◆−ForEver−とんとん(7/7-22:09)No.1904
 ┗Forever2-ゼロフィリ−とんとん(7/9-23:27)No.1907
  ┣Re:Forever2-ゼロフィリ−ふぁん(7/10-11:11)No.1910
  ┃┗ありがとうございました♪−とんとん(7/10-22:09)No.1913
  ┗Re:Forever2-ゼロフィリ−らいあ(7/19-04:25)No.1933
   ┗どうもありがとうございましたぁぁ!!−とんとん(7/20-21:30)No.1939


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1904ForEverとんとん 7/7-22:09


おひさしぶりです。
今回のは、ガウリナ設定ではありますが、ガウリナではありません。
なんか、スレイヤーズです。意味不明(^^;
読んでやってください。

______
 その日あたしは唐突にひとりになっていた。
 この町に着いたのは昨日。ガウリィの様子がなんかおかしいと思ってたら、案の定…『昔の女友達』とやらが現れた。

「一日くらいいいわよ。遊んでおいでよ」

 まるっきりどっちが保護者なんだかわからないような台詞を吐いて、あたしは彼に手を振っていた。
 ガウリィの隣にいることでは、誰にも負けない自信があったから。

 ちょっと前にはセイルーンに寄った。
 相変わらずアメリアは忙しそうで…でも元気そうだった。

 ゼルガディスから便りが届いたらしい。
 …ゼルは、いいやつだ。今も、どこかを旅している。

 あたしは空を見上げる。
 何年か前に、4人で旅をしたことがあった。
 ただし、あたしの記憶では…旅の仲間は5人。
 誰が何て言おーと、5人。
 あたし、ガウリィ、ゼル、アメリア。そして、ゼロス。
 ゼロスのことは、一緒に居たときは仲間だなんて思ってなかった。
 口が裂けても仲間といえないよーな仕打ちをされた(した)こともあった。
 それでも、何気無い毎日は、結構『仲間』やっていたのではないのだろーか。

 あたしは最近、そういう何気ない風景をよく思い出す。
 食事の風景。天然の温泉を見つけたとき。お祭りではしゃいだこと。春風のなかを歩いたこと。
 あんなに大きな戦いを経ても、あたしは変わってない。
 自分で言いきれる。

「また旅に出たいですね、みんなで」
 アメリアが山となった書類をわきに寄せて笑っていた。
 多分、もう無理なんだ。
 王家の人間である彼女は、昔のように飛び回ることは出来ないのだ。

 みんなでいつかまた、旅に出られるのだろうか。

「ゼロス!」 
 あたしは空に向かって小さく叫んだ。
 今も彼がどこかから、あたしを見ているような気がして。
 アメリアの名は呼ばない。ゼルの名は呼ばない。ガウリィの名は呼ばない。今はみな、自分の空間にいる。
 …ゼロスだって、きっと。

 ひとりになるのが、こんなにも不安なことだなんて知らなかった。

「ゼロス!…ゼル!アメリアぁ…!」
 あたしまだ、だめだよ。
 まだ、みんなが、必要だ…!
「ガウリィ…!」
 うつむいていたあたしの頭を、とんとんと軽く叩く手がある。
「ガウリィ…?」
 あたしが顔を上げると、立っていたガウリィは照れたように頬をかいた。
「行こうぜ」
「…いいの?友達…」
「あ――いいんだ」
 ガウリィは少し寂しげな表情を見せてから、大きく優しく微笑んだ。

 こんなにもあたしを愛してくれるひとがいる。
 あたしの居場所を作ってくれている。
 あたしは1人じゃない。
 それなのに。

 それなのにあたしは、『みんなで』また、旅に出たいんだ…。

 End


いかがでせうかぁぁ(涙)???

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1907Forever2-ゼロフィリとんとん E-mail 7/9-23:27
記事番号1904へのコメント

自称世界でただ1人のシャブラニグドゥxスィーフィード派として(笑)
ゼロフィリなんかも書いてしまいます…(・・)

―――――

私は彼を愛しています

私の奥底で、きっと彼を愛しています

私の記憶が、遥か昔の、私の奥底に存在する…

私は多分、独りだから

独りだと思っていたから

…だから私は、彼を愛しています

 その青年は音を立てずにその店の中へ入り込んだ。
 店の奥の机では、午後の日差しの中で、気持ちよさそうに眠っている女性。
 青年は満面の笑みを浮かべて、彼女の髪をそっとひっぱった。

