◆−硝子の都 (16)紅い花−amy(7/15-17:24)No.1919
 ┗あう〜、復活〜−えもん(7/15-20:33)No.1920
  ┗硝子の都 (17)紅い想い−amy(7/17-14:00)No.1928
   ┗硝子の都 (18)紅い癒し−amy(7/19-22:54)No.1936
    ┗癒しかぁ・・・−えもん(7/21-12:58)No.1940
     ┗硝子の都 (19)紅い望み−amy(7/21-16:00)No.1941
      ┗おぉ!?なんか平和な雰囲気−えもん(7/21-19:45)No.1942
       ┗硝子の都 (20)紅い剣−amy(7/21-23:40)No.1943
        ┗硝子の都 (21)祈り−amy(7/22-00:41)No.1944
         ┗硝子の都 エピローグ−amy(7/22-01:08)No.1945
          ┗おつかれ様でした〜−えもん(7/23-09:30)No.1946
           ┗えもんさん、ありがとうございますううううう!−amy(7/23-11:43)No.1947
            ┗おぉ、私あてのコメントが・・・うれし〜−えもん(7/30-09:56)No.1969
             ┗ああ、やっと帰ってきたわ。東京に。−amy(8/2-21:25)No.1973
              ┗14巻ネタバレ注意。初のルクミリです。−amy(8/3-21:57)No.1975
               ┗14巻、まだ読んでいませんが・・・−えもん(8/4-13:19)No.1979


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1919硝子の都 (16)紅い花amy E-mail 7/15-17:24


「、、、、、いつまでそこにいるつもりだ?」
「もう少しです。」
 ゼルの問いに、ニコニコしながら答えるゼロス。
 ゼルは不機嫌そうに顔をしかめた。
「いいじゃないですか。
   お互い、似た者同士ですし。」
「貴様と似てる自分が気に喰わん。」
 むすっとして前方を睨み付けるゼル。
「そうですか。」
 それ以外には特に何も言わず、二人はまた黙り込む。
 辺りは沈黙に覆われており、鳥の声さえ聞こえない。
 獣や虫の気配もなく、その村だけが孤立している錯覚に捕らわれる。
 もうしないはずの血の匂いにむせながら、ゼルは姉の墓石にもたれてどこか
遠くを虚ろに眺めている。
 ゼロスはそれをさして気に止めず、やはり墓石にもたれながら遠くを眺めて
いる。二人は何もない空中に目を彷徨わせながら黙っていた。





 それはゼルがこの村に戻って2日後だったような気がする。
 突如、アメリアが現れたのだ。
 話に聞くと、もう一度国を飛び出して来たらしい。
 ゼルは国に送りつけるつもりだったが、いつまでもうじうじいたゼロスに邪
魔されてしまった。
「ゼルガディスさんの噂を頼りにここまで来たんですよ!!」
 彼女は満面の笑みで言った。




 彼女がこの村を見てまず口に出したことは、予想もしないことだった。
「ゼルガディスさんもゼロスさんも。
     ちゃんとお花を供えてあげなくちゃダメですよ!」
 ここが一体どうしてこうなったのかも、どうして二人がここにいるのかも、
アメリアは全く聞かなかった。
 いや、聞かないでいてくれたのかもしれない。
 そのうちアメリアはこの村を、『墓のある場所』としか言わなくなった。
 『村』という単語に、ゼルが何度も顔をしかめたせいだろう。
 彼女はわざと彼らに明るく振る舞っている風に見えた。
 毎日花を摘んで来ては供え、近くの林から植物を採り、食事を作る。
 もうボロボロでほとんど家具などないそこで、アメリアは色々なレパートリー
を持っていた。
「私だって、だてに国を飛び出しまくってませんから!!」
 彼女は胸を張ってそう言っていた。
 時々、ゼルやゼロスが遠い目をしているとアメリアはゼルの横に座ってじっと
していた。たぶんにゼルが覚醒するのを待っていたのだろう。
 そうこうして3週間が過ぎていた。
「ゼルガディスさん!
    一緒にお花を摘みに行きましょう!!」
 ある日、元気よく彼女はゼルの腕を引きながら言った。
 いつも来ているらしい花畑までゼルを引っ張っていくと、そこに座らせた。
「綺麗ですよね。誰も手入れなんかしてないのに。」
 何やら花でものを作りながら言うアメリアに、ゼルは適当に相槌を打った。
「いっぱい花の咲いている所って、
    とっても心が和むと思いませんか?
      太陽に顔を向けて咲く綺麗な色も好きですけど、
  その太陽の光をいっぱいに受けて反射してるのって物凄く好きなんです!」
 『光』という単語に、ゼルはまた顔をしかめる。
 アメリアは内心『しまった』と思ったがもう後の祭りだ。
「俺は光が嫌いだ。
  だから花も嫌いだ。
    弱すぎる生命力を持つ花も嫌いだ。」
 淡々と告げて、ゼルは踵を返して戻って行く。
 アメリアはしょんぼりしたように、花で作っていたものに目を落とした。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 (16)終了!!
   ふっ、アメリア出しちゃったわ!
  だって結構好きなんだもん♪

 はてさて、硝子の都のツリー、落ちましたねえ(とうとう)、、、。
 結構もってたんで大丈夫だと思ってたんですが、、、、。
   硝子の都を読む場合は
  過去の小説か著者別作品リストで前のを読んでからの方がよろしいかと。
  
 いや、こんな最期に言っても意味ないって分かってるけれど、、、、(汗)
  最近更新遅かったので忘れちゃった人もいそう、、、、。
 スミマセン。もうすぐ夏休みだから色々忙しくて、、、、(涙)

