◆−夏ものです(もう9月なのに…)−おーはし(9/2-22:27)No.2154
 ┣GOLDFINGER`99―なかよし四人組―−おーはし(9/2-22:28)No.2155
 ┣冷たくしないで―リナ&ガウリイ?―−おーはし(9/2-22:30)No.2156
 ┣きづいて欲しい―アメリア&ゼルガディス―−おーはし(9/2-22:31)No.2157
 ┃┣Re:きづいて欲しい―アメリア&ゼルガディス―−うさびん(9/3-00:07)No.2159
 ┃┃┗ありがとうございます−おーはし(9/4-19:53)No.2166
 ┃┗Re:きたきたぁ!−鈴鳴 彩菜(9/5-01:53)No.2169
 ┃ ┗毎度です−おーはし(9/6-21:49)No.2175
 ┗NIGHTMARE―アメリア―−おーはし(9/7-21:59)No.2180
  ┣Re:NIGHTMARE―アメリア―−さいとうぐみ(9/8-21:11)No.2183
  ┃┗へたなお返事ですみません―さいとうぐみさんへ−おーはし(9/10-22:43)No.2186
  ┣Re:NIGHTMARE―アメリア―−うさびん(9/9-00:06)No.2184
  ┃┗お返事です―うさびんさんへ−おーはし(9/10-22:45)No.2187
  ┗Re:素敵♪−葵海(9/9-00:39)No.2185
   ┗お返事です―葵海さんへ−おーはし(9/10-22:48)No.2188


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2154夏ものです(もう9月なのに…)おーはし 9/2-22:27


『短いもの』と同じく1Pに収まるような長さのお話です
なんとなく一つでは寂しいかと三つ貯めてから出させていただきました
(ほんとは四つ目もあったんですけど…)
『短いもの』で冬なお話が多かったので今度は『夏』を意識してみました
よろしかったら、読んでみてくださいです

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2155GOLDFINGER`99―なかよし四人組―おーはし 9/2-22:28
記事番号2154へのコメント

…というタイトルを見て解らなかった方も、ヒロミ・ゴー(笑)の新曲でリッキーマーチン(だっけ?)
のカバー曲と言えばご存知と思うのですけど…
この曲のキモであるサビの部分を聞いたら、この題しか思いつかなくなりました(涙)
何だか自分的に定番化しそうな(汗)、効果音と音声のみの手抜きスタイルでお送りします

=======================================

ざざーん…さぱさぱさぱ…
ざざーん…さぱさぱさぱ…
「んんーっ…やぁっぱぁ夏は海っ!!これにつきるわっ!!」
びしっ
ざざざざざざざざざ………どっぱぁぁぁん!!!
どばしゃっ
「!!んぶぶっ…ぶひゃっ!何よっこの大波はっ!!
 狙ったように被りくさって、こにょぉぉぉ!!」(怒)
ぱたぱたぱた
「わぁぁーい♪海だ海だぁ
 はにゃ?どしたんですリナさん?海に向かって睨みなんかきかせちゃって
 わかんないことしてないで、早く泳ぎましょーよっ、ねっねっ、ほらっ♪」
がし!ぐいぐいぐい
「あ・こらこら、こりゃっ!お待ちったら、待ちなさいってのっ!
 んとにもう、お子様なんだから」
さくさくさく
「おお!やっぱ海はひろいなぁ!なあゼル」
「………海だからな…そりゃ広いだろう」
くりん
「あり?お前水着は?オレが一緒に用意しといてやっただろ」
「…………」
「やっほーガウリイぃ、ゼルぅ、こっちこっち!……ってゼル
 あんたまたそんな暑っ苦しいカッコで!
 ちゃーんとガウリイに用意させといたでしょ水着?
 さっさと着替えなさいよ、見てるこっちが暑くなるじゃない!」
びっ!
「そうですよ、そのまんまじゃ海に入れないじゃないですか!
 せっかく一緒に海に入ろうと思ったのにぃぃ」
ぶんぶんぶん
「……別に海になんぞ入りたくない」
「ええー!冷たくて気持ち良いですよぉ」
「嫌なものは嫌だ」
ぷい
「んー?あ、解ったぁ。あんた泳げないから……
 怖くて海に入れないんでしょお!ひひ」
にひゃ
「う…(赤面)悪いかっ!大体俺は、物理的に泳ぐのは無理なんだっ!」
「ま、岩だしねー。前に錨代わりに使ったくらいだし」
「……あの時は死ぬかと思ったぞ……」
「……オレも」
「それはともかく!」
『……』
「別に泳がなくたって、背の立つところで浸かるくらいできるし
 浜辺で甲羅干しってのもいいもんよ!」
「あ、ゼルガディスさんならほんとの甲羅干しになりますねっ♪」
「アメリア…………」(涙)
「だからっ!ほら、さっさと着替えなさいよっ!
 ここはあたし達の他にだぁーれもいないんだから
 変に引け目を感じる事もないわよ」
「………嫌だ」
むか
「……いい加減往生際が悪いわね………。ふっ…んふふふふふふふふ
 こうなったら実力行使あるのみっ!無理やりでも着せ替えちゃる!
 アメリアっ!!呪文っ!」
「はいっ!霊縛符!」
ばちっ
「なっ!アメリアっ何をする…!!」
ぐぐぐ
「ゼルガディスさん。大人しく着替えて、一緒にあそびましょ♪」
にこ
「…うぐぐぐ…お前なぁ…」
ずるずるずる
「さ、ガウリイ!抵抗できない今のうちに」
「おう。さ、諦めて着換えような。ゼル」
がし
「えーと、まず上着を脱がして、…お?これどこ外せばいいんだ?」
ごそごそ
「ぎやぁぁぁぁぁ!!!やめろぉぉぉぉガウリイぃぃぃ!!!」
じたばたじたばた
『んっふっふっふっ……良いではないか、良いではないか(笑)』 
『あれぇぇぇ上様御戯れを!…お許しくださいませぇぇぇ(笑)』 
「気色の悪いアテレコをすなぁぁぁぁ!!!!」(狂)
「リナ。アメリア。…頼むから向こう行ってろ…な?…」(涙)

―20分経過

「よし!もういいぞ、二人とも」
「なぁによ、結構似合うじゃん!」
ぽんぽん
「…………嬉しくない」
「………。」
じーっ
「…何だ」
「えっ?あの、その、ぜ・ゼルガディスさんって…
 着やせする方…なんです…ね…」
ぽ(赤っ!)
「………」
こりこり(赤面…)
ぱんぱん
「はいはいそこっ、らぶらぶは後にして、ちょっと移動するわよ
 でねゼル、確かにあんたの身体は見かけのわりにめちゃくちゃ重くて浮きにくいわ」
「……悪かったな」
さくさくさく
「泳げないのはきっとそのせい
 ということは、重ささえ何とかすれば泳げるわけよ!」
「なぁるほどぉ」
さくさくさく
「感心するほどのことか…で、それがどうした」
「実は最近、重さをコントロールする新呪文を開発してね、うふ♪」
ぞわ
「………で…」(汗)
くるっ
「さっきこっそりあんたにそれかけといたの」
ざっ!
「さてっ!着きましたここはちょっとした崖の上!
 眼窩に広がるのは波打ち寄せる蒼い海!
 飛込みするには最適ねっ!…というわけでっ」
がし
「?!」
「そぉれ!行ってこぉぉーい!!」
ぶん!
「おわああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ひるるるるる…
ざっぱあああああん!!
「おお、どんどん沈んでくぞ」
ぶくぶくぶく
「……リナさん………浮かんできませんよ……」
とぷん
「……………………………………あり?」

