め寄ると、もう一度聞いた。
「だ〜か〜ら〜、なんで一人で寝てるんだって聞いてるんだよっ!」
ずべしゃっ──
ガウリイがイスから転げ落ちた。
ぶつけたらしい頭をさすっている。
「おいおい、いい年してぬいぐるみとでも寝ろって言うのかぁ!?」
ガウリイはいすに座りなおした。
ルークはまだ真剣な表情だ。
怒りも加わっているようだが・・・・・・。
「ガウリイ、俺はあいつとは違うんだ。俺にまでくらげが通じると思うなよ」
(・・・・やっぱ無理か。面倒な相手だなぁ)
そうは思いながらも、一応とぼける。
「なに言ってるんだよ、くらげはくらげだろ?」
「ガウリイ!!」
ルークが間髪入れずに怒る。
ルークは気付いているのだ。
ガウリイがいつもくらげなわけではない事に。
わかっていても、わざとくらげの振りをしていることに。
「う〜ん、そんなこと言われてもなぁ」
「もしかして・・・・・・」
「ん?」
「まだ手を出してないのか?」
・・・・・・・・・・。
又しても沈黙。
それは肯定を表す。
ルークは思いっきり驚いた。
見た目から勝手に判断して、ガウリイはリナにすぐ手を出すと思っていたのだ。
ガウリイの事をよく知っているわけではないが、女になれているところを見るとかなり遊んでいたはず。
(う〜ん、なんでだ???)
ルークの頭の中で?が飛び交った
_____________________________________

う〜ん、いかがでしょうか?
まだ続きがあるので見てくれると嬉しいです。

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1888くらげの本性は?<3>桜牙 E-mail URL7/1-02:33
記事番号1817へのコメント

こんにちわ、桜牙です。
ここまで見てくれてありがとうございます。
これで、この話は最後です。
_____________________________________

「なんでだよ、好きなんだろ?」
ルークが先に沈黙をやぶった。
が、ガウリイは答えない。
「・・・好きじゃないのか?俺にはそう見えたんだがな」
「じゃあ、聞くけど。ルークはミリーナが好きなんだよな?」
「もちろん♪」
さも当たり前のように答えるルーク。
ミリーナの名前を聞いて、頭の中に顔が浮かんだ。
ついつい口元が緩んでしまう。
「ミリーナを恐がらせるような事したいか?」
「あ・・・・・・・」
ガウリイの問いに言葉が詰まってしまった。
「リナはまだ何もわかってない。そういう事に関しちゃまだまだ子供だ」
「確かにな。じゃあ、気持ちくらいは伝えたんだろうな?」
今度はガウリイが答えに詰まる。
痛い所をさされた。
リナの事を子供だからと言って、それを言えない理由にしているのだ。
本当は自分が臆病なだけなのに・・・・・・・。
「伝えてないわけか・・・・・・・」
ルークは短く息を吐いた。
ガウリイは苦笑するだけ。
「なんで言わないんだ?」
「・・・・さあな」
「話しちまえよ、男同士だろ?あいつには絶対に言わないからさ」
「・・・・もうおそいし寝ないか?」
ガウリイは話をそらした。
ルークでなくても誰でもわかる。
話をそらすと同時に、視線もそらしたのだ。
カチンときたルークだったが、ぐっと我慢をしてもう一度声をかける。
話しやすいように声を明るくして。
「ガウリイ、話してみろよ」
(そういや、なんで俺がここまでしなくちゃいけないんだよ)
心の中では愚痴をこぼしまくっていたが・・・・・・・。
「別に話す事なんてないさ」
その一言に、ルークは今度こそ切れた。
椅子から立ち上がり、テーブルをばんっと叩く。
その拍子に剣が落ちた。
ガッシャーン
「ガウリイ!!いいかげんにしろっ!!」
ガウリイは腰をかがめると、剣を拾ってまたテーブルの上に置く。
「あんまり大きな声だすと皆起きるぞ」
「お前が悪いんだろうが、さっさと言えよ」
「・・・・ったく、言ったら静かにするか?」
ルークは頷いて椅子に座った。
ガウリイはため息を一つつくと、静かに話し始める。
「リナが子供だからと言うのは単なるいいわけだ」
「やっぱりな、それで?」
「本当は、あいつを失うのが恐いだけ。気持ちを受け入れてもらえなかった時、もうこの場所には戻れないからな」
「う〜ん、それは俺もわかるな」
「それに、あいつは俺を保護者だと思ってる。俺が言ったんだけどな。そんな奴からいきなり言われても困るだろうし」
そのまま、ガウリイはぽつぽつと本音を語った。
ルークはそれをただ聞くだけ。
文句を言いたい時もあったが、人の事も言えないなと思い苦笑していた。

