◆−闇の母の腕の中にて−ほなみ(7/30-16:27)No.3710
 ┗Re:闇の母の腕の中にて−時緒(7/30-19:57)No.3712
  ┗Re:闇の母の腕の中にてのおへんじ。−ほなみ(7/31-18:20)No.3740


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3710闇の母の腕の中にてほなみ E-mail 7/30-16:27


 
どもどもっ!!ほなみです。
えーと、この話はルークあんどミリーナのお話です。
ついでに設定は15巻の後……くらい。(てきとー)
んでは。ど〜ぞ〜♪

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

ここは、混沌、無、などの呼び方があるが……
あえて言うなら、金色の母の腕の中。

そこには、転生するもの、居留まるものなど多々いるが、
その中の二人――ルークとミリーナは、今日も今日とて何かを言い合っていた。

「馬鹿」
ミリーナの会心の一撃。
ぴしいっ。
ルークは音を立てて凍りついた。
「あなたは、なーんでリナさんやガウリイさんの迷惑を考えないで一人で突っ走っ て、挙句の果てにここにいるの?」
「そりは……ミリーナ、お前にの愛ゆえさ。」
「馬鹿アイランドにでも言ったの?あなた。」
「ううう………」
ルークはひとしきり落ち込むと、ため息を一つ。
「……まあ、俺だって、悪いとは思ってるさ。
 特に、あの二人にはな。
 ――だけど――
 セレンティアのときに――お前がああなっちまったから……
 俺は……魔王を受け入れちまった。」
「あなたに、あのシャブラニグドゥが!?」
ミリーナも、少なからず驚いたようだ。
「まあ、こんなもん俺が受け入れなければ、こうだけどな。」
ルークが活を入れると、何かが彼の体の外に出て、ぽんっと飛んでいった。
こころなしか、その何かが泣いているような気がした。
『……部下S……あのねえ……あんた一応魔王でしょ?!あたしの部下としてはずか しーわ!!屈辱よ!!恥よ!カスよ!!
 また出番まであったくせに!!あっさり滅びて!!
 今度、チェーンソーの刑よっ!!』
こんな声も聞こえたりした。
「………………………ともかく。」
ミリーナが仕切りなおした。
「まあ……あなたがそうなったのは信じるけど……
 ………ってことは、あの人たち、魔王に勝ったの?!人間の身で?!」
「正確には……2匹目だ。魔王を倒したのは二回ってことだ。」
「まさしく……「魔を狩る者」…デモンスレイヤーズね。
 彼女達も、何か憑いてるのかしらね?」
あながち間違いでもないかもしれない………二人はそう思った。
「ま、そんなこった。
 話を戻すと、お前の愛ゆえにって―のもあながち間違いでもないんだよな。ミ  リーナはめーわくかもしれんけど。」
はふ……
ミリーナはため息一つつき、ぽつりと一言。
「ま……私もあなたも、不器用……ってことね。」
「何か言ったか?ミリーナ。」
「なんでもないわ。」
「ふーん……」
ルークもぽつりっと言う。
「……ま、ほんと、あの二人にはめーわくかけちまったよな。
 今言ってももう遅いけど。」
これは、ミリーナに聞こえたようだったが。
「でも、こうして二人、混沌の中で巡り合えたからいいじゃない。」
「……ってことは、俺の愛をやっと受け入れて…」
「馬鹿」
「うううう……」
混沌の中でもなお続く、ルークの「らぶらぶあたっく」が――
ミリーナに届くのはまだ遠そうである……

                            (ちゃんちゃん♪)

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

ふう。ひとまず終わりー。
ところで私、むちゃむちゃタイトル考えるセンス無いんですー。(泣)
誰か考え方教えて!!って感じです。
感想(もしくは指摘)くれたらもー小躍りしてしまうほどうれしーです。
誰かお願いぷりーず。
……ってゆーかこんなの読む人いるかなー。(正直な意見)
では。さようならー。
                       
                                byほなみ

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3712Re:闇の母の腕の中にて時緒 7/30-19:57
記事番号3710へのコメント


 こんにちは。
 はじめましてですが、感想書かせてくださいね。

 ルクミリですね、きゃっ。
 私はルクミリ大好きなので、こういうお話はとっても楽しかったです。
 みなさんの小説の中でも14巻以降のルクミリのお話はシリアスなものが多くて(当たり前ですけど)、それはそれで素敵なんですけど、涙なしには読めないものばかりですので、ルクミリ好きにとってはちょっと辛かったんですが。
 このお話は15巻以降で、なおかつ救いがあるというか、明るいお話だったのですごく感動しました。
 本当にこういう風になっていれば、ルークもミリーナも幸せですよね。

