◆−王女暗殺!?聖都怒涛?の5日間序(ゼルがメインです)−小野道風(12/13-10:31)No.2536 ┣「王女暗殺!?聖都怒涛?の5日間1−小野道風(12/13-11:20)No.2537 ┃┗Re:「王女暗殺!?聖都怒涛?の5日間1−くが(12/13-22:03)No.2539 ┃ ┗ はじめまして。−小野道風(12/14-10:02)No.2540 ┣聖都怒涛?の5日間2 見合い相手登場−小野道風(12/15-10:07)No.2550 ┃┣こんにちは,はじめまして−UMI(12/16-15:08)No.2557 ┃┃┗ こちらこそです。−小野道風(12/17-10:44)No.2561 ┃┗Re:聖都怒涛?の5日間2 見合い相手登場−うさびん(12/16-23:59)No.2559 ┃ ┗はじめまして。−小野道風(12/17-11:31)No.2562 ┣聖都怒涛?の5日間3 乙女の事情−小野道風(12/18-11:11)No.2568 ┗聖都怒涛?の5日間4 夜は更けて−小野道風(12/19-02:23)No.2569 ┗Re:聖都怒涛?の5日間4 夜は更けて−UMI(12/20-12:56)No.2572 ┗ありがとうございました。−小野道風(12/21-11:05)No.2576
2536 | 王女暗殺!?聖都怒涛?の5日間序(ゼルがメインです) | 小野道風 E-mail | 12/13-10:31 |
はじめまして。 ゼルが主軸で一応ゼルアメです。TRY後を想定してます。 「こんなのゼルじゃない!」 と思われた方、私の中ではゼルはほんとに、こういうちょっと硬派で不器用なとこのある人なんです。てことでゆるしてください。愛ゆえです。原作やなんかと異なる点も多々あるかと思いますが、よかったら、楽しんでいって下さい。 ====================================================================== 「お、ほんとにいた。いたぞリナ」 聞き覚えのある声がする。コーヒーカップにかけた手を止め、ゼルガディス は視線を店の入り口に走らせた。 「やっほー。探したわよゼルっ。ひっさしぶりー!」 見慣れた旅装が二つ、大きく手を振っている。リナとガウリイだった。顔を合わせるのはダークスターにまつわる旅以来になるだろうか。 さかさかとゼルガディスの向かいに座ると、二人は店員がメニューをとり落とすほどの量を一息に注文し、ようやく満足げに店内を見渡した。昼下がり、二人の注文に戦場と化した厨房の喧声以外にはぽつぽつ客がいるだけで、あたりはいたって平和である。 「とりあえず元気そうじゃない。人間に戻る方法、何か手がかりは見つかった?」 「これといったものは、な」 ゼルガディスは軽く肩をすくめると、 「で、何の用だ。お前たちのことだ、懐かしがりにわざわざ人を探してたわけじゃないんだろう」 「相変わらずねー。ま、そうなんだけどさ」 リナはぴしりと笑って身を乗り出した。 「どう?一緒にセイルーンに行かない?」 「待った。どうせ断わるとかいうんでしょ。話ぐらい聞きなさいって。セイルーンに今どっかの神官だか坊さまだかが来てて、なにやら面白い話を知ってるんですって。あんたが興味もちそうだってアメリアが八方手をやって探させたんだけど見つからない。で、あたしたちが招かれた。でもあたしたちもあんたがどこ行ったかなんて知らないでしょ。しかたないからフィリアのとこに行って占ってもらったの。そしたらこう出たわけよ。この町の喫茶店でコーヒーを飲んでますって。正直期待してなかったけどね、フィリアもやると思わない?」 「当然お前たちはもう聞いたんだろう、その話とやらを」 「ははは」 「そんなうまそうな話を聞き逃すはずはないからな。俺は話さえ聞かせてもらえばそれでいい。どんな話だったんだ」 「待ちなさいって。今のは話その1。話その2。アメリアがお・見・合・い・しまーすっ」 ゼルガディスは何気なくコーヒーをすすった。 「あいつも見かけと中身はともかく年頃だからな。立場が立場だし、フィルさんも早く腰を落ち着けてもらいたいんだろう。あいつ自身が決めることだ。俺には関係ない」 「妙に言い切ったわね。んふふ、まあいいでしょう」 「なんだその笑いは」 「相手の人、それはもうすんごいハンサムだったわよ、ゼルには関係ないらしいけど」 「どんな奴だ」 またさりげなくコーヒーをすすりながら、ゼルガディスはガウリイに話を向けてみた。ガウリイはようやく並び始めた皿を片っ端から根こそぎ空にしていたが、チキン香草焼を口に放り込みながら、、 「どんなって・・・そうだな、髪が黒くて服も黒かったぞ」 彼にしては具体的な記憶である。