◆−女神を堕とす者1    初投稿でガウリナです−めぐ(5/28-20:58)No.3071
 ┣はじめまして−一坪(5/29-01:57)No.3075
 ┣女神を堕とす者2−めぐ(5/30-02:17)No.3084
 ┃┗Re:はじめまして&質問ですっ♪−ちな(6/2-21:18)No.3102
 ┃ ┗こんばんは!−めぐ(6/3-00:44)No.3110
 ┃  ┗Re:こんにちはっ♪ちなですよっ☆−ちな(6/4-14:30)No.3120
 ┗女神を堕とす者3 −めぐ(6/8-00:29)No.3136


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3071女神を堕とす者1    初投稿でガウリナですめぐ E-mail 5/28-20:58


我等の女神
貴女は何処におわすのでしょう?
まだ、我等を見てくれますか?
まだ、我等を慈しんでくれますか?
我等は貴女を恋い慕う
我等は貴女を希う。
我等は、貴女の剣となり盾となる。


一族に赤子が生まれた。
初代の名を受け継ぐべき赤子。剣を受け継ぐべき赤子。
しかし、その赤子に下された神託。
『女神を地上に堕とす者』
彼の名はガウリィ=ガブリエフ
後に、最後の光の剣の継承者となる者であった。





ひゃー!!!しょっぱなから、続きモノでスミマセン!
思わず初投稿してしまいました!
誰かが、読んでくださることを願いつつ・・・・
              めぐ

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3075はじめまして一坪 E-mail 5/29-01:57
記事番号3071へのコメント

投稿ありがとうございました!

うおっ!
なんか壮大なストーリーを予感させますねー。
今後が楽しみです。


ガンバって続き書いて下さいね。

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3084女神を堕とす者2めぐ E-mail 5/30-02:17
記事番号3071へのコメント

 懲りずに、またかきに来ちゃいました。
今度こそ、ガウリナらしく(?)二人とも出ます。
   一坪様へ
レス(というのですか?)ありがとうございます。嬉しかったです。
その後お体の具合はいかがですか?お大事に・・・






 森の中を、少年が走っていた。
 
 その腕に、己にとって大切なものを抱え、ひたすら走る。
 安全な場所など思いつきもしなかったが、そうする事でしか、
彼には守る術がなかったのだ。

「おまえは、なにもしてないのに、何故それをわかってくれないんだろな・・・」

 腕の中の赤子の無垢な瞳に、胸が締め付けられる心地がする。
 少年は抱える腕に力を込めた。

 半刻ばかり経っただろうか。
  
 成長しきれていない足を傷だらけにして、それでもスピードを落とすことなく走っていたが、そろそろ森を抜けようかという頃に差しかかって、不意に少年の足が止まる。
 チリチリと肌を刺す、不快な気配。少年はそれを知っていた。
 殺気である。

「次期当主ともあろう方が、秩序を崩されるような真似をされては困りますな」

 慇懃無礼な言葉とともに、一人の男が連立する木々の中から歩み出る。

「何が秩序だ!貴様等のしていることは、一族はもちろんの事、あの方すら侮辱する行為だ!!」

 少年が、外見からは想像できない程の威厳を湛え、男を睨み据える。
 男の顔が、微かに歪んだ。

(・・・囲まれたな)

 少年は、男の様子に頓着することなく、男以外の辺りに蠢く気配に、油断なく構える。
 普段の彼であったならば、なんてことのない状況だが、今回ばかりはそうもいかない。
強行軍の為に体力は限界に近く、頼みの剣は両手が塞がっていて使えない。
 だからといって、奴らの狙いが赤子である以上、少年は腕を離すわけにはいかなかった。

(どうする・・・)
 少年の心に、表には出せない焦燥が生まれる。

 男が片手を挙げた。それが合図であったのだろう。辺りの気配が動き,いっきに、中心、すなわち少年に向かって、収束し始めた。

(我等に加護が、まだあるのなら・・・)