     とりあえず、前も今も読んで下さっている方、
   ありがとうございます。

 まだまだ続いちゃいます(汗汗)


      ではでは
       AMY

 

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1920あう〜、復活〜えもん E-mail 7/15-20:33
記事番号1919へのコメント

こんにちは、AMYさん。
ご無沙汰してます。感想遅くなってすみません・・・。

久々に見に来たら、ツリーが沈んでた・・・あぅあぅ
でも、ちゃ〜んと復活したんでよかったぁ〜。
かなり忙しいみたいですね。
私は夏風邪を引いてしまいました・・・。お体には十分お気を付けくださいね。

ではでは、本題・・・
いつのまにか、ゼルとゼロスのツーショットになってたっ!!
って思ってたら、アメリアが加わってるし・・・。ん〜

確かに、ゼルとゼロスは同じ種類(?)という感じ。
なんだか、兄弟のように思ってしまうのは私だけかなぁ。ぽりぽり
それに比べて、ゼルとアメリアは、正反対・・・。
でも、お互い気になるんですねぇ。
アメリア、とってもいじらしいなぁ。

今、ゼルとゼロスとアメリアの3人が一緒にいるんですよね?
この後は、いったいどーなるんでしょ。
ゼロゼル?ゼルアメ?ゼロアメ・・・・それはないな。
でも、AMYさんは、ちゃ〜んとゼルを幸せにしてくれるから安心。安心。

続きも楽しみにしてまーす。

えもん

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1928硝子の都 (17)紅い想いamy E-mail 7/17-14:00
記事番号1920へのコメント

「そうですか、、、それはまずかったかもしれませんねえ、、、」
 アメリアの言葉に、ゼロスは言った。
 『光』という単語に過剰なほどの反応を示したゼルは、今は姉の墓にいる。
 いつも通り、瞳を虚ろにしながら、、、、、。
「あの人は、、、、『光』が嫌いなんですよ。
      眩しいから。僕も同じですけどね。」
「ゼロスさんも、、、、嫌いなんですか?」
「ええ。」
 何でも知りたがる好奇心旺盛な子猫のように、アメリアは上目遣いに聞いた。
「まあ、いわば僕らは一種の『モグラ』ですよ。
      意味的にね。光を嫌います。理由は眩しいから。
         眩し過ぎて、目を開けていられないんですよ。」
「?」
 ゼロスの言った言葉の意味がよく分からないのだろう。
 アメリアは眉を寄せて、首を傾げた。
「分からない方がいいと思いますよ。
     理解したらしたで、貴方が貴方でなくなりますから。」
 そんなアメリアを見て、ゼロスはふんわり微笑んだ。
   まるで魔族ではないかのように。




   本当は『嫌い』なわけではない

     『好き』なんだ  好意がある

  だけど

    その光に吸い込まれたら?

      闇を亡くしてしまったら?

        全てを忘れてしまったら?

    それは物凄く楽なのかもしれない

       でも そんなのは嫌だ  耐えられない

      そんな日が来たら自分は

         存在理由も亡くしてしまう

   もう 欲したりしない

      だから だからせめて

            亡くすことだけは避けたいのだ

    そう 思うことすら もう

         俺には許されないのだろうか?




「ゼルガディスさん、、、貴方のお姉さんは、
    本当に貴方が生き延びる以外のことは望まなかったでしょうか?」
「知るか、そんなこと。」
 ゼロスの質問にゼルは多少ぎくりとしながらも、平然と答える。
「第一、くだらん。
  所詮姉なんて、同じ女の腹から出てきただけの奴じゃないか。」
「、、、、そうですね。」


  そういって

   心の中はもっと違う意見だということを  僕は知っている

  本当は 姉を誰より大切に思ってることも

     そして 姉のもう一つの望みを知っているであろうことも

   だけど ゼルガディスさんはそれに耳を塞いでしまっている

  ご自身が『幸せ』になることに嫌悪を覚えているから

    例え姉の願いであろうとも、、、、、、、

  彼は 自分自身を許せないのだ

      だから『幸せ』を拒み、汚れることを望む

   汚れる為には卑怯な手段を用いることも必要だろう

     その為には『生きる』というのが最低の条件だったのだ

   哀れな人間。

      彼は なんと哀れなのだろう

   なんて不憫で悲しい生き物なのだろうか?

     生きていながら、生きる術(すべ)を知らない。

    まるで笑うことを忘れた人形のように

         光ることを忘れた太陽のように

           死ぬことを忘れた魔族のように、、、、、、

     

          ---------彼は僕に似ている




「ここのお墓が、、、、お姉さんのお墓ですか、、、、?」
 いつも通り、虚空を眺めていたゼルにアメリアは話し掛けた。
 ゼルは答えず、ただただ虚空を凝視している。
 いつまでも無言でいることを肯定と受け取り、アメリアは口を開いた。
「お姉さんが大切だったんですね。
     だから悲しいんですね。お姉さんを守れなかったことが。」
 ゼルは無言だ。
 それでもアメリアは負けじと言葉を続ける。
「ゼルガディスさんのお姉さんがどんな風に死んだのかは知りません。
    でも、、、、悲しかったですよね、苦しかったですよね。
   身を裂くような思いだったでしょう?分かりますよ、私には。」
 ふっ、とアメリアの表情が沈む。
「私も、、、、母さんが死んだ時、、、、、、」
 アメリアの言葉が終わるか終わらないかのうちに、ゼルが立ち上がった。
「アメリア。」
「はい?」
 静かに呼ばれて、アメリアは顔をあげる。
 そこには無表情のゼル。
「お前に、、、、俺の何が分かるっていうんだ?」
 言うと同時に、ゼルは踵を返してそこから離れる。
 アメリアはまたしても一人取り残されてしまった。




  淋しさに支配され
      それと同時に希望を失ってしまった人がここにいます

  私はどうしようもなく不安にかられます

    彼は死を望みはしまいか

       彼は闇を望みはしまいか

          彼は全てを捨ててしまいはしまいか

     淋しさだけに取り残された空間で

        人はどのように生きることができるのでしょう?