―数十分後

ぜーひゅーぜーひゅーぜーひゅー
「し、死ぬかと思った…。今度こそ」
「あはははは、失敗失敗、おっかしいなぁ」
ぽりぽり
「『あははは』じゃないっ!俺を殺す気か!!」
「ゼルガディスさん!そこ、フジツボが」
「うひぃぃ…気色悪ぅ」(後ずさり)
「誰のせいだとおもっとるんだ!!」
「あんたってさーフジツボ付きやすいわよねー♪」
へらっ
「…リナさんって…つくづくヒドイ人ですね」
「……まぁリナだからなぁ、それは仕方ないだろ
 そんじゃさゼル、泳ぐのは諦めて、オレといっしょに甲羅干しでもしようぜ」
ぽん
「………ああ、これ以上海とリナに近づくと命が無い」
しみじみ
「…あんたたち…あたしに喧嘩売ってんのかな?」
『……』(無言)
「(ふん)ま、いいわ。そんじゃアメリア、あたし達は楽しく海で泳ごっか?」
「はいっ!」
くりっ
ぱたぱたぱた
「じゃ、オレたちはゆっくり寝るかぁ」
ごろん
「ふぅ…」
ごろん

―一時間後

じりじりじりじりじりじりじり…
ざばっ
ばしゃばしゃばしゃ
「はー泳いだ泳いだ、つっかれたわぁぁぁ」
「もうへろへろですぅ」
ぺたぺたぺた
「お、お帰り。楽しかったか?」
「ん、とおっても!…あり?ゼルってば、本格的に寝ちゃってんの?」
「あ?そーいえばさっきから動いてないなぁ……おいゼル?」
ぽん
じゅわ!
「っ?!!おわっちぃぃぃぃぃ!!!あちゃ!あちゃ!
 な、なんだっ?!めちゃくちゃ熱いぞ!!!」
「へ?うそだぁ、ガウリイさんったら大げさな…」
つん
じゅ!!
「…ひっ!!ほ、ほんとっ!あ、あちゅいですぅ…」
「!…ということは…」
こんこん、ぱか
じゅー
「やっぱりっ!落とした卵があっというまに目玉焼きにっ!!」(笑)
「リナさんイカ焼きもいけますっっ!!!」(笑)
「ああ、なんて美味しそうな匂い……って
 んなことやってる場合ぢゃないのよっ!!」
「リナさんから始めたくせに…」
「おだまりっ!ゼルっ!!生きてる?」
「…………」(仮死状態)
「返事がないぞ」
「げ……(汗)早く冷やさないとっ!!ええっと…」
ばっ
「ゼルガディスさんっ!今お助けしますからねっ!氷結…」
「またんかいっ!!」
どげし
「なぁにすんですかリナさんっ!!痛いじゃないですかっ!!」
「あんたねっ!こんなにがんがんに熱くなってる岩(笑)にっ
 いきなりそんな冷えたもんぶつけたら割れちゃうでしょっ!
 水よ水っ!水かけんのっ!!
 んぁぁぁっと、いくわよぉぉぉっふるぱわぁっ!!強力版っ!浄結水っ!!」
かっ
どばっしゃぁぁぁぁん!!!
「!!!ひぃぃぃ!リナさぁぁん、水多過ぎですぅぅぅぅぅ」
「おわぁぁぁぁなぁがぁさぁれぇるぅぅぅぅ!!!」
「……………」(ほぼ死体)

ざざざざざざざざ…

……………………しーん。

「あり?………ちょぉぉっと力み過ぎちったかなぁって……てへ♪」


end


=======================================

自分で書いてて何ですがゼルってつくづく可哀相ですね(笑)
文中、ガウリイにひん剥かれていますが全部は脱がされてませんから
彼もバカではないので上半身の時点で観念して自分で着替えたと
そういうことにしといてください
アメリアの着やせ発言はTVを見た私の感想です
例のルルさんの回で女装から服無しになった時、いやにガタイがよくなったように見えたもんで…

題名に使った歌ですが、初めて知ったのは友達の「ぜひ聞きなさい」の言葉からでした
それからちょっとして偶然古本屋でかかってたのを聞いて衝撃を受け
改めて周りの人に聞いたらば、知ってる人は皆一様に笑うんですよね、ニヤッて…
にしても、どういう言葉を訳したら『あーっちっちーあーっちーぃ』(爆笑)になるんでしょう?
結構色っぽい歌詞の中で異彩を放つ一点ギャグ
今私の疑問はこの一点に絞られています

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2156冷たくしないで―リナ&ガウリイ?―おーはし 9/2-22:30
記事番号2154へのコメント

最近ずーっと岩男さんと姫様のお話を書いてたもんで
リナちゃんとガウリイさんのも書きたいなぁと思って書きはじめたんですが…
うーん…考えたのとかなり、違うものに仕上がりました
とりあえず、どうぞ

=========================================


始まりはとあるダンジョンだった
「うぁぁぁもう、うっとぉぉしいぃぃぃ!!」
どご
「切りが無いぞ、こいつら次から次へとわしゃわしゃ出てきやがって」
ばさ
夏といえば怪談、お化け屋敷に行く変わりにゾンビやスケルトンの出るダンジョンへ行こう
というリナの主張が賛成2反対1の多数決で可決
「だから俺は反対だったんだっ!」
どしゅ
入ってみるとそこそこのお宝もあり
ずるずるゾンビやひやひやゴーストかたかたスケルトンと
夏の風物(?)も楽しめて、結果オーライ、さあ帰ろうと思ったら
「こんなとこにこんなにいっぱい入ってるなんて、変ですぅ」
べこ
ちょっと好奇心で寄り道した部屋に、みちみちに詰まったゾンビ出現
狭いとこにぎゅうぎゅうに詰まっているので、相打ち警戒で魔法もおちおちぶっぱなせない
周りに気を使いながら、ちまちま倒すしかない状況に
リナは当然のごとくストレスをためていた
しかも相手はゾンビで季節は夏、よーく腐ったゾンビはにおいの方も強烈
「だぁーっイライラするっ!アメリアっ!浄化炎でも使いなさいよっ!」
耐えかねて白魔法の使い手である巫女姫に向かって叫ぶのだが
「すみませぇぇん私もうすぐはじまっちゃうんですぅ魔力がたりませぇぇぇん」
「嫁入り前の娘がっ!でかい声で『はじまっちゃう』だの言うんじゃないっ!!」
女子校の生徒のようなあられもない言葉に、真っ赤な顔で怒鳴るゼルガディス
「それでもなんとか減ってきたな」
一振りで数体を一気に倒しながら、のほほんとした声でガウリイが言う
地道な努力が身を結び、魔法を使えるほどの空間が出来ると後は早かった
「よおっしこれで最後よぉっ!くらえっ!鬱憤晴らしの爆風弾っ!!」
放たれた呪文が最後のゾンビをズタズタに切り裂く
バラバラになった腕が、頭が、宙を舞った
「あー、すっとしたーぁ♪」
ひるるるるるる
「リナっ!危ないっっっ!!」
「え?なになに、なにっ?!」

べちょ

「あ…」
「うきゃ?!」
「…う」(吐)

「▼☆□∋⊂!!!」

―顔面直撃―
宙を舞ったゾンビの頭がリナに直撃するその瞬間、彼女を庇って前に出たガウリイ
そのガウリイに強烈なでぃーぷ○っす攻撃をお見舞いすると
復讐を終えたゾンビの頭は跡形も無く砕け散ったのだった

う…

『うっ・げえぇぇぇぇぇ!!!(吐)』

******

「うぅぅぅ熱いよぉぉぉだるいよぉぉぉぉリナぁぁぁぁ」
「ほーんとに運が悪いったら、普通いないわよゾンビにキ…」
「いうなっ!!思い出すじゃないかっ!……うっぷ…」
思いだしちゃったらしい
顔色が赤から青へ、まるでリトマス試験紙のようだ