だがなんの説明にもなっていない。 「魔法も剣もやる強者ですってよ。さしづめ魔剣士ってとこかしら」 ぴくっと止まったゼルガディスの手にはあえて目もくれず、リナは話を続けた。 「これがその2ね。その3。これは実際大変なのよ。アメリアが殺されかけたの」 「聞き捨てならんな。どういうことだ」 「どうもこうも、いきなり狙撃されたらしいわ」 「ケガは?!」 「眉間に命中。たんこぶで全治3日。都合4回も襲われたんですって」 「・・・まあ、あいつの頑丈さと来たら旦那並みだからな」 「どう考えても狙われてるとしか思えないでしょ。それでフィルさんが依頼してきたの。犯人を捕まえてくれって」 「受けたのか」 「あったり前じゃない。アメリアはあたしたちの仲間よ。かけがえのない仲間の命の危機に立ち上がらないわけないじゃないのっ!」 「いくら貰った?」 「えー、まあそれは置いといて。山分けってことでいいでしょ(はあと)。/わりといい話だと思わない?しょぼいテロリストみたいだもの、すぐに片付くでしょうし、あたしたちはお金貰ってタダで美味しいものいっぱい食べられるし、あんたもだめ元で話聞くなり調べものするなりできるしさ。調べ尽くしてるのはわかってるけど、もう一回見直してみたら新たな発見てのがあるかもよ。ろくな手がかりもないまま旅するよりこっちのほうが効率いいんじゃない?あそこ古くさいものだけはやたら多いから」 「しょぼい、か」 二人が山のように積み上げられた料理を食いつくし、さらに追加のデザートとコーヒーも平らげあげるのを見計らって、ようやくゼルガディスは口を開いた。考えこんでいたわけではない。料理に襲いかかり卓上で派手な争奪戦を繰り広げる二人の間に、口をはさめる余裕が見つからなかっただけである。 「行こう。しばらくまともな運動をしてなくて、多少うずうずしてたところだ。話とやらも詳しく聞いてみたいしな」 「よしっ決まりっ!ま、当然よね!アメリアにも会えるしねっ」 「・・・何が言いたい」 「ゼル、顔が紫色に光ってるぞ。気分でも悪いのか?」 「・・・」 |
2537 | 「王女暗殺!?聖都怒涛?の5日間1 | 小野道風 | 12/13-11:20 |
記事番号2536へのコメント 出迎えてくれるのを期待していたわけではないが、城門にアメリアの姿はなかった。 「フィルさんが外遊中なの。あれでも御多忙な大国セイルーンの指導者さまでしょ。今、アメリアが国王代理になってて、さすがに王宮を抜け出せないのよ」 リナが先を歩きながら軽く肩をすくめる。むろん、この美少女天才魔導士を自ら豪語する栗色の髪の少女は、持ち前の直観力と包容力で、後ろをいたく無口についてくる岩男の気持ちが手にとるようにわかっている。 「大体ゼルの居場所がわからないからじっと待ってるなんてこと、あの子に限ってあると思う?でなきゃあたしたちに頼むなんてまどろっこしいことなんかしないで、ここぞとばかり自分で探しに行ってるわよ。ま、あたしたちを呼んだのは正確にはフィルさんのほうだけど」 「暗殺には絶好の機会ということか」 「城の警備自体なら増えてるように見えるけど、全体の兵数は半減してる。フィルさんの護衛に行ってるの。安普請なお脳の持ち主なら、まず狙ってくるシチュエーションよね」 普通に考えても狙うもんだとゼルガディスは思ったが、あえて口には出さなかった。 「じゃあリナだったらどうするんだ?」 お人好しそのものの口調でガウリイがのんきに訊ねる。聞くまでもないではないか。 「決まってるじゃない。正面突破で殴り込みよ!人海戦術なんかであたしの行く手を阻むほうが悪いわねっ」 そんなことはリナ=インバースその人にしか実行できまい。 「お前さんだけだろう」 その言葉と同時にバッとリナが振り向いた。ニコリと笑うや、 「なーに、ゼルなんか言った?」 「いや、別に」 やがて三人は王宮の門の前に立った。リナがマントの埃を払いながら、 「あたしはちょっと協会に顔出してくる。ガウリイは?」 「リナと一緒に行くさ、もちろん」 「俺は遠慮する。今日は疲れた」 背伸びなどしている二人をしり目に、ゼルガディスは軽く荷物を背負いあげた。リナはうなずき、 「適当な本が入ってないか聞いてみとくね。じゃ」 歩き出して、そーだ、とゼルガディスに向き直る。ぱしんとその肩をたたくと、 「ゼルもさ、あんまりクールぶってないで、ちゃんとアメリアに顔見せてあげなさいよ。あの子、本当にあんたのこと心配してたのよ」 「そうだな」 聞いているのかいないのか、なにやらぶっきらぼうにつぶやいて門をくぐっていくゼルガディスの後ろ姿を、リナはため息とともに見送った。 「全くもう、いい歳して子供みたいなんだから。