  自分を見つめ 回りも見つめ
          
        人をいかし 自分もいかし

            全てを守り  自分を愛おしみ、、、、、

   それがきっと理想だと思います

    でも、、、、いくら幼い私でも

      全てがそう上手くいくとは思っていません

       だからこそ

     彼には彼なりの幸せがあり、
 
       そして掴んでもいいと思うのです

   

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(17)終了!!
   ふ〜っ、やっとこさここまで来たか。
    疲れたア、、、、、、。
  今回はゼロスとアメリアの心情の詩も入れてみました。
    いかがでしたでしょうか?

えもんさんへ
  いつもいつも読んで下さり、ありがとうございます。
  お体を大事にして下さいね。
   私は丈夫なので平気です。

     不安なのは期末の結果だけさ、、、、、(汗)

  過去の小説か著者別作品リストに(14)と(15)もあります。
   ゼロスの登場した所がありますよ。
    お体の調子に会わせてお読み下さい。


      ではでは

        AMY
   

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1936硝子の都 (18)紅い癒しamy E-mail 7/19-22:54
記事番号1928へのコメント


 例えば、、、、、

   例えば彼が比類なき帝王で

          普段は気にもとめないようなその小石に、

       ふいに つまづいている姿を見たならば、

         自分はどう思うのでしょう?

  つまらないことに捕らわれるなと腹を立てるのか

     それとも、、、


  この人は帝王でもなんでもなかったのだと気付くのか、、、、、、





「アメリアさん、、、気をおとしていますよ。」
「、、、、、分かっている。」
 そっと耳打ちしたゼロスに、ゼルはぶっきらぼうに答えた。
 アメリアに八つ当たりしても意味がないことは分かっている。
 分かってはいるのだが、、、、、、、。
「腹は立つものだ。」
 そうつぶやいて、ゼルは小さな溜め息をついた。




 本当は、その存在に癒されている。

     その存在があると、気が緩む。

       分かっている、分かってはいるが、、、、、、、。

    それを素直に受け止められない。

     第一、俺は責められることを望んだはずだったのに、、、、。

  いつの間にか癒されている自分に気付く。

      そして不安になる。

    俺はこのまま幸せになってはしまわないだろうか、

      自分の犯した罪を忘れてはしまわないだろうか、、、、と。

 待たなければならない断罪から逃げてしまいそうで、、、、

        意気地の無い自分を見透かされそうで、、、、

    不安になる、恐くなる、淋しくなる。

      孤独という逃げ場さえなくなってしまうような錯覚に陥る。

  自分がまだ生きていると錯覚しそうになる。

   『魂の抜け殻』なのにも関わらず------------。

     魂の抜けた死体なのだ、俺は。

 だから、、、、『癒し』など知ってはいけない。

     俺は、望みを捨てられぬ闇人形なのだから、、、、。



「私、ゼルガディスさんの機嫌を損ねることしかできなくて、、、、。」
 うっすらと、涙すら浮かべて言うアメリア。
 それを見て、ゼロスは苦笑する。
「まあ、仕方ないことですね。
    人によって向き不向きはありますから。」
「でも、、、、」
 まだ何か言おうとするアメリアを手で制して、ゼロスは微笑む。
「ゼルガディスさんは貴方やリナさん達を嫌っていません。
        むしろ好いています。だから安心して下さい。」
 その言葉に、アメリアは表情を輝かせた。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 今回はゼロスとゼルの心情〜。
  ふう、最近更新が遅いわ。

    23日から旅行なので、それまでに完結させるつもりですが、、、。
 
  出来るかなあ、、、(不安)

  えもんさ〜ん、ゼルはハッピーエンドにしてみせますよお〜♪


      AMY

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1940癒しかぁ・・・えもん E-mail 7/21-12:58
記事番号1936へのコメント

こんにちは、AMYさん。

ご心配をお掛けしまして、すみません・・・ぺこり
なんとか復活しましたよ〜。

過去に行って、今回のツリーの前も読んできました。
今回のゼロスって、いいもの役?
アメリアに気を使うなんて・・・ゼロス、いつもとちがうよ〜。
でも、ゼルの側にはいるのね・・・うっひっひ。(壊)

前回のゼロスの心情・・・よかったっす。
こんなゼロスもなかなかよいなぁ。うん。

ゼルは、なかなか素直になれないねぇ。
素直すぎるゼルっていうのも想像できないし、恐いけど・・・
今回は、ゼロゼルよりもゼルアメなのかなぁ・・・。
この予想は裏切って欲しい気もする・・・えへへ

どんな展開でゼルが幸せになるのか、今後の展開、大いに期待してますっ!!

