◆−Report−1−星野流 (2007/9/26 00:17:56) No.18337
 ┗Report−2−星野流 (2007/10/7 20:26:52) No.18350


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18337Report−1星野流 E-mail 2007/9/26 00:17:56


Report−1

 パンパカパーン!

〈A〉「はいっ!この度はどうもご視聴下さり、まことにありがとうございます!

   『奇人・変人・有名人!』の始まりです!

わたくし、アタック=ホワイトがお送りいたしていきます!
皆々様、どうか最後まで拝聴下さいね〜」

(挿入曲) ファッラシードッ ラッファミーファッ シッレラーソッ ラッソファソファソーラッ

〈A〉「まず初めに謝罪をさせていただきます。
近頃、日本国三重県に在住の家のお母さん、星野流は、弟のテストが終わるまでパソコン規制がされております。
皆様、更新が遅くなるので、どうか大目に見てくれますよう、お願い申し上げます。

・・・これで合ってるかな」

アタックは『言ってはいけない日本語』を開く。

〈A〉「あー…まあいいや。

さて!本題に移りましょう。

初のゲストを飾るのはこの方!」

ダララララララララララ・・・パアアアアアッ!

〈A〉「意外や意外。ゲストは、竜の峰の長を勤める黄金竜、ミルガズィアさんです!
ようこそおこしくださいました」

〈ミ〉「うむ。よろしく頼む」

〈A〉「長い金色の髪に渋い!という強面。

黄金竜のミルガズィアさんに質問させていただきます。

好きな食べ物は?」

〈ミ〉「我ら竜族に食べ物はいらない」

アタック硬直。

〈A〉「・・・じゃなくて!食べるとしたら何がいいですか?」

〈ミ〉「むぅ…嗜好と言われても、前にいつ食べたのかを覚えておらん」

〈A〉「えーっと。例えば、バッタとか、コオロギとか」

〈ミ〉「何故ゲテモノなのだ!」

〈A〉「え?そりゃあ…見た目で」

〈ミ〉「どこを見たらそう思うのだ?」

〈A〉「本性見てたらコウモリとか、トカゲを連想して…コオロギとか食べそうだ、と」

〈ミ〉「もっとマシな物を選べ!」

〈A〉「マシなもの…五穀?」

〈ミ〉「穀物できたか」

〈A〉「や、そっちの世界観がちょっと分からなくって」

〈ミ〉「だったら、聞くな」

〈A〉「では、どのような能力を持っておられますか?」

〈ミ〉「人語などの様々な言葉を操り、呪文も使える。道具なども設計図さえあれば作れるぞ」

〈A〉「へえ。色々な事柄に秀でているのですね。

やはり、年の功でしょうか」

〈ミ〉「それはわたしが年寄りだと言うのかね!?」

〈A〉「いえいえ。まだ中年に見えますよ。うん。それに、年の功なら俺の方がもっと上だし」

〈ミ〉「一体いくつだ…」

〈A〉「ハハハ。そういう概念ないからね。とりあえず、24・5とでも言っておくよ」

〈ミ〉「それでか」

〈A〉「放っとけ。

さて、最後にお言葉をお願いします」

〈ミ〉「え?あー…さようにさようなら」

ビキッ

ミルガズィアさん、退出。アタックは未だ硬直。

〈A〉「竜族のギャグ…恐るべし。

まことに失礼致しました。次のゲストが来るまで、『コオロギがはねる』をお聞き下さい」


 ガチャリと音がしてゲストが入ってきた。

〈A〉「ようこそいらっしゃいました〜。
二番目のゲストは栗色の長い髪、パッチリとした瞳を持ち、『ドラゴンもまたいで通る』『盗賊殺し』『赤い糸切りのリナ』『なわとびのリナちゃん』などなど、様々な二つ名を持つリナ=インバースさんです」

〈リ〉「いやぁ、どうもどうも。あたしが巷を騒がせる、美少女戦士にして魔道士のリナ=インバースよ!よろしく!」

〈A〉「はい、よろしく。こちらとしては、美少女よりも美女の方が嬉しいんだけどね」

ごすっ

〈リ〉「何ですって?」

〈A〉「だって、子供の相手するより…」

(挿入歌)your number one. num-ber o-ne. num-ber o-ne.