アメリアのこと、心配なら心配って素直に言えばいいのに」 セイルーンは人間の感情のよりプラスな部分によって動いていると、ゼルガディスは考えたことがある。生にひた向きなその姿勢は、ときに王位継承をめぐるトラブルといったなまなましい形で浮き彫りにされることもあるが、人や物が集まり、それによって国も富み、その富を魔術という無限の領域への果てない挑戦に向けることで、国の体制やそこに住まう人の心に他国とは趣の異なった潤いを与えているようにみえる。でなければ、これほど政争の激しい国の王の住まいがこれほど底抜けに明るい雰囲気に包まれていられるはずがなく、それがゼルガディスのような人間には時にうっとうしい。むろんそれは彼の内面に由来するほんのいっときの感覚であって、セイルーンのせいではない。 待女に先導されて、ゼルガディスは庭園に続く回廊に立った。穏やかな日差しが石化した肌にも心地よい。ふと目を細めたその先に、何かが植え込みからものすごい勢いで踊り出してきた。言うまでもない。 「ゼっゼルガディスさんっ?!」 胸元で拳を握り締めたまま呆然としている、その細い肩が少し震えた。 「ゼルガディスさん!!」 「髪が伸びたな、アメリア。ケガはもういいのか」 「本当に来てくれたんですね!嬉しいですっもうどこに行ってたんですかっ心配しちゃったじゃないですかっ!!」 見れば、大きな瞳に映った自分の影が涙で曇っている。ゼルガディスは心底狼狽し、 「こんなところで泣くな!」 言ってしまってから慌てて、 「その、・・・なんだ、まあ、いろいろあってな」 自分でも説明になっていないと思いつつ、ごにょごにょと言葉を舌の上で転がした。 「はい!ゼルガディスさんが来てくれたから、それでいいです!」 涙も乾かぬまま、途端にアメリアが笑う。ゼルガディスもいささかあきれ気味ながら、つられて口元をほころばせた。セイルーンの陽気だけを固めた(ために幾分どこかが微妙にずれている)ようなこの娘も、相変わらずのようだ。 その時、不意に足音がした。気配はなし。反射的に振り返る。 |
2539 | Re:「王女暗殺!?聖都怒涛?の5日間1 | くが | 12/13-22:03 |
記事番号2537へのコメント お見合い相手がいる上に、命を狙われてたり・…。 なんて燃えるシチュエーション!!! そっけないフリしているゼルもたまりません。 これからどう展開していくか楽しみです。 続き楽しみにしてますので頑張って下さい。 |
2540 | はじめまして。 | 小野道風 | 12/14-10:02 |
記事番号2539へのコメント はじめまして。 小野道風というものです。くが様、読んで下さったなんて、なんとお優しい方なのでしょう(涙)。 暗殺やら怒涛やらタイトルだけが先走りしてますが、順次書き続けていければと思っています。結構長くなるかも・・・(一坪さん他の皆様ごめんなさい) ゼルも、次第にほどよく壊れていく予定です(笑)。気が向いたら、またぜひつきあってやってください。 こちらのページとか見てると、スレイヤーズという世界は本当に愛されているんだなあと思います。私もゼルへの愛を自分なりに込めて(わはは)、書いていければと思います。 本当にありがとうございました!! |
2550 | 聖都怒涛?の5日間2 見合い相手登場 | 小野道風 | 12/15-10:07 |
記事番号2536へのコメント こんにちは。 番号だけじゃ中身分からないなと思ってサブタイトルみたいなのをつけてみたのですが、あんまり変わらないですね。まあいいや。 よかったら、楽しんでいって下さい。 ====================================================================== 「姫・・・これは?」 若い男が訝しげにこちらを見ていた。ガウリイほどではないが自分より背が高く、アメリア並みに色が白い。痩身で、絵本から抜け出してきたかのようなおよそ人情味のない完全無欠の美青年づらをしている。さらに言えば髪は黒で服も黒。ということは、 (リナや旦那が言っていた見合いの相手とやらは、こいつか) 「あ、ジョルジさん。すみません。生死不明になっていた人が急に訪ねてきてくれたものですから、嬉しくなってしまって」 さりげなくくどい名前だ。しかし自分も生死不明になっていたとは大層な話である。ゼルガディスは内心苦笑した。 「アメリア姫のお知り合いなのですか? これが?」 不躾なジョルジの視線の意味に、アメリアはここでようやく気づいた。ぐぐっと大きな胸を反らせるや、ぴっと空を差し示し、 「そうです!