えもん

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1941硝子の都 (19)紅い望みamy E-mail 7/21-16:00
記事番号1940へのコメント


 今まで、、、、ずっと一人で生きてきた。

     もう何もいらないのだと思っていた。

   でもそうじゃなかった。

       何もかもを欲していた。

    『闇』を求めていたのに『光』にも惹かれていた。

     たった一人で生きることは容易だった。

  でも違う。

     俺はもっと、もっと欲張りなのだ。






「あの、、、アメリアさん?」
「、、、、あの日みたいです、、、、、、、(汗)」
 料理のために火をおこそうと呪文を唱えたアメリアがぽつりと言う。
 どうやら女が魔術を使えなくなる『あの日』らしい。
 このことについては小説、『スレイヤーズ!!!』参照のこと。
「、、、ぜろすさああああん、すみまぜんんんんん、、、、」
 かなり情けない声で謝るアメリア。
 それに益々ゼルは溜め息を大きくした。
 ここまで脳天気だとこちらも疲れる。
「いえいえ、いいですよ。でもアメリアさん。
    僕の服で涙を拭うのはやめて下さいね。」
 こちらもどこかぬけている。
 ゼルはまたまた溜め息をついた。




「、、、、、ライティングも使えませんんんん、、、、、、、」
 夜中、灯を出そうとしたアメリアがまたまた情けない声で部屋に入ってくる。
 ゼルとゼロスという安心出来る相手とはいえ、男だけの部屋に堂々と入って
くるアメリアに、ゼルは感服していた。
「、、、、ライティング」
 やれやれといった感じでゼルが光球を作り出し、上にあげる。
「ほれ、これでも使え。」
 手を投げ捨てるかのような仕種と同時に、光球がアメリアの手の中に収まる。
「ありがとうございます!!」
 嬉しそうに言って、アメリアは部屋に戻っていった。

  そんな風に3日が過ぎ、アメリアもやっとライティングが使える程度には
 回復したのだが、、、、、。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 ぬわ〜〜〜〜〜!!中途半端ですみません!!続く!!

 えもんさんへ
  いつも感想ありがとうございます。
   お体の調子が戻ったそうでなによりです。
 このお話は、、、、、
   ゼルアメにもゼロゼルにもなりそうにありませんねえ、、、、、。

 ただ好きなキャラを全面的に出したというわけでして、、、(汗)
  これはもうゼル主役のシリアスオンリ−物語です。はい。
 す、すみません、、、、(怒った??)

   あともうそんなに続きませんので、、、、、

 今日は出かけるのでこれ以上書けないのです。すみません。


    短いですが、、、、では。


       AMY

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1942おぉ!?なんか平和な雰囲気えもん E-mail 7/21-19:45
記事番号1941へのコメント

こんにちは、AMYさん

今回のアメリア、なんだかかわいい〜。
『あの日』って、女の子だけなんてちょっと不公平な気がする・・・
男性にはそれに変わるものってないんでしょうか・・・。
ま、とにかく、気兼ねなく甘えられるアメリアはかわいいのぉ。うらやましい〜。

アメリアとゼロスの掛け合い(?)もなんかとぼけてていい感じ。

短くっても、続きがアップされるのはほんとうれしいです。
ゼロゼルじゃなくってもいいのっ!!
私は、ゼルがかっこよければ、それで満足なんです。あはは

この後、どーなるんだろ。アメリアの『あの日』が終わって・・・ん〜、どーなるの?

続き、楽しみにしてま〜す!!

えもん


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1943硝子の都 (20)紅い剣amy E-mail 7/21-23:40
記事番号1942へのコメント

「ゼロス、、、、アメリアは、、、どうした?」
「え?帰ってきていませんか?」
 ゼルの質問に、ゼロスは意外そうな顔で問い返す。
 嫌な予感がした。



 アメリアは今、魔術の類いは全くといっていいほど使えない。
 もし、万が一のことでもあれば、、、、、、っ!!
 そこまで考えて、ゼルの歩調が益々早まる。
 横でも焦りさえ伺える表情でゼロスが走っている。
 思い当たる所はもうあの花畑しかない。
 焦燥しながらも、どこか冷静な自分達が首を傾げる。
 他人のことなどどうでもよく、闇を求めるはずの自分達が何故、、、、。
 何故光の側のアメリアを助ける為に足を運んでいるのだろう?
 ましてやゼロスなど魔族。
 全ての者の滅びを乞う生物なはずなのに、、、、、。
 それでも足は止まらない。
 何かの強い引力に引き込まれるかのように、、、、、、。
(アメリアに、、、、何があった?!)
 理屈など、とうに裏返してアメリアの姿を求める二人には。
 何かしら強い”希望”が見え隠れしていた。





「っ!アメリア!!」
 花畑でアメリアの姿をみとめたゼルは、思わず叫んでいた。
 それに気付いたゼロスも戦慄する。
 紅い花、、、、、いや、血で彩られた花の中央にいるのは、、、、、、。
「くそっ!」
 舌打ちして、ゼルはアメリアの元へ駆け寄る。
 見るとはらわたの辺りから止めどなく血が吹き出していた。0
 思わず血にまみれた姉の姿を思い出す。
「ゼロス!」
 リカバリイしか使えないゼルは、もうそれでは間に合わないと気付いて治療
をゼロスに任せる。
 そして眼前を睨みすえた。
 そこにいるのはかろうじて人形を保っている魔族。
 中級の下位、とでもいったところ。
 これでも十分人間には驚異となりうる。
 しかもアメリアは魔術を扱えなかったのだ。
 これでは一方的に嬲られていたのがオチであろう。
「貴様っ!!」
 毒々しい表情で、ゼルはその魔族に言う。
「アストラル・ヴァイン!!」
 剣が赤い色で覆われる。
 それをゼルは魔族の前に差出し、、、、一気に突っ込んだ。