〈A〉「えーっと、好きな食べ物はなんですか?」

〈リ〉「そうねぇ…(中略)よ」

〈A〉「では、好きなことはなんですか?」

〈リ〉「食べることと、魔道実験ね」

〈A〉「特に攻撃呪文の」

〈リ〉「そうそう!派手な奴がいいのよね」

〈A〉「物が吹っ飛んだり地面にクレーターができたり」

〈リ〉「あんたも分かってるじゃない」

〈A〉「勿論!攻撃に魅せられた一人だからね!ただ、俺の場合攻撃一辺倒だから防御力がなくて絞られたけど」

〈リ〉「ダメじゃないのそんなの。あたしの知り合いには防御呪文を攻撃に使っている奴がいることだし、紹介しようか?」

〈A〉「んー。自分で鍛えてからにする。また紹介して」

〈リ〉「了解」

〈A〉「ところで、家族構成とかも聞いていいかな?」

〈リ〉「家族は、父ちゃんと母ちゃんと姉ちゃんよ。みんな故郷にいるの」

〈A〉「お姉さんがスィーフィードだったよね」

〈リ〉「スィーフィード・ナイトよ」

〈A〉「ああ、そうそう。スィーフィード・ナイト」

〈リ〉「そういう間違いはかなり違うわよ」

〈A〉「そだね。さて、そろそろ終わりなんだけど」

〈リ〉「え。もうそんな時間?」

〈A〉「うん。食べ物に時間がかかったね。

最後にリスナーの皆様に一言お願いします」

〈リ〉「悪人に人権はない!」

〈A〉「以上、リナ=インバースさんでした。次のゲストが来るまで『Country road』をお聞き下さい」


 ゲストが入ってきた。

〈A〉「ん。来たね」

〈G〉「私の時だけ態度でかいな」

〈A〉「対等だからね。ま、一応ちゃんとするよ。丁寧語は使わないけど」

〈G〉「それってちゃんとしてるのか?」

〈A〉「ま、それはおいといて」

〈G〉「おいとくなよ」

〈A〉「黒くて長い髪に青紫色の瞳を持つガード=ワードさんです。

男の人だと勘違いしないようにしてやってね。本人実は傷ついてるから」

〈G〉「本人の前でそういうことを言うか…?」

〈A〉「えーっと。身長175の体重が67?偉丈婦だね。ところで、スリー・サイズは?」

〈G〉「え?90の65の…って!何を言わせるんだ!」

〈A〉「いや、本当に言うとは思わなかった。大丈夫?顔赤いよ」

〈G〉「煩い」

〈A〉「家族構成お願いします」

〈G〉「えーっと。義理の両親は老衰。義理の兄が9人、義理の姉が3人います。
実の父は病死。実の母と姉がそれぞれ放浪の旅に…」

〈A〉「待った!」

〈G〉「何?」

〈A〉「姉もいるの?」

〈G〉「いるよ。5つ上の姉が」

〈A〉「しかも、兄が9人って、多っ!」

〈G〉「孤児が寄り集まってるからね」

〈A〉「兄弟ネタには困りようがないね。一番変わっている兄弟はだれですか?」

〈G〉「聞くのがそれか。そうだな…八男のサイモン兄さん。あの人だけは対応に困る」

〈A〉「相当だな。さて、好きなことはなんですか」

〈G〉「研究」

〈A〉「簡潔な言葉でありがとう。じゃ、最後に一言言って」

〈G〉「えーっと。これからも末永くお願いいたします」

〈A〉「以上、ガード=ワードでした」

(挿入歌)白い光の中に 山並みは燃えて---

〈A〉「わたくし、アタック=ホワイトがお送りしてきました。
番組への不平・不満・ご感想等、お待ちしております。

リクエストも受け付けております。

但し!リクエストできるのはスレイヤーズやスレイヤーズすぺしゃるのキャラクター。

または、ご自分の創られたオリジナル・キャラクターでこいつは奇妙だ、変だ!という奴をお願いします。

『奇人・変人・有名人!』でした!」




添え書き
 ちなみに、挿入曲の『コオロギがはねる』は外国に実在する曲です。

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18350Report−2星野流 E-mail 2007/10/7 20:26:52
記事番号18337へのコメント