たとえロックゴーレムと邪妖精の合成人間で、髪は針のごとく板をも貫き、膚は岩のごとく弾丸をも弾き返し、およそモンスターにしか見えぬ恐ろしく不気味な姿形をしていても、心は清き正義の人!ゼルガディスさんは私の大切なお友達!正義の仲良し4人組の頼もしきメンバーです!!」 「そうなのか、アメリア」 「そうですよね、ゼルガディスさん!」 「そうなのか・・・」 ゼルガディスはこめかみに軽く指を押しあてた。心なしかめまいがする。 「ゼルガディス。聞いたことがある。辺境を渡り歩く凄腕の魔剣士がいる、名は確かゼルガディス=グレイワーズ、とか。・・・君のことかね」 「知らんな。だが俺の名前はゼルガディス=グレイワーズだ。確かにな」 さらりと対峙する二人の間に走った冷たい空気の糸に、アメリアは当然のごとく気づいていない。 「そうなんです。ゼルガディスさんはとっても強いんですよ。物知りだし手先も器用だし女装も似合うし、なにより丈夫で長持ち!少食気味なのが玉にキズだけど。ゼルガディスさん、こちらはジョルジ・ランヴィエさん。***国の神官長の息子さんで、こちらへはお父さんと一緒に魔法の研究にいらしてるところなんです」 「噂はかねがね。こんなところで会えるとは正直意外だったが」 ジョルジが差し出した手には目もくれず、ゼルガディスは腕を組んだ姿勢のまま彼を見据えると、 「神官にしては物騒ななりだ」 小さく笑った。ジョルジは一見聖職者風のローブ姿なのだが、その下、左腰に剣が2本提げてある。 「あいにく神官は父のほうでね。私はもっぱら父の警護を仰せつかっている。これは」 ジョルジはあごで剣の方を指し、 「ほんの真似ごとさ。君などにはとてもとても及ばんよ」 「心にもないことを言うな。魔術も剣もやると聞いた」 「ま、仮に私にそういう‘人間離れ’したことができたとしても、‘全身’をその道に捧げた魔剣士ゼルガディス殿にはとうていかなわんさ。お耳汚しで申し訳ない」 「貴様!!」 「えっえっちょっとどうしちゃったんですか?!二人とも落ち着いてくださいよう!!」 突如きらめいた不可視の火花に、アメリアはあわてて二人の間に割って入った。ジョルジがその肩に手をかけ要領よく彼女の傍らに立ってみせる。結果、見かけとしてゼルガディスはアメリアとも対立しているような状況に置かれてしまった。動揺したゼルガディスの心を見透かすように、 「ほーら、姫も困っておられるではないか。みえすいた挑発はそのくらいにしたまえ」 「ジョルジさん?」 「みえすいただと!!」 「ゼ、ゼルガディスさんー!」 「まったく、こんなに清純なレディの前で無礼な男だ」 発言者以外の影二つが申し合わせたようにぴたりと止まる。 「へ?」 「レディ・・・?」 思わず反復してアメリアを見、ゼルガディスは驚いた。まじまじとジョルジを見上げたまま、なんと彼女が襟足まで赤くなっているではないか。 ゼルガディスはとっさに顔をそむけた。舌打ちして二人に背を向けると、さっさと歩き出す。 「じゃあなアメリア」 「え、ゼルガディスさん?!」 「放っておきましょう姫。本人が帰りたいというのだから」 「そんなっいけません!ゼルガディスさんのあの様子、ただ事ではありません!正義と真実の使者、このアメリア=ウィル=テスラ=セイルーンが、お話を聞いてあげなくては!!」 「・・・姫・・・」 しかしアメリアがジョルジの手を振りほどいたとき、すでにゼルガディスの姿はどこにもなかった。 |
2557 | こんにちは,はじめまして | UMI | 12/16-15:08 |
記事番号2550へのコメント コメントを書くのは初めてなのでドキドキしてます。 アメリアがもー可愛いです。 何か有りそうな見合い相手に、ゼルどうする!? 次回も頑張ってくださいね。 |
2561 | こちらこそです。 | 小野道風 | 12/17-10:44 |
記事番号2557へのコメント はじめまして。 小野道風というものです。こちらこそ、読んで下さってありがとうございました。とてもうれしいです!(そして限りなくはずかしかったりして) アメリアもゼルガディスも、一途で不器用でちょっと鈍感な(悪い意味でなく)ところがあると私は思っていて、二人のそういうところが大好きなんです。そんな二人への気持ちを大切に書けたらなあ、と思います。そのおかげで、ゼルガディス氏には続々と災難がやってくる予定です(笑)。読みにくいところも多々あるのですけれど、気が向いたら、またぜひ遊びにきてくださいね。 では! |
2559 | Re:聖都怒涛?の5日間2 見合い相手登場 | うさびん | 12/16-23:59 |