ようやく日が昇り始めた頃、二人はぐっすりと眠っていた。
今日は寝坊まちがい無しだろう。
2人を起こしにきたリナとミリーナは、机に突っ伏して寝ている姿を見て、起こさないよう静かに笑った。
「これじゃあ、どっちが子供なんだかわからないわよね」
「くすくすっ、そうね」
「ガウリイさんの本音がわかったんだし、今日ぐらいは素直になったら?」
「ミリーナこそやさしくしてあげたら?」
実はこの2人、ルークが大声を出したせいで起きていたのだ。
耳が良い二人は、ガウリイとルークの話をばっちり聞いていた。
「どうする?先にご飯食べる?」
「そうね。それと、食べた後でちゃんと言ってあげた方が良いわよ」
「わかってるわよ」
リナが照れ隠しにそっぽを向く。
ミリーナはにっこりと微笑むと、小声でルークにささやいた。
「お手柄ね、ルーク」
_____________________________________

え〜っと、どうでしたか?
コメントをいただけると嬉しいです。
では、桜牙でした(ぺこっ)

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1889素晴らしいですぅぅぅ(^0^)さかおりまい E-mail 7/1-16:17
記事番号1888へのコメント



 初めまして。さかおりまいと申すものです。
早速ですが、読みましたよ!!! 
相変わらず、素晴らしい作品ばかりですねぇぇ(^0^)

 なんというか、ほのぼのしている中にもらぶらぶで、さかおりはこういう作品が
大好きです。
 ガウリナ命!!なさかおりなのですが、このお話でルクミリにもはまってしまいそうです!!!
ルークとガウリイの会話って言うのも、良かったです。
 
 しかし、2人ともお互いのパートナーに弱いですね(笑)
ルークもガウリイも本当の一歩が踏み出せなくて、悩んでいるけれど、実は女性陣は
全部分かっている...。
 こんなお話を書けるなんて、さかおりは尊敬いたします。
 これからも頑張ってくださいませ。

 それではこの辺で失礼しました。






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1893とんでもない!!桜牙 E-mail URL7/3-06:32
記事番号1889へのコメント

こんにちわ、桜牙です。
>相変わらず、素晴らしい作品ばかりですねぇぇ(^0^)
な、なにを!!
駄文ばかりですよぉ・・・・・。
読んでくださるだけで嬉しいです。
なのにすばらしいなんて、とんでもないですよ。
ほめすぎです(^^;
照れちゃうじゃないですかぁ。
応援ありがとうございます。
期待に恥じぬようがんばりたいと思います。
では、桜牙でしたぁ(ぺこっ)

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1899ほのぼの桜牙 E-mail URL7/5-02:09
記事番号1817へのコメント

こんにちわ、桜牙です。
ガウリイとリナの将来はこんな感じかなぁと思って書きました。
では、どうぞ♪
_____________________________________