街に入ってすぐとった宿の一室、その中で大汗かいて唸っているのは
ダンジョンから帰って程なく、ゾンビ感染で熱病を発した悲劇の人ガウリイ
ゼルガディスとアメリアは熱病の薬を買いに出かけて行って留守
残ったリナは看病担当である
とはいえ、お粗末な出来の頭に反して頑丈な身体を持つガウリイ
常人なら起き上がることも出来ないであろう高熱なのに
喋るし動くし、はっきり言って結構うるさい
おまけに食欲だけは落ちないという所が根性というか意地汚いというか…
「ったく、世話が焼けるわね。ほらっ!身体拭くから起きるっ!!」
「うー」
がしがしがし
「痛て痛て痛て、も、ちょっと優しくできないのかよ」
「ふん!ぜーたく言うんじゃないのっ!世話してもらえるだけありがたいと思いなさいっ」
べち!
「はい!おしまいっ!さっさと服着て寝る!」
リナの鬼のような迫力におされ大人しくベッドに入るガウリイ
が、また性懲りも無く口を開く
「なーなんか食い物ほしーなー冷たいもん、なーリナー」
まだ足りんのかこの男
「さっき昼飯食べたでしょうがっ!あんた病気なのよっ!そう見えないけどっ!
 いつもみたいに食欲のまま、がつがつがつがつ食ったら、腹下すわよっ!」
「冷たい…」
ジト目で見上げるのを無視して背中を向けると、リナは洗濯物と水桶を持ち部屋を出た
ばん
どすどすどす
「ふんとにもう!病人の癖になぁんであんなにうるさいんだかっ!
 ちょっと目離すとすぐうろうろするし、だからちっとも良くなんないのよっ!
 いつもは寝るなつっーっても所かまわず寝ておいて、こんな時には寝ないんだから
 熱あるんだからもすこし大人しくしてろってのっ!!」
ぶちぶちぶち
憤懣をぶちまけながら、洗濯を済ませ水桶を一杯にする
憤懣…いや違うかも
確かに口ぶりは不満なのだが、良く聞けば内容は病態の心配
本当は心配しているのだ、ガウリイのことを
けれど素直に口と態度に出せなくて怒ってごまかしてる
テレ屋で素直でないのは相変わらずの性分だ
「よし、終わりっと。天気が良いと洗濯も気分が良いわぁ」
一杯になった水桶をもって部屋へと戻る道すがら
多少良くなった機嫌のもと、ちょっとだけ思考が素直になってきた
「でもまぁ…気の毒って言えば気の毒、よね
 もとはといえばあたしを庇って前に出たのが原因なんだし…
 あの部屋へ入ろうってったのも…あたしだったしなー
 あ・でもガウリイだって同意したんだからこれは共同責任よね、うん」
あの、良く腐ったきったないぐちょぐちょの、ゾンビに直撃される
考えただけでもおぞましい
それを変わりに受けてくれてついでに病気にまでなって
「も少し…優しくしても良かったかなぁ…」
だいぶ素直になってきたらしい
本人は自覚してない、もしくは見とめたくないのだが
ほんとはちょっと嬉しかったのだ、見を呈して庇ってもらって
で、ほんとは甲斐甲斐しく世話を焼きたいのだ、人目を気にせず、素直に
一緒に旅している妹分、アメリアのように、素直に
彼女ならこんなとき元気いっぱい愛情いっぱい
隠すことなく世話を焼きまくるだろう、きっと(ゼルガディスは迷惑がるだろうが)
誰に臆する事無い愛情表現、リナにはそれがちょっと羨ましかった
「…そよね。助けてくれた借りがあるんだし、
 ちょっとくらいうるさくって鬱陶しくても、優しくしてあげる義務ってもんがあるわよねっ
 人間としてっ」
納得できる理由をつけてテレを隠そうとはしているが、どうやら決心したらしい
「うし。今度は優しく、いたわりの心を持って、看病するぞっ」
扉の前で深呼吸
優しく、やさしーく
がちゃ
「ガ…」
「おっさーん!ここ、ここ、わらびもち三つくれ!」
やさ……し
「いっやーうまそーだなぁぁ、やっぱ夏はわらびもちだよなー」
「おおよっ!兄ちゃん若いくせにわかってるじゃないか。ぃよしっ!サービスに大盛だっ!!」
「うわ、うれしいなぁ、さんきゅーおっちゃん(喜)」
「……」
ふるふるふる
…くぉぉぉのぉぉぉクラゲぇわぁぁぁぁぁぁ
立派な成人男子が病をおして、窓から外行くわらびもち屋を呼びとめて買い食い
みっともないったらありゃしない
「あっリナお帰り、ほらぁわらびもち、美味そうだろーおまえの分もあるぞ」
にぱ
リナの怒りなど露知らず、マヌケなほどの明るい笑顔で言うガウリイ
「そう。ありがと」
ごごごごごごごご
「って…え?あの………もしかしてリナ、怒ってる?」
「うふふふ…………怒ってる」
せっかくっ!このあたしがっ!優しく看病しちゃろうと健気にも思っていたのにっ!
どごおおおおおお(炎)
怒りに震えるリナの後ろに灼熱の炎が燃え上がる
「をどりゃああああぁぁぁぁぁぁ!!!
 病気で熱出しといて、買い食いなんかしくさりやがるなぁぁぁ!!こんぼけがぁぁぁ!!」
「ひぃぃぃぃぃぃ、ごめんなさぁぁぁぁい!!」

******

「ゼルガディスさん…どうしましょう」
「今入るのは愚者の行いだな」

リナによって地獄のおしおきが行われている部屋の外、その扉の前には
薬を持って帰ったアメリアとゼルガディスが入るにはいれず立ち尽くしていた
中からは凄まじい怒声と物音が続いている
『もしかして、今帰ったら二人のお邪魔かもしれませんね♪』
『…お前も好きだなそういうの…』
そんなことを言いながら帰ってきたのに
予想外の状況に二人の顔は青ざめている
「あ、何か鈍い音がしてますよぉ(汗)……ガウリイさん大丈夫でしょうか?」
「まぁ奴の事だ、死にはしないだろうが…
 どうやら病気の薬だけでなく怪我用の薬も必要になりそうだな」
「…そうですね」
「せめてこの嵐が静まるまでは…この扉は開けるまい」
そんな会話を交わすとそっとその場を立ち去ったのだった

end

=========================================

何だか訳わかりませんね(涙)
ほんとのほんとはもっとこう…『ほんわか』したものにしようと思ってたんです
が、色々考えるうちにだんだん話がそれてきて最後はこんな事に(再涙)
ゼルガディスとアメリアの会話がその名残です、そんな風に終わらせるつもりだったんです
期待を裏切られたとお怒りの方、すみません。あう。

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2157きづいて欲しい―アメリア&ゼルガディス―おーはし 9/2-22:31
記事番号2154へのコメント

ゼルガディスとアメリアのらぶ×2ものでなぜか日本風夏祭り(笑)
洋風に直そうかとも思ったのですけどスレイヤーズだし…いいよな、いいですよね?(泣)
…と、そのまんまで書いちゃいました
思いついた時はもちょっと短くまとまると思ったんです
でも書いてるうちに内容が一転二転、こんな風あんな風と書いてたら結局こんだけになりました(涙)
とりあえず、読んでみてくださいです
あ、ちゃんと、ガウリイさんとリナちゃんも出てますので