記事番号2550へのコメント こんにちは、はじめまして。うさびんという者です.読ませていただきました! アメリアの見合いの話聞いて、気になるくせに無関心を装うゼルがいいですね。 しかも、その見合い相手というのが、ゼルにとって強敵になりそうな結構いい男(やな奴だけど)で、 「明らかにゼルのほうが上だろう」っていう相手じゃないのでちょっと心配です。 そして、何か裏がありそうです。アメリアは一体どうするつもりなんでしょう・・・。 というわけで続きを今後の展開を楽しみにしております.では。 |
2562 | はじめまして。 | 小野道風 | 12/17-11:31 |
記事番号2559へのコメント はじめまして。 小野道風というものです。読んでいただいた上に感想まで聞かせてもらえて、私は幸せものです(泣)。 アメリアのことを考えていたとき、彼女は天然に人見知りしない人なので、他の男性とも親しく(深い意味はなく)話したりして、ゼルがそれを見てたらムカつくだろうな、なんてことを思いつき、この話ができました。これからも彼の不器用な恋の方はしっかり前途多難の予定・・・(ゼルごめんなさい) 話がどう展開していくか自分でも謎ですが、しばらく書き続けていくつもりでいます。よかったら、またぜひ読んでやってください。 本当にありがとうございました! |
2568 | 聖都怒涛?の5日間3 乙女の事情 | 小野道風 | 12/18-11:11 |
記事番号2536へのコメント ためらいがちなノックの音がする。リナは自室の扉を開けると小さく口笛を吹いた。この国の第二王女が所在なげにがっくり肩を落とし、上目遣いにリナを見やる。 「ビンゴ!ってとこね」 「アメリアじゃないか。どうしたんだ、道にでも迷ってたのか?」 声をかけながらガチャガチャ鎧を着込んでいるガウリイの頭をごちっとやると、 「どうしたのよ暗い顔して。侍従長さんが真っ青になって探してたわよ。あたしたちもこれから行くところだったの。何かあった?」 「すみません。あの、ゼルガディスさん、知りませんか?」 「ゼル?見てないけど。もしかしてまだ会ってない?」 「そうじゃないんです。実は・・・」 アメリアは涙声で事の次第を説明した。彼女なりゆえに要点はどこか抜け落ちているのだが、リナには様子が目に浮かぶようである。 「お部屋にも帰ってこないし、まさか、もうどこかへ旅に出ちゃったとか・・・わたし、何か悪いことしちゃったでしょうか・・・」 「なるほどねー。それはさ、やきもちじゃないかな」 「なに、焼き餅!」 きらりと目を光らせたガウリイを、その両手で湯気をあげる白い塊ごと轟沈させ、 「乙女の話に入ってくるなー!!」 部屋の外に勢いよく放り出すと、 「気にしなくていいってこと。ゼルが、一度引き受けたことをあたしたちにも黙ってほっぽったことなんてあった?荷物だって残ってんでしょ。町でもふらふらして頭冷ましてるのよ。お腹すいたら帰ってくるって」 「でも、なんでやきもちなんですか?」 アメリアの中ではうまく話がつながらない。彼女にしてみれば耳慣れぬキザな台詞をさらりと言われたことに照れたのであって他意はなかったから、自分が赤面したこと自体がゼルガディスを傷つけたのだとはまさか夢にも思っていないのである。しかしここでうかつなことを口走ったら、リナといえども後でゼルガディスに半殺しにされるであろう。リナはぽんとアメリアの背を叩いて、軽くウインクしてみせた。 「ゼルに聞いた方が早いんじゃないかな。ま、他の男に頬染められたのがよっぽどショックだったんでしょうよ。そいつが気に入らないってのは別にしてもね」 「よく、わかんないです」 「いーのいーの。ていうかさ、本当のところどうなの、アメリア?あんた、あいつのことどう思ってるの?」 「え?!」 突然の話題転換にアメリアは思わずせかせかと手を振った。キメラ男の無愛想な顔が脳裏で点滅している。 「見合いの相手に決まってるでしょ。かの麗しきジョルジ=なんとかって奴。なーに?誰のこと考えてたのかなー?」 「リナさんのいじわる!!」 赤面してそっぽを向いたその頬をリナにつんつんつつかれながら、 「結婚だなんて、まだわたし。そうお断りしましたけれど、自分が滞在してる間一緒にいてくれればそれでいい、分かりあうには時間が必要だし、お互いを知ればまた答えも変わってくれると信じてる、って」 「ふははは。言うわねー」 「悪い人じゃないです。悪い人じゃないんですけど・・・」 この娘にしては歯切れが悪い。アメリアはこねくり回している自分の指先をじっと見つめながら、 「そのう・・・ジョルジさん、ゼルガディスさんとは仲良くしないほうがいいって言うんです。あんな前科者と一緒にいたらろくな事はないから、だなんて」 「はたから見ればそんなとこなんじゃない?