 勝負はゼルの勝ちだった。
 どちらかというと運が良かったとも言える。
 それだけ人間と魔族のキャパシティに差があるのだ。
「大丈夫ですか?」
「ああ、これくらいなら自分で治せる。」
 言って自分自身にリカバリイをかける。
「アメリアさんは、、、、大丈夫でした。」
「ああ。」
「すぐ治ります。」
「ああ。」
「痛みもありません。」
「ああ。」
「死にません。」
「ああ。」
「貴方のお姉さんのようにはなりません。」
「ああっ!」
 ゼロスの言葉に、ゼルはまるで泣いているかのように俯きながら頷く。
「間に合って、、、、、よかった。」
 魔族としてあるまじきことを言うゼロス。
「ああ。」
 その言葉に、ゼルは眉を寄せながらも微笑んだ。




   一度は      亡くしてしまったものを

        もう  二度と  亡くしたくないと思った。


  手に入れたいとは思わない

     だから    だからもう失いたくなどないのだ。


      失くした   ものを

            今度こそ   この手で


      守りたいと思った。




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 ふう、あとちょっとで終わります!!
     今日、もしくは明日中に終わらせなければ!!
  23日から8月2日まで日本にいないのよお〜(汗汗)


  ところでえもんさん、、、、、、早い!!
    もう読んでらしたんですね!!(驚)

   すみません、本当にカップリングはないです。
          あ〜んどもうすぐ終わります。

   でも旅行から帰ってきたらまた何か書きますから〜。

 あ〜それより塾と学校の宿題と、
         夏期講習の旅行で休む分の勉強と、、、、、、。


     うわ〜ん、勉強なんて大嫌いだあ〜(大泣)


      AMY


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1944硝子の都 (21)祈りamy E-mail 7/22-00:41
記事番号1943へのコメント

「、、、、、大丈夫か?」
「、、、、、、はい。」
 薄く笑って問いたゼルに、アメリアは頷く。
「そうか、、、、、」
 疲れたように言って、ゼルは項垂れる。
 今は『良かった』という気持ちが、ゼルの心を支配していた。
「、、、、お前は女なんだ、気をつけろ。」
 魔族相手にどう気をつけるのか、そして女であることとなんの関係があるの
かアメリアには分からなかったが頷いておいた。
「、、、、、痛みはないか?」
 必要以上に自分を気にするゼルに、アメリアは感謝の念を抱く。
 ゼルをここまで心配させておいてこんな言い草は失礼かもしれないが、彼は
他人のことを気にも止めないタイプだと思っていたのだから。
「ゼルガディスさん、アメリアさんはまだ疲れています。
            少し。休ませてあげましょう、ね?」
 まるで子供をあやすように言う。
 ゼルは名残惜しそうに、それでもしっかりとした足取りで部屋から出て行く。
「何かあったら、呼んで下さい。」
 ゼロスも言うと部屋から出て行った。
 また眠りに付くまでの少しの間、アメリアは至福感に包まれていた。





 それから数日後、
    完全復活したアメリアは旅支度をしていた。
「リナさん達と、また合流したいんです!」
 それにゼルとゼロスが首を縦に振ったのだ。
 本来ならあり得ないことだった。
「いいのか?」
「何がです?」
 ゼルの質問に、ゼロスは本当に不思議そうに聞く。
「俺達についてきて、獣王の方は平気なのか?」
「前にもいったでしょう。
     あの方は変わっているって。」
 そういって、ゼロスは何かが吹っ切れたかのように笑った。





「姉さん、アメリア達と仲間に会いに行くことになった。」
 『仲間』という使い慣れていない言葉にぎくしゃくしながらも、ゼルはハッ
キリと言ってのける。
「暫く来ない。けど、、、、、」
 今まで言わなかったセリフ。
 言おうとさえ思わなかったセリフ。
 そして、今は自信を持って言えるセリフ。
「また来る。」
 ゼルは、さわやかにゆるりと微笑んだ。
 一瞬、姉の墓に供えた花が笑うように揺らめいた気がする。
「今度は、仲間全員を紹介するさ。
      常識外れな奴ばかりだけどな。」
 くすりと笑いながら言うゼルに、姉は何かを囁いたであろう。
 そよ風が吹き、辺りの植物達を優しく撫いだ。
「その時は、受け入れてくれ。」
 そのゼルの言葉に、姉の返事が聞こえた気がする。

    『それでいいのよ。』--------------と。



         ソレデイイノヨ---------------。






「さて、行くとするか。」
「はい!そうそう、ここに来る前にリナさん達の噂も聞きました!」
「へえ?どんなのです?」
 村を出ながら、三人は並んで歩いた。
「なんか、北の方の国を滅ぼしちゃったみたいです!」
 限り無く物騒なことをさらりといってのけるアメリアに、二人は苦笑した。
 村人達を殺してしまった時から止まっていた時間が、少しずつ動き始める。
 氷に固められた心が溶け始める。
 ゼルとゼロスは、小さな解放感を味わっていた。




  眠る  亡霊は   彼の欲しいものではなかったらしい


    まだ仲間の所(ここ)には用があるということらしい


 --------どうやら  理由は

       それだけではなくなりつつあるようだけど



「ね?ゼルガディスさん。」
「あ?」
 急に声をかけられ、なんのことか理解できなかったゼルにゼロスは笑う。
「”光”は、もうまぶしくないでしょう?」
「、、、、、、そうだな。」
 ゼロスのセリフに、くすりとゼルは笑った。
 ゆっくりと、暫くそうしなかった空を仰ぐ。
 こうこうと照る太陽に目を細めながらも、決して視線を反らさなかった。
「今度は、どうしても来るはずのない断罪は無視しなくてはね。」
「何故?」
「だって、”光”が『闇』に押しつぶされないように
         見張るのがこれからの貴方の仕事でしょう?」
 そう言って、ゼロスは意地悪く笑った。