=========================================

それは夏も盛りのある日のことだった
「ねー行きましょうったら行きましょー。ねーゼルガディスさんってばぁ」
がし
そう言って、ゼルガディスの腰にしがみつくアメリア
「嫌だったら嫌だっっつーのにっ!!」
ずるずるずる
腰にアメリアをしがみつかせたまま、汗だくで自分の部屋へと戻ろうとするゼルガディス
合成獣の異貌を見られるのを嫌う彼は、夏でもいつものコート姿
ただでさえ暑いのに、こんなにべったりくっつかれたら暑さ倍増である
「すんごく楽しそうなんですよー、今日だけなんです、だから行きましょうよー」
ゼルガディスの腰に取り縋り、引き摺られながらもアメリアがおねだりしているのは…
ばん
「いぇーい!用意できたぁ?アメリア、ゼル……あり?
 あんたたちまだ、押し問答してたの?」
「もう夕方だぞー、提灯燈って人も集まってきたし、早くいこーぜー」
そう言いながら現われたリナとガウリイが着ているのは藍染め浴衣
そう
今日はこの町で夏祭りが行われるのだ
ファンタジーに浴衣で夏祭り?とつっこんではいけない
この世界では夏祭りだろうが盆踊りだろうがプ○クラだろうがなんでもありなのだ
ただ、それを許せない頭の堅い人もいないではない
例えば彼
「ぐくくくくぅぅぅぅ!!離せアメリアっ
 行きたかったらおまえらだけで行けばいいだろうが!俺はいかんぞ!!」
拒むゼルガディス
「うにゅぅぅぅぅ!!ダメですぅぅぅ一緒に行くんですぅぅぅ!!!」
引き止めるアメリア
事態は完全に膠着していた
「まぁったくなんでそう後ろ向きなんだかねー。いいじゃんお祭りに行くくらい
 ほら、あんたの分もあるわよ、浴衣」
ぴら
「嫌だと言うとるだろうが、んな非常識(笑)で、人だらけの場所にわざわざ出て行けるか!」
これだけアメリアががんばっても彼の気持ちは変わらなかったらしい
あくまで主張を曲げないゼルガディス
それを聞いたリナは溜め息混じりでアメリアに言った
「……しゃーないわね、アメリア諦めなさい」
「ええええー!!!でもぉ」
「こんだけ言ってもダメなら仕方ないわよ」
「………うー」
「いーじゃんゼルが一緒でなくても
 お祭り行って、素敵な人見っけて、んで一緒に廻ってもらえば。ね」
にっ
ぴく
聞き捨てならない言葉に、身体はそのままだが耳が動くゼルガディス
「えっ?!で、でも、その」
『アメリアっ、調子合わせなさいっ一緒に行きたいんでしょ?!』
『は?はいっ?』
「そ・そそそ、そーですかぁ」
そんなリナの耳打ちに、棒読みだがいちおう調子を合わせるアメリア
ぴぴく
ゼルガディスの耳がそれを聞いてまた動く
「それもそーだなぁ、アメリアならきっと引く手あまただぞ」
「……」
これは多分、何も考えていないであろう、ガウリイの言葉
作為が無いだけになかなか真実味がある
「そーそー浴衣着て、にっこり笑って、ねーぇ」
「は、はい。それもそぉ、ですねー、ゆ、ゆかたきて…」
「怪しげな奴はちゃーんとオレとリナが追っ払ってやるからな」
大根役者アメリアを挟んで、わきゃわきゃとはしゃぐリナとガウリイ
くる
「……をい」
「んーなぁにっかなぁ♪アメリアはあたし達に任せて、あんたは部屋に帰ってたらぁ」
にまぁ
…こんな単純な脅迫に、あっさり屈してしまう自分が情けない
苦虫を噛み潰したような表情でゼルガディスは言った
「……俺も行く」

******

ざわざわざわ
「わぁぁすっごい人、出店もいっぱいですねぇ!」
「おおっ!たこ焼にお好み焼き、わたあめに焼き栗、うまそうなものが一杯だぞリナ!」
「うんうんお祭りってのはこーでなくっちゃねっ!」
路に立ち並ぶ色とりどりの夜店の列、その楽しさとにぎやかさにリナ達は大はしゃぎ
だが…
「………」
内一人は眉間に縦ジワの仏頂面である
「……ちょっとゼル、いい加減そのぶーたれ顔やめなさいよ」
頑強に拒否していたお祭り見物
それをリナの、なんとも単純な脅迫でもってまんまと連れ出された
それがかなり、いやすごく面白くないゼルガディス
『このほうが目立たないわよ』というリナの言葉で、渋っていた浴衣姿になっても
楽しもうなんて気はさらさら無いらしい
「……この顔はもとからだ」
可愛げの欠片も無い台詞がその証拠
むか
「かっわいっくなぁぁぁい!!経緯はどうあれ結局来ることにしたんでしょっ!!
 だったらっ!ぶんむくれてないでっ!ちっとは『楽しいなぁ』とかっ『すごいなぁ』とかっ
 言ったらどうなのよっ!!」
「『楽しいなぁ』『すごいなぁ』」
ぶち
ここに来るまでにもさんざむかむかするような態度をとり続けたゼルガディス
アメリアの為にもと我慢をしていたのだが、リナの堪忍袋の緒はそこまで長くはない
最後の台詞が極めつけ
見事に音を立ててぶち切れてしまった
「こんにょぉぉぉぉ…………!!!!!!…………………殺す…。
 …黄昏よりも昏きもの血の流れより」
「こらこらこらこらっ!!!やめんかリナ!!ゼルもいい加減にしろ!!」
これ以上この二人を一緒にしとくと、お祭りばかりか街まで吹っ飛ぶ
睨み合うリナとゼルガディスの間に入ったガウリイは
真っ赤になって髪を逆立てているリナをひょいと抱え上げた
「あっ!こらっ!放せガウリイっ!この頑固者のこんじょわるを一発殴らせろぉぉぉ!!」
「わかったわかった、後でなリナ
 それとゼル、拗ねるのもいい加減にして、少しは……隣に気ぃ使え。な?」
そう言いながら、開いた手でゼルガディスの頭をぽんぽんと軽く叩く
「はなせぇぇぇぇこのクラゲぇぇぇ」
じたばたじたばた
「はいはい、いででで…」
そして、抱え上げられてもなお暴れるリナを宥めながら
ガウリイは祭りの人込みへと消えて行った
―隣…?
叩かれた頭に怪訝な顔で手をやりながら
ゼルガディスは何気なく言われた隣に目をやった
―あ
そこにあったのは今の今までずーっと黙って立っていた少女の姿
俯けた顔の表情は解らないが、いつもと違ってその姿は、とても小さく、悲しげに見えた
それが目に入った瞬間、ゼルガディスの心に浮かぶ『後悔』という文字
あんなに一緒に行きたがって、あんなに嬉しげに準備をして、あんなに勢い込んでいたのに
こんなに萎れてしまっている
自分のせいで
別に悲しませたいわけじゃなかった
ただ、良い様に乗せられたのが面白くなくて、自分の想いを読まれてるのが照れくさくて
一人で拗ねて意地を張っていた
その結果がこれ
ガウリイに言われるまで気付かないなんて馬鹿もいいとこだ
「あ、アメリア、その…」
何か言わなければ、その思いだけでぎこちなく話しかけるゼルガディス
その声に、萎れてうなだれていた筈の顔が上げられた
にぱ
しかし、上げられた顔にあったのは満面の笑顔
「すみません無理やり連れてきちゃって
 最初は嫌がってても、こんなに楽しいとこだから、来たら気分も変わるんじゃないかなって
 そう思ったんですけど……ダメですね、私ったら思いこみ激しくって。……てへ」
「アメリア」
「帰りましょう。リナさんとガウリイさんはほっといてもだいじょぶですよ
 私も一緒に帰っていいですか?一人じゃ迷いそうだし
 それに、変な人にナンパなんてされたら、怖いですもん。…あはっ」
「すまないアメリア、俺が悪かった。悪かったから、泣くな」
「え?やだなぁ、泣いてなんて……あれ……」
ぽた
「あれ?あれっ?…」
ぽろぽろぽろ
「すまん。また、泣かせちまった」
ひとつこぼれると、もう止まらない
―泣き笑いとはこういうことかな、いやこの場合は笑い泣きか?
そんなどうでもいいことを考えながら
ゼルガディスはとうとう本格的に泣き出したアメリアを、ただ抱きしめていた