ゼルもあれで裏街道じゃ名の通った奴なんだし」 「でもリナさんほどじゃないですよね」 「どーゆー意味かな?」 アメリアは寝台に飛び乗るや、びしっと片足で器用にバランスをとると、 「だって、そんなの正義じゃありませんっ!世界人類みな兄弟!袖すりあうもお友達の縁っ!ゼルガディスさんは心熱き正義の仲間、それこそが真実です!いかなる過去があろうとも、真実の前になんの意味があるでしょうっ!」 「まんまゼルに聞かせてやりたいわね、その台詞」 ぼそっとつぶやき、リナはぽりぽりと頭を掻いた。人には各々考え方があるとはいえ、たしかにジョルジの言い分は気にくわない。事はアメリアというよりセイルーン第二王女のお見合いといういわば国家行事で、自分が口を挟める領分ではないが、ゼルガディスの方はともかく、アメリアはしっかり腹が据っているようだ。人生なんでも経験、と気楽にやればいいのではなかろうか。 さらにひとしきり話を咲かせてから、手を振って廊下に消えていくアメリアをガウリイと二人で見送る頃には、外は夕闇に包まれていた。遠くで晩鐘が響いている。それに耳を澄ませたリナの意識に、ふと先の会話の断片がよみがえった。 「前科者、か」 小さく声に出してみる。廊下に灯された常夜灯が幾重にも重なる影を長々と床に延ばし、おりからの風でかすかに揺らめいた。 「・・・神官の息子がなんでそんなこと知ってるのかしら」 |
2569 | 聖都怒涛?の5日間4 夜は更けて | 小野道風 | 12/19-02:23 |
記事番号2536へのコメント こんにちは。 今日はNEXTを見ました。ゼル苦手の妹(彼女はゼロスファン)が2話のラストに感動してました。 よかったら、楽しんでいって下さい。 ====================================================================== ゼルガディスが王宮に帰りついたのは夜半を回ってからである。調べものに都合がいいというだけの理由で、彼はわざわざ王宮書庫近くの不便な部屋を空けてもらっていた。書庫へと続く回廊はすっかり人気が絶えており、その心地よい静寂に身を浸らせながら、彼は得たばかりの情報について懸命に考えをめぐらせていた。 リナのいう「話その1」、面白い話を知っているという件の神官に会いにいっていたのである。 北方山麓の遺跡群はゼルガディスもすでに調査済であったが、その一隅に隠し扉で隔てられた空間があるというのが、神官の話だった。封じられているわけではなく、精緻な機械仕掛けとなっているらしい。その詳細は神官にも分からないのだが、 「あれならもっと正確な話ができましょう」 あれとはこの神官の息子のことだ。 「家内の実家が武器開発をしておりましてな。そのせいか、物理トラップの類にはなかなか詳しい。遺跡の存在が知られるようになって数百年、隠し扉を探し当てたのも実はその倅でして」 神官が兵器製造家から嫁を貰うというのも妙な話だが、かくいう自分とて落とし話を地でいくように合成人間となった身である。世の中こんなものなのであろう。神官の愚痴とも自慢話ともつかぬものを聞き流しながらそんな事を考えていると、 「ましたが、噂に違わぬ愛くるしい方ですなあ」 話題を振られ、ゼルガディスははたと我に返った。 「?」 「アメリア様ですよ。フィリオネル殿の御息女の」 他人の口から聞くとまるで別人のようだ。神官は若い時分にはさぞ騒がれたであろう涼やかな目を細め、 「実に伸びやかなお心をお持ちでいらっしゃる。王女というお立場からか神に仕える者としてのお立場からか、世に広く正義をなしたいと強く語っておいででしてな」 熱弁を奮いまくるアメリアの姿を思い描き、ゼルガディスはひそかに一人肩を落とした。会談はさぞ長引いたに違いない。もっともゼルガディスは、彼女のそういうところを決して嫌いではない。 「あれも随分親しくさせていただいておりましてな。申し訳ないが、実は今も宮殿のほうに伺っておるのです」 背筋に低次元の悪寒が走るのを、ゼルガディスはこの時はっきりと感知した。知らず知らず額に手をやりながら、 「神官長さんよ・・・聞いてなかったが、あんたの名はランヴィエ、か?」 神官、すなわちジョルジの父であるランヴィエ神官長はうれしげにうなずき、 「おや、もう倅には会っておいででしたかな。これは失礼を」 裏表のないその柔和な顔に笑いかけられ、ゼルガディスは天井を振り仰いだ。面倒くさいことになった、とその勘が告げている。 面倒くさいというのは、いけ好かない男から話を聞かねばならなくなった彼自身のことだけではない。アメリアの見合い相手というゼルガディスの個人的な反感は別としても、実際に会ったジョルジの印象は、一言でいえば、 (うさんくさい男だ) という単純なくせにひどく陰影の不明瞭なものであった。