◆−春です。短いものです。−おーはし(4/2-21:33)No.2873
 ┣『お花見』―いつもなかよし四人組―−おーはし(4/2-21:34)No.2874
 ┣『待ってます』―ゼルガディス&アメリア―−おーはし(4/2-21:36)No.2876
 ┣『春風』―リナ&ガウリイ― −おーはし(4/2-21:37)No.2877
 ┗『春一番』―ゼル&アメリア―−おーはし(4/2-21:39)No.2878
  ┣いただきます−わかば(4/4-05:14)No.2889
  ┃┗つまらないものですが(赤面)−おーはし(4/5-22:25)No.2894
  ┣よかですばい。−ムフウエセ(4/4-23:43)No.2891
  ┃┗よかですか!(笑)−おーはし(4/5-22:28)No.2895
  ┃ ┗幸せですばい。−ムフウエセ(4/6-01:22)No.2897
  ┗これ読んでてどきどきしました。(笑)−彼方(4/5-18:41)No.2893
   ┗遅くなりました(汗)−おーはし(4/8-22:01)No.2907


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2873春です。短いものです。おーはし 4/2-21:33


とうとう4月になりました。春になりました。
こちらに初めてお邪魔させて頂いてたのが5月だから、
もうすぐ一年になってしまうわけで、ほんと、よく続いたなあと思います。
「せいぜい書けて五つくらい」とか思ってたんですけどね。(笑)
「きっとすぐ飽きて書けなくなっちゃうだろ」とか。(苦笑)

前のお話のお返事で「明るくてお笑いでゼルをいぢめる話(笑)」
が、いいなとか書いてたんですけど出来あがってみたらば、
なんからぶらぶなものばっかになったみたいです。
んもう読み返すのも恥ずかしくって。(あ、いつもそうだった(笑))
しかも趣味丸出しで殆どZ&Aもの。(笑)
相変わらず拙い文ですが、宜しかったら、どうぞです。(ぺこり)







春は
明るくて、暖かくて、華やかで、優しくて
そして
すこし悲しい季節です
そう、思います
                     
                        おーはし

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2874『お花見』―いつもなかよし四人組―おーはし 4/2-21:34
記事番号2873へのコメント


これでとうとう春夏秋冬、全季節のリアルサウンド(笑)を書き上げました。
全部書くことになろうとは思いもしませんでした。(汗笑)
最後になった「春」はネタとしてあまりにもスタンダードなお花見です。



=======================================



ひらひらひら
「きれーですねー」
ばくばくばく
「はぐんぐむぐ……あっガウリイそれあたしんだかんねっっ!!!」
さわさわさわ
「ああ、満開だな」
がつがつがつ
「んぐんぐ…えー?オレまだそれ一個も食ってないんだぞー、一つくらいよこせよ(ひょ)」
はらはらはら
「…………去年は街の近くだったから人がいっぱいで、ゆっくりできませんでしたもんね」
すすす…
「はあぁっっ!!(ぐさ!)そう簡単に渡すもんですか、ふふん♪」
そよそよそよ
「…………確かに。飲めや歌えの大騒ぎに囲まれちゃゆっくり花見なんぞできやせん」
すかっ
「ああっっ!!ヒドイぞリナっ最後の一個だったのに!!」
「……………………その点今年は人里離れた山奥だから」
んぐんぐんぐ
「ひょうぶになひゃへは(ごっくん)無用よ!!」
「……………………いるのも俺たちだけで……」
「ならっ!!変わりにこれを頂くぜっっ!!(さっ)」
「……ゆっくり」
「ぬっ?!ガウリイの癖に生意気なっっ!!奪取!!(ばっ)」
「……静かに」
「おっと防衛っっ!!(がし)」
がっちゃんばったんかんきんこん
『…………』

……………ぷっちん

「アメリア」
「はいです」
『ぐぬぅぅうううううううう(ぎりぎりぎりぎり)………』
すっ
「…………全ての力の源よ」
「…………輝き燃える赤き炎よ」
ぽひゅ
「んにょ?」
「………我が手に集いて」
「………力となれ」
ごごごご
「はえ?」
『必殺!怒りのファイアーボーーーーーールっっ!!!』


ばっこおおおおおおおおおおおん!!!


『どしぇーーーーーーーーっっっ?!?!』


ひるるるるるるるる………………ぽて


ぱんぱん
「これで静かになったな」
「はいです♪」




*******




ひらひらひら
はらはらはら

「いだだだ……なにも火炎球ぶつけなくったっていーじゃないよーもー」
ぽんぽん
「そだよなぁ、あ、ここまだ燻ってる」
ぱたぱた
じろ
「……お前らが性懲りもなく、毎回毎回毎回毎回食い気全開で騒ぐからだ」
だん!
「そうです!!今日はお花見なんですよ、お花見!!早食い&大食い大会じゃないんです!
 食べてばっかりいないで、ちゃんとお花見てください!!」
「えっ?!」
「な、なんです?ガウリイさん」
「お花見って、桜の木の下で食べて騒ぐことじゃ無かったのか?!」
「をい」
「ばぁっかねぇガウリイ、違うに決まってんじゃない」
ちちちち(指振り)
ほっ
「リナさんは一応、解ってくれてるんですね…」
「あのね、お花見ってのはね、桜の木の下で食べて騒いで……
 飲むことなのよっっっ!飲むことっ!!飲んで酔って浮かれて踊る(笑)!
 それこそがお花見というもの真髄なのよ!!!」
びし!
「なるほど!そうだったのか!」
きららん
しくしくしく
「……違うのに、お花見は違うのに…」
ぽん
「泣くんじゃないアメリア、世の流れには逆らえん。
 確かに現実の花見はリナの言う通りになってしまってるんだ」
「……ゼルガディスさん………『お酒』で日和ましたね」
「ぎく」
「まぁまぁアメリア、あんたにもちびっとだけあげるから、ね?」
ちら
「え?………ほんとですか♪」
「かるーいやつを、ちょびっとだけならね♪」
にまっ
「こらこら…」
「お前らは…」
くるっ
したたっ
「ねーガウリイ?」
ぴと
「ぜーるーがーでぃーすー…さん?」
きゅ
『ちょっとだけ。…………いいでしょ?』
「う〜〜〜(こりこり)」
「…本当に少しだけだぞ(どきどき)」
『はぁ〜〜〜〜い』
きゃぴるん☆
『…………』