******

「あのっ!ほんとに帰っていいんですよっ、帰りましょ、もう泣いたりしませんから。ねっ
 お願いだから無理しないで下さい、ほんとに」
ついつい、不覚にも、小さな子供みたいに人前で泣いてしまうなんて
ほんとにもう恥ずかしいやら、情けないやら
そんな思いでいっぱいのアメリアは
前に立つゼルガディスに一生懸命『帰ろう』と訴えていた
「…だから言ってるだろう
 こんなカッコまでしたんだ、お前が行きたいと言った所を全部廻るまでは、絶対帰らん」
対するゼルガディス、あれだけ嫌がっていたのに今度は『帰らない』の一点張り
最初の状況が冗談のよう
見事に立場が逆転している
「でも、お店廻りも、最後の花火も、ゼルガディスさん見たいとは思わないんでしょ
 同情とか、罪滅ぼしとかでつきあってもらっても、そんなの嬉しくないです」
私が泣いたから可哀相だと思って、同情して、そんなの断られるより悲しい
アメリアはなかなかゼルガディスの言葉を聞き入れない
すっかり意気消沈させてしまった自分の自業自得とは言え、どうすれば解ってもらえるんだ?
照れ隠しの言葉やはぐらかすような言い方ではダメ
アメリアには『本当』しか通じない
それなら
「……確かに出店も花火も興味は無いし別に見たいとも思わん。人込みだってご免だ
 が、お前の喜ぶ顔は好きだし見たいと思う。これじゃ理由にならんか?」
最後の手段『本気の本音』
「え?あの、その、えっと…」
包み隠さない真からの言葉にアメリアの顔はみるみる赤く染まる
「も一つ本音を言うなら『こんなことで悲しませてお前に嫌われたくはない』
 だから『何とかして機嫌を直して欲しい』それだけだっ!
 …………ったく…もう二度は言わんからなっ!!」
言ってて本当に恥ずかしいらしい
アメリアと同じく真っ赤になったゼルガディスはわしゃわしゃと頭をかき回している
「…喜ぶ顔が…好き?」
私の?
「そうだ」
「嫌われたくない?」
私に?
「くどい」
「……。」
ほにゃあぁぁぁぁぁぁ(喜!)
「……確かに喜ぶ顔が見たいとは言ったが…………ちょっと…緩み過ぎだぞ、その顔」(汗)
「だ・だって顔が…いうこときかないんですぅ……えへ・えへへへへへ」
嬉しいと思うと即座に顔にあらわれる、ヒネもの鉄仮面ゼルガディスとは大違い
ほんとに、バカがつくほどの素直さで…(笑)
―これだからこいつは………めちゃくちゃ可愛いんだ
嬉しさで、だらしなく笑み崩れてしまった顔を
何とかしまりのあるものにしようと、必死に試みるアメリアの前で
ついついこぼれそうになる笑みを、片手で被って隠しながら、ゼルガディスは思った


「ねーガウリイ、(ぱく)ほっぽり出してきちゃったけど(むぐむぐ)あの二人だいじょぶかなぁ(ぐび)
 賭けても良い(ぐび)ぜーったいアメリア(ごくごく)泣いちゃったわよあれじゃ」
「んー(もぐもぐ)だいじょぶだろ(むしゃむしゃ)必死で宥めるさ、ゼルが」
「えー(ごっくん)
 あのじじむさくて頑固で口下手でへそ曲がりで乙女心をまったく解ってない朴念仁のゼルがぁ?!
 (注:早口で一気にお読みください)
 なんで(むぐ)わかんのよそんなこと」
「(がぶ)そりゃぁ(むぐむぐ)わかるさ(ごっくん)オレも男だからな」
「ほへ?」
きょん?
「嫌われたくないだろ、好きな女には」
にっ


「さて、どこから廻りたいんだアメリア
 あんなに来たがってたんだ、絶対行きたいところがあるんだろう?」
無事、仲直りという難業を果たしたゼルガディス、隣のアメリアを見下ろし問いかける
すると途端にもじもじと下を向くアメリア
「えっと、その、じつわ……『お祭り行きたいっ!』てのは口実で……
 ほんとのこというと、ただ、その……
 ゼルガディスさんと………一緒にお出かけ……したかっただけなんです
 最近ずっと、私が朝起きると一人でどっか行っちゃってていなかったでしょ
 ……だから、その………とくにここってとこは…………(恥)」
恥ずかしくなるくらいのいじらしさ
が、だからと言って人込みの中、このままじっと立ってるわけにはいかない
じゃ、人込みを離れて夕涼み、なんてったら別の意味で『いけない』(笑)状態になりそうだ
考えるうち、自然とその『いけない状態』を思い描いてしまったゼルガディス
半ば焦るようにしてアメリアを急かす
「とと・とにかくっ!見ては廻りたいんだろっ!だったらとっとと決めろっ!!」
「えっ?!」
いきなり焦り始めたゼルガディスにアメリアも焦る
「は、はいっ!そっ、それじゃ、それじゃ、あっちの金魚屋さんとくじ引きと…………ん?」
のだが
「!何でしょあれ珍しい動物?ああっそれより、あの店気になるっあの店から行きたいですっ!」
わしっ!ぐいぐいぐい!!
いきなりいつもの驀進モードでゼルガディスを引っ張り始める
何しろもともとお祭り好き(笑)気になり始めたらもう止まらない
「………いきなりその気になるか?
 あ・こらっ!わぁったぁから引っ張るなっ、浴衣が脱げるだろうがっ!」
楽しげに走り出すアメリアに腕を引っ張られて、やはり駆け足になるゼルガディス
「早く早く!お祭り終わっちゃいますよっ!!」
祭りの灯りに照らされて、長く伸びた二人の影は、寄り添い、絡まり、一つになると
雑踏の作るざわめきの中、混じって溶けて見えなくなった

end

=========================================

終わりましたぁ…ちゃんとまとまってたでしょうか(心配)
で、またアメリア泣いちゃいました。思い返すと私の書くアメリアってよく泣いてる気がします
書き始めのときはそんな展開じゃなかったのに実際に書いてくと、泣いちゃったんですよね(困)
TRYのコロネ山の回をまた借りてきて見た後だったからかなぁとも思うのですけど
(あの回の女の子達、リナちゃん・アメリア・フィリアさん、みーんな可愛かったです
 拗ねて泣いてるとことか、喧嘩してるとことか、好きな人のことで訳もわからずモヤモヤしてるとことか)
もっと破天荒なアメリアも書けたらなあ、とか思いますです
 

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2159Re:きづいて欲しい―アメリア&ゼルガディス―うさびん 9/3-00:07
記事番号2157へのコメント

はじめまして、うさびんともうします。

3つともとっても面白かったです!特に私はゼルのファンなのですが、
彼が酷い目に遭っているのを見ると、かわいそうと思う反面笑ってしまいます。
これでもファンでしょうか?
ところで、本当にゼルって着痩せしてますよね?アニメでは。脱ぐと凄いんですってかんじ・・・。
痩せてるけど、造りはしっかりしてます。
では、時間がないので大したこと書けませんでしたが、これからも応援してますので
がんばって下さい。

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2166ありがとうございますおーはし 9/4-19:53
記事番号2159へのコメント