  私も      、、、、、、また


     彼に必要とされるのを

        また来るはずの来訪者を


        待つことにしましょう-----------、、、、。


     まだまだ先は長いはずだから。


  そうして、彼が幸せになるように

         私がその礎とならんことを、、、、祈りましょう。


  十分な償いをした彼に、

       今度はそれに見合う幸福を。

    そして彼の仲間の祝福を祈ります。






 俺の中での迷宮が、少しずつ戻り始める。
 その迷宮の中で、今までいた俺以外の者が、場所を陣取り始めたようだ。
 生きていることを感じ、少しずつ膨れ上がっていく。
 俺はもう、引きずらないだろう。




  過去は捨てなければいけない、

      でも、忘れてはいけないものもあるのだ。

   けれど俺は安心だ。

    もう  そう出来るだけの分別と人間臭さは学んだのだから----。

 まぶし過ぎた光に、もう慣れることが出来た。

    長い長い眠りのおかげで、もう、眠らなくてもすむ。

  あそこのものにはもう触れない。

    それは永遠の眠りについている者達の為。



「、、、、、姉さんの相手の墓、、、、、」
 もっと姉さんの墓の近くに作り直してやるか。
 ちょっぴり寛大になった自分の心に満足しながら、ゼルは微笑む。
 今度行く時には掘り起こす為の道具でも持っていくかな、と。
「リナ達にも手伝わせてやる。」
 そうなった時、古い屍を見てリナがどんな悲鳴をあげるかと想像しながら、
ゼルは一人笑った。
 


 


    私達が注げなかった分の愛情を、

        彼の仲間達が彼に注いでくれますように。

   きっと、きっと彼が幸せになれますように。

     もう二度と振り返りませんように。


  そして最期に、

      これは私の我がまま。


        きっと彼が私のことを忘れませんように。





 ゼルはゆっくりと村を振り返る。
 そして心の内でつぶやいた。


     またな。


 と。






                    END







    

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1945硝子の都 エピローグamy E-mail 7/22-01:08
記事番号1944へのコメント

「お早うございます!」
「ああ、おはよう。」
 アメリアの挨拶に、不器用ながらもゼルは答える。
 その横で、ゼロスも魔族らしからぬ笑みをたたえていた。


  そう、俺は生きている。

     魂の抜けた死体であったはずの俺は、

               奇跡的に一命をとりとめて、

                    ずっと今度は生きて行く。


   誰の名も呼ばないけれど

       誰かに呼ばれたら、今度は返事をしよう。


   温もりは求めないけれど

       与えられたら受け止めよう。

  そしていつか戻って来よう。

    姉さんが消えたあの場所で、

             今度は安らかな死を迎えられるように。

  今までとは違う意味の断罪を迎え入れよう。

     

       『、、、But I still don't know what love is.』

            、、、But I do still know what iove is.


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 わ〜い!やっとこさ終わったようう、、、、眠いでし〜(泣笑)

 最期の英文、なんか間違ってそうで恐い。

さて、そろそろ眠らないと本格的にヤバイので、、、、、


      ではでは
       AMY
   

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1946おつかれ様でした〜えもん E-mail 7/23-09:30
記事番号1945へのコメント

こんにちは、AMYさん

ふぅ〜、もう終わってしまいましたね〜。
なんか、今までの作品と違って、「ほぅ」と感嘆のため息が出てしまう作品でした。

特に、最終話の「祈り」は、めちゃ鳥肌もんでしたよ〜。
お姉さんの最後の詩・・・いいです〜。
いまだに、余韻に浸ってます・・・はぅ〜。

今回の作品、それぞれの心情を詩で表現するという、変わった趣向を取り入れられ、
ご苦労も多かったと思います。
でも、ただのスレパロじゃなくて、ちゃんとした一つのお話しとして、
書きあがったんではないかと思います。
(偉そうなコメントでごめんなさい・・・)
いやぁ〜、益々、AMYさんのお話しにはまってしまうよ〜。

学生さんということで、勉強も大変かとは思いますが、お話し書くのも続けてくださいね。
こっそり(?)応援させていただきます。

では、次回作も大いに期待してます。
またまた、かっこいいゼルに会わせてくださいね。えへへ

えもん

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1947えもんさん、ありがとうございますううううう!amy E-mail 7/23-11:43
記事番号1946へのコメント

 えもんさん、誉めて下さって本当にありがとうございます!!
  もお、ムチャクチャ嬉しいです!!