 少年は大切なものの為に、幼き頃より祈りを捧げてきたものに願う。
 そして、殺させてなるものかと、赤子を懐深く抱きこんだ。

(どうか、この子をお守りください)

 刺客の手が伸びる。絶体絶命の刹那、漏れ聞こえた笑い声に、少年は赤子を、思わず見る。

 赤子は笑っていた。

 生まれてから、母にすら笑んだことのない赤子が、無邪気に笑っているのである。

「おまえ・・・」

 その時だった。

「炸弾陣!!!」

 女性になりきれない、少女の声が響き、
爆煙とともに、近くまで迫っていた者が吹き飛ぶ。
「なんだ?!」
 突然の横槍に相手が動揺している隙に、少年は現状を理解することさえ許されないまま、赤子ごと空へと連れ出される。
「説明はあとでしたげるから、イイ子にしてなさい!」
 先程の声の主の、妙な迫力に説得されてしまい、
少年は、少女に地上に下ろしてもらえるまで、ピクリとも動かなかった。
 いや、動けなかった。





「・・・貴女は・・・」


 ようやく地面に足を着けることができ、一心地つけた少年が、
少女を振り返り、その姿に絶句する。
 流れる栗色の髪。白い肌。輝く赤い瞳。
美しく、力溢れるその姿は・・・。
「・・・リナ様?」
 少年が信じられないといった面持ちで、呟くように確認する。
 少女は、一瞬キョトンとした顔をしたが、すぐに笑顔をう浮かべてくれた。
「よくわかったわね。ジブリイ」
「僕、いえ、私をご存知なのですか?」
 驚く少年、ジブリイには答えず、リナは悪戯な微笑みを投げかける。
そして、ジブリイの腕から、リナに向かって手を出している赤子を抱きあげると、そっと言った。
「まったく。イイ気なものね。殺されかけたのよ、あんた?」
「あの・・・、リナ様?」
 とまどう、ジブリイにリナは言った。
「・・・あたしはね、ジブリイ=ガブリエフ。あなたと一緒にあなたの弟、
 ガウリイ=ガブリエフを護る為にきたのよ・・・」




続く(スミマセン)








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3102Re:はじめまして&質問ですっ♪ちな 6/2-21:18
記事番号3084へのコメント

  
はじめまして、めぐ様。
ちなと申します。
現在、投稿小説2の方に駄文を載せてるものです。
もし、お暇でしたら見てやって下さい。
それでは、これからどうぞよろしくお願いします。
  
・・・・とまあ、かたくるしい挨拶はここまでとして。
あ、めぐ様、ちなには、様づけとかは結構ですから。
そのままちな、とか。あだ名でもいいですし。
敬語も使わないでいいですから。
  
・・・・では、改めて。
シリアスですね・・・ちなの見たところによると。
続き楽しみにしてます。がんばってくださいね♪
  
・・・あの〜、質問してもよろしいですか?
めぐ様って、小説書くとき、どうやってますか?
・・・これじゃあ、何が聞きたいのか分かりませんね。(反省)
えと・・・紙にだいたいのストーリーとか書いてから書いてますか?
それともぶっつけ本番ですか?
ちなは、だいたい頭に浮かんだシーンから前後などを想像してやってるんですけど・・・。(ほとんどぶっつけ本番と同じかも・・・?)
よく、詰まっちゃうんです。
「ど、どうしようっ?!ラストのあのシーンにつなげるにはどーしたらいいの〜!!」となるわけです。
だから、めぐ様はどう考えてるかなあと思って。
もし、「それは秘密です♪」でなければ、教えていただきたいなぁ・・・なんて。
もしよければですから・・・。
  
短くてすみません。
ちなでした☆


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3110こんばんは!めぐ 6/3-00:44
記事番号3102へのコメント

ちなさんは No.3102「Re:はじめまして&質問ですっ♪」で書きました。
>
>  
>はじめまして、めぐ様。
>ちなと申します。

はじめまして!めぐと申します。

>現在、投稿小説2の方に駄文を載せてるものです。
>もし、お暇でしたら見てやって下さい。
>それでは、これからどうぞよろしくお願いします。

読んでますよ。お上手で羨ましい。
私もあのように書けたら・・・。(遠い目)
  
>・・・・とまあ、かたくるしい挨拶はここまでとして。
>あ、めぐ様、ちなには、様づけとかは結構ですから。
>そのままちな、とか。あだ名でもいいですし。
>敬語も使わないでいいですから。

ええっ?!いいんですか?!
では、なれなれしく「ちなさん」と呼んでもいいですか?
  