ご感想ありがとうございますです

私も原作・アニメどっちのゼルも好きなんですけど
秤にかけると、アニメの感情豊かで二枚目になりきれないゼルの方が
ちびっと多めに好きです
ヒドイ目にあうゼルをみると笑っちゃう、ってのはとっぉーても解ります(笑)
アニメでは、お笑いにゼルいぢめって、つきものでしたもんね
ドラゴン料理の回なんて、その最たるものだったと思いますけど、実は
あの回…お気に入りなんです、私(笑)
(あの強烈なおじさんに○スまでされて…ファーストだったらなお不幸)

「着やせ?」と思ってたのは私だけじゃないんですね
ああ、良かった
ゼルが脱ぐって少ないから印象に残っててつい書かずにはいられなかったんです
でも『脱ぐと凄いんです』って、なんか…すごい言葉ですよね(笑)どきどき

では、ご感想と励ましのお言葉ありがとうございました(ぺこ)です。

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2169Re:きたきたぁ!鈴鳴 彩菜 E-mail URL9/5-01:53
記事番号2157へのコメント

きました!スレSSセット!
おーはしさんのこれ、お得おたのしみセットみたいで好き♪(オイオイ)

どれも楽しませて頂きました。はい。
ホットプレートと化して瀕死のゼルは痛々しかったが(^^)

ガウリナのはやっぱりこうなんのね・・・ガウリイ。てな感じ。
もうこりは定めでしょう。ええ。

お祭りのは、「にやけてしまうアメリアを可愛いと思うゼル」に
わたしもニヤけてました。えへえへぇ。し・や・わ・せ〜(ピースマン口調)

おなかいっぱいいい気分で寝れそう。

PS
あ、例のおまけにタイトルつけました。
悩んだあげくあっさりとした題に落ち着きましたが、まぁしっくりくるのは
これかな、と。

そりでわ★

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2175毎度ですおーはし 9/6-21:49
記事番号2169へのコメント

毎回、ご感想ありがとうございますです
喜んで頂けたみたいでとっても嬉しい&安心しました

で・で、ありがとうございました。題つけて頂いて(喜!)
いきおいで書いてしまったものの
「感想のお返事にお願いなんか書いちゃって
 や・やっぱり失礼だったかな、うう、今更だけどやめときゃ良かったかなぁ」(涙)
などと『投稿』ボタン押した後
布団の上でごろごろし転げながら思っておりました
快く受けて頂いて…お願いしてみて良かったです(←現金)
『PS』読んですぐ行って、しっかり書きとめました
私の保存データもきっちり書き換えます
貴重な時間、悩ませてしまってすみませんでした(汗+ぺこ)

それでは、ほんとにありがとうございました(再ぺこ)

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2180NIGHTMARE―アメリア―おーはし 9/7-21:59
記事番号2154へのコメント

毎度のことですが、出そうかどうしようか迷って、結局出してみようと思ったこれが
四つ目のお話で、アメリアとゼルガディスのお話です。が、最初に一つ
これは私のいつもと全然違うベクトルのお話です
ハッピーエンドとほえほえした雰囲気が好きで怖いのと苦しいのと悲しいのがダメという私の書いた
昏くて重くて怖い(と思う)お話です
夏は怪談…怖い話…怖いもの…と考えていて、ひょっと思いつき
書けるかな、書いてみようかな、あれとまんない、と言ってるうちに出来あがっちゃったものです
なにしろ書いたことの無い分野でほんとに『昏く重く怖く』できてるかもよくわかんないのですが
「よし、読んじゃろう」と言う方、どうぞ読んでやってください…です

=========================================


「ん…ここ…どこ?」
ふと目を覚ましたアメリアは身体を起こすと辺りを見まわした
そこは、特にどうといったことのないありふれた部屋のベッドの上
眠っていたのか、気分でも悪くして倒れたのか、それは解らないが
着ているのはいつもの法衣、寝巻きの類ではなかった
なぜ寝ていたのかは皆目見当もつかない、この部屋にも覚えが無い
……さて、どうするか?
「やっぱりここは部屋を出てみるしか無いだろな」
わからない尽くしでは埒があかない、誰か来るまで待とうなんて性格じゃない
わからないなら即、行動
アメリアはベッドから出ると扉を開けようとした
がち
「あれ?開かない鍵がかかってる?……よぅし、封除!」
がちゃがちゃ
「え?!も一度、封除!」
しん
「え…?魔法が、封じられてる…?」
よく見てみれば両腕のアミュレットが見たことの無い腕輪になっている
多分、それはオリハルコンで出来ているのだろう
「何で…一体誰が?!やだ…ゼルガディスさん、ゼルガディスさん助けて…」
無敵の彼女を支えるのは強力無比な魔法の力
それが封じられれば身を守る事すら困難になる
不安に駆られたアメリアは、扉からあとじさるように離れると
思わずいちばん頼りにする人の名を呼んだ
かた
それに応えたかのように、扉が開く気配がする
誰?!、身構えるアメリア、だが
「ゼルガディスさんっ!!」
現われたのは彼女が求め呼んだその人だった
喜びと安心に胸膨らませ、いつもの様に飛びつこうと駆け寄るアメリア
が、その動きがひたりと止まった
「どうした…?アメリア」
「ゼルガディスさん………?」
目の前に立っているのは確かにゼルガディスだ
だが
怖い
駆け寄る事も出来ないほど
何故だかわからないけど、何か歪んでいる、そう心が告げている
「どうした、いつものように飛びついてこないのか?」
「ゼルガディスさん……ここどこなんです?何で私ここに寝てたんです?
 扉に鍵かけられて、閉じ込められて…何で魔法封じまでされているんです?!」
浮かんでくる数々の疑問、そして何より解らない
こんな訳のわからない状態に置かれている自分を前に
何故この人はこんなに、静かなのだろう
可笑しな事など何も無い、そう言わんばかりに
「ああ………知りたいか?」
うろたえ警戒するアメリアを見て、ゼルガディスの顔に笑みが浮かぶ
今まで見たことも無いような優しい笑顔、それなのに
怖い、震えるほど
「ここは誰も知らない俺の隠れ家、お前を閉じこめたのも、魔封じをしたのも、俺だ」
薄々感じていた答え、それでも驚かずにはいられない
何故そんなことを?
「お前と別れて、元の身体に戻るため旅を続けていた、行けるところならどこまでも
 少しでも手がかりが見つかればと結界の外へ、そこでも見つからなくて更に遠くまで…
 そうして、気が遠くなるほどの道程を経て、結果……解ったのさ」
「戻る方法が?!」
期待を込めてアメリアが言う
「いや。……この身体がけっして元には戻らないということが、解ったのさ」
しかし、返ってきた返事は、『救い様の無い現実』と言う名の、宣告
「そんな…ひどい」
「そう、酷いもんだ。もう俺はもとの姿には戻れない
 合成獣のまま、この異形の姿のまま、永遠に近い時間を生きることになる、独りで
 ……このままだと、な」
ぞく
部屋の中の温度が急に下がったような気がした
「…独りで?
 人の中に交わる事の出来ない身体をかかえ、誰とも時間を共有することも出来ず?
 永遠とも思える時間を………たった独りで? 
 そんなこと……耐えられる筈が無い。…………だが」
近づいてくる、怖い、でも動けない
ゆっくりと歩み寄ったゼルガディスは、アメリアの前に立つとその身体をしっかりと抱きしめた
自分を好きだと、必ず戻ってくれと、別れ際にそう告げた、ひまわりのような少女を
冷えた岩の肌に温もりを与えてくれる、暖かな身体を
決して逃がすことのないように……しっかり
「お前がいてくれれば耐えられる、永遠に等しい時間も、異形の身体も」
心とろかすような優しく甘い声
怖いのに、それでも胸が高鳴る
「けれど、お前は普通の人間だ、時間と共に大人になり、歳をとり
 いつかは俺を置いて逝ってしまうんだろう?……だから」
やめて、その先を言わないで、お願い
「合成獣にする、お前を
 そうすれば共に生きられる、いつまででも
 手放すものか……俺にはもうお前しか残されていないのに」
抱きしめた腕に力がこもる
「…痛…!ゼルガディスさん、痛い、です」
合成獣の力で抱きしめられ、苦しさと痛みで意識が朦朧とする
「どんなものを合成しようか?
 寿命は邪妖精で賄えるから、後はお前に似合う綺麗なものを掛けてやろう
 柔らかな毛並みの毛皮、真珠色の輝く鱗……いや、それじゃこの肌が勿体無いな…」
アメリアの手を取り頬にあてる
柔らかで滑らかな肌、自分の岩の肌とは違う心地よい感触の
これは自分のものだ。自分だけの…
「だが…そのままの姿ではまずい
 人とあまり差異の無い姿では、ここを抜け出し人の中へ紛れて
 ……………逃げてしまうかもしれんからな…」
他の誰にも………渡すものか
瞳の中に狂気の色がゆらめく
「…ゼルガディス、さん…」
探して、探して、その果てにあったのは、救いの無い答え、永遠の孤独
それを知った時、彼の心は寒さに凍てついた
そして
たった一つ残った光を逃すまいとするその想いが、狂気を呼んだ
「大丈夫、戻す事は出来なくても合成する事は容易だ。痛みも苦しみも何も無い
 本当なら、お前が眠っている間に全て終わっている予定だったんだがな」
「ゼルガディスさん、待っ…」
「嫌だなんて…言わないだろう?約束通り、いつまでも一緒だアメリア」
見つめる狂気の瞳
―赤い、瞳