「おとうさぁ〜ん」
小さな女のこがガウリイの元へ走ってくる。
お父さんと言う事は、ガウリイの子供・・・・?
ガウリイはいつ転んでもおかしくない少女から目が離せなかった。
側によってやりたいが、となりに眠っているまだ少女のような女性が手を離してくれない。
「おいおい、そんなに急ぐと転ぶぞぉ」
声だけかけるが聞いちゃいない。
母親譲りの紅い瞳をきらきらと輝かせてパタパタと走ってくる。
走るたびに金色のさらさらの髪がぴょこぴょこはねるのが見ていておもしろい。
おまけに服には泥が飛び散ってゆく。
てってってって・・・・べちゃ・・・・ってってってってべちゃべちゃ・・・・
(あ〜あ、後で絶対リナに怒られるぞ・・・・・)
そんな事はお構い無しに走りつづける少女。
その後ろから、少年が一人歩いてきた。
栗色のところどころはねている髪に、空のように真っ青な瞳。
少女の兄だ。
「いいのかぁ、そんなに服汚して?あとで母さんに・・・・・」
ピタッ──
少女の足がぴたっと止まった。
恐る恐る自分の服を見下ろして・・・・・・・。
「ほぉら、よごれてるだろう?」
意地悪そうに声をかける少年。
少女は一瞬悲しそうな顔をするが・・・・。
「よごれてないもんっ!!」
「どこがだよ・・・・・」
少年はそう言うとからかう様にけらけらと笑った。
少女はくるっと後ろを向いて、少年をまっすぐ見つめると力いっぱい服を握り締めて叫んだ。
「よごれてないのっ!!!」
しかし、実際服にはあちこちに泥が飛び散っている。
せっかくの白いワンピースも台無しだ。
「はいはい、わかったよ。汚れてない汚れてない」
少年が仕方なくそう言う。
が、少女はまたからかわれていると思い泣き出しそうになってしまった。
紅い瞳がうるうるとしている。
遠くから見ていたガウリイはやれやれと言った風な顔。
となりのリナは寝たまま・・・・・・。
「そろそろ帰るか」
ガウリイはたち上がって服についた芝生を払った。
ぱらぱらと落ちた芝生は少しリナの顔にもかかってしまう。
「・・・ん〜・・・・・」 
リナは少し首を振ったが起きなかったようだ。
「ふぅ、よかった。まだ寝てていいぞ。お〜い、二人とも早くこっちにおいで」
「は〜い」
「やぁだぁ!!」
重なって聞こえてきた答えは2種類。
もちろん「やだ」と言ってきたのは少女の方。
その場から動かずに首をぶんぶん振っている。
服の事で怒られるのが恐いのだろう。
「じゃあ、一人で残るのか?」
少年が少女に問う。
「それもやだ!!」
「わがままだな。しょうがない」
急に少年がひょいっと少女を持ち上げた。
一瞬呆気に取られた少女だったが、自分の置かれた状況に気付くと暴れ出した。
「うわっ、暴れるな。落っことしちゃうだろ」
だが、少女はまだ暴れる。
しかたなくそのまま少年はガウリイの元に歩き出した。
「だいじょぶか?」
「うん、なんとかね」
ガウリイの心配をよそにさらっと答える。
この少年は10歳くらいだろうか。
10歳くらいの子供が4,5歳の子を軽く持ち上げるとは・・・・・・・。
「母さんはどうするの?さすがに僕だって一人で精一杯だよ」
「もちろん父さんが抱いて行くさ」
そう言ってこちらも軽々とリナを抱き上げる。
リナは少し身じろぎしたが、やっぱりまだ起きなかった。
「母さんつかれてるのかな?」
「う〜ん、昨日の夜に出かけてたからだろうなぁ」
少年の顔が引きつった。
「え・・・・・。まさか盗賊いじめ?」
ガウリイは苦笑して頷く。
そう、リナは家計が苦しくなると盗賊いじめにいっている。
苦しくなると言っても、リナが買ってくる魔道書のせいなのだが・・・・・。
「さあ、帰るぞ」
「うん」
二人は家に向かって歩き出した。
腕の中に疲れて眠ってしまった少女達を抱いて───。
_____________________________________

え〜っと、いかがでしたでしょうか?
本当は、夢落ちで終わらせようかと思ったのですがやめました。
せっかくほのぼのとして幸せなのになぁと思うとできなかったんです。
ガウリイとリナの子供たちの名前は思いつかなかったので書きませんでした。
そのうち考えようと思ってます。
今度こういう話を書く時に、名前を決めてある方が楽ですしね。
コメントをいただけると嬉しいです。
では、桜牙でした(ぺこっ)