はぁ

「……こういうときだけカワイ子ぶるんだから」
「……それに負ける俺たちも俺たちだがな」





******



ひらひらひら
ちらちらちら

「ほい、ゼル」
「ああ」
ぐい×2
「まだいくか」
「ああ」
ぐいぐい×2
「今度はこっちにするか」
「ああ」
ぐいぐいぐい×2
「………二人ともすごいですね」
「ガウリイの方はもう正気じゃない筈だけどね」
「え?でもぜんぜん平気そうですよ」
「見た目は平然としてるし行動も正常だけど……後で記憶が抜け落ちるのよ」
「…………ガウリイさんらしい酔い方ですね」
「ま・ね。こんなかで真実『ザル』なのはゼルだけよ」
「呼んだか?」
『いーえ』
「お前らこそこそなに話してんだ?」
『別に』
「ふーん?……あ、そうだ。リナ、アメリアこれ飲んでみないか?」
ごそごそ
ぽん
とくとく
「ほれ」
「何これ?お酒?」
「ん。何かここいらの名物なんだってさ。薬草入りとかなんとかって言ってたな。
 女子供にも飲めるようアルコールは低くしてあるし身体にいいって、
 酒屋のおいちゃんがおまけに一本くれたんだ」
「薬草混合……それってつまり養○酒?」
「藤田ま○とお勧めの?」
「アメリアお前テレビの見過ぎ。おまけにネタが古い」
「ふえええん(泣)」
「とにかく味見してみよ。ちょうだい」
くぴ
「〜〜〜〜〜??なんかちょっとへんな味……かな?」
「ですか?」
「んじゃオレも一杯」
くい
「………ほんとに酒か?って強さだな、これならアメリアでもだいじょぶだろ。
 味は確かにちょっとアレだけど、薬酒だしなーこんなもんじゃないかぁ」
「ちなみに効能は?」
「えーっと、【滋養強壮】【肉体疲労】【食欲不振】……だそうです」
「おお!そんじゃゼルも飲んどいたほうがいいぞ。
 よく胃が痛いとか疲れたとか頭痛がするとか言ってるだろ」
「サラリーマンのお父さんか更年期のお母さんみたいね」
「その原因の殆どはお前らだっつーの。とりあえず、貰う」
「んじゃ、ほい」
くい
「本当に軽いな。味は……悪くない」
「アメリアもどう?」
「いただきます♪」
くぴ
「んー別に変じゃないですよ。おいし♪」
「あんたとゼルの舌には合ったみたいね。おかわりいる?」
「下さい♪」
「はいはい、っと。ゼルー、あんたもまだ飲む?」
しーん
「ゼルガディスさん?」
しーん
「おい、ゼル?」
ぽん
ぴく
「ん?」
すすすすー……ぴと
「お?どうしたんだ気分でも悪いのか?!」
すり
「…え?…『すり』……って」
すり……すりすりすりすり
「なっっ?!のわわわわわやっ止めろゼルおまえなにすりよってんだ?!」
すりすりすりすりすりり〜〜〜ん
「うひひっっ?!うひょ・うひょひょぅうっ?こら、おい、止めろってば…のほっ?!」
じたばたばたばた
たり(汗)
「……だ・大の男が二人くっつきもっつき……すりつきあい?…き…気色悪ぅ……」
ぞわわっ(悪寒)
「で、でもでもリナさん、ちょびっとときめいちゃったり……しちゃいません?」
どきどきそわそわ
「……あんた………(汗)」
「おぅい!二人とも見てないで助けてくれぇぇぇぇ(涙)」
すりすりすりすり
「はっ!つい見惚れてしまった(笑)ガウリイさん今行きますからね!」
したたっ
がし
「ゼルガディスさん!!」
ゆさゆさ
はっ
「だめ!アメリアっ!!近づいちゃダメよっ!!」
「へ?……うきゃあっ?!」
くる
ひし
すりすりすりすりすり
「うひゃ?うひゃひゃひゃひゃ!く、くしゅぐった……ひゃひゃひゃ!」
じたばたじたじた
「だから言ったのに……ホ○でもない限り、
 同じすりつくならムサい男よりやーらかい女の子を選ぶに決まってるじゃない……」
よろよろ、ぺたん
「はぁぁぁ助かった、いったいどうしたってんだ?あれ」
「わかんないわよ、あたしにも!でも早くなんとかしなきゃアメリアが……!」
すりすりすりすり
「ひやぁぁぁぁぁぁ嬉しいんだか困っちゃうんだか、私複雑ですぅぅぅぅ(笑)」
「……………しばらくほっといても良さそうね」
「でもさ、あの行動なんかに似てないか?」
「へ?」
「なんかさ、動物。えーっとほら……」
「動物?……って……やたらとすりつきたがる動物?うーん?」
すりすり………すー………すとん
『くー』
「あ、あれ、膝に頭のせて寝ちゃった……どしたのかな?」
「うーん」
「えーと」
なでなで
「えへへ、でもすりすりして膝の上が好きなんてなんか………猫みたい」
ばっっっ
『それだぁあああああああああ!!!!』
「きゃあああああ?!何ですかいきなり?!」
「それよそれ!!猫!!」
「でも、何でいきなり猫化したんだ?」
「原因、猫化の原因、ゼルがおかしくなったのは…」
「これ飲んでからだな」
ひょ
「ちょっとよく見せて……えーと『○○名物…銘酒、…………猫殺し?』」
「『またたび酒』だって、何だまたたびって?変な薬草か?」
「………………またたび」


