◆−第一話*赤き闇の出現−白野 彰(2/12-15:52)No.2723
 ┗Re:第一話*赤き闇の出現−セレナ=ルサレナ(2/12-21:53)No.2727


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2723第一話*赤き闇の出現白野 彰 2/12-15:52


空が明るくきらめき・・・白く染まる・・・。
その光は、あっという間に広がり周囲に破滅を撒き散らす・・・。

無数のドラゴン達が、叫ぶ間もなく塵と化す・・・。
「やれやれ・・・いやですねぇ・・・。」
 黒い神官は笑みを浮かべながらつぶやく・・・。
「まったく・・・無駄だといってるのに・・・しつこいんですから・・・。」
そういっている間にも、ドラゴン達は、カタート山脈に向かっていこうとする・・・。
「おやぁ?まだ来るつもり・・・ですか・・・。まったく・・・ほんと、いやですねぇ・・・」
 彼は、そういいながらも、撃墜をとめようとは・・・しない。
 はるか地上では、人と、エルフ・・・ドワーフが、地上にあふれんばかりに群がる
デーモンに立ち向かっていた・・・。
 ドラゴン、人間、エルフ、ドワーフ・・・生きとし生けるもの達が向かう先は、神山カタート山脈、水竜王・アクアロードラグラディアの住まう聖地・・・。
 生きとし生けるもの達がここにいたって集結し、野にあふれるデーモンの掃討に尽くした。
 魔族たちの目的の確信もつけぬままに・・・。

 魔族たちは、ひそかに集結し、事を策ずけていた・・・。
 自分達の主人・・・つまり赤眼の魔王ルビーアイ=シャブラ二グドゥの復活・・・。
 神魔戦争で、赤眼の魔王シャブラ二グドゥは、赤の竜神スィーフィードに体を七つに分断され、封印されてしまった。そして、スィーフィード自身も力尽き、四体の自分の分身を残し、混沌の海の奥深くに沈んでいったのだ・・・。
 そのスィーフィードの分身が、水竜王、火竜王、地竜王、天竜王・・・。
 そして、今回の目的の的となったのが、カタート山脈に住まう水竜王だった。
 五人の腹心たちは、水竜王との直接の対決を避け、神殿を壊し、聖者を殺し、着実にカタートを死の山へと変えていった。

「ふぅ・・・まったく・・・僕がこんな事をするのも、後わずか・・・。ルビーアイ様が目 覚めるまで・・・。しかし・・・不覚でしたね・・・。まさか、冥王様の部下が、ドラゴン
 達に全滅させられるとは・・・。」
 彼は冷ややかに冷めた目で地に横たわるドラゴン達を見つめる。
「まぁ・・・僕には、関係のない話ですから・・・ねぇ?ミルガァズィアさん?」
彼は面白そうに、片腕のドラゴンに問う。
「何故殺さない・・・お前にとっては簡単なことだろう?ドラゴン一匹殺すことなど・・・。」
 黒の神官は目を細めながらこたえた・・・。
「あなたには、目の前で殺されていく惨めなお仲間さんたちのお姿を見ていただこ うかとおもっているんですよ。どうです?自分達の無力さを心からか感じるでし ょう?その負の感情こそが僕達、魔族の糧となる・・・。」
 彼はさも面白いというように目を細め微笑む・・・。
「お前達の目的は・・・・・・」
 ドラゴンが問おうとしたとき、カタート山脈に強い魔の気が発生した・・・・。

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あとがき
 いやぁ〜ぢつはまだ、第一話でして・・・。
 話がやっともりあがってきたかなぁ〜?ってところで終わっちゃいました♪
 まぁ・・・小説なんて、書かない性分ですから、べたべたな下手なものができちゃい ました・・・(反省)
 だいじょーぶですって♪ちゃんと続きは、書きますから♪
 少しでも気に入っていただけたかたは、メッセージくれるとうれしいですね♪



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2727Re:第一話*赤き闇の出現セレナ=ルサレナ 2/12-21:53
記事番号2723へのコメント

おお!なかなかいい感じ♪
このあとどーなるんですか?
もっとかいてぇ〜♪