>・・・・では、改めて。
>シリアスですね・・・ちなの見たところによると。
>続き楽しみにしてます。がんばってくださいね♪

ありがとうございます!  

>・・・あの〜、質問してもよろしいですか?
>めぐ様って、小説書くとき、どうやってますか?

いつもは、同人畑の人間なので、時間がないことが多く、
直で、打ちこんでます。
プロットはたてるのですが・・・。
今回のは、ぶっつけ本番・・・。(文章力ないのに、サイテ―だな私)

>ちなは、だいたい頭に浮かんだシーンから前後などを想像してやってるんですけど・・・。(ほとんどぶっつけ本番と同じかも・・・?)
>よく、詰まっちゃうんです。
>「ど、どうしようっ?!ラストのあのシーンにつなげるにはどーしたらいいの〜!!」となるわけです。
>だから、めぐ様はどう考えてるかなあと思って。

私の場合、とりあえずストーリーが、最初に流れだけでもできちゃうので、
そういうことはないのですが、セリフに悩みます。
いつも、違うジャンルなので・・・。
スレは初挑戦なんです。

>もし、「それは秘密です♪」でなければ、教えていただきたいなぁ・・・なんて。
>もしよければですから・・・。

こんな答えで良かったのでしょうか・・・。
  
>短くてすみません。

そんなことないです。
ありがとうございました。
                めぐ

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3120Re:こんにちはっ♪ちなですよっ☆ちな 6/4-14:30
記事番号3110へのコメント

めぐさんは?No.3110「こんばんは!」で書きました。
  
こんにちはっ!ちなです♪
  
>>現在、投稿小説2の方に駄文を載せてるものです。
>>もし、お暇でしたら見てやって下さい。
>>それでは、これからどうぞよろしくお願いします。
>
>読んでますよ。お上手で羨ましい。
>私もあのように書けたら・・・。(遠い目)
  
ええっ?!
そ、そんな、あたし、上手じゃないですよぉ。
めぐ様の方があたしなんかよりずーっとお上手ですよっ!! 
  
>>・・・・とまあ、かたくるしい挨拶はここまでとして。
>>あ、めぐ様、ちなには、様づけとかは結構ですから。
>>そのままちな、とか。あだ名でもいいですし。
>>敬語も使わないでいいですから。
>
>ええっ?!いいんですか?!
>では、なれなれしく「ちなさん」と呼んでもいいですか?
  
いいですけど・・・別にさんずけもいらないですよ?
あだ名みたいなものつけていただいてもいいし。
あ、あと、あたしも「めぐさん」って呼ばせていただいてもいいですか?
  
>>・・・あの〜、質問してもよろしいですか?
>>めぐ様って、小説書くとき、どうやってますか?
>
>いつもは、同人畑の人間なので、時間がないことが多く、
>直で、打ちこんでます。
>プロットはたてるのですが・・・。
>今回のは、ぶっつけ本番・・・。(文章力ないのに、サイテ―だな私)
  
文章力ないなんて言わないで下さいよ、そしたらあたしなんかどうなるんですか?
・・・ね、めぐ様、そんなこと言わないで下さい。
  
>>ちなは、だいたい頭に浮かんだシーンから前後などを想像してやってるんですけど・・・。(ほとんどぶっつけ本番と同じかも・・・?)
>>よく、詰まっちゃうんです。
>>「ど、どうしようっ?!ラストのあのシーンにつなげるにはどーしたらいいの〜!!」となるわけです。
>>だから、めぐ様はどう考えてるかなあと思って。
>
>私の場合、とりあえずストーリーが、最初に流れだけでもできちゃうので、
>そういうことはないのですが、セリフに悩みます。
>いつも、違うジャンルなので・・・。
>スレは初挑戦なんです。
  
初なんですか?
それにしては上手すぎです〜!!
  