赤…?え?
―違う

『それは、違う』

そう思った瞬間

ぱん!

目の前でいきなり世界が弾けた


「アメリアっ!しっかりしろっ!!アメリアっ!!」
激しく身体を揺さぶられ覚醒する意識
「…ゼルガディス…さん…?」
最初に目にはいったのは心配もあらわに自分を見つめる……蒼い瞳
「このバカがっ!だから言っただろうがっ
 そこら辺にある怪しげなもんをやたらと触るなと!」
まだふらふらしてはいるが正気に戻った頭に、今までの記憶が雪崩れをうって甦る
思い出した
いつものように一人、近くにある遺跡を調べに行こうとしたゼルガディスさんに
わがままを言ってついてきた自分
中で見つけた壁の文字をゼルガディスが調べている間
暇を持て余してぶらぶらしていて綺麗な赤い宝珠を見つけた
もしかして何か重要なことが隠されているかも、喜んで持っていこうと触れたその時
意識は途切れた
そして見たものは…
「気配が無いから変だと思って探してみれば、こんなところで倒れてやがる
 多分、こいつが原因なんだろう?」
目線で示した場所には、砕け散った宝珠の欠片
「書いてあった文からすると、この遺跡は神殿だったらしい。怪しげな神を祭った、な
 なんでも、人の心を読み未来を見せる神器、とかいうものがあったらしいが…」
「未来を…」
「ああ、胡散臭い話だ
 大方、人の心を読んで幻を見せるマジックアイテムを神器といって、信者を集めてたんだろう
 どうやらこれがそいつらしいな、……大丈夫か?」
「…はい。すみません…」
幻、あれが
まだ残る生々しい感触、あれが、幻?
硬い表情で黙り込んだアメリアに、ゼルガディスは心配げに問いかける
「まだ顔色が悪いな…余程悪いものでも見たのか?一体何を見たんだお前」
それは…
「怖い、ものです。とっても怖い…もの」
言えない…この人には
「そうか…今日はもう戻ろう。リナたちと一緒に騒いで、一晩眠れば忘れるさ」
「はい」
いたわるように髪を撫でる手の感触、不安を和らげようとする言葉の暖かさ
良かった、いつもの不器用でテレ屋で優しいゼルガディスさんだ
その存在の確かさと暖かさにじょじょに安心が広がっていく
そうこれが現実、蒼い目のゼルガディスさんのいる、ここが本当
けれど

良かった、本当に

そう思う心の片隅で、垣間見た幻が甦る

狂おしいまでに自分を求める心
触れた肌の冷たさと囁く言葉の熱っぽさ
生々しいまでに……リアルな幻

―人の心を読み、未来を見せる

あれは、あなたと私の未来?
その中の、もしかしたら訪れるかもしれない一つの可能性?
それとも

―人の心を読み

あれは私の中にある、秘められた望みなのだろうか
食らい尽されるほどに求められたい、そう思う私の


end


=========================================

……うー……
どでしょうか?昏くて重くて怖くなってたでしょうか?
これってつまり二人のゴールインのこれまた別バージョンということなのですね
一番最初に書いたお話で他人のケースとして書いたやり方『寿命の為に合成獣になる』を
一番マイナスな設定で実行した、そういう話
多分いつもの感じでいくのなら、ゼルは正気でちゃんと『ダメだった』と言って
アメリアはそういう方法しかないのなら、そうしなきゃさよならしなくちゃならないなら
自分から『なります』と宣言する
そんなお話になったでしょうけど


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2183Re:NIGHTMARE―アメリア―さいとうぐみ 9/8-21:11
記事番号2180へのコメント

おーはしさんは No.2180「NIGHTMARE―アメリア―」で書きました。
>
>毎度のことですが、出そうかどうしようか迷って、結局出してみようと思ったこれおーはしさんの作品は、素敵ですよ。だから、迷わず出して欲しいです。

>目の前に立っているのは確かにゼルガディスだ
>だが
>怖い
>駆け寄る事も出来ないほど
・・…どんなゼルなんだろう?

>何故だかわからないけど、何か歪んでいる、そう心が告げている
>「どうした、いつものように飛びついてこないのか?」
飛びついて欲しいのか?!(死)

>「ここは誰も知らない俺の隠れ家、お前を閉じこめたのも、魔封じをしたのも、俺だ」
ゼルの独占欲・…

>何故そんなことを?
アメリアを、自分一人だけのものにしたい・…欲望

>「いや。……この身体がけっして元には戻らないということが、解ったのさ」
信じたくない、でも、ありえない話じゃない…絶望

>「お前がいてくれれば耐えられる、永遠に等しい時間も、異形の身体も」
たとえ、相手に嫌われたとしても・…悲しさ…

>>「けれど、お前は普通の人間だ、時間と共に大人になり、歳をとり
> いつかは俺を置いて逝ってしまうんだろう?……だから」
>やめて、その先を言わないで、お願い
私も、この先は聞きたくなかった。

>「合成獣にする、お前を
> そうすれば共に生きられる、いつまででも
> 手放すものか……俺にはもうお前しか残されていないのに」
孤独感

>「だが…そのままの姿ではまずい
> 人とあまり差異の無い姿では、ここを抜け出し人の中へ紛れて
> ……………逃げてしまうかもしれんからな…」
ゼルの感情の一番強く、脆く、怖い部分

>見つめる狂気の瞳
>―赤い、瞳
・・…誰???…・
>まだ残る生々しい感触、あれが、幻?
本当にありえそうで…怖い

>>言えない…この人には
ゼルが傷ついてしまうから?

