◆−NEVER SAY GOODBYE (ちょこっとぜるあめ?)−紫清 月季花 (2007/11/14 10:20:22) No.18393


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18393NEVER SAY GOODBYE (ちょこっとぜるあめ?)紫清 月季花 2007/11/14 10:20:22



――『NEVER SAY GOODBYE』――








     無邪気に はしゃいでいたあの頃は
     誰もが 時間を早めて
     世界を フルスピードでつなげた
     瞳は 瞬間のポートレート

       セピア色した 思い出は 飾りを拭う涙 胸の奥の言葉

          もう 二度と 会えないなんて
          思いたくない 決して 思わないから
          ずっと いつまでも 忘れないでね
          さよならなんて 決して 今は言わずに
          NEVER SAY GOODBYE いつかまた 笑顔で 会えるから







「アメリア、あんたゼルガディスと一緒にセイルーンに戻るの?」
「いいえ、ゼルガディスさんとは次の町でお別れです」
「え?あんたそれでいいの?」
「・・・だって、それがゼルガディスさんの望みですから」
「・・・アメリア・・・」






       ときどき 悪ふざけもしてたよね
       隠れて 大人の真似して
       世界は ブレーキが効かないまま
       孤独な ひとときのシルエット

         薔薇色の夢 映る影 飾りを捨てた涙 胸に眠る言葉

            もう 二度と 会えないなんて
            思いたくない 決して 思わないから
            ずっと いつまでも 忘れないでね
            さよならなんて 決して 今は言わずに
            NEVER SAY GOODBYE いつかまた 笑顔で 会えるから








「なあ、ゼルガディス。
おまえさんアメリアと行くのか?」
「何だやぶから棒に」
「いや、アメリアさ、ゼルガディスについて来て欲しそうだったし」
「・・・見てないようで見てるな;;」
「で、どうなんだ?」
「俺はあいつとは行かない」
「何でだよ?」
「今の俺じゃあいつの横に立てないからだ」
「よく分からん」
「そんな難しい理由じゃないんだがな・・・ま、旦那の脳みそじゃ無理か;;」
「よくわからんが、アメリアの為に元に戻りたいってことか?」
「旦那にしては上出来だ」








          
            もう 二度と 会えないなんて
            思いたくない 決して 思わないから
            ずっと いつまでも 忘れないでね
            さよならなんて 決して 今は言わずに
            NEVER SAY GOODBYE いつかまた 笑顔で 会えるから
            NEVER SAY GOODBYE NEVER SAY GOODBYE








「アメリア、ここでお別れだ」
「ゼルガディスさん・・・さよならは言いませんから」
「アメリア・・・」
「ちゃんと・・ちゃんと帰ってきてください。
あたしのところに、だから・・・だから・・
いってらっしゃい、ゼルガディスさん。
待ってます。
まって・・・ますから」
「ああ、いってくる。
必ず帰る・・・お前のところに」








      
          触れ合う唇は石の冷たさなんて無くて

          とても暖かかくて

          優しかった















<end>





【後書きと言う名の言い訳】

ゼル:こっ恥ずかしいもん書くなあああああああああああああああ!!!(赤面)

いきなり叫ぶな(汗)

ゼル:何だ最後の数行は(まだ顔が赤い)

きにすんなって;;
えー、所々ある詩みたいなのは「sayonaraは言わない」というタイトルの曲で
十年以上前の曲なんですが、なんかゼルアメ・・・というか、あの四人組っぽい
曲なんで使ってみました。

ゼル:・・・・・

あれま、ゼル放心してる(^^;
気が向いたら読んでみて下さい。