はじめてジョルジの話を出した際にリナは魔剣士という表現を使ったが、ゼルガディスが魔剣士たる所以は知識と技術のあり余った例の第三者の存在によるところが大きい。自分がそのことを一番承知しているだけに、ゼルガディスにはジョルジの騒々しい自信がどこかきな臭く、そのきな臭さは、アメリア周辺から立ち上っているところの暗殺騒ぎにも通じるものがあるように感じられる。そう思っていた矢先に、ジョルジの兵器に対する造詣の深さが事実として示された。アメリアは力ある言葉などではなくある種の武器によって襲われている。現在も特定されていないところをみると、未知の武器が使われた可能性が高い。また現場が一定していないことから、犯人はアメリアの行動を詳細に把握していると考えられる。フィリオネルが国外にいるときだけに、いくら鷹揚なセイルーン王宮関係者といえども、アメリアの行動を事細かに第三者に洩らすとは想定しにくい。洩らしているとすればただ一人、アメリアその人であろう。とすれば、犯人はおそらくアメリアの近くにいる人物なのだ。ゼルガディスの脳裏では、これらの輪郭はジョルジの陰影にぴたりと一致する。 (犯人はあいつだな) その前にリナたちに意見を聞いておいたほうがいい。リナの物事に対するいたって現実的な観察力と判断力を、少なからず身勝手なところもあるとしても、ゼルガディスは高く買っていた。証拠や動機をあげるのは、それからでも遅くはない。 そこまで考え、つとゼルガディスの足が止まった。 気配がある。 目を凝らすと、なにやら白っぽいものが行く手を遮るように横たわっているのがにじんで見えた。魔物の類ではない。右手を剣の柄にかけ静かに近づいていく。半眼に据えた視界の隅にシルエットが浮かび上がる。 次の瞬間、ゼルガディスはその物体に駆け寄っていた。 「アメリア?!」 白い寝間着姿でアメリアがうつぶせに倒れ込んでいる。ゼルガディスは思わずその体を抱き起こした。この男の文字どおり青い顔が夜目にもますます青くなる。だが激しく揺さぶってみても、体はぴくりとも動かない。 「しっかりしろ!アメリア!!」 「・・・うーん・・・」 「「うーん」?」 沈黙のおりた回廊に、幸せそうな寝息がやさしく響いた。 「なっ・・・アメリ・・・お前」 「ぐー」 よく見ればゼルガディスの部屋の前である。あまりに陳腐でのどかなその景色に全身の力が抜けるのを感じつつ、ゼルガディスは舌打ちして、 「よりによってこんな時に・・・人騒がせな」 王女で今は国王代理という自分の立場の意味を、この世間知らずの正義オタク娘はまったく理解していないらしい。叩き起こそうと拳を構えかけ、ゼルガディスは手を止めた。雲が切れたのか月光が回廊に差し込み、彼の膝のアメリアの上に散った。その両頬に幾筋か、細い光がきらめいている。 泣いていたのだ。 しばしその寝顔を見つめた後、無言でそっと抱え直し、 「・・・おい、起きろ。風邪ひくぞ」 軽く頬を叩いたが、目覚める気配は一向にない。彼女が異様に寝付きの良いことをゼルガディスは思い出した。小さく嘆息し、アメリアを背負うと今来た道を引き返しはじめる。思いのほか温かく柔らかなその感触に戸惑いつつ、内心首をひねっていた。彼女はなぜあんなところにいたのであろう。待ちくたびれて寝てしまったらしいが、彼には格別な心あたりはない。あるとすれば昼間の一件ぐらいだが、自分の些細な振るまいがアメリアをそれほど傷つけたとはまさか夢にも思っていないから、 (そんなに急ぐ話でもできたか) その割には寝ていたが、と思いながらごく妥当に結論づけた。それでは彼女の涙が説明できないことに、妙なところで鈍感なこの男は気づいていない。 回廊をまっすぐ抜けると大広間に出る。こんな時間だというのに火影が揺れ、中央でリナと正装姿の男が数人なにやら話し込んでいるのが見えた。その横ではガウリイが、わき目もふらずに軽食を両手に抱え込んでほおばっている。ゼルガディスが近寄ると、優雅に菓子をぱくつきながら、リナがひときわ青い顔をして今にも倒れそうな壮年の男に話しかけているところだった。 「ほーら、どうせそんなとこだろうと思ったのよ。ね、言ったとおりでしょ」 ゼルガディスは知らないが男はセイルーンの侍従長である。こちらの姿を認めるやわたわたと走ってきて、 「アメリア様っ!」 「寝てるだけだ。ケガもない」 ゼルガディスが頭で背中のアメリアを示すと、急に緊張が解けたらしい。そのままその場にへたり込んでしまった。 |
2572 | Re:聖都怒涛?の5日間4 夜は更けて | UMI | 12/20-12:56 |