>狂おしいまでに自分を求める心
>触れた肌の冷たさと囁く言葉の熱っぽさ
それこそが、本当のゼルなのかもしれない…

>>あれは、あなたと私の未来?
>その中の、もしかしたら訪れるかもしれない一つの可能性?
そんな事はありえないで欲しい・…

>それとも
>
>―人の心を読み
>
>あれは私の中にある、秘められた望みなのだろうか
>食らい尽されるほどに求められたい、そう思う私の
……そんなに切ないの?アメリア・…

>
>
>end
>
>
>=========================================
>
>……うー……
>どでしょうか?昏くて重くて怖くなってたでしょうか?
重かったです…

>これってつまり二人のゴールインのこれまた別バージョンということなのですね
>一番最初に書いたお話で他人のケースとして書いたやり方『寿命の為に合成獣になる』を
>一番マイナスな設定で実行した、そういう話
嫌ですねぇ…でも、結構私的には好きな話でした。

>多分いつもの感じでいくのなら、ゼルは正気でちゃんと『ダメだった』と言って
>アメリアはそういう方法しかないのなら、そうしなきゃさよならしなくちゃならないなら
>自分から『なります』と宣言する
>そんなお話になったでしょうけど
・…そうですね・…それで、ゼルがきっと、止めるんでしょうね…「お前には、俺と同じ想いはさせたくないっ!!」って…
>
>
では、生意気な事ばっかで、ごめんなさいです…

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2186へたなお返事ですみません―さいとうぐみさんへおーはし 9/10-22:43
記事番号2183へのコメント

今回もご感想ありがとうございます

うー(汗)
引用つきでの感想は解りやすくて、そんで、心情が伝わりますね
読みながら、復習をしている気分でした
意図したのとは違う印象を与えることも(微妙なんですけど)あったりして
文から汲み取る意味は人それぞれなんだよなぁ
と、改めてしみじみ思ってしまう私です
しっかり読んでくれて嬉しいなぁと思う反面
こんなに読んでもらえると恥ずかしいなぁ(てれてれ)とも思います

うう、上手く言えないですけど
伝わりますでしょうか(汗)

で、ちょびっとだけ解説を
『赤い瞳』は『赤い宝珠』がアメリアの幻の中でとった姿です
それに気付いたから宝珠は割れ幻から抜け出せたと、そゆことです
誰にでも存在する心の闇を覗き、隠された欲望を掘り起こして
それを幻として見せ魂を支配するマジックアイテムということで

それからすると、『表面的』にはあのゼルはアメリアの心の産物ということになります
今でも好かれているのだけど
でも、もっと好かれたい、もっと求められたいという
恋愛にありがちな、底の無い欲望
それが幻としてああいう形をとった、と、そういう風になるでしょう

いや、あれは未来の幻だ、とか、ゼルの内面が流出して入りこんでるんだ、とか
言ったらまた別の解釈もできるのですけど

と、いろいろ書いてはみましたが、お話書いてる時は
ほんとに、深くは『考え』てなかった、と思いますです。うん。
イタコ書きですし(汗)
ただ思いついた状況において、彼なら彼女なら
こうするんじゃないか、それだけで書き進めたようなもんです
『容赦の無い現実』にはいまいち徹底できず
『幻想』で逃げをうってしまいましたけど

ああ、本当にいろいろ書いてしまいました(汗)
あんまり自分の書いたものの説明とかしちゃだめですね
せっかく受けとってもらった印象をじゃましちゃいそうです
長々とすみませんでした

それでは


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2184Re:NIGHTMARE―アメリア―うさびん 9/9-00:06
記事番号2180へのコメント

こんばんは。うさびんです。

「苦しいのと悲しいのがダメ」とおっしゃってますけど、読ませてもらって思ったんですが
こういうお話もお上手ですね。
 これはアニメのゼルの話ですけど、私の場合、ゼルって普段はクールでお茶目なんだけど、
クレアバイブルの事になると目がイっちゃってるし、思い込んだら何しでかすかわからないような
ヤバイところが好きです。危険な香りがします。
 今回のおはなし、ゼルの心の奥の壊れた部分が強調されていて、ゾクっときました。
アメリアまで身の危険を感じている・・・。結局、幻だったようですが、
本当になりそうでこわいです。でも、こういうハッピーじゃない話の方がショックが大きいから
いつまでも心に残るんですよね・・・私。

なんだか偉そうことを言いましたが、こういう暗い話もときどき書いて欲しいなあ・・・
などと思いました。では、このへんで・・・。




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2187お返事です―うさびんさんへおーはし 9/10-22:45
記事番号2184へのコメント

またまたご感想ありがとうございます
お褒め頂いて赤面しきりです(恥)

ゼルってアニメ・コミック(義仲さん版)・本編と
結構ぶれがある書かれ方してますけど
正気と狂気、光と闇、冷ややかさと暖かさ、シリアスとお笑い(笑)
両極端を混じり合う事無しに抱えこんでいる、という性質は同じだと思うのですね
(以上、私的感想です)
そんだから、極端から極端にはしる危ない印象になっちゃうんでしょうね、うん

真面目でお笑いで常識人な『陽』でしか書いてこなかった私でしたが
独占欲と狂気と冷たさに満ちた『陰』もまた彼だ、と、そう思います

次に何が書けるやら
思いつくまで、いや、書きあがるまで(笑)わかんないので
ご期待に添えるか解らないのですが
(何しろお話自体いつ書けるやら見当がつかないイタコなもんで(汗))
ネタが出るうちは、ちみちみとがんばりたいと思いますです
(ネタが切れたらそこまでか?!(笑))

では、どうもありがとうございました(ぺこ)


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2185Re:素敵♪葵海 9/9-00:39
記事番号2180へのコメント

こんにちわ。葵海です。
えぇダークでした。重い、暗い話でしたけど、
・・・いいですねぇ。こういう話・・・(うっとり)←アブナイ表情中
・・このような未来も、やっぱり有り得るんでしょうね。
ゼルさんが合成獣である限り。
そう簡単には結ばれないかもしれないし、
もしかしたらアメリアが先に結婚をしてしまうかもしれない。
アメリアも王女さまですからね、いくら極度の正義陶酔者でも(笑)
そう考えると一番複雑なカップルなんでしょうか?スレの中で。
ゼルも気が気ではありませんねー。

私としてはとっととくっついちゃって欲しいもんですが(爆死)
・・・・ゼル浮気ネタなんかもありかも。←殺してやって下さい。

『NIGHTMARE』、本当に良いお話でした。
次作、書いて下さるのでしょうか?
楽しみにしています♪
では、このへんで。

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2188お返事です―葵海さんへおーはし 9/10-22:48
記事番号2185へのコメント

わぁ、またはじめてさんです
ご感想ありがとうございますです

確かに複雑ですよね(笑)
主役カップルであるリナちゃんとガウリイさんが思いっきり不動な分
障害が多くみえますです
身分が違うわ(平民+前科者と王族ではちょっと山が険しい)
合成獣の身体が産む障害はあるわ
(見かけと、後、設定に入ってるか解らないけど、寿命問題)
あと年齢差………は大丈夫ですね(笑)
(アニメのアメリアがみょーに幼めに見えるので
 どうもロリ○ン風に見えちゃうんです、彼(笑))

自分で書いたものではそのどれもをけったくってくっつけちゃいましたけど(恥)

二人が親密なのはアニメのお遊びなのだと監督さんのお話で読みましたけど
本編でも、できれば、くっついて欲しいなーと、先を楽しみにしてます
私は、はまり道にはいったのが遅くてよくは知らないのですけど
アメリア&ゼルガディスカップルって作者さんの意図を外れたとこで
成立したらしいそうですから
そこらへんも劇的っていうか運命的っぽくて良いです(笑)

で、その、『次作』……ですか?
あははははは(汗)予定はぁぁぁぁ……立ってないです(涙)
毎回書き終わるたんびに、頭からっぽで……あう
うー、ですからてきとーに、ほんとにてきとーに(強調)お待ち下さいませ

そ・それでわ