  詩文だと会話っぽく出来ないので、本当に大変でした。

   それに詩だとなんだか言いたい事が漠然としちゃうじゃないですか、

  それはある程度読み手に感動を与えられるけど意味が通じないんですよね。

 『この筆者は結局、何が言いたいんだあ〜!』みたいな(笑)

 最初に不幸のどん底だった人をささやかとはいえ幸せにする、というのも、、、、。

  特にゼルなんかはアニメですら影のある役回りなんで彼の『幸せ』は
    どーしても『人間に戻ること』とイコールになってしまうんですよね。

 でもそれだけだとゼルの辛さが分からない人にはただの我がままに見えてしまいます。
  レゾにも同じことが言えますよね。
 自分の目を開かせる為だけに、、、、、。
  でもそれを『だけに』と言ってしまうのは辛さを分からない人の勝手な言い分だと思います。
 例えどんなささいなことであっても、いえ、ささいであるからこそ辛いのでしょう。

『目が見える』という当たり前のこと。
  『普通の肌である』というこれまた当たり前のこと。

 ある意味、これほど境遇の似た人はいないでしょう。
       ゼルといいレゾといい。

 だから今回の話でレゾをあまり出せなかったことが悔やまれてなりません。
 ゼルは『信じていた人に』という仕打ちでレゾを憎んだのでしょう。
 今回の私の話では別にレゾを憎んでおらず、
   『生きる目的』を失わない為に無理矢理怒りの矛先をレゾに向けた形になりました。
 私はレゾを憎むゼルより、こうなっていてほしいです。
  そしてお互いに理解し合ってほしいと思います。

ゼロスの場合は『魔族なのにも関わらず、いつもニコニコ出来る』あたりに着目。
 負の感情を喰うはずなのに正の感情を表す笑顔!
  絶対このゼロスは人間っぽいのよ!!(思い込み)
 そしてゼラスさんが変わっている人となる、、、、(汗)
  まあ、『滅び』を望んでいるのに生きているという矛盾は、
      魔族の間でも議論されていると思います。
 魔王と神々の対立の理由も漠然としていますしね。
  第一、『滅び』が目的なら何故自分達を作ったのか?
       という疑問もL様には向けられたでしょう。
  しかしL様は答えないでしょうね。
 所詮、人間も魔族もL様にとってはただの『退屈しのぎ』ですから。
  、、、今度そういう話書きたいな、、、、、。



 アメリアを出したのは個人的に気に入っているからというのもありますが、
『セイルーン』というゼルやゼロスとは正反対の『正義』を重んじる代表者だからです。
 ゼルやゼロスには『正義』なんてどうでもいいものでしょう。
 それらに助けられた記憶も二人にはないのです。
  ゼルも高位魔族を見るまでは神を信じていなかったでしょうし。
 そして今は『存在』は認めていますが神に対する尊敬は欠片もないでしょう。
 結局は神に助けられていないのですから。


  ああ!なんか語ってしまった!(恥!)


  えーっと。
   今日から8月2日まで旅行なので更新出来ません(スミマセン)

  3日辺りからまた復活する予定ですのでその時はよろしくお願いします。

 学生ですがこれからも書き続けます!!

  ただ来年は受験なんですよねえ〜(ふう)

  
     ではでは
      AMYより

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1969おぉ、私あてのコメントが・・・うれし〜えもん E-mail 7/30-09:56
記事番号1947へのコメント

こんにちは、AMYさん

わざわざ私あてにコメントいただきまして、ありがとうございますぅ。めっちゃうれし〜!!(T-T)号泣
久々にのぞきに来たら、まさか自分あてのコメントがあるとはっ。びっくりしました。
しかも、各登場人物の心情まで語ってくださって・・・。うれしい限りです〜。

>『目が見える』という当たり前のこと。
>  『普通の肌である』というこれまた当たり前のこと。
>
> ある意味、これほど境遇の似た人はいないでしょう。
>       ゼルといいレゾといい。

ゼルとレゾの関係は、本編ではあまりクローズアップされていませんが、私、この二人の関係、結構好きなんです。
(いや、別に男性同士が好きってわけじゃないんですけど・・・あはは)
確かに、ゼルはレゾのせいで、忌まわしい身体にされてしまいましたが、それ以上に何か興味のある関係がありそう・・・。
AMYワールドで、この二人のお話しを表現するとどーなるんだろう・・・ちょっと興味があります。
気が向いたら、書いていただけるとうれし〜なぁ。(あっ!勝手にリクエストしてしまった・・・すみましぇ〜ん。)

>ゼロスの場合は『魔族なのにも関わらず、いつもニコニコ出来る』あたりに着目。
> 負の感情を喰うはずなのに正の感情を表す笑顔!
>  絶対このゼロスは人間っぽいのよ!!(思い込み)
はい、わかります。わかります。
確かに、ゼロスは魔族だけど魔族っぽくないですよね。
これも、上司が変わり者のせい・・・?(ゼラス様にお、怒られる〜)

>  、、、今度そういう話書きたいな、、、、、。
ふふふふふふ、しっかと聞きましたよ・・・。
L様、ゼラス様がらみなお話しが読めるってことですね。楽しみにしてます。ふふふふふ。(壊)

> 学生ですがこれからも書き続けます!!
>  ただ来年は受験なんですよねえ〜(ふう)
おぉぉ〜っ。AMYさんは受験生だったんですか〜。(大学受験かなぁ?ん〜、気になるぅ。)
受験生・・・ふっ、遠い過去の話しだわ。なつかし・・・
暑〜い夏、体調など壊されませんよう、ご旅行を楽しんできてくださ〜い。
次回作、楽しみにしてまするるるるる。

えもん

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1973ああ、やっと帰ってきたわ。東京に。amy E-mail 8/2-21:25
記事番号1969へのコメント

 やっと、やっとおうちに帰って来ましたあ〜(感涙)
  やっぱり日本のお米は美味しいよお〜。
   英語じゃないのが嬉しいよお〜。
  英語なんか大嫌いだよお〜。会話出来ないんだもん〜。

 と、まあ。今日本の素晴らしさを堪能しております(笑)


  久々に帰ってきて『ツリーが落ちて無い!!』と驚いてしまった!
 まだ残ってたのか!!