Report2

 ガードに支えられながら、ボロボロになったアタックが席に座らされる。

〈A〉「はい。お久しぶりです。奇人・変人・有名人の始まりです。
面白くない!というL様のお達しで形式を変えさせていただきます。
さて、どこが変わったかというと。何と!こちらからお宅等にお邪魔させていただきます」

〈G〉「リポーターのアタックと共に、私、ガード=ワードが道案内人として行動します。でないと、一生辿り着きませんので」

〈A〉「いっしょう・・・って・・・」

〈G〉「では、今回訪問するのはこちら!メイルスター家です!」


 メイルスター家の客間に通される俺たち。そこで、今回の主役!ジョセフィーヌ=メイルスターが現れた!

〈ジョ〉「ほーっほっほっほ!わたくしを目に付けるだなんて良い目をしているわね!でも、宅のジェフリーちゃんが一番ですのよ!」

〈A〉「いえいえ。勿論ジェフリーちゃんもですが!ジョセフィーヌさんに会えることも嬉しいのですよ!何と言っても!天使のなっちゃんとキャラ似通って!」

ごすっ

〈G〉「まあ、こいつの暴走はおいといて」

〈A〉「おい」

リポーターは俺だぞ。

〈G〉「お久しぶりです。メイルスター夫人。お会いできて光栄です」

左胸に手を当てて一礼。

おい、ガード!そりゃ、男の礼じゃないか!

〈A〉「よくやるな。そんなこと」

〈G〉「気に入れられれば、気に入れられるほど身の安全は保障される」

こいつ…ハリー・ポッターで言うスリザリンか!?

〈G〉「後は頑張れよ」

は?

〈G〉「では、夫人。私はこの辺でお暇いたします。彼のこと、よろしくお願いいたします」

〈ジョ〉「ほほほ。貴方でもよろしいのですがね」

〈G〉「ははは。しかし、リポーターは彼ですから」

ガード、退出。

おい!俺を一人にして逃げる気か!?

〈ジョ〉「では、早速行きますよ」

〈A〉「どこにですか?」

〈ジョ〉「ほほほ。決まっていますわ。凶悪犯罪グループの討伐です」

・・・・・・・・・

〈A〉「誰と?」

まさか、あのごーるでん・ふれいむ・ないつ…とか?

〈ジョ〉「宅のジェフリーちゃんが率いる、ゴールデン・フレイム・ナイツですわ」

やっぱりかあああああっ!

〈ジェ〉「あ、貴方がアタックさんですね?」

〈A〉「え?あ、はい」

〈ジェ〉「では、参りましょう。皆。行くぞ」

「おー…」

本当に行くんですか!?こんな奴らを、戦場に送り出すんですか!?

〈ガ〉「お前も苦労するな…」

〈A〉「…そだね」

〈ジョ〉「貴方も行くのですよ」

〈ガ〉「え!?あ、はい!」

〈A〉「苦労、してるね…」

〈ガ〉「うっ、うっ…」

〈A〉「あ。そうそう、ジョセフィーヌさん」

〈ジョ〉「何ですの?」

〈A〉「これ。手土産です」

ニッコリ笑って巨大フライパンを差し出す。

〈ジョ〉「こんなのいりませんわ」

思う通りには行かないか。

〈A〉「じゃ。使わせていただきます」

〈ガ〉「それをか!?」

〈A〉「何?2mの刃を持つ剣を持って戦った方がいい?止められてるんだけど」

〈ガ〉「いや…どっちもどっちなのだが…」

〈A〉「お前の力で振るったらオリハルコンも真っ二つだって…」

〈ジェ〉「うわぁ。是非とも、ご教授下さい」

は?

〈A〉「えーっと」

ちらりと彼女を見る。頷いた。

〈A〉「俺は厳しいぞ?」

〈ジェ〉「直に抜かしてあげますよ」

〈A〉「どう見ても無理」

ぷちっ


 ガードが入ってきて、マイクの前に座る。

〈G〉「あー…アタックが討伐前にジョセフィーヌさんに潰されて取材中止となりました。L様のお達しにより回復呪文禁止令が出ておりますので、延期ということはできませんのでお許し下さい」

ガード、『にんげんっていいな』を流す。

〈G〉「Report2、これで終わりです。今回の教訓『防御法も身につけましょう』?それでは、また」