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1908飴玉シリーズ 「ルナ姉ちゃん 飴玉大追跡2」桜牙 E-mail URL7/10-02:33
記事番号1817へのコメント

こんにちわ、桜牙です。
ず〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと書いてなかった「飴玉シリーズ」を久しぶりに書きました。
本当に久しぶりなので自分でもどこまで行ってたのか忘れてました(苦笑)
続きを待っていてくれた皆さん(いなかったりして・・・)どうぞ読んでください!!
これで終わりってわけじゃあないんですけどね・・・・・・。
では、どうぞ。
_____________________________________

「はぁ・・・・・」
ルナは自分お部屋に入るなり大きくため息をついた。
今日店で聞いた話にショックを受けたようだ。
「あの子が絶世の美女・・・・?」
ふと、家を出たときのリナの姿を思い描いてみる。
自分と同じつややかな栗色の髪。
ところどころはねていて、そこがまたかわいい。
そして、大きくて紅い瞳。
華奢な体つき。
確かにかわいい方ではある。
・・・・・・・が、まだ少女のはず!!
店の客は「美女」と言った。
美少女と言われる事はあっても美女と言われる事はないと思うのが・・・・・・。
「ここ3,4年かで成長したのかしら?」
確かに一気に成長する歳ではある。
しかし、リナの顔は歳より幼く見える。
黙って大人しくして、ドレスでも着せればなんとかなるのかもしれない。
「う〜ん、そんなもの大人しく着てるわけないし・・・・・・」
さすがのルナでもわからなかった。
「仕方ない、見に行きましょう!!おもしろそうだし♪」
ルナは適当に武装すると、いつもの剣を腰に提げた。
一応心配させるといけないので机の上に手紙を残しておく。
『ちょっと出かけてきます』
手紙にはたったの一言・・・・・・。
ルナらしいと言うかなんと言うか・・・・・・。
これでもルナの両親はわかってくれるのであろう。
常日頃の行いのおかげとしか言いようがない。
「さてと、準備はこんなものよね。・・・・・・翔封界!!」
勢いよく窓から飛び去るルナ。
呪文のせいで部屋の中がちょっぴしちらかってしまっている・・・・・。
(まあ、ちょっとだし、いいわよね)
ルナは風を操りながらもう一つ呪文を唱えた。
小さい頃リナにかけた、迷子になった時に便利な呪文。
(まさかこんなところで役立つとはね)
くすっと小さく笑うと、体全体の力を澄ましてリナの波動を探す。
───ピイン!!──
東の方向で何か引っかかるものを感じた。
(東ね、リナは。・・・・結構遠いわねぇ。二日ってとこかしら)
ルナは先を急いだ。

「くしゅん!!ん?なんだろう、なんか寒気が・・・・・」
「風邪ひいたのか?じゃあ、今日は一緒に寝よう。あっためてやるよ♪」
「ふざけるなぁぁあああ!!!」
平和なやつらである・・・・・・・。
_____________________________________

いかがでしたでしょうか?
もう前回の話なんて覚えてないですよねぇ・・・・・。
遅くなってすいません(^^;
この続きはなるべく早く書きたいと思ってますので、見捨てないで下さい。

コメントくれるとうれしいです♪
では、このへんで。
桜牙でしたぁ(ぺこっ)

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1916Re:飴玉シリーズ 「ルナ姉ちゃん 飴玉大追跡2」7/14-15:07
記事番号1908へのコメント

>こんにちわ、桜牙です。
おひさしぶりです〜(?)彩で〜す!!

>ず〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと書いてなかった「飴玉シリーズ」を久しぶりに書きました。
きゃっきゃ!おまちしておりましたです!!