 えもんさん、お返事ありがとうございます!
   なにやら色々語ってしまいました(笑)
 そうですねえ、、、、明日からL様&ゼラス様&ゼロス+ゼルを書こうかと。

  予定は未定といいます(汗)

 じゃあそのうちえもんさんのリクエスト、『レゾとゼル』を書きましょう!
   ただ上記のが先になるかと、、、(たぶん)

 うう、、、、時差ボケで眠い、、、、、、。
          これからも頑張りますのでよろしくお願いしますね!

 明日新しいツリーを作って新シリーズを書く(つもり)ので。




          ではでは
            AMY
 

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197514巻ネタバレ注意。初のルクミリです。amy E-mail 8/3-21:57
記事番号1973へのコメント


『知ってる?ルーク。
  ある民族は愛しい者を失ったら体の一部を切断して、
                哀しみを癒すんだそうよ。』

 随分昔の、突然思い出したかのように言ったミリ−ナの言葉。
 あれは、、、、いつのことだったろう?

『人間はね、体の痛みの方が心の痛みより耐えられるのよ。
      ----例えば目とか指とか耳とか、、、、、、、、。』

『「命」もか?』

 俺の本気の質問に、ミリ−ナは苦笑した。

『------ルークより、、、先には死ねないわね。』





 リナ達三人が部屋から出て行く。
 部屋には俺と真っ青な顔をしたミリ−ナが残された。
「ルーク、、、、。」
 ぞっとするほど生きた感触のしない声。
 伸ばしてきた手が俺の頬に触れる。
 その手の冷たさに、また背筋がぞっとした。
「死なないよな?死なないよなミリ−ナ。大丈夫だよな?」
 頬にある手を握り締めて、俺は情けない声で問う。
「当たり前でしょう。勝手に、、、、人を殺さないで。」
 いつも通りのつんとした返事にも安らぎを覚える。
「るうく。」
 急に、ミリ−ナの声が弱まった。
「、、、、、、、、、、、。」
 そしてミリ−ナは俺に何か囁いた。




 ごとんと音をたてて、また目障りなものが下に落ちる。
 そして聞こえる嫌な雑音。
「お前を雇ったのは誰だ?」
 その問いにまた奴は同じ言葉を繰り返す。
 そしてまたごとんと音をたてて、、、、、、、、
 また、絶叫。
「ルウウウウウウウウウウウウク!!」
 時間はそれほどたっていないのに、懐かしく感じる声が聞こえた。



「うおおおおおおおおおらあああああああああ!!」
 一気に力を込めて壁から引き剥がした手から血がしぶく。
 氷には真っ赤な俺の手形が残った。
 手には痛みを感じない。何も感じなかった。
 ただただ暑かった。
「そこまで、、、、、!」
 殺したい奴の声が耳に届く。
 『そこまで』。
 俺はこれくらいのことは何とも思っていない。
 そう、、、、、これくらいのことは。




『愛しい者を失ったら体の一部を切断して哀しみを癒すそうよ。』


  彼女を見つめる瞳

   彼女に触れる指

    彼女の声が届く耳




   彼女と     生きる為の      命



 -----------------嘘だ

       ミリ−ナを失った痛みより 苦しいものなんて   ない


  心を潰しても  体を傷つけても  奴等を殺しても


                  何も癒せはしやしない、、、、、、、


 ミリ−ナが死んだ時にも  涙は出なかった

  ミリ−ナを失うなら涙なんていらなかった

       彼女がいるなら  本当に

                 本当になにもいらなかったんだ





   12の鐘が鳴る

          (終わりがあるなんて)

 俺の手には、彼女の途絶える胸の音

       消えて行く追走曲

  彼女さえいれば永遠だと思っていた

   命さえもどうでもよかった


   12の鐘が鳴る

          (その時が来るなんて)

  それなのに 永遠は一瞬だった


 彼女の繰り返す言葉も


    彼女の胸の音も


          もう

    消えてしまったのだから





〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 う〜思わず書いてしまった初めてのルクミリ。
   14巻は衝撃的でしたね〜。
  なんだかリナ達の主要仲間は死なないっていうジンクスがあったでしょう?
 そのせいかかなり予想外で、、、、、。

 なんだかゼル達の出ていた第1部より死人がいっぱい出てるんですよね。
   せつないです。ルークの気持ちが痛いです。

 もうどうすればいいのか分からなくなる程混乱しきったルーク、

    そして低級魔族のことを尻手悔しい思いをするリナ。

 14巻は泣けました。
    私、泣いちゃいましたもん。


 とまあそんなわけで、L様ゼラス様のは明日に繰り上がりということに、、、

 うえ〜んごめんなさ〜い!
   だってだってえ(えぐえぐ)

 今回ばっかりはお許しを!だって14巻、、、、、。


  ううう、、、以上いいわけでした。


         AMY

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197914巻、まだ読んでいませんが・・・えもん E-mail 8/4-13:19
記事番号1975へのコメント

こんにちは、AMYさん。

「初のルクミリ」読みました。
まだ、本編を読んでいないので、読むのをためらっていたのですが・・・
AMYさんの作品なので読んでしましました。あはは〜
(今、13巻読んでます・・・遅すぎ。)

そっかー、そうなっちゃうのか・・・うぅぅ
本編を読んでないので、読んでいる上での感想を書くことができないのが残念です。
でも、AMYさんの気持ちは分かるような気がします。
思わず、ルクミリ書いちゃったっていう気持ち・・・。
14巻、楽しみだなぁ。

次回作も、後程、感想入れます。

えもん