「?」
 うつらうつらとしていたフィリアは、ふっと目を覚ました。
 昨日納品された品を鑑定していて、居眠りしてしまったらしい。
 よく見てみたら、もう日が高くなっている。
「お昼寝ですか?」
 柔らかい声が耳元で聞こえた。
 フィリアは肩越しに青年の方を見た。
「ゼロス…」
 少し焦点の合わない表情をしてから、フィリアは起き上がった。
「お茶、入れますね」
 立ちあがろうとするフィリアの細い腕を、ゼロスが軽く掴んだ。
「…なんですか?」
「いえ」
 ゼロスはくすくすと笑っている。
「何?気持ち悪い」
 フィリアは心底気持ち悪そうな顔をする。
「いえ…以前僕がここへ尋ねてきたときには、すごい剣幕で、『ヴァルは渡さないわ』とかおっしゃってたのになぁ、と」
 面白そうに言うゼロスに、フィリアは赤面して視線を泳がせる。
 ゼロスは掴んでいた腕を放した。
「ミルクも入れてくださいね」
 机に腰掛ける。

私は彼を愛しています…

それは、貴方に対する裏切りでしょうか

私は、そうは思わない

だって貴方もきっと、『彼』のことを…


―――
こんな感じです…(;;

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1910Re:Forever2-ゼロフィリふぁん 7/10-11:11
記事番号1907へのコメント

こんにちわ!!!!ふぁんといいます。


>私は彼を愛しています
>
>私の奥底で、きっと彼を愛しています
>
>私の記憶が、遥か昔の、私の奥底に存在する…
>
>私は多分、独りだから
>
>独りだと思っていたから
>
>…だから私は、彼を愛しています

はふ・・・・、フィリアってば(笑)

> ゼロスはくすくすと笑っている。
>「何?気持ち悪い」
> フィリアは心底気持ち悪そうな顔をする。
>「いえ…以前僕がここへ尋ねてきたときには、すごい剣幕で、『ヴァルは渡さないわ』とかおっしゃってたのになぁ、と」
> 面白そうに言うゼロスに、フィリアは赤面して視線を泳がせる。
> ゼロスは掴んでいた腕を放した。
>「ミルクも入れてくださいね」
> 机に腰掛ける。

ここっ!!!ここが一番気に入ってますっ!!!!!!!
フィリアっていつもそんなこというのに・・・・・、今日は・・・って感じ(笑)

>私は彼を愛しています…
>
>それは、貴方に対する裏切りでしょうか
>
>私は、そうは思わない
>
>だって貴方もきっと、『彼』のことを…

ここもかっこいいよ〜!!!
もうメロメロです・・・。
あなたの書くゼロフィリには・・・・。

でわ短いですがこの辺で


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1913ありがとうございました♪とんとん E-mail 7/10-22:09
記事番号1910へのコメント

読んでいただいてありがとうございました。

>こんにちわ!!!!ふぁんといいます。
>
こんにちあ!嵐とんとん(らん)といいます。

>はふ・・・・、フィリアってば(笑)
>
ちょっとイメージ壊しすぎたかな〜とか反省はしたんですけど…もうこの際ロマンチックにさせちゃおう、と(笑)

>ここっ!!!ここが一番気に入ってますっ!!!!!!!
>フィリアっていつもそんなこというのに・・・・・、今日は・・・って感じ(笑)
>
うぅありがとうございます<一番気に入ってます
ゼロスがフィリアと仲良くなるためには、やっぱり相当しつこくやってこないと(笑)

>ここもかっこいいよ〜!!!
>もうメロメロです・・・。
>あなたの書くゼロフィリには・・・・。
>
ふぇぇぇ(恐縮)
ちなみにゼロフィリ書くの、初めてなので、すごい嬉しいです…。

ところで…S様とスィーフィードも劇的な出会いをして、恋に落ちちゃったのなら面白いのになぁ…と思いませんか?(笑)

それでは!

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1933Re:Forever2-ゼロフィリらいあ 7/19-04:25
記事番号1907へのコメント

っきゃ〜!
ゼロフィリ〜〜〜〜(叫)
あうぅ、なんだか舞い上がるほど嬉しいです!
ゼロフィリ推進派として・・・(笑)

>自称世界でただ1人のシャブラニグドゥxスィーフィード派として(笑)
いいんじゃないですか?
わたしも好きです。(笑)
神と魔ってなんとなく組み合わせが・・・

そう考えると、ゼロフィリもいいんですよねっ。
それぞれの創造主がそうであったのなら。
う〜ん、新発見です。(笑)

ではでは〜。

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1939どうもありがとうございましたぁぁ!!とんとん E-mail 7/20-21:30
記事番号1933へのコメント

どうも読んで頂きましてありがとうございました。

>ゼロフィリ推進派として・・・(笑)
>
す、推進派〜〜すごい〜。
私は…う〜ん…SS推進派??

>>自称世界でただ1人のシャブラニグドゥxスィーフィード派として(笑)
>いいんじゃないですか?

ありがとうございます(;;)

>わたしも好きです。(笑)
>神と魔ってなんとなく組み合わせが・・・
>
ですよねっっ
こう、劇的に神魔戦争のときに出会ってしまったのですよっ(壊)

ではでは、また!