>本当に久しぶりなので自分でもどこまで行ってたのか忘れてました(苦笑)
私も・・・(っておい!)
過去記事みかえしてきましたのでOKです。

>続きを待っていてくれた皆さん(いなかったりして・・・)どうぞ読んでください!!
一応・・・ここにいたり・・・・。(影うすげに・・・)

>「はぁ・・・・・」
>ルナは自分お部屋に入るなり大きくため息をついた。
>今日店で聞いた話にショックを受けたようだ。
>「あの子が絶世の美女・・・・?」
>ふと、家を出たときのリナの姿を思い描いてみる。
>自分と同じつややかな栗色の髪。
>ところどころはねていて、そこがまたかわいい。
>そして、大きくて紅い瞳。
>華奢な体つき。
>確かにかわいい方ではある。
あらん!姉ばか!(いってはならんか・・・)
自分と同じってところがナイス・・・かもしんない・・・
やっぱり、自分のしらないあいだに成長ちゃったら、かなしいかもしれないです。
私も妹を持つ身としては・・・。

>小さい頃リナにかけた、迷子になった時に便利な呪文。
>(まさかこんなところで役立つとはね)
>くすっと小さく笑うと、体全体の力を澄ましてリナの波動を探す。
>───ピイン!!──
>東の方向で何か引っかかるものを感じた。
>(東ね、リナは。・・・・結構遠いわねぇ。二日ってとこかしら)
>ルナは先を急いだ。
この呪文って・・・・リナさんはしってるんでしょうか?
なぜか、迷子になると、ルナ姉がきて、おしおきされる・・・・とか。

>「くしゅん!!ん?なんだろう、なんか寒気が・・・・・」
>「風邪ひいたのか?じゃあ、今日は一緒に寝よう。あっためてやるよ♪」
>「ふざけるなぁぁあああ!!!」
>平和なやつらである・・・・・・・。
が・・・がウリィ・・・大胆な・・これはほんきなんだろうか?
まぁ、乙女にいっていいことではないですねぇ。(笑)
_____________________________________
>
>いかがでしたでしょうか?
>もう前回の話なんて覚えてないですよねぇ・・・・・。
>遅くなってすいません(^^;
>この続きはなるべく早く書きたいと思ってますので、見捨てないで下さい。
がんばってくださいね。
次回はリナさんももっとでてくるんでしょうか?
そして、ゼロスの出番は!!(・・・ないですね・・・これはガウリナ)
・・・・・リナさんが死なない程度に、ルナさん活躍させてください。
では、以上でした。

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1925Re:飴玉シリーズ 「ルナ姉ちゃん 飴玉大追跡2」桜牙 E-mail URL7/17-05:05
記事番号1916へのコメント

こんにちわ、桜牙です。
コメントありがとうございます!!!!

>あらん!姉ばか!(いってはならんか・・・)
>自分と同じってところがナイス・・・かもしんない・・・
>やっぱり、自分のしらないあいだに成長ちゃったら、かなしいかもしれないです。
>私も妹を持つ身としては・・・。
そうですよね〜。
知らない間に変わってるのって少し悲しいです。
>次回はリナさんももっとでてくるんでしょうか?
>そして、ゼロスの出番は!!(・・・ないですね・・・これはガウリナ)
>・・・・・リナさんが死なない程度に、ルナさん活躍させてください。
>では、以上でした。
もちろん、次はリナを出します。
ゼロス君もとりあえずちびでなら・・・・・・・。
飴玉シリーズはガウリナなのでゼロス君は活躍できないですよね(^^;
ゼロリナ編でかくのもおもしろそうですね。
暇があったらゼロリナ編を書いてみますね。
それでは、このへんで。
桜牙でした(ぺこっ)

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1951ルナ姉ちゃん 飴玉大追跡3桜牙 E-mail URL7/24-01:38
記事番号1817へのコメント