>ここは、混沌、無、などの呼び方があるが……
>あえて言うなら、金色の母の腕の中。
>
>そこには、転生するもの、居留まるものなど多々いるが、
>その中の二人――ルークとミリーナは、今日も今日とて何かを言い合っていた。
 幸せな日常っぽくていいです。

>「まあ、こんなもん俺が受け入れなければ、こうだけどな。」
>ルークが活を入れると、何かが彼の体の外に出て、ぽんっと飛んでいった。
>こころなしか、その何かが泣いているような気がした。
 あはは。
 部下Sってやっぱり所詮はその程度のものなんですね、かわいそーに。

>「ま……私もあなたも、不器用……ってことね。」
 その不器用さが二人の魅力でもあるんだけど。

>「でも、こうして二人、混沌の中で巡り合えたからいいじゃない。」
>「……ってことは、俺の愛をやっと受け入れて…」
>「馬鹿」
>「うううう……」
>混沌の中でもなお続く、ルークの「らぶらぶあたっく」が――
>ミリーナに届くのはまだ遠そうである……
 ああ、こういうのがやっぱりルクミリ!
 ここを読んで私はすごく幸せな気持ちになりました。

 短いですけど、感想でした。
 ほなみさんの他のお話も実はこっそり読ませていただいたんですが、お上手ですよね。
 これからもがんばってくださいね。
 それでは、失礼します。



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3740Re:闇の母の腕の中にてのおへんじ。ほなみ E-mail 7/31-18:20
記事番号3712へのコメント

どうも。ほなみです。
この話の後にちょびっと「感想くれ〜」などとかいたんですが、
ほんとーに書いてくださったとは!!
時緒さん、まじで私、小躍りしましたよ〜(^o^)
ううっ。ありがとでした!

> こんにちは。
> はじめましてですが、感想書かせてくださいね。
こんにちは。ど―ぞがしがしとお書きになすって。(文法無茶苦茶)
>
> ルクミリですね、きゃっ。
> 私はルクミリ大好きなので、こういうお話はとっても楽しかったです。
> みなさんの小説の中でも14巻以降のルクミリのお話はシリアスなものが多くて
(当たり前ですけど)、それはそれで素敵なんですけど、涙なしには読めないものばかりですので、ルクミリ好きにとってはちょっと辛かったんですが。
> このお話は15巻以降で、なおかつ救いがあるというか、明るいお話だったのですごく感動しました。
> 本当にこういう風になっていれば、ルークもミリーナも幸せですよね。
前かいてた『デモスレ話』、リナが最初、かな―り暗いんですよ。
だから、こうゆうルクミリもありかな、と。
>
>>ここは、混沌、無、などの呼び方があるが……
>>あえて言うなら、金色の母の腕の中。
>>
>>そこには、転生するもの、居留まるものなど多々いるが、
>>その中の二人――ルークとミリーナは、今日も今日とて何かを言い合っていた。
> 幸せな日常っぽくていいです。
………何かを言い合うのが日常………(汗)
ま、スレイヤーズだし。(おい)
>
>>「まあ、こんなもん俺が受け入れなければ、こうだけどな。」
>>ルークが活を入れると、何かが彼の体の外に出て、ぽんっと飛んでいった。
>>こころなしか、その何かが泣いているような気がした。
> あはは。
> 部下Sってやっぱり所詮はその程度のものなんですね、かわいそーに。
部下Sだし。どーでもいーやっていうことで。(外道)
その後のL様のセリフ、書いてて爽快ですよ。はっはっは。
>
>>「ま……私もあなたも、不器用……ってことね。」
> その不器用さが二人の魅力でもあるんだけど。
やっぱり。私もそー思います。
>
>>「でも、こうして二人、混沌の中で巡り合えたからいいじゃない。」
>>「……ってことは、俺の愛をやっと受け入れて…」
>>「馬鹿」
>>「うううう……」
>>混沌の中でもなお続く、ルークの「らぶらぶあたっく」が――
>>ミリーナに届くのはまだ遠そうである……
> ああ、こういうのがやっぱりルクミリ!
> ここを読んで私はすごく幸せな気持ちになりました。
ああ、最後にミリーナの一撃があってのルクミリ!!
いつかは届くのかねえ……(遠い目)
>
> 短いですけど、感想でした。
> ほなみさんの他のお話も実はこっそり読ませていただいたんですが、お上手ですよね。
> これからもがんばってくださいね。
> それでは、失礼します。
………!!!ほかのまで………
はううっ感激!!
これからも駄文を書きつづけますが、読んで下さい〜!!
ほなみでした。

……そーいやタイトル、「やみのははのかいなのなかにて」って読むんだど………
どー見ても「うでのなかにて」にしか見えない………
まいっか。