◆−2人(ガウリナです)−玉姫殿(12/11-16:59)No.2534 ┗2人(続)−玉姫殿(12/19-18:57)No.2570 ┣うひょ〜う☆−ひな(1/6-22:12)No.2612 ┗Re:2人(続)−たかこ(1/19-17:26)No.2649
2534 | 2人(ガウリナです) | 玉姫殿 E-mail | 12/11-16:59 |
初めまして、皆様。玉姫殿と申します。 今回、ちょこっとおちょーしこいて小説でもかこーかな、と思って やって参りました。 長くなるかもなので、おつきあいしてくださる人がいればいいんですけど・・・。 それでは私のウザ話の始まり始まり〜〜〜♪ +++++++++++++++++++++++++++++++++++++ このファーシティに入ってから、あたしとガウリイは何かよく分からない視線を感じていた。 敵意や殺意があるわけでもなく、ただこちらをじっと見ている。 獣並の感を持つガウリイに聞いてみても特に害はなさそうなので、ほおっておくことにした。 ・・・・・・・・今思えば、それがすべての間違いだったのだ。 翌日の朝。 ちゅんちゅんと鳴く鳥達の声。カーテンから微かに漏れ出る陽の光。 なんてことはない、いつもの朝の情景。 「ん・・・・・」 少し肌寒いかな。もちょっとお布団かぶっとこ・・・。 夢うつつの頭でそんなことを考えながら、私の手はお布団を求めてシーツの上を彷徨った。 ふと、何かに触れる。 ・・・・?何?これ・・・。お布団じゃない・・・でもあったかい。 あたしの手がそれをきゅっと握ると、ソレはあたしを引っ張ってあたしの背中を抱きしめた。 あ、あったかくて気持ちいい・・・・・・・・・・・・・・抱きしめた? 少しの疑問を抱き、あたしは現実の世界に足を踏み入れることにした。 さらさらと流れるきれいな金髪。あたしを抱きしめているたくましい体。 そして、あたしを優しく見つめているきれいな空色の瞳・・・。 !!!!!! 「っっきゃああああああああああああああああああああああああ!!! 何!?何!?なぜあんたがここにっっ!!?」 そう、あたしを抱きしめていたのは自称あたしの保護者の・・・ガウリイ! それに気づいたあたしは、わたわたと彼の腕から抜け出し、ベッドの上で壁に背をつける。 「リナ・・・・」 優しく、甘い声・・・。ガウリイッ!?いったいどーしたの!? だらだらと汗が流れる。ああっ、頭の中が真っ白で、呪文が思い浮かばないっ!! そんなことを考えている間にも、あたしに近づいてくるガウリイ。 え?え!?何、何が起こってるのっ!!?誰かせつめーせんかい、こら! 心臓はばくばく。顔は真っ赤。 「リナ・・・」 ガウリイが手を伸ばし、あたしの顔を触ろうとした瞬間----------- 「リナッ!どうした!?何かあったのか!?」 どんどんどん! 壁を激しくたたく音。 ・・・・え?この声って・・・・ バンッ!と扉をぶち破って部屋の中に入ってくる。 そこにいたのは、今あたしに手を伸ばしているガウリイと、同じ顔をした・・・ ・・って、ガウリイ! ガウリイが・・・2人!? +++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 変なとこで続きます(^^; |
2570 | 2人(続) | 玉姫殿 E-mail | 12/19-18:57 |
記事番号2534へのコメント 前の続きです。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 朝のまどろみの中で、一人の女の叫び声を聞いた。 誰よりもよく知っている声・・・リナだ! 彼女の悲鳴。何かあったのか!? 気がつくと、俺は側に置いてあった剣を手に取り、リナの部屋へとダッシュしていた。 「リナ!どうした!?何かあったのか!?」 扉を激しく叩きながら、俺はリナに問いかけた。が、返事がない。 しかし、気配は確かにある。それも・・・・2つ。 焦った俺は、扉をぶち破りリナの部屋に進入した。 そこにあったモノ。それは。 真っ赤な顔をしたリナと、そのリナに手を伸ばしている、俺と同じ顔をした男。 リナの頬に伸ばされているそいつの手。 それを見たとき、俺の中の何かが爆発しそうになった。 「・・・おい。リナから手を放せ」 熱く煮えたぎったような体とは裏腹に、俺の声はとてつもなく冷たく。昏い声だった。 しかしその声におびえる風でもなく、男は目をすっと細めて、俺を見た。 リナは硬直したまま。どうやらまだ混乱しているらしい。 「・・・お前、誰?こいつの何?」 男が言った。 ・・・”こいつ”?なぜ、お前がリナを”こいつ”呼ばわりするんだ? そう呼んでいいのは、俺だけなのに。 「人にモノを尋ねる時は、自分から名乗るもんだぜ?」 極力声を抑えて言う。 「・・・俺はガウリイ。ガウリイ=ガブリエフだ」 ・・・ガウリイ?ガウリイ=ガブリエフだと? それは俺の名だ。お前のじゃない。 「俺はリナの保護者だ。だが、俺はこいつを愛してる。女として」 続けて言った・・・・何?”リナを、愛してる”? 「ちょっとっ!ふざけんじゃないわよっ!あんたいったい誰!? ホンモノのガウリイはあんたじゃなくて、そこの扉にいる方よっ!」 突然、リナの声が響いた。どうやら、今の発言で我に返ったらしい。 「何言ってるんだ?俺がガウリイだぞ?」 偽物は言う。 「違うわ。あんたはガウリイじゃ・・・」 言いかけて、リナは何かに気づいたように口をつぐんだ。 「・・・・あんた・・・コピーね?」 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++ またまた続く。 |
2612 | うひょ〜う☆ | ひな E-mail URL | 1/6-22:12 |
記事番号2570へのコメント こんにちは! ひなです。 久しぶりに「書き殴り」さんを訪問してみたら、いつぞやの玉姫殿さんが おられたのでつい書き込んでしまいました。 小説、続きがとても気になります。 すっごく美味しい(おい)シチュエーションで、わくわくしてしまいます。 ガウリイが二人ですか……リナちゃんは大変ですね(笑)。 それでは、またこちらのHPにも遊びに来てくださいね。 小説の続きを楽しみにお待ちしております。 |
2649 | Re:2人(続) | たかこ | 1/19-17:26 |
記事番号2570へのコメント よみましたぁぁぁぁぁぁぁ!! 早く、続き見たいっ!! つぅぅぅぅぅづぅぅぅぅぅきぃぃぃぃぃ 首を長ぁぁぁぁぁぁくして待ってます。 いつか私も作品を投稿してみたいとおもいます。 いつになることやら・・・・・。 |