こんにちわ、桜牙です。
や〜っと、3まできたのですが・・・・・・
すいません、まだ続くんです。
うわ〜、ごめんなさ〜い!!!!
では、最後まで見る勇気のある人は見てください。
─────────────────────────────────────
ルナがリナを追いかけて着いた所はモドレールシティだった。
なんという怪しい名前・・・・・・・。
名前も気になるがその前にリナを捜さなくてならない。
ルナが使った呪文は、ある程度の範囲は絞れるのだが町の中ではあまり意味がない。
仕方なく歩いて探すルナ。
表情はいつもの営業スマイル。
こんな時まで営業スマイルはいらないと思うのだが・・・・・・・。
「つい、営業スマイルになっちゃうのよね〜。ま、いっか」
あたりを見渡せばどこにでもあるような店やこれまたどこにでもいそうな人達ばかり。
特別、観光名所などがあるわけでもない。
なんの変哲もない町。
「なんの用があってこんな所に来たのかしら」
それは当人たちに聞くのが早いだろう。
な〜んて言ってる間に、いきなりちょっと行った所で煙が上がり始めた。
────ちゅど〜〜〜〜〜ん!!
爆発音なんかも聞こえてくる。
「騒ぎある所にリナ=インバースありってね♪」
ルナはに〜っこりと微笑むと、爆発音のあった所に向かった。
ここからはたいして遠くないだろう。
煙の焦げ臭いにおいまで届いてるのだから。
ルナは適当に角を曲がり、目的地を目指す。
人々とは逆方向に進むものだから通りにくくて仕方がない。
途中でふっとため息をついて立ち止まる。
(どうしたものかしらね、これじゃ通れないじゃない。この人だかりじゃ術を使う訳にはいかないし・・・・)
なんとか早くたどり着こうと考えていると、何人かがルナにぶつかっていった。
恐れ多くも罵声まで浴びせる・・・・・・。
「どけ!!じゃまだ!!」
「巻き添えを食らいたいなら1人で食らってろ!!」
「よぉ、ねえちゃん。結構美人じゃないか一緒にこのまま逃げないか?・・・ゲヘゲヘ・・」
・・・・・ピキッ!
ルナの中で何かが切れた。
「そうよ、何も私が避けなくてもいいのよ。邪魔なものはふっ飛ばせばいいのよねぇ」
いつもより更に優しくゆったりと話すその声は、なぜかめちゃくちゃ恐い。
言ってる事もかなりあぶない。
さすがはリナの姉・・・・・・・。
「・・・・・邪魔よ、ファイアーボール!!」
ルナはいきなり真上に力の玉を放り出した!
唇の端をつりあげてにっと笑うと・・・・・・・。
「ブレイク!」
ファイアーボールのアレンジ版である。
リナも同じ呪文を使うが、ルナのは少し違う。
割れたファイアーボールは落ちるようになっている。
つまり、火の雨が降る・・・・・・・・。
ザアーーーーーッ
後悔してももう遅い、火の雨は降り始めてしまった。
ルナのまわりは結界が張ってあって火は当たらない。
が、さっきルナに罵声を浴びさせた男どもは直撃している。
しかも、集中豪雨・・・・・・・・。
そう、この呪文はターゲットを絞って集中的に当てる事が可能なのだ。
そのうえ、ターゲットが動いたら自動的についていくと言うおまけつき。
「ここがこの呪文のいい所よね♪」
ルナは満足そうに微笑むと、誰もいなくなった道を歩き始めた。
ひゅる〜・・・・
誰もいない道はひたすらさみしい。
そんな中、1件のにぎやかな店を見つけた。
にぎやかというかうるさいの方が正しいかもしれない。
キィン!キィン!と言う金属音と、なにやら男女の声らしき物が聞こえる。
「見つけたわよ、リナ」
ルナは不敵に笑った・・・・・・・。

ここに謎の子供が1人。
肩までのおかっぱ頭と、紫の瞳が印象的な少年。
もちろん、ゼロス君である。
「こんな楽しい事を僕が見逃すはずないじゃありませんか・・・・・ねぇ?」
誰にでもなく言い放つ。
そして少年は闇に消えた・・・・・・・。
_____________________________________

ふぅ、つかれたぁ・・・・・・・。
え?読んでるほうがつかれる?
うっ・・・・・・確かにそうかも・・・・。
すいませ〜ん。
でも、続きも読んでください。
おねがいです!!
コメントもいただけると嬉しいです!!