記事番号2569へのコメント こんにちは、UMIです。また感想をかかせてもらいます。 >「噂に違わぬ愛くるしい方ですなあ」 > 話題を振られ、ゼルガディスははたと我に返った。 >「?」 ゼル鈍いぞ〜 >「アメリア様ですよ。フィリオネル殿の御息女の」 > 他人の口から聞くとまるで別人のようだ。 おいおい、ゼル・・・ > 裏表のないその柔和な顔に笑いかけられ、ゼルガディスは天井を振り仰いだ。面倒くさいことになった、とその勘が告げている。 > 面倒くさいというのは、いけ好かない男から話を聞かねばならなくなった彼自身のことだけではない。アメリアの見合い相手というゼルガディスの個人的な反感は別としても、実際に会ったジョルジの印象は、一言でいえば、 >(うさんくさい男だ) 私もそう思います(笑) > そこまで考え、つとゼルガディスの足が止まった。 > 気配がある。 おや? > 目を凝らすと、なにやら白っぽいものが行く手を遮るように横たわっているのがにじんで見えた。魔物の類ではない。右手を剣の柄にかけ静かに近づいていく。半眼に据えた視界の隅にシルエットが浮かび上がる。 > 次の瞬間、ゼルガディスはその物体に駆け寄っていた。 どきどき(笑) >「アメリア?!」 やっぱり > 白い寝間着姿でアメリアがうつぶせに倒れ込んでいる。ゼルガディスは思わずその体を抱き起こした。この男の文字どおり青い顔が夜目にもますます青くなる。だが激しく揺さぶってみても、体はぴくりとも動かない。 えええ!どうしたんだアメリア? >「しっかりしろ!アメリア!!」 >「・・・うーん・・・」 >「「うーん」?」 > 沈黙のおりた回廊に、幸せそうな寝息がやさしく響いた。 >「なっ・・・アメリ・・・お前」 >「ぐー」 ははは、お約束てかんじですね。 > 叩き起こそうと拳を構えかけ、ゼルガディスは手を止めた。雲が切れたのか月光が回廊に差し込み、彼の膝のアメリアの上に散った。その両頬に幾筋か、細い光がきらめいている。 > 泣いていたのだ。 ゼルどうするんだろう? > しばしその寝顔を見つめた後、無言でそっと抱え直し、 >「・・・おい、起きろ。風邪ひくぞ」 > 軽く頬を叩いたが、目覚める気配は一向にない。彼女が異様に寝付きの良いことをゼルガディスは思い出した。小さく嘆息し、アメリアを背負うと今来た道を引き返しはじめる。思いのほか温かく柔らかなその感触に戸惑いつつ、内心首をひねっていた。彼女はなぜあんなところにいたのであろう。待ちくたびれて寝てしまったらしいが、彼には格別な心あたりはない。あるとすれば昼間の一件ぐらいだが、自分の些細な振るまいがアメリアをそれほど傷つけたとはまさか夢にも思っていないから、 >(そんなに急ぐ話でもできたか) だぁああ!この男はまったく。鈍いぞ! > その割には寝ていたが、と思いながらごく妥当に結論づけた。それでは彼女の涙が説明できないことに、妙なところで鈍感なこの男は気づいていない。 まったくだ(笑) なんか思いつくまま書いてしまいました。でも、人の心とは本当にわからないものですし、伝わりにくいものですよね。 ゼルガディスはこれから災難にみまわれまくるらしいのでちょっと楽しみです(笑)いや、彼って、不幸が似合うと思い ませんか?幸せになれても、それまでに染み付いた不幸人生(笑)のために落ち着かない日々になるかも・・・ なんて考えることがあります。気を悪くしたらごめんなさい。ゼルには幸せのなって欲しいと思っているんですけど、 本当に。脱線してすみませんでした。ではこれで。 |
2576 | ありがとうございました。 | 小野道風 | 12/21-11:05 |
記事番号2572へのコメント UMI様、こんにちは。寒くなりましたー。 感想を聞かせていただけて、とても嬉しいです。 この話(回)を書いていて、ゼルガディスちょっと鈍すぎかな、と思ったりました。アメリアが天然にニブい人なら、ゼルガディスは意識して自分をニブくしている人かな、と思います。彼の様な理系常識派がリナたち女性陣の爆発パワーと共存するための自衛手段というのもあるでしょうけれど、ことアメリアに関しては、 「合成獣の身で人間ですらないくせになにが恋だ、ちっ。すべてはクレアバイブルを見つけてから、それからだ、俺の人生は」 とかいったことをひそかに自分に一生懸命語りかけてそうな気がして、あんな感じになりました。不幸で苦労人な生い立ちのせいとしても、ゼルガディスってそれ以前にしっかり板についちゃってますよね、そういうのが・・・。 次の話の副題は、そのまま「Z氏の災難」となる予定です(笑)。気が向いたら、またぜひ寄っていってください。 読んで下さって、本当にありがとうございました! |