《またたび》
さるなし科のつる性落葉低木。若葉、実ともに食用。
付記:猫にこれをあたえると酔っ払ったようになる。


「……………ゼルの顔、ほんのり赤いわね」
「そだな」
「……………酔っ払ってるわね絶対」
「そだな」
「……………アルコールで……じゃないわよね」
「アメリアが飲んで平気だったんだぞ」

『……………』


なでなで
「ゼルガディスさん、寝顔かわいーですねほんのり赤くなって。うふ。
 ほら、すっかり熟睡しちゃって、いくら耳つついても起きないんですよ。
 えいえいえい」
つんつんつん


「……………そう言えばゼルの耳ってでっかいわよね」
「合成された邪妖精のせいだって、言ってたよな」
「……………瞳も縦長なのよね、暗いとこで光るし」
「やっぱり邪妖精のせいだって言ってたよな」
「……………ほんとに……邪妖精のせいなのかしら」
「……………オレ一回聞いてみようかな、
 『おまえ、ネズミ見ると血が騒がないか?』って」


ぴたぴたなでなで
「せっかくだからいっぱい触っとこーっと。顔とか髪とか…あれ?
 何だろこの『ぐるぐる』って音、顎のあたり触ったら聞こえたけど…」
なでなでなで
ぐるぐるぐる
「ね?変ですねー」



「…………あたし目覚ましたらゼルに言っとくわ」
「何て?」
「『あんた、レゾに混ぜられたの邪妖精と岩人形だけじゃなさそうよ』って」
「…………そだな」



「リナさんとガウリイさんなに変な顔してるのかな。ね?ゼルガディスさん♪」

つん


『すー』





end



=======================================


もちろんそんなことありませんから。(笑)
瞳が縦長ってのはあったような気がしますが光ったことはないと思います。はい。(笑)
でも、似てますよね彼、猫に。
犬を見るとアメリア、猫を見るとゼルを思います。
私、どっちも好きなので見つたらついらぶこーるしてしまいます。最近だと、バス停にいる猫。
かなりふれんどりーな奴で手を出すと自分から顔をこすり付けてきます(すりすり)
こいつをなでなでしながらこのお話を考えました。
こんな風にアメリアにすりすりするゼルってかあいいかも、とか。(笑)
でも、ゼルにすりすりされたら岩に当たってかなり痛いでしょうね。やっぱり。



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2876『待ってます』―ゼルガディス&アメリア―おーはし 4/2-21:36
記事番号2873へのコメント


最初は冬のお話でした。
原型は冬に書いたので。
でも、書いたは良いが出しそびれ、ずれにずれてとうとう春(涙)。
ほんのちょっと書き換えて春らしくしてお届します。


========================================



陽は暖かく降り注ぎ、風は爽やか気分爽快。
本日は晴天、雲一つ無い春の青空が広がっている。
家の中に閉じこもり悶々としてるなんて勿体無い。
世の人々はお昼寝、お散歩、お出かけ等々、それに相応しい充実した一日を過ごすのだろう。
が、しかし、

「………」

ぺら

こんな日にも書庫の中に閉じこもり、淡々とページを繰るものがいる。

「ぜ−るーがーでぃーすーさん♪」

みょ♪

「のわ?!〜〜〜いきなり目の前に顔を出すな!」
「えへへへー」

にこ

朝起きると既に出かけていた彼を追ってきたらしい、アメリアは無邪気に笑顔を向けた。
見ているだけで嬉しくなる、そんな笑顔に返ってきたのはこんな言葉。

「遊んでやる暇は無い。帰れ」
「ぶー、遊びに来たわけじゃないです!お手伝いしようと思って…」
「いらん。邪魔だ」

本から目も離さないで、ほんとに失礼極まりない。
がしかし、それくらいでめげるアメリアではなかった。

「ゼルガディスさーん」

つんつん

「………(無視)」
「ゼルガディスさんってばー」

くいくい

「〜〜〜(無視)」
「ぜーるーがーでぃー…」
「うるさい(怒)」
「私だって、少しくらい手伝えますもん!」
「……これ読んでみろ」
「にゅ?……うにゅ?…………うにゅぅぅぅぅうう〜〜〜〜(汗)?!?!」

怒筋を額に貼りつかせたゼルガディスがアメリアの眼前に突き出した本、
その開かれたページにずらずらと並んでいるのは、難読で有名な古代文字の一種。
まだまだ発展途上のアメリアの知識ではちょびっと解読は無理であろう。
脂汗を流しながら食い入るようにページを見つめるアメリアにゼルガディスは冷たく言い渡した。

「試験終了。不合格」
「う〜〜〜」

不満そうに唸るのを無視して残酷な魔剣士(笑)は読書再開。

ちら

「………(無視)」

じーーーーっ

「………(無視)」
「…………………くすん…」

ほてほてほて
ぱたん

可哀相に、取り付く島も無いその態度にとうとう諦めたのか、
アメリアはしょんぼり肩を落すと書庫を出ていった。

ほっ

「やれやれ……やっとで落着いて作業ができる」

それをちらりと横目で見送ったゼルガディスは一つ息をつくと、
本格的に本に集中すべく、姿勢を正し椅子に座りなおした。
が、

ぺら

「………」

……とん……

「………」

とん……とん……

「………」

とんとんとん

「〜〜〜〜」

が、どうしたことかさっぱりページが進まない。
どうやら、目は文字を追うのだけれど内容が頭に入ってこないらしい。
開いた本のページに目を落す。
集中できないのかイライラと机を指で叩く。
ふと目を上げ外を見る。
それの繰り返し。

……とんとんとんとん…とんっ!

「…………ふぅ」

ぱたん

何度か目の繰り返しののち、ゼルガディスは諦めたように溜め息をつくと本を閉じた。
そして無言で立ちあがると、書庫の出口に向かって歩いて行き扉に手をかける。

かちゃ…

くるっ!

「あ!ゼルガディスさん!もう調べもの終わったんですか?」
「……アメリア……?お前まだいたのか」

開いたそこにあったのは帰った筈のアメリアの姿。
扉の外、通路に置かれた読書用椅子に座って道行く人と外の風景を眺めていたらしい。

「え?あ、はい、その……お手伝い出来ないし、邪魔だろうけど、
 でも…………………………………(小声)傍にいたいから……」
「…………」
「あの!ここ廊下だけど椅子置いてあって本読めるようになってるんです!
 日当たり良くって気持ち良いし!外眺めてたら飽きないし!」
「…………」
「お昼寝とかしたら最高って感じで……あっ!それは禁止でしたね。あははは(汗)」
「…………」
「だからその!……………えっと…(ごにょごにょ)」
「…………」
「……………ここで…待ってていいですか?………邪魔、しませんから」
「……こっちこい」
「え?」

手招きされるまま書庫の中に入ると、ゼルガディスはさっき座っていた場所にまた腰掛けた。
そして自分の向かいの椅子を指して言う。

「座ってろ」
「あの……」
「そのまま大人しく昼まで我慢してろ。終わったら何処にでも付き合ってやるから」
「え?!でも黙って座ってるだけなら、気が散らないよう外にいた方が…」
「黙って座ってるなら、目の前にいた方がいいんだ」
「…………」
「傍にいる方が集中できる」
「…………」
「俺にとってはな」
「…………」
「人の顔見てにひゃにひゃ笑うんじゃない」
「………えへ」
「笑うなと言っとるだろうが」
「はぁい♪大人しく、じーっとしてますから、早く終わらせて下さいね」

にこにこと上機嫌で少女が言う。

「……………ふん」

赤い顔した青年はぶすくれたまま本に目を落した。
そして黙々とページを繰り始める、さっきまでの様子が嘘のように。
少女も笑いをおさめ黙り込んだ。
彼の作業を妨げないよう。ただ見つめる、見守る。

「…………」

ぺら…ぺら

「…………」

自分のことなど忘れたようにページを繰る指先を見つめながら、
アメリアは待っている。
この指が止まるのを、本から上げられた目が自分に向けられるのを、待ち焦がれている。
約束のお昼まで、あと少し。

からん…からん…

ぱたん

「さて………行くか」
「はい!」




日はまだ高い。
今日という日はまだ半分が過ぎただけ。
春の陽射しは二人を待ちかねたかのように降り注いでいた。




end


========================================


私は一人の方が気が散りません。(笑)
このお話、ほんとにほんとの原型ではゼルのやきもち話だったんですけど、
書き換え書き換えするうちにぜぇんぜぇん違うものになりました。
やっぱり姫の気持ちをゼルからそらすのは難しいみたいです。(笑)



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2877『春風』―リナ&ガウリイ― おーはし 4/2-21:37
記事番号2873へのコメント


『前鐘』リナちゃん&ガウリイさん編です。
……って説明で解って頂けますでしょうか?(汗)
読んで下さった方なら、これで中身バレバレなんですけどね(笑)


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ぽかぽかぽか
さわさわさわ

ふぅ

「いー天気よねぇ…」
「んー(ぱくぱく)」

ほんとにとってもいい天気、
お日様はぽかぽかあったかいし風はそよそよいい気持ち。

「もう春だわよねー…」
「んー(もぐもぐ)」

なんたって春だもん春。
草木は芽吹き水は流れ大地も目覚める、春。

「もう長いこと旅してきたわよねーあたしたち」
「そーだなー(もぐもぐ)」

初めて出会ったあの日から一体何年たったんだろ。
ふと思い返して数えてみる。
ひい、ふう、みい…………5年…かなぁ?

「二人してあっちこっち行ったわよねー海越え山越え、結界まで越えちゃって」
「(ぐもぐも)うんう……んぐっ?!み・みず……水くれ水(苦悶)」
「はいはい……はぁ……ったく聞いてんのかしらねこの食欲魔人は……」
「(ぐびぐび)……はぁ、助かった。で、今度はどこいくって?」
「……………帰ろかなって」
「あ?」
「もうあたしもいい歳だしさ、家帰って、前からやりたかった商売始めよっかなーって」

二十歳。
世間一般の常識では結婚して家庭を持ってて然るべき歳。
あたしは今年、二十歳になる。
だから、

「そろそろ腰落着けてさ……あ、魔道の研究は続けるけどね」
「そっかあ、ならお別れだな」



「結構楽しかったんだけどなー毎日毎日騒動ばっかで飽きなくて」
「………えっ…と?」



「でも、ま、いつまでもこのまんまってわけにもいかないしな」
「…………あの」



「名残惜しいけど仕方ないか」
「…………な」



くりっ




「で、式は家に帰ってからにするのか?」




は……?



「はああああああっっ?!」
「?式だよ、式、結婚式。
 オレはいつでもいいぞ、呼ばなきゃいけない家族もいないしな」
「け、けけけけけけけけ…」
「なに変な笑い方してんだ?」
「ボケるなぁ!!!…って………その、け、結婚って……?」
「?だって約束しただろ、『一生保護者する』って。
 オレは別に形にこだわりゃしないけど家帰るんなら世間体もあるし、
 やっぱ挙げといたほうがよかないか?」

ならっ!?

「さっきの『お別れ』っていうのは…!?」
「自由気ままな旅暮らしとのお別れ。それ以外に何かあるっけ?」

こっ……
こんにょぉぉぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜!!!
乙女の心を谷底にたたっこんでおいてしれっと答えてんじゃないっっ!!
言葉無き怒りに震えるあたし。
その不覚にもちょびっとだけ涙ぐんでしまった顔を、見慣れたバカ面が覗き込む。

「オレはずーーっとおまえと一緒だと思ってたけど」
「……………」
「違ったか?」

そして一言。
なーんにも考えてない真っ直ぐな瞳で殺し文句。
……………これだから、

「……………………帰ってから」
「んあ?」
「帰ってから挙げるに決まってんでしょ?!
 うちの家族はそういうことにめちゃめちゃうるさいんだからっっ!!!
 いきなり帰って『これ旦那』なんて言ったら、ねーちゃんからしばきたおされるわ!!」

だから、

「そりゃあ大変だなぁ」

だから大っ嫌いなのよっっっっ!!!この男っっっ!!!
でも仕方ないじゃない!
こいつじゃなきゃイヤだって、どーしてもそう思っちゃうんだからっっ!!

「んもヤっっ!!殴りたいこの顔っっ!!!」
「?何怒ってんだおまえ?
 でもま、がんばろーな。これからも、二人で」





春風が吹き抜ける、
浮き立つような香りをのせて。

『おめでとう』

世界中がそう言って微笑んでいるような気がした。





「そんじゃ行くか」
「い?もう行くの」
「善は急げってゆーだろ。春だしな、いっぱい花摘んでやるよベールに飾るやつ」
「……ブーケの分もよ」
「まかせとけ」
「あ、そうそう、ちなみにうちの郷里ではね、
 花嫁を飾る花はドラゴンの巣に咲いてるものをって決まってるから。
 そこんとこよろしく」
「おう、まかせ…………どらごんーーーーっ?!」
「死なない程度に頑張って。あたし結婚前から未亡人にはなりたくないから」
「あ、あは、あははははは……」





さあ帰ろう、花の咲く故郷へ。
大好きなひとの手を取って。
未来へ向かって伸びる長い道程を、共に並んで歩むため。




end



=====================================


以上。
私の考えるリナちゃん&ガウリイさんのゴールインでした。
今まで幾つか姫が花嫁&奥さんになるお話というのを書いてきましたが、
その中でリナちゃんは既に奥さん(笑)しかも子供までいる(笑!)ということにしてました。
そんときに設定ついでに頭にあったものをお話にしたらこうなりました。
ちゃんと文章に………なってますでしょうか?(不安)


※『前鐘』というのは『猫本店電脳亭』さんに贈らせて頂いた、
 ゼル&アメリアの新婚さん話の第一作目です。



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2878『春一番』―ゼル&アメリア―おーはし 4/2-21:39
記事番号2873へのコメント


春一番=春の最初に吹く強い風。

はい。確かにかぜのお話です。


======================================




バカは風邪を引かない


「ん?」
きょろきょろ



夏風邪はバカが引く


「んー…………」
ぽりぽり



「なによガウリイ、もぞもぞごそごそうざったいわね」
「いや…どーーも誰かに何か言われてるような気がしてさぁ……」
「気のせいよ(きっぱり)。にしても何でこんな時期に風邪なんて引くんだかねー」
「あれじゃないかほれ、『他人とつるむのは好きじゃない』って」
「あははははは!!そうそう!そんな感じ!めっちゃ言いそう!!」
「リナさん!ガウリイさん!病人に対してそんなこと言うもんじゃありません!!」
『はぁ〜いごめんなさ〜い』


なら春風邪を引くのは



「へくしっ。う〜〜〜〜〜〜」



ひねくれ者、

といったところだろうか?







―――――身体が熱い。頭が痛い。気持ちが悪い。


きぃ

「ゼルガディスさん?」

もそ

「…………アメリアか…」
「良かった起きてたんですね」

大儀そうに顔を上げたゼルガディスにアメリアはにっこりと微笑んだ。

「気分はどうです?熱は?」

聞きながら手を額にあててみる。

ひた

「………んー……まだありますねー新しい氷枕持ってきます」
「いらん」
「何言ってるんですか。それと着替えと……シーツも替えた方がいいかな?」

布団の中に手を入れて、首を傾げて考えた。

「いい」
「よくありません。汗かいてるでしょ?替えますからちょっと起きて下さい」
「……いいと言ってるだろう」
「『病人は黙って言うことを聞く』ゼルガディスさんの言ったことです」
「…ぐ……」

冬、アメリアとリナ、二人が揃って風邪で寝こんだ時、
申し訳なさそうに見上げる彼女に彼は確かにそう言った。
彼が初めてした看病というもの、その時につい口からでた言葉だった。
頭でなく、心から出た言葉だった。

「まったく正しい指示です」
「…………」

にっこり笑顔で頷かれて、返す言葉もでてこない。
自分で掘った墓穴に彼は自らコケ落ちた。
 
「寝巻きとシーツ持ってきますからちょっと待っててくださいね」

くるりと身を返し小走りに部屋を出て行く後姿を見送って、
もそもそとベッドから身を起こす。
熱を持った身体は岩でなくとも重かった。

ふぅ

「……何だかな」

そして置きあがりざま溜め息一つ。
面映そうな、居心地の悪そうな、なんとも奇妙で複雑な表情だった。

「苦手だ。こういうのは」

彼は『甲斐甲斐しい看病』というものをこれまで一度もされたことが無い。
病気に罹ると一応薬は与えられたが後は放りっぱなし、
ただベッドで寝て苦しんでひたすら治るのを待って堪えていた。
病気とは自力で治すもの、他人なんて頼れない、ずっとそう思っていた。
仲間に出会うまで。
彼女に、出会うまで。

きぃ

「さ!シーツ替えますからちょっとどいてて下さいね。
 それとはい、着替え。ちゃんと身体拭いてから着るんですよ」

シーツと寝巻きと桶とタオル、
大荷物を抱えて入ってきたアメリアは所在無げに立つゼルガディスにそう言うと、
てきぱきとベッドを整えにかかった。
普段の甘えん坊でお子様な姿からは想像も出来ないような手際のよさだ。

ぽん

「これでよし、と。
 もういいですよ。着替え終わりました?ならぼんやりしてないで入って入って!」
「………病人に機敏な行動を要求するな」

熱に侵されていても健在な減らず口を叩きつつごそごそとベッドに潜りこむ。
洗いたてのシーツと寝巻きは爽やかなお日様の匂い。
氷枕は茹だった頭をひんやり優しく包み込む。
とても―――

「さっぱりして気持ちいいでしょう?」
「………お前大国の姫のくせにやたら手際がいいな」

―――とても気持ちいい。
そう答える変わりにゼルガディスは言った。
春に風邪引くひねくれものは素直さとは縁遠い。

「私を育ててくれた女官長の口癖は、
 『身の回りのことを自分でできなければ人として一人前とは言えません』でしたから。
 『姫君だとてそれは同じこと』って…掃除、洗濯、その他諸々、
 必要なことは一通りしっかり教え込まれました。
 お料理だけはまだいまいち………苦手なんですけどね、えへ」
「大したもんだ」
「そうでしょう!(いばりっ!)」
「お前じゃない。教えた女官長が、だ」
「……………」

ぺちぺちぺちぺち(怒)

「病人虐待は正義じゃないぞ」
「病人は減らず口を叩きません!ほんとにもう」

最後にむにーっと耳を引っ張るとちょびっと膨れて見せた。

「で、そのときこうも言ってたんです。
 『きっとやっておいて良かったと思う日がきますから。例えば……』」
「例えば?」
「『想い人が出来たときとか』……って」

がば

「寝る」
「あの頃はまだ子供でよく解らなかったけど、今は解ります」
「寝るからでてけ」
「すきな人の世話をしてあげられるって、すんごく幸せなことなんですね」
「でてけと言ってるだろうが」

耳の先と頭のてっぺんだけ残してすっぽり布団に潜りこんでしまったゼルガディスに、
布団越し、顔を寄せたアメリアがそっと語りかける。

「だから、意地張らないで甘えて下さい。
 いつもお世話になりっぱなしだから、こんなときくらい頼って欲しいんです」
「……………」

甘く優しい囁きは昔自分が欲しかったもの、

「甘えて、欲しいんです」

『―――――身体が熱い。頭が痛い。気持ちが悪い』
さっき見た昔の夢が甦る。小さな身体を丸めひたすら耐えたあの頃の夢。
熱と痛みに侵された身体と心をこんな風に包んで欲しかった。
包んで、癒して欲しかった。

「ゼルガディスさん耳、真っ赤ですよ?熱のせいかな(笑)」
「……………」
「部屋、出てますか?」
「……………お前、性格悪くなっただろう」
「誰かさんのおかげです」
「……………可愛げも無くなった」
「誰かさんと同じです」
「……………」

だから今は少しだけ、
ひねくれた大人の自分を押しこめて、
素直に想いを伝えてみよう。

「……ず」
「はい?」
「……水、咽乾いた」

彼女ならきっと応えてくれる。

「………はい♪」
「頭痛い、身体熱い」
「お薬持ってきます。あ、なら少しお腹に入れたほうがいいですね。
 果物くらいなら食べられますか?」
「食べる」
「すぐ、持ってきます♪」

その腕で包んでくれる。

ぽふ

「ゼルガディスさん、かわいい♪」
「〜〜〜〜〜〜(真っ赤)」




抱きしめてくれる(笑)。






「はい!どうぞ」

言葉通り、水差しと果物と薬袋を持って、すぐに帰って来たアメリアは、
嬉しそうに水を注ぎ、果物の皮をむき、薬を差し出した。
そして、ちびちびと水を飲み、ぼそぼそと果物を食べ、渋々薬を飲むゼルガディスの、
赤く染まった仏頂面をしあわせいっぱいの笑顔で眺めていた。

「寝る」
「はい。傍、ついてましょうか?」
「あたりまえだ」
「はぁい♪」

テレ隠しに威張りくさって言うのも可愛くて仕方ないらしい。
アメリアはもう舞いあがらんばかりの上機嫌だ。
遠慮の無いぶっきらぼうな言葉の一つ一つが彼女の身体を、心を、浮き上がらせる。

「片付けたらすぐ戻ります」

ごそごそと再び潜りこむゼルガディスの横でてきぱきと後を片付け、
食器その他を抱えて扉を出ようとしたアメリアはふと気付いて声をかけた。

くる

「そだ、あと他に何か欲しいものはありますか?」
「お前」
「え……?」




いや、そこまで素直にならなくても……(笑)





end



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新手のゼルいぢめでした(笑)。アメリアに甘えるゼルってのを書きたかったんです。
最後にちょっとだけ反撃してましたけど。(再笑)

質の悪いと言われた冬の風邪、2月に私も罹りまして、
その時ぼんやり考えたのがこのお話です。
同じ時期にこの風邪にやられたわかばさんとムフウエセさん、
もし読んでらっしゃったらこのお話奉げます。(こんなんいりませんとかいわれたりして(涙))
同じく、自らの経験をお話のネタにした、ということに縁を感じてしまったので(笑)
(お二人のお話では風邪引きはアメリアで看病はゼルでした)



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2889いただきますわかば E-mail 4/4-05:14
記事番号2878へのコメント

おーはし様こんばんは。
まんまとちゃっかり、ここにコメントしちゃいます。
春風。風邪。
確かに、こんな時期に引くのはひねくれ者かも。
魔剣士さんらしいですね。
でも、甘えられる相手がいるって、とても大切なことだと思います。
相手を信頼してないとなかなか難しいことですし。
二人の目に見えない絆が伝わってくるようでした。
それにしても、質が悪かったです。今年の風邪。
でも、そのおかげでお話を書くことが出来たので・・・う〜ん。
・・・やっぱり、しばらくは罹りたくないです。
では、今回も素敵なお話を読ませて頂きありがとうございました。

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2894つまらないものですが(赤面)おーはし 4/5-22:25
記事番号2889へのコメント

おひさしぶりです、こんばんわです、
快く受け取って頂いてほんとにありがとうございました。(ほっ)
気が小さいので心配してたんです。「あげます」と言って、
逆に困らせちゃったらどうしよう(汗)とか思って。
んでも「付記するだけなら実害はない(笑)!」
と、思いきってやっちゃいました。てへ。

冬の風邪、症状はそこまでひどくなかったけど
予想外に影響が長引くって点でヤな感じでした。
ちっこいころみたいに「風邪?お休みだ!らっきー!」
って言えないですもんね。(こりこり)
あんな風(笑)には書いたけど春先って結構やられやすいと聞きます。
どうぞ、お気をつけくださいませ。

では、今回も読んで頂いてありがとうございました。

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2891よかですばい。ムフウエセ E-mail URL4/4-23:43
記事番号2878へのコメント


@おーはしさん@

こんにちは、おーはしさん!
2回目のレス、大分慣れてきたムフーです☆

>はい。確かにかぜのお話です。

かぜでしたねー。
今年はやられましたね、お互いに!!
あれ以来わずかな症状が長引きしてます。

>バカは風邪を引かない

「でしょ?」
えっへん!

>なら春風邪を引くのは
>ひねくれ者、
>といったところだろうか?

確かにおいらはひねくれものさ☆
でもゼルと一緒なら幸せさ。
ごめんよ、アメリア!
ひねくれものに幸あれ!


かなりツボにきましたよ〜!
今回の看病モノ!
甘えるゼルがちょー可愛いです☆

>新手のゼルいぢめでした(笑)。アメリアに甘えるゼルってのを書きたかったんです。
>最後にちょっとだけ反撃してましたけど。(再笑)

どんどんいぢめて(はぁと)
その手の話は大好きです!!!
さっすが、おーはしさん!!

>同じ時期にこの風邪にやられたわかばさんとムフウエセさん、
>もし読んでらっしゃったらこのお話奉げます。(こんなんいりませんとかいわれたりして(涙))

マジっすか!?
くれるってマジっすか!?
そ、それは、心意気だけ?
そ、それとも・・・ブツとして!?(ドキドキ)
ああ、それが本当なら最高や。
お返事まっとります。

それにしても、私、看病モノ書きましたっけー?
お、覚えてない・・・。
わかばさんのは拝見しました(はぁと)

おーはしさん、また頑張って下さいね!
そして、お体には気を付けて☆



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2895よかですか!(笑)おーはし 4/5-22:28
記事番号2891へのコメント

こんばんわです。
掲示板ではほんとーにご無沙汰しております。(汗)
実を言いますと、
リクエストのフォローのこととか色々書きに(貼りに(笑))行こうと、
数日前から下見、下書き(←まだやっている)と準備してたんですよぅよぅ。
で、わかばさんのお返事書いたら(貼ったら(泣笑))、
「行くべし!」と思ってたんです。
で、こちらへやってきたらば書きこみが!(笑)
掲示板行きは急遽取りやめ、大急ぎでこのお返事書きました。
(下書き書き直してから出なおしますので…(大汗))

お話喜んで頂けて嬉しいです。
んで、わかばさんと同じく快く受け取って頂いてありがとうございます。
で、あの、受け取って頂けるなら心意気だけでなく、
現物としてもお贈り致しますです。(てれてれ)
テキストファイルにして送ったらよいですか?
「こうしてっ!」って教えて頂いたらその通りしますから。

わかばさんとこの読みに行かれたのは知ってますよう♪
感想書いてらしたですもんね。
私の言うムフウエセさんの看病ものってのは、
前述のリクエストフォロー「お茶会第20回」のことです。
あの中でアメリア、風邪引いて寝こんでゼルに看病してもらってましたでしょ?
だから、看病もの(にぱ)

というわけで、
ちょびっと遅れると思いますが、また伺わせて頂きますので。
それでは。(汗ぺこり)



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2897幸せですばい。ムフウエセ E-mail URL4/6-01:22
記事番号2895へのコメント


@おーはしさん@

こんばんわ、おーはしさん。
本当なら個人メールをするべきなのですが
いかんせん、わたくし、おーはしさんのメルアド知らないので
(ぐっすん)こうしてここにレスした次第にございます。


>掲示板ではほんとーにご無沙汰しております。(汗)


うふふ。いいんですよ。もちろん、来ていただいたら
とっても、めっちゃ、しごく、ちょー(死語?)幸せですけど☆


>実を言いますと、
>リクエストのフォローのこととか色々書きに(貼りに(笑))行こうと、
>数日前から下見、下書き(←まだやっている)と準備してたんですよぅよぅ。


あのリクエスト小説で嫌われた(引かれた?)
と思いましたよぅよぅ。
やりすぎたかなー、と。^^
自分では普通なんですけどね!(こらこら)

アメ「酷いことするから天罰が下ったんです!
   ね、ゼルガディスさん!」
ゼル「・・・俺は楽しかったぞ」

−・・・。

アメ「うわぁああああん!」
ゼル「じょ、冗談だ!こんな公共の場で泣くな、頼むから!!」


>で、あの、受け取って頂けるなら心意気だけでなく、
>現物としてもお贈り致しますです。(てれてれ)


マジですか!?
すごく嬉しいです(はぁと)

ゼラス「・・・言ってみるモンねぇ」
ダルフ「ダル、幸せだわぁん!びーーーっ!」
ゼラス「げっ!ちょっと、ダル!
    あたしの服で鼻水ふかないで!
    この服高かったんだからぁっ!!」


>テキストファイルにして送ったらよいですか?


はい、それでお願いいたします!
わぁ〜い、楽しみです☆

ガーヴ「よかったじゃねェか、フィブ!」
グラウ「・・・右に同じく」
フィブ「撫でるなってばっ!僕は子供じゃない!」

『どっからみても、まんまだろ』


>私の言うムフウエセさんの看病ものってのは、
>前述のリクエストフォロー「お茶会第20回」のことです。


おう!思い出しました!(バカ)
確かに看病モノですね!

ルク「へっ!本当にバカだぜ、こいつ!
   な、ミリーナ(はぁと)」
ミリ「・・・良かったわね、仲間がいて」
ルク「み、みりーなぁ〜・・・(涙)」


>ちょびっと遅れると思いますが、また伺わせて頂きますので。


うふふ。では、楽しみに待ってます。
うふふふふ・・・。


アメ「ルークさん!あの物体怪しいですね!
   すなわち、あれは悪です!」
ルク「よっしゃ、アメリア!
   俺達の愛のパワーであのエセ小動物をやっつけるぞ!」
アメ「師匠!そうですよね!
   腹黒い生命は愛の力で絶やさなければ!」
ルク「いくぜっ!アメリア!!
   (そうすりゃ、台本書き換えてミリーナと・・・!)」
アメ「はい、ししょーっ!
   (ゼルガディスさんと・・・ラヴラヴにっ!)」

『覚悟ーーー!』

えい。

『ぎゃーーー!!』



邪妖「やっぱ争いはよくないっスよね、石人形」
石人「うが、うが!」

そして、主には逆らうべきではない。
・・・にやり。

乱文失礼しました(汗)

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2893これ読んでてどきどきしました。(笑)彼方 4/5-18:41
記事番号2878へのコメント


めっさ久しぶりです彼方です。(脈絡が・・・)
読ませて頂きました。

>「ゼルガディスさん耳、真っ赤ですよ?熱のせいかな(笑)」
>「……………」
>「部屋、出てますか?」
>「……………お前、性格悪くなっただろう」
>「誰かさんのおかげです」
>「……………可愛げも無くなった」
>「誰かさんと同じです」
>「……………」

もぉ愛情たっっぷりですねえ。(笑)
兄さん兄さん、姫がダレの為に性格悪くなったと思ってるのさ。(ニヤニヤ)
そりゃもちろん兄さんの罪でしょう♪
性格が悪くなろーが、可愛げが無くなろーが責任はとりましょうね♪(何の。)

まあ、でももう売約済み同然・・・(ごほごほ)


>「そだ、あと他に何か欲しいものはありますか?」
>「お前」

『(そーゆう発言は)やめとけ─────ッ!!』
・・・と、本心からツッ込めない自分が憎い。(笑)
むしろすごくウレシイ発言でした。

なんかこう、見た途端イスに正座してふいにガッツポーズ決めるくらい。(事実)
自然に笑みがこぼれて妹に後退されました。(笑)
・・・チクショウ覚えてろ。

◆◇◆

な、なんか普通の感想らしくないなあ・・(汗)
しかもダラダラ長いし。筆不精がタタるんだなあ。

では、あんまり歯切れが良くないのは気にせずに♪(でへ。)
これにて〜

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2907遅くなりました(汗)おーはし 4/8-22:01
記事番号2893へのコメント


お返事、遅くなってすみません。(汗)
またのご感想ありがとうございますです。
こちらこそお久しぶりです。
姫様と岩男さんの甘々話お気に召して頂けましたか。(嬉)
いろいろ捻くりまわしたすえ、
「いつもは被保護者な姫をちょびっと大人な保護者にして、
 岩男さんをどきどきさせる!」という方向に固まったこのお話、
『どきどきしました』って一番嬉しいお褒めの言葉でした。(テレ笑)
最後の「お前(笑)」はひょっと思いつきで書いて、
後で「余計だったかなー(こりこり)」とか思ってたんですけど、
喜んで頂けたならおっけーですね。(えへ)

>売約済み同然・・・

確かにそうかも…(笑)画集『DRA-MATA』のお言葉もありますしねー。
願わくば、本編でも本当にくっついて欲しいなぁ…(遠い目)


それでは、ほんとにありがとうございました。(ぺこ)