>こんな答えで良かったのでしょうか・・・。
  
全然OKですっ、わざわざありがとうございましたっ。
それでは、次を楽しみにしてますねっ♪
  
ちな☆

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3136女神を堕とす者3 めぐ E-mail 6/8-00:29
記事番号3071へのコメント


 男はふと、読んでいた本から顔を上げた。
なにか焦ってでもいるのか、荒荒しい様子の、だが随分と懐かしい気配が近づいている。

「帰ってきたのか・・・」

 軽く笑みを浮かべながら、彼は数年ぶりに帰郷する弟を迎える為に、ゆっくりと立ち上がった。

 時が満ちたのだと、確信しながら。



*****************************************************************



「まったく。
 ガブリエフ家の男ってぇのは、なんだってこう世話がかかるのかしらね!」
 きゃらきゃら笑うガウリイを片手に、美しい栗色の髪を掻きあげ、リナは面倒くさそうに言う。
 リナが現れてから、ガウリイは今まで笑ったことすらないのが信じられないくらいに、はしゃぎっぱなしである。
 家族にすら笑ったことのない、弟ガウリイの笑い声に呆然としてたジブリイは、リナの柳眉が顰められるのを見て、いたたまれなくて思わずあやまる。
「あの、すみません・・・」
「やぁだ、別にジブリイに言ったわけじゃないのよ?
 あなたは悪くないもの」
 慌ててリナが言うが、ジブリイの顔は晴れない。
「ホラ、そんな顔しないで!このクラゲみたいに、笑ってなさいよ。
 ホント気にしなくていいのよ」
「しかし・・・」
「言ったでしょ、私はその為に来たって。ジブリイはあたしが信じられない?」
「いいえ!」
「じゃあ、いいじゃない?」
 その言葉に、思わずジブリイは笑ってしまった。
 ジブリイ自身は気がついてはいなかったろうが、彼が屈託なく笑ったのは、本当に久しぶりだった。
 
「ま、とりあえず戻りましょうか?」
「・・・どこにですか?」
「決まってるじゃない。あなた達の家よ?」
「え?」
 ジブリイが固まるのも仕方ないことだろう。
 なぜなら、彼らはそこから逃げてきたのだから。それを戻るとリナは言う。
「ですが、あそこではガウリイがっ?!」
「あたしを誰だと思ってんの?リナ=インバースよ?
 大体、逃げるなんてあたしのやり方じゃないのよね」
 不敵に笑いながら、握りこぶしを作ってしまっているリナに、
ジブリイの額に冷たい汗が伝っていった。
「ふっふっふ・・・。ドコのドイツか知んないけど、あたしの名を使ったことを
 骨の髄まで後悔させちゃる!!!!」
「リナ様・・・」
 不気味なまでに楽しそうなリナに、少々たじろいでしまったジブリイだが、
ひっかかるものを覚えて、笑っているリナに勇気を出してたずねる。
「リナ様、<あたしの名を使った>って、どういうことですか?」
 ジブリイの言葉に我にかえったリナは、「何を言っているんだ」とばかりに
しばらくジブリイを見ていたが、やおらポンッと手を叩くと、
「ああ。そういえば、なんにも説明してなかったわよね」
と、朗らかに言った。
 脱力するジブリイに、リナはさらと、とんでもないことを言った。

「あたし、約20年先の未来からきたのよ」


また続いちゃいます・・・
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私信
ちなさんへ 
こんにちは!めぐです。
私のことは、お好きなようにお呼びくださいな。
ちなさんの小説楽しみにしてますので、がんばってください。
それでは・・・。     めぐ