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25342人(ガウリナです)玉姫殿 E-mail 12/11-16:59


初めまして、皆様。玉姫殿と申します。
今回、ちょこっとおちょーしこいて小説でもかこーかな、と思って
やって参りました。
長くなるかもなので、おつきあいしてくださる人がいればいいんですけど・・・。
それでは私のウザ話の始まり始まり〜〜〜♪

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このファーシティに入ってから、あたしとガウリイは何かよく分からない視線を感じていた。
敵意や殺意があるわけでもなく、ただこちらをじっと見ている。
獣並の感を持つガウリイに聞いてみても特に害はなさそうなので、ほおっておくことにした。
・・・・・・・・今思えば、それがすべての間違いだったのだ。


翌日の朝。
ちゅんちゅんと鳴く鳥達の声。カーテンから微かに漏れ出る陽の光。
なんてことはない、いつもの朝の情景。

「ん・・・・・」
少し肌寒いかな。もちょっとお布団かぶっとこ・・・。
夢うつつの頭でそんなことを考えながら、私の手はお布団を求めてシーツの上を彷徨った。

ふと、何かに触れる。
・・・・?何?これ・・・。お布団じゃない・・・でもあったかい。
あたしの手がそれをきゅっと握ると、ソレはあたしを引っ張ってあたしの背中を抱きしめた。
あ、あったかくて気持ちいい・・・・・・・・・・・・・・抱きしめた?

少しの疑問を抱き、あたしは現実の世界に足を踏み入れることにした。
さらさらと流れるきれいな金髪。あたしを抱きしめているたくましい体。
そして、あたしを優しく見つめているきれいな空色の瞳・・・。
!!!!!!

「っっきゃああああああああああああああああああああああああ!!!
何!?何!?なぜあんたがここにっっ!!?」
そう、あたしを抱きしめていたのは自称あたしの保護者の・・・ガウリイ!
それに気づいたあたしは、わたわたと彼の腕から抜け出し、ベッドの上で壁に背をつける。
「リナ・・・・」
優しく、甘い声・・・。ガウリイッ!?いったいどーしたの!?
だらだらと汗が流れる。ああっ、頭の中が真っ白で、呪文が思い浮かばないっ!!

そんなことを考えている間にも、あたしに近づいてくるガウリイ。
え?え!?何、何が起こってるのっ!!?誰かせつめーせんかい、こら!
心臓はばくばく。顔は真っ赤。
「リナ・・・」
ガウリイが手を伸ばし、あたしの顔を触ろうとした瞬間-----------
「リナッ!どうした!?何かあったのか!?」
どんどんどん!
壁を激しくたたく音。
・・・・え?この声って・・・・
バンッ!と扉をぶち破って部屋の中に入ってくる。
そこにいたのは、今あたしに手を伸ばしているガウリイと、同じ顔をした・・・
・・って、ガウリイ!
ガウリイが・・・2人!?


+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

変なとこで続きます(^^;





















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25702人(続)玉姫殿 E-mail 12/19-18:57
記事番号2534へのコメント

前の続きです。

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朝のまどろみの中で、一人の女の叫び声を聞いた。
誰よりもよく知っている声・・・リナだ!
彼女の悲鳴。何かあったのか!?
気がつくと、俺は側に置いてあった剣を手に取り、リナの部屋へとダッシュしていた。

「リナ!どうした!?何かあったのか!?」
扉を激しく叩きながら、俺はリナに問いかけた。が、返事がない。
しかし、気配は確かにある。それも・・・・2つ。
焦った俺は、扉をぶち破りリナの部屋に進入した。

そこにあったモノ。それは。
真っ赤な顔をしたリナと、そのリナに手を伸ばしている、俺と同じ顔をした男。
リナの頬に伸ばされているそいつの手。
それを見たとき、俺の中の何かが爆発しそうになった。
「・・・おい。リナから手を放せ」
熱く煮えたぎったような体とは裏腹に、俺の声はとてつもなく冷たく。昏い声だった。
しかしその声におびえる風でもなく、男は目をすっと細めて、俺を見た。
リナは硬直したまま。どうやらまだ混乱しているらしい。
「・・・お前、誰?こいつの何?」
男が言った。
・・・”こいつ”?なぜ、お前がリナを”こいつ”呼ばわりするんだ?
そう呼んでいいのは、俺だけなのに。
「人にモノを尋ねる時は、自分から名乗るもんだぜ?」
極力声を抑えて言う。

「・・・俺はガウリイ。ガウリイ=ガブリエフだ」
・・・ガウリイ?ガウリイ=ガブリエフだと?
それは俺の名だ。お前のじゃない。
「俺はリナの保護者だ。だが、俺はこいつを愛してる。女として」
続けて言った・・・・何?”リナを、愛してる”?

「ちょっとっ!ふざけんじゃないわよっ!あんたいったい誰!?
 ホンモノのガウリイはあんたじゃなくて、そこの扉にいる方よっ!」
突然、リナの声が響いた。どうやら、今の発言で我に返ったらしい。
「何言ってるんだ?俺がガウリイだぞ?」
偽物は言う。
「違うわ。あんたはガウリイじゃ・・・」
言いかけて、リナは何かに気づいたように口をつぐんだ。

「・・・・あんた・・・コピーね?」

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またまた続く。

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2612うひょ〜う☆ひな E-mail URL1/6-22:12
記事番号2570へのコメント

こんにちは! ひなです。
久しぶりに「書き殴り」さんを訪問してみたら、いつぞやの玉姫殿さんが
おられたのでつい書き込んでしまいました。
小説、続きがとても気になります。
すっごく美味しい(おい)シチュエーションで、わくわくしてしまいます。
ガウリイが二人ですか……リナちゃんは大変ですね(笑)。

それでは、またこちらのHPにも遊びに来てくださいね。
小説の続きを楽しみにお待ちしております。

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2649Re:2人(続)たかこ 1/19-17:26
記事番号2570へのコメント

よみましたぁぁぁぁぁぁぁ!!
早く、続き見たいっ!!
つぅぅぅぅぅづぅぅぅぅぅきぃぃぃぃぃ
首を長ぁぁぁぁぁぁくして待ってます。
いつか私も作品を投稿してみたいとおもいます。